
総合評価
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powered by ブクログ続きが気になるような展開の連続で、ページ数の割にアッサリと読了。 ただ、謎が少しずつ明かされる物語なので「え、どういうこと?」という疑問が頭に浮かびながら読むことになる。 そういうのが苦手ならオススメ出来ないし、そういうのが好きならオススメ。 私はアニメ見てませんが、アニメもあるので、アニメを少し見て登場人物の声やざっくりとしたあらすじを確認してから読むのも良いかも。
0投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログ中学生の時にアニメで見ていた作品。 あの時は幼さもあり全然内容がよく分かっていなかったのだが毎週夢中になって見ていた。この年齢で、特に小説で読むと見ていた時の内容がありありと思い出され。懐かしさと共にこのような内容であったのだなぁと面白さがあった。
4投稿日: 2023.12.12
powered by ブクログ劇場版鑑賞の前におさらいしておきたいと思い、積読だったこの小説版を今読んでいます。 この上巻ではアニメ版と比べてストーリーの変更などありませんでしたが、冠葉や晶馬が家にいない時の陽毬が、どんなふうに時間を過ごしているのか、それがすごく良かったです。 この上巻は陽毬の巻だったと感じました。 ストーリーには直接絡んでこない陽毬をここまで印象付ける、これは単なるノベライズではなく、まぎれもなく小説版です。 そして文体がとても優しいです。 易しいではなく、優しい。 キャラクターがキャラクターに優しい。そして読者にも優しい… それでいてくどくならず文学的な表現にも溢れています。 ところで、個人的に日本人のアラサーくらいの作家の書く、色の描写がとても嫌いなんです… 例えば"ミン・ブルーの〜"みたいに、一般にはあまり聞いたことのない色の名前をよく書いているじゃないですか。でもそのシノワズリな陶器の青を、作家の感受性で見て何か他の青として書いて欲しいんですよ…〜みたいな青、的なそういうの。比喩表現じゃなくてもいいんです。 あと、"へらりと笑う"っていうのもよく見かけるのですが、その笑顔がどんな笑顔か描くのが文学なのでは?と思うんです、ト書じゃないんだから… しかし、そういう類いの作家の文学性の欠如はこの小説ではあまり見られませんでした。 読者に想像させないで作家が特定したいものと、作家が読者に想像して欲しいもの、そのそれぞれ二つのバランスが素晴らしいと思いました。 ただ一つ、細かいことですが、ファッションに関する記述はやはり日本人作家らしい残念な部分もありました… 登場キャラクターのファッションについて、かなり細かく着用アイテムやそのカラーやデザインが書かれているのですが、パフスリーブで長袖でワンピース…などという謎のアイテムが出てきたりします。はっきり言ってこれはダサいです… ファッションに興味のない読者なら、それっぽいアイテムの名前が羅列されていたら、雰囲気なんかオシャレなんだなーって読み進められるのかもしれませんが、自分は村上春樹を読んでも、冷静に頭の中でその登場人物の女のそのスタイリングを再現したら、街の変わり者にしか見えないだろ…と、あまりのファッションセンスの無さに萎えて次第に読まなくなったクチなので、良い作品なだけに尚更ちょっと辛かっです。 わからないことなら無理してアイテム名などを書かず、何かに喩えるなどしてこれもやはり文学的な表現で書けばいいのになと思ってしまいます… これは日本人の作家ほぼ全員に言えることです。 あなた達全員ファッションのセンス無さすぎです。 でも京極夏彦のあのルックスに誰も突っ込まないんだもんね、こればっかりはもう仕方ない案件なのかもしれません… しかしそれを踏まえてもこの小説は素晴らしい作品でした。 この文体とリズムはとてもオリジナリティがあり優しく心地の良いものでした。 また苹果の言動や行動は活字の方がパンチがあって楽しめました。 それから冠葉は活字の方が木村昴でした。 まだ2巻も読める。 うれしい。
0投稿日: 2022.06.05
