
総合評価
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powered by ブクログ久々の犬養シリーズ、6冊目。医療関係ってことで、このシリーズはえぐいイメージがあるのだが、今回は。。って思ってたら、2025年後半の時事ネタ安倍襲撃事件の容疑者をふつふつと思い出させる。。って言っても作品発表は事件前なんだから、びっくりだ。東野ガリレオ7と同時に読んでたから混乱!?あっちは宗教でこっちは医療だけれど。で自由診療といえば、麻央ちゃんも思い出すし。。 この作品でもまたこの言葉、難しいですね~では済まされないそして当事者でないと決めつけることはできない。 ただ、怪物織田豊水、不憫でもある。。。
0投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログ宗教?カルト集団…!?自宅療養、民間療養の壁を感じた。今迄こんな事を思わずに生きて来られた私は幸せなんだろうな。でもいざという時はカルト集団でも藁にも縋る気持ちで行く気持ちは痛い位に分かった。そして最初と最後が一直線に繋がり驚いた!
43投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
オーディブルにて 民間医療にすがりたくなる気持ちは分かる。 その気持ちを自分たちの復讐に利用するのは最悪だ。 姉妹の過去はしんどかったけど、どうにか踏みとどまって欲しかったな。 マトリの七尾さん出てきてテンション上がった。
0投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の伏線が最後に回収されるというパターン。 犯人に至る経緯は大きく省略というのもパターンかな。 解説がいただけない。我田引水の紀藤弁護士,これが残念すぎるので星を1つ減らした(著者が悪いのではなく編集者?出版社が悪いのだが)。
1投稿日: 2025.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
標準医療と民間医療について 今回も医療についての社会問題がテーマ。自分の好みにいまいち当てはまらなかった。 自分の父親を救えなかった病院、標準医療への復讐の為。という動悸があまり納得いかなかった。
1投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログ前文で完全に犯人をしてあるのに最後まで犯人がはっきり分かりませんでした。完全に作品の話の流れに飲み込まれていました。流石七里作品でした。今後も作品楽しみにしてます。
0投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログ第六弾。社会派医療ミステリーね。 シリーズものの新しいのが出るたびに最初から読み返していたら時間ばかりかかるが、まぁ急ぐ意味もない人生だから良しだな。 医療ミステリーの中に生と死の葛藤が描かれていてとても考えさせられる素晴らしいシリーズだ。 やはり出来れば新譜が出る度一気読みがおすすめだ。再読によりどんどん良さが出てくる。 相棒は明日香、娘は沙耶香、女の気持ちは分からない犬養隼人、しかし男の嘘はすぐにみやぶる。
0投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログ刑事犬養シリーズです。ここの前まで読んでいて、しばらく読んでませんでした。最初にエピソードに出て来た、グーちゃんとユーちゃんが関わってくるんだと思って読んでたのに、途中ですっかり忘れてて、最後になってそうだった(汗)となりました。
1投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログつい最近も民間療法で亡くなった芸能人がいましたね。 人生という旅路のラストには、ちっとも結果が出ない(と思われる)標準医療に頼るよりは、何かに縋りたいという人もいる。 人々をかなり惹きつけている織田豊水だけど、そんなにすごみというかカリスマ性ってあったのか…? 途中で明らかになる、アレの匂いも気づく人は多そうだけどなー。
0投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ長引く病気から普通診療にもお金がかかり 貧困につながってしまう。 治らないと別の診療に望みをかけ 自由診療やカルト宗教に気が向いてしまうのか。 結局、貧困から色々と広がっていく。 自分に置き換えたとき、 治るためにわらにもすがる思いで変な方向に 向いてしまうかも、、、。 こころのゆとりが必要だね。
