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御手洗潔の挨拶
御手洗潔の挨拶
島田荘司/講談社
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総合評価

144件)
3.6
20
44
61
4
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まず、Return To Forever に出会わせてくれて、感謝。御手洗の、第七銀河の彼方にを聴きたい。ちゃんと話も面白いです。紫電改がなかなか面白い。疾走する死者、無い頭を必死で絞ったが、余りにも突飛で私の推理は粉々にされてしまった。

    0
    投稿日: 2026.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    マンションの11階から消えた男が全力疾走でも間に合わない距離の電車に飛び込んで死ぬ。首には絞殺の痕。「疾走する死者」。 この頃の御手洗と石岡君がやっばり好き。「数字鍵」の切ない感じや「紫電改研究保存会」の事件の面白さに御手洗の奇人ぶりとか面白くて好き。

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    御手洗潔の人柄や性格、人間性がとてもよく伝わる短編集。短編集とは思えぬ満足感! 御手洗潔という探偵が好きだった自分としては、御手洗潔は人間としても愛せるのだと再実感しました。 どの短編も素晴らしいものだが、特に「数字錠」がお気に入りです。

    0
    投稿日: 2025.09.12
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    御手洗潔シリーズの最初の短編シリーズ。「数字錠」という作品で、少年にフランス料理をご馳走するシーンに痺れました。御手洗潔シリーズ全体にも色濃く反映されている異色の勧善懲悪の視点。かっこよさのお手本です。

    4
    投稿日: 2025.08.22
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    御手洗潔シリーズの短編集。 「数字錠」 切ない真相と人間ドラマでリーダビリティ抜群でした。 ただトリックは小粒。 小学生レベルの嘘に大人2人(しかも片方は警察官)が騙されるのはどうかと思ったが。 「疾走する死者」 なかなかのバカミス的発想ですき。 けれど、どうやら同作者の別作品のトリックを使い回してるらしい。 なんの作品か知らんけど。 トリックのサンプリング?リマスター? 「紫電改研究保存会」 コナン・ドイルの「赤毛連盟」的なお話。 あちらよりも更に捻くれた展開で良かった。 「ギリシャの犬」 スピーディで緊迫感のある誘拐劇と、後半の息も付かせぬ大捕物が面白かった。 話の途中で「水晶のピラミッド」についての言及があるけど、当時はまだ発売されてなかったらしい。 横溝正史の本陣殺人事件と獄門島みたいなもんか。 今回は全体的に長編と違って、御手洗潔というキャラクター性をフォーカスした作品という印象があった。 奇人変人なのは変わらないけど、彼の意外な一面がところどころに垣間見えて、長編作品とはまた違った魅力があった

    10
    投稿日: 2024.11.24
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    数字錠、疾走する死者、紫電改研究保存会、ギリシャの犬。全体的に短編でそれぞれ関連性もないので肉付けなくサラッと読んでサラッと終わる。疾走する死者というイメージと犯人の小物感が一番良かったかな。もっとおどろおどろしい事件の方が好み。 本編の短編よりも後書きの「新・御手洗潔の志」でなぜ御手洗潔を映像化しないのかを述べている方が必読の価値あり…?

    0
    投稿日: 2024.08.07
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    普通にミステリーとして謎解きは面白かった。 色々とクセのある人物が多かったけど、そこもまた魅力かなと思う

    0
    投稿日: 2024.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗潔シリーズじゃなかったら許されないレベルでガバガバな短編集。御手洗潔がプロ級にギターが上手いという謎の特技が登場。

    0
    投稿日: 2024.05.05
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    御手洗シリーズをよみはじめたが、ストーリーはすごいが、もともと密室が苦手なのと、御手洗さんが出てくるのがあまりに遅いのが好みではなかったので、こちらはジャスト。御手洗さんと石岡のかけあいの面白さも心地よく読める

    0
    投稿日: 2024.02.24
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    本格ミステリ短編集でした。 シャーロックホームズとワトソンのような、二人の掛け合いは健在です。 どの事件も御手洗潔にとっては、ほんの挨拶がわりということでしょうか(笑)

    0
    投稿日: 2024.02.16
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    短編集。「数字錠」は御手洗の信念であったり性格がよく見えて好き。 作者あとがきに、なぜ御手洗の映画化を承諾しないのかが(相変わらず長めに)説明されている。

    0
    投稿日: 2024.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1987年 ・数字錠    犯人がピュアだなと思った         御手洗がキザな感じで         この時代にあっていると思った ・疾走する死者 挑戦状出てくる所が良かった ・紫電改研究保存会 戦争中飛んでいた飛行機           保存会の男に宛名書きを           頼まれる新聞記者の男          当選宝くじを取られていた話 ・ギリシャの犬 モナコで青葉と知り合う御手洗         日本で青葉の子が誘拐され         取り返す話 御手洗潔シリーズは4冊目 小説は綺麗だなと思うところ 出てくるので..読み進めたけれど.. 挑戦状とか好きだし.. (3冊目は好みではなかった) 最後の"新・御手洗潔の志”の 日本人論にゲンナリした 西洋外国好きで..自虐..日本下げ.. と感じて共感できなかった

    0
    投稿日: 2024.01.17
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    好きだった順 ①ギリシャの犬 ②数字錠 ③疾走する死者 ④紫電改研究保存会 トリックや事件そのもの云々はもちろん、御手洗潔という人間を知るのにとても良い作品でした。 ここまでシリーズを読んできて、御手洗潔に対しては何となく取っ付き難い感じがしていたのですが、本作でぐっと人間味が増したような、親近感が湧くようなそんな印象を持ちました。 最後のあとがきは、御手洗潔がこのような人物設定になった所以が書かれています。 個人的には「この宣言は必要か?」と思いましたが、今から40年近く前に書かれたことを考えると腑に落ちた気がします。当時読んでいたらどんなふうに感じただろう。 ある意味で今の日本においては認められる人柄なんですよね、逆に。

    2
    投稿日: 2023.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編が4作品。 どれもトリックがそれホントにできるか!?と思われるようなものだった。 毎度おなじみ御手洗のキャラクターもあり、面白くサクサクとは読めたが。 御手洗がコーヒーではなく紅茶しか飲まなくなったルーツがわかり納得した。

    1
    投稿日: 2023.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったな〜! 「数字錠」がトリックもストーリーも一番良かった。「占星術殺人事件」でもそうだったけど、犯人のどうしようもない気持ちを書いて、それと真摯に向き合う御手洗の考え方が好き。 「疾走する死体」は、ええ〜!?と言いたくなるトリック(名探偵コナン的な)だった。 新聞社の人の話はホームズの「赤毛連盟」を彷彿とさせた。 「ギリシャの犬」もトンデモトリックだったけど、犬が活躍したので良かった。 最後の「御手洗潔の志」は、御手洗が日本人の性格を分析して、それと真反対の行動や発言を「選んでいる」という事実に、なぜかとても感動した。 あのキャラクターは御手洗が自身で構築したものなのか、と。 この志が「凝り固まった日本人の価値観にメスを入れてやろう」というもので、それが作者の志か、あるいは御手洗のものか、それはどちらでもいいけれど、変人変人と言われ続けてきたキャラクターに意味があり、魅力を感じる理由がちゃんとここにあったんだな、と思った。 「御手洗潔の志」はこの先シリーズを読み進めても、定期的に読み返したい。

