
総合評価
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powered by ブクログ4作からなる短編集。全成から見た頼朝。梶原景時から見た頼朝。保子(鎌倉殿では実衣)から見た政子。時政から見た小四郎。ちょうど今、鎌倉殿の13人を見てるから、それぞれの人物から見た頼朝像や政子像がわかって、面白かった!
0投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログ歴史物のあるあるで、登場人物が多すぎる。で、混乱する。 話し自体は山も谷もなく世行った感じで、退屈してしまった。最後は惰性で読み切ったけど、あんまり頭に入ってないのは、自分の不勉強のせいかと。
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ鎌倉幕府を開いた源頼朝、それを支えた北条家ら、まさに鎌倉殿の13人の世界を描いた小説。ドラマの記憶があるから人物像も浮かびやすい。頼朝の孤独、周りから見ればつかみどころのなさ、周囲を振り回す存在なのは鎌倉殿の13人と共通するような気がする。
0投稿日: 2024.12.05
powered by ブクログ少し古い本ですが、十分面白い。登場人物が多いですが大河を観ていたので良かった。鎌倉時代に馴染みがないと予習が必要です。
0投稿日: 2024.10.04
powered by ブクログ1964年の直木賞受賞作です。 大河ドラマの原作にもなっています。 おそらく史実に忠実に、でも、感情面は作者なりの解釈で描かれていると思います。 鎌倉幕府がいかにして成立したかが、よく分かりました。
2投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログTNさんのお勧め。 「この世をば」と同じ作者。 鎌倉幕府創世期を、4人の主人公、 頼朝の異母弟全成、御家人筆頭の梶原景時、 政子の妹保子、そして北条義時の視点から描かれていた。 現在進行形で見ている大河ドラマの先達として読んだ「この世をば」とは違って、 今回は既に見た大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を思い起こしながら読むことになった。 すでに顔が判っているというとおかしな表現だが、 俳優さんをあてはめて読んでいけるので、登場人物が把握しやすかった。 もちろん、演じていた俳優さんを思い出せずに、誰だったか気になって調べてしまう人もいた。 ドラマとこの本の人物像の違いはそのままに見た目はドラマで見た俳優さんの姿を借りながら、 それはそれ、これはこれと二重焦点で読み進めていくのは、 不快ではない不思議な感覚だった。 自分がこの時代に詳しくなく、大河ドラマで詳細を知ったための勝手な感覚だとは思うが、 この作品での人物像の描き方が自然体でかつ確固としたものだったからだろう。 面白かった。 気になったのは。途中でさらりと「独裁好きな日本人の歴史の中で」と書かれていたこと。 逆かと思っていたので、そこを詳しく解説してほしい。
0投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ1964年下半期の直木賞受賞作で大河ドラマ『草燃える』の原作のひとつになった作品だそう。鎌倉幕府創成期のお話。 『草燃える』は観てないので、やっぱり『鎌倉殿の13人』が思い浮かぶ。人物像が全然違うのかな?と思っていたけど、案外、自分の持っていたイメージと遠からずだった。 章ごとに主役が変わり、それぞれ全成、梶原景時、北条保子(阿波局)、北条義時を中心に語られる。読み始めは、拍子抜けするほどあっさり話が進む。でも同じ出来事を視点を変えて語られるごとに厚みが増していき、読み進むほどにこの小説の凄さを感じた。 ドラマ観てたから、すごく面白かった。 文章は読みやすいけど、登場人物も多いし予備知識ゼロだとちょっと難しいかなと思う。
4投稿日: 2024.03.08
powered by ブクログ1964年の直木賞受賞作品。鎌倉時代の歴史小説。物語は四つに分かれそれぞれ阿野全成、梶原景時、北条政子と保子姉妹、北条四郎義時を中心に描かれている。冷静な描写と表現は歴史小説というより、ノンフィクションを読んでいるよう。全てを読み終えると鎌倉幕府、源頼朝、北条家などが立体的に浮かび上がってきて面白い。ただ歴史に造詣が深くないと少しハードルが高くなるのだけが残念(←私だ)。 同じ直木賞受賞作品で、松井今朝子「吉原手引草」が少し似た構成で物語を魅力的に読ませていたのを思い出した。
23投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ武士政権として誕生した鎌倉幕府ですが、これまでは源頼朝が「坂東の武士たちよ我についてこい」的につくったとものだと思っていました。 しかし、この本を読んで頼朝の辣腕以上に頼朝の取り巻きの者たちの権謀術数が幾重にもかさなり、それがつながった結果できた幕府なんだと自分には思えました。
4投稿日: 2023.12.31
powered by ブクログ2022年NHK大河ドラマ、鎌倉殿の13人関連の一冊として。 好きな鎌倉時代を改めて読む。 頼朝嫌い、北条嫌いは変わらないが、歴史を身近に感じて面白かった。新たな人物発見にもなった。 やはり歴史の影に女性あり! 政子の妹の阿波局が気になる!