0投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログ『ラスプーチンの庭』をAudibleで聴きました。 物語の冒頭で犯人のうち1人はわかったのですが、もう1人がどうしても見当がつかず…。 その人物の正体が明かされたときは、まさに大どんでん返し! 今回も中山七里先生の作品を存分に楽しむことができました。
0投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログ中山七里による「刑事犬養隼人シリーズ」の第6弾。 このシリーズは毎回重い社会問題を取り上げる形になっているが、今回の問題は民間医療とカルト。なかなかに闇が深い。 確かに民間医療とカルトはセットになる要素が十分にあり、どちらも信仰がベースにある。そして一度沼にはまると容易に考えが変わることがなく抜け出せない。巻末の解説にも記されているが、安倍元首相の暗殺事件の前に本作が出されたことは予言めいており、とても興味深い。裏返せば宗教団体が起こす異常な事件については何十年も昔から誰もが認識していたにも関わらず放置され続けてきた問題であり、たまたまそのタイミングで中山七里が題材に取り上げたという事だ。 この犬養隼人シリーズは小説としてとても出来が良く面白く読んできたつもりだし、これからも興味を持って読み続けると思うが、取り上げる社会問題の深刻さ故に毎回重く嫌~な気持ちになると今更ながら気付かされた。
22投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログラスプーチンといえば、怪しい宗教家のイメージがある。祈祷僧だったラスプーチンは皇太子の病気を祈祷で直し信頼を得るが、それがロシア帝国の崩壊に繋がったと言われている。高千穂明日香が本文でも似たような事を話す場面がある。その教祖の「庭」??? 犬養隼人シリーズ6作目で、明日香とコンビで動く。2人が上手く機能してきている。 物語は犬養隼人の娘の沙耶香の仲間だった庄野祐樹が同じ病院から退院し自宅療養することになる。1ヶ月後に急死し、犬養たちが葬儀参列で遺体に痣がある事に気付く。そんな折、女性の自殺があり、同じ痣があった。共通するのは、「ナチュラリー」という民間医療団体の冊子を持っていた事だ。 犬養と高千穂はナチュラリーを調べるが、代表である織田豊水がそのラスプーチンに見立てられている。 織田豊水は何者なのか・・・。そして本作は、先進医療のあり方に一石を投じている。自然治癒力を高める事は時と場合によって、現代医学を凌駕するだろう。 また、人間の強さを表している一方で人間の怖さも描かれている点も、本作の見逃せない点だろう。 ところで、詐欺罪が成立するには4つの要件があるらしい。 タイトルの「庭」は最終章で一言出てくるが、今一つピンとこない。最大の見逃せないところは、読者を良い意味で裏切ってくるところにあるはずと思っていた。中山七里作品に欠かせないところでもあるが、最後は・・・。
18投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログ犬養隼人シリーズ第六弾! 今回は自由診療(&宗教っぽい)の話。 共犯者は最後まで分からなかったけど、分かったら分かったでモヤモヤしちゃいました。 物語は読みやすくあっという間に読了。 とても面白かったです。 明日香さん、私が慣れてきたのかもしれませんが、少しずつ刑事になってきてるように思いました。 好感は持てませんが。
34投稿日: 2025.02.04
powered by ブクログ『ラスプーチンの庭』 中山 七里 (著) --- ### **あらすじ** 中学生の娘・沙耶香を見舞うため病院を訪れた警視庁捜査一課の犬養隼人は、沙耶香の友人である庄野祐樹という少年と出会う。長い闘病生活の末、突如自宅療養へと切り替え退院した祐樹だったが、1カ月後に急死。告別式に参列した犬養は、遺体に奇妙な痣があることに気付く。さらに、同じ痣を持つ女性の自殺遺体が発見され、事件は一気に動き出す。捜査を進めるうちに浮かび上がるのは〈ナチュラリー〉という民間医療団体。主宰者の謎めいた存在と、団体設立に隠された真の狙いとは――? 先進医療と民間療法、その光と闇を鋭く抉る社会派医療ミステリー。衝撃の結末が待ち受けるシリーズ最新作! --- ### **感想** 刑事・犬養隼人シリーズ第6弾となる本作は、先進医療の限界と民間療法の闇をテーマにした社会派ミステリーです。単なる医療ミステリーにとどまらず、医療を取り巻く倫理や利権、そして患者や家族の苦悩がリアルに描かれていました。 