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powered by ブクログ2024年12月8日、「天才読書」のビル・ゲイツのおすすめ本として登場。 1991年にビルゲイツがウォーレン・バフェットに出会って間もなくして、おすすめの本を紹介してもらったのが本書。 ゼロックスの失敗と、棚ぼたしたビル・ゲイツ。
0投稿日: 2024.12.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本作は、『タイム』、『ニューヨーカー』でライターをつとめたジョン・ブルックス氏による、米国経済エッセイ集、のようなもの。 いわば戦後米国の経済博物誌、とでも言ったところ。 表紙の帯に『ウォーレン・バフェットからビル・ゲイツに渡され、20年間読み続けられた最高のビジネス書』とありますが、やや誇張である気がします。 ・・・ 戦後米国1950’s-1960’sの経済ネタが太宗であることから、やや古臭いなあ、というのは第一印象。 その中でも今でも教訓となり得るものもあれば、今では考えられない・あり得ない、というものもあり、一種の昔話、「かってはこんなこともあったそうですよ」という物珍しさと共に読むので丁度良いののかもしれません。 ・・・ その中で特に面白く読んだのは、以下の三つです。 「第10章:営業秘密の変遷 ― ダンス・クッキー・宇宙服」 こちらはとある化学メーカーで宇宙服開発に従事していた男が、他社への転職を上司に告げると、営業秘密の持ちだし禁止を言い伝えられ、果ては訴えられるというもの。 書類で営業秘密を持ち出すのは当然アウトです。でも、その会社で得たノウハウ、あるいは転職者が体得したスキル、そうしたものも営業秘密になり得るかもしれない、と思いました。これが国を跨ぐ転職の場合(米→中・ソとかその逆とか)など、結構シャレにならない騒ぎになりかねないのだろうなあと思いました。 もちろん私には秘密になるような技術もノウハウもありませんが、勝手に想像して勝手に震えていた次第。 ・・・ 「第5章:コミュニケーション不全 ― GEの哲学者たち」 こちらはGEによる談合のお話。 コンプラと営業目標は常にジレンマになるファクターだとは思います。その中で、営業トップが談合をしたことを「遠回しに」マネジメントに報告する。しかし、経営トップはその「遠回しな」方向をある時はダイレクトに、ある時は全く違った意味にとらえるという話。 今ならば経営者も連座して退任することが多そうですが、今回の場合は営業部門が罰され、経営陣は安泰だったという話。タイトルは言わば揶揄。 ・・・ 「第2章:公正さの基準 ― テキサス・ガルフ・サルファー社インサイダー事件」 これは古きアメリカの資源企業のインサイダー取引の話。 じわじわと関連者が少しずつ株を買っているのが、微妙にコミカルでいじらしい。当時のブルームバーグだかロイターだかの証券ニュースはタイムラグがあったそうで、当該企業が鉱脈発見を記者発表した後に株を買った副社長か何だかが「未公開情報をもとに株を売買した」と嫌疑をかけられたのがちょっと気の毒。 ・・・ それ以外にも、大々的に新車開発に失敗した「第1章:伝説的な失敗 ― フォード車エドセルの場合」、或いは、仕手戦に戦いを挑んだスーパーマーケット経営者の記録「第1章:最後の買い占め ― メンフィスの英雄かく戦えり」などは面白かったです。 ・・・ ということで20世紀米国の経済事件簿、的なエッセイ集でした。 これを読んでも、企業とは、とか云々は語れませんが、ちょっとウンチクが増えた気にはなれました。
0投稿日: 2024.10.22
powered by ブクログ第1章 伝統的な失敗 ― フォード社会エドセルの問題 第2章 公正さの基準 ― テキサス・ガルフサルファー社インサイダー問題 第3章 ゼロックス、ゼロックス、ゼロックス、ゼロックス 第4章 もう一つの大事件 ― ケネディの死の裏側で 第5章 コミュニケーション不全 ― GEの哲学者たち 第6章 最後の買い占め ー メンフィスの英雄、かく戦えり 第7章 二つ目の人生 ― ある理想的なビジネスマンの記録 第8章 道化の効能 ― いくつかの株主総会にて 第9章 束の間の大暴落 ― 永遠のホセ・デ・ラ・ヴェガ 第10章 営業秘密の変遷 ― ダンス、クッキー、宇宙服 訳者あとがき
