
総合評価
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powered by ブクログ寝起きだからラーメンじゃなくてうどんにしてあげるとか、酢味噌の栞とか、それ自体は生活に大きく影響はしないかもしれないけど、それぞれの優しさと思いやりがぎゅっと詰まった文が散りばめられてて電車でニヤニヤ。
0投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログ正反対な2人だけど、お互いの事をよくわかっていて、心から想い合っていて。それでいて近すぎない姉弟の距離がいいですね。 この先の2人もみてみたいなぁ。2人の幸せを願うばかりです。クスッとできて、ほっこりいいお話でした。
0投稿日: 2024.01.30
powered by ブクログとても好きで、たまに読み返してる。さっくり読める文量なのに、姉弟は勿論、周りの人達の空気感も感じられるくらい伝わってくる。ほっこりしつつ、切ない気持ちにもなりつつ、ずっと日常が続いて欲しいと思う。
2投稿日: 2024.01.24
powered by ブクログなんともいい姉弟で、世界観が大好きだ。 映画とかでも目に浮かぶようだと思ったら、映画や舞台になっている作品だった。 片桐はいりと向井理。 ぜひ実写も見てみたい。
0投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログ小野寺姉弟にズッキュゥゥゥゥウン! これまたブクログからのおすすめに挙がってきた作品。書店で取り寄せ注文したら実写映画告知の二重カバーが巻かれたものが到着。普段、こういったメディア化に合わせた広告オビとか嫌いであえて避けてきたクチなのですが、本作の場合はなんか許せてしまった。というか、向井理さんと片桐はいりさんピッタリじゃないですか!いや、むしろ片桐はいりさんの印象が強烈過ぎて〈小野寺より子〉はこのビジュアルを思い浮かべずには読めない感じになってしまった。 交互に姉と弟の視点が切り替わる連作小説。読み進むにつれて互いの本心やエピソードの真相が読者には明らかになっていく構成。 小野寺姉弟はおそらくは’世間一般のイメージ’からすればちょっと変わった人サイドの方に見られがちなタイプの人たち。いや、何も自分を棚に上げているつもりも主流化するつもりも毛頭無いのだが、こういう’自分達の暮らし’をきちんと大切にしている人って、えてして変わり者扱いというか要領悪いというか、部外者からはなんか違うと判定されがちな人たちであると思うのであります。 例えば姉・より子は「自分のものに名前を縫い込むという癖があるのだ。」(p11)とあるように自分のエプロンや持ち物やらに名前を縫い付けるのも、風水を熱心に実践しているのも、全ては’よい暮らし’に重きを置いているからだと思う(金銭的な意味でなく)。彼女が大切に育てている「ワイルドストロベリー」の花言葉は’尊重と愛情’’幸福な家庭’’無邪気’と彼女の人となりそのもの。「花が咲くその日を期待し、」(p36)「痛みを隠して生きるのが上手」(p209)で「前を向いては行く手に何かあるたびに回れ右をして同じ場所をくるくる回ってばかりいる」(p235)彼女はそれでも「小野寺の姉ちゃん」(p236)であり、そうあり続けるのだと思う。 「出来の悪い弟」(p236)である〈小野寺進〉もただの愚鈍ではない。姉も含めた「人に話しかけるのが下手」(p39)で「内弁慶」(p42)の気がある彼だが、より子以上に繊細で他人に対する観察眼に優れている。一方で「姉ちゃんが幸せになる前に自分が幸せになろうなんて思わない。そんなものは、俺にとって幸せでも何でもない。」(p199)と断じる事が出来るくらいの確かな愛をより子に抱いており、やっぱり不器用なのである。 そんな姉弟が織りなす、ささやかな日々に思わずクスリと笑いがこぼれてしまう本作。私自身は一人っ子なので一層羨ましく眩しく映ったのかもしれません。 ギスギスしがちな現代社会、家族同士だけでもお節介を許せるようにありたいものだと思いました。 5刷 2023.8.23
13投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログこの本は今まで読んだ中で1番好きな本。 なにげない日常を上手に描いていて、姉と弟のほっこりした物語。たわいもない言い合いが笑えたり、でも切ない部分もあって。お互いが思いやってることがよくわかるし、読んでてあたたかい気持ちになれる作品。 私にも弟がいるのでこんな関係がすごく羨ましくなったし、映画も片桐はいりさんと向井理さんの配役がぴったりだと思った。
