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功名が辻(三)
功名が辻(三)
司馬遼太郎/文藝春秋
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総合評価

43件)
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9
22
10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絢爛たる栄華を誇った豊臣秀吉の天下が傾き始めた。老耄の翳がさした豊臣家。じりじりと台頭してくる徳川家康に諸大名は近づき始める。更に北政所と淀殿の間にも派閥の対立が。秀吉の死後、上杉景勝討伐に東征する家康の留守を狙い挙兵する石田三成。 悪役で伊右衛門の立場を引っ掻き回す立場なのかと思った六平太が、千代の前ではちょっと可愛らしい感じで面白い。関ヶ原へ向かう伊右衛門の見所の直前まで。

    0
    投稿日: 2025.11.06
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    関ヶ原の時に、 徳川へつくことをいち早く表明した 山内家は千代の慧眼もあったのだろうが、 一族の存亡をかけた大博打の要素もあったと思う。 様子見をしなかった判断がこの後の隆盛につながったか。

    9
    投稿日: 2025.05.23
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    続いて、第三巻。 面白い。面白味に翳りがない。 どこまでも面白い。 一豊なら信じてついて行ける。 上司なら素敵だなぁ。 さぁ、最終巻。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    秀吉の死と家康の蜂起。歴史の転換点に山内一豊の妻千代の機転。特に石田方の書状を未開封のまま家康に渡すようにする才覚は秀逸と感じた。 最後の一文「事実、山内対馬守一豊といえば、大物でないにしてもすでに小物ではない」は司馬節が効いていてグッときた。 女性を主人公にした大河ドラマも多いが、北政所を主人公にするのも面白いのではと思った。

    0
    投稿日: 2023.10.02
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    3巻まで読んだなかで一番面白かった。 3巻では、秀吉時代の後半と彼の死、家康の台頭、関ヶ原前夜までが描かれている。 有事のまっただなかに放り出された、まじめが取り柄だけの山内一豊が、妻千代の助けを得ながら、いかにその後の山内家の運命を大きく切り開くチャンスをものにするのか。4巻を読むのが楽しみだ。

    0
    投稿日: 2022.10.16
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    いよいよ戦国時代も終わりに差し掛かる。 戦国末期のパワーゲームに加え、普段あまり耳にしない武将まで詳しく書かれるとそれだけで楽しめる。

    0
    投稿日: 2022.09.13
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    読んでいくうちに、これは大河ドラマ映えするだろうな、という印象になる。 - 一人の男ではなく、夫婦での出世 - 実直な夫と、利発的な妻という構図 - 織田、豊臣、徳川と時流に沿って上司が変わる - 歴史上の人物にありがちな短命ではなく、割と長期戦(20~50代まで) 主演仲間由紀恵だったらしい。妻側を主演にする構成もわかる。

    0
    投稿日: 2021.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    晩年の秀吉の老醜ぶりはともかく、この作品が書かれたころは、多分秀吉が庶民のヒーローだったような気がする。 草履とりから出発して天下を取った秀吉は、頑張れば出世が約束されるような夢と希望のシンボルだっただろう。 だから、司馬遼太郎の家康の書きっぷりの冷淡さは、個人的な好悪なのか時代のせいなのか、よく考えないといけない。 まあ、両方なのだろうと思うけれど。 作者は秀吉の創造力に比べて家康の凡庸さを書くが、秀吉が創造力を発揮したのは、築城の早さと遊びの派手さであって、この国の根幹にかかわる何かを新しく作り出したというのはないのではないか。 それに比べて、織田信長の非凡さに比べると地味だけれど、家康の国造りの元である行政制度の組織改革や法整備、江戸という町のインフラ整備は決して凡庸なものではないと思う。 伊右衛門と千代が豊臣ではなく、徳川につくことを決めたのは、山内家(家臣団も含めて)を任せるに足るのはどちらなのかという判断。 これは決して長期的な視野ではなく、この時点での判断ではあるけれど、それは当時の武士としては当たり前のこと。 豊臣家がそっぽを向かれたのは、ひとえに旧来の家臣を大切にしなかったから、家禄を任せることの安心感を与えなかったからにつきる。 伊右衛門と千代が抜きんでていたのは、外様の誰よりも早く、徳川につくことの旗幟を鮮明にしたことだ。 出来過ぎだなあと思うけれども、多分この辺りは史実に沿っているのだろう。 だから上を見るには賢明な夫婦だったのだと思う。

    0
    投稿日: 2021.04.11
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    この巻でも、山内一豊は凡将の感が否めない。 だか、最後の三頁でイメージが一変。 徳川家康と石田三成。 主である家康が勝つのではない。 『徳川殿を勝たせるのだ』 この一言は、痺れた。 山内一豊は、名君である。