0投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ訳者あとがき 本書は一九五九年から六九年にかけて執筆されたエッセイのアンソロジーである。二〇一四年の夏になってビル・ゲイツ氏が「最高のビジネス書」として紹介し、しかもウォーレン・バフェット氏から二〇年以上前に借りて、それ以来何度も読み返している本であるというエピソードがついたことで大きな注目を集めた作品だ。 著者ジョン・ブルックス氏は一九二〇年にニューヨークに生まれ、一九九三年にこの世を去っている。プリンストン大学を卒業後、第二次世界大戦で陸軍の通信部隊に勤務したのち「タイム』誌の編集者の仕事に就いた。その後、優れたルポルタージュや短編小説を掲載することで定評のある『ニューヨーカー』誌のスタッフライターとなり、ストーリーテラーとしての腕に磨きをかけた。一九二九年の大恐慌、六〇年代の黄金期、八〇年代のM&Aブームなどをテーマに多数のノンフィクション作品といくつかの小説作品を残している。 本書の各章で取り上げられているのは、いずれもアメリカ経済史の転機となるような出来事だ。株価大暴落、不祥事、法廷闘争、マーケティングの失敗例といった史実に関する記録だが、四〇年以上の時を経ても、それぞれの物語に時代を超えた普遍性が見られるのは驚くべきことである。たとえば第5章「コミュニケーション不全」では、一九五〇年代の価格カルテルについて、経営トップらが「何も知らなかった」と言い切ることの理不尽さが浮き彫りになる。この章を読むと、全米第七位の売上総額を達成しながら二〇〇一年にあっけなく倒産したエンロンの粉飾決算事件を思い出す。創業者からCEOの職を引き継いだジェフ・スキリング氏は社内弁護士による粉飾に関する報告を受けたとき、問題は対処済みとの説明に安堵し、「われわれは雪のように潔白なんだな」と応じたという。真実から目を背け、正しい道を選ぶ機会を逃した姿は本書の人物たち酷似している。 第4章「もう一つの大事件」は、倒産の淵にあった証券会社の一般顧客を守るため、ニューヨーク証券取引所の旗振りのもとで金融機関が一致団結するという、一九六三年の手に汗握る物語だ。結末はほとんど正反対だが、二〇〇八年九月のリーマンブラザーズ破綻期と重なる。二〇〇八年のケースでは、ヘンリー・ポールソン財務長官の仲介のもとでウォール街の重鎮たちが綱渡りの交渉を重ねたが、民間資金によるリーマン救済は実現しなかった。結局のところ、金融市場の安定化のため巨額の公的資金の投入を余儀なくされたことは記憶に新しい。さまざまな意味で現在と過去に思いを馳せずにはいられない。 本書の素晴らしい点は、半世紀近くたったいま読んでも、単に歴史的事実の記録にとどまらず、それぞれの出来事の裏側にある人間的な側面が鮮やかに伝わってくることにある。著者は丁寧に取材を重ね、成功と失敗の物語に隠された苦悩や葛藤に斬り込み、また一方で、有能であるはずの各界のリーダーたちがどうして道を誤ったのか多くの示唆を与えてくれる。ブルックス氏の文章はあくまでも抑制されたものであり、お説教めいたことを書き連ねたり、声高に何かを主張したりするわけではない。登場人物たちの心の機微を感じ取るのは読者の役割であり、それが本書を読むことの一つの醍醐味にもなっているように思う。 また、時代を経た作品であるがゆえの楽しみとして、一九五〇年代から六〇年代にかけての視点に立った著者が折に触れて、「未来の社会」について示唆しているのが興味深い。なかでも、第3章「ゼロックス、ゼロックス、ゼロックス、ゼロックス」にある「六〇年代後半に未来の図書館にもっとも近づいていたのは、ゼロックス傘下のユニバーシティ・マイクロフィルムズだ」という一文は印象的だ。私たちはすでに、デジタル技術により世界中の情報を手元に手繰り寄せることができる時代にいる。一九六〇年代、急成長期にあったゼロックス社はコピー機市場での競争優位は永続しないと判断し、異業種に参入する先見性を持っていた。ところが七〇年代以降、同社はパロアルト研究所でコンピューターのグラフィカル・インターフェースやマウスを開発しながらその果実を手にすることなく、アップルやマイクロソフト、IBMに豊かな市場を明け渡した。高い企業倫理と好業績のなかでも自戒するバランス感覚を備えた組織さえ、安泰ではないのがビジネスの世界なのだろう。 本書には個性的な人物が続々と登場するが、なかでも異彩を放っているのが第6章「最後の買占め」の主人公であるクラレンス・ソーンダーズだ。伝説の相場師リヴァモアを引き込んでウォール街に勝負を挑んだ逸話はそれだけでもドラマチックだが、事業家ソーンダーズが描いた未来図は革新的なアイディアに満ちている。彼は晩年にKeedoozle(キードゥーズル)という実験的全自動式スーパーを立ち上げているが、その名は"key does all" (鍵一つで買い物ができる) に由来すると言われる。