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打ちのめされるようなすごい本
打ちのめされるようなすごい本
米原万里/文藝春秋
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総合評価

86件)
4.3
37
25
10
1
0
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    寝品の読書として再読。 面白いことを面白い、面白くないことを面白くないということをきちんとした理由で説明しきるということがいかに難しいのか、認識させれられた。 本当に、お元気だった時分にお話を伺いたかった。

    2
    投稿日: 2025.07.17
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     読書とは未知の世界への扉を開く行為である。米原万里は幼少期から多読に親しみロシア語通訳者として膨大な書物を吸収し続けた。  彼女が出会った珠玉の名著を紹介しつつその衝撃をユーモアと鋭い洞察で綴る。単なる書評ではなく読書体験そのものを描く筆致に読者もまた心を揺さぶられる。  特に印象的なのは独裁国家における言語の力を論じる場面だ。ロシア語通訳としての経験が言葉の奥に潜む真実を浮かび上がらせる。  本は人生を変える力を持つ。米原の読書遍歴を辿れば自らの「打ちのめされる一冊」に出会う道筋が見えてくるかもしれない。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    「これぞ書評!」である。 文庫本で570ページの大冊だが、そのボリュームがまったく気にならない。どころか、読み終わるのが惜しいと思ってしまう。 あれも読んでみたい、これも読みたいと、読みたくなる本が次々に紹介されているので、どれから読もうかと困ってしまう。

    2
    投稿日: 2025.01.10
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    米原万里さんの書評集。 「インプット・ルーティン 天才はいない。天才になる習慣があるだけだ。」で、時間は有限だから良質な情報だけをインプットしよう。とあって、この本が紹介されていた。 読みながら気になる本を片っ端から買っていっているけれど、今のところ打ちのめされるほどではない。もしかしたら、良質でも私とは合わないのかもしれない…

    3
    投稿日: 2025.01.03
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    大人になってようやく、受験や資格のためではなく自分の興味のままにたくさん学びたいという気持ちになった。そんなときにおすすめされて読んだのがこの一冊。 ジャンル問わず膨大な知識量に圧倒され、私の知識では深く理解できない部分があったのが悔しい。また勉強してもう一度チャレンジしたい。 彼女が今も存命だったらどんなことを語るのか考えざるを得なかった。 数々の書評の中に読んだことがある本が出てくると嬉しかったな

    3
    投稿日: 2024.11.28
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    著者、米原万里さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 米原 万里(よねはら まり、女性、1950年4月29日 - 2006年5月25日)は、日本のロシア語同時通訳、エッセイスト、ノンフィクション作家、小説家である。少女期をプラハで過ごす。ロシア語の同時通訳で活躍。また、異文化体験を綴った文筆家としても知られる。 ---引用終了 56歳で亡くなられています。 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 「ああ、私が10人いれば、すべての療法を試してみるのに」。2006年に逝った著者が最期の力をふり絞って執筆した壮絶ながん闘病気を収録する「私の読書日記」(「週刊文春」連載)と、1995年から2005年まで10年間の全書評。ロシア語会議通訳・エッセイスト・作家として活躍した著者の、最初で最後の書評集。 ---引用終了

    25
    投稿日: 2024.01.19
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    1日7冊(!!!)読んでいたというスーパー読書超人の米原万里。読書を愛して愛して愛し尽くした彼女の文章を読んでいるとこちらまでもっともっと本を読みたくなってくる。彼女が生きていたらコロナ禍の日本や露のウクライナ侵攻をどう論じていたのだろう。長生きして欲しかった。

    8
    投稿日: 2023.07.18
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    筆者の読書量の多さ、博識にはうちのめされた。長いので一気にというわけにはいかなかったが、取りつかれたように夢中になって読んだ。ここに述べられている90%の本は未読なのになぜか楽しめた。とりあえずこれらの本を片っ端から読みたくなった。米原さんが生きておられたら、今のロシア情勢について何を語るのだろうか。早逝されたことが残念でならない。

    5
    投稿日: 2023.06.26
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    長かったー!生半可な覚悟で読むものじゃない。書評するには膨大な数の作品を読み込み、本を心の底から愛する気持ちがなければ簡単には出来ないものだと痛感させられた。

    0
    投稿日: 2023.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やや古い本だが目は通しておきたいなと思いブックオフで文庫本で購入。100円か200円かで入手したが新品だった。 前半が日記、後半が書評で、日記の中には多数の本が随時紹介されている。 何しろ1日に7冊を読まれるのだから。確か本書の日記の中にも出てきたが、「ここ20年間は1日7冊をキープしている」とあったから、たまに7冊読むのではなく、コンスタントに7冊をキープされていたわけだ。そこには「最近目が悪くなって、本代の元を取るために最後まで読み切るとういうのも、やめることにした」というようなことが書かれていたから、きちんと読み切って1日7冊をキープされていたんだろう。恐るべき読書量だ。 内容は、やはりロシア語通訳(しかも当時のゴルビーやエリツィンからご指名のかかるほどの凄腕通訳)だっただけに、本書の中身の半分はロシア情勢、対米情勢、あるいはロシアの文学や書籍にかかわる内容だった。 当時のロシアの事件・モスクワ劇場占拠事件に触れられたページがあったが、この当時のプーチンの人を人と思わぬ対応は現在と全く変わらないことが確認できる。20年前からあの人格はずっとそのままだということだ。 また、当時の湾岸戦争の記事なども出てくるが、湾岸戦争でのイラクの庶民・子供の犠牲になる様子も描かれており、著されて20年も経過しているのに、人間の行為の本質は変わっていないなという寂しい読後感もあった。 結構分厚い本だけれども、まず当時の情勢などについての評論的なものは、今更あまり読んでもしかたないし、当時の本の紹介も20年前となると新鮮さもなく、すーっと読み流してしまった(巻末に本書に登場する書籍と著者の索引がついているので、興味がわけば後からいくらでもその日記や書評にたどりつけるようになっている)。 やっぱりロシアとアメリカで言えば、ロシアびいきの記述、膨大な知識を背景にちょっと高飛車な評論と感じる記事も少なくもないなと感じたが、興味の傾向として、猫好き、斉藤美奈子好き、丸谷才一好き、そして日本文学好き、性の話好き、、かなという感じがした。 後半のほうで出てきた「もっとも苦痛の少ない外国語学習法」というパートでは、父親の転勤で9歳でいきなりソ連大使館付属八年制普通学校に放りこまれたときからの、まったく言葉のわからないところから生活環境の記録がとても興味深かった。 日本文学に興味をもったのも、この外国生活を強制的に強いられた環境にあったからのようだ。日本文学への興味の持ち方など、普通に日本で暮らしている人間より、よっぽど強いなと感じた。 ロシアに精通し、日本にも興味を持ち、どちらの語学も達者ということになれば、ロシア通訳としてものすごいアドバンテージ。それに加え、1日7冊の読書によるハイスピードのインプットが加われば、もう通訳は天職としかいいようがないなと感じる。 一方、著者は、こうした優れた才能の裏側でがんと闘っていた。本書の1割は、癌と戦う姿にページが割かれている。

    9
    投稿日: 2023.01.08
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    米原万里の文章を読んでいるとロシア語の前に日本語が巧いことに唸ってしまう。こんなに日本語の文章が巧くて、膨大な読書もできて、ロシア語の達人でもあるという才能の豊かさに嫉妬しまうのだ。 しかし、そんな才女も完全無欠ではない。共産主義に傾倒しているせいなのか、その思想に若干の歪みがある。理論的な解析は極めて鋭いが、理性では判定できない事柄を無理に解析しようとして歪みが生じている。例えば、政治や宗教に対する見方に歪みがある。 とはいえ、それを割り引いても本書は学ぶところが多い。彼女が「打ちのめされた本」を知ることができると同時に、彼女のものの見方を知ることもできるからだ。 米原万里は2006年にガンで亡くなった。56歳だった。あまりに早い。才能ある人はやはり短命なのか。本書の最大の価値は、その闘病が垣間見れることであろう。 彼女ほどの知性の持ち主がなぜ56歳という若さで死ななければならなかったのか。これは完全に私の主観であるが、彼女の理性が彼女の死期を早めてしまったように思えてならないのだ。

