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水晶のピラミッド
水晶のピラミッド
島田荘司/講談社
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総合評価

87件)
3.5
6
35
30
6
1
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    久々に再開させた、御手洗シリーズ。 舞台となるピラミッドや塔、空中回廊の情景描写が中々複雑で、詳細に書かれてはいるが、理解するのに少し手間取る。面白くはあったけど、今までのシリーズの中では好みではないかも。

    0
    投稿日: 2026.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半部分のエジプトやタイタニックの話は別の読み物としても非常に面白かった。 そして、これらがどのように伏線回収されていくのかと思いながら読み進めたが、まさかの全部ミスリードとは・・・最後のどんでん返しは絶対に分からない! 大胆な構成に脱帽するとともに、ピラミッドの独自の解釈についても、そんなアプローチの仕方があるのかとこれまた脱帽。 今作は御手洗の推理小説というよりは冒険奇譚であるとともに、レオナの恋物語でもあるように感じた。 また一つ大人になったレオナが再登場してくれたら嬉しい。

    0
    投稿日: 2026.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推しのレオナが主人公。 クローズドサークル系巨大館きたー! 奇想天外トリックすぎて推理は全然できなかったが、御手洗カッコイイのでOK

    0
    投稿日: 2025.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    散々指摘されているが、前半のタイタニックパートと過去のエジプトパートがあまりにも長い上に、本編とほぼ接点がないので脱落しかけた。 バカミスじみた大トリックは結局偽装だったものの、塔自体があからさまにこの偽トリックを使ってくれと言わんばかりの構造になっていたことは腑に落ちない。 また、はめ殺し窓を一度外してはめ直したという説明にも疑問。それは果たして”はめ殺し”なのか?(一応ヒントはあったが…)

    0
    投稿日: 2025.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エジプトとタイタニックのサイドストーリーとメインのストーリーが交互に並ぶので少し混乱しそうになった。ミステリとしては他の作品よりも落ちますが御手洗と石岡君がコンビでいるのが良いです(笑)それだけで満足(笑)そして最後に御手洗がとんでもない約束を(笑)

    0
    投稿日: 2025.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この頃の島荘は叙述が過剰気味なのがかったるいですが、謎の創出と演出がに関しては一流ですね、5000年間も謎に包まれたピラミッドの前には密室も天上溺死という異様な状況も霞む。 ピラミッド○○○説は作中でも示されているように無理がありましたが、密室の方にはガス置換で応用可能なんじゃないでしょうかね 先人が誰かやっていそうですが

    0
    投稿日: 2025.09.28
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    御手洗シリーズ! 壮大、壮大だった。時代も国境も超えて色んな場面で事件が起こる。 ほとんどが外国人名だから、海外文学っぽいかも。 エジプトとかピラミッドに関心があるとより楽しめるかもしれない。前作の「暗闇坂〜」が1番好きなんだけど、まさか今回レオナさんが出てくるとは、! 御手洗といい感じ(?)になる要素もあったし、今までのシリーズとはちょっと違う感じ! 御手洗の安楽椅子探偵ぶりが凄かった

    2
    投稿日: 2025.08.16
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    テーマが 大好きなエジプト そして文庫本の分厚さに 大いに惹かれて購入 読み終えたあと エジプトについての本を 読み返したくなった 最後の最後まで気が抜けない 読み応えのある作品 ちょっと頭の中で整理が必要だけどw 物理学や量子力学などの こ難しい所は苦手だったけれど 不可能に思われた事件が 解決していくところは驚いた。。。 さすが!と そして 時代背景の違うストーリーたちが また なかなか良かった とても興味深く読んだ ただ エジプトのお話は… ……輪廻転生。というやつか? そうだとしても ちょっと もうちょっと救いを持たせてほしかったなぁ なんか悲しい気持ちになった

    2
    投稿日: 2025.08.06
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    島田荘司の剛腕に脱帽し、ひれ伏すしか無い はっきり言うと、万人にお勧めできる作品では無い この分厚さにも関わらず、半分以上読み進めないと探偵は出てこないのはおろか、はじめは事件の描写すら無く、何につながるか分からない時代も場所も超えた挿話がかわるがわる描かれる しかしそれでも、ピラミッドを中心に据えた謎をたたえた挿話は、不思議とページをめくらせる魅力があるし、 御手洗潔が出てきてからは旅行小説の趣もありながら、いつもの御手洗節は炸裂するし、アクション映画さながらの大立ち振る舞いさえあり、相変わらずの奇想トリックをもって幕を閉じる こんな小説が島田荘司以外に書けるとは思わない ゆえに、脱帽 なのだが、御手洗潔シリーズはおそらくこの辺りを分岐点としてシリーズの様相を変えていくのだろうという予感が、正直残念でもある 今作を見るに、もはや一般的なミステリーの枠を超え、キャラクター小説でもあり冒険奇譚でもある、と言って過言では無いと思うこのシリーズ 初期のミステリー路線とのバランスがうまく取れていたのは、もしかしたら前作暗闇坂までなのでは? 今後、ミステリーに回帰することはあるのか?さらに変化を遂げるのか? 不安も大いにありながら、楽しみにシリーズを読み続けようと思う

    1
    投稿日: 2025.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025/1/5読了 クフ王の大ピラミッドを原寸大で模した、現代のピラミッドに隣接した塔の上層の密室で男が溺死する。その頃、ピラミッドの周辺では冥府の使者、アヌビスのような姿の怪物が目撃され……という、もし同じ時代にいたら、ディクスン・カーが「そういうの、俺もやりたかった!」とか言ったんでないかくらいの、不可能性、怪奇性に満ちた事件(――褒めすぎ?)。とは言え、文庫で700頁超の大作ながら、事件のあらましの他に古代エジプトやタイタニック号のエピソード(※1)も入って、御手洗潔の登場は全体の半分を過ぎてから。解くべき謎は山積み、しかも解決までの時間が限られているというのに、アメリカの事件現場の前にエジプトに行っちゃうし(なんか観光みたいなことしかしてないし)、残り頁少ないけど、間に合うのか? と変な所でハラハラドキドキ。そして、また凄いトリック(※2)をぶちかましたと思ったら……! 未読の方で、中身が気になる、御手洗が出動するまで先の読めない400頁を我慢出来るという方、是非是非どうぞ! 最後に。――作中、御手洗潔は「文明は西へ動くのさ」と意味深な発言をしている。古代中国→メソポタミア→エジプト→ヨーロッパと文明の中心は西へ移行。作中の1986年、アメリカは世界の政治・経済・文化の中心で栄華を極めていたが、徐々に経済の中心は日本に移行していた時期だった。そして、さらに40年近く経って、日本の西の方、中国やロシアが世界の政治・経済を引っ掻き回している。と思うと、なかなか空恐ろしい予言の書でもある。 ※1 アレは、石岡君が事件で見聞きしたことからインスパイアされて書いた、“作中作”だよね、と勝手に納得している。 ※2 物理的な無理は兎も角、本当にそうなら、大回廊は炭、煤だらけで発見されないとおかしいものね。ピラミッドが何のために造られたのか、という謎にも関わる凄い話と思ったんだけどねぇ。