私自身、過去にアレルギーの悪化に伴い、親が調べた漢方(おそらく民間療法の一種)を試したことがあります。しかし、結果は散々なもので、それ以来、科学的根拠のない治療法には懐疑的な立場を取っています。ただ、私の場合は命に関わる病ではなかったため、冷静に判断できましたが、もし重篤な病を抱えていたとしたら、精神的に追い詰められた状態で民間療法にすがってしまうことも十分に考えられると思いました。 一方で、科学的根拠がない療法であっても、精神的な支えとなり、前向きな気持ちを持てるのであれば、必ずしも否定すべきではないのかもしれません。しかし、そこに法外な医療費や悪質なビジネスが絡むと話は別です。前作で扱われた子宮頸がんワクチンの問題と同様に、「100%万能な治療法はないが、最も有効な手段を選択すべき」という基本原則が、利権や商業主義の前で歪められてしまう現実があります。先進医療も民間療法も、どちらも「治る可能性」を求める人々の希望と絶望の狭間にあるものだと痛感しました。 医療とお金、そして人の生死に関わる選択――今回のテーマは非常に考えさせられるものでした。シリーズを通して、犬養が直面する社会問題の重みが増しており、今後の展開もますます気になります。
17投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログ刑事犬養隼人シリーズはまだ3作品しか読んでないけど面白い 標準治療と自由診療。。。。 なんかどっちがいいのか、どっちが悪いのかはわからないけど、身内が癌や治療困難な疾患であったら藁にもすがる思いで自由診療に頼っちゃうのだろうか。。。って考える話でした。
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログAmazonオーディブルで聴いた、 シリーズを聴き続けてるけど、いまいち面白くない。 主人公に魅力ないし、他のキャラもそんなに…みんな薄いよねぇ。 ストーリーもあんまり。 中山七里は多作でオーディブルにもたくさんあるけど、どれもあんまり面白くなさそう。 この薄さが量産の秘訣なのか。 こういう薄味も読みやすくていいんだろうけどね〜。
9投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ犬養隼人シリーズ6 ラスプーチン 二十世紀初頭のロシアの怪僧 ロシア皇太子の血友病を治したとされ 帝政ロシアで皇帝とも近しくなった呪術医 うーむ、ネタバレ全くなしとなると なに書けば良いのか悩みますね 不治の病、痛みが大きい病、 なかなか治療が進まないと 精神的にも金銭的にも悩みが深くなります 民間医療、呪術的な治療、健康食品、サプリ等 何かしら少しの期待に頼りたくなります それが、子供なら尚更 その民間療法とラスプーチンという名を結びつけ 現代風に問題提起する中山さん凄いです 文庫化されている犬養シリーズは、ここまで あとは、文庫化待ちです
77投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログ病院に復讐したいという動機は百歩譲って理解できますが、その方法というか内容が私には理解できませんでした。 こんな事で復讐になるのか…? 傍から見れば、そんなんで治るわけないじゃんと思ってしまいそうですが、本人や家族からしたら正に藁をも掴む思いなんだろうな。
0投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犬養シリーズ。 どんでん返しを期待したけど、何もなし。 ありきたりな話で終わってしまった。 次作に期待!
1投稿日: 2024.11.07
powered by ブクログ刑事犬養隼人シリーズ第六弾。 テーマはカルトと民間医療。 娘の入院仲間が自宅診療に切り替え、死亡。 その体には不審な痣が.. 両親はDVを否定。 病死と診断されるも納得のいかない犬養。 さらに、翌月、女性の自殺死体。 この死体にも同様な痣が多数... こちらも自殺として事件性なしと判断されるも、犬養は、その痣の謎を捜査していきます。 そしてたどり着いた謎の医療団体。 高額な民間医療を提供する謎の医療団体はカルト。 そして、その医療団体で病気が治ったと宣言するアイドル。その影響力。 カルトの典型的な展開ですね。 犬養Vs医療団体の代表となって犬養がコテンパンに医療団大代表をやっつけると思いきや.. という展開です。 藁をもすがる思いで民間医療に走る患者の気持ちもわかります!しかし、それを食い物にする団体が一番の問題。 ミステリ要素よりも、民間医療に対する筆者の想い、患者の想い、社会への批判を強く感じさせる物語でした。 お勧めです! これまた順番通り読んでいきましょう!