    0
    投稿日: 2020.09.28
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    秀吉は千代に言い寄るが、うまく千代に逃げられる。その秀吉は年を取り、終に没する。世は不安に乱れ、千代に誘導され、伊右衛門は徳川方に付く事を決意する。千代は伏見から大坂に移るがそこで屋敷に篭る事を余儀なくされる。

    0
    投稿日: 2019.07.20
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    大河ドラマにもなった大人気歴史小説の第三巻。この巻では秀吉の死から関ヶ原前夜までが描かれている。この巻では特に、山内夫妻の東軍につくと決断してからの機転と駆け引きが、読んでいて胸のすく思いがするほど面白かった。最終巻である次巻の展開が今から楽しみである。

    0
    投稿日: 2018.09.26
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    この巻が一番面白い。将来に希望を持って駆けずり回ってるときが、人間一番溌剌としていられるのだろう。(四巻を読んだ後の記載)

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    投稿日: 2018.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    秀吉の晩年と、その後狡猾に動く家康の話。 日本史ほんとに知らないから、たまに知ってる名前が出てくると「うわぁっ」となる(笑) 板垣退助キター!みたいな(笑) 秀吉の晩年は、なんとも切ない。天下を取ると人は変わるんだなー。 にしても、家康の堅実さよ。小者っぽいのにその後あの江戸幕府を作るんだから、人って、歴史って面白い。 一豊と千代の夫婦愛にもほっこりしつつ、最終巻に参ります。

    0
    投稿日: 2017.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1976年刊。まぁ今更ながらの司馬戦国モノ。才気横溢な賢女と愚直謹厳な男との夫婦物語の点は勿論、老境秀吉が死を迎え、そして関ヶ原へと展開していく3巻のストーリー全体は判っているので、細々した描写しか楽しむところがない。千代の、俗にいう「よろめき」や「迫られ」もあるが、正直、苦笑。予期せぬ悋気も同様。著者に女の生々しさを求めるのは無理があろうが…。大蔵卿とのやり取りも余りに型どおりで…。良くも悪くも男が描く、些か美化された古風な賢女の域は越えない。なお、板垣退助が武田晴信臣板垣信方を祖とする点はトリビア。

    0
    投稿日: 2017.01.21
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    千代の知略がいよいよ冴える本巻、家康に回送した三成からの文の件、屋敷に薪を積み上げる件、秀吉に詰め寄られる件(これはあてが外れたが)といい、関心しきりです。そのトンチが悲劇のガラシャ婦人こと、お玉と明暗か分かれます。あと、本巻にも登場する名脇役、六平太がとてもいい。千代が妖術にかけられるシーンが面白く、六平太も潔い。 戦国時代の勢力分布と諸将の思惑がよく分かり、歴史に興味が沸きます。 最終巻は殊更丁寧に読みたいです。

    0
    投稿日: 2016.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    千代の知恵があれだけ発揮されたのは、伊右衛門が頭が良くなかったから。知恵者はいつも、人徳あるリーダーの影にいる。黒田官兵衛しかり、諸葛亮孔明しかり。・・・といったが、伊右衛門にそこまでの人望があったのか、疑問。w メモ。 関ヶ原の戦いの勝因の1つに、千代とガラシャがいる。徳川方についた武将の懸念は、大阪にいる妻子の安否。秀吉時代の政策で、大名たちは自らの妻子を京都においていた。体のいい人質。さらに、大阪城内の部屋に参内するよう求める。それを、ガラシャの自殺、千代の家に積み上げたわらで家事を起こすと脅す。それで妻子を人質に取りづらくなった大阪側。武将たちは、安心して、戦いに挑んだとさ。

    0
    投稿日: 2016.04.17
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    ついに豊臣が倒れ、徳川が台頭。教科書で学んだのはそれくらいだったが、いろいろなドラマがあっておもしろい。 あいかわらず千代さんは賢妻だが、若いときに比べて段々と感情的に描かれている気がする。

    0
    投稿日: 2015.03.02
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    三巻は、秀吉に待望の男子が生まれ頃からはじまる。秀頼誕生は、いろいろな波紋と影を天下に投げかける。秀吉が跡目としてで関白に据えた秀次、秀次は、関白になり実権を実質的に握り天下に号令したいと考えているが、そもそも、その器ではない。その事がよく解っている秀吉は決して実権は渡さない。秀吉は、豊臣の天下のため秀次を関白にし、そしてその沙汰を悔やんでいる。その行き違いからは「怨み」しか生まれない。そして、秀頼の誕生により権勢を増した淀君と北の政所が角を付き合いそこに派閥がうまれていく、この要となる秀吉が老い、要として朽ちると共に豊臣の天下が傾いていく様を千代の目を通して時代の変換点が描写される。