時代が少しちがったら、彼こそがワン・クリックのオンライン・ショッ ピングモール第一号を創業していたのではないか。そんな想像をしながら本書を読み進めるの もじつに楽しい。 時代は変わる。しかし、人間の本質はそれほど変わらない。ブルックス氏は一七世紀のユダヤ人商人の著作を引用したり、シェイクスピアをはじめとするエリザベス朝演劇のモチーフを引き合いに出したりしているが、そんなところにも人の普遍性を見つめる著者の姿勢が表れているように思われる。本書に記された歴史的な成功や失敗の経験には、ビジネスという冒険に踏み出す誰にとっても貴重な教訓があるはずだ。本書はこのめまぐるしい現代においてしばし立ち止まり、よりよい方向に進路を取るための助けになるのではないだろうか。 なお、原書は『ニューヨーカー』誌に掲載されたエッセイを編纂した一二の物語から構成されているが、アメリカ連邦税法、および金本位制をテーマとした二つの章を割愛し、「一〇の物語」としたことをお断りしておく。 最後に、本書に出会うことができたのはダイヤモンド社の横田大樹氏のおかげである。横田氏とのやりとりのなかで本書への理解を深められたことはかけがえのない経験だった。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。
0投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ購入した本。ビルゲイツ、ウォーレンバフェットおすすめの本。 ゼロックスは「不可能と思うほど困難な目標に向かって、必ず達成できると周囲を鼓舞すること」を大切にしている。 ソーンダーズの逸話は定期的に読み返したいと思うほど興味深かった。どんな逆境であろうとグリットをもって突破する姿勢は参考にしたい。 「ビジネスの時代に生きながら、ビジネスに関わらないのは、人生を不完全なものにしている」 デ・ラ・ヴェガの名言。「株の売買に関して助言をしてはならない。なぜなら洞察力が鈍ったとき、善意の助言が最悪の結果につながることがあるからだ」 時代は変わるが、人間の本質は変わらない。この本の主題はこれに尽きると思う。ただ各ストーリーのメインメッセージを抽出するのは難しいと感じた。
0投稿日: 2022.06.18
powered by ブクログオットーフォン・ビスマルクは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言っているが、この本では、責任ある立場の人は、判断を誤れば組織の多くの人を路頭に迷わせることもあると言う点で、この様な過去の失敗談や美談として時が経ったものは、一読の価値があると思われる。ただし、この本が一回読んで、あぁそうだなと思うかどうかは、実体験というか置かれている状況の近さと言うか、環境がある程度理解できる人じゃ無いと、面白くないっていう感想になると思われる。もっと楽しいストーリーは他にも幾らでもあるでしょって。 何故そうなったのか?については、一つのケースでさえ、視点が違えば、違う感想が出て来そうだが、それでも一つの答えが提示されてるから、何も無いわけじゃない。倫理的な観点を学べるわけでも無いし、なんだろう、不思議な本。 想定読者は、40代以降のサラリーマン(経営層)だと思われる。
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログビルゲイツが何度も読み直した本と言うことで有名ではあるが、どちらかと言うと大企業のCEOクラスの人たちが読むような内容である。大企業の取締役級における人たちが日頃経営運営する中で経験しうる経験談が記載されている。勉強にはなるが一般的なノウハウ本とするより経営陣が日ごろの抱えている問題や体験物語として読むには最高のビジネス書だと言えるかもしれないが、一般受けするとは思えない。
0投稿日: 2020.11.16
powered by ブクログアメリカの事例ベース。理論が書かれているわけでなく事例ベースでそれぞれが示唆を得る形式。 タイトル通りかもしれないが、ある程度の規模がある組織に属していたり多人数の絡むプロジェクトにいる人のほうが自分ごととして読めると思う。多くの人が絡むとそれぞれの想いが複雑に絡み、そこから良いことも悪いことも起こる。事例を通じて改めて痛感させられる。
0投稿日: 2020.09.27