powered by ブクログアニメは視聴済み(だが内容は忘れた)。アニメで消化不良だった部分が理解できればと思い、読んでみる。アニメの演出をそのまま描写したような、なので文章単体で読むと少し伝わりづらい表現が多い。おそらくアニメにとても忠実なのだが、忠実すぎて小説として最適化されていないところがあり、これ単体で楽しむには少しだけ難があるかもしれない。アニメでは明示的に語られない心情などが書いてあるので、補完的に読むのが良いかも。とはいえこちらはこちらで充分に引き込まれるのでオススメ。この巻のハイライトはやっぱり「そらの孔」分室かな。
0投稿日: 2021.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「そう。今夜、私はあなたの花嫁になるの。私としてではなく」 苹果回。アニメの原作小説、とのことでほぼアニメと同じ流れだった気がするので懐かしい。アニメと同じようにぽんぽんストーリーが進むので読みやすい。キャラクターが今思ってる事が文章になっている感じ。アニメ視聴していたので場面場面の映像が浮かぶ。ダブルHについてはアニメでやっただろうか…忘れてしまった。三者三様、キャラクターみんなに陰があるのだけどもまだまだ全然分からないのだけども雰囲気を楽しむのがこの作品だと思ってるので雰囲気を楽しめてそれだけで良い。陽毬はかわいそ可愛い
0投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログ生存戦略しましょうかー アニメの全てが抜群に好みなのに、 そのメッセージがどうも掴みきれなくて、 この作品をより深く知りたくて、原作を手に取った。 アニメ以上の発見は、まだなさそう。 魅力的な登場人物が出揃った上巻、 ピングドラムを巡る陰謀は、どのように絡まり合うのか。 難解すぎて、大衆受けはしないかもしれないが、 究極の可愛いが詰まっている、完璧な作品。 こんな作品を生み出せるクリエイターになりたい。 次巻からは物語の核心に迫る描写が増えるのだろう。 私が原作を手に取ったきっかけであり、 究極の可愛いさを感じる未知の部分。 原作では、しっかりと受け止められますように。 そのまえにアニメを見たい欲が、ぐるぐるぐる...
0投稿日: 2020.02.12
powered by ブクログアニメで全話鑑賞済み。 始めはなんだこれと思って観始めたことを後悔したりしてたんだけど後半からの怒涛の展開にただただビックリして最終話は訳も分からないまま大号泣した個人的伝説アニメの小説版。 満を辞して読む時が来た。。(大袈裟) しかし例の件に絡むの中の後半くらいからかなって思ってたらもう来るじゃん… 全て知った状態で読み始めてるわけなので初っ端から泣くという。これはやばいな。
0投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なつかしい!アニメを思い出しながら読んでました。ストーリーはすっかり忘れていたのですが、『きっと何者にもなれないお前たちに告げる!』とか、そうそうこんなセリフだった!と懐かしい気持ちで読んでました。あの衣装と音楽シーンが蘇ります。印象的なセリフの数々、例えば林檎の『デスティニー』とか、夏芽真砂子の『嫌だわ、早く磨り潰さないと』、とか。イケメン兄・冠馬も苦労人・晶馬も陽毬のことが大好きだけど、大切にするやり方がそれぞれ違うのね。陽毬のようなとびきり可愛い美少女妹を守りたくなる気持ちも分かる。すっかり忘れていたけど、晶馬がピングドラムを手に入れるためにものすごく苦労してます。冠馬は陰で汚れ役をやってたんですね。 面白くて一気読みしてしまいました。 次巻でも、『生存戦略、しましょうか。』
0投稿日: 2018.03.31
powered by ブクログ想像力の乏しい私には、小説を読むだけではイメージが浮かびづらかったです。アニメの評判がとても良いらしいので、アニメを見てからの方が良かったのかな…。でも、キャラクターや話の設定が今までにない感じで新鮮でした。まだ上しか読んでませんが、結末がどうなるのかとても気になります。
0投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログアニメの方が視覚的にスタイリッシュで場面もパッと分かりやすくていいですが、小説版のよいところは心理描写がこちらのが丁寧なことですね。 中巻あたりで特に思いましたが場面の切り替え、視点の切り替え、時間軸の切り替えが多いのであらかじめアニメ見てなかった人はちょっと読みずらそう。 アニメ忘れたころに読んで欲しい本です。 あと装丁が3巻ともお洒落で可愛い!