3投稿日: 2023.11.28
powered by ブクログ鎌倉殿の13人に影響されて読みました。 戦国時代と違って基礎知識が少ない為登場人物が多いとその人物の貢献度がイマイチわからない。 登場人物の樹形図が欲しいところ。
0投稿日: 2023.07.08
powered by ブクログ読み終えると表題がしっくりきます。炎(命)の交わりと終わりなき連鎖。時には真っ赤に、時には青白く、勢いよく燃え上がったと思えば消えてゆく。其々の思いから発せられる言動が連鎖して一つの流れをつくり、それらが絡まり合って時代を作る。鎌倉の中枢で生きる人々の生き様を個々の視点で見せる物語です。 人の思いの暗部にそれとなくスポットライトをあてた様な文面はホラー小説を読んでいるかのようなゾワッとした気持ちにさせられます。 阿波局(保子)は助演女優賞級のいい味出してます。
0投稿日: 2023.06.30
powered by ブクログ『鎌倉殿の13人』放映時にTwitterで紹介されていて気になっていた本。 世田谷の図書館には全集しかなかったのですが、こちらの図書館の棚には普通に文庫が置いてありました。 『悪禅師』全成 『黒雪賦』梶原景時 『いもうと』北条保子(『鎌倉殿』の実衣) 『覇樹』北条義時 鎌倉時代を舞台に4人それぞれを主人公にした短編集。 あとがきいわく 「この四編は、それぞれ長編の一章でもなく、独立した短編でもありません。一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、いつの間にか流れが変えられてゆく──そうした歴史というものを描くための一つの試みとして、こんな形をとってみました。」 それぞれの短編が絡み合うわけでもなく、でもひとつでは成立しない、かといって四編読み終わっても完結した感じがしない。 そもそもこの主人公4人のセレクトが『鎌倉殿』を見た今なら「おー」と思うものの、なんとも地味。 源頼朝や義経ではなく全成。北条政子ではなく、保子、義時。 また全員が心の内が読みにくい人物で、男性陣は無口だし、保子はおしゃべりの裏で最後まで本心がわからない不気味さがあります。 頼朝の旗揚げから長い年月を静かな野心を持ちつつ、かなえられることなく死んでいく。 権力の頂点に立ったはずの義時ですら幸せそうにはみえない。 小説としては不完全燃焼のような気もするし、そこが良いという気もする。 「ふっと夜の底の音を探るような目をしてから」のような表現が心に残りました。 (『鎌倉殿』のベースがないと次々に起こる権力闘争についていけないんですが、歴史小説を読む人にはここらへんは当たり前なのか。) 『炎環』は1964年の作品で永井路子の最初の単行本。直木賞受賞作です。 『北条政子』が1969年なので、政子より先に保子が描かれているという。 大河ドラマ『草燃える』の放送が1979年。 景時の人物像などは『鎌倉殿』にも通じるものがある気がします。 解説を読んではじめて永井路子が川端康成の担当編集者だったことを知りました。 解説を書いている進藤純考も同じく川端康成の担当編集者だったそうですが、解説の文章が「彼女の小柄なからだに影落ちているつつましやかな知性が、豊かな気息をもって私に迫った。」とか、ただの編集者にしては巧みな、と思ったら文芸評論や随筆なども書かれてる方なんですね。それともこのレベルでないと川端康成の担当はつとまらないのか。 316 五郎が言ったとき、四郎は微笑を消し、ふっと夜の底の音を探るような目をしてから、 「ちょっと待て」 短く言った。
0投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログ『鎌倉殿の13人』を毎週楽しみに観ていた者としては、読みながらイメージが膨らませやすく面白く読めました
2投稿日: 2023.04.23
powered by ブクログ4つの短編のようで、独立していない感じ。 視点を変えればこうも見かたが変わるのか。 1番好きなのは「いもうと」です。政子と保子の微妙な立ち位置の変化がじっくりと描かれています。こういう人物の味わいを掘り下げられるのは、やっぱり映像ではなく小説だなと思うのです。
0投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ『鎌倉殿の〜』の人物像が多少これに寄ってるのかなと思えるほど違和感なく読めた。景時の最後が不憫だった。頼朝腹立つなあ!