powered by ブクログ日本書籍のタイトルは上記の通りですが、原題は「Business Adventures」。 つまり企業の失敗話の話ではなく、成功事例も載っていたりして、いわゆる「会社経営って、冒険そのものなのだ」ということを知るための本だと思った。 例え成功していたとしても、そこで奢らずに、ちゃんと顧客と従業員とに向き合えるか? この中でのエピソードで、確かにビジネスで成功を収めたが、大事なものを失っていく様子も描かれている。 経営に安定はない。それ故の「冒険」なのだろう。 しかし人間は懲りないものだ。 これだけ成功事例、失敗事例は体系化され、知識として蓄積されているにも関わらず、いまだに、人と企業はどこかで間違える。 当社の経営は、本当に正しい道を進んでいるだろうか? 「真摯さ」を失ってないだろうか? 自己の反省も含めて考えさせられた一冊! (2017/04/23)
0投稿日: 2020.09.06
powered by ブクログどこで間違えたか、間違えなかったのかを、丁寧に記述しているが、クリアに示している訳ではない。要は誰もが間違うリスクとともにある、ということがこの本の要諦のように思う。
0投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログウォーレン・バフェットからビルゲイツに渡されたという、伝説のビジネス本。 本書は、名門雑誌『ニューヨーカー』で記者として長年勤務したジョン・ブルックスによって1969年までに記されたものである。 GE、Xerox、フォードといった著名企業の経営者たちに加え、ウォール街のブローカーや成り上がりのビジネスマンなどの物語が10のパートに渡って描かれる。 彼らがその人生やビジネスにおいて、「どこで間違えたのか(あるいは間違えなかったのか)」が筆者の丁寧な取材を元に、鮮明に描かれる。 本書は声高に筆者の主張を唱えるものでもなく、成功のためのノウハウを単純に伝えるものでもない。 彼らの物語や人間性から何かを感じ取るのは読み手の仕事であり、そこに本書の深さと価値がある。 半世紀余り前に記され、確かに時代背景や事例は古めかしいものではある。しかし失敗や成功の原因となる「人間の本質的な部分」を洞察するにはこれ以上ない一冊である。 本書は間違いなく、めぐるましく移りゆく現代においてしばし立ち止まり、より良い方向に進路をとるための助けとなる。 現代に生きる全てのビジネスマンが一度は読むべき古典の1つである。 「時代は変わる。しかし、人間の本質はそれほど変わらない。」ー本書より抜粋。
2投稿日: 2020.05.03
powered by ブクログビルゲイツが"最高のビジネス書"として何度も読み返している本らしい。 アメリカ経済の転機となるような出来事、例えばフォードの失敗、Xeroxの株暴落、GEの価格カルテルなどが取り上げられている。 いずれも登場人物の内面にフォーカスしており、課題はいつの時代も変わらないことを示唆している。 個人的には、永遠のテーマである"コミュニケーション"についての章が特に興味深かかった。 "コミュニケーションの断絶は、個人の内面から生じる。自分自身との対話がうまく行かなければ、他人との対話など不可能だ。 中略 そうなると、明確な命令を発するよりも曖昧でいるほうが好都合だと言う考え方が生まれてくるのは無理もない。"
0投稿日: 2019.07.10
powered by ブクログどちらかというと説話集に近いかな。 面白いのだけとどこか掴みきれない感がある。何が言いたいのか伝わりそうで伝わりにくい、みたいな。(俺の読解力の問題??) 「ウォーレン・バフェットからビル・ゲイツに渡された…」なんて書かれているので結構興味深かったんだけど。 例として取り上げられている話が古いから、21世紀も15年近く経過した現代だとピンと来ないというか。フォード車のエドセル、とか言ったら知ってる人は知ってるのかな。 こういう話はいかに肌身に感じられるかどうかが重要なポイントだと思うから、そういう点ではもっと「近い」題材を扱っている本のほうが面白く感じられるのだと思う。 自分がアメリカ人でもう少し昔に読んでいたら、もっと得られる物があったのだと思う。
0投稿日: 2019.02.15
powered by ブクログ・企業が重要な社会的関心事について立場を表明すれば、つねに自分自身が問われることになります。大切なのはバランスです。ただ当たり障りのないことを言っているだけでは与えられた影響力を無駄にしてしまう。だが、すべての重要な問題について立場を明らかにすることもまた不可能です ・裁判を経験したウォーゲマスは、失言に懲りたとでも言うように、ゆっくりと言葉を選びながら慎重に語った。六か月もの時間を裁判に費やした彼は、一度でも失言をしようものなら罰金に懲役、技術者としての破滅が待ち受けていることを肝に銘じて働き続けることになるだろう(グッドリッチ社 ウォーゲマス)
