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怪盗ニック全仕事4
怪盗ニック全仕事4
エドワード・D・ホック、木村二郎/東京創元社
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総合評価

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    一年以上かけて少しずつすすめて読了 価値のないものを盗むニック 「価値のない」と言うのが万人にとって「資産価値のある」と言う定義なのかな?ニックが依頼人から盗んで欲しいモノを聞いた後に「それは君にとってどんな価値があるのか?」と聴いてて衝撃 なんとも読み進めるのが遅いため、途中で止まるとまた読み直していた。かと言ってスラスラ読むと「何故盗んで欲しいのか」「どう盗むのか」「真相はなんなのか」がするすると「問題と答え」を見ただけのような気持ちで何も残らずに終わる。 人間関係の変化や、時間の経ち方の表現、心の動きの描写がシンプルすぎて積み重なるものを読み損ねてるのもある。どう読むのがいいのか難しい。 失敗や巻き込まれて終わるの増えてきたかも…

    23
    投稿日: 2025.08.20
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     怪盗ニック第四巻。第一作発表から気づけば二十年近く経っている。ニックもグロリアも年齢を重ねており、関係性にも少しずつ変化が見られるところが面白い。 ・女怪盗サンドラ・パリス登場。けっこう重要な準レギュラーとなっている。サンドラ初登場話が第四巻の幕開けになっているところに、編集者の愛とセンスを感じる。ところでパリスという姓は男性を魅了する女性にぴったりなイメージがあるのかな。と、ポーラ・パリスを思い出した。 ・ニックは五十に近い四十代で、グロリアはもうすぐ四十歳という時代。ニックの仕事はいつも現実離れしているが、二人の間に起こる事件はリアリティがある。 ・仕事失敗のケースが増えてきた印象。仕事の成否は収入に直結するというか生業そのものであり、ここまで続けて読んでくるとそんな生活感もわかってくるので、手数料をもらえるかもらえないかという点に一緒にハラハラする。

    14
    投稿日: 2023.11.09
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    怪盗ニックの第四作。 またもや意外な展開。 ニックにライバル登場。 それが、ポリシーは異なるがかなり腕の良い美女。 さらには、長年暮らしていた彼女と別れることに。 よりは戻るのか? 面白かったのは「紙細工の城を盗め」、 ライバルの美女が拘置所からニックを助け出すところ。 長年の彼女の依頼だったのに驚き。 「臭腺を持つスカンクを盗め」では、 ワシミミズクにスカンクをさらわせようと四苦八苦したり、 死んだはずの人間を見破ったりとこちらも面白かった。

    0
    投稿日: 2019.10.10
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    今回も夜寝る前に1編ずつ読みながら堪能。(ある意味フォーマットが出来上がっちゃってるので連続して読むのには適さないよねw) 今回はニックの周囲でイロイロあって毎度奇妙な依頼もありますが、人間模様が面白い。新キャラの白の女王・サンドラもステキでした。

    2
    投稿日: 2017.06.19
  • 全集も後半に

     怪盗ニックシリーズ全集全6巻も後半の4巻目に突入です。シリーズ全87編のうち45~59の15編を収録。今回のポイントは、ニックのライバル?女怪盗サンドラ・パリスの登場と、初めて読める話が多いこと。  サンドラは冒頭の「白の女王のメニューを盗め」で初登場。この話を冒頭に持ってくるため前の第3巻を14話収録にしたんですね。彼女は4巻では全4編に出演して、ニックと張り合ったり協力したりします。  サンドラ登場作4編は、早川書房の「怪盗ニック対女怪盗サンドラ」(2017年5月時点で電子書籍なし)で読めるのですが、それ以外の11編は、初訳6編と雑誌に載っただけの5編で、多くの読者は初読のはず。かなりお買い得感があります。  注目作は、やはりサンドラ登場作。サンドラはどうやって盗むのかや、ニックとの関係がどうなるのか等の要素が盛り込まれるので、必然的に内容が豪華になります。それ以外だと、盗む物の面白さで「臭腺を持つスカンクを盗め」、ニックの人生の危機「枯れた鉢植えを盗め」、盗みの前に思わぬ事態が起きる「医師の中華箸を盗め」あたりが印象的でした。

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    投稿日: 2017.05.20