3投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ2人それぞれの目線から読めるから、 どれだけ相手のことを大切に思っているかが 伝わってきてあったかい気持ちになる。 不器用な2人が愛おしい(笑) 季節は春に近づいてきたけど、 そんな今にぴったりな1冊でした。
1投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画化されているとあって、より子=片桐はいりさん、進=向井理さんで脳内変換して読みました。当て書きしたの?と思うぐらいどちらもぴったりで…。向井さんのイケメンなのにぱっとしない感じが素敵。(映画は観てません、脳内でイメージして素敵でした) 恋愛は人生において大切だけど、今ある家族に優先するかといわれるとそれは分からないな。 年をとって姉弟で住むなんて、と偏見もありそうだけど気にしない二人がいい。 閉鎖的に見えてそんなことない二人だから、これからもそうやって暮らしてほしい。
1投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログクスッと笑えるしほっこりする︎✿不器用だけどしっかり愛を感じる。好きな内容だし読みやすいしで、早く読み終わった。映画観る^^
0投稿日: 2022.11.09
powered by ブクログ適齢期を過ぎた姉と弟の日常と葛藤、2人の何とも言えないやりとりが微笑ましいけど、せつなくなる箇所もあり感情移入すると気持ちの移り変わりが忙しい。章立てで読みやすくサクッと読了。片桐はいりと向井理で映画、舞台にもなっているようで読みながら映像が頭の中で流れた。
1投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログ早くに両親を亡くし、2人で暮らしている、40歳の姉と33歳の弟のストーリー。 お互いを思い合っているのに、言葉や態度はついついぶっきらぼうになる2人。 私は一人っ子なので、きょうだいがいたらこんな感じなのかな、と思いながら読みました。 劇的な展開はないけど、ほっこりするお話でした。
0投稿日: 2020.10.15
powered by ブクログついクスッと笑ってしまう場面が多々ありつつ、家族の絆を考えさせられる本。面白かったです。 姉弟の日常を面白おかしく描きながらも、口には決して出さないがお互いにとても心配(ある意味依存)し合ってるということ。それが恋愛で上手くいかない原因でもある、、でも自分の幸せより別の誰かの幸せを優先できる人たちって素敵だなと感じました。
0投稿日: 2020.06.01
powered by ブクログ短編集で読みやすかった。 大きな事件は起きないがふんわりなきょうだいの話。 共感はできなかったな〜〜
0投稿日: 2019.06.30
powered by ブクログ良かったです☆ほっこりして、せつなくて面白くで。病院の待合室で、昔のあだ名のようなカナッペ…のくだりを読んで可笑しくて可笑しくて☆ うちの弟が進みたいな感じだし、わたしの大親友がより子みたいな感じで、親近感わきました。 2人にはぜひしあわせになってほしいなぁ!映画はみてないけど、配役はピッタリだと思いました。てか、より子のモデルは片桐はいりでは?と思うくらいf^_^;いつか映画も見てみたいな☆
0投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログほっこりするお話でした。なんでもない日常っていいなぁ、と思います。姉弟だからわかる相手の変化とか、文句をいいながらも互いに家族として大切にしている関係に、暖かさを感じました。一方で、姉さんはなんでも楽しめてしまう性格だけれども、その裏で恋愛とか我慢してきたこともあるんだなぁと。でもそんな気持ちも弟の思いやりが吹き飛ばしてしまう。いい姉弟だな、と思いました。 余談:映画のほうは、弟と岡野さんの絡みがもっとあったと思います。