    0
    投稿日: 2023.10.26
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    異邦の騎士を読むために読んだ。(その順番で読めとのことだったので)どの話もそれなりには面白かったが、短編集だったのでトリックや犯人にそこまでの驚きはなかった。

    0
    投稿日: 2023.09.02
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    読んだ本 御手洗潔の挨拶 島田荘司 20230815  本日は終戦記念日 黙祷  御手洗潔シリーズの短編集で、4つのお話が入ってます。  一話目の「数字錠」では、何の手掛かりもつかめず、種明かしでそこに着目すべきだったのかと、歯ぎしり。  二話目の「疾走する死者」では、犯人だけはわかったけど、トリックが解けず、ちょっとそれ解けないよって感じで歯ぎしり。  三話目の「紫電改研究保存会」は、何が事件(被害)なのかもわからず、まあ、読み物としてなるほどと。歯ぎしり無し  四話目の「ギリシャの犬」では、島田荘司の答えともいうべきヒントに気づけずに歯ぎしり。でも、気づいても何にも解けなかったなって感じでした。  アガサクリスティー好きの僕にとっては、島田荘司はちょっとトリッキーすぎるところもあるんですが、なんか挑戦したくなるんですよね。

    0
    投稿日: 2023.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ⚪︎全347p ⚪︎御手洗潔シリーズ 短編集1 ▪️数字錠 ⚪︎本短編集の中でも1番好き ⚪︎宮田くんも北川さんも優しい人すぎて心が痛む ⚪︎きっと普通の人なら殺人を犯すほどの動機ではないのに、世界が狭すぎたことと守りたい気持ちが生んだ事件 ⚪︎御手洗くんが優しくて、段々と彼の人となりに惹かれていく ⚪︎全体的に優しい空気とクリスマスの幸福感が滲む温かさとやりきれなさが混在する読了感 ▪️疾走する死者 ⚪︎トリックは分からずとも犯人があからさまなほど怪しい ⚪︎ぼへーと読んでしまう感じの、面白すぎる…!!というほどでもなく、つまんないかも…というほどでもなく短編でちょうどいいその1 ▪️紫電改研究保存会 ⚪︎怪しげすぎて詐欺じゃん?と思ったら詐欺 ⚪︎貴重品の件は不審だし、上着預けるのも、トイレで席外す瞬間があるのも、合流して即解放してもらえるのも、ぜーーーーったい何かあるって!と思ったら当然ある、という短編でちょうどいいその2 ⚪︎爪に数字書いてるという件は何だろう?と思ってたから最後回収してくれてスッキリ! ⚪︎一千万盗まれて、結局許せたの懐深いよぉ ▪️ギリシャの犬 ⚪︎仕事が休みの日にたこ焼き食べに行くのが娯楽な私にとってまさかの親近感を覚える話 ⚪︎暗号は橋に見えるところがあるし地図っぽいなぁーと思ってたら正解で嬉しい ⚪︎金の亡者(元)と思われながら青葉兄が好感の持てる人格だし、クロが死んでたこ焼き屋もなくなった青葉妹は可哀想だし、登場人物がみんな好感度高め(吉川くん!君以外だよ!) ⚪︎青葉兄の御手洗くんへの全面的な信頼が特に良かった点。道具持って来て!と伝言されておきながら、兄が警察に頼まなければ道具持って行かないつもりだったのか!?という小さな衝撃 ⚫︎あとがきの新御手洗潔の志は一読の価値あり。色々と考えさせられますね。

    0
    投稿日: 2023.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「挨拶」というタイトルからも、御手洗潔のキャラ紹介でもあったらしい今作、短編集だからお手軽に読めた。 殺人、窃盗、詐欺、誘拐…の事件の中で御手洗のキャラがポツリポツリ明るんでくるのが面白い^ ^ コーヒー飲まない理由、ギターめっちゃ上手い、犬大好き等々微笑ましい^ ^ けど短編そのものより最後の新・御手洗潔の志が一番印象的だった。 初対面ではぞんざいに、親しくなると丁寧に。 お偉方には傲岸に、身分の低い人には丁寧に。 年上には馴れ馴れしく、年下には丁寧に。 一見天の邪鬼で捻くれ者の変人に思われるであろう対応だけど、力関係が全てを決定し中身のない威張り屋アホ上司に媚び諂うことを良しとする風潮の日本で、敢えてそういう姿勢を貫こうとするのは格好良いなぁとしみじみ…

    1
    投稿日: 2023.06.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短篇集ではあるものの、御手洗潔の活躍を十二分に楽しめる作品でした。私としては「紫電改研究保存会」が、トリックというよりも、話としてどう着陸するのかワクワクしました。

    0
    投稿日: 2023.05.24
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    「御手洗潔」を知る一冊。 (数字錠)での「御手洗潔」に胸アツになりました。 これまで占星術殺人事件、斜め屋敷の犯罪、異邦の騎士と順番通りに読んできましたが、私には何処となく、ぼんやりというかモノクロの人物でした。 この一冊を読んで「御手洗潔」に温かい血が通って、色彩を持ったような感覚です。 ダイナミックで一歩間違えると・・・なトリックの(疾走する死者)で石岡君に掛けた「懐かしかったろう?」の一言。 いいですよね。 何処となく、かの有名な同盟を思い出す(紫電改研究保存会)や、犬好きが微笑ましい(ギリシャの犬)も楽しめました。 「御手洗潔」が読まれる理由が判った気がします。 あと、巻末の新・御手洗潔の志は必読です。

    16
    投稿日: 2023.04.26
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    殺人事件や誘拐事件、日常の謎まで楽しめる短編集 御手洗潔のキャラクターがおもしろい 慇懃無礼だけど根はまともな人というかんじ クリスマスイブを楽しむ話でジーンとして不可解な話の真相に舌を巻く 紫電改の話が一番好き 謎の爺さんの夢を真剣に語ったり、憎めないところがよかった

    0
    投稿日: 2023.03.25
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    はい。御手洗潔、面白かったです。 変わった人ですねぇ。 短編集だったので、軽ーく読めました。 トリックが突拍子もなく戸惑います。

    1
    投稿日: 2023.03.08
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    『数字錠』で御手洗潔の思いに胸を熱くし、『疾走する死者』ではその大胆なトリックに驚き、読者への挑戦にニヤニヤし、『紫電改研究保存会』ではそのロマン溢れるやり口に心を打たれ、『ギリシャの犬』では、最後までドキドキワクワクの活劇を楽しむ。 4話それぞれが、それぞれに個性的な短編集でした。 特に『数字錠』を読んで、御手洗潔の事が大好きに。

    0
    投稿日: 2022.12.10
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     御手洗潔は──というより島田荘司はロマンチックであることを信じているし、そのロマンチックさというのは単に何かに浸ってポワンとする類ではなくて、今ここにない(そこにはたとえば嘘とか、本心でない気持ちを隠している時間みたいなものも含まれる)何かに対して想像を巡らせる力を指す。「数字錠」には占星術殺人事件の中にある叱責にさわやかな捉え直しと後処理があって、「紫電改研究保存会」には胸を打つ巨きなロマンチックさがある。 私はだから、数字錠と紫電改研究保存会が好き。