78投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ藁にもすがる思いでそのような団体に助けを求めていく患者やその家族の心理、現実を知ると、大変苦しい…。
6投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ犬飼隼人シリーズ。 本シリーズについてはバラバラに読み進めている。 タイトルにある「ラスプーチン」といえば、帝政ロシアの怪僧。 色々な逸話があるため、伝説的でなんとも言えぬ悪の魅力がある。 さて、そんなラスプーチンに例えられたのは…ナチュラリーという民間医療の主宰、織田豊水という男。 怪しげな根気棒なるもので体を叩くと不治の病、癌が治る! …そんなわけあるかい! と思うのは、私が健康そのもの(人間ドックが人生の中で一番成績がいい)だからだろう。 苦しむ人が医療以外に救いを求めることを笑うことなどできようか。 けれど、おかしいものはおかしいんだ。 物語は、プロローグがなぜプロローグか、に気付けばミステリーとしてはさほど難しくない。 ただ、物語の本質はそこではなく、宗教や医療、親子の関係まで考えざるを得ない点にある。 「救い」とはなんだろう? 解説ではカルトについて言及がなされている。 もちろんそれも含みつつ、私のなかでは、織田の母親のエピソードが記憶に残った。 子供が手を伸ばした時に私は子供の手を振り払ってはいまいか、と。 信頼を作る時期に私は適切に関われているか? 全てが子供の頃に決まるわけではないとしても、それが始まりと言われかねない点であることに、背筋が伸びつつ同時に背筋が凍るのだ。
7投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ300ページ程と分量もさほど多くなく平易な文章で平素から活字を読まない人でも読みやすい構成になっている。第1章の伏線は何かと予想しながら読み進めていくと、予想だにしない場面でフラグを回収する展開となった。中山七里作品は初めてだが、ここまで鮮やかに読者を裏切る作品に触れるのは初めてである。中山先生の他著も読み漁りたいと感じられる作品。
2投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本作はカルト団体の取り巻く実態を社会に提起するような作品である。 欧米諸国ではカルト対策法案を策定している。一方で、日本はどうか。その疑問をノンフィクションとフィクションも交え、我々に問いかけている。
1投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
導入部分の回想シーンが結末にそう繋がってくるのか〜と思いました。途中からぐーちゃんの正体については検討がついていましたが、ゆーちゃんについては何となくでした。それにしても織田さんが被害者だったとは‥‥姉妹の復讐の仕方については、他の患者さんを巻き込む点に於いて個人的には納得しかねますが、でも、幼い姉妹の視点から考えてみれば、これもあり得ることなのかと。それにしても犬養シリーズも安定の面白さがありますね。個人的には御子柴礼司シリーズが、シリーズものとしては特に好きです。
4投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
犯人とか繋がりとかは思ってた通りやったけど そういう復讐の仕方か〜ってなった いつも通り題材が凄いのはもちろんで それに絡めてるけど 今回はその中でもミステリー要素は少なく感じた このシリーズはいつも自分ならどうするやろうって考えさせられる永遠に答えの出ない問題を突きつけられる感じがする
3投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログ刑事犬養隼人シリーズは全て読んでいる。 毎回タイトルが深いと思う。 今回は自由診療に関する話で、医療従事者として興味深く一気に読めた。 物語に引き込まれ過ぎて、最後に第一章の存在を思い出した…(笑)
3投稿日: 2024.04.05