0投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログ今年、誕生日を機に 読んだ本の感想や その時起きた出来事を書き残そうと決めました。 あっと言う間に数ヶ月経ってしまいましたが。 この本はあえて 誕生日をまたいで 読もうと思い選んだ1冊。 と言ってももう何回読了したのやら。 刺激的ではないけどドラマチックな日常。 切なさの中の幸せ、みたいな。 たぶん自分の毎日もそんな感じなんだと。 日々を大切にしたいと思わせる本です。 思い合うっていいなー。 なんだかんだで素直になれる家族っていいですね。 実写のキャスティングも大好きです。 読書中、自然と脳内再生してしまう。 でも、もっとリアルにいくなら進は又吉さん。 好美は麻生さんではないなぁ。
0投稿日: 2018.08.02
powered by ブクログ2015.7.12 いい姉弟だな。わたしには異性の兄弟がいないのでよくわからないけど、この空気感、いいな。不器用だけど、2人とも一生懸命で、お互いを思いあっていて、いいなと思う。誰になんと言われようと、それぞれ幸せになってほしい。
0投稿日: 2017.08.19
powered by ブクログ映画が良かったので原作が気になって読んでみる。やはり原作も良かった。なんとも不器用で、お互いを想いやる兄弟が切なく温かい気持ちにさせてくれる。
0投稿日: 2017.06.30
powered by ブクログタイトル通り。脚本家が書いた小説で、キャスティングありきの物語かな。と、映画は未見だが、姉と弟が脳内変換されてもうそれ以外のなにものでもなくなるあたりがずるい。後ろめたさをこじらせた姉弟ではあるが、互いが互いを思いやってる姿は好ましい。ただ、閉塞感というか第三者が入り込む余地がない濃密な空気が漂っていて、なんかこの二人は死ぬまでこうなんじゃないかという不安が醸し出されてる。「ちゃんと、自己ベストは出せているだろうか?」姉ちゃんはいまでこそこじらせ女子という市民権を得た生き物以外の何者でもなく。めんどくさ。
0投稿日: 2017.05.25
powered by ブクログこれは、映画も観よう。 なんて適役。衝撃の適役。 どうでもいいけど、たまたま連続で読んだ本2冊に出てきた犬の名前がペル。 シロとかポチとかならわかるけど、ペル。
0投稿日: 2017.05.24
powered by ブクログ映画が面白かったので読んでみました。 お姉さんのキャラが最高。 向井理さんと片桐はいりさん、ピッタリなキャスティングですね。 映画も小説もどちらも面白い!
0投稿日: 2017.05.15
powered by ブクログ映画の片桐はいりさんと向井理さんが最高で、原作を読んだ。小説もとてもよかった。 「酢味噌」の栞、 進が 皆から愛される 存在になりますように せつなさがたまらなかった。
0投稿日: 2017.02.28
powered by ブクログ「開けた時に、湯気がぼわっと出ないと肉まんじゃないでしょ」 そこまで怒らなくてもいいと思うが、この意見には同感だ。 ー小野寺進 不器用だけど素敵な姉弟。 映画は観てないけどお姉さんは片桐はいりさんでピッタリ!
0投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログ困ったシスター、ブラザーコンプレックスの二人なんだろうけど、こういうの好き。 水炊きが食べたくなったけど、昨日はすき焼きにしました。
0投稿日: 2016.08.01
powered by ブクログ両親を早くに亡くして親代わりとしても弟を育ててきた40代の姉と、そんな姉に悪態をつきながらも本当は感謝しているちょっと変わり者である30代の弟。 お互いへの愛情がさらりとしていて可愛らしくて、二人で暮らす生活ぶりはとてもほのぼのしている。 「給料前だからすき焼きなんて贅沢!水炊きよ!」とか、クリスマスの雰囲気が苦手で避け合うところとか、畳の下貯金の理由とか。 何となく負い目があって二人揃って婚期を逃していたり、恋愛に臆病になっているところは切ないけれど、何てことない日々の中にちょっとした出逢いやときめきがあったり、その陰に涙があったりする少しの痛みの加減が、個人的にはすごく好きな感じだった。 二人の周りにいる人々もものすごく普通なのに面白くて、自分の知り合いにもいそうなリアリティーが。 いい歳した姉弟がずっと二人で暮らしてていいの?大丈夫? と、周りは言いそうな気がするけれど、この二人を見ていると、まぁそれもけっこう幸せなんじゃない?と思えてしまう。 この暮らしが変わるのはもしかしたら二人が同時に変わる瞬間なのかも。 映画の方の弟役が向井理ってイケメン過ぎじゃ?と最初思ったけど、読んでいくうちそんなに悪くないかも、と思った。 よーく見るとけっこうイケメンなのになぜかイケてなくて冴えない、みたいな感じならなかなかはまってそう。笑 そんなわけで映画も観てみたくなった。 不器用なのが見ていてもどかしいけれど変わって欲しくないとも思う感じ、現実の日々でもあったりする、と思った。