1投稿日: 2015.10.26
powered by ブクログアニメ全話視聴済み。 久々に見返そうと思ったんだけどとりあえず復習の意味で読んでみることに。 とりあえず当たり前ではあるがやはり登場人物の心情が描かれてるところがミソだよなあと。
0投稿日: 2014.09.27
powered by ブクログアニメを観たあと忘れるくらい時間をおいてから読むべき。でないと単なる脳内再生のスイッチになってしまう。ボクがそうだった。小説単体では人物の性格がよく分からないだろう。荻野目苹果の個性は例外だが。次巻読むとしたら数ヶ月後、忘れたころに。 メモ そらの孔分室まで。
0投稿日: 2014.09.12
powered by ブクログアニメを数年前に視聴済み。 ノベライズ版だと心理描写が細かくて人物に入り込みやすい印象。続きを買うか迷い中
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ表紙が綺麗で思わず買った本。 アニメ原作だけど、アニメは観ていない。 読み始めて気がついた時には、 すっかり物語の世界に引き込まれてしまった! 普通に小説として面白い! 荻野目苹果が結構好き。 最初はただの変態子だと思ったけど、 ちゃんとそれなりの理由があったと知ってから 一転、心情が理解できるようになった。 ディスティニー、私も信じたいなあ。
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログアニメ後半5話しか視聴できなかったけど魅力的な作品だったので本から入ることに。 上巻というのもあって話の流れがゆるやかなです。リンゴちゃんの奇行(苦笑)が目立ちます。ここからあのラストにつながると思うと早く続きが読みたくなります。
0投稿日: 2014.03.03
powered by ブクログアニメ視聴済。 小説版は心理描写がとても丁寧で、読後にまたアニメを観るのもまた楽しいです。 いつまでも、好きな作品。
0投稿日: 2014.02.26
powered by ブクログ冒頭のペンギンの描写から引き込まれる。アニメのノベライズを手にとってうっとなった経験があったが、この本に対しては無かった。ただ、やはりどうしても多視点、また視覚が優先影簡潔な描写に目まぐるしい展開ではある。
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログこの本はタイトルだけ知ってて、なんとなく図書館で借りて読み始めた。 アニメ化されてることも知っていたけど、原作小説が先にあるのではなく、アニメのために作られ、書かれた小説だなと読みながら思った。 見ていないはずのカラフルでどこかアニメチックな映像が、鮮やかに再生され、それらが自分の頭の中で動き出すような不思議な感覚だった。 私はあまり想像力が豊かではないので、小説を読んでいて、時に、どんな場面かを構成して理解するのが大変なこともある。(想像力だけの問題ではないだろうけど) だから、これは面白い体験だなと思った。アニメ脳が先にあたからかもしれない。 ストーリーだけならば、もっと短くてシンプルな作風にもできただろう。実際、読んでて、長いなー!って思った。 物語は、現実とファンタジーが重なりあってて、上巻を読み終えた段階では、面白そうなんだけど、混乱や疑問だらけだった。 けれど、最後には兄弟の愛情に涙したし、いいアニメを見たような満足感があった。 アニメ、再放送してくれないかな~
1投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログプリクリの出現バンクを活字にすると、こうなるのか~。ストーリーのトレースになってるので、新たな知見がないものの、あの世界観を堪能できます。もっと謎解きのヒントが入ってればよかったのに。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ買ったはいいけど、アニメが話数を重ねるごとに興味が薄れて放置してたのをやっと読んだ。うーん…。アニメだけで充分だった(・・;)
0投稿日: 2012.09.15
powered by ブクログアニメのほうは全話視聴済み。 改めてこの世界観に浸ると、アニメでは知ることの出来なかった、各登場人物達の心情を読み取ることが出来て面白かった。 まだまだ序章なので、これから中・下と読み進めるうちに新しい小説ならでは発見をしたい。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログNHKで特集やってたのをチラッと見て、NHKでやってるアニメの原作かと思って読んでみた(NHKは話題の本とか人気の硬い本とかをアニメ化する風があると思うので、これもおもしろかろうと思って・・・)けど、民放のアニメだったのね。 内容は、というか文章は・・・う~ん、小説→アニメじゃなくて、もろにアニメ→小説な文章でしたね。冒頭のペンギン描写もただ「ペンギン」としか書いてなくて、イワトビペンギン?フンボルトペンギン?コウテイペンギン?どんなペンギンやね~ん!って感じ。あと、幻のペンギン(?)が、目キラーンとか涎だらだらとか、あ~アニメでありそうね・・・って感じでした。 内容はまだわからないけど、この文章なら本よりアニメ見たほうが面白いのではないかしらと思ふ。