    0
    投稿日: 2022.12.15
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    米原さんの本の読む量の凄さとは。やっぱりソビエトで育っていることで日本語に飢えていた時間があったからか。 移動の多い仕事だったからかもしれないけど。 読んでみたい本が多くあった。オーディブルにはなさそうだからかみのほんてよまないとなぁ。

    1
    投稿日: 2022.12.14
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    ロシア文学、猫の本が中心だけれど、自分が読んだ本の書評もあり、参考になった。この書評を機に読んでみたい本が増えた。

    1
    投稿日: 2022.11.09
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    「適度にいい本だと、自分でも感心するほど手際よく的確に本の内容とその長所を紹介できるのだけれど、心の底からいい本だ、みんなに読んでもらいたいと思っている本に限って、溢れる情熱が上滑りしてしまって、本の全体像も推薦理由も要領を得ないみっともない文章になってしまうことが多い。」 と、本書で著者が書いていますが、私にとってこの本はまさにそれ。 井上ひさし氏と丸谷才一氏による解説も含めて素晴らしすぎて、どうレビューを書いていいものか。 書評家としてもご活躍されていたこともあり、米原さんの読書の量と幅がすごい。 そして読み進めていけばいくほど、自分の視野の狭さと戦争、世界史、政治、世界情勢などに関する無知さを思い知らされ、恥じるのを通り越して「私はこんなに何も知らないまま生きていてよいのだろうか」と焦りさえ覚えました。 一方、「抑圧移譲の原理」については腑に落ちすぎて数回読み直したほどですし、 斎藤美奈子氏の「モダンガール論」の書評、 「女性の書き手による今までの女性史に漂う(中略)悲壮感も怨嗟も、(中略)うっとうしい正義感もない」には、 今まで性差別について見聞きする度に私が感じてきた違和感のようなものをスパッと表現してくれていて爽快感を覚えました。 他、高野和明氏、中村哲氏、姫野カオルコ氏など私が好きな作品が高く評価されていると、好きな人と趣味が同じと分かった時のように嬉しくなったりもしました。 唯一の欠点は書評が素晴らしすぎて、気になった本の在庫をAmazonで調べては関連図書情報も眺めてしまうので、読み終えるまでに大変な時間がかかるということ。 Amazonのカートにかなりの本を放り込みました。 2020年29冊目。

    5
    投稿日: 2022.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさにタイトル通り打ちのめされること必至の本。前半の読書日記、後半の書評集、珠玉のような言葉の洪水。ほとんどが未読の書ながらその本の良さがグイグイと伝わってきました。前半の日記は、当時の世相を本質を見抜く目で鋭くコメントしつつ本に触れるという離れ技。 最後の癌との闘いは壮絶でありながら冷静で魂の強さを感じました。

    2
    投稿日: 2022.08.21
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    すさまじい量の本の紹介である。日記も本の紹介があるが、かなり多い文章と感想である。これだけの文を書くには大変な時間と労力がかかると思われる。紹介される本はかたっぱしから読んでみようと思うが、大学図書館にある本は11/10もない。

    1
    投稿日: 2022.06.26
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    ここ20年ほど一日平均7冊を維持してきたという、読書以外の時間を引けば最低1冊1時間のペースでしかも精緻に評論できる米原万里のすごさに打ちのめされました。

    9
    投稿日: 2021.09.11
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    書評のあつまりです。 一つ一つが重く、息苦しい感があり、ぎゅっと固まったチーズを薄くそぎながら前に進むイメージです。 鋭い論評と、博学で、事実と経験に裏付けられた内容にて、圧倒されます。 他の書も読んでみたくなりました。

    11
    投稿日: 2021.08.25
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    米原万里の書評集。週刊文春に連載していた「私の読書日記」と、各誌・紙に書いていた書評を集めたもの。文庫本には、井上ひさしと丸谷才一の解説がついている。 「打ちのめされるようなすごい本」という題名の書評集であるが、本書を読んだ人は、米原万里のすごさに打ちのめされる部分があるのではないか。その読書量、博覧強記さ、歯に衣着せぬ表現、書かれていることの鋭さと独特の感性。米原万里の本を読むのは5-6冊目だと思うが、あらためてすごい人だったのだと感じた。 週刊文春の「私の読書日記」の連載は、2006年5月18日号まで続いている。一方で、米原万里が癌で亡くなったのは、2006年5月25日。亡くなる直前まで連載を続けていたことが分かる。 「私の読書日記」の最後の方は、癌治療に関しての本の紹介と共に、ご自身の治療記録が書かれている。闘病記と呼んでも良いだろう。これだけの闘いに勝てずに亡くなってしまうことが分かりながら読む闘病記は切ないものがある。

    24
    投稿日: 2021.08.11
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    (たぶん出てすぐ買った本、発掘して再読中) 週刊文春の読書日記+あちこちに掲載された書評をあつめた分厚い一冊。巻末にとりあげられた作品と著者の索引あり。また、単行本解説・井上ひさし+文庫版解説・丸谷才一といういたれりつくせり。 今年で没後15年だが、米原万里だったらどうみるか、どうコメントするか、と思うことは今も多い。

    1
    投稿日: 2021.08.01
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    「打ちのめされるようなすごい本」米原万里。2006年文藝春秋社。 米原さんの遺作?遺稿?となった書評連載を没後にまとめたものです。 大変にオモシロくて、「イン・ザ・プール」から丸谷才一から政治や東欧やロシア関係から自然科学系まで、「これは絶対買って読もう」という印がいっぱいつきました。打ちのめされました。 ※文中、鹿島茂さんのことを「あの人は仕事の質も量もすごい。どうやってインプット(読書)する時間を保っているのか」と感嘆するくだりがあり、「おお、同感」と嬉しかった(笑)。 ※米原さんも「日本史は司馬遼太郎で基礎教養を付けた」とおっしゃられていて、我が意を得たり、と。どう考えても読書さえ出来るなら、それに勝る方法は無い。 ※連載当時の自民党政権への批判が、時折(歳月を過ぎてみると)、批判と言うより罵倒…見下し…という風に受け止められる瞬間もあって、それはちょっとげんなりしました。(まあ、大まかな感情的方向としては同感なんですけど、個人的にはそういうことを読みたくて読書をしているわけでない)

    6
    投稿日: 2021.03.13
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    著者による書評集 読書というのは知性を育んでくれるものだが、知性があればある程、読書を楽しめるし得られるものも深くなる 著者の書評を読むとそれを強く感じる 家に積読本が沢山あるのに、また読みたい本が増える

    6
    投稿日: 2020.08.31
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    Kindle版を購入。電子書籍はボリュームが分からないが、画面上部の三本線マークから「この本の情報」へ行けるのに気付く。読み終えるまでの平均的な時間は8時間57分、372ページとのこと。結構な分量だ。 第一部の読書日記。これは凡百のバイイングガイドではないと感じた。例えばロシアの古本屋で見つけた邦訳も無い本について書かれていたりする(Kindleの位置No.1312あたり)。こんな本は一生読まないと断言できるが、その紹介は滅法面白い。 日記なので当時の社会情勢など、例えば同時多発テロやビンラディンや郵政民営化や小泉純一郎などについても書かれている。同時テロを巡る日米の対応には相当に辛口で、「テロ以来、小泉の目つきが完全にイッちゃってる」とまで書いてしまう。日本には言論の自由があって良かった... 最近読んだばかりの中村哲『アフガニスタンの診療所から』も紹介されていた。「(中村の)傲慢と虚偽を糾弾する言葉は血を吐くように激烈だ」(Kindleの位置No.967)。さらに、「今時の日本人にめずらしい肝っ玉の据わり具合の謎、淡々と偉業をなし遂げるエネルギーの源、彼も彼を支える小さな民間組織ペシャワール会もが実に長きにわたって情熱を持続させているコツを探るのに、丸山直樹著『ドクター・サーブ─中村哲の15年』(石風社)は格好の書だ」 (Kindleの位置No.972-975)と。「中村哲の15年」も読みたくなった。 第二部は2005年までの10年間にわたる著者の全書評を収録していて、資料的な価値も高いと思われる。取り上げている本は様々で、一部はかなり専門的だ。でも文章はとても読みやすく、笑えるポイントも満載。そしていろいろと考えさせられる。内容的にどこから読んでもいいし、一気に読む必要もない。隙間時間に少しづつ読んでいるうちに何なく読了した。 米原さんについては名前しか知らなかったが、2006年に56歳という若さで亡くなっている。もっと早く、できれば生前にこの人に出会っておきたかったと思う。 ちなみに興味を持った本の紹介ページにははすべてしおりを付けた。しおりは全部で40。さて、次は何を読もうか。