    13
    投稿日: 2025.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い、面白いけれど!!! 結局タイタニック号やミクルの話は本筋とは何の関係もない挿話だったんかい! 読んでる途中から薄々気づいてはいたけど、300ページくらいのこれらの挿話が本筋のほんの一雫なんかい! いや、これこそ御手洗が作中で言っていた、庶民の営みは決して歴史の表舞台には表れない、ということを示しているのか? もう深く考えるのはやめよう… 御手洗が登場してからのスピード感は本当に楽しかった。鬱病でスタートしたときはどうしたもんかと思ったけど、あの御手洗を動かしたレオナのパワーはすごいと思った。 途中で石岡くんに御手洗はホモなのか、あなたたちはそういう関係なのか、と詰め寄ったときは当て馬感満載で、正直読んでいて楽しかった。 でも最後はやりすぎ感あった…他の人の感想にうっとうしいとあったのも少しはわかる。 だけどレオナのせい、というわけではなく、島田荘司はこういう女性が好きなんだ、という暴露のダメ押しパートみたいな感じだったので、レオナを嫌いになったわけではない。 でも最後に何で御手洗は、レオナに光栄だとか世界中どこでも駆けつけると言ったんだろう。 この一連の事件をなんとか収拾させようと一人で奮闘し、素晴らしい映画を作った彼女へのリスペクトの気持ちからだろうか? トリックについては、はい…まあなんというか、島田荘司のミステリは、色々自分で凝った舞台をシンプルな方法で全部ぶっ壊すという流れがあるので、驚きはしたものの、感動はないというか… 御手洗というキャラクターが好きじゃないと読んでないかもしれない… あと、御手洗がレオナに周りがどれだけ振り回されているか自覚しろって言われたときに動揺しているのがよかった。この人、このとき36歳で、レオナは23歳だよ…

    2
    投稿日: 2024.11.04
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    確かに前半は映画のようにくるくるとシーンが変わって、どの世界観もこれはこれで一つの物語として面白いな、と思いつつ、どう御手洗がいる世界線に繋がっていくのか分からなかった。ましてピラミッドの謎やら内部構造についての説明やらはちんぷんかんぷんで想像が追いつかなかった。 けれど後半になっていよいよ御手洗潔たちの登場となると物語は一気に加速。とりあえずこの物語は途中で挫折せずに、最後の最後まで読むことが大事だと思った。作者の知識量と洞察、描写、研究者並みかそれ以上ではないか…圧巻。

    1
    投稿日: 2024.10.19
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    読み始めてからは、中々出てこない御手洗潔にイライラさせられましたが、ストーリーは面白く引き込まれました。彼が登場してからは、ジェットコースターの如く話は進んでいき、最後はアッと言わされました。完敗です。

    1
    投稿日: 2024.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古代エジプト、タイタニック、現代の3つの物語で展開されるので、とてもわくわくする。結局古代エジプトの所まではさすがに御手洗は分からない…というかファンタジーに留めておいたのが逆に素敵ね。 しかしレオナはなんでこんなに御手洗を好きなの…??命にかえても好きなのね…??びっくり

    0
    投稿日: 2024.04.04
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    エジプト、ギザの大ピラミッドを再現したアメリカ、ビッチ・ポイントのピラミッドで起こる怪事。 ピラミッドに併設した塔の地上30メートルにある密室で発見されたのは溺死した男? 古代エジプトとタイタニック号の物語の先にある事件に、御手洗潔が挑む! これこれ!これが読みたかったんだよ〜!!島田荘司氏の大胆なトリック!!いやもう最高!!バカミスなんだよー!!こういう力技大好き! 前半の古代エジプトのミクルの話も読んでいて引き込まれるし、タイタニック号の描写も!!大好きだぁぁぁぁ!!!脳内セリーヌディオンんんんっっ!!→ エレナというキャラも、この時代なら全然アリ(というか、魅力的)だし、御手洗は相変わらず御手洗だし、石岡も相変わらず(以下略) 前半の歴史ストーリーから一転、中盤のエレナパートで謎が提示されてからの御手洗よ……いやぁ、相変わらず変人だわ(褒めてます) ラストも良い。次が楽しみ!! 以下、実況ツイート おおお……?208ページ目で二つの物語が終わったんだが……?笑 700ページ超えの作品なんで、たぶんここからが本編? いやぁ、すごいもん読んだわ。もうすでに満足。 さて、ここからどう繋がるのか……わくわく。 (水晶のピラミッド、読書中) レオナ出てきたー!! そういえば私、御手洗潔シリーズ読んでたわ。 なお、まだ御手洗も石岡も出てきてませんね。(236ページ現在) 主要メンバーがなかなか出てこないシリーズは例の鈍器本シリーズで慣らされているから大丈夫

    2
    投稿日: 2023.07.04
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    ★3.6くらい 暗闇坂の読了から1年以上の時間をあけて、久々に御手洗潔が読みたくて手に取ったので「そうこれ!」感が強く面白かった。 中盤まで続く古代エジプトとタイタニック号の話も、個人的にはあの長尺だったからこそ感じられる独特の御手洗感を味わえたと思う。 ストーリーもトリックも論理もワクワクして楽しかった。

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    スケールの大きな話で、グーニーズやインディ・ジョーンズのような冒険譚が好きな方も楽しめそうなストーリーだった。 筆者のもつ厳しさがキャラの性格と上手く馴染み、説得力のある主張として伝わってくると同時に、それが一人ひとりの人物の魅力を際立たせているので、小説の登場人物という以上の親しみが湧く。

    0
    投稿日: 2022.06.28
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    御手洗シリーズ7作目。 古い一族の話。 名家は大変だ。 今回は説明が多かった。 後半はバーっといけたが、前半はだれてしまった。 レオナ...