    0
    投稿日: 2015.01.07
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    山内一豊の3巻目。 秀吉の老いとその周辺にまつわる話から、秀吉没後の、さてどっちに付くというところまで。 一豊自身、律儀者で通っているが、巻の終盤、名将っぷりを発揮する一場面の印象がかっこいい。 成算など無い。そういうことはわからん。わかっておればもともと合戦などする必要の無いものだ。徳川殿を勝たせるのだ。 の一節は感慨深い。この一戦で家運を開く、と言い切った一豊の覚悟は腹に響く。

    0
    投稿日: 2014.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    絢爛たる栄華を誇った豊臣秀吉の天下がかたむきはじめた。かれに老耄の翳がさし、跡継ぎの秀頼はなお幼年の域を出ない。諸大名を掌握し、じりじりと擡頭してくる徳川家康に対して、秀吉は防戦にまわった。かれが死をむかえれば大波瀾はまぬがれぬであろう…。伊右衛門・千代の夫婦は二人して将来への道を必死に探し求める。

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    千代の腹の座り方は凄い。一豊と千代が夫婦二人、二人三脚で功名を掴もうとしていく様は素晴らしいです。夫婦の鏡ですね。

    0
    投稿日: 2013.09.04
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    この巻もサクサク進んだ。ほとんどが同じ司馬遼太郎作品の「関ヶ原」にて描かれているものばかりであり、それを伊右衛門(山内一豊)の立場から描いているに過ぎないからである。 以下に興味をひいた点を引用したい。本巻は何故か前2巻に比べて少なかった。司馬氏、千代の賢母描きに息切れか!?(笑)。 ・千代はつとめて明るく言った。どうせやらねばならぬことなら、不快そうな顔をするのは無用なことだろう。 →秀吉から多くの土木建築工事を命じられた際の千代の心情を描いたもの。なるほど、どうせやらなければならないなら、明るく振舞ったほうが周りへの影響や自身のモチベーション維持にも有用だろう。 ・「智恵ある者は本来、臆病なのかもしれませぬな」と千代は今一度考え直してみた。天下を取ろうと志す者は、一騎駈けの武士の部辺はいらない。ああまで身を護らねばならぬものかと、だんだん感心し始めた。 →石田三成からの夜襲を恐れて徳川家康が大坂から伏見へ逃げたと聴いた、千代のセリフ。臆病さというものは、決して悪いものではないのだ。家康がそうだからこう思えてくる。 時期を待つのだ、と千代は思っていた。時期が熟してギリギリになるまで「政治」などは全く考えずに律義で暮らし、その最も有効な時に伊右衛門の存在を開かせる。そんな時が来そうな感じがするのである。 →徳川か石田か、どちらに付くかに際して。 「(石田からの回文は)見ないようにします。関東表へ送りは致しますが、殿様にも読んでいただかぬようにします。封のまま、家康殿に差し出してしまう、と言うのがお味方としては当然でありましょうを中身を見てからどうこうというのは、不純にとられます。」 →徳川方に付くべしと千代が決めた後の芸である。人の心を知り抜いた憎いばかりの芸である。関ヶ原後、土佐一国を与えられるが、こうした芸において点数稼ぎをしたことによるのだろう。

    0
    投稿日: 2013.08.31
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    三巻は、朝鮮出兵から上杉征伐あたりが舞台です。 千代を中心とした話の運びが軽快で、読み進めるのが楽しいです。 山内一豊と千代とは大きく関わりのない部分ですが、 面白かった点を以下に記載しておきます。 瓜畑あそびの記述がありました。蒲生氏郷の登場にかんして、 「大奥の婦人にもっとも人気のある会津宰相蒲生氏郷である。 (中略)しかも爽快な性格のもちぬしであり、 この時代におけるいわば完成男子のようなおとこであった。」と、 司馬遼太郎さん突然の大絶賛。蒲生氏郷がかっこいいです。 「爽快」であるという賛辞は、 司馬遼太郎さん最大の賛辞なのではないかと思います。 蒲生氏郷の次は織田有楽斎の登場。 「信長の死後は家来筋の秀吉につかえてけろりとしている 脱俗的な老人であった。」とのこと。 有楽斎は大抵の物語の中でおいしい位置を占めています。 上杉の謀叛エピソードは、 さまざまな小説で何回読んだかしらと思いますが、 景勝「上方へは行きたくありません」 兼続「家康には腹が立つから長い手紙にして叩きつけよう」(意訳) は毎回おもしろいです。 「(わたくしが死んだら、伊右衛門どのはどうするだろう) そう思うと、千代はおかしかった。うろうろして途方に暮れるであろう。」 という表現があったのが、おかしかった。うろうろする伊右衛門どの。 山内一豊にだいぶん愛着を感じているのでかわいらしく思えます。