    3
    投稿日: 2020.06.19
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    米原さんの書評エッセイ こちらは、他のボリューム感のある頭を使う読書の息抜きに…と選別したのだが… いつの間にかこの本がメインに進行していた 結局同時に読んでいた何冊かの本をぶっちぎりに抜き去りゴール! まるで吸引力のような見えない力にすぅっと引き込まれ、そしてパワーにやられまくった だからと言って読んで疲れるわけではないのがこれまた不思議 90%近くは未読の本の書評であるのに、すいすい面白く読める 読んだことのない本の書評を延々読めますか?普通… 圧巻の読書量と鋭い洞察力、変幻自在な表現力 確固たるご自身の考えや意見がズバババっと書いてある まったくブレが感じられない 一方で繊細な優しさも感じられ感受性豊かで魅力的だ いくつかをご紹介 ■東海林さだお氏の「ダンゴの丸かじり」 ごくごく普通の日本の食生活を記載されている感じなのだが… 〜この丸かじりシリーズが楽しめるほど理解できて、ここで描写された食べ物が無性に食べたくなるような人 いてもたってもいられなくなるような人 そういう人は、私が勝手に太鼓判を押しましょう、立派な愛国者です〜 読んだことなくても…美味しそうで素朴な和食たち(丸かじりだから調理なんかされてないものもあるだろう)と想像できてしまう! こんな本を海外生活の長い日本人に渡した米原さんはこっぴどく恨まれる(笑) ■「少年少女世界文学全集」他 「古事記」、「竹取物語」、「平家物語」、「今昔物語」、「源氏物語」、「南総里見八犬伝」などなどあらゆる日本の古典作品をお読みになっている そんな日本人がいったい日本で何%いらっしゃるのだろう? 私は日本文学を専攻したので、それなりにかすめてはきたものの、完読できたものなんてあるだろうか… 通訳さんだから…というのもあると思うが日本をまた日本人のアイデンティティを大切にされているのも伝わりとても好感が持てる ■子供時代のソビエト学校での図書館の話し 返す時に司書が本の感想ではなく、内容を尋ねる 本を読んでいない人に理解できるように内容を客観的に手短に伝える訓練がされ、積極的攻撃的な読書になる 日本の学校もこんな司書さんが居ればなぁ そうしたら日本人の子供たちはみんな図書館に行かなくなる⁉︎…(笑) ■スタンレー・コーレン氏「犬語の話し方」 犬が紛れもなく言語を持つ、と言うことを証明するために、専門家による実験や観察の成果を紹介するにとどまらず世界各地の文学作品の中に登場する犬の言語能力に関する記述を総動員し、進化論と動物学、言語学とコミニケーション論の最新の成果をふんだんに取り入れている そもそも人間が音声言語を発達させることができたのは犬のおかげだ と言う興味深い仮説 犬が人間の家畜となったのは、10万年前からと推測され、おかげで人間は嗅覚を犬に分担させることで、喉頭と声帯の形態的進化が促進され、複雑な音声を使い分けることができるようになったと言うのだ… 〜興味深い仮説ではないか! たくさんの犬猫ちゃん達をお飼いになっていた米原さんならでは こんな感じの犬猫たちの生物学的ないくつか面白いものも有る 他、アメリカのイラク攻撃や小泉内閣の郵政民営化(なかなかの批判ぶりであるが) この辺りが旬の時代だ もちろんロシアのネタも多く世界は広がる あらゆるジャンルの本がある 社会派、歴史、文学、小説、エッセイ… シリアスなものから、ユーモアたっぷりのものまで見事な乱読ぶりである こんな本があるんだ!という驚きも… (障害者の性についてや、イエスの弟、ブルマー←そうあの体育で女子がはかされた…について などなど) 幅広く、数珠つなぎで知識があふれる 自身の考えを、こちらにそそられる表現で伝えてくださり飽きさせない 読書意欲をそそられる本が結構あり、困ってしまった (だって…)読みたい本が読書ペースにまったく追いつかない…(泣) またこちらは、がん闘病記でもある 極めて冷静に綴っておられ、弱音を吐かれてもいないのだが、抑えられた感情が溢れてしまう部分が見え隠れし、なんとも胸が痛む これほどのパワー溢れる文章からは想像つかないがこの人は今まさに身体を蝕まれているのだ… 圧倒的な文章に、ただただ「参りました!」 見事に「あっぱれ」な本!

    49
    投稿日: 2020.05.15
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    自己の知識と 読んだ本を コラボレーションさせて 一つのコラムとして まとめ上げていくのが見事です 後半の闘病記には 生身の米原節が効いてます 圧倒的な知識で医師をタジタジにしてます・・・

    2
    投稿日: 2020.03.25
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    この本は齋藤孝さんの『超速読術』という本を読んでいたら、速読な方の例として『打ちのめされるようなすごい本』を書かれた米原万里さんは1日に7~8冊読まれるそうです。と書いてあり、たまたま私はこの本を積んで手元に置いていたので、すぐに読みました。 でも、この本すごいです。この本にこそ打ちのめされます。 私がレビューなどするのは10年、いえ100年早いといわれそうな気がします。感想文だと思ってください。 米原さんはロシア語通訳者であり、作家です。惜しくも2006年に亡くなられています。 この本は二部構成で、第一部が私の読書日記(目次をよんでいるだけで楽しくなります)第二部が書評です。日記は2001年1月より2006年5月まで、書評は1995年~2005年までのもので、主に新聞連載されたものです。 国際情勢については、もう少しやさしい本から学びたいと思いました。米原さんの専門のロシアや、私にとって特になじみの薄い中東が気になりました。 主に政局は小泉政権で、アフガニスタン問題、北朝鮮の拉致問題が大きく取り上げられていたころの記録なので、現在の情勢とは異なる点が残念ですが(私がもっと早く本書を読めばよかったのですが)私はその時代のことも無知なので、書評と日記を読んでいるだけで勉強になりました。 もちろん日本や海外の小説もたくさん載っています。やはりロシア中心ですが。 そして、書評というものは、こんな風に書くものなのかとも何度も思わされました。自分とはあまりにもレベル違いで参考にすらできないと思いました。 米原さんの作家としての作品やこの本で紹介されている本は是非、興味のあるものから読んでみたいと思いました。早逝されたのが惜しまれます。まだお元気でしたら、今の時代のどんな本を選んでくださっていたでしょうか。 日記の後半部分は、癌治療の闘病記録でもあり、その簡単でない苦しみが伝わってきました。

    40
    投稿日: 2019.07.28
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    一体どこが違うのかね? ここで幼稚な感想文を書いてる自分と米原さんは。小学生と大学教授位の差があるから我ながら参ってしまう。 本文にもあったが、書評と言うのは基本的に良いことしか書かれない。モノや人を評する時、貶す場合は舌鋒鋭くて大して中身がなくてもそれなりに迫力ある批評が書けるが、誉めるのはなかなか難しいものである。それにも関わらずこんなに多彩な表現で正確にその価値を伝えられる書評がこれでもかと言うほど読めるなんて幸せだ。まさに書評の活きた教科書。やっぱり圧倒的な読書量の差から来るのかな。 惜しむらくは米原さんの亡くなる前年の2005年で終わっていること。もっと読みたかったよ。残念だ。

