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輪るピングドラム (下) 【小説版】
輪るピングドラム (下) 【小説版】
幾原邦彦、高橋慶、星野リリィ/幻冬舎コミックス
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総合評価

26件)
4.0
10
5
7
2
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    陽毬の運命の人は冠葉じゃなく晶馬なんだ…。ていうかそもそも全員血つながってなかったの? 全然わからん…。 眞悧は冠葉と真砂子の父親なの?ピングドラムは造語なの? 冠葉と陽毬が行って晶馬と苹果が現実に戻るんだとどっかでネタバレ見た気がするのに、違ってあれ?てなった…。

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    アニメが大大大好きで小説版読んだら、アニメでは描かれなかった視点での心理描写がたっっくさんあって!うわーー!うわーー!!!!ってなりながら読みました。小説版読んでよかったー!

    1
    投稿日: 2025.10.16
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    「面白かった」と「結局、アレはどういうこと?」が混ざった不思議な読了感。 (上)(中)を読んでいる中で「最悪な大人だな」と思った彼等も、それぞれが″運命″に翻弄された一人の人間であるのだと思えば、色々と染みてくる。 (上)を読んでいる時から思っていたけど、映像的な説明が多いので、頭の中にイメージが浮かびやすかった。

    1
    投稿日: 2025.08.27
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    地下鉄サリン事件を彷彿とさせる事件から16年後。その時に生まれた子どもが高校生になっている2011年に書かれた物語。勝手に運命を背負ってしまう子どもたち。たぶんアニメ化前提で描かれているので、絵になる情景が多い(アニメは未見)。読みながら、子どもに責任を感じさせるなと、年寄り目線になってしまうけど、アニメで見ていたら違った感想だったかも。上中下の3冊組で、最後の巻だけ表紙の色合いが違うのが暗い結末を予想させるのだけれど、この結末をどう取るかは考え方次第のような気がする。

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    家族は離散し、物語はクライマックスへ。結局小説版でも全ての謎が明示的に明かされることはない。やはり二人分の代償は誰かが受けないといけないのか。そうとわかっていてもこの結末は辛すぎる。でもそれが本当に始まりでしかないのなら、救いはあるのかもしれない。小説版を読んで初めて、そう思うことができた。そして読了後に銀河鉄道の夜を読んでみたところ、驚くほどストーリーが類似していることがわかる。名前の呼応を考えても、ここからモチーフが取られていることは間違いない。

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「運命の果実を、一緒に食べよう」 完結。すれ違いの関係性、それぞれの想いと、選ばれること。フィクションだけど、社会性もあるのでは、と深読みせずにはいられない。作者そこまで考えてない、も飲み込みつつ。ファンタジーなんだけど、三兄妹は魔法を使えなくて、ひたすら地道に駆け回ってきた結果がココなんだと思うと切ない。「人間は自分の行いを肯定してくれる声しか聞こえない」「選ばれなければ要らない」「生きるってことは罰」とか、グサグサ刺さって未熟だなと思ってしまった。思春期に読んでたらどうなっていただろう。この物語がハッピーエンドで良かったなと思う。とりあえず、1号〜4号はなんだったのか?かわいいね。

    0
    投稿日: 2020.05.25
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    全てわかっているのにやはり号泣オブ号泣してしまった。 「愛してる」 どうかこの言葉が産まれて来た全ての子供達に与えられますように。 それにしてもこんなに泣いたの久しぶりだ‼︎まぶたが痛い‼︎ しかし読んで良かった。 改めて名作。

    0
    投稿日: 2018.11.25
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    輪るピングドラムの最終巻 読んでも読んでも意味が分からなくなっていくのにページを進める手が止まらない。 「運命の至る場所」「子供ブロイラー」などやっぱり独特な単語と言い回しが出てくる上にそれを説明する気がない。 誰かに必要とされるからこそ居場所が与えられる。だからこそお互いに居場所を与えているのかもしれない。 運命の乗り換えを行えるとしたら使うだろうか?

    0
    投稿日: 2018.05.09
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    誰かのために全力で走りたくなる。思いっきり抱きしめたくなる。 冠陽か晶陽か晶苹なのかもうなにが何なんだかわからないけれど、きっとCPとかそういうものを飛び越えた愛がぐるぐるしているんだと思う。 ただ1番もやっとくるのが晶馬は苹果ちゃんのことを好きなのかどうか、ということ。確実に陽毬のことも愛していたはず。確かに後半の苹果ちゃんの男前感はすごかったのだけれどもさ… これについてはまだまだ考えなければいけなさそうです。