    0
    投稿日: 2022.12.04
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    絞殺死体が全力疾走して電車に飛び込む事件。全員がアリバイのある不可能密室殺人事件。会ったこともない男に、封筒の宛名書きをさせられる事件。犬と暗号とタコ焼き屋と子供の誘拐事件。奇想天外にして巧妙なトリックを秘めた事件に御手洗潔が挑む。 御手洗潔シリーズ第三弾。今回は四つの事件に挑む短編集。四つの事件を通して、変人(?) 御手洗潔とは、どういう人物なのかを掘り下げたエピソードが揃っている。 特にお気に入りの事件は、”数字錠”。いかに御手洗潔という人物が魅力的なのか、が詰まったお話。 「こんな罪まで、暴かなければならなかったんだろうか。」 御手洗潔の人柄、情の深さ、優しさの深さを知れるとともに、事件を解決することの苦悩や葛藤を見事に表現されている。御手洗潔がコーヒーを飲まなくなった理由も明らかに…! また、絞殺死体が全力疾走して電車に飛び込む事件のような想像するだけでワクワクできるような殺人事件もあれば、現場に残された暗号から子供の誘拐事件を解決するといった、探偵者っぽい内容のものも含まれていて、ミステリ作品として大満足の一作でした。 「占星術殺人事件」、「斜め屋敷の犯罪」ときて、本作「御手洗潔の挨拶」まで読まれた方は、誰もが”御手洗潔”の虜になっていること間違いなしです。興味があれば、ぜひ、手に取ってみてくださいね。

    5
    投稿日: 2022.11.15
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    御手洗潔の活躍が存分に堪能できる短編集であった。個人的に紫電改研究保存会が短くても完成度の高いのでオススメ。

    1
    投稿日: 2022.05.31
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    御手洗潔「挨拶」代わりの読み易い作品。 数字錠:密室殺人。コーヒーを飲まない理由。 疾走する死者:建物から電車に飛込死体 ギリシャの犬:誘拐事件と暗号。スッキリ爽快。

    15
    投稿日: 2022.03.20
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    各話にリンクのない短編集。でも、御手洗清という人間を理解するためには必要な話しも入ってて読み応えあり。自分は御手洗探偵が好きなんだなあと思う。

    0
    投稿日: 2022.03.04
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    フォローしている方のレビューを読んで久しぶりに読みたくなった。 実際に読んだのは単行本だが、文庫本しか登録出来なかったのでこちらでレビューを書く。 雑誌掲載が1985年~1987年なので、もう四半世紀も前の作品なのだが良い作品は何度読み返しても時代が古くても楽しい。 この頃の御手洗が一番好き。傲岸不遜でクセが強く周囲を振り回すという、いかにもな探偵キャラクターなのだが彼をフォローする石岡の存在もあって楽しく見守ることが出来る。 「数字錠」 3つの数字を組み合わせたリング状の錠前がネックとなり二人の容疑者を逮捕出来ないと嘆く刑事。しかしトリックは斜め上。現代ではルール上できないだろうが。 だが事件の肝はトリックではなく、背景にある哀愁。これ程優しい御手洗はなかなか見られない。何しろこの事件を機に、コーヒーは飲まなくなるのだ。 「疾走する死者」 読者への挑戦状付き作品。台風の夜、マンションの十一階から駆け降りた筈の男が、僅かな時間で道路を隔てた高架線路上で他殺体となって発見される。 こちらは純粋にトリックを楽しめる…筈が、台風が鍵だった。 そうそう、御手洗はギターの腕も上等だったことを思い出す。事件をサクッと解決してチック・コリアのライブ放送に間に合わせるとは、さすが。 「紫電改研究保存会」 突然現れた謎の男に〈紫電改研究保存会〉から資料を送る宛名書きを頼まれた新聞記者。半ば強制的にやらされたあの半日の出来事は何だったのか…。 シャーロック・ホームズシリーズの『赤毛同盟』を彷彿とさせる話なのだが、新聞記者の被害が意外で、そのためにここまでするかという設定が面白い。それにしても大事な情報はくれぐれも取り扱い注意。 「ギリシャの犬」 少年の誘拐事件に乗り出す御手洗。手掛かりは事件前に起きた、たこ焼き屋の店舗小屋消失事件と盲導犬毒殺事件と謎の暗号メモ。 御手洗が一人先回りし、石岡や刑事たちはただ犯人と御手洗に振り回されている。事情が分かっているなら説明してあげたら良いのに…と思うが、それをやったら小説にならない。 御手洗がもう一つ優しい相手が犬だということが分かる作品でもある。 事件は少年探偵団シリーズみたいで面白い。

    42
    投稿日: 2022.02.18
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    御手洗潔シリーズの短編集。占星術殺人事件後の話から始まり語り手が石岡くんじゃないものもあり楽しい。三話目がいいな。カラッとしたお話。巻末の島田先生の説明がとても良い。御手洗シリーズを読破しようと決意を新たにした。

    3
    投稿日: 2022.02.16
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    御手洗潔の人に対する愛情深さが垣間見える一冊。島田荘司氏は日本語が美しく安心して読める。 このシリーズ、順番に読んで無くて目につくものから適当に読み始めてしまってて若々しい二人がとても新鮮。御手洗の肩書きがちょこちょこ変わってるようだけど本人の才能の多彩さには毎回驚く。

    1
    投稿日: 2022.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログを始める以前に読んでいた本だが、御手洗が恋しくなり再読。 やっぱ御手洗好きだなぁ。自分の中ではやはり探偵といえば御手洗。本書には、その「私立探偵御手洗」の誕生シーンや、人柄がわかるシーン、そして強力な謎と大胆なトリックが収められている。 占星術もそろそろ再読したい。 『数字錠』 ミステリとしては小粒なのは確かだが、御手洗の青年への優しさに心動かされる。 東京タワーの展望台での御手洗の言葉が印象に残る。 『疾走する死者』 個人的にはこれがベスト。同作者の某作品と同じトリックが使われていることもあり(しかもこちらのが後)、あまり評価が高くない作品だが、同じトリックのあの作品よりもこちらの方が上手くまとまっているように感じる。 L字形のベランダ、帽子のない死体などの伏線も巧い。 『紫電改研究保存会』 ホームズのあの作品に似ているが、宝くじのすり替えというのは驚いた。 『ギリシャの犬』 たこ焼き屋が盗まれるという冒頭の奇妙な謎が魅力的。子供の隠し場所も上手く盲点を突いてくる。犬に乗って颯爽と登場するシーンかっこいいなぁ...異邦の騎士にも確か似たシーンがあったような。 (橋の上からロープを引っかけるという方法でどうやってもやい結びをするのかは疑問)

    4
    投稿日: 2022.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目。 4つの短編からなる。 どうやったのかを解くミステリ。 殺人、詐欺、誘拐と幅広い。 ホームズっぽかったです。

    12
    投稿日: 2021.08.07
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    所持しているのは1989年発行のバーコードの記載のないハードカバーのやつなので、もしかすると文庫本とは少し違うかもしれない。短編集で数字錠、疾走する死者、紫電改研究保存会、ギリシャの犬の4編が収録されている。御手洗潔という人物を堪能出来るのは短編だと思っている。

    2
    投稿日: 2021.07.15
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    御手洗シリーズ短編集 短編集なので当然長編と比すれば一つ一つの謎は薄味になるが、それでも充分過ぎるほどに味付けが濃い。 中でも個人的には巻頭の「数字錠」が全てにおいてバランスが良いと感じ気に入った。 そして何より読む毎にあのコンビが愛おしくなってくるのが良い。 この後待ち受ける長編に向けてのモチベーションも高まるというものだろう。