5投稿日: 2016.07.14
powered by ブクログ平凡な日常を気持ちよく描いたお話。 姉と弟のお互いを思いやる気持ちにほのぼのとした。40代の姉と30代の弟、ともに独身、と聞いて勝手にかわいそうだと思ってしまったけれど、多数派が決めた「しあわせの形」に当てはまっていなくたって、幸せならいいじゃないか。大切なものはすぐそばにある。最近忘れていたかもしれない。大事なことに気付かされた。
1投稿日: 2016.07.06相手を思いやる姉弟の物語
共に「中年」(失礼)になりながら、2人暮らしを続ける「姉弟」の些細で平凡、それでいながらも、何故か愛おしさを感じさせる「日常」を描いた作品でした。自分よりも相手に幸せになって欲しいと考える2人の思いがベースになっている為か、非常に心地よく読める物語でした。後半のエピソードには少し涙腺が刺激されていまいましたが、ほんわかしたい気分になりたい時にお勧めしたい作品です。
5投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログなんて素敵な姉弟なんでしょう! 心の中では、 やっぱり相手の気に入らない部分がどこかにあるんだけど、 やっぱりお互いにお互いを思いやっていて。 姉弟なのに、性格は真逆なんだけど その真逆さがなんとも絶妙なコンビネーション! 映画も見逃してしまったので、 いつか見たいな。
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログちょっと変わった姉弟の日常ほっこりストーリー。 著者が脚本家ということもあり、映画を見ているような気分になった。ミニシアター系の、派手な展開がないこぢんまりとした映画。 姉と弟の人物描写が愛を込めて細かく描かれているので、感情移入もしやすかったし、なにより2人が好きになった。 ただ、良くも悪くも「こぢんまり」した作品のため、表現や展開、ストーリーに「ハッ」とさせられることはなかったかも。 肩の力を抜きたいとき、ちょっとくすりと笑いたいときに読むといいのかな。
0投稿日: 2016.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハッピーエンドを期待していた(恋の) 思った以上の姉弟愛に最後は涙腺を刺激され。 ベタベタしない感がいいし、結局はお互いを大事にしている感じも良い。 早くお姉ちゃんに幸せになってほしい。そしたら弟もね。 思い出してもちょっと涙が出てくる。
0投稿日: 2015.09.18
powered by ブクログついついプッと吹き出してしまいそうになる楽しさ。 映画を先に見ていてすっかりファンになり、小説も買ったのはいいけどやっと読了。 弟思いの姉と姉思いの弟の話し。
0投稿日: 2015.08.10
powered by ブクログ映画を見た後で原作を読了。 平凡な日常生活の中で、お互いがお互いを大切に思いあう 姉と弟のほっこりとする話し。 特に何が起こるというわけでも無く、日々の生活を 淡々とおくるの中で起こる、姉と弟の時に笑い時に しんみりとする話しは、読んでいて心地よかった。
0投稿日: 2015.05.12
powered by ブクログほのぼの~~~~☆ 途中までは☆3つにするつもりだったけど、最後がね・・・ だからプラス☆1つ。
0投稿日: 2015.05.07
powered by ブクログ面白かった。映画の予告を見て、本を読み始めたので、より子が片桐さんにしか見えず、進も向井さんにしか見えず・・・。映画は見ていないけど、いいキャスティングなのでは。映画見たくなりました。 すごく掛け合いが面白かった。あっというまに読めました。
0投稿日: 2015.04.30DVDを見て
映画では描かれなかったストーリーを読みたくて購入しましたが、内容が結構違いました。でも、これはこれで楽しく読ませていただきました。ページ数は少なかったです。
1投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログもうより子は片桐はいりさんにしか見えない 映画の先入観につきまとわれながら読んでしまった。映画もいいのかな〜みたい!