0投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログオムニバス形式。 一つの出来事でも、異なる視点から見れば異なる解釈で意義を見出すことができる。 今まで薄らとした流れしかわかっていなかった鎌倉時代の解像度が鮮明になった。 人の名前がなかなか入ってこず、大河ドラマ観ておけばよかったとちょい後悔。
0投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログそれぞれの話がすこしずつ重なりあっていて、読むのが楽しかった。 姫前を妻に迎えたくだりでは私も思わず、政子の気持ちになった。笑
0投稿日: 2023.03.18
powered by ブクログ大河ドラマの鎌倉殿とちょうど重なる時期。 鎌倉幕府創世期から承久の乱まで。4人の人物の物語で紡ぐ。 あとがきの 「一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけ合ううちに、いつの間にか流れが変えられてゆく」歴史を描いた、が全て。
0投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ鎌倉殿が始まった頃に買っていたのにずっと積読に。 基本的になんであれ映像化は好きじゃないのだけど、でもこちらはドラマ後に読んでも大変良かった! 源頼朝はともかく、その周辺人物像がいまいちわからなかったから、全て把握している今なら知識不足と理解不足に悩むことなく読み進められた。 全4章の構成は •全成 •梶原景時 •北条政子の妹(今作中での名は保子、ドラマでは実衣) •北条時政と義時 それぞれから見た鎌倉幕府の成り立ちや内情が描かれていて、どうしてもそこまで細かくは描ききれないドラマの脚本の隙間にある感情や事情が読み取れて面白かった。 三谷幸喜さん絶対これを参考資料にしてるよな〜、、というよりこの本が主軸よな〜と思うほどあのドラマにしっくり過ぎ(笑) 永井路子さんすごい!読ませる!
1投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ鎌倉の十三人を観て北条一族のことをもっと知りたくなりました。 いきなりたくさんの武将の名前が出てきて困惑しました。 読む本の順番を間違えたかも。 第一章は全成、第二章は梶原景時、第三章は保子、最後は北条時政と義時。 それぞれ目線を変えていてとても面白かったです。 しかし保子ってしたたかですねー。恐ろしいわ。
0投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ大河ドラマが面白かったので、関連書籍として読んでみた。 登場人物が多くて関係も複雑なので、ドラマを見ていなかったらきつかったと思う。ドラマのおかげで登場人物の顔とキャラクターが自然と浮かび、映像として脳内に再現できた。 小説の構成も面白い。連作短編のようでいて、そうでもない。同じ時間軸のできごとを複数視点で描いている。また、歴史上で有名な頼朝と政子は中心でないところも面白い。頼朝と政子の周辺で生きている脇役たちの内面描写が人間味があり、歴史上の立派な人物ではなく生きている人間として感じられる。 大河ドラマとは微妙に異なるキャラ設定や、事件の時の動き方なども面白かった。作家によって同じ事件から違うストーリーを見つけ出すのだなと、妙に感心させられた。
1投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大河ドラマ鎌倉殿の13人で登場人物のキャラが印象に残っているうちに読んだ。 悪禅師(阿野全成)・黒雪賦(梶原景時)・いもうと(保子=ドラマでは実衣)・覇樹(北条義時)の4編からなる直木賞受賞作。 悪禅師では亀の前騒動・義経追討・範頼殺害、黒雪賦ではまだごく初期に敗戦して隠れている頼朝見逃し・上総広常謀殺・義仲追討・義経を頼朝が嫌った原因は京好みの自分を差し置いて院に接近したことと説明・御家人66人からの弾劾状、いもうとでは婚約者義高の誅殺と大姫のやまい・比企一族殺害と頼家出家ねつ造・実朝と公暁・4代将軍三寅の世話人に保子がなったこと、覇樹では和田義盛とのいくさ・畠山重忠と稲毛重成とのいくさ・時政の追放・承久の乱「御家人の謀反ではない。上皇さまこそご謀反あそばされたのだ」、そして死亡。 改めて大河ドラマ鎌倉殿の13人がたくさんのエピソードを実に魅力的にうまくとりいれていたことを感じさせた、なんてったって直木賞の小説よりも描写が生き生きしてたのだから。しかし、あの大河ドラマがなければ、よくぞここまでコンパクトにおもしろくまとめたなあと思う。この小説を読んで、義時はほんと本音というか欲を出さずに生きてきたので、よくぞ彼を主人公にあそこまで面白いドラマが書けたものだと感嘆。あとどこにでも出てくる闇のキーパーソンが三浦義村。
