そのままの歳で異世界に行ってしまって、カバンの中にある自分の部屋と繋がっている。その異世界の人々と関わっていろいろやらかすわけだが、結構進め方が強引と言うかご都合主義というか、まあねえと思うのだが、それなりに面白い。今回はメイクアップがポイントだね。

　セール時に１巻買って読んでみたら、面白くてどうにも続きが気になって、ちょうどやっていたPt還元キャンペーンにも後押しされて一気に購入＆読破。全4巻で起承転結、一応完結していて良かった。途中でおあずけされていたら、どうなっていたことか。 　ヒロイン・リエスは年相応に良識ある大人なので、突然の異世界でも比較的冷静に行動を起こします。かと思いきや、たまに飛び出るびっくり箱のような特技がっ！本人は自虐的ですが、たいしたもんです。 　これだけやる気も行動力もあるリエス、どうしてこの歳まで結婚できなかったのか不思議だな～と思っていたけれど。リエスのことを少年と思い込んでいるラトはともかく、リエスの言動にたまに固まってしまうシャルトとか、リエスのことを女神と呼んで崇め奉るトゥロンとか、事あるごとに嫁に来いというあの人とか、どう考えてもあからさまなんですが？リエスさん？いくら最初の誓いがあるとはいえ、もしかして？という途中からの疑念は、4巻の最後まで読んで、ほぼ確定です。リエスにハリセン渡して、彼らに突っ込んでもらいたいのと同時に、誰か彼女に突っ込んでくれ～！