    12
    投稿日: 2021.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古代エジプトのエピソードが混ざってくるのは「これがどう事件につながるの?」と興味深く読めた。 物理的なトリックや建物の構造が頭でイメージしづらかったり、最後まですっきりしなかった部分はあったけどやっぱり御手洗シリーズは面白い。

    2
    投稿日: 2021.07.08
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    前半の古代エジプトのターンとタイタニックのターンは、それだけで充分に面白くて、頁か進む進む が、中盤の密室の説明のターンで急ブレーキ……シンドかった 御手洗登場後は期待以上に読み応えあって瞬く間に読み終えた。 御手洗〇〇疑惑には笑ったなぁ

    1
    投稿日: 2021.03.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 前回読んだ時は、紀元前のエジプトの悲恋、いらなくね?と思った。ミクルというのが、ミソだったんだね。やっと気づく。でもー・・・いるか? ハリウッドにわたったレオナ。アイーダ87という映画を撮っていたが、殺人事件が起こり、中断を余儀なくされる。ので、早期解決を御手洗くんに依頼。御手洗くんたら、飼ってた

    1
    投稿日: 2021.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までは「あ〜これは壁本だな〜でもこれこそが島田イズム〜好きやわ〜」って思ってたのが、最後10%くらいで覆された。良い意味で。あれほどまでのトリックを捨て駒に使えるの凄いよ…。個人的に翼ある闇に次ぐくらいの衝撃。御手洗のロマンスじみた(?)ものが見られるのも珍しくて良かった。

    2
    投稿日: 2021.01.17
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    「このまま御手洗潔が登場しなくても満足してしまいそう」なほど前半部は読みごたえがあった。 御手洗潔は「海外がとても似合う」。ミステリーは海外が舞台の方が映えると思っているので、今後海外の事件にどんどん首を突っ込んでいって欲しい。

    2
    投稿日: 2020.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかったけど、いや、うーーーーーーん、これってどうなんでしょう……と読後モヤモヤ。 おもしろかったのは確か。だけど、前半部分の、交互にある古代エジプトとタイタニックの部分、こんなにいるかな? 「文明の溺死」っていうテーマというかなんというか、作品中に必要な部分ではあったんだと思うけど、量が多い。多い。 物語はおもしろくて、初めから悲劇が目に見えているから読み進めるのがちょっと辛かった。なのに、結局、全然本筋と関係なさすぎて拍子抜けというか…… ミクルとディッカとかマジで何にも関係ないじゃんか?! アヌビスも奇形の人とか、うーーーーーん。 文明批判でベトナム戦争批判からませてるのかな? いやしかしうーーーーーーーん。 トリックも、ちょっとなーー。最初のブラフのトリックでいいじゃん……。ピラミッドをポンプとするのはともかく、ホースとポンプでどうにかするとかさ、そういうのはまだ可能じゃん。はめ殺しの窓が枠ごと外れるとか、正直しょぼいなって思ってしまった。あと突然出てくる双子とかさ…… これまでのが衝撃的だった分、期待が大きすぎるのかもしれないけど、ちょっと残念だった。 犬が死んじゃったのは悲しかったね……。とても気持ちわかる。 人が死んで悲しい時、その人の嫌だったところを思い出したりすることもできるけど、犬や猫では楽しい思い出しかないものね。

    2
    投稿日: 2020.07.12
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    ピラミッドにまつわる雑学が出てくるのが個人的には面白く思う。この本と前後して似たようなトリックの小説を読んでしまったので、トリック自体はそれほどアッと驚くものではなかった。

    1
    投稿日: 2019.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エジプトの話とタイタニックの話がとにかく長い。面白いけど、真相とは別に関係ない。 そしてエジプトの話はすごく救いがない… ミクル=アイーダ=レオナ×アヌビス=ディッカという構図?を仄めかしたかった? 御手洗が出てきてからは、さっさと物事が進んでスピード解決!ピラミッドを使った壮大なトリック!と表向きに思わせておいて、真相は手動。

    1
    投稿日: 2019.08.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    重厚長大という四字熟語がぴったりの、まるで辞書のような小説であったが、少しも疲労を感じさせなかった。 リーダビリティに関してはもう云うことはないだろう。冒頭のエピソードから、結局事件には直接関係は無かったのだが、物語に幻想味を持たせるためのファクターとなる古代エジプトの挿話とタイタニックの挿話がそれ自体1つの短編として機能するほどの質を備えている。 よく考えてみたら、なんと贅沢な一冊なんだろう、これは!!

    1
    投稿日: 2018.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    島田氏、また凄い本を書きよって。 『暗闇坂の人喰いの木』を読んだ時はスケールの大きさにびっくりしたけど、本作品はその比じゃない。 なんせ、古代エジプトの話と、タイタニック沈没の話と、現代の話がない交ぜに構成され、そこにピラミッドの謎が入り込んでくる。 現代に怪物も出てくるし、これ、さすがに収拾つかないのでは…と不安にさせられた。 アメリカのとある島に造られたクフ王のピラミッドをそっくり模した建造物で殺人が起こる。その現代ピラミッドに付属する塔の7階で溺死体が見つかるのだ。そこに『暗闇坂の…』に登場したレオナが絡んできて、レオナが御手洗に解決を依頼して、やっと御手洗登場。 ピラミッドに関する諸説の話は凄く興味深くて、専門書を読んでみたくなった。 『暗闇坂の…』の石岡君のスコットランド旅行記が、本作品ではエジプト旅行記に代わる訳だけど、これまた素晴らしい紀行文で、ギザに行きたくなる。島田氏、異文化に触れた人の感銘を表現するのホント上手い。 古代エジプトのターンも、田舎の娘が都会に出てくる高揚感とか、ギザの美しさとか、景色が目の前に浮かぶような文章で、なかなか読ませてくれた。ここに出てくるピラミッドの原型の様子はおそらく一説に基づく創造なんだろうけど、凄く説得力あった。 結局現代パートとのリンクはほのめかす程度のものだったけど、読み物として面白かった。 現代ピラミッドの下部に海からアクセスする通路や秘密部屋があることを御手洗が暴くあたりから「こんなの分かるか!」って気分にさせられて、現代ピラミッドの仕掛けを御手洗が解く場面では「バカミス!!!」とめちゃ突っ込みを入れた。殺されたはずのリチャードの声が幻?えっ、御手洗そんな非科学的な説明で済ませるの??みたいな。 しかし! そこからの大どんでん返しで本作品は逸品の仲間入りですよ。 まぁこれも突拍子もないし(禁断の双子オチだし)、密室のはめ殺し窓踏み外して脱出って!(褒めてる)とは思ったけど、ピラミッドポンプ説よりずっと現実味があって納得できた。 御手洗の頭の良さも堪能できたし。 レオナの突然の「ホモなの?」発言も良かった(?)。 島田氏の作品はいつも派手だ。 最終的には期待に応えてくれた、満足の一冊だった。

