
暴力探偵(1)
東田裕介/講談社
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(2件)5.0
2 | ||
0 | ||
0 | ||
0 | ||
0 |
共感できる暴力もある
暴力というと悪いものと考えられがちですが、 雄鷹は悪く、粗暴な人たちを自らの腕で潰し、 事件を解決します。 暴力探偵になるくらいなので、雄鷹も粗暴なのかもしれませんが、 陰湿なところがないので読みやすいです。
1投稿日: 2015.12.03- 『黒犬』の優樹"powered by"
とことん、バイオレンスだが、不思議なモノで爽快感がある やはり、卑劣で小物な悪人が容赦なくブチのめされる描写がてんこ盛りだからだろう 武力でなく、同じ男として黒い憧れを抱いてしまうほどにシンプルな暴力を、何ら躊躇わずに行使できる雄鷹の個性は実に強烈 人によっちゃ、胸やけを起こしかねないほど濃厚って表現を通り越して、ギトギトな絵柄が、そんな彼のカッコ好さを支え、同時に、殲滅シーンに厚みを生んでいる、そう私は感じた また、雄鷹を情報面でバックアップしているつっきーこと月本先生が、彼に一目置かせるほどの「何か」を腹の中に抱えていそうな、秘密多き男で、これまた興味深い 加えて、登場する女の子らが、そこはかとなく、いやらしさ(エロさじゃない)を振り撒いている容姿をしているってのも、この作品の忘れちゃいけない魅力だろう。オマケページは特に、それを強く感じられるw どの話もスカッとするが、個人的に一推しは、雄鷹の意外な一面が見えてしまった第4話「High School On Haunted Hill」(サブタイトルが英語表記ってのも、内容に合っていて好きだ) ズンッと響いてくる暴力的な台詞が多いにも関わらず、この台詞を引用に選んだのは、美少女にこんな表情で、こんな言い方をされたら無碍に出来る男はいねぇし、したら男じゃないわな、と思ったから
0投稿日: 2015.01.29