    4
    投稿日: 2019.05.14
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    とにかく網羅される分野が富んでいて感嘆する。日に7冊読むそうだ。厳選された本の書評は宝とも言える。アメリカや外務省、メディアなどに対する著者の指摘は的を得ていて痛快だ。本作で読みたい本のリストに114冊加わった。辞書とスマホ(メモ帳に著者と書名をメモするため)を使いまくった読書体験は初めてで、いい経験となった。

    1
    投稿日: 2019.03.20
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    良い本は、否、良心的な本は索引がついている。 浅い経験から、僭越ながら申し上げると、本を手にする度にそう思います。 索引のある本がどれほど便利で助かるかー 学校の教科書には必ず索引がついている、筈だ? デジタル化された現代、原稿はデジタルでスキャン出来るはずです。 小難しい学術本や評論集などはぜひそうあるべきだと ついつい、ないものねだりをしてしまいます。 いや、小説といえども、人名の索引は簡単に出来るはずだとも思っています。 特に、登場人物が多い作品にはぜひそうして欲しい。 今、読んでいる米原万里「打ちのめされようなすごい本」(文春文庫) という文庫本には、何と索引が2種類ある。 書名と著者名の二つがついている、何とゼイタクな。 この本の中で、一番引用されている著者はあの丸谷才一である。 この本の解説を書いている丸谷才一は 米原万里との親交があったかどうか不明である。 あとがきで、丸谷才一は、彼女が無類の本好きだった点をまず挙げ、 更に彼女のスターリン批判は半端ではないと述べた後、 スターリンが大変な読書家だったという点において、 しぶしぶ好意をよせる米原万里の心情を讃えている。 『いい人ですね。かういふ人のいい感じもわたしは好きだ』 索引が2つも付いているというのは、 読書人として米原万里の一つの矜持かも知れません。 スターリンは1日、500ページ読破したそうです。 また、彼女は1日平均7冊も読みあげたそうです。

    4
    投稿日: 2019.01.11
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    "ロシア語通訳、作家という肩書きを持つ著者。すでに残念ながらお亡くなりになっている。私が米原万里さんの本に出会った時には、著者はすでにこの世にはいなかった。残念でならない。この本は、米原さんの書評を集めた本。 ロシアに関する本、癌に関する本、大江健三郎に関する本、が特に印象に残る。癌の治療を受けながら、癌に関する書物からいろいろ学びを得つつ(医薬、治療の宣伝本、駄本も多数あり、時間の浪費をしつつ)自らの治療に反映させている。 書評から気になった本のタイトルは ・スミラの雪の感覚 ・コーカサスの金色の雲 ・赤いツァーリ 上下 ・台湾人と日本人 ・パーネ・アモーレ ・そして殺人者は野に放たれる"

    0
    投稿日: 2018.10.17
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    打ちのめされるような本を集めていると思うが、この本自体が打ちのめされるような本であった。 語彙が豊かな書評、幅広い分野からの選書、そして本人の闘病、どれも今まで知らなかった世界を大いに広げてくれた。 かなり長編であったが、最後には終わらないで欲しいと思うような本。 米原万里の本は初めてであったが、他も読んでみたくなった。

    1
    投稿日: 2018.10.08
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    米原万里は優れたエッセイストだと思っていたが、この本を読むと、よくいるエビデンスなく印象論であれこれ述べるタイプの知識人という部分も強かったのだなあと思うし、このような人を良しとしているから近藤誠を信じてしまったのだなあと心が痛む。

    0
    投稿日: 2018.01.14
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    米原の父親は日本共産党の幹部で衆議院議員を務めた米原昶〈よねはら・いたる〉で、姉のユリは井上ひさしの後妻である。ま、筋金入りの左翼と見ていいだろう。そして見逃せないのは米原万里と井上ひさしが佐藤優の背中を押して作家デビューさせたことだ。 http://sessendo.blogspot.jp/2017/08/blog-post_16.html

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    投稿日: 2017.08.16
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    書評集であると同時に闘病記でもあるこの本。 確かに読んでて打ちのめされました。 紹介されている本も面白ポイントの紹介も めちゃくちゃおもしろい。 (読んでもらえる)書評の書き方のお手本になるし、 この本で紹介されている本をすでに5冊もポチッと! また積読増えた(笑)

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    投稿日: 2017.08.02
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    20170731読了 2009年発行。解説は井上ひさし、文庫版のための解説は丸谷才一。週刊文春連載の「私の読書日記」をまとめた前半、P299からは「癌治療本を我が身を以て検証」。後半は1995年から2005年の10年間に書いたすべての書評のまとめ。書評を読んでみて、気になる本がまた増えた。●井上ひさしの解説より「通訳は<Aという言語とBという言語との間に透明のままでいなければならない存在>なのだが、書評家はその反対に、Aという書物とぶつかって、Bという書評を産み出す。ぶつかるためには透明ではいられない。むしろ頑丈な岩石にならねばならない。通訳生活を長く続けているうちに、彼女は透明でいることに耐えられなくなり、その反作用として書評家という名の堅い岩石になるのを好んだのではなかろうか。そして逆の位置に立っても、彼女は優秀だった。」

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    投稿日: 2017.07.31
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    プロの読書感想文を読んでいるような本でした。 著者の読書歴とその書評で、聞いたこともないような本が盛りだくさん!!特に著者がロシア語の通訳者だけあってか、ロシア系の本の多さにはびっくりでした>< その中でもいくつか読んでみたい本もあって、この本自体はタイトル買いしたんだけど、読んだ甲斐はありました。 私も著者のようにうまく読書感想文が書けたらいいのになーと最初から最後まで思ったそんな本でした。

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    投稿日: 2017.06.22
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     ロシア語同時通訳、エッセイストや作家として活動された米原万里(まり)さんの全書評集です。この本を読むと、彼女こそ読書家だと確信せずにはいられません。  20年以上にわたって一日平均7冊の本を読み続けるという膨大な読書量に加えて、なによりも本を楽しみ、愛している。本に対する姿勢が人柄ごと表れてしまう書評という分野だからこそ、筆者の読書家ぶり、書評家としての誠実さを思い知れます。  本書を読んでいると、本に対するダメ出しが少ないことに気がつきます。はっきり批判の対象になっているのは小泉政権とブッシュ政権ぐらいでしょう(それも本ではないですし)。筆者は、良書と悪書を見抜き、さらにどんな本でも知的好奇心を持って本を楽しんでいることが分かります。こういう方の文章は読んでいても楽しいものです。  一週間に何冊も本を読み、しかもその読書のたびに嬉々として思索の世界へと旅立ってゆく。そうして読書を楽しみ味わっている筆者が書く書評ですから、どの本も面白そうに見えてくるのです。ところが悲しいかな、筆者ほどの見識を持ち合わせない自分が筆者ほどにその本を楽しむことができないということも、自分は知っているのです。  ですからこの本は、自分が読めない本の面白さを教えてくれる本でもあります。そしてその書評を通じて、本そのものの楽しみ方をも教えてくれる本だと思います。書評集ですから飛ばしながら興味のある本をさらうのもよいでしょう。とにかく手に取ってもらいたい本です。恐れながら筆者の言葉を借ります。「私の下手な推薦文に惑わされずに、とにかく読んでみて! 読みなさい! 読むんだ! 読め! 読んで下さい!」。

    3
    投稿日: 2016.04.02
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    気になった本 記憶力を強くする 赤いポスト白書 猪谷六合雄 笹まくら 三銃士 ダニにまつわる話 禿頭考 戦争広告代理店