    3
    投稿日: 2018.08.26
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    本格推理小説の代表作家。ただトリックが大掛かりすぎて、実際には無理だろうというものが多い。でも面白いよ。

    2
    投稿日: 2017.04.26
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    古代エジプトの悲恋、タイタニック号の悲劇、そしてメキシコ湾の孤島に出現した巨大なピラミッドで起こる殺人事件! 三つの時代、三人の語り手によって語られる悲劇が、探偵・御手洗潔によって完結する! というわけで、本作も島田先生の十八番・「全然関係ない話に無理くり関係性持たせちゃう」スキルがいかんなく発揮されております(めっちゃ褒めてる)。 牽強付会も甚だしくない?と眉をひそめる向きもあるでしょうが、現代に出現した怪物が零したある人物の名前にまんまと慄然させられた私は、結局は島田先生の掌で転がされてるんだなと思いました(作文)。 古代エジプトで生き埋めにされたはずの人物が、現代のアメリカに異形のモンスターとなって出現した?! モンスターの目撃情報が相次ぐエリアの中心地にある謎の巨大ピラミッドは、何のために作られたのか?! そんなピラミッドを眼下に望む塔の天辺の部屋(密室)で、大富豪が溺死体となって発見される!!! 謎がてんこ盛りでお腹いっぱいです島田先生ありがとうございます。 島田作品に関しては、斜め屋敷にも代表されるトンデモトリックが魅力の一つなんですが(叩かれる要因の一つでもある笑)、今作はそのトリックのネタ出しの後で思いもよらない小粒(笑)トリックが披露されたのが可笑しかった。 これねー、島田先生、一部の偏屈なミステリスキーを挑発してるとしか思えませんよ(笑)。 「どんなあっと驚くトリックをこっちが考案しても、君達は粗探しするんでしょ?それなら僕こういうショボいトリック書いちゃうけどいいの?ん?」 って(笑)。 御手洗が最初に披露した「表向き」のアンサーにかなり早い段階で食いついたのが悔しい(笑)。 「ある場所」に溜まっていた水が海水だって指摘した御手洗と一緒にドヤ顔になった読者は私ですよクッソー(笑)。

    5
    投稿日: 2016.10.27
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    御手洗潔シリーズの大作。ボリュームもさることながら、古代エジプト、タイタニック、現代と続く時間と空間の広がりに圧倒されました。ミステリー要素も最後までわからない展開。そしてピラミッドの解釈に驚きです。

    2
    投稿日: 2015.12.11
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    ピラミッドが王の墓でなかったなら、何であるのか?このことを中心に展開するミステリー。確かに長いのですが、後半の謎解きとその展開は読ませます。

    2
    投稿日: 2015.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も長いお話だったけれど全く退屈しませんでした。ただ前半の所がもう少し暗闇坂のようにのちのち関連するのかと思ったからそれは残念。最後はお見事 御手洗の愛犬が死んだことがショック…御手洗が欝になるのもわかるよ

    2
    投稿日: 2015.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗が出てくるまでが長かった記憶はあったけどまさか400ページも不在のままだとは...。 御手洗の歳に近くなってから読むと、知性の退化発言は可愛がってた犬の死と自分の年齢から石岡くんを失う恐怖がリアルに想像できてしまったのが原因にしか思えませんでした。いつか永遠に喪うならいっそ今別れたいみたいな...そりゃレオナも「ホモなの!?」って言うわ。否定しないしな。 タイタニックパートやアヌビス設定は必要だったのだろうかとか考えてはいけない。

    3
    投稿日: 2015.04.01
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    御手洗潔シリーズ、7作目。 前作「暗闇坂~」に続いて、かなりの長編。ヒロイン、松崎レオナも引き続き登場。 トリックは大掛かりな装置を用いた(?)本格モノ。更に、ピラミッドの謎、タイタニック号と歴史ミステリ的要素が組み込まれ、そちら方面のミステリものとしても大いに楽しむことが出来た。どんでん返しもあって、最後まで楽しめるけれど、出来ることなら、古代エジプトやタイタニック号の挿話の後日譚も描かれていると完璧だったかも。

    2
    投稿日: 2014.11.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ピラミッドの新解釈にまさかの真相。 レオナと御手洗の関係は、すこし不思議。 古代エジプト、タイタニック号それぞれを舞台に語られる悲劇が前半を占め、現代起こる事件への因果を連想させられる構成。現代の事件にいたるまで別世界のお話にかなりのページが割かれるので、3作品分の物語を読んだような充実感。。然るに全体でかなりの長編ですが、遺跡ロマン、華やかな業界、鬱病に謎に冒険にと盛り沢山でどんどん読めちゃいます。 個人的には古代エジプトでの物語が悲しくて、現代までに起こる事件の端々に遺された想いの強さを存在を感じさせるような持ってきかたも楽しめました。 現代において、最後まで事件との特別な関わりを持たなかった指輪の存在も本作に占めるロマンの比重を象徴しているような。 被害者最期の言葉を幻と片付けられたときにはどうしようかと思いましたが、更なるどんでんがえしでそうきたかと。ある意味ほっとしました。笑 理屈とロマンが絶妙に共存したすてきな作品。