    3
    投稿日: 2021.05.17
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    ミステリーとしては物足りない気もするけど、どのエピソードからも御手洗くんの人となりが伝わってきてよかった! 文章も軽めで読みやすく、筆者のユーモアがところどころ入っていてクスッとしてしまった。ケンタッキーフライドチキン…。 数字錠 …御手洗くんの人情が溢れている( i _ i ) 映像化したらすごくいいものになりそう。 疾走する死者 …読者への挑戦が少しでも分かったので嬉しかった。確かに他の作品に比べると易しいかも! 紫電改研究保存会 …阿刀田さんのショートショートみたいな不思議な世界観だった。でも言われてみればちゃんと伏線回収している…!なるほど。 ギリシャの犬 …犬好きの御手洗くん可愛い。こういう神話めいた話、ロマンがあって好きだなあ。

    1
    投稿日: 2021.05.01
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    【御手洗潔シリーズ】中短編集。 毎年クリスマスが近づくと、少し切ない「数字錠」を読みたくなります。 どの物語もミステリー要素はもとより、心をギュッとつかまれます。 ミステリー小説を初めて自分で買ったのは本書だったかも…? 何度読んでもまた読みたくなる珠玉の作品です。

    3
    投稿日: 2020.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ※2006/2/24のblogより転載  島田荘司先生のミステリに登場する探偵といえば、御手洗潔。  探偵・御手洗潔が、数々の難事件、迷事件を解決していくシリーズですが、「占星術殺人事件」で島田荘司先生の凄さに引き込まれ、御手洗潔の名がつく本を手当たり次第に読み始めた頃の一冊。  ワトソン役の推理小説作家・石岡和己とのやりとりが、本格派の中にもユーモアというかコミカルさが盛り込まれ、絶妙のバランスを醸し出しています。 「数字錠」  吹田電飾の社長が殺された。容疑者は社員と株仲間。  しかし殺された部屋には、数字錠が掛けられ密室になっていた。 トリックや犯人当てよりも、御手洗のハートフルな人間性が前面に押し出された作品。  御手洗と石岡が、コーヒーを口にしない理由が書かれている。 「疾走する死者」  嵐の夜、11階のマンションの一室から男が消えた。その後男は、電車に飛び込み死亡する。  しかし部屋から線路までの距離と時間は、到底人間が移動できるには不可能なものであった。  トリック的にはそれ無理じゃないの ^^;とも思えるんだけど・・・まあ島田作品のオールキャスト作品と思えば. 「紫電改研究保存会」  バーの片隅で、男が語った不可解な昔話。  横で聞いていた御手洗のアームチェア・ディティクティブが炸裂する。  なかなか面白い話でした。そもそも、紫電改研究保存会なんてこと良く思いつくもんだなと。手の込んだトリックなんかよりも、よっぽど面白かったです。 「ギリシャの犬」  消えたタコヤキ屋台の捜索を依頼された御手洗だが、いつの間にか謎の暗号にかかわる事件に巻き込まれる。暗号に秘められた真実とは!?  暗号を見た時、表題のギリシャという響きからもギリシャ語?と全然見当違いな方向に推理が向かったわたし。・  あの暗号が、あーゆーことだなんて。よーく知ってるアレだなんて(笑)

    1
    投稿日: 2020.11.15
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    過去に読んだことあるなあ……。 うっすらと思い出しました。 御手洗さんの魅力満載。 私はどうしても、御手洗さんを「七三わけの頭」で脳内変換しちゃうんだけど、クルクルした髪形、みたいなことが書いてあったな……。 これからはそれで変換しよう。 最後の「ギリシャの犬」、私はあの辺の橋のことをテレビなんかで見るたびに「なんか本で読んだことあったな」と思ってましたが、この本だった!  スッキリしました。

    1
    投稿日: 2020.03.05
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    今まで御手洗潔にそこまで魅力を感じていなかったど、本著ですっかりファンになってしまった。当然島田さんのファンにもなった。 各話を読みだした時には、彼の“意外性”に触れたことに魅了され、読み終わる頃には“そうだ。これも御手洗潔という人間だ”と思えてしまう。 「そういえば、御手洗潔シリーズって映像化してるっけ?してないよね。なんでだろう?」という疑問にも巻末で解答してくれていて、とても満足度の高い1冊だった。

    1
    投稿日: 2020.01.31
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    警察の捜査を撹乱させるためにわざと嘘の推理を披露したり、なぜか楽器が得意でプロ並みの演奏をしてバンドメンバーから嫌味っぽいやつだと思われたり、はじめのうちはやる気なくて事件に関わることを拒否しておいて犬が殺されたと知った瞬間急にやる気出したり、とにかく御手洗の個性が強く出ている作品でした。疾走する死者のようなバカミス一歩手前なダイナミックなトリックが好きです。

    2
    投稿日: 2019.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「数字錠」 無邪気に謎を解くことを楽しんでいた御手洗が、謎を解くことで壊れる世界があることを知る。 このはなしが、御手洗の犯人や事件に対する向き合い方を決めたのだな、と納得。

    3
    投稿日: 2019.08.24
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    新本格派の大御所 島田荘司さん初読本をブックオフで購入。今では珍しくない主人公の変人奇人ぶりの表現に当たって長く35年に渡り映像化の打診を全て断っていたが、何故か2015年玉木宏さんはぴったりとOKが出てテレビ化映画化になったそうな、玉木さん続編もよろしくです。

    3
    投稿日: 2019.07.24
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    島田荘司初読み作品でした。シリーズものの第1作目だと勘違いしてました。 なかなか面白かったけど、たしか玉木宏さんでドラマ化されていたような…わたしのなかでは玉木宏さんではないなぁ。巻末には田村正和さんの名前も出てましたが、わたしとしては若い時の近藤正臣さんって感じで読了。 エラリークイーン的な感じで読者への挑戦もあって、半分は解けたんだけどなかなかわかりませんでした。

    1
    投稿日: 2019.06.13
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    御手洗は変人だみたいなことよく言われてるけど、榎さんとかメルカトルに比べたらめっちゃ常識人だなと感じてしまう笑

    1
    投稿日: 2018.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018.4.1 御手洗潔シリーズ3作目。 前二作が大作だったことと、今回が短編ということもあって内容は薄め。それに!当シリーズ最大の魅力である御手洗潔の反骨謀反の基地外精神が全く感じられなかった。ほんの少し。敬語使うし、常識的なところで感動したり落胆したりするし、優しさ全面に出してるし。他人を排除して自我を猛進するところが好きだったからすごくがっかりしてしまった。シリーズ続けて読むか悩んだ。 あとひとつ言っておくと、石岡くんの御手洗に対する態度がどうにも解せない・・・。いままではまあ1、2つめの事件だったから御手洗の頭脳を信じられないこともわかるけれど、さすがにあれだけの大事件を2つも解決している御手洗をいまだに全く信用せず、被害者救出の大事な場面で「そんなふざけたことしてる場合か!」(そんなにふざけたことではない)的な発言にはげんなりしてしまった。毎度警察が御手洗を散々馬鹿にしてくださっているわけだから、1人くらい味方がそばにいてほしいと思ってしまう。石岡くんまじがんばって・・・ そんな気持ちで読み終わってもやもやと作者あとがきを読んだら上記の不満が昇華された! 御手洗をなぜメディア化しないかが書かれていたのだけれど、その理由を、作者の日本人や社会制度に対する反骨精神をつらつらと圧倒的説得力をもって(私的に)書かれていた。 ・上層部が威張り、下層部がへりつくろう(腹で嘲笑いながら)の無限ループそれだけが正であり道 ・御手洗の横暴な態度は上記のそれとはま全く別 ・日本人は初対面同士で即座に優劣をつけて上記の構図になるよう繕う みたいなかんじ・・? あとがきは短いから、それだけでも再読するべし。 私の中の反骨精神を絶やさぬために。