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    投稿日: 2016.03.01
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    ひと月かけて読んだ。闘病開始からの書評が辛くてなかなか読み進められなかった…。とはいえ、自分では知りえない、しかし楽しそうな本の数々。とくに東欧関連の本は米原さんの紹介なくして読む機会はほぼないだろう。楽しそうなところから少しずつ読んでみたい。

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    投稿日: 2016.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんな書評をかける読書家になりたい。 Amazonでレビューされていないけれど、歴史、文化、人間を読み解いていく上での切り口となる本が次々と紹介される。 複数の言語、学問、社会を横断しながら感じたことが日記形式で紡がれていく。 ロシアの歴史、経済、文化だけではなく、サッカーや小説など幅広く展開される物語に一気に引き込まれました。 本に紹介されているなかで個人的に読んでみたい本 ・ことばと国家 ・スターリン言語学 ・革命の中央アジア―あるジャディードの肖像 ・パンと塩―ロシア食生活の社会経済史 ・ディナモ・フットボール―国家権力とロシア・東欧のサッカー

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    投稿日: 2015.11.03
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    図書館で。 読んでみたい本がたくさんでメモを取りながら読みました。ノンフィクション系とイラク関係・ソビエト関連の本は本を選ぶ手間が省けた感じです。まあでも重い話が多そうなので途中で辛くなってしまうかもなぁ。 ただ、打ちのめされるようなスゴイ本ってなんだろう?とワクワクしてたら…。それはちょっと肩透かし、という感じでした。 本の感想の隙間隙間から覗く作者の生活、特に闘病生活が痛々しいです。最初にガンがわかった時にステージはどれぐらいだったんだろう、とかその時に取りあえず切除できる部分は切除して抗癌剤投与していたら違ったんだろうか、とか後になってからしか思えないことを色々と考えさせられたりします。でも自分の身体の事だし、お医者様に色々尋ねるのは当たり前だと思うのですが文句を言うなら帰れ、は無いだろうに…と哀しくなりました。患者の心がわからないんでしょうかね… という訳で惜しい方を亡くしたなあ…としみじみ思います。最も今の集団自衛権とかマイナンバー制を聞いたら天から怒って帰ってこられそうな気もしないでもないですが。

    0
    投稿日: 2015.10.21
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    2015年8月購入 十年も前の小泉政権のころから、変わっていない、日本の右傾化の流れ。旧ソ連とその関連国の話、その他、犬への愛情、がんとの戦い。かなり刺激的な読書日記。

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    投稿日: 2015.09.03
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    ロシア語同時通訳者の米原万理さんは大変な読書家だったようだ。平均1日7冊読むそうで、自称本好きの私でも足元にも及ばない。 この本を読むと、彼女が博識でとても頭がいい人なのだということがよく分かる。紹介されている本のうち何冊かは既読だが、彼女の洞察力、読解力は並外れているし、感じたことを文章にする力もすごい。ジャンルも言語学、民俗学、国際政治、動物から下ネタまで多岐に渡る。 基本的に新聞などの書評欄に掲載されたものを集めたものなので、著者や出版社に遠慮があるのか、それほど辛口の批評は出てこないのがやや残念ではある。それでも今後読みたい本は何冊もメモした。

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    投稿日: 2015.05.31
  • きっといい本が見つかりますよ!

     2006年に癌で逝った著者。あるテーマを見つけて拝読。彼女の凄まじい読書量とその慧眼には脱帽です。ただ褒め称える書評集とは訳が違う。  自分にとって読みたい本が何か分らなくなったあなた、最低ひとつでも光る、いい本がきっと見つかりますよ!

    1
    投稿日: 2015.04.27
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    米原万里の逝去後、すぐに刊行された彼女の「全書評集」。彼女の、多言語話者らしく何事をも相対化する目から鱗のエッセイ集は大好きで、幾度ともなく読み返したものだ。その彼女がこれほどの読書家だったとは、恥ずかしながら知らなかった。自分が読んだことのある本の書評から推察すると、全般的に誉め過ぎ(まあ、本書でも紹介される斎藤美奈子ならぬ身としては、せっかく書評を書くのだから、誉めるのは当たり前だが)の傾向があるものの、興味をそそられる本は数知れず、一気に読みたい本リストが増えてしまった。ボリュームもたっぷり。

    0
    投稿日: 2015.04.25
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    打ちのめされるようなすごい書評集。 あの本を読んでみたい、この本も読んでみたいと、付箋だらけになってしまった。 優れた書評集は優れた読書ガイドとなる。

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    投稿日: 2015.02.13
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    「私の読書日記」という題で連載されていた書評をまとめた第一部と、1995~2005に雑誌や新聞等へ寄せた書評文をまとめた第二部の二部構成の書評集。 文章に人柄が現れる人、という印象を前から持っていましたが、この本は殊更顕著だと思ったのは前半が日記調で書かれているせいかもしれません。圧倒的な読書量と博学な知識、幅広い好奇心と、何より強い個性。書評ひとつひとつに本への情熱が込められていて、こちらも真剣に読まないと蹴倒される気分に。でもその強さが心地良かったりします。 井上ひさしさんによる解説も秀逸。 「書評は常に著者と読者によって試されている。(中略)すぐれた書評家というものは、いま読み進めている書物と自分の思想や知識をたえず混ぜ合わせ爆発させて、その末にこれまでになかった知恵を産み出す勤勉な創作家なのだ。」 ロシア語通訳者として大変優秀であった著者が、さらなる舞台として選んだ書評の世界。個性を堪えて人と人を介する通訳という仕事をしていたからこそ、自己が遺憾なく発揮できる書評という仕事は、彼女にとって仕事の枠を超えたステイタスだったかもしれません。 お会いしたことはないけれど、思わず肩を借りたくなるような包容力を文章から感じていました。早逝が残念でなりません。

    10
    投稿日: 2015.01.14
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    書評集。書評や文庫の解説等を集めている。読書量に驚かされる。読書対象にはやはり偏りがある。これは読書する側の知識量に因ると思う。著者はロシア語同時通訳者なのでロシア関係の知識が豊富でその領域については読むスピードが格段に上がるだろう。そうかといってほとんどロシア関係の書評というわけではない。でも読み手の状況を反映するなぁと妙に感心した。

    0
    投稿日: 2015.01.12
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    ロシア語同時通訳の米村万里さんが、2006年に早逝する直前までの書評を集めている。 彼女がロシア語に堪能なのは共産党員の父親の仕事の関係で小中時代をプラハで過ごしたからだが、通訳者になれたのはロシア語だけでなく日本語の本を多読・乱読したからだという。同時通訳者になるために必要な語学力をその言語で小説を楽しめることだ、と自信を持って言う。 そのような彼女が紹介する本について、実のところ彼女の主張に違和感を覚えるところも少なくないのだが、傾聴の価値はある。残念なのは、多くの本が、Kindle化されていないところである。絶版となっているものも多い。もうあまり売れていない本こそ、何らかの形で電子化して販売してほしい(在庫不要)ところだ。 またこの本には、タイトルに沿った様々な珠玉の本の紹介という他に、彼女のがんとの闘病の記録という意義がある。 結果として、卵巣嚢腫の摘出時に悪性腫瘍と診断され、医師に薦められた回復手術を拒否して、自然治癒に賭けた判断が裏目に出た可能性がある。実際に、初めの医師からは開腹手術を行うと言われ、セカンドオピニオンを受けた医師からは開腹手術を第一オプションとした4つの選択肢を示された。その上でその選択肢の中にあった様子を見るをとった。その後も何度も外科手術を行うよう薦められる機会があった。 にもかかわらず、放置に傾くその決定には、本書でも何度か著書が紹介されている『患者よ、がんと闘うな』など外科・放射線・化学の通常治療に否定的な近藤誠医師の影響があったと思われる。近藤誠氏の「理論」は、一般的には多くの批判がある。最近でも以下のような批判が起きている。 「「病院は金のためなら平気で子宮を奪う」異端医師・近藤誠氏の週刊誌記事に「産科婦人科学会」怒り心頭」 http://www.sankei.com/premium/news/141206/prm1412060011-n1.html 「近藤誠氏は対談を持ちかける前に論文を書くべきだ」 http://blogos.com/article/102569/ 本好きでがん治療についてもいろいろと調べた著者。『私が10人いたら全ての治療を受けられるのに』という著者。違う選択肢があったかもしれないと思うと、非常に残念だ。

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    投稿日: 2015.01.02
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    米原万里さんの読書日記。この人の知識欲はすごいと思う。 この本は私の永久保存本。 米原さんが亡くなったのは本当に残念です。

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    投稿日: 2014.09.23
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    人に勧められて読んでます。この本自体がすごい本。米原万里さんて方に俄然興味が沸いてきた。他の著書も読むつもり。

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    投稿日: 2014.09.17
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    読みたい本がぞくぞく出てくる。 知的欲求が促進されるので、向上心が生まれました。米原さんが今のこの時代をどのような切り口で論じてくれたのだろう。早くに亡くなられたことが本当に悔しいなって思いました。 とりあえず私はこの世界の仕組み、歴史を知らなさすぎるので、ここに紹介されてる難しそうな本を読みたい! そしてそのあとはここに紹介されている心からウキウキしそうな本を読んでリラックスしたい!

