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英会話不要論
英会話不要論
行方昭夫/文藝春秋
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総合評価

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    反論できるものは何も持ち合わせていませんが、 そうはおっしゃいますけど、 誰もが、いや、ほとんどの人が、 先生みたいな頭脳やマインドを 持っているわけでは無いんですよ。 「そんな考え方もあるのか」と参考になったが、 私には関係ない論ですね。

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    投稿日: 2024.08.16
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    英会話偏重の英語教育への警鐘 話す?聞くのベースには常に書く?読むが必要であり、文法や訳読は英語の基礎力を高める。 帰国子女が自動的にバイリンガルになるのは幻想で、あくまで上手くいった例にすぎない。 結局は英語の習得に必要なのは基礎学力と学習への強い意志である。

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    投稿日: 2018.11.23
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    英文学者ならでわの視点があった。夏目漱石は英会話ができなかったというウソがなせ広まったのかの反証が面白い。オーレックスの辞書について初めて知ることができた。

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    投稿日: 2018.08.11
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    会話偏重型に批判的なのはわかる。英語も読めない人が会話できるわけがないっていうのもわかる。だけどその例がちょっと狭苦しい。ただ、翻訳の難しさや、夏目漱石はじめ本気で英語を身につけるにはどれだけの本気さが必要かなど、そういう点は興味深かった。

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    投稿日: 2016.09.04
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    江利川春雄 受験英語と日本人 市川力 英語を子供に教えるな 中公新書クラレ  シカゴの塾で英語を教えた  簡単な日常会話ができる第一段階  学校で、理科、社会、数学、国語などの強化を理解できる第二段階  日本語で第一段階に達していると、英語でも第一段階に達する。ただし、日本語で第二段階に達するための努力を怠っていると、英語で第二段階に達しない カナダで英語圏からフランス語圏に移ってきた場合  低学年で来た子供の歯フランス語を母語とする友人と喋り出すのが早いけど、教室で使うフランス語はいい加減で、レポートを書くのが苦手  高学年で来た子は、フランス語を母語とする子どもと友人になるのに何ヶ月も要するが、まもなく教室の学習に藤生なくフランス語を使えるようになる 話すと書くは表裏一体 解釈に強くなるための英文50 岩波ジュニア新書 漱石 方丈記の英訳 漱石よりアタの時代に学生の英語力が低下してきたのは、日本が成長発展して、昔のように、外国人の教員に英語で講義してもらう時期がすぎたせいだと漱石は述べている

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    投稿日: 2015.09.27
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    タイトルがやや突っ走っている感があるが、早期英語教育や(過度に?)コミュニケーションを重視した英語などに警鐘を鳴らしている。筆者の立ち位置を理解した上で読んだつもりなのでさほどの驚きはないが、共感できる部分はいくつか。乱暴にまとめると、英語ができないという前にきちんと勉強している?のってことか。周りをみると、日本人の英語力は増していると思う。〝費用対効果〟という観点ではもうちょっと望まれるのかも知れないが、言語としての日本語と英語の距離を考えるとこんなものだろうと思ってしまう。極めようと思ったら、日本語を極めるのも相当難しいはず。

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    投稿日: 2015.03.24
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    日本人と英語の付き合いを考える上で示唆に富む一冊。 知らなかったことが多く、例えばバイリンガルって意外と成功せず苦労する話とか、夏目漱石の英語力は飛び抜けて優秀だったり、時代とともに読み書き重視から聞く話す重視の英語教育に変遷してきたこととか、偉大な翻訳家にも誤訳があるってこととか。 自分も同感なのが、日本人の英語力が伸びないのはモチベーションの問題ってことや、読み書きはできるってのが実はそうでもないこと、今までの学校教育が潜在的な英語の素養を養っていることなど。 今後も謙虚に英語の勉強を重ねていきたくなりました。

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    投稿日: 2014.12.22
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    行方昭夫さんといえば、英文解釈・英文精読の大家じゃないですか!その方が「英会話不要論」とはどんな内容なのか気にならないはずがありません。 …ということで読んだのですが、内容的には「さすが」と唸らされます。(当然ですね) 私も、行方さんのおっしゃるように、文法や訳読中心の学校英語が日本人が英語が出来ない諸悪の根源のように言うのは違うと思いますね。お門違い。その点についてはこの本は完璧な論陣を張っていると思います。間違いなく一読に値します。 なお、帰国子女の英語についての章は私も大いに考えさせられます。他人事ではない、直面している課題だけに…

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    投稿日: 2014.11.12