0投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログアニメを補完するために読みました。 アニメで有った箇所が無かったり、 無かった描写があったり。 これが非常にうまくいっているように感じました。 続きも楽しみです。
1投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログアニメってこんなに突拍子も無く物語が進むっけ?(他の人のレビューから察するにアニメを見ていないためにつらいみたい)
0投稿日: 2012.04.10
powered by ブクログアニメを見終わって、話を頭からもう一度確認したいと思い購入しました。内容はアニメを思い出して「あぁ、たしかにこうだった…!」という感じ。アニメを見てないと上手く状況を思い浮かべられないかも…?
0投稿日: 2012.03.09
powered by ブクログ想像以上にアニメ通りで驚きました。ただ、アニメを観たあとじゃないときついかもしれません。 登場人物の心情が細かく書かれていて良かった。視点や場面がころころ変わるのはアニメがそうだから仕方がないが、小説だと少し分かりづらい。 昌ちゃんがアニメよりかっこよく?書かれていたし、陽毬はアニメよりも可愛く書かれていたような気がしました。
1投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログアニメの補完で読みました。 アニメではわからなかった細かい心理描写がわかったのがとてもよかった。 晶馬くんによる陽毬ファッションチェックなど原作にはない点も楽しい一冊でした。
0投稿日: 2012.03.08
powered by ブクログ出来事が点々としていきつつも、ごちゃごちゃすることなく読めて面白かった。世界感がとても好き。とっても、不思議で明るくってでもその中に闇があってその怖さがとっても、引き込まれた。
0投稿日: 2012.02.25
powered by ブクログアニメが好きすぎて思わず購入。アニメでは分からない心情描写が丁寧に書かれていてよかった。アニメの陽毬の印象は愛らしくて心優しい女の子だったけど、意外と淡白な部分もあることが分かってより好きになった。 プリクリ様のイリュージョンや、コミカルなシーンなど文章では伝わりづらい部分があるので、アニメ見てから補完のために読むのにいいと思います。
0投稿日: 2012.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
受け入れようとしてた子達はみんな 運命に逆らって 幸せを分け与えられた。 あいしてる。 このひとことにつきます。 抗っていいし 愛しても良いの。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログ同名アニメのノベライズ。アニメでは語られなかった登場人物の心情や、ない場面の補完など、アニメ見た方にはオススメ。 視点が何度も変わるが、そこはちゃんと本のルールを守って転換して、ぐちゃぐちゃになってないので読みやすい。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログ上巻だけ読んでとりあえず。内容はアニメと一緒なんでここでは置いといて、小説としてだけ、文章だけの評価なら星3つ。餅は餅屋って感じでしょうか。文章があんまりうまくない。中、下も読みますが。
0投稿日: 2012.01.03
powered by ブクログNHKで特集やってたのをチラッと見て、NHKでやってるアニメの原作かと思って読んでみた(NHKは話題の本とか人気の硬い本とかをアニメ化する風があると思うので、これもおもしろかろうと思って・・・)けど、民放のアニメだったのね。 内容は、というか文章は・・・う〜ん、小説→アニメじゃなくて、もろにアニメ→小説な文章でしたね。冒頭のペンギン描写もただ「ペンギン」としか書いてなくて、イワトビペンギン?フンボルトペンギン?コウテイペンギン?どんなペンギンやね〜ん!って感じ。あと、幻のペンギン(?)が、目キラーンとか涎だらだらとか、あ〜アニメでありそうね・・・って感じでした。 内容はまだわからないけど、この文章なら本よりアニメ見たほうが面白いのではないかしらと思ふ。
0投稿日: 2011.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメでは描ききれない心理状態とかが描かれているから読めば補完できる と各所で拝見したので久しぶりに本を買った(だって図書館には置いてない)けれど 確かに、そういう心情やら、作中にない細かいシーンは入っていたけれど 得るものは何もなかったかな... わたしはアニメだけで充分と思った。 この本がいわゆる「原作」ではなく、映画化ならぬ小説化、的な域を越えていないというか アニメでやったことを言葉で説明したに過ぎず、期待した「心情」に重きを置かれているわけでも 文章に酔うわけでもなく アニメ観てなきゃ理解が難しい本なので、単体としてはあまり評価できないかな もしかしたら、書きすぎると先を推理し易くなっちゃうから抑えてるだけかもしれないけれど 追体験できたかな、くらいだし、中巻下巻はいいかな〜〜 そのお金でトリプルHのアルバムを買おう