0投稿日: 2018.11.04
powered by ブクログ20年以上前にウォーレン・バフェットがビル・ゲイツに推薦しゲイツが最高のビジネス書として紹介したという本書の原題は「Business Adventures」、1959から69年に書かれたエッセイ。日本語タイトルは答えを明らかにしてくれるような響きがあるが、評価したり結論付ける訳ではなく、フォード、GE、ウォール街などで当時起きた(今となっては)史実をむしろ淡々と書き綴られたケーススタディのよう。法整備や経済状況は異なれど、人間の思考、行動という観点からは現代に通ずる。
0投稿日: 2018.10.09
powered by ブクログ企業があるからこそ起こることにフォーカスして人と人の間の問題を取り上げた1冊で、特に外資の中でもアメリカのかつての大企業の性格をよく浮き彫りにしている1冊だと感じました。日本の企業やアメリカでも現代のGAFAのような大企業では少し違っているだろなと。でも、まず今の企業群とそれを取り巻くルールの起点になったような、第一世代のトピックスが取り上げられていて非常に興味深かったです。1番印象に残ったのは、「それが起こったあとにはいくらでも分析ができるのに、なぜそれが起こることは予想できないのか」という視点。ここは今の自分たちも課題かなと。
0投稿日: 2018.08.25
powered by ブクログ・過去の企業の失敗談 ・1960年前後 ・ボリューム大 ・フォードとGEの事例を読んだ 新製品の開発はタイミングが大事
0投稿日: 2017.04.20
powered by ブクログ評判が良くて読んでみたが、事例が古すぎて興味が続かず、途中で読了断念。冒頭、フォードの「エドセル」のマーケティングの失敗事例は、巨額の費用を投じたにも関わらず、「マーケティング」に頼りすぎたため、まったく売れなかったり、差別化しすぎておかしなデザインの車体になったり、リリースした製品が故障ばかりで顧客に呆れられたりと、同じような仕事をしている身として肝に銘じておきたいあるある話だった。
0投稿日: 2017.01.19
powered by ブクログビル・ゲイツがウォーレン・バフェットに薦められたという伝説の書。 米国経営史における重大事件の取材記録なのだが、経営陣をはじめ事件当事者の体験が生々しく、新製品開発の興奮、証券取引所の臨場感、金融危機の焦燥感をその場にいるように感じられる。 事例の大半は、金融市場の話で、米国にとって経営は事業ではなく金融なんだな、とあらためて思った。
0投稿日: 2016.02.23
powered by ブクログ経営者が採るべき道を誤った事例を紹介しているが、いかんせん事例が古い。とは言え、本質をついているとは思うが。 価値観の変化、技術の進展などが顕著な例だが、徐々に自社を取り巻く環境が変わっていることに気づかず、もしくは気づいていても対策をとらず、問題を大きくしてしまうことがどうも多いようだ。戦略策定時には、よく環境分析が大切と言われるが、どういう意味があるかを理解していないと、単に事象をなぞることだけになるだろう。そういう観点からすると、環境分析をすべきはスタッフではなく、経営者自身だろう。 もう一つは、社内の譲り合いというか、コミュニケーション不足の問題。経営者は曖昧な指示というか意見をすることがあり、意図を確認せずに実行に移すとおかしなことになる。曖昧さを残すのであれば、誰にやらせるか、という任命権の行使に留意すべきだろう。 気づかされたのは、自らを客観的に見ることの難しさ。適切に自らを客観視していないと、本当に正しいことをしているのかが分からなくなる。
0投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログ訳者あとがきには、 本書は1959年から69年にかけて執筆されたエッセイのアンソロジーである。 と書かれている。 そうだよなあ。 内容が古いもの。 だけど、もはや昔話だと思っていたそのさなかに自分が生まれている、ということに改めて驚く。 ダイナミックな20世紀の半分近くをリアルタイムに生きてきた割には、実感がないのは、そのダイナミズムは、1960年代が中心だったからなのかも。 書いてあることは、あくまでも、物語であって、タイトルに対する回答が直接的に書かれている訳ではない。 だからこそ、何度も読み返す理由があるのかも。 まだ、読み終わってもいませんがね。