    0
    投稿日: 2018.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗シリーズ初の短編集。 四話収録。本筋はどれもそれなりに楽しめるものだったけど、それより御手洗のキャラを堪能した感じ。今回も御手洗はカッコ良かった! 発表順と単行本化順に狂いがなければ、第二作『斜め屋敷の犯罪』からこれら短編の執筆まで三年ブランクがあるみたい。多忙に過ごした島田氏が御手洗を久々に書く機会を得た、って解釈でいいのかな。 ・「数字錠」……数字錠の3桁の数字の組み合わせが何通りあるかって話になった時、御手洗が宇宙的な数を挙げたので、あれ?そんなことないよね?とモヤッたら、御手洗の気遣いだった。 犯人の17歳少年に見せた御手洗の優しさにキュンと来た。 ・「疾走する死者」…13分前まで生きてた被害者が移動不可能な場所で死んだ、って設定にワクワクした。ただ、ロープに死体を結びつけて飛ばす、ってトリックを見るたびに、そんな上手く行く?と思ってしまう(事実この話では上手く行ってないけど)。 ギターをプロ顔負けの上手さで演奏する御手洗、カッコ良すぎる。ホントこの人何でも出来るな。 ・「紫電改研究保存会」…風変わりな話で、一番気に入った。被害者が被害にあったことすら自覚してない、考えてみれば誰も損してない、平和な犯罪。(まぁ被害者は無駄な宛名書きさせられてちょっと損してるか…) ・「ギリシャの犬」…誘拐事件。この話が一番正統的で厚みがあった。もう少し肉付けすれば長編にもできそう。隅田川の橋のことは以前少し勉強したことがあって(でも暗号に見えて絵だったとは気づかなかったけど)、そうだそうだ!と感心した。 御手洗シリーズはなるべく順番に読もうと思いつつ、本書より早く『異邦の騎士』を読んでいた。でもそのおかげで、いくつか「なるほど」と思えるところがあった。 例えば「数字錠」の事件をきっかけに二人はコーヒーを飲まなくなる。『異邦の…』では御手洗がいつもまずいコーヒー淹れてたし、『占星術…』では石岡くんがコーヒー係になってて、共にコーヒー党って印象が強かったから、この事件が御手洗に本当に堪えたことが伝わってきた。そして以降の短編で本当に紅茶党になってることも。 例えば「疾走する死者」で御手洗が演奏後石岡くんに「懐かしかったろ?」って問いかけ、石岡くんが涙したシーン、『異邦の…』で辛い経験の中音楽に救われてた石岡くんが頭をよぎった。 例えば「ギリシャの犬」で石岡くんが御手洗の旧友に御手洗の過去を聞き出すシーン(まさかの医学部中退)、『異邦の…』で記憶喪失に関する医学的知識を披露した御手洗の姿が呼び起こされた。 (ところでこのシーンは本筋に全く関係なく、キャラ好き読者向けのサービスでしかない。まんまとそのサービスに喜ぶ私…) このシリーズの素晴らしいところは、ひとつひとつの話がそれ自体の面白さを持つと同時に、世界観の厚みに繋がってゆくところだと思う。いや、シリーズモノって少なからずそうかもしれないけど、私達読者はいつでも頁をめくれば御手洗の住む確固とした世界に行くことができるのだ。

    1
    投稿日: 2017.10.27
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    御手洗シリーズの短編集。 4編のうちで、紫電改の話の真相が意外なもので感心した。 読者への挑戦状がある「疾走する死者」はまったく分からず(苦笑)。 全体を通して御手洗の人となりや歴史も明かされてるが、巻末の著者による「御手洗潔の志」は読んでて頷ける内容で、御手洗の変人?キャラクターに納得。 この巻末は本編とは違う面白さがあった。

    1
    投稿日: 2017.08.16
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    御手洗潔シリーズ第3作。短編集。 短編ならではの軽快な文章と筋立てで読みやすい。それでもトリックはしっかり書きこまれていて、ミステリの楽しみを味わえる。また、前2作ではよくわからなかった御手洗潔の人となりが垣間見えてよかった。特に印象に残ったのは『紫電改研究保存会』。コナン・ドイルの『赤毛連盟』を彷彿とさせる内容だ。

    0
    投稿日: 2016.12.27
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    「数字錠」 わりと評判は高いらしいが、正直見るべきところが見当たらない。アリバイトリックは面白みもないし、数字錠の誤誘導にしたって、あまりにお粗末。物語の余韻は確かに素晴らしいとは思うが。 「疾走する死者」 大トリックの裏で起こった想定外の出来事が事件に混迷をもたらし、それらをひっくるめて探偵が解き明かすというベーシックでありながら心踊る一編。 「紫電改研究保存会」 綱渡りが過ぎるとは思うが、探偵が明かす犯人の狙いには、膝を打たされた。 「ギリシャの犬」 微妙。それなりにミステリを読んできた読者なら勘づくでしょこれ。

    0
    投稿日: 2016.12.14
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    短編だから読みやすい。 探偵はどうしてシャーロック・ホームズみたいなひょうひょうとした頭の切れる変人とその友達みたいなパターンなんだろう。 それが気になる。

    1
    投稿日: 2016.11.11
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    本書が私の実質的島田作品初体験の作品である。それは私が大学1年の時だった。確かある月曜日の社会学の講義の際にいつもつるんでいた友達のうち、O君が読んでいた本がこの作品だった。なにげに「何、それ?面白いの?」と聞いたところ、「読んでみる?俺もう読んでるからいいよ」と云って貸してくれた。 その授業は本書の最初の1編「数字錠」を読むことに変ってしまった。 結論を云えば、なかなか面白かったというのが本音。それよりも文章の読み易さにびっくりした記憶がある。先にも書いたが、当時私は久々に読む推理小説にブラウン神父シリーズを読んでおり、その読み難い文章に「こんなもんなんだろう」と思いつつ、難解な文章を読み解くことがあえて読書の愉悦をもたらすのだ、と思っていたが、本書を読んでから、実はそれがとんでもない間違いだと気づいた。御手洗と石岡が依頼を受けて捜査するその過程は臨場感があり、云ったことのない東京や横浜の街並みも、異国の風景描写より遥かに理解しやすかった。 その90分の授業で読み終わったのはこの1編のみ。「面白かった!」といって返しそうとしたら、貸してくれるというので遠慮なく借りることにした。思えばこの時既に彼の策略にはまっていたのだ。 で、本作の感想は上の評価の通り。普通に面白いといったところ。一般的に評価の高い「数字錠」だが、私はあまりそれほど感銘を受けなかった。後で御手洗シリーズに没頭しだして、この作品以降、御手洗がコーヒーを飲まなくなったのを改めて知った。 私にとって本書の目玉は2編目の「疾走する死者」である。これはもう御手洗の演奏シーンの素晴らしさに大いに魅了されてしまった。文字で書かれた演奏シーンから超絶技巧のギタープレイが奏でる爆音が、流麗なフレーズが聴こえてくる思いがした。いや実際頭の中では音楽が駆け巡っていた。この作品での御手洗のカッコよさは随一である。 満足の体で読了した私は本を返す際に「他にもない?」と訊いたのは云うまでもない。そしてそのとき既にO君の手には『占星術殺人事件』の文庫が握られていたのだった。