    2
    投稿日: 2014.10.30
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    ピラミッドと御手洗潔なんて贅沢なコラボです。 水死の謎はわかったような気がしたのですが。見事に覆されてしまいました。前半の古代エジプトの話とか、残念なくらいどうでもよくなってしまうのね。素直に偽装水死でもよかったのに。 アヌビスの設定もあまり必要性を感じないまま終幕でした。

    2
    投稿日: 2014.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗潔 長編 前半は、タイタニック号船上の話と古代エジプトの話が 代わるがわる出てくる。 後半は、アメリカにあるエジプト島とよばれる島で起こった 殺人事件を追う話。 レオナ主演の映画撮影現場(の近くの塔)で起こった密室の事件。 愛犬を亡くして鬱状態の御手洗に、レオナが事件解決を依頼。 御手洗の全員集めての事件解釈の後に、 もう一度、本当の解決がある。 水中にある地下居住施設とか、冒険が多くて楽しかった。

    2
    投稿日: 2013.08.27
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    『大富豪によって作られたピラミッド、それに寄り添い建てられた塔。地上30mの塔の最上階で、密室の中発見された死体。その死因はなんと溺死であった…』 島田作品を読むときは、「細けえことはいいんだよ!」を心がけて読んでるが(むしろそう読まざるをえない?)、それを逆手にとられるという、複雑な気分。 おもしろいんだけどね。

    2
    投稿日: 2013.08.21
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    「タイタニックの沈没話」と「古代エジプトの恋物語」が対になって長々と続きます。ようやく現代の話になるのは全体の三分の一を過ぎてから。やや冗長かなと思いました。 内容は、人工ピラミッドの最上階で溺死した死体という不可能犯罪と密室、謎の怪物の出現など…凝った演出で最後まで一気読みでした。 しかし、トリックは警察の調査で判る程度のものだったので、やや期待外れでした。

    1
    投稿日: 2013.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったですが、前振りが全体の半分近くを占めてるという長さ その前情報を知ってなかなか読めずにいたのですが、読んでみると案外その前振りも面白くてスイスイ読めました 御手洗シリーズだってことをつい忘れかけました… タイタニックの話はあそこまでしなくても良かった気がしますが、古代エジプトの話は重要だし面白かったです ディッカとミクルが切ない… ミステリとしては見事にミスリードされました どんでん返しにびっくり まぁ何がびっくりってレオナが御手洗好きすぎなことと、「ホモなの?」発言の方が驚きでしたが…笑

    2
    投稿日: 2013.02.17
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    主人公登場まで約400頁。長い。 エジプト昔話とタイタニックの話は、あそこまで細かく書かなくてもよかったのでは?と思った。面白かったけど。 御手洗が出てきてからはテンポよく進む。星4つ。

    2
    投稿日: 2013.01.27
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    やたらと前振りが長い。 その長い前振りが後半になり意味を持つのだが、それにしても長い(ただし、その前振りも案外面白かったりするのだが)。 トリックは、あーなるほどと言った感じ。 何となく途中で分かったりもする。 長いが案外あっさりと読めてしまう。 説教くさくないのが良いところかな。

    2
    投稿日: 2013.01.02
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    古代エジプトとタイタニック号の乗客の話から始まるので、おなじみの主要登場人物が出てくるまでの道のりが長いです。 主役たる御手洗潔の登場まではさらに長いので、もう今回は出てこないんじゃないかと…… 著者は読者をやきもきさせるのがうまいですね。 ピラミッド内部の説明など、図がないといまいちうまく想像できない個所もありましたが、全体を通して面白かったです。 ただタイタニックについては、もう少し後日談なども含めてもっと書いてほしかったかな。

    2
    投稿日: 2012.12.20
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    10月の13冊目。今年の185冊目。 うーん、前置きが長すぎた。もうちょっと手前の話を短くしてほしかったなーと思いました。あとは、もうちょっとピラミッドの構造が文章の説明だけじゃよくわかんないので、図をのせてほしかったですね。まぁ結局最後にはいろいろ理由付けがなされ、解決されるのですが、タイタニック号に出てきたと思われるあいつは、じゃあなんだったのか、という疑問だけは残りましたね。

    2
    投稿日: 2012.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画の撮影を行っていたハリウッド女優の松崎レオナが、ある殺人事件に巻き込まれる。密室になっていた塔の七階で人が溺死していたのだ。事件のため撮影はFBIに中止させられることになり、犯人を見つけて撮影を再開させたいと助けを求めてきたレオナのために御手洗は事件を解決することになる。 まず、御手洗と石岡はエジプトに飛ぶ。事件が発生したピラミッドのレプリカを確認するために本物を見ることになったのだ。 次に、事件が発生したアメリカのピラミッドのレプリカに行き、内部構造を確認する。 そして、ピラミッドは空中都市に水を供給するためのポンプだという説をでっちあげ、FBIの目の前で実験を見せつける。その力で海水を汲み上げ溺死させたのだ。と。 だが、それは……。 最後の展開は、なるほどと思わせるところがあるが、本の半分、御手洗が登場するまでのエジプトの話とタイタニックの話はどう考えても無駄じゃなかろうか? その部分が詰まらない。わけではないが、ストーリーとの関係性を考えるとどうであったのだろうか? 島田ファンであれば、必要であると主張するかもしれないが……。 と、いろいろ書いたが、やはり本作品群を好きになれないのは、御手洗が好きになれない。これにつきると思う。感性的な部分であるのでどうしようもない。我儘で自分勝手で尊大な御手洗が中二病の権化のようにしか見えなくて、どうしてもムカつく認定をしてしまうのだ。 もしかして、探偵小説全てが好きになれないのかも。そんな風に思えてしまった読了後であった。

    1
    投稿日: 2012.09.10
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    御手洗潔がなかなか登場しないのが、これまた名探偵登場の期待値をあげまくる。そのハードルを軽やかにシニカルに飛んでいくんだな。松崎レオナは西之園萌絵の次に好きなヒロインだな。お嬢様好きなのか?