0投稿日: 2015.03.23
powered by ブクログ読みやすくて結論が早く知りたいと思うような作品でした。オチが二人とも結ばれてハッピーエンドかなと思っていたので、そこが少し残念でした。しかしそれが逆にいいところかもしれないなと思いました。
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログこの姉弟いいなあ。 ふたりじゃないとだめなの。 誰も間には割って入れない。 毎日がこうやって、おだやかに過ぎていくことを幸せっていうのでしょうね。
0投稿日: 2015.03.18自然乾燥の思いあい
映画をうっかり見逃してしまったので、小説で読んでみました。 幼い頃、両親を亡くし、お互い支えあって生きてきた姉弟。 お互いがお互いを思いあってるけど、そのやり方があまりにも不器用で、つい笑いの方向へ…。 笑える「賢者の贈り物」みたい。 映画も観てみたくなりました。
4投稿日: 2015.03.15
powered by ブクログ映画が面白かったので、原作本を購入。 言葉の選び方がとても好みで、テンポよくさくっと読めた。 進目線とより子目線の章があり、読んでいくとお互いの思いや誤解などがわかって思わずふふっと笑ってしまう。 兄弟がいる人は、「あぁ、こういう関係あるよね」と昔を思い出したりしてちょっと懐かしくなるかも。 感動的な物語というわけではないけれど、少し切ないのだけど、なんだかあたたかな優しい気持ちになれるような物語。 お互いの幸せを思っている、はたから見るとちょっと変わった姉と弟の平凡な日常。
0投稿日: 2015.02.13
powered by ブクログ早くに両親を亡くし、ずっと一緒に 暮らす進とより子。 不器用な2人の笑顔と涙の姉弟の物語。 映画で片桐はいりさんと向井理さんが この姉弟をされてるからか、 頭の中で2人が動いてたな。
0投稿日: 2015.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
無自覚シスコンブラコンな姉弟の話。なんだかんだ言って、お互いを大切に思っている二人にニヤニヤします。 お姉ちゃんと浅野さんはくっついてほしかったです。何故そこで斎藤ちゃん…。若い方がいいのか。 西田さんって、タイバニの脚本書いてる人だったんですね。びっくりしました。
0投稿日: 2015.02.02
powered by ブクログ映画を観た後に どうしても原作が読みたくなりました~ 本来の文庫のカバーに 映画の公開の宣伝のためのカバーがかけてありました~ 映画は原作とは逆の行動があったり 加筆されたエピソードもありましたが 原作雰囲気を壊すほどのものではないのは 原作者が監督というのもあるのでしょう~ 文章の行間を 片桐はいりの“姉ちゃん”と 向井理の“進”が動いていました~ しかし、この姉弟の今後が とてもとても気になります・・・・・
0投稿日: 2015.02.02
powered by ブクログ姉と弟、どちらも不器用を絵に描いたような人たちで、なんだか人間味があって、温かくてほっこりした。 両者の恋愛話も、決して実ってオメデトー!というのではなくて、現実味があってほろ苦いです。
0投稿日: 2015.01.11
powered by ブクログ不器用に生きている姉と弟。2人は口には出さないものの、お互いを思い合っている。とても素敵だ。2人の生活もほのぼのとしていて、楽しそうだった。 それぞれが幸せになって欲しい気もするけど、ずっと2人で生活していくのも楽しそうだと、無責任にも感じてしまった… でもやっぱり最後、より子が少しかわいそうだった…… そして、より子は片桐はいりさんのイメージそのものだった。
0投稿日: 2014.12.06サザエとカツオのようなコミカルさが楽しい!
向井君と片桐はいりさんで映画化されていますね。 凄く読みやすくて楽しい小説でした。40歳くらいの 姉と20代後半の弟が二人で暮らす日常を面白可笑しく 綴った好作品です。とにかく読んでいて面白いです。 声を出して笑いそうになる仕掛けが盛りだくさんです。 例えていうなら「サザエさん」てきな感じです。 前半は、サザエとカツオのやり取りのようなコミカルな 場面んで大いに笑えます。 そして終盤は、それぞれが姉、弟を真剣に気遣う愛が 溢れています。ちょっと悲しい事件があったりして 切ない気分にもなり、それが一層この小説の味わいを よくしていますね。 家族を愛し、他人を思いやる気持ちを 思い出させてくれるいい作品でした
1投稿日: 2014.12.04
powered by ブクログ映画のキャストが頭の中で演技してくれたのでサクサク読めた。感動もどんでん返しもないけど映画は見てみたいなと思った。 私も弟が二人いるんだが、ここまでべったりだとやだなと思った。
0投稿日: 2014.12.03
powered by ブクログこの話は片桐はいりさんありきで書かれたものなのか、そうでないのか。 その辺りは私は知りませんが、はいりさんにとてもあってる役だと思いました。 でも、最初の頃の花やしきの話とかとてもよくて、このままいけー!と思っていたのに、だんだんと姉にとって切ない思い出や切ない思いが増えてきて、なんかさみしくなっちゃいました。 切ない感じもいいんだけど、もっともっと明るいだけと話も読みたかった。