    5
    投稿日: 2016.09.27
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    和製ホームズのような流れで、すらすらと御手洗さんは理由を解明しさくさく解決していきます。完全に竹越刑事以上にはなれないですね。 律儀にコーヒーを飲まなくなる二人が、これからまだまだ平凡じゃない日々を過ごすであろうと思うと続きが気になります。これより前にも出てると思うので楽しみです。

    1
    投稿日: 2016.07.06
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    嵐の夜、マンションの十一階から姿を消した男が、十三分後、走る電車に飛びこんで死ぬ。しかし全力疾走しても辿りつけない距離で、その首には絞殺の痕もついていた。男は殺されるために謎の移動をしたのか?奇想天外とみえるトリックを秘めた四つの事件に名探偵御手洗潔が挑む名作。

    0
    投稿日: 2016.04.03
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    「数字錠」馬車道への引っ越し 「疾走する死者」御手洗と音楽 「紫電改研究保存会」不思議な話 「ギリシャの犬」御手洗の犬好き

    1
    投稿日: 2015.12.25
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    御手洗シリーズ初短編集。短編も面白い。以下に詳しい感想があります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou5106.html

    1
    投稿日: 2015.11.16
  • 気軽に読める短編集

    時として読むのにかなりのエネルギーを使う島田作品において本作は気軽に読める短編集です。 しかしそれでいて島田作品の醍醐味である想像を超えるトリックは健在で、今回のトリックはそうきたかと思わずにはいられません。 御手洗シリーズが初めての方にもおすすめできる作品です。

    3
    投稿日: 2015.11.01
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    御手洗潔シリーズの短編が4編収録されています。どれも御手洗らしい奇想天外なトリックで楽しんで読めました。個人的には疾走する死者がすきです。

    2
    投稿日: 2015.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「数字錠」 1から9までの数字のある3つのダイヤル式の数字錠。数字の組み合わせは何通り? 数学は苦手だったけどこれくらいならまだいけるし~と思って読んでたら、御手洗さんの解説と全然ちがう答えになって???となったp34…結局紙に書きだすところまでやって、悩みぬいて、でもなぜそうなるか分からなくて、泣く泣く読み進めることにしたのに… 結局合ってたよね、私もまんまと騙されました。 御手洗シリーズは初めてだったけど、短編は入りこみやすくて良かったな。 4編だけど、最後の「新・御手洗清の志」も面白く読み応えあったので得した気分です。これを読むと最初から読み返したくなります。

    1
    投稿日: 2015.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。「数字錠」御手洗の人情味あふれる切ないストーリー。コーヒーを飲まなくなった理由が明かされる。でもトリック的には数字錠の三ケタの数字の組み合わせを一つずつ試したってのはちょっといただけない。「疾走する死者」さすが島田荘司という大掛かりなトリック。読者への挑戦状付き。他に「紫電改研究保存会」「ギリシャの犬」まさに御手洗潔の人物紹介的作品集。

    1
    投稿日: 2015.09.27
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    短編集です。前作の占星術殺人事件のインパクト、トリックの斬新さからすると落ちてしまうのは仕方がないのかもしれません。単純にミステリーを楽しむことができる本です。ただ。ミステリーのトリックは時制の影響を受けますので、こんなのあり?っと思うこともあるかもしれません。

    1
    投稿日: 2015.06.13
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    「占星術殺人事件」と「斜め屋敷の犯罪」は読んでいたのですが、そちらの長編では御手洗さんの魅力がイマイチわかりませんでした。しかし、この短篇集で御手洗さんがやっとひとりの人間になって魅力が出てきました。個人的には「紫電改研究保存会」がニヤリとしてしまって楽しかったな。今後のシリーズも順に読んでいこうと思います。

    1
    投稿日: 2015.06.05
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    「数字錠」は後にもちょこっと出てくる切ない物語なので、読んでおこう。御手洗潔はここで少し変化する。少し。

    1
    投稿日: 2015.05.14
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    数字錠 疾走する死者 紫電改研究保存会 ギリシャの犬 の4つの短編集。 数字錠では紅茶派となった哀しい約束が。また、御手洗の優しさが心にしみる。 疾走ではマンション11階で姿を消した男が13分後に轢死する。走ってもたどり着けない距離でしかも、首には絞殺の痕もついていたという不可能トリックがあっさりと説明される。そのあっさりの理由はテレビが見たいから? 紫電では古典ミステリを新しくしたような感覚が。 ギリシャでは犬好きの御手洗が。 どれも面白く一癖も二癖もある作品です。 個人的にはギリシャが好みですが、外国風作品が多く、結果全て満足でした。

    1
    投稿日: 2015.05.12
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    全体的にさくっとすぐ読める。タイトルになっている通りただただ探偵がつよい話。 ・数字錠 出てくるひとの頭がわるかった ・疾走する死体 落ちたときの傷は轢かれて消えたのに絞めた痕は消えない都合のよさがひっかかる。物理トリックって言うか運? ・紫電改研究保存会 にやにやしてしまった。ミタライよりおじいさんに。 ・ギリシャの犬 犬かっこいい。最初のいぬ(;;)ミタライは超人感ありすぎて好きになれない。

    1
    投稿日: 2015.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『数字錠』綱島から馬車道への引っ越し。竹越刑事が持ち込んだ密室殺人事件。御手洗探偵誕生の会でもあり、二人が紅茶党に宗旨替えしたきっかけのお話。 『失踪する死体』ジャジストのタック目線で語られる殺人事件。他者から見た探偵と友人が新鮮かつほほえましい。探偵の音楽性がフューチャーされる回でもあり興味深い。 謎解き自体は、斜め屋敷や山高帽のイカロスを彷彿とさせるかんじでなんとなく予想がついたかな。 『紫電改研究保存会』新聞社の関根さんが語る不可解な出来事について。珍しく死亡者のない、わりかし呑気な雰囲気。 『ギリシャの犬』探偵の犬愛と友人の素朴さが際立つ話。橋からの受け渡しは何となく想像ついたかな。 『新・御手洗潔の志』著者の主張書。納得できる部分もあり、偏りを感じる部分もある内容だけど、探偵の振舞いについては眼が覚めた思い。思った以上に体系的な論理に基づいた価値観を背景に人格・言動設定がされているんだなぁ。

    1
    投稿日: 2015.04.06
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    再読。 若い、という感じの御手洗さんが泣かせますな…… 「数字錠」なんて、萌える上に泣かせるという。御手洗シリーズは、大掛かりじゃなくても、こうして不思議がらせてしかも胸を打つ話なんですよねえ。

    1
    投稿日: 2015.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何の気なしに御手洗の短編でも読むかなと引っ張り出したらちょうど日本人俳優で実写化するのは吉敷ならアリだけど御手洗は無理と語ってるものだったので笑ってしまいました。タイムリーというかなんというか。 挨拶の名の通り、御手洗潔を初めて読むにはちょうどいい一冊のような気がします。犬好きでギターの腕前が抜群で訳あって紅茶しか飲まない名探偵。動画サイトで第7銀河の彼方にを初めて聴いたのですがこれドラマ内で弾いたりするのかしら。