    2
    投稿日: 2012.08.13
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    久々に読んだ御手洗シリーズ。 久々に読んだのに御手洗が重度の鬱だった・・・ 事件が起こる前に 古代エジプトのお話しがあったり タイタニックのお話しがあったり。 どぅ関係が?? と思いながら読み進めれば 意外なトコロで繋がってきたり。 最後の最後までどんでん返しの 盛り込まれた作品でした。

    3
    投稿日: 2012.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御手洗潔シリーズ エジプト島にクフ王のピラミッドをまねた水晶のピラミッドを作ったポール・アレクスン。オーストラリアで発見されたポールの自殺遺体。ポールの後を継ぎ会社を経営する双子の弟リチャード。映画の撮影のため水晶のピラミッドを訪れた松崎レオナ。撮影中にあらわれた怪物。アヌビスのような容姿。ピラミッドの頂上の部屋で遺体となって発見されたリチャード。密室の中クロールをするように死んでいたリチャード。死因は溺死。ピラミッドの天窓の足跡。失踪した美術監督スティーブ・ミラー。事件解決まで映画の撮影を禁止する警察。御手洗に助けを求めるレオナ。雨の中の懇願。エジプト、オーストラリアでの調査。御手洗のピラミッドでの実験。解決された事件。試写会場で頭痛を訴える御手洗。介護についた医師ティモシー・ディレイニーの正体。御手洗の語る真相とレオナとの約束。

    0
    投稿日: 2012.01.25
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    とてつもなく壮大な物語 古代から現在に時間を駆け巡るこの事件。 読みはじめにどう話が展開するの・・・ 御手洗や石岡はいったいいつでてくるの? やや進むとレオナも登場。 話が壮大なら登場人物もフルキャスト? 本の厚みも壮大だった

    1
    投稿日: 2012.01.23
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    御手洗潔シリーズ。 ストーリーの本筋にたどり着くまでが長いので、薀蓄的な部分が楽しめなければつらそうです。

    0
    投稿日: 2011.12.23
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    粗筋(アマゾンから引用) 5000年の時空を超えて蘇る冥府の使者(アヌビス)、空中密室の溺死体。「驕れる文明は復讐される」と御手洗が語る時、完全犯罪は開かれ、驚嘆と啓示が訪れる。舞台は古代エジプトからタイタニック号、アメリカの今を象徴するガラスのピラミッドへ。かつてない壮大なテーマと仕掛けが新・島田荘司伝説を開く。

    0
    投稿日: 2011.09.03
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    アメリカで作られたピラミッドのレプリカ。そのかたわらに建てられた塔の7階の密室でで溺死体が発見される。 読んだ瞬間に、密室を何らかの方法で水で満たしたに違いないと思い、さらにはピラミッドのレプリカが作られた理由が関わって来ると確信して読み進めた。 おまちかねの解答編。 思ったとおりの展開。ピラミッドの存在理由は言い当てられなかったけど、基本の考えは当たっていた… けど、その方法で密室を水で満たせる?そんなにうまくいかないような。 ああ、そういうことね。 なるほど。 今回も作者の意図通りに騙されてしまった。

    1
    投稿日: 2011.08.28
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    これもなかなか御手洗さんが登場しないので、まだかまだかとやきもきしながらズンズン読んじゃいました。壮大です。難しいけど面白い。

    2
    投稿日: 2011.07.28
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    これでもかというほど壮大、いろんな意味で。島田荘司とピラミッドは好相性かもと思ってみました。ただ、全ての謎が一気に収斂、というタイプの解決ではないです。

    2
    投稿日: 2011.07.18
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    1994年にすでにこういったピラミッドの解釈があったというのが驚き。残念なのは、プレ解決シーンの模型の見取り図がなかったところ。文章だけだとちょっと判り辛かったです。「ビッチ・ポイント、アメリカ1」は余計な気がしますが、紀元前のディッカとミクル、タイタニック号の逸話は大変興味深いお話でした。

    1
    投稿日: 2011.06.27
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    分厚いよ~。事件発生まで300ページ、主人公登場まで400ページ。 ハリウッド映画の撮影現場で事件が起きる。しかし、地上30メートルの密室で溺死という謎を解けるものがいなかった。そこで主演のレオナは横浜の御手洗に解決を頼む。 御手洗が登場してからはテンポよく進むし、解決はどんでん返しで面白かった。

    1
    投稿日: 2011.06.11
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    御手洗シリーズ。 今回も分厚いです。事件が始まり御手洗が登場するまでが異常に長い。 気分はミステリーハンターでした。とにかくスケールがでかい! ピラミッドの謎に迫ったり海の中にもぐったり、読みながら御手洗たちと一緒に冒険しているような気分になりました。 ミステリーを読むときは一応推理らしきものをしてみるよう努力するんですけど、もうこの作品は推理は不可能。御手洗の説明を読んでも「なるほど!」ではなく「へぇ、そうなんですかぁ~!(口ぽかーん)」という感じでした。 レオナにはひたすら辛辣な御手洗とそれでもめげないレオナとオロオロする石岡君が面白かった。突き放して突き放して突き放しての最後のシーンにはやられました。御手洗…かっこよすぎだろう! 前半のエジプトの文明の話などもわたしは面白くて読み応え十分だったんだけど、人に薦めるにはちょっとためらってしまいそうですね。とにかく長いので前半で飽きられてしまう可能性が…ぶっちゃけタイタニックの物語とか本編にあんまり関係ないもんなぁ。

    2
    投稿日: 2011.05.16
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    御手洗潔シリーズ。 エジプトのギザのピラミッドを原寸大で再現したピラミッド。そのピラミッドの内部、空中30メートルの密室で男性が溺死する怪事件が発生し、またエジプトの神で冥府の死者・アヌビスが目撃される。この怪事件に御手洗潔が挑む。

    0
    投稿日: 2011.05.15
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    いや、途中まではわかるんだよ、ヒントが丁寧に書かれてるから。 でも何回もひっくり返すんだもんなあ・・・ すごいなあ・・・ わたしは「アトポス」を先に読んでしまったけど、まだどちらも読んでいないなら、こちらを先に読んでください。時系列的に。 おせっかいながら「暗闇坂の人喰いの木」→「水晶のピラミッド」→「アトポス」の時系列は正しく読んだ方がよいかと。 「ロシア幽霊軍艦事件」「ハリウッド・サーティフィケート」にもレオナが登場するようです(未読)。