powered by ブクログこの本を読む前に読んでいた本が中山七里さんのテロリストの家という本で、どんどん読み進めたくなるような物語を描かれている小説家さんという印象を持っていた。 その矢先、BOOKOFFにふらっと寄ったら、 '中山七里'のネームプレートを見つけ、 そこから手にした一冊。 アイドル=崇拝の対象≒教祖 本当にアイドルタレントや芸能人、インフルエンサーの発信力は凄まじく私たちに影響を及ぼす。 だからこそ、作中のこのような表現にすごく納得した。 プロローグをすっかり忘れていて、最後の真相が明かされる前に、え?!?まさかのこの二人と繋がるんじゃ?!ってなった… 犬養シリーズを今まで読んだことなかったけど、 この6作目を読んで他のも読んでみたいって思った
2投稿日: 2024.02.28
powered by ブクログ通常医療で完治できない患者がカルト的医療団体へすがってやっぱり治らなくて高額も払わされて…という不幸が連なっていくのが辛いです。 団体のお陰で完治したという例を聞けば、同じ病気を罹患している人は冷静ではいられないと思います。 宗教や科学的根拠のない商品にハマってしまう心理をうまく描いている小説でした。 刑事の犬養の難病を患う娘の決意がすごくいいです。 犬養シリーズ初めて読みましたが、社会派で面白いです。
11投稿日: 2024.02.23
powered by ブクログ犬養シリーズ最新作 標準治療がきつくてつらくて、でも治らなくて、それで民間治療に向かってしまう現実、当事者でないからこそあり得ないとは思ってしまうけれど 沙耶香が選ばない、と決意した判断が本当に良かった
12投稿日: 2024.02.22
powered by ブクログ中山先生の医療系社会派ミステリ「犬養隼人シリーズ」の最新作を文庫本で読了。 自治体の図書館サービスを利用したこともあり、新作かつ人気シリーズにつき、ようやく手元に届いた。 まず、導入が回想からなのだが、非常に不気味な入りで惹き込まれる。 病死の遺体に不自然な痣が見つかるところから、カルト教団にたどり着くまで、妙な疾走感がある。 そして、終盤のタイトル回収は鳥肌もの。鮮やかな締めが不思議と心地よい。 中山先生の著書は数年前から何冊も読んでいて、一昨年に旧統一教会の話題が出た際に「これをテーマにした中山作品はいつかでるな…」と思ったが、件の首相殺害事件の一年以上前に本作が発売されていたことに気づき、驚愕。中山先生、流石です。 解説にも、同様の記載がありましたが、まさにフィクションでありながらもどこか現実味のある本作は、日本の社会の闇を知る上では必読。
3投稿日: 2024.01.28
powered by ブクログまるでカルト宗教のような印象の民間医療。 重い病気を患ったら、藁をもすがる気持ちになるのは理解できるので、読んでいて何とも言えない気持ちになった。 犬養シリーズはやっぱり面白い。
11投稿日: 2023.12.27
powered by ブクログ阿部元首相襲撃事件の前にこの作品が書かれていた事に驚きました。いつも通り読みやすく最後まで一気に読みましたが、犯人が誰か自分の予想が当たってしまったのでそれを裏切って欲しかったです。
3投稿日: 2023.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて読んだ中山さんの作品。読みやすくて、ストーリーもしっかりしててよかった。 民間医療VS公的医療。何かに縋りたいという気持ちはよくわかる。 それにしても残り少ないページで一気に解決にもっていく展開はすごいと思った
2投稿日: 2023.12.03
powered by ブクログ犬養刑事の娘の入院先での友人の死に父娘で疑問に思い、調べていくと胡散臭い民間医療の医師が表舞台に。その医師はまるでラスプーチンのようだった 大病院の有り様と民間医療がテーマになってました。実際に自分が大病院と関わりで感じたことを思い出しました。悲しいけれど現実にある話かもしれません
5投稿日: 2023.11.21
powered by ブクログ黙示/聖痕/怪僧/教義/殉教 病院での難病の治療に見切りをつけ、自宅療養していたはずの少年の遺体の奇妙さに犬養は捜査を始める。 警察は事件性なしの立場!! 謎の医療団体の本質は??