    0
    投稿日: 2012.10.29
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     超下っ端の武士が家来のため、妻のため、死にものぐるいで出世街道をよじ登っていく。歴史的な良妻に乗せられたりしつつ。  成り上がり物語自体も面白いし、何事も妻の意見を聞いていた一豊が土佐の主となるや、急に傲慢になるあたりで、環境が人に与える影響の怖さみたいなものも感じられる、感慨深い作品

    0
    投稿日: 2012.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    秀吉が老いていく様がなんとも哀しい。 『晩年の秀吉には物事の見さかいがゆるみはてて、臣下の女房もまた自分のものというように錯覚するところがあった。』って一体・・・。 関ヶ原の戦いの前の緊迫感、すごいです。

    0
    投稿日: 2011.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    秀吉が死に、次の天下を誰が取るのかで全国が揺れる。いよいよ関ヶ原の戦いへと向かう。山内一豊は鋭い才智は持ち合わせていないが、それでも百戦錬磨の武士として、もはや小物ではなくなっている。

    0
    投稿日: 2011.11.04
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    秀吉の死期が近づき、平安が保たれない。織田信長以前から徳川家康が天下を取るまでの間に生きた人々というのは、本当に大変。むしろ、その中を生き延びた一豊はかなりまれな存在でもある。 奥は奥で、北政所派と淀派に分かれていて、それがのちの天下の分け目にもなるなんて。いつの時代もめんどくさいといえば、めんどくさい。 そんな中、家康の生き方、変わり方というのはウマイとしか言いようがないのかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「ホホホ…鬼婆あ」平穏な時代になるとどこからかポッと権力者が湧いてきて千代は北政所派と淀派との権力争いに巻き込まれる。機転を利かしてひらりひらりと回避していく様はさすが。さて頑固で馬鹿正直で律義な伊右衛門は千代から側室を入れるのを打診されたが、逆上して手を上げてしまう。初夜での約束を守るためとはいえ、伊右衛門は千代のことが大好きなんだなと夫婦愛を感じた。「このおれを男らしからぬと申すか」能力は平凡であれど、戦場での場数は誰よりも踏んでいて歴戦の勇士なんだね。胸が熱くなった。確かにもはや小物ではない。秀吉が死に時代が動く。徳川家康につくことを決意した伊右衛門。ここからは女大名・軍師?千代の外交を駆使した軍略・政治的センスで困難を回避し、家康の信頼を得る。男であったならどれ程の大名になるのだろう。細川ガラシャにも少し触れてあった。なんとも悲しい結末。

    0
    投稿日: 2011.04.29
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    この巻は、頂点に上り詰めた秀吉が落ちてゆくさまが印象的。 そうした状況を的確に判断し、夫を導く千代の賢妻ぶりも見事。

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    投稿日: 2010.06.10
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    司馬遼太郎作品で読んだ中では一番好きです。大河ドラマ化されたのも分かります。千代がすっごく魅力的で、山内一豊なんかのところにお嫁に行って残念…!と思うような。もちろん一豊だってすごい人なんですけど。もしも千代が信長の奥さんだったりしたら、秀吉の奥さんだったりしたら、歴史が変わるかもと思うくらいの賢妻ですね。

    0
    投稿日: 2009.11.28
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    Kodama's review 秀吉死去。秀吉が残したかったものは、未来永劫続く、豊臣家。そのためには、秀頼はあまりにも幼すぎたか…。そして、一豊は…。 (06.1.20) お勧め度 ★★★☆☆

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    投稿日: 2009.11.18
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    NHK大河ドラマ原作。 豊臣秀吉の家来山内一豊の物語だが嫁の千代が主人公だと思う。 千代は理想の女性だと思う。

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    投稿日: 2008.07.22
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    まあまあ、夫の凡庸さに思うところはあっても、やっぱり、この夫でなけりゃ楽しくないんだろうなぁと思いますよ。 しかし、信長、秀吉と仕えていたところが、功名が辻だと思っていましたが、実は、この関ヶ原あたりが、本当の辻だったのですね。 それはちょっと、思っていなかった(迂闊!) 賢いのも、やり過ぎると嫌みになるし、そのバランス感覚が、いいんでしょうね。

