タイトルから何となく想像できましたが、ハーレム要素あり、お色気あり、ラッキースケベ満載など、温泉好き（の健全男性）なら夢のような天国のような状況。「非日常」過ぎて、うらやますぃにもほどがあります（^^； ヒロインたちのキャラクターはそれなりに個性があって、それぞれいろいろな絡みが楽しめる作品ですが、オープニングからしばらく読み進めるとその後の展開がある程度予想できてしまうのがちょっと残念です。

まぁ、作者は温泉好きなんだろうね。とは思ったけど、少々肌色成分が多すぎるのと、主人公、各ヒロインの背景の作りこみが薄いのが気になったところ。多分1冊でまとめるにはページが少なすぎるんだろうね。各キャラクターが大人すぎるのも、現在の日本をテーマにしたのなら苦しい。中学生や高校生の考える内容からはちょっと外れているように見える。 村おこしについてもあっさりとまとめすぎた感が強いが、それでも村への思いを最後にキチンと出しているところで破綻しなかったという印象。村おこしについては実際に必死になってやっている地域もあるので、今後、話が続くのであれば主人公たちが村おこしのために奔走するのも読んでみたいところ。