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この時点じゃ正直何も言えない。 謎が謎のままだし。 ばらばらした状態で中巻へ続く。 文章はとても読みやすいけれど、視点がばらつくのは慣れないと大変。 しかも急に一人称に戻るから、あうあうしちゃう。 きっとアニメで視覚的に見た方がわかりやすいのだろうなと思うと同時に、登場人物がたくさんだとわかりやすく書かなきゃいけないなって、作家志望として改めて勉強。
1投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ『もしも、この世界に神と呼ばれる存在がいるのなら、ひとつだけ質問をしたい。ひとの世界に運命というものは、本当にあるのかどうか。』 都内のそう悪くない場所。時代から取り残されたような小さな平屋の一戸建て。大人不在の家で暮らす高倉家の三兄妹。 長男の冠葉、その双子の弟の晶馬、彼らの妹の陽毬。 子供だけで、何者にもなれないであろう人生、全てをあきらめ、罪を分け合い、しかし小さな幸福に満ちた生活は、陽毬に訪れた死によって一変する。 霊安室で息を吹き返す陽毬。 運命の至る場所からきたプリンセス。 ひとりに一匹ずつ送られてきた不思議なペンギン。 探さなければならない正体不明の“ピングドラム”。 そして、“ピングドラム”を持つという少女、苹果が変えようとする運命とは――。 失ったものを取り戻すために、もう一度愛されるために、愛する者の幸福のために。 自分を捨てて奔走する少年少女の甘やかな心の闇、世界を変えようとする戯れのような戦いを描く、『少女革命ウテナ』を手掛けた磯原邦彦監督、12年ぶりのTVシリーズアニメーション『輪るピングドラム』のノベライズ。
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログキャラデザが星野リリィ先生だということからアニメを見始めました。アニメを見終えてから読みたいと思っています。
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログ悪い意味で普通の小説になっています。回想パートへの移行なんかが顕著です。大金が動くアニメでアレをやっていながら、自由度の高い小説でこの程度では納得できないです。
0投稿日: 2011.11.03
powered by ブクログアニメを観てあのうねるような波に飲まれた状態のまま読んで、 アニメで詳細に語られていなかった登場人物達の心情等を含めて復習していくという読み方で楽しんだ。 アニメではアニメで映える、小説では小説で映える演出がしてあるので、違いもちらほら見受けられる。 個人的には、そらの孔分室の眞悧の描写は小説版の方が気に入った。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログアニメとは若干違う部分が見られたけど楽しみながら読めた。アニメでは明かされていないところもあったし、アニメの復習にもなった。
0投稿日: 2011.10.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメそっくりそのまま。いい復習にはなった。 ただそれだけにアニメ見てないとちんぷんかんぷんだろうなとも。そんな読者いないだろうけど。あとは女性らしい文章だなぁと。
0投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ「きっと何者にもなれないお前達に告げる!!」 アニメを見逃した分取り戻したくて 読み始めました。 アニメと一字一句変わらない台詞もあったと思えば ばっさり割愛してしまってるシーンがあったり 繋ぎの話があったりと 内容が一緒なのに 人物から受ける印象がかなり違い 楽しめました。 高倉兄弟は特に。 文章はとても読みやすいので普段読書をしない方もすんなり。 読書好きさんには物足りなさがあるかも。 多分、この本はアニメの設計図のような役割なのかなと思います。 そして多分これはすごく面白い作品なんだと思います 「生存戦略しましょうか」
0投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ基本的はキャラ毎の一人称語りなので、アニメだけではわからなかった登場人物の心情がみえてよい。個人的には陽毬に関して意外な点が多数。
0投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログ『きっと、何者にもなれないお前たちに告げる』 『生存戦略しましょうか!』 耳に残るフレーズと伏線だらけのシナリオ。 いたるところにメタファが散りばめられていて、解読がちょっと難しい。 ピングドラムとはいったい何なのか。 『運命のいたるところ』とは・・・?