4投稿日: 2023.11.19
powered by ブクログ中学生の娘・沙耶香の友人は長い闘病生活を送っていた、突如自宅療養に切り替え、退院することに。 1カ月後、祐樹は急死。 やがて〈ナチュラリー〉という民間医療団体に行き当たる。 民間療法の闇を描くミステリー。 新興宗教を彷彿させるストーリーで、リアリティの高いお話。 何かにすがりたくなる根本的な理由に、自分では解決できない「どうしようもないこと」にとらわれてしまうんだなぁと改めて実感。 私の予想した犯人は同じだったけど、動機は予想に反したものだった。 「すがりたくなる」ことって人を狂わせるんだなと。 弁護士さんの解説も自分の中の感想をそのまま言語化してくれて、良かった。 「殺人事件などのニュースを見た時に感ずる想いに通ずるものである。日常に生起する事件には、我々社会が先に対策を取っていさえすれば、被害者も加害者も生じないのではないか、事件を防げたのではないかと考えさせられる事件が多々ある。 本作で起こる事件に同様の感慨を感じた。 創作であるはずの本作によって現実の事件の在りようまでをも想起させる著者の筆力に感嘆するほかない。」
1投稿日: 2023.11.13
powered by ブクログ犬養の娘サヤカの入院友達が自宅療養に切り替えて間もなく死亡した。遺体には無数の謎の痣があったが、検視の結果病死と判明した。 同じ頃、自分の闘病が家族の負担になると遺書を残し自殺した主婦がいた。こちらの遺体にも虐待には至らない同様の痣が存在した。しかし自殺を疑う余地はない。 2つのケースはいずれもある民間医療が関わっていた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 犬養シリーズは医療ネタが多いんですが、海堂尊さんの医療ミステリーに比べると若干暗い。というか、あちらが明る過ぎるんですけどね(笑) 先日綾野剛主演の『ドクター・デスの遺産』をプライムビデオで見たのですが…正直がっかりしました。あの映画では犯人が殺人を楽しむ愉快犯になっていて、テーマがズレてる。 犯罪を犯す側もある意味被害者で、同情を禁じ得ない部分がある…本書でもやはり、そういう問題が定義されています。
3投稿日: 2023.11.10
powered by ブクログいやぁ〜、最初でちょっと勘違いしてましたわぁ〜 ソッチ側から、こっちって話だったんですね!! っと、 残りページ数も少なくなって、あれ?これって解決するの? って思っていたところで、やはり怒涛のどんでん返し というか、今回は、よくよく考えてみると首尾一貫して 流れは決まっていたんですけどね、 勘違いというか、うまいこと乗せられた感じでした。 今回で思ったのは、まだまだこの世界って全然わかってないんだなって みんな小さな画面にかじりついて、新たな世界を手に入れた的な世の中だけど もっと、もっと、目を向けるべき対象って身近にあるなって とりあえず、今回も七里先生にやられたって感じでした。
6投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログ犬養隼人シリーズ6作目 恒例の医療ミステリシリーズ 実際に近年話題になった宗教団体を絡めたような物語 犬養シリーズはどれも面白くこの作品も同様グイグイ引き込まれる魅力がある どんでん返しが特にスゴいなどという訳では無いのだが物語の持っていき方が上手くいつの間にかページ数があっという間に無くなっていった 結局アイドルの子は標準治療の効果の出が遅くて民間医療のタイミングと重なっただけだったのかな?
5投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ旧統一教会の問題を参考にして書かれた小説かな、と思ったけど刊行日見たら違うみたい この本が書かれてあの問題が起きたのか… しかし現実に起きてそうな内容であった、起きてそう、というか日本のどこかで起きてるんじゃないか そんな怖さを感じるような一冊であった サブタイトルに刑事犬養って書いてあるけども、犬養のキャラがそこまで強くなかったのも良かった いや、しかし今回のテーマの民間療法やら、他陰謀論やら、なぜあのようなものを信じてしまう人がいるのか 人は何かを信じる方が、身を委ねる方が楽だからか 自分で考えることをやめたいのか 私は自分でしっかりと考えられる人間でありたいと思った
1投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログ姉弟の復讐劇がメインテーマであったと思うのだが、民間医療の方に主に目が向いてしまう。 難しい病で苦しむ方々が民間医療に頼りたくなる気持ちは十分理解できる。ただきっとそれだけに頼るのは危険であると思う。そして民間医療の中には本作のような根拠のない宗教のような怪しげなものもあるということを忘れてはいけないし、辛い方々を騙すようなことだけはあってはならないと思う。
11投稿日: 2023.09.26
powered by ブクログ初めて読む犬養隼人シリーズ。 ラスプーチンとは何か?と読む進めると、怪しい祈祷僧というのが判明し、高千穂明日香同様に検索したら実在したヒゲもじゃの人物でした。 長い年月をかけて復讐に至るまでなんと執念深い姉妹なんだろうか。 時折り登場する犬養の上司の麻生が憎めなくて好き。
22投稿日: 2023.09.23
powered by ブクログ意識的・無意識的に依らず非科学的立場にいる人間は,医療と宗教の区別が付かない.錬金術ではないので,医療は病や死を回避させることはできない.医師は病気を治す者であり全ての病気を治せる者,という思い違いを本作でも題材にする.特筆すべき目新しさを伴うテーマは扱っていない.