0投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログ1960年代に書かれた本だが ビルゲイツが紹介したことがきっかけで人気が出て、邦訳も出版された、とのこと。 ノンフィクションだからなのか、 文化的な違いがあるからなのか、 この章で著者が伝えたいポイントはどこなのだろう、と読んでいて思うことが何度かあった。 読み手に委ねているのかもしれないが。
0投稿日: 2015.07.04
powered by ブクログ40年以上前に書かれた金融専門記者兼作家のビジネスエッセイ集であり、最近になってビル・ゲイツが約20年前にウォーレン・バフェットの薦めで読んで以来、今も最高のビジネス書であると紹介したことで話題となった一冊。 新製品の不振、株価暴落、インサイダー取引、情報漏洩など、50~60年代の米国で実際に発生したビジネス事例について、当事者への綿密な取材をもとに、個人や組織が様々な要因によって失敗したり、失敗せずに踏みとどまる姿を、今日の行き届いたビジネス書のように要点を整理することなく、ひたすら淡々と描く。読み手に考えることを促すという意味では、いわばケーススタディの古典ともいえる。 資本主義とは自由と責任のバランスの上に成り立っており、そのバランスを保つのが法律やルールであったりする。本書のような事例が発端となって法整備や技術革新等が進み、今日では発生し難くなった失敗もある。一方で、失敗に至る基本的なメカニズムが、個人の倫理観や組織文化に依るところが大きいことは、今日でも変わっていない。著名な経営者に限らず、読み継がれる価値のある良書。
0投稿日: 2015.06.08
powered by ブクログ少し古い1900年代の中盤欧米での経済関連のいろいろな 事件、有名な出来事における話。 やはり少し古い気はしますが、書いてあること。 言わんとすることは今でも十分に読み応えのある内容です。 あまり直接的な示唆や教訓が書かれてあるというよりも 淡々とおこったことや登場人物の心情が書かれてあり それだからこそ面白いと思えます。 面白い。と思います。
0投稿日: 2015.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1960年代のアメリカの企業や証券市場での出来事を通じて人々がどのような行動をとったのかやその心理を書いた一冊。 GEやフォードといった有名企業で起こった経営の失敗や価格談合といった事柄について内容と人々の心理が書かれていて、時代背景が全くわからないところもあり、非常に難しい印象を全体的に感じましたが、フォード社や株主総会の話などは興味深く読みました。 日本企業とは全く異なることを全体的に感じると共に当時の時代背景を伺い知れることもできました。 半世紀以上前の物語ですが、リーマンショックなど今の時代とリンクするものも多くあり、人間の本質は変わらないということを本書を読んで感じました。 また、時間が経ってから読むと印象ががらりと変わるとも感じました。
0投稿日: 2015.04.16
powered by ブクログ事例の古さは否めない。想定外の失敗はミスジャッジやヒューマンエラーから発生するが、IT技術が普及した現代にとって本書から学べる教訓は限定的なものかもしれない。 読み物としては各章面白いのだが本質や肝が分かり難い。
0投稿日: 2015.04.16
powered by ブクログフォードの失敗が一番わかりやすい。お客さんが求めていないもの、デザインが斬新、エドセルという名前等、失敗しそうとわかってて止めれなかったこともダメージが大きくなった要因
0投稿日: 2015.04.13
powered by ブクログウォーレン・バフェットがビル・ゲイツに贈り、ゲイツが「最高の教科書」と称賛した書籍。米国の名だたる大企業・老舗企業・経営者が犯した過ちについて、冷静に淡々と描いている。ほとんどのストーリーが1950年代から1960年代のものであり、誰もが教訓として知っているはずであるが、なぜか我々は同じ過ちを繰り返す。その本質は「不都合な事実に気づかないふりをすること」「自己中心的に物事を判断すること」の2点に集約されると感じた。