0投稿日: 2011.10.14
powered by ブクログ晶ちゃん目線で書かれているから、アニメでは表現,描写されていなかった晶ちゃんの心の中を知る事ができたのが良かった。 冠ちゃんへの憧れの描写もアニメより多かった。少しではあるが、アニメで描かれなかった場面がある。絵より文字でのほうが理解度があがるタイプの人間は、小説版で伏線探しをするのが楽しいと思う。
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説読んで、アニメで大分見落としてたんだなーって思ってしまった。 アニメも2クール目に入って複線回収はじめてるし、この時期に小説読んだのは改めて複線確認できてよかったかも!!! 今後の展開が楽しみ!!
0投稿日: 2011.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小説を読んで、アニメの面白さを再認識。ペンギンたちの可愛さは、アニメでしかわかりません。あと、生存戦略とか。小説読んで、不明点を再度確認したって感じかな。アニメでは描かれてない陽毬のことや、晶ちゃんの想いなど収穫はありました。脛の傷や恋愛感情についてなど。続きが気になる~けど、アニメ見てから小説読みたいな。
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログラスト付近が、大人になったら忘れるような小さいトラウマの積み重ねな感じがして恐ろしかったです。面白かったです続き 楽しみ…!
0投稿日: 2011.09.26
powered by ブクログ晶ちゃんの頭の中がわかってよかった。アニメより男の子な反応してるしかわいいなぁ。 苹果ちゃんとファビュラスマックスに期待度しつつ心配だよ!!
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログアニメがはじまる前に、予習として買って読んだのだが、小説としては良くも悪くも普通。上品なライトノベルという文体で、とりわけ面白いとは思わなかった。 し! か! し! アニメの第1話が放送された直後は、脳みそがところてんにでもなったかのような気分だった。うつろな目で何度も録画したものを再生した。モットチョーダイ! ハァハァ・・・・・・。 作者であり監督であるご本人も、先に小説が発売されたことについて、「ストーリーを読んだくらいで追いつけるような作品は作りませんので」と言っていて、かっくいいー! と思った。 でも、じゃあ、なんで発売したのよ・・・・・・、ということで★1個。 アニメを観てから読み直すと、たしかにセリフから何からほとんど同じで、ここがあんな風になるのかぁー、やっぱりアニメってすごいわぁー。と思う。 <中巻><下巻>と出るけど、僕はもう読まない。けど、アニメは超必見であります!