    1
    投稿日: 2015.03.02
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    御手洗潔シリーズ、3作目。短編集。 タイトル通り、御手洗潔というのはこういう人物だぞ、という挨拶を兼ねたようなストーリー。短編ながら、どれも読みごたえがあって、良かったデス。前作のような、長編ながら主人公がなかなか出て来ないものよりもこちらの方がシリーズモノとしてしっくりくるかも。その中でも、石岡さん視点のものがやっぱりイイかな。出来れば、その視点で統一してほしいところ。

    1
    投稿日: 2014.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集。突出した作品ではないが、御手洗潔の魅力が十分に引き出されている佳作。 トリックがどうこうなどという言うより、御手洗の行動や考え方が面白くて最後まで流れるように読んでしまう。 現代の日本人は、当時と比較して御手洗の考え方に近づいてきている。西洋化したからなのか、洗練されてきているのか、是なのか、非なのかは判らない。 ただ、近づいている。そんな風に感じるのだ。

    1
    投稿日: 2014.09.28
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    短編集 『数字錠』 『疾走する死体』 『紫電改研究保存会』 『ギリシャの犬』 『数字錠』が一番良かった。 切ない雰囲気、御手洗さんの紅茶スタイルのルーツ、東京タワー展望台でのやり取り、どれを取ってもジーンとくる。 御手洗さんの人間性、好きだなァ。 『紫電改研究保存会』も、一風変わってて愉快。ユーモア溢れるビヤ樽男がいい味出してる。 (2014.9.20 読了)

    1
    投稿日: 2014.09.20
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    「御手洗潔の挨拶」島田荘司◆悲しい予感と御手洗の優しさに満ちた密室ミステリ「数字錠」など4編収録。「数字錠」で不覚にも涙ぐんでしまい、短編ながら今のところ御手洗シリーズの中のマイベスト。語り部が石岡でない作品もあるのですが、やはり彼から見た「愛すべき変人探偵・御手洗」が好きです。

    1
    投稿日: 2014.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗&石岡君コンビ3本目。短編集。 【数字錠】…小さな看板屋の仕事場で殺された社長の話。従業員のアリバイと裏口を閉めていた数字錠のトリック。 【疾走する死者】…ジャズ愛好家の集まるマンションで起こった飛び降り事件。遺体が電車の高架線路に瞬間移動した謎。 【紫電改研究保存会】…あて名書きの手伝いをさせられている数時間の間にはめられた詐欺の手口。 【ギリシャの犬】…たこ焼き屋の店が消えた謎と隅田川で起きた誘拐事件。 初の短編、御手洗さんの話は長いと小難しくて読みにくいところもあるので短編の方がサクサク気軽に楽しめるかも。

    1
    投稿日: 2014.08.25
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    なんというか、やはり短編はミステリーのおもしろさを表現しきれないのだなと改めて思う。 紫電改のやつとか、なんだかわからなかったし。ギリシャの犬も暗号の意味が途中でわかってしまったり。 もったいない。

    0
    投稿日: 2014.04.27
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    御手洗さんだいすき。 長編よりも短編のがすきだ、出番多いからね。 石岡くんの地の文が面白くてついわらってしまう 零戦のお爺さんの話が面白かったな。でも最後のわんちゃんの話!御手洗さんの新たな一面が見えて面白かった

    2
    投稿日: 2014.01.08
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    占星術殺人事件から入りました。 王道推理ものらしい事件内容、登場人物の関係。 それ以外でも言葉に還元できないレトロな雰囲気が気に入り、継続して 読み進めることにしました。 そんな二冊目。 御手洗潔シリーズ短編集。 『挨拶』と名がつくとおり、これを読めば後は予備知識もいらない(かも)! 偏屈家で変人で気まぐれで人のことなんて爪の先ほども考えていない、 探偵・御手洗潔についてすぐに把握することができます。 もちろん、ワトスン的ポジションの石岡君のことも。 短編なので、トリックには重厚感はありません。 本当に人となりに注目して読む方が面白いかと思います。 ギター演奏が神がかり的に上手いトコとか、なかなかのグッと来るポイントかも。 私は『数字錠』のストーリーが一番良かったです。 何故探偵と相棒はコーヒーを飲まなくなったのか? これを読めば納得。 終盤、偏屈奇人な探偵の見せた意外な表情と心境を思うと、 つい涙腺が緩んでしまいました。

    3
    投稿日: 2013.10.24
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    初、島田荘司。 御手洗潔シリーズというのがあるらしい。 トリックは、この1980年代らしい感じ。 岡嶋二人みたいな感じで、実際に突拍子なさすぎて謎解きはできないし、そんな無茶なシチュエーションはないだろうという突っ込みもあるが、でも、これは謎解きを楽しむための小説で、設定は謎解きの為に作られたものという、この時代のミステリー王道で、そういう意味で十分楽しめた。 久しぶりにこういう小説読んで、なんだか嬉しくなりました。

    1
    投稿日: 2013.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗 短編集 数字錠:数字錠がついている密室での殺人。社員はトラックで出勤中というアリバイ。 疾走する死者:音楽家の集まり。ベランダから線路に移動した死体。 紫電改研究保存会:盗まれた宝くじ。 ギリシャの犬:盗まれたたこ焼き屋。誘拐事件。隅田川の橋。 そういえば、疾走〜に珍しく読者への挑戦があってびっくりした。 この本に関しては、最後の著者自身のあとがきが一番面白かった。 一般的な日本人とはすべて反対に、という御手洗の行動方向?に なるほど、と思った。

    1
    投稿日: 2013.09.10
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    事件の謎はちょっと考えれば判りそうな物ばかりですが、どれも面白かったです。 推理小説というより、御手洗潔というキャラクターを知る為の作品という意味合いが強い気がしました。 【数字錠】は御手洗と石岡がコーヒーを飲まなくなった経緯を知ることが出来る短編なので、ファンの方は必読です。

    1
    投稿日: 2013.08.14
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    久しぶりにミステリー。  懐かしい御手洗潔の登場だ。オープニング「数字錠」は名探偵御手洗の暖かい人間を表現するお話だが、トリックそのものはイマイチ。次の『読書に挑戦する』という楽しい「疾走する死者」は図面付きで読むのが面倒だったなぁ。面白いのは「紫電改研究保存会」。赤ひげ連盟みたいな感じかな。最後の「ギリシャの犬」はもうひとつ。  ってことで久しぶりにライトミステリーを楽しんだ。

    1
    投稿日: 2013.02.08
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    4 じわんり泣ける「数字錠」、超絶テクでギターを速弾きする御手洗と“えっ、えーっ!”な物理トリックが見物の「疾走する死者」、まるっきりアレのあれのような「紫電改研究保存会」、わんこ大活躍の「ギリシャの犬」、濃い。

    1
    投稿日: 2012.11.07
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    9月の25冊目。今年の167冊目。 御手洗シリーズ。短編集。うーん、2番目の短編が非常に分かりづらい。何回か読みなおしたけど、本当にこれできるのか?とクエスチョンマークを付けずにはいられない。他のは素直に面白いと感じました。短編は短編でさっぱりしているというか、読み直しが楽。よって、トリックとかを再考しやすいのが良いですね。

    1
    投稿日: 2012.09.26
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    御手洗潔の魅力全開の短編集。 人間の本質を鋭く見つめ、弱者に優しく、自分に厳しい御手洗。 天才的なギタリストで、友人を愛し、人生を楽しんでいる御手洗。 自信家で、行動的で、犬好きで、どんな強者にも阿らない御手洗。 推理の鮮やかさは言うまでもない。 後年の様々な長・短編でも繰り返し描かれる御手洗像の原点が、この一冊にある。 「無人島に持って行く10冊」の中に入れるべき作品だと思う。

    2
    投稿日: 2012.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しまった。昔読んだ本だった・・・ 短編集。いずれも主人公御手洗潔の見事な謎解きだが、特に「数字錠」が面白かった。

    1
    投稿日: 2012.06.23
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    何が好きかって、嵐の中で御手洗君がギターを弾きまくるところ。痺れます。 数字錠は哀愁漂い、疾走する死者はらしいトリックで満足。 しかしどうして石岡君はわからないというばかりで信用して従おうとしないのかしら。いい加減学習したら?