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログ映画もよかったのですが、小説もまた違う味わいがありますよと勧められて読みました。 映画は「ひとりよがりの優しさは、本当の優しさではない」というのが一つのテーマとなっていましたが、小説は一本のはっきりしたテーマではなく、姉弟の醸し出す気配のようなものを彼らの日常の折々に感じつつ、笑ったり…んー、まあ、笑ったり。 笑うにもいろいろあるでしょ? にやりとしたり、くすくすしたり、吹きだしたり。 笑っている後ろに相手に対する思いやり、見て見ぬふりやら一肌脱いだりがあって、その距離感がよいのだと思う。 あえてしゃべらなくても、一緒にいられる距離。 弟が持つ姉への負い目。姉が弟に対する甘やかしたのではないかという反省。 互いにそれを口にすることはないし、相手が自分の思いを知っていることに気づかない。 小野寺(姉)から見た弟・小野寺(弟)から見た姉 どちらも自分を(小野寺)として考えるけれど、立ち位置が違えば見えてくる世界も違うわけで、小野寺から見る世の中は、決してひといろではないということ。 大人になると自分の限界を思い知らされ、なんにでもなれそうだった自分をあきらめなければならないことも多いけど、そしてそれはとてもさみしい決断ではあるけど、一度あきらめてみたら意外と計算違いがあったりするものではないかと、この話の後日譚に実は少し期待をしてみたりもします。 弟が映画よりももっとものぐさでぐうたらなところが、結構気に入っています。
1投稿日: 2014.11.28
powered by ブクログ姉と弟、それぞれの視点で交互に語られる。 姉弟の不器用だけど、お互いを思いやる気持ちが全体に感じられ、ほろ苦さもありつつほっこりする。二人とも幸せになってほしい。 空気感もドンピシャで好み。映画も楽しみです。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不器用ながら、お互いを思いやり生きる姉と弟の物語。昭和風の家に二人で住み、優しい言葉を掛け合ったりはしないし、目に見える優しさを示したりはしませんが、お互いを思いやっているのが伝わります。姉はいかにも姉で、世話焼きで家庭的で口やかましい、弟はぐうたらで、姉任せで、ぶつぶつ言いながら姉についていく。心が荒んだときに読むのがいいでしょう。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ不器用だけど、支え合って生きる姉弟の話。映画化を受け、先に原作小説を買って読んでしまいました。 映像の先入観があったかもしれないけれど、片桐はいりさんと、向井理さんでとってもしっくり。 終わり方も、切ないけれどきれいにまとまっている。くすっと笑えて心が温かくなる話でした。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログ最後はちょっと物足りない終わり方でしたが、とても好きで買ってよかったなと久々に思えた本でした。 特に食べ物の描写がおいしそうで好きです。
0投稿日: 2014.11.02
powered by ブクログ不器用な姉と弟のやはり不器用で暖かい愛情が目頭を熱くする。 クスッとなる日常に埋もれた悲しい記憶が切ない。西田さんは“正反対だけどどこか似てる二人”を書くのが抜群にうまい。
0投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログ小野寺姉弟いいなぁ。 姉が母代わり、みたいな本は結構あるけれど、本作の空気感は絶妙。 母じゃなくてきちんと姉なんだもん。弟は小野寺の弟だし。 共依存?いや、姉弟。だから良いじゃない。幸せになってほしいと心から思ってあげられる相手がいるって素晴らしいもの。 うちは姉がいるけれど、ここ数年まもとに顔を合わせたこともないし、お喋りすることもない。その事をなんとも思ってないし、交流したい!(笑)とも特に思わなし。 仲の良い兄弟なら、それぞれ読んでこそばゆい気持ちになったりするのだろうか。
0投稿日: 2014.10.30
powered by ブクログこの姉弟、不幸せなのか、幸せなのか。 再読。前は切なさを感じたけど今は温かさを感じた。映画化の配役はぴったりだと思う。はいりさんもお気に入り。 二人にしあわせになってもらいたい
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログ兄弟って こんなに 支え合って 生きていけるんだ。 うらやましい。 自分のことを 気にかけて 愛してくれる 人が ひとりでも いることは すばらしいことだ。 2014.10.22
0投稿日: 2014.10.25
powered by ブクログ大切な人。 大切にする人。 大切にしたい人。 大切だった人。 大切にした人。 大切にしたいと思った人。
0投稿日: 2014.10.24
powered by ブクログ笑えて泣けて温かい気持ちになれました。 思いやりに溢れた素敵な姉弟ですね。 日々を共にする中で生まれた些細な決まり事や習慣が愛おしくてたまりませんでした。
0投稿日: 2014.09.28
