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出張鑑定にご用心
出張鑑定にご用心
ジェーン・K・クリーランド、高橋まり子/東京創元社
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総合評価

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    アンティークに絡むコージー・ミステリの新シリーズ。 まじめな雰囲気です。 ジョシー・プレスコットは、アメリカはニューハンプシャーの港町ポーツマスでオークションハウスを営んでいます。 家財を鑑定したばかりの老人が事件に遭い、警察に尋問されることに。 思わぬ事件に動揺するジョシー。 実はかってニューヨークの大手で働いていましたが、そこで痛い目を見た経験が。 正義感から不正を告発したところ、誰にも話しかけられなくなり、辞職に追い込まれたのです。 その後最愛の父をなくし、恋人とも別れ、仕事を立て直すまでに数年かかった様子。 老人の屋敷にあった名画が行方不明になっていて、絵画とアンティークの知識が必要なために、警察から協力を求められます。 正義感の強いヒロインという設定で、でもやたらに無謀な行動をするようなことはなく、着実な展開にほっとします。 その分、にぎやかな楽しさは少なめかもしれないけど。 過去のトラウマから涙もろくなっているのがちょっと、なんだけど、本当は経営者としてやっていけるしっかり者のよう。 警察署長のタイロン・アルヴェレスは40歳ほどで、どうやら釣り合いそうな‥ 信頼関係がこれから順調に築かれていくようです。

    3
    投稿日: 2015.11.06
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    実は期待してなかったんだけど、面白いじやん。 続きも早く出してほしいな。 ジョシーと署長の関係も気になるし。

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    投稿日: 2014.12.13
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    献本でいただいた1冊となります。 アメリカはニューハンプシャー州を舞台とした、 アンティーク×ミステリーな内容、シリーズ第1弾のようです。 主人公はオークションハウスを経営するジョシー、 元はニューヨークで働いていたのですが、、 とある事件がきっかけで都落ち同然にこの町に。 最愛の家族も亡くし、精神的にもなんとも不安定。 そんな彼女が、仕事や現実と必死に向き合い、 立ち直ろうと悪戦苦闘している最中、一つの事件が起きます。 出張鑑定の約束をしていた一人の老富豪が自宅で殺され、 当日打ち合わせの約束をしていた彼女も容疑者の一人に。 最初は警察などに囲まれるその恐怖に、 ただ打ち震えるだけであった彼女ですが、、 一つ一つと向き合い、心を奮い立たせ、自分と向き合い、 結果的には様々な“過去”も乗り越えていくことに。 主人公の感情の振幅の大きさに、少々戸惑いを感じながらも、 ググッと引き込まれて、一気に読んでしまいました。 アメリカ社会における弁護士の位置付けや、 “骨董品(アンティーク)”市場の実情なども興味深く。 日本だとどこか有閑な趣味といった感も強い“古物”ですが、 向こうではもっと生活に根付いているような、そんな印象も。 ただ物語は、そんな身近な雰囲気から一転して、 戦時中のナチスによる絵画強奪にまで幅広く。 マティス、セザンヌ、そしてルノアール、 殺人の動機としてはいずれも申し分なく、、 それでは“犯人”は、、結構王道な顛末でした。 ラスト、一つの恋の始まりを予兆させる内容もあり、 働く女性の物語としてみても面白く、続きも気になりますね~ しばらく手元に残しておこうと、そう感じた1冊です。

    1
    投稿日: 2014.12.09
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    港町ポーツマスでオークションハウスを営むジョシーは、ある日地域の警察署長の訪問を受ける。家財の出張鑑定をした老富豪が自邸で殺されたというのだ。 容疑者となった彼女は、家財リストにあるルノアールの絵が見つからないことを出発点に、仕事と並行して独自の調査を進めるが── 確かな審美眼を持つ腕きき女性オーナーが主人公となる、アンティーク×ミステリのシリーズ第一弾。 訳者あとがき=高橋まり子

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    投稿日: 2014.11.13