    1
    投稿日: 2011.04.23
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    文庫なのに千円以上するので文庫という感じがしない・・・ 事件が起きるまでに350ページくらいかかるし、御手洗さんが出てくるまでにさらにかかっています。 島田作品は20冊くらい読んでますが、いつも通り謎が壮大。 今回は事件の謎はもちろんピラミッドの謎がテーマにもなってます。 事件の謎については今回はあまりたいしたことなかったけれども、ピラミッドの謎について新しい考え方を投げかけたという点で評価できるのではないかなと思いました。 ピラミッドをみに行きたくなりました。

    1
    投稿日: 2011.03.13
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    手にとってその本の重さに 愕然としてしまうことでしょう。 なぜならば非常に分厚いのですから。 読むペースが遅い人には非常に きついものとなるでしょう。 ただし、幸いなことに 1ページあたりの文章は少なめですし 興味をそそる構成になっているので まあ楽しめるかと。 ただし、冗長さは否めませんが… 今回の事件は 1度で気を抜いてはいけません。 そう、気を抜いてしまうと 新たな事実に 押しつぶされてしまうのですから。 しかし、御手洗さん もてるな。

    1
    投稿日: 2010.11.08
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    なんで登録忘れてたんだろう。 初めて島田荘司を読んだのがこの作品だったと思う。 読了日は不明。たぶん10年以上前でしょう。

    0
    投稿日: 2010.11.05
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    面白かった。でもとにかくヘビーだった、内容というよりも量が。久々に読むのにだいぶ時間がかかってしまった作品。(途中で中断はしていないのに)

    1
    投稿日: 2010.09.28
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    「この際はっきりしておきたいことは、盲人に手を貸してあげるのは正しい行為だなんて僕に説明しないでくれ。そんなことはとうに解っている。だが横断歩道が百あり、盲人が百人立っていたら、たちまち一日は終わってしまう。誰かには結局冷たくしなければならないんだ」

    0
    投稿日: 2010.09.07
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    途中提示される解決があまりにも魅力的すぎる。すげえ。サブストーリーは冗長という人もいるけれど、個人的にはすごく好き。

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    投稿日: 2010.05.21
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    なんかもう長かったよ。 あと私ちょっとレオナだめなんだよ。 トリックも今ひとつぱっとしなかったよ。 でも神話はすごい面白かった。 島田にはこういう幻想的な話で1本出してもらいたい。 本当はこういうのが書きたいのではなかろうか。 いやでもこれは合間に入ってるからこそ面白いのか……?

    1
    投稿日: 2010.01.10
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    とりあえず、自分に小学生並みの理科の知識がないことがわかった。レオナと一緒に落ち込んじゃう・・。 400ページ過ぎて漸く御手洗登場。そして早速「知識の低下―」という御手洗の台詞に出会う。嗚呼。 こういう長い小説には定番で、途中で斜め読みする箇所もあるんだけれど、最後に全てが明らかになると、タイタニック号の沈没からピラミッドまで全てが繋がるから本当にすごい。大御所の力だね。

    1
    投稿日: 2009.12.19
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    御手洗シリーズ。ピラミッドの謎に迫る驚天動地のトリック。以下に詳しい感想が有ります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou5107.html

    0
    投稿日: 2009.08.08
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    アメリカ、メキシコ湾に面したビッチ・ポイントという岬で、著名なアメリカ男性の死体が発見された。現場は岬の先の岩島、エジプトのピラミッドを模した建物の最上階。7階のこの部屋は完全な密室状態で、しかも死因は「溺死」だという。御手洗潔シリーズ長編の弁当本(弁当箱のように分厚くて重い本)。紀元前5000年頃のエジプト、1912年の大西洋海上、1986年のアメリカと時代も場所も違う舞台を、交互に挟みながら物語が進むので、慣れるまではやっぱり読みづらい(毎度のことだが)。エジプトの悲恋話は、ありがちだが悲しみを誘う物語で、後半に石岡くんが(無意識ながら)ミクルとディッカが残した痕跡ををたどっているところが、ちょっと気が利いていてよかった。御手洗が出てくるまでは苦行(?)だったが、それ以降はトラベルミステリ風、ダイナミックなトリックを楽しめる。溺死を引き起こしたピラミッド内のポ○○の仕掛けは、おそらくこのシリーズの愛読者なら早い段階から予想できたであろう。(ちなみに私は○○プまでは解らないまでも海水で満たすはずと思っていた)ピラミッドの謎はこれで解けたように思った。(すごいぞ自分!)が、しかし!日本からの名探偵による名推理、フィナーレ…と見せかけて、実はまだ解明し切れていないというどんでん返しが残されていた。あれー?!騙された!そっか…(完敗)。いや、この敗北感がいいんだけどね(負け惜しみ)。いろいろ納得いかない部分もあったけど、面白かったから◎それにしてもレオナの御手洗に対する一方通行の熱愛はなんだか可哀想になった。(ホモ疑惑のくだりは笑えたけど)余談だが…大西洋航海中のタイタニック号船上の描写は本編にあまり関係なかったのではないかと思った。○○が犯行に及んだ要因がタイタニック号の航海に関係しているというほかには意味を感じない。(しかもそれも見せかけだけだったりして)。この船上の小話を除けばもっと読みやすかったはず。

    1
    投稿日: 2009.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    綾辻行人さんの『どんどん橋、落ちた』を読んだら、島田荘司さんの本書を読み返えさずにいられなかった。『どんどん橋、落ちた』は本格ミステリの教本のような作品であり、その中の「フェア・プレイ」を巡る原則的なルールに触れた文章を読んだからだ。 「謎を解くにあたって、読者は探偵と平等の機会を持たねばならない。すべての手がかりは、明白に記述されていなくてはならない」 つまり 「解決の段階になってから読者の知りようがない事実を出してきて、『実はこうでした』とやるのは反則」 「三人称の地の文に虚偽の記述があってはならない」 「三人称の記述というのは原理的に、すべての真実をあらかじめ知っているはずである、いわゆる<神の視点>がその上位に控えていて、記述内容の客観性・正当性を保証しているわけです。だから、三人称記述においては、会話文以外の地の文ででたらめを書くことは許されない。事実に反することを事実であるかのように明記しておいて、『手がかりは出揃った』と云うのはアンフェアだろう」 「たとえば、秘密の通路などどこにもないと書いておきながら、実はその部屋には隠し扉があった」はアンフェア。 さて、大人気<御手洗シリーズ>の1冊である本書『水晶のピラミッド』はどうだっただろう。昔読んだとき、その部分でアンフェアな感想を抱いたことを思い出したのだが。 検証しながら再読すると、個人的にはギリギリセーフといったところか。アウトと判定する読者がいても仕方ないかと思えなくもない際どさではある。 しかし、本書はそんなことを些細なことと笑い飛ばせるくらい、奇想天外。人を食った話である。いろいろな意味で考えさせられ、驚かされる本格ミステリである。 結局は大いに楽しんだ。終盤を迎えたころ、“真の真相”が明かされる場面から終わりまでを一気に読んでしまおうと、喫茶店に入った。読み終え、“サイフォン”で丁寧に淹れられたコーヒーの最後のひと口を飲み干すと、いつもよりちょっと苦かった。