    1
    投稿日: 2012.04.08
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    トリックとかに関しては正直微妙だったりしますが、『数字錠』では御手洗の優しさなど人となりを知ることができたので満足です そもそもミステリの短編はあまり私には向かないのですが、これは結構読めたのでよかったと思います

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    投稿日: 2012.03.08
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    御手洗潔シリーズ短編集 なぜ、御手洗氏と石岡くんがコーヒーを飲まなくなったか 『数字錠』 こういう人だから好きなんです 『失踪する死者』 このトリックはダイナミック 『紫電改研究保存会』 コナン・ドイル氏のあの話が浮かびます。 ちなみに私は紫電改と言えば育毛剤しか浮かばない 『ギリシャの犬』 こちらもドイル氏の作品を彷彿とさせますが、御手洗氏独壇場です

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    投稿日: 2012.03.05
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    御手洗潔の短編集。順序としては一番最初に発表されたもの。 3冊ある短編集の中では、これが最もお気に入り。 特に「数字錠」のような、御手洗の心温まるエピソードは何度読んでも泣ける。しかもこの作品は短編ながら、御手洗と石岡くんが東京から横浜に引っ越しする過程や、何故御手洗がコーヒーを飲まなくなったのかなど、結構重要なファクターが含まれていて見逃せない。犯罪は全て許されざるものではないという島田荘司の美学が光る一編。 もう一つ、この短編に含まれている「ギリシャの犬」という作品も面白かった。小さな事件から大きな事件を看破する、御手洗お得意のパターンなのだけど、暗号と誘拐事件のトリックが見事に着地していて美しかった。 嵐の夜に消えた死体が数十メートル離れた高架の線路上で発見されたという「疾走する死者」は島田荘司らしいプロット。死体はどうやって高架の上に現れたのか?というトリックには大胆な解決が用意されている。そりゃあもう大胆過ぎるくらい大胆。 「紫電改研究保存会」は、ある青年が遭遇した不思議な体験についてのミステリー。夢とロマンの溢れる結末は、なんだかほっとさせられる感じ。

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    投稿日: 2012.02.18
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    御手洗潔がどんな人物であるか知るための短編集。 人が死なない事件の謎解きって私立探偵らしくていいと思います。

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    投稿日: 2012.02.11
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    ずっと前に購入。111209再読。 ◆「数字錠」:やはりこれがわたしの中では御手洗ベスト5に入る。本書を書いた時にはすでに大掛かりで壮大なトリックが好きだったのかな。 ベスト入りの理由は、やはり御手洗と少年のクリスマスイブの夜にホロリとさせられるからだ。御手洗は尊大で、功名心が強くて、世間的常識に合わせるという小利口さもなくて、だから時にずけずけとものを言って人をグサリとやる。けれどもその心の根底には常に弱者への優しさを忘れない。社会的に弱く、自ら苦しみの声や助けの声を上げられない人間のところに、御手洗は手を差し伸べる。そして代わりに頭脳を駆使する。ときに痛みも背負って。名探偵の条件は、人間への慈しみを大事にすること。そう教えてくれたのが、「数字錠」の御手洗だった。 最後にお金を受け取るようにと檄したのは、何でだったのだろう? その謎だけは再読しても解けなかった。 そのほかの短編↓ ◆「疾走する死者」:これはカッコイイ御手洗を見るための短編。ギターを走らせる御手洗のかっこよさが半端なさ過ぎて想像すらできない。 そんなのアリかよ、ってほどのバカトリックで度肝を抜かれる。 チック・コリアはあんまり好きじゃなくて、「第七銀河の彼方に」も探したけれど音源が見つからなくて聞けず…がっかり。 ◆「ギリシャの犬」:冒頭に紹介されるイーリアスの抜粋が特に印象的だった。(ギリシャ神話が好きなので)銀色の背中、というのは何か古典に基づいた比喩か、そうでなかったら黒毛が光を反射してきらきらと銀光りするさまを表しているのかな、と思った。 これもまたバカトリック。 最初の謎(たこ焼き屋)とあとで登場する謎(康夫君誘拐)のからめ方がうまい。ぱたぱたと倒れるドミノのようだった。 東京は市街地しか歩いたことがなく、こんなに沢山の橋がかかっているというのも初耳だったので、次に上京した時には水上バスにでも乗ってみたいなーと思う。(今もあるのかな??) しかし今回も石岡君がただの御祭り要員だった件についてww 「何言ってるんだ御手洗!きみは頭がおかしくなったのか?!」 てしか言ってねえええwww

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    投稿日: 2011.12.10
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    あまり短編集、特にミステリィの短編集は好きではないのですが シリーズの途中の作品なので、手にとってみました。 テンポが良く、御手洗の性格が垣間見えるという点では 興味深く読めました。 あとがきが面白いです。

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    投稿日: 2011.11.20
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    しっかりとした推理小説。 ただ主人公御手洗のキャラが個性的過ぎて、 どうもトリック云々より彼の語り口に注目してしまう嫌いがある。 なのであんまりねたの内容は覚えてないのだ。 主人公への作者の思い入れの強さがよくわかる作品。 どこまで理解できるかは別として。

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    投稿日: 2011.11.19
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    短編集でサクサク読めるけど、どれも面白い。暗闇坂みたいにおどろおどろしくないから、誰でも読めるんじゃないかと。

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    投稿日: 2011.09.14
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    御手洗シリーズの短編集。 数字錠は素敵な話。好きです。 他は、2度目だったこともあり、んー、まぁまぁ。

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    投稿日: 2011.08.04
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    短編集なので通勤時に読みやすかった。 切なさとか温もりなども感じられるミステリーだと思う。 トリックは思いもつかない本格的なものでワクワクした。 御手洗シリーズ他にも読んでみたくなった!

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    投稿日: 2011.07.30
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    短編集なので読みやすいです。御手洗シリーズデビューするにはこれから読むのが私的にはオススメです。どれも面白いけれど、「数字錠」は心に残る素晴らしい作品。御手洗シリーズの中でも重要なお話になってます。

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    投稿日: 2011.07.28
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    推理小説としては本格に分類されるのではないか? 推理の面白さもさることながら、文章も格調が高い、気がする。 推理小説なのに人物が書けているという印象。 面白かった。

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    投稿日: 2011.05.24
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    「疾走する死者」が良かったですね。ものすごいテクニックの御手洗さん見てみたい聞いてみたいww素敵キャラ炸裂です。頑張れ石岡くん。

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    投稿日: 2011.05.20
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    「私は読者に挑戦する」。見事に今回も敗北。でも、「疾走する死者」の、マンション玄関前からベランダへの移動は結構厳しいんじゃないかと思う。あと、なんぼなんでも振り子の原理で・・・手ごたえで分かりそうなもんだけど。というか、「水晶のピラミッド事件」・・・?分からない。どうやら読む順番間違ってるみたいです。

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    投稿日: 2011.05.12