    0
    投稿日: 2014.08.14
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    書評本なんてお金を出して買う気はしないが…(¥2286) 図書館で借りてきました 。意外とおもしろい。 ご本人はロシア語通訳なので、ロシア文学系も多く紹介。

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    投稿日: 2014.07.17
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    厚さの通り読み応え充分。読むとそこに載ってる本を読みたくなるし、世界情勢や歴史についても知りたくなる。 かなり一編一編の濃度が濃いので、日数はかかるのでこころしてかかる必要あり。

    0
    投稿日: 2014.06.12
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    米原万里の、最初で最後の書評集。この本こそまさに「打ちのめされるようなすごい本」。片っ端から読んでみたくなる。

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    投稿日: 2014.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以下気になる本を。 池谷祐二「記憶力を強くする」(講談社ブルーバックス)。     井上ひさし「父と暮らせば」(新潮文庫)。     角川世界史辞典。高野和明「13階段」(講談社文庫)。      モフセン・マフマルバフ「アフガニスタンの仏像は破壊されたのではない恥辱のあまり崩れ落ちたのだ」(現代企画室)    高田宏「猪谷六合雄」(平凡社ライブラリー)。      丸谷才一「笹まくら」(新潮文庫)。 高田理恵子「文学部をめぐる病 教養主義・ナチス・旧制高校」(ちくま文庫)。       「辻静雄著作集」(新潮社)。        ワレンチン・スコリャーチン「君の出番だ 同志モーゼル 詩人マヤコフスキー変死の謎」(草思社)。丸谷才一「花火屋の大将」(文春文庫)。      奥田英朗「最悪」「邪魔」「インザプール」。     ジョレス、ロイ・メドベージェフ「知られざるスターリン」(現代思潮社)。     澤地久枝「完本 昭和史のおんな」(文芸春秋)。     エマニュエル・トッド「帝国以後・アメリカシステムの崩壊」(藤原書店)。      加藤哲郎「象徴天皇制の起源」(平凡社新書)。     ロバート・ワイマント「ゾルゲー引き裂かれたスパイ」(新潮文庫)。     井上ひさし「東京セブンローズ」(文春文庫)。      阿刀田高「ものがたり風土記」(集英社文庫)。        星野博美「銭湯の女神」(文春文庫)。     鶴見俊輔ほか「戦争が遺したもの」(新曜社)。 田村志津枝「台湾人と日本人」(晶文社)。

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    投稿日: 2014.01.13
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    くだけた口調と葉に布着せぬ語りによって、こちらの読書欲が刺激され本書を読むのに一ヶ月も費やした。紹介された本を手に取る、中断、読み終わり本書に戻り、そしてまた、、の繰り返しだったからだ。著者が露通訳者だけあって、露旧ソものが多く、他には中央アジア、猫、癌、など小説以外にもたくさんの書評が書かれており、あれもこれも読みたいと自分の世界の広がりを感じさせてくれた。興味のある本が出た頁に貼った付箋の多いこと。米原さんは1日に7冊の本を読了していたということだが、その読書法についても気になるところだった。

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    投稿日: 2013.12.01
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    一番取り出しやすい本棚に置いて、暇な時パラパラめくっています。この本で紹介されていて読んだもの→女盗賊プーラン/国家の罠

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    投稿日: 2013.09.30
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    万里さんの評論集! もう本当にこの人の知見の広さに脱帽!大 好きです。 ロシア関係、アメリカ関係のお話は正直に言ってよく分からなかったのですが、 とにかく読んでいる本の量に驚きました。 第一人者と言われる人は、やっぱり並外れた努力をしているのね…。 エリツィンが万里さんのことを気に入ってたという後書きを読んで、人間的にも大きな人だったんだろうなぁと思いました。 憧れるー!

    1
    投稿日: 2013.08.15
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    「私がテロリストだったら、ここに爆弾仕掛けますね」とW杯観戦のVIPエリアで小泉首相に言ってしまう豪快さと知を兼ね備えた著者らしく、世界情勢・国際関係等々硬派な作品が多い。が、時期が古いモノも多く、今読んでも有益か否かは疑問。こういうのはタイムリー性も重要だし。歴史の勉強にはなるのかもしれないが。よってあまり大衆向けではないような。週刊文春の連載だったらしいが。 トータルで興味が沸いた本は10%ぐらい。斉藤美奈子を評価しているのはよくわかる。あとは丸屋才一・姫野カオルコ・佐藤優(当時は新進気鋭だったらしいが今では超売れっ子に)がお気に入りなのかな?と。職業的なものや猫を除けば総じて性・エロスへの関心が高いようだ。日垣隆を評価しているのはどうなの?って思うが。最後は自らの闘病にまつわるガン関係の書評で生き様を見せ付けているのはプロ根性だなと思う。 解説:井上ひさしの「すぐれた書評家というものは、今まで読み進めている書物と自分の思想や知識をたえず混ぜ合わせ爆発させて、その末にこれまでになかった知恵を産み出す勤勉な創作家である」の一文が印象的。

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    投稿日: 2013.05.31
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    2006年に癌で亡くなった米原さんの書評を集めた本。取り上げられている本のうち、読みたいなと思うものをメモしていったら50冊近くになりました。 ロシア語通訳というバックグラウンドの関係上、ロシアや旧ソ連邦に所属していた国・地域に関する本の割合が比較的高いですが、著者の犬猫好きを反映したペット本や言語、文化、雑学、戦争、そして晩年の著者を苦しめた癌に関する本などが紹介されており、ジャンルは多岐に渡るといって良いでしょう。ただ、小説はほとんど紹介されていません(ロシアと旧ソ連邦圏内を舞台にしたものは除く)。 書評というのは、著者の信じるところでは「褒め過ぎると嘘くさくなるし、貶し過ぎると顰蹙を買う。何より、作品を貶す書評を読んでいて気分がスカッとしたことがない」というものであって、本当に難しい文章なのだと思います。中身を要約するだけなら本の帯や文庫本の裏表紙で十分なわけで、そこにどんな付加価値をつけ、書評を読んだ人の足を本屋に向かわせるかが問われるのです。 そう考えると、最近の新聞や雑誌に載っている書評が「褒める」に重点を置き過ぎていて面白くないということに気づきます。一方で、「貶す」ことに主眼を置いている(ように見える)『文学賞メッタ斬り!』なんかは、単なる憂さ晴らしのようにしか見えず、品がないということにも気づきます。 米原さんは、あくまでロシア語通訳という自分のバックボーンを大事にしてその軸からぶれることなく、さらに「戦争によって自国の大義を示す以外の方法を知らない殺人・侵略国家のアメリカ」、「そんなアメリカに一定の距離を置いて上手く付き合うこともせず盲従し、戦争を支持して自衛隊を外国に送り飛ばしたアメリカ属領国の日本の首相である小泉純一郎」を徹底的に唾棄し、糾弾するという立場を明確にしながら、書評を残していきました。あくまで本を褒め過ぎず貶し過ぎず、でも読者に読んでもらいたいという情熱を失うこともせずに。 このバランス感覚を保つのは、一筋縄ではいかなかったでしょう。個人的には、リアルタイムで著者の著作や書評に触れていなかったのが悔やまれます。