0投稿日: 2023.01.17
powered by ブクログ梶原景時がかっこよかった。 義経のことで告げ口ばかりしたという認識っだったので、勉強になりました。 しかし、頼朝、こわ〜い‼️
0投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ久しぶりの永井路子さん。 苦手な時代だが、大河ドラマで少し触れたので挑戦してみた。 が…やはり前半はページが進まず苦しみました。 全成、景時、保子、などの目線での短編集のよう。 感情移入し始めたところで次の人に移ってしまうのが、長編好きとしては辛い。 ただ歴史というものは、こうやってそれぞれの人の中に、自分なりの軸があるのだなと、改めて感じることが出来た。 そして永井路子さんは、特に女性の描き方が上手くて引き込まれる。
8投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ【きっかけ・目的】 令和4年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」関連で永井路子の著作の広告が出ていたので思わず購入してしまう。 【感想】 連作短編にとなっており、頼朝挙兵からその死、承久の乱までを主役を変えつつ時系列に物語が展開している。 今まで源平合戦の時代を注目することがなかったのであまりに大河ドラマの筋に沿っていることに驚くが、こちらが先の作品なのだ。 作者の慧眼が目を引くが、ストーリーとしても源平合戦から鎌倉初期の時代についてよく理解できる内容だ。 【終わりに】 大河ドラマも後半に移っていく。特に個人的には政子姉妹と阿野全成の最後の描かれ方が気になる。 この小説のように野心があったのか、どうなのか。楽しみだ。
0投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログ性悪陰湿陰険根暗。 小説としては良いのかもしれないが、人物設定があまり好きでない。嫌な人ばかり。嘘でもいいから好人物を出してくれ…
0投稿日: 2022.09.05
powered by ブクログいい時期に読むことが出来ました。 「鎌倉殿の13人」で阿野全成最期が放送されたこの時期に読めて良かったです。 なるほど、阿野全成と若狭局のイメージは、これまでこのようなイメージだったのか。と思いました。 私はてっきり北条政子が主役の作品だと思っていたので、"脇役"だったのは意外でした。あと人物造形も。 「北条政子」の方でもこのキャラでいくのかな。それを楽しみに、「北条政子」も読んでみたいですね。
4投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログ鎌倉殿の13人が面白くなるための小説。違う角度で登場人物を照らしてくれるが、史実は覆せないので共通したイメージも強い。昭和40年の直木賞作品がこんなに新鮮だとは。
2投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログ大河の元ここから? 頼朝のことが相変わらずイマイチ分からずポックリ逝ってしまうのだけど。周囲の人たちそれぞれが主役になって描かれてる源氏と北条家のその後。ぼんやりイメージのあの人が、何気に策士だったようにも思える。
0投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログ今放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(三谷幸喜)はこの小説をベースにしてつくられているのではないかと思える程、史実や想像・創作の細かい微妙なところまで整合している。 しかし、頼朝・政子に最も近い全成と安子夫婦の心の動きを深く抉った「悪禅師」と「いもうと」はドラマでは決して表現できない凄みがあり、作者の思考の深さ繊細さの真骨頂をみる。 意志を面に出さない、顕揚への反感、時間をかけて熟成し、状況が熟れるのをひたすら待つ---。 簡潔なあとがき「この四編は、それぞれ長編の一章でもなく、独立した短編でもありません。一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引っ張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、いつの間にか流れが変えられてゆくーそうした歴史というものを描くための一つの試みとして、こんな形をとってみました。」がすべてを表している。 厳選し言葉を削いで表現し、心の底の複雑な思いを汲み取り、歴史を人それぞれの思いから丁寧に描写する、リアルで躍動感溢れる素晴らしい作品である。