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログ現在放送中のアニメ『輪るピングドラム』の原作小説。本の塗装がとても綺麗。 文章が凄く丁寧で読み易かったです。自分は、アニメを一話見終わってから小説を読んで追いかける、というスタンスでしたが、それを差し引いても分かり易く読み易い内容だったと思います。また、あれだけ濃かったアニメ九話分が、一冊の小説でここまで綺麗にまとめられるものかと驚きました。素晴らしい筆力だと思います。 物語は、基本的に晶馬視点の一人称で進行して幕間(冠葉や陽毬、苹果視点の物語)では三人称視点で書かれています。例の「生存戦略ー!」のシーンも上手いこと描写されていたと思います(アニメから入ったためのあの強烈な印象補正のせいかもしれませんが)。陽毬が「生存戦略」と口にする度、頭の中で例のBGMが駆け抜けます。 巻末を見ると上中下の三冊完結らしく、この上巻では、今のところ謎は謎のまま、といった感じ。アニメ同様、今後が非常に気になるところです。
0投稿日: 2011.09.10
powered by ブクログ僕は自分だけ良い人間でいようとしているのではないのか。いるのかどうかもわからない神様に、まだ、自分だけでも愛されようとしているのではないか。 (P.93) 晶馬は正しい。晶馬の思考はいつも常識的で明るい感じがする。でも、正しい行いが、常に必ずしも自分たちを幸福にするとは限らないのだ。それなのに晶馬を心底から責めきれないのが、冠葉の唯一の甘さでもあった。しかし、その甘さがなくなってしまったら、冠葉は人間としてのバランスを崩すのだろう。 (P.97) ここでなければ、どこへ帰れというのだ。どこで、「家族をすれば」いいのだ。 (P.162)
0投稿日: 2011.09.08
powered by ブクログ内容は第1話〜第9話分を収録。副読本としては文句のない出来だと思う。コミカルな演出は若干控えめで、登場人物の心の動きに重点がおかれてます。冠葉に秘められた強い意志、陽毬が何を考え、感じているのか、そしてあたかも“一般人代表”のように描かれている晶馬の、心に深く刻まれた罪とは?ピングドラム以外にも謎がいっぱいで、続きが非常に楽しみです。
0投稿日: 2011.09.07
powered by ブクログ文体が好きです。一行開けもせず視点がころころ変わるのに、意外と嫌じゃない。こういうのもありなんだなって目から鱗。
0投稿日: 2011.08.31
powered by ブクログなんといってもアニメが面白くて、作画が星野先生だから、個人的には神様がタッグを組んだに近い。が、紙媒体にしてしまうと微妙だと言うことで、★4つ(笑)
0投稿日: 2011.08.15
powered by ブクログ全3巻の第1巻目。 文章が丁寧だったので読みやすかった。 今放送中のアニメの原作小説。 ストーリーはかなり超展開。 第1巻終わり時点で謎が全部謎のまま。 次巻でたら読むかどうか迷いどころ。
0投稿日: 2011.08.13
powered by ブクログアニメ「輪るピングドラム」の原作。ていうか、ノベライズ?ってやつ。全3巻で、続きは10月発売らしい。アニメを見てから読もう。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ一体これからどうなってしまうのかが気になって仕方なくなりました。 アニメではカットされている部分もあるのでオススメです。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ現在アニメで放映中の原作小説・・・といっても、アニメより先に終わりそうにないのだが。上巻ではまだ物語の核心までは話がいかず、色々と伏線があったりします。とりあえず、登場人物の名前が難しいので、まずアニメを見てから原作小説を読むことをおすすめします。
3投稿日: 2011.07.20
powered by ブクログアニメの小説版。 気になって買ってしまった……。 描写に関してはやはりアニメのインパクトが凄まじいので、あくまでアニメの副読本という印象。 かわいらしいのに異様で、そこはかとなく後ろ暗く得体が知れない。意味がわからないのに面白いなぁと。大好きですそういうの。 謎は深まるばかりなのでこれから先もアニメが楽しみ。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ一話を見てすぐさま買って読んじゃいました。 まだまだこの本では、謎は謎のまま。 こうゆう展開なの?!と、意外な感じもしたけれど。 でも、でも、すごくいい!! って思えるぐらい、3兄妹、世界観、アニメが好きですこのピングドラムは。 (そして冠葉がかっっっこいい!) この先まだまだアニメも本も続くけど、ドキドキをずっとピングドラムに持ってかれて私は毎日を送るのです。 それは運命、ディスティニー! (`・⊝・´)(・⊝・)(・⊝・∞)
0投稿日: 2011.07.14