    0
    投稿日: 2007.12.24
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    天下を統べた秀吉の死。時代は大きく変わろうとしています。山内一豊は妻、千代の助言を受け入れ家康のもとへ・・・。夫婦の夢は叶うのか?文章はとても読みやすいです。

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    投稿日: 2007.10.23
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    淡々と進む話。竜馬ほどは熱くのめり込めないのは、主人公のキャラクターのせいなのか。最後、どのように終わるのかが気になるところ。

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    投稿日: 2007.08.26
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    秀吉の晩年における園遊会、そして、醍醐の花見は、彼の華やかな性格を大いに現わす場面である。人心掌握の才能は天性のものだろう。その秀吉没後、石田側か、徳川側か、どちらにつくべきかを迷う一豊に、千代の助言が例の如く反映する。政治的な誠意の示し方など、千代が大名であったら完全に日本の一時代を築けたのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2007.08.19
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    秀吉は古今類のない園遊会好きなだけに、その構造の雄大さ、巧みさも比類がない。遊びにも「企画力」があるのだ。千代はこの醍醐の花見をみて、つくづく(この人が天下を取ったはずだ)と思った。たとえば家康の構想力など、秀吉が月だとすればすっぽんどころか、泥がめでしかないだろう。天下取りも構想力なのである。夢と現実をとりまぜた構想をえがき、あちらを抑えこちらを持ち上げ、右はつぶして左は育て、といったぐあいに、一歩一歩実現してゆき、時至れば一気に仕上げてしまう、その基礎となるべきものは構想力である。(p.122)

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    投稿日: 2007.07.10
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    購入して2日間で一気に読みきりました。 秀吉がその命を削るような繁栄を続ける中、水面下では次の時代に向かう新たな流れが生まれ始めます。 そして秀吉の死とともにその流れは激流となって天下を、諸大名を飲み込むこととなります。

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    投稿日: 2007.02.27
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    この巻では、秀吉晩年の末期的症状のあれこれと、関ヶ原前夜の武将達の動向が主に語られます。 遠征や築城にかかる費用を秀吉は自分では出さず、大名達に自腹を切らせていたとは驚きました。 ご道楽がいつ止むかと全国が待ちかねている有様だったんですね。 千代は淀君に呼び出され、味方になるように迫られて、キッパリ断ってしまいます。この辺〜ドラマに出てくるでしょうね。 ついに挙兵した三成方から届いた誘いの書状を、封を切らずに徳川へ見せるようにと、陣中にある一豊に言ってやったのは史実。 こちらの方が、十両で名馬を買ったのよりもお手柄ですね。本当に賢かったんだとよくわかります。 同じ時期にガラシャ夫人は自邸の礼拝堂で家来に胸を突かせて自決。 ガラシャは名高い美人で、夫の細川忠興の熱愛ぶりは当時珍しいほどだったため、奥方を人質に取れば寝返るのではと狙われていたとか。 このいきさつも鮮烈です。

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    投稿日: 2006.10.27
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     秀吉が死んだことで動き出した家康側につくか、秀吉の息子である秀頼側につくか大名の動きについて書かれています。一豊は中立の立場にいましたが、結局家康側につきます。  相変わらず千代は頭が回り、立ち回りもうまいなーと感心させられます。この巻では千代が秀吉と六平太に迫られたりもしました。秀吉については良い所も悪い所も書かれていて憎めない人だなと思いました。今回は六平太が結構出てきて嬉しかったです。

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    投稿日: 2006.07.19
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    「徳川殿はまだか」  と、伊右衛門は朝から何度となくつぶやき饗応の支度をととのえて待っていた。 「対馬守どのは苦労人である」  といわれているだけあって、こういう接待についてはかゆいところまで行きとどいた神経をつかう。 (P.241)

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    投稿日: 2006.06.28
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    秀吉が他界してから三河につくか、大阪につくか。そして徳川につくと決めてから忠誠心を表すためにした事っていうのはかなりの一大決心です。これが失敗する可能性だって十分あったわけだけど。。でもそうならなかったのも千代の機転の良さと政治的感覚の鋭さゆえかも。。

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    投稿日: 2006.03.18
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    豊臣家の世。 しかし、世継ぎをめぐって派閥と陰謀が蠢いている 時期であります。 戦がないため、 われらが千代と一豊の戦功をたてる場が 余りありませんが、 諸大名との「お付き合い」でも 実直、しかし盲従ではない、 という態度を貫いているところが この夫婦らしいところです。 さて、山内家は現在2万石。 ここから24万石への飛躍は…?

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    投稿日: 2006.01.04