1投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログすこしづつ時間軸がずれながら 視点を変えて紡ぐ物語 歴史の深み,含蓄,面白さを表現するのに これほど適した表現技法があっただろうか? ははぁ,この人から見れば,こう見えるんだな,など 徐々に理解が深まり,最後には 無常の境地! 兵どもが夢の跡
1投稿日: 2022.06.03
powered by ブクログおもしろかった! 大河ドラマはみていないが鎌倉時代当初についてをよく理解することができた。 登場人物全員が時代に翻弄されている。正解が何かが端からみてもわからない。 諸行無常の響きありとはよく言ったものである。 50年以上の前の作品だが古さを全く感じない。時代小説の魅力だなあ。
4投稿日: 2022.06.02
powered by ブクログ悪禅師 で頼家に詰め寄られるところでゾッとして、そこからずーっと怖かった。気になってどんどん読めるけれど、ドロドロしていて怖い。特に女性陣… 怖い怖いと思っていた鎌倉殿の13人。 この本に比べたら、兄弟姉妹が互いとその家族を心の底から思いやっている時点(5月時点)で、もはやあたたかいドラマに見える…
3投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ大河ドラマに出遅れたタイミングで読み始め、ドラマを途中から見つつ読破したが、ドラマのイメージの相乗効果でそれぞれのシーンの解像度が上がった気がする。鎌倉は美味しいお店のある観光地で源頼朝といえば鎌倉幕府を開いた英雄みたいな印象を持ちがちだが、それは何も知らないと同じであの場所はとてつもない人々の怨念や策略が渦巻いていた場所なんだと思う。武士とは潔いみたいなイメージは全くなくて如何に騙して出し抜くかで、情けも感じなかった。4つの話では「いもうと」が一番面白かった。男性の競争社会とは異なる次元で生きる女性があの時代を如何に立ち回ってきたのか。ありそうでなさそうな姉妹の絆や愛憎、親子の情。夫や子の昇進や没落と連動する容赦ない時代だっんだと思った。これからの大河ドラマも楽しみに見ていきたい。
1投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログ鎌倉時代を勉強しよう第4弾 そろそろ小説を読んでも良かろう 知識のないまま歴史小説を読むと、そのイメージが自分の脳に定着してしまうので、我慢して最後に取っておくことに 剥き出しの野望と血で血を洗う時代にふさわしく妖しく激しく美しいタイトルと装丁 こちらは4編から成り、それぞれの人物の視点で描かれ、歴史を動かされる構図 阿野全成(僧侶である源頼朝の弟) 梶原景時 阿波局(全成の正室であり北条政子の妹) 北条時政、義時親子 頼朝や政子じゃないところがイイですね ここでの阿野全成は野心をひた隠し陰鬱でダークなキャラになっている 梶原景時は割とイメージ通り 一番小説の醍醐味的に読めたのが阿波局のストーリー 痩せ型のきりっとした美人と描かれる姉北条政子と真逆の容姿をもつ妹保子 ふっくらした色白の底抜けに明るいお喋りが止まない屈託のないキャラ… 阿野全成の正室となり阿波局と呼ばれる 少しずつ少しずつ阿波局が「お喋り」と「平凡な女」という武器をフルに使い無意識のうちに、仕掛け出す 他意があるのかないのか 阿波局の口からは一言も本音が出ないため、読み手にもわからない が気付けば彼女の意に沿う展開に… 小さな蜘蛛の子が気付かぬうちに蜘蛛の糸を張り巡らせ、敵が気づいた時にはもう身動きが取れない その影に隠し持つ計算高い野望とは… まるで北条家の黒幕かのように描かれ一番小説らしさが見える 政子、娘大姫、阿波局 それぞれ女性の個性と強さと弱さ… また湿度と粘度あるドロっとした部分が見え隠れする 最後の北条親子 こちらだけ他の3編と比べるの異質感があり