4投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログこの本は中身としてはビジネスの成功と失敗の本質を開設した本でよくある類のものですが、この本が書かれたのが私の生まれた頃(1959-69)であるのがポイントです。 いくらインターネット等、技術が発展した現在であってもビジネスを運営しているのは今も昔も人間であり、昔のビジネスであっても現在に通用する点があることが、この本を通して理解できました。特に、失敗については昔の教訓が今に生かせることが多いようですね。 歴史において同じ現象は起きないが、バブル崩壊のように似たような現象は何回も起きてしまうのは、人間は忘れやすい生き物で、その事件に当事者として参加していないと、いくら本を読んだりしても、同世代ではない人からの話を聞いても自分に関わることとして捉えられないのかも知れませんね。成功体験は環境が変われば通用しないことも多いですが、失敗体験は今でも活用できると思いますので、この本を読んで自分の社会人生活に活用していきたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・フォードの新車名である「エドセル」は、本来は緻密な市場分析とマーケテイング戦略に基づいて世の中に送り出されるはずであったが、実際には勘に頼った時代遅れの手法が忍び込んでいた(p4) ・アメリカ人は創意にあふれ、電灯に飛行機、T型フォード、原子爆弾を発明してきたのに、設計図に描かれた自動車を迅速に商品化する方法はいまだ発見していなかった(p11) ・エドセルを過大評価も過小評価もすることなくバランスをとって進むには全体像については何も語らず、いくつかもの魅力を小出しに明かすのが一番の安全策と結論した(p31) ・内部競争に晒された、リンカーン・マーキュリー部とフォード部で、一部のスタッフがエドセルの失敗を公然と願うようになっていた(p50) ・エドセルもろとも沈んだ人々の多くが無事だった、他の4つの車種、フォード・サンダーバード、ファルコン、コメット、その後のマスタングのおかげで悠々と生き延びた(p63) ・19世紀のアメリカ人の資産のかなりの部分は、インサイダー取引によって蓄積されてきたと言っても過言ではない(p73) ・コールオプションとは、ある銘柄を決められた価格で一定期日内にいつでも購入できる権利、株価が上昇すれば権利を行使して利益を得る、下落すればコールオプションの手数料だけが損失となる(p80) ・ゼロックスの料金体系は、リースの方が魅力的に見えるように設計されていた。長期的にはゼロックスのほうが儲かるから(p123) ・ユーロダラーとは、アメリカ以外の市場において取引される米ドル通貨のこと(p170) 2015年2月28日作成
0投稿日: 2015.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1960年代前後のアメリカ経済の転機となるような出来事をまとめたエッセイ集。マーケティングの不祥事、株価大暴落、インサイダー取引等々現在にも繋がるテーマも多く、時代の進化の無さにも驚かされる。加えて、深い取材に基づいた事例をもとに執筆されているため、ドラマ性もありひとつの物語としてとても面白い。 しかしながら、扱うテーマに対する著者の見解や示唆が入っているわけではないのでそれを期待するとがっかりするかも。特にタイトルの邦訳がその誤解を助長していますね。 英題は「Business Adventures」らしいですが、なぜそれが「人と企業はどこで間違えるのか?」といった、あたかもエッセイ集ではないかのような訳になるのか理解に苦しむ。その意味で星をひとつ下げました。 内容自体は良著です。
0投稿日: 2015.02.20
powered by ブクログBusiness Adventures 1991年 ウォーレン バフェットがビル ゲイツに推薦
0投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログレビューはブログにて http://ameblo.jp/w92-3/entry-11985441535.html
0投稿日: 2015.02.04
powered by ブクログ『ウォーレン・バフェットからビル・ゲイツに渡され、20年間読み続けられた最高のビジネス書』 とあるが、秘策めいたことも、哲学的な考察もなく、ただ、淡々と過去の有名無名な企業や経営者の成功と失敗が、10の滋味深いエッセイとしてまとめられた一冊だ。 一読して、これを『最高のビジネス書』と称するのに抵抗を感じる向きもあるだろう。しかし、ビジネス書が説教臭く、分類がはっきりしている、という類型化は危険な先入観なのかもしれない。 ビジネスもまた「人間の営為」の一つであって、単純な論理的帰結ではない。という意味では、本書は最高のビジネス書だ。
0投稿日: 2015.01.18