    1
    投稿日: 2009.02.19
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    タイトルとは関係ないですが、中期島田作品の金字塔とも言える気がします。 この時期の作品は大掛かりな物理的トリックに酔えます。 実際には無理とかありえないとかそんな事を考える方が無粋なんだ!

    1
    投稿日: 2009.02.13
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    いやあ、長かった。エジプト、タイタニック、アメリカ、日本。古代、近代、現代と時間も場所も行き来するし、謎が絡まるし。一回、ポンプの原理で解決したかと思いきやそうではなかったときには、まだやるのかと思い驚きました。要素が詰め込めれすぎな気もするけれど、それをなんとかねじ伏せて纏め上げているのはすごいと思った。結局、タイタニックと古代エジプトに現れたアビヌスはなんだったんだろうか。瓶詰めの胎児が漏れ出したのだろうか。化物の描写からはイルカ的なものを想像してしまって、アヌビスとズレがでてしまった。ともかく、ものすごい読み応えがあった。

    1
    投稿日: 2009.02.01
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    途中で断念。 去年から断念した本は2冊目だけどやっぱりミステリー・・・ まだ半分くらいでこれからって感じだったけど、どうでもよくなってしまった。 比較的事件のトリックとか推理とかに興味が持てないのかな

    0
    投稿日: 2008.04.14
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    挿入されているメルヘンが長くて、こーゆー島田作品はこれが初めてだったから(古い読者なので)初めはつらかった。未だに挿入された意味が判らない(御手洗と石岡くん?)レオナの「ホモなの?」発言にはぶっ飛んだ(笑)

    0
    投稿日: 2007.10.21
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    エジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが500年の時空を超えて突然蘇り、空中30メートルの密室で男が溺死を遂げる。アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。壮大なテーマに挑んだ本格推理の名作。

    0
    投稿日: 2007.05.07
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    長編前作となる『暗闇坂の人喰いの木』で人気を博したレオナ松崎をヒロインに据え、発表された一連のシリーズの第二作。これ以降の三つの長編は順番に読まないと、どういう経緯でレオナが『アトポス』でドラッグ中毒にまで堕ちてるかがさっぱり分からないので注意が必要。 作りは『暗闇坂』のフォーマットに従い、物語本編と、幕間になる挿入話の交互展開で、かったるいです。長編二本を交互に入れ替わり読むつもりでないと、最後まで辿り着けないでしょう。これは『アトポス』に至るまで続きます。 トリック自体も無理矢理感が漂いますし、一連の作品を読まないならパスしたいところ。

    0
    投稿日: 2007.03.12
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    エジプト・ギザの大ピラミッドを原寸大で再現したピラミッドで起こる怪事。冥府の使者アヌビスが 5000年の時空を超えて突然蘇り 、空中30メートルの密室で男が溺死を遂げる。 アメリカのビッチ・ポイントに出現した現代のピラミッドの謎に挑む名探偵・御手洗潔。 壮大なテーマに挑んだ本格推理の名作。

    0
    投稿日: 2006.12.09
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    御手洗潔モノ第5弾。再現されたピラミッドの中、地上30mの密室で溺死した謎を追う。タイタニックと古代エジプトの逸話を雰囲気づくりにちりばめ、大がかりなトリックで話をまとめた。はずだったが、宙ぶらりんのままの伏線やただの雰囲気づくりに終わった話などが多くて、ムダに伸ばして散漫な感じも。密室の謎もちょっと反則的な気が。でも、700ページ超の長さを気にさせず一気に読ませられる。面白いことは間違いない。

    1
    投稿日: 2006.07.05
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    最初のエジプトやタイタニックの話が必要だったのが甚だ疑問。その辺を端折って、もっとシンプルな作りだったら評価は上がっていたかもしれないです。

    1
    投稿日: 2006.06.29
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    始めの三分の一ほどのタイタニック船上のピラミッドに関する薀蓄が私には興味がなくて読み進めるのが苦痛でした。 昔のエジプトの話も結局あんまり関係なかったみたいだし…。 御手洗潔がでてきてからはすらすら読めて面白かったと思います。

    1
    投稿日: 2006.04.12
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    御手洗シリーズ。人口ピラミッドの頂上部屋で男が溺死した状態で発見された。満足のいくラストだったけど、事件に辿り着くまでが長い!

    1
    投稿日: 2005.12.03
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    暗闇坂まで読んだあなたなら御手洗シリーズの面白さはもはや語る必要はあるまい!この次は「アトポス」だ!

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    投稿日: 2005.08.01
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    空中で男が死んでいた。遥か過去のエジプト、タイタニック号沈没事件、現代のアイーダが交錯する入れ子細工の様なストーリイ。トリックも面白いですが、それを飾る物語も素晴らしいです。最後まで気を抜けないミステリ。

    1
    投稿日: 2005.03.04
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    惜しい。いつも壮大な御手洗シリーズの中でも群を抜いてスケールのでかい話なのだが、なんだろうこの歯切れの悪さ。作品に流れる雰囲気は最高なのだが……。

    1
    投稿日: 2005.01.14
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    自分の伝えたいこと(この場合ピラミッドの解釈)を、本格推理に融合して、尚かつ読み物としてまとめ上げる才能には脱帽せざるを得ない。 なんだかもう、好きにしてくれと思いながら読むのを止められなかった記憶がある。

    1
    投稿日: 2004.09.29
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    なかなか派手な作品だと感じるが、やっぱりトリックはイタイじゃん……(笑) まぁでも、これはオロオロする石岡君がちゃんと書かれてるのでその部分だけは個人的に好き。

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    投稿日: 2002.08.21