どうやらこちらのみ後から付け加えた一編とのこと ここでの北条義時の描き方も実に興味深い 父時政の心情は描写されるが義時の心情は全く描写されない 頼朝や政子に対する観察や気持ちは描かれるが、自身については語られない 人の話しをよく聞き、よく観察、洞察し、無口でスルリと逃げるのが上手く、何を考えているのかよくわからない義時 父以外の兄弟たちからの受けは良い 頼りにならない義時にいつも歯痒くやきもきしていた父時政だが、いつの間にか冷静で計算高くなった義時に気づき距離を置くように… 本人の心情を描かぬことで浮かび上がる構図は好みだ 恐らく永井路子氏は義時の性格や人柄をこう想像しているのだろう 今まで知り得た北条義時像と異なる部分もあるが、この想像力と解釈はなるほどなぁと実に面白い そして義時は冷たい炎を燃やし、権力の道を上りつめたのだ この時代はわからないことも多いため、エンタメ要素を入れ盛り上げやすいだろうが、そこを結構グッと堪えて堪えて際どいあたりを攻めている内向きの圧が何とも良い 永井路子氏のあとがきを見ると 昭和39年とある ここにも歴史を感じる この積み重なって層を成す時代に感動を覚える 年を取るとこんな風に歴史を捉えられるんだ なんだか新鮮である さて三谷大河のそれぞれの人物像はどう表現されるのか… 引き続き楽しみである
28投稿日: 2022.04.16
powered by ブクログ★3.5のおまけ。 大河に触発されての再読、全然覚えていない。でもこれからの大河進行に向けて格好でした。内容も面白いし、この作家と大河の脚本家の見方の相違がこれからもっと出てくるだろうし。 いやいや、こういうのは読書の愉しみのひとつですわ。
1投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログ生まれた時代が今で良かったと思わせてもらった。 大切なものの優先度が今の時代とは違うのだろう。 覚悟が人を決断させる。覚悟を持たなければ生き延びることができない時代。
3投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログ『鎌倉殿の13人』を契機に何十年振りに再読しました。 鎌倉という時代に生きた人々が、それぞれの視点で眺め、感じ、行動する姿が複雑に絡み合い、人の思惑とその感じ方が面白く描かれてます。 桜並木の「段葛」のある鶴岡八幡宮にも久しぶりに参拝し、『炎環』の歴史舞台を感じ取ることができました。
1投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログKindle積読にいつからあったにしても、ここ数年の購入本だから、巻末の直木賞受賞年を見てびっくり。自分、生まれてない! でも何しろ良かった。文体は歯切れ良く展開は適度な速度で、心地良く面白い。 教科書での中心人物ばかりが、歴史を作ってきたわけじゃない。名を残した事変の陰に、何人もの思惑やら頭脳戦やら心理戦やら。 堪能した。
1投稿日: 2022.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 大河ドラマの影響で引っ張り出して、久しぶりに読ませていただきました。 相変わらず、『いもうと』のインパクトは強いなぁ。 こういう女性の方が怖いんだよなぁと改めておもったりして( ̄▽ ̄;) やはり楽しいですね♪
11投稿日: 2022.04.01
powered by ブクログ今から30年以上前に書かれた本だけど、全く時代を感じさせずに一気に読んでしまった。 頼朝を取り巻く人物の短編が繋がり合っていながらも、頼朝に対する捉え方は全く異なっていたりして面白かった。
1投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログ名前を把握すれば読み慣れてくる。 今若→阿野全成 平三→梶原景時 九郎→源義経 三郎→北条宗時 四郎→北条義時 五郎→北条時房 千万→源実朝 万寿→源頼家 三寅→藤原頼経
3投稿日: 2022.03.09
powered by ブクログ説明的で単調なので少し飽きがくる文章だった。 また漢字や語彙が自分には合ってなかった。難しい部分が多かった。 が、中立的な視点から描かれているのでそれぞれの立場や思惑が読んでとれた。まさにそれぞれの方向に走っていく馬車のよう(解説より) 政子の妹阿波局を描いた「いもうと」 景時を描いた「黒雪賦」 の二つが個人的には面白かった。