    0
    投稿日: 2015.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    下巻では、アニメではあまり多くなかった多蕗やゆりの思考が書かれていて、心情が分かりやすくてよかった。 多蕗の学校での教師としての姿や苹果ちゃんの妄想でのコミカルな姿があったからか、何の感情も抱いていないという言葉通りに受け取ってしまっていたので。 あと「運命の乗り換え」のシーンが少し変更されていて驚いた。 アニメでの晶馬と苹果は否応なしに引き離されてしまう。小説では晶馬が苹果をホームに下ろす。 前者もドラマティックでいいし、後者は彼の決意がよりハッキリしていていい。 やっぱり皆がそのまま幸せに暮らす姿を見たかったって気持ちもあるけれど、あるべきところに収まったなって感じ。

    0
    投稿日: 2014.06.23
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    生存戦略ーーーーーッ! 表紙が綺麗で思わず買った本。 アニメ原作だけど、アニメは観ていない。 3巻って結構長いかと思ったけど、 そんなことはなかった。 買った日に全部読み終わるとは…(;・∀・) まさに心がシビレるような展開! 読み終えて、陽毬たちは皆家族だったと改めて思う。 アニメだとどうなるんだろうな…。 観てから読むと、また印象が変わりそう。

    0
    投稿日: 2014.03.23
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    ・・・最後まで文章が残念でした。アニメはきっとそれなりに面白かったのであろう。アニメのノベライズ版ってほとんど読んだことないんですが、みんなこんなもんなのか??

    0
    投稿日: 2013.07.17
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    ハラハラドキドキだったアニメを振り返って、そういえば最終回どうだっけ?この本読んで思い出しました。ネオ・銀河鉄道のよるかぁ。

    0
    投稿日: 2012.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメの最終回を見て、納得いかなかったというか、小説ならもうちょっと心情描写があるかと思って読んでみたのだが、テレビ版以上のものはなかった。というより、アニメの方がわかりやすかった。 本当に死ぬ死ぬサギだったよなぁとか、あの高飛車な性格の理由だとか、設定本を読めばわかるのか。 メディアミックスといえば聞こえがいいが、一つの作品で簡潔できない話の作り方は、好きじゃない。

    0
    投稿日: 2012.10.08
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    アニメは全話視聴済み。 素晴らしい閉幕でした。あとアニメでは解からなかった、気づけなかった細々としたシーン、心情を見れて面白かったです。 怒涛の展開で一気に読み終えました。全三巻と長い旅路でした。でも読後感は切ないけれど優しく、希望に溢れる、こころを動かされる。充足した気持ちです。 上・中・下。三巻ともに彼らは「家族」でした。もう一度言いますが、素晴らしいエンドでした。著者に拍手を贈ります!

    1
    投稿日: 2012.09.11
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    小説版『輪るピングドラム』最終巻。 アニメとはまた少し違った視点から描かれていたり、小説オリジナルのエピソードが入っていたりする部分も多い。 アニメでは登場人物が、人間であると同時に記号化・象徴化されている節も強かったが、小説版では文章での心理描写がある分、より人間的に肉付けされている気がする。 又、引用に取り上げた部分にも多いが、小説ならではの表現の仕方も楽しめる。 つっこみどころもなくはないのだが、それを踏まえても、ピンドラの独特の空気がそのまま小説に落とし込まれている。 特に終盤の、感覚に訴える展開をする部分はどう文章化するのだろうと思っていたら、とても綺麗にまとまっていて良かった。

    0
    投稿日: 2012.07.06
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    ようやく下巻まで読み終わりました。 アニメで見た映像と音、 そして文章で色々な事が補完された気がします。 面白かったなぁ。

    0
    投稿日: 2012.06.01
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    1~3巻の感想をまとめて。 小説はアニメの内容がそのままだろうかと思っていたけれど、登場人物の心情が細やかに描かれていたりアニメでは描かれなかった内容が挿入されたりと納得の小説版だった。新たな発見もあった。ただ年月の計算が間違ってる?ところが気になったけれど。 小説はじっくり最後まで読むとまた一巻を読み返したくなる使用になっているのでよくできているなあと思った。また時間を置いて読みたい。

    0
    投稿日: 2012.06.01
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    「純粋? これが、純粋な生命のやり方?」純粋な生き物であるために周りの人間を傷つけるくらいならば、僕は不純な人間であることを選ぶ。善悪が深く関わる、不潔な人間であることを選びたい。 (P.208)

    0
    投稿日: 2012.05.16
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    下巻。完結。 アニメと大筋は同じ。けれど、アニメの印象が強烈過ぎて、(ほぼ)同じ展開をなぞっているだけのように感じてしまった。折角文章での表現なのだから、小説ならではの展開で魅せて欲しかったかな。 晶馬や百合さん、多蕗先生については、叙述によって考えていることがアニメより分かりやすかったけれど、冠葉はアニメより自失しているようで、余計に分からなかった。 晶馬と苹果、冠葉と陽毬の最後は、アニメのほうが好き。だけど、眞悧と桃果のところは小説のほうが好き。