    3
    投稿日: 2013.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米原万里氏の書評・読書記録。専門であるロシアや、がん闘病中の事で「がん」関係の本がやや多いものの、読書量/幅は半端無いです。面白そうな本の部分に付箋をつけていったら、付箋だらけになりました。次買う本の参考になります。

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    投稿日: 2013.03.03
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    カテゴリーで好みが分かれるが面白い。 一昔の左翼臭さが鼻につくが。 時々理性を無くしているようだ。

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    投稿日: 2013.02.18
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    ロシア語の同時通訳者だった米原万里の10年間におよぶ書評集。ゴルバチョフやエリツェンから指名されるほどの通訳の腕前に加え、物書きとしての面白さも特A級。過去にこの人のエッセイ集を夢中で読んだことはあったけど、この(膨大な)書評集もまた素晴らしい。 どのページを開いて拾い読みしても楽しめる。56才という若さで早世されたことが、本当に残念。合掌。

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    投稿日: 2012.11.05
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    米原万里の訃報はついこの間と思っていたのに、もう6年経つことに衝撃だった。 豊饒ともいえる日本語の語彙力と知識、ロシア語に堪能なだけに政治に関する知識も半端ない。 彼女の魅力は本に対する愛情が深いことだ。 彼女が賞賛する本は、どんなに難しくても読みたくなる。 おかげで、読まなければならない本が増えた。 うれしいやら悲しいやら。

    1
    投稿日: 2012.10.08
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    打ちのめされたのが「笹まくら」。丸谷才一が好きなのだろうか。読んでみたいと思う本も多々あったが、個人的な趣味の違いが多そうでひるむ。

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    投稿日: 2012.09.29
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    ロシア語通訳としても活躍した著者の書評をまとめたもの。癌にかかって闘病生活を送りながらも、多くの癌について書かれた本をあたり、治療を試す姿は圧巻。科学的態度を忘れずにかなり冷静に対処しているが、可能性に縋らざるを得ないのは人間の性である。 書評は本当に面白く、大量に本を購入してしまいそうだ。

    0
    投稿日: 2012.09.02
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    米原さんがお亡くなりになったのは2006年5月。 56歳というお若さだし、書かれたものも直前まで拝見していたような気がしてたので、訃報をとても悲しく受け止めました。 本書は、「第一部 私の読書日記」と「第二部 書評1995-2005」から成り、 第一部の私の読書日記は、週刊文春に連載されていたものの転載で、第二部は新聞社をはじめ各紙誌に発表した書評がおさめられている。 米原さんといえば、日本共産党員であった父親の仕事の関係で、9歳から14歳までプラハで過ごし、その際、現地の普通学校で学んだロシア語を活かして、同時通訳として活躍し、作家としても成功している。 米原さんのエッセイは面白く、どんどん次が読みたくなるような文章で、本書の書評にも米原さんの笑いのエッセンスがギューギューづめだ。 題名の 打ちのめされるようなすごい本 は、本書のなかで書名を、はっきり紹介してくれているので乞うご期待!! 引越しをしたら、犬は何事もなかったように順応しているのに、猫は、最初に一週間はノイローゼのようになった。人間の脳から前頭葉を取り除くと猫の脳になるんですよね~ {ここで(笑)} プラハで通ったソビエトの学校の教科書は、どれも読み出したらとまらなくなる面白さ。それにひきかえ、日本の教科書は、羅列的記述にて構成されている絶望的退屈さこれはどういうこちゃー {ここではほんとほんとそのとおり!} 通訳や翻訳に関心を持つ高校生相手に話をすることになり、「母語としている人口の一番多い言語は?」と尋ねると「英語」と必ず答えるそう。正解は一位が中国語で二位はヒンディー語らしいが、20年前には日本語は六位だったとのこと。 しかし、今は日本語の母語人口は十位に後退。人口比率と大いに相関性があるので、この結果はどうともいえないが、米原さんも日本語の大切さを説く。母語をきっちり自分のものにして外国語を。 {そうだそうだ!} などなどのエッセイが続くが、自らのガンを治すため死の間際までさまざまな療法を試している。 卵巣がんで、手術。1年4ヶ月後にソ径リンパ節に転移再発、その後も精力的に仕事をこなす中、「癌治療本を我が身を以って検証」と題して、多くの書物を読み、その中で共鳴したものを片っ端から試していく米原さんがいたわしい。 大金を払い、藁をも縋る思いで次々と民間療法的な門を叩いて行く米原さんだが、自宅で亡くなる少し前までそれを続け文字になっているものを読むのは涙が滲む。 後半第二部の書評は、長短のものが並ぶが、楽しくサクサク読める。

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    投稿日: 2012.08.25
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    完全にタイトルにそそられて買った本。読書日記や書評を寄せ集めたものだけれども、まぁすごい情報量。 自分の知識のなさに打ちのめされそうになりながら、読書スイッチをオンにしてくれた本。

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    投稿日: 2012.07.22
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    自分が今までいかに眼を開けずに生きてきたのかを思い知らされる本。 世界のあらゆる場所でいかなる時も人間は戦争をしている。そして、多くの人たちが傷つき、類まれなる精神力と行動力でそれを救おうとする人たちもいるってこと。 残りの人生で全部読めるかな~

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    投稿日: 2012.04.14
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    職業柄、ロシア関係や国際政治等やや硬めの本が中心で、現在では書店での入手が困難な図書館本も多い。しかしこの書評集には単なる情報提供を遥かに越えたものがある。身辺雑記のように始まり、きちんと書評として終わる。日記をつければ読書録になり、書評を書けば自分史となる。そして書評掲載日を確認しながら読めば当時の世相が浮かび上がる。本好きなら誰もが夢見る理想の形がここにある。闘病生活の中、死の直前まで書き綴った著者の遺言とも言える1文1文を哀惜の念をもって読む。本を置き、本書には決して出てこない著者のロシア本を想う。

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    投稿日: 2012.02.11
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    書評とは何かをきちんと考え書かれている読書日記。 誰かに読まれるのを前提に、うまく内容を抽出し、そこに彼女の考えをうまく絡めていく。 この内容を抽出するというのが難しいんですよね。詳細に書き出せば要約になってしまい、書評を読んだ人がその本を読む必要がなくなる。かといって内容をうまく抽出できなければその書評が空中分解しかねない。 彼女自身も本書でそこを苦悩している記述が出てきます。 でも楽しそうに語られる書評を読んでいると、やはり読みたくなってしまいますね。 彼女自身が癌に侵されていた為、癌治療に関する本が多数登場します。 本当に色々な治療法があり、その多くが保険適用外だったり、眉つばものだったり。 分かってはいてもそれでもすがらずにはいられない。 患者さんやそのご家族の不安な気持ちの一片を垣間見れる作品でもありました。

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    投稿日: 2012.01.29
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    一日7冊読むという無類の読書好きの著者による読書日記と書評集。 ロシア語通訳でもあり、ロシアや東欧に関する文献が多く、ついていけない部分も多かったが、とにかく褒め上手。全然興味がないと思っていた分野も読みたくなってしまう。 本を探すには、よい書評者を見つけるのがベストだということを改めて認識した。

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    投稿日: 2012.01.05
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    図書館でハードカバーの分厚さと知らない本が多くて借りるのを躊躇ってしまったが、文庫が出たので購入。 正解。米原万理様のおかげで新しい作家さん達を開拓できました。 ありがとうございます。

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    投稿日: 2011.10.12
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    書評集なので、ぼちぼちと読む。 読んでいくと読みたい本がどんどん増える。 読者が打ちのめされるのは、紹介される本に対しても、米原万里さん対しても。 米原さんは、もういないのか、というその事実にも。

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    投稿日: 2011.05.01
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    週刊文春に輪番連載された私の読書日記と、10年間の書評. レビューをみて読書日記を中心に読んでみたのだが.... ほとんど興味が共通するところがないというか,読みたい本がほとんどない.著者の仕事柄,ロシア関係や時事関係の本が多くて,そのどちらも私の興味の外であるのが大きい.また書評の扱う新刊というのは陳腐化するのが早いということもあるのだろう. 読書量には驚嘆するが,それ以上のものではなかった.