1投稿日: 2023.09.15
powered by ブクログフィクションがノンフィクションに近くて、すごくリアル。今の世の中、どの立場の人も生み出してしまいそう…。面白かったけど、リアル過ぎてゾワッとするというか、モヤッとするというか。
3投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ腎臓病を患い、長期入院している娘・沙耶香を抱えている、警視庁捜査1課・犬飼。 沙耶香と同じように腎臓病を患い、民間医療に切り替えた祐樹が亡くなった。 祐樹の遺体には奇妙な痣が… 高額な報酬を要求する民間医療団体の陰が… 現代医療の限界を感じ、民間医療に頼りたくなる患者、その家族。 そこにつけ込む民間医療団体。 さらにカルトの教祖のように、主宰にカリスマ性があれば、患者は集まる。 さらに有名人を広告塔にして、ますます団体は肥大化していく… そんなインチキ民間医療団体に、犬飼がどう挑んでいくのか、と思っていたが… 主宰はあっさり殺害され… 高額な治療費をむしり取られた被害者による怨みかと… 結局は現代医療に対する怨み。 それにしても復讐が壮大な計画すぎて… もう少し他にやり方があるのでは… 何がしたかったのか… 何かモヤモヤが残る…
14投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ新興宗教に医療が絡むと、気持ちが重く暗くなる。 病気の人や悩みを抱えた人達を救うかのように言葉巧みに近寄り、お金を巻き上げ破産に導く。 この作品では最新医療で治癒出来ない人を、良く分からない民間医療で治療する。たまたま改善した人がインフルエンサーだと一気に盛り上がる。 悪意の批判も出てきて、読んでいてムカムカしてくる。 最後になって真相に辿り着くが、唐突感がある。冒頭の一章を全く忘れて読み進めていたが、やはり意味無く書かれていたわけでは無いと思った。 離婚して別れた娘の面倒は何処まで見るべきなのだろうか。責任があるにしても、毎回、娘に振り回される犬養が可哀想になってくる。
59投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログ犬養シリーズ第6弾! 現代医療の限界か… なら、藁にもすがる想いで、民間医療に頼ろうとする気持ちも分かる。更に、宗教の教祖のようなカリスマ性があれば尚更… その患者の想いを利用して、金儲けに走る民間医療は許せんけど、ここに出て来るのは、加害者なんやけど、ある意味被害者でもある。 (とは言え、加害者になるのはアカンで〜) 保険適用外の先端医療進めんのは、お金持ちだけにして欲しい。それが、ある意味、実験的な要素もあるんやから、病院側が持つか。 助かるかも分からんもんに賭ける気持ちは、凄く分かるけど、賭けに負けて残るものは何? 多分、激しい恨みだけか… 医療の進歩考えるだけではね… こういう事件が起こらんように祈るけど、いまだに、民間医療とか、カルト宗教ってあるし、その辺の対策の遅れを批判してそう… 何かストーリーの事何も書いてないような(^◇^;)
67投稿日: 2023.08.30
powered by ブクログ犬養刑事シリーズ好き!読む順番を無視しているから知らなかったけど、あなたバツ2だったのね!しかも自分の不貞が原因の! 新興宗教と現代医療に対する不信感という、現代社会のテーマが軸にあるストーリー。改めて宗教というものの恐ろしさを感じた。現代医療に対する不信感については共感できる部分もあるが、だからって宗教に走るのはなあ…きっと当事者からすれば本当に藁にもすがる思いなのだろうけど、正しい目で物事を見ることは大事にしていきたいな。
6投稿日: 2023.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
難病の治療で経済的に苦しめられ、精神的にも追い詰められて自由診療(ここではインチキとしか思えない…)にすがってしまう 自分の家族がもし、と思うと悩ましい問題 姉妹も主宰も被害者だと感じるし、加害者になってしまったのが読んでいてツラい 犬養さん、最後の娘のことばに父親としても刑事としても励まされたはず そしてマトリの七尾さん!このシリーズで出て来てくれるの嬉しい
1投稿日: 2023.08.27
powered by ブクログ解決編が唐突に感じられるのは、書き込み不足かと思います。もっと長い物語にしても良かったのでは。 読んでいる途中に想起した人が、文庫解説を書いていたのには、まぁこういうこともあるのかと、ちょっと驚き。
1投稿日: 2023.08.26