    0
    投稿日: 2012.04.28
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    生きることは罰なんだね。でも、それでもいい。一緒にいたかった。選ばれたかった。 選ばれなかったこどもたちと、選ばれたこどもたち。 愛されなかったこどもたちと、愛されたこどもたち。 いったいなにが、こどもたちをそんな風に隔ててしまうのか? 決して果実を与えてはくれない非情の世界から、きっと果実を与えられるであろう世界へと、少年たちは少女たちを送り出し、燃え盛る列車で彼方へと去る。 彼らはどこへ? もう、どこにだって行けるし、誰にだって会える。 少女たちは少年たちを忘れて生きるが、少年たちの乗った列車は、銀河を旅しながら彼女たちのもとへと向かっている――。 ジョバンニとカムパネルラが乗る銀河鉄道で、乗客たちが得た林檎は『愛による死』を選んだ者への神からの褒美だったのだろうか? 過酷な世界で『林檎』を分け合い、愛と罪を分け合った冠葉と晶馬、そして陽毬の物語、完結。

    0
    投稿日: 2012.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    C0093 何を言いたいのかは分かるのですが、その過程の一部(眞悧)を描いていないのが気がかりです。

    0
    投稿日: 2012.04.13
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    「きっと何者にもなれないお前達に告ぐ!!」メタファー多過ぎてとにかく難解だし文章も読みにくいけど意外に面白かった。 ピングドラムとは?運命の至る場所とは?上巻と中巻で散らばりまくって???状態だった伏線が、何だかんだ最後の下巻で8割がた?回収されたのは見事。しかし最後の最後まで宮沢賢治のメタファーには気付けなかったわたし…。 地下鉄×最後の会話に出てきたカンパネルラでようやく理解。よく考えてみたら双子の名前が冠葉(=カンパネルラ)と晶馬(=ジョバンニ)なのね。 前から気になったはいたものの、アニメ版が長すぎて本読んでみましたが、いささか感じる小説版の読みにくさは映像的な展開とか場面転換とかのせいな気もして、やっぱアニメで見るべしってことですね。 てかその前に銀河鉄道の夜読み直そう。これからピンドラ読む/見る人も、もいちど銀河鉄道の夜復習してからのほうがもっと楽しめると思う…。 生存戦略ーー!!

    0
    投稿日: 2012.03.13
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     ファビュラスマックスなクライマックス。  ……すみません、勢いで言ってみただけです。  アニメに忠実なせいか、若干分かり難い箇所がいくつかあったのが惜しいと言えば惜しいかも。アニメ自体が大概比喩が多く、「どういうことなんだろう」と思いながら見ていましたが、小説版でも100%納得・理解できたかと言われれば自分は微妙でした。自分の読解力に問題がある分は差し引いても、書き手の意図を汲み取る力が要ると言えば要るかも。というか、むしろ小説から入った人がどう思うのか興味がある。笑  が、それはこの作品の魅力でもあるので、必ずしもマイナスの要素ではないことを断っておきたいです。本当に面白かった。ちなみに自分は兄貴の冠葉にやや感情移入しながら読んでいました。悪いと分かっていてもダークサイドに堕ちるキャラクターとは、何故こんなにも格好良く映るのか……!(ただの厨二)  なお例の呪文「運命の果実を一緒に食べよう」は、死ぬまでに一度は言いたい。むしろ言わずに死ねるかっ!  シビレるねえ……。  あと、表紙の格好良さは異常。まさにファビュラスマックス!(言いたいだけ)  このレビューを見てくれた人には、できればアニメも見て欲しいと思います。本当に素晴らしい出来なので。勿論いきなり小説から入ってくれてもそれはそれで興味あるのですが!笑  というわけで――「生存戦略、しましょうか」

    0
    投稿日: 2012.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    発売延期になって、期待に胸を膨らませていただけにすこし残念。 乗換後の世界での陽毬と苹果、最後のみに冠葉、晶馬が歩いて行くところがアニメに忠実すぎてやっぱり微妙に分からなかった。 なんというか、音楽補正も大きかったのかもしれないなあとちょっとおもった。 悪い点ばかり述べたが、眞悧に桃果が手を差し伸べたところや、乗り換えのシーンでの晶馬と苹果、多蕗とゆりの感情の変化なんかは、小説でしか味わえない感慨深いものが有って、よかった。 独特の世界観がだいすきな作品です。

    0
    投稿日: 2012.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメの補完としては素晴らしかった。わかりにくいところもありましたが。でも誤字とかがちょっと気になったので☆4で。 晶馬と苹果ちゃん、多蕗とゆりさんの関係の変化がアニメよりかなり詳しく描写されていたように思います。 ラストの晶馬と苹果ちゃんの場面の「ありがとう、愛してる」の台詞が違ってたのが残念だ…と思ったらまさかのキスで何でこれアニメでなかったんだろう!と嬉しくも文句を言いたい気分です(笑)

    0
    投稿日: 2012.03.03