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    投稿日: 2011.04.10
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    米原万里の書評集。前半は読書日記、後半は様々な雑誌等に掲載された書評を網羅したスグレモノ。タイトルに驚くが、むしろ読了後の方が米原さん自身の類まれな知識の広さと本の向こう側にいる人々に深く感情移入できる人間らしさに驚いてしまう。この本の方がよっぽど打ちのめされるのは確実。 彼女が優れたロシア語通訳者であるのは周知で、当然ロシア関連の見識は並みじゃないだろうとは思っていましたが、ナメてました。知らないことは読んでみる、くらいのスタンスであらゆる分野の本を読みつくしているような錯覚すら覚えます。数年前なので、私のような若輩者で米原さんのように歴史や文学についても無知な人間にはいまいち話の内容がつかめない本もあるものの、それはこっちの責任。とにかく片っ端からオススメ本を読んでみたくなって、人生設計狂いまくりです(笑) 惜しむらくは、好き嫌いがかなりはっきりしていて若干引くかもということ。そこまで言うと逆に反論したくなるよと思わなくもない。

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    投稿日: 2011.03.16
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    まずはタイトルに「打ちのめされる」。「打ちのめされるようなすごい本」についての、この著がまた「私を打ちのめすようなすごい本」だから。そして、彼女の筆致に打ちのめされ、巻末索引を再度点検し、ここで取り上げられている「膨大な」書物の、自分はその幾割さえ読んでない、ということに、これは打ちのめされるというよりは妙に安心する(まだまだ読みたい本はなくならない!)。彼女の「最初で最後の書評集」であり、「壮絶ながん闘病記を収録」などとカヴァーにあれば、じっくり読むのも少しだけ躊躇われるというものです。もう少し、寝かせて熟成させようかしらん。それでもここに挙げられた本、全部ノートに写すつもりです、いつか読みたいものとして。だけどそれよりも、著者の各々の本に対する筆致、内容、言葉の選び方、そして彼女ならではのエピソード、まずはそういったものをしみじみと味わうべき1冊だと思う、思っている。『小川洋子の偏愛短篇箱』、川上弘美『大好きな本』などの隣、つまりいつも目に付くところにスタンバイ。つぎ、何読もう?そう迷うことのできる幸せを、ほんとうに今度こそ忘れたくない、とその都度思い知るためにも。

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    投稿日: 2011.01.12
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    やっと半分まできた。 米原万里さんの読書力、知識力にはおどろくばかり。 興味対象が広く、自分自身の世界の小ささを思い知らされると同時に、知らない世界をもっともっとたくさん知りたいという向上心を与えてくれる。 これから出てくる本がどんな本なのかが楽しみで仕方ない。 それにしても、こんな素晴らしい文筆家がこんなに早くにして亡くなったことを惜しく思わずにいられない。 米原さん、もっと早くあなたに出会っていたかった。

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    投稿日: 2010.12.07
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    まずは本のボリューム(分厚さ)にうちのめされた。 読み進めていくうちに作者の半端ない読書量にうちのめされた。 そして、病気に真正面から立ち向かっていく勇気と執念にうちのめされた。 米原万里さんには、もっともっと生きてもらいたかった。

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    投稿日: 2010.09.12
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    書評です。ロシア語の通訳をされていた方なのでロシア関連の本も多いです。あと猫の本も。 癌(がん)となってから関連する本から情報を入手し良いと思われるものを次々と実践する行動力には心打たれました。 ひとつの本の書評にも他の関連する本や情報があり、その本だけでなくたくさんの本を読みたくなりなりました。

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    投稿日: 2010.02.22
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    著者が選んだ「打ちのめされるようなすごい本」を紹介している本かと思って読み始めたが、この本が「打ちのめされるようなすごい本」

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    投稿日: 2010.02.14
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    ロシア語会議通訳者、エッセイスト、作家であり、2006年5月に惜しくも逝去した著者による、文学、歴史、人文、自然科学、等多岐にわたるジャンルの1995年から2005年までの10年間にわたる全書評、及び壮絶な癌闘病記でもある読書日記。 著者の博識・旺盛な知識欲・学習意欲には頭が下がる思いがする。 同時に、生を求めて最後まであきらめなかった著者の熱意、強さに心を打たれる。

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    投稿日: 2010.01.27
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    「書評」というジャンルは日本では本当に冷遇されている。 確かに日本で書評を読んだところで欲しくなった本が本屋になければ 大抵問屋にも無く、古本屋を自分で巡るしかない。 正確にはそうせざるを「なかった」。 今はインターネットの普及によってそこまで苦労しなくとも 少し前の本が手に入るようになった。 だからこそ再評価されたいジャンル「書評」である。 優れた書評は海外にしかないわけではない。 日本にもあったのだと気づかせてくれた一冊である。 著者の米原万里さんは幼少時代をプラハに過ごし ロシア語に堪能なその出自からも伺えるように 自身の著作、また経験もロシア文化に大きく影響されている。 この本で取り上げられる本もロシアの文化・歴史・人物に関係するものが非常に多い。 それらの本を原著と読み比べたりもするのがやはり米村さんの真骨頂であろう。 ことロシアに関することは単なる書評の枠を超え、 書評を通してロシアの現実を見せてくれる。 優れた文章の力がその本を軽く一読したようにも見せてくれる。 何よりも著者が本を読むのを楽しんでいるのが見て取れる。 エライ先生の諸表はあらさがしばかりしていて 結局自分の作品が一番エライ、という結果になることも多いが彼女には全くそれがない。 もっとたくさん米村さんの書評が読みたかったのだが惜しい人をなくしてしまい 日本の書評文化に大きな痛手になったことを痛感している。

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    投稿日: 2009.10.22
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    ★五つしかないので五つですがあればあるだけつけたい敬愛して止まない米原さんの書評を集めた本です。がんで若くして急逝されたときは本当に驚き悲しむばかりでしたがこうしてまた米原さんの書いた書評を読める幸せとこれ以上はもう読めない悲しみを改めてひしひしと感じました。米原さんがほめる本はどれも外れなし!と確信しつつも自分の読む速度を考えれば到底読み切れるはずもなく、ああもっと時間が欲しいと思いました。大変面白かったです。特に数は少ないながら自分が読んで面白かった本が取り上げられ米原さんがほめていたりすると、なんとも嬉しくて小躍りしたいような気持ちになりました。眼福というか脳福というか、ありがとうございます、という感じでした。亡くなったあとに編纂された本ということで、あとがきや解説も書かれた方が米原さんを心から偲んでいらっしゃる様子が伝わってきて、読んでいて泣きそうになりました。

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    投稿日: 2009.07.30
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    何がすごいって、米原さんの書評がすごい。 どんな本でも楽しく読めてしまう幅広い知識には脱帽。米原さんの手にかかれば、難しいロシアの歴史本もエンターテイメントのようにおもしろそう。書評にある全ての本を読みたくなってしまうほどです。 ガンで亡くなったのが本当にもったいないこの才能。もっと米原さんの本を読みたかった。知識を吸収したかったなあ。 ガンになってからの書評はつらい・・・藁にでもすがりたいとはよく言うけれど、どんな療法でも、試してみて、治りたかったんだろうなというのが、よくわかって・・・でも、冷静になろうよ・・・とも思う。自分がガンになったら、冷静じゃいられないよな・・・

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    投稿日: 2009.06.12