2投稿日: 2022.03.07
powered by ブクログ50年前の作品なので文体などに慣れていなかったが、それも次第に楽しめるようになった。さらに、各章ごとの登場人物による目線や出来事が絡み合うことが面白く、最後まで楽しめた。
1投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ大河鑑賞の副読本として2冊目だが、鎌倉幕府の初期の4人を主役とした連作形式だった。「悪禅師」は阿野全成(源頼朝の異母弟)、「黒雪賦」は梶原景時、「いもうと」の北条政子の妹の保子、そして「覇樹」は北条時宗と北条義時らが主人公。 4編ともそれぞれの視点で面白かったが、特に「黒雪賦」と「いもうと」が印象に残った。読み始めたころ、石橋山の合戦で梶原景時が源頼朝を見つけながら見逃すシーンがオンエアーされていた。景時は大庭に頼朝の首を差し出せば殊勲を立てられたはずなのに、どんなつもりで頼朝の命を救ったのか表情から察することができなく図り兼ねた。しかし本作で、旧知の仲である土肥実平が頼朝を買っていたからとの筋書きになるほどそうかと合点。 歴史書『吾妻鏡』をもとに、小説家がさまざまなフィクションを展開していくのが面白い。小説家の手腕に驚きながら、真実を知りたくなり、また別な本を探して読みたくなるのだ。 「いもうと」の主人公・保子は「悪禅師」で主役だった全成の妻。彼女のおしゃべりは単なる話し好きからではなく、計算された悪意あるおしゃべりだったと匂わせてある。”尼将軍”と呼ばれた政子に隠れ、目立たぬ曲者のよう(笑)。保子は実朝の乳母となり夫の全成と共にのし上がっていく。権力を持つ者同士の姉妹の確執は想像に難くない。 泰時は裏で巧みに北条家を動かしているように感じられて仕方がない。永井路子さんの文体も読みやすく耽読し、鎌倉時代を行きつ戻りつしました。さてさて、三谷幸喜さんはこれからどう描くのだろう? ずっこけるのはほどほどにして下さいな。
19投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022/2/24 読了 4つの連作短編集、その人選は ・阿野全成(頼朝の異母弟) ・梶原景時(鎌倉殿の13人の中で最初に退場する人物) ・保子(阿波局とも呼ばれる。義時の妹かつ阿野全成の妻で3代目将軍実朝の乳母) ・北条義時 敗者の視点から頼朝の無情さ、北条政子の苦悶、北条時政の無念など、歴史の勝者と思われている人々の人間性が浮き彫りになる。1965年の直木賞受賞作品、なかなか見事な描写。
1投稿日: 2022.02.24
powered by ブクログ大河ドラマが無かったら読まずにいた本。人々の息遣いが見事に描かれている。もっと早くに手に取るべきだった。
1投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ「悪禅師」・・頼朝の異母弟、全成(幼名今若) 「黒雪賦」・・梶原景時 「いもうと」・・北條保子(政子の妹で、全成の妻となる) 「覇樹」・・北條義時 4つの題名をつけ、それぞれに主人公を据え、鎌倉幕府の中での消長を描く。いやー、おもしろかったです。大河「鎌倉殿の13人」がおもしろく、図書館の大河コーナーにあったので読んでみましたが、政子の妹保子、アリャー、こんな人でこんな人生を送った人だったのか、けっこう鍵の女ですね。宮沢エマさん、これからどんな風になるのか楽しみです。 梶原景時が石橋山の戦いで敗れた頼朝を岩穴で見つけて見逃す、といった、よく言われている場面も出てきます。ここらへんの景時の心理とか、その後の景時の心理、頼朝に対する感情が微細に描かれています。これから獅童さんがどう演じるのか、楽しみ。 頼朝は主人公になっていませんが頼朝との関係性で描かれるので、頼朝の人間像も浮かび上がっています。 永井さんは「吾妻鏡」とか読んで想像をふくらませたのでしょうか。「覇樹」の章では、頼朝が挙兵だ、といって兵を募る時、やってきた武将に 「今日の忠節、頼朝生涯忘れはせぬぞ」 「頼りになるのは、そなたたちだけなのだ」 「誰にも言っては困るが・・・」 「そなたたちだけ打ち明けるのだが・・」というのを小四郎(義時)が部屋の前で聞いている場面があります。これ、もう放送されましたが、セリフもけっこうこんな感じでした。 それぞれの主人公の心理が微細に描かれ、またそれを俯瞰する感じで、〇〇はこの時そこまで考えていたのかどうか・・ という2重の書き込みで、複雑な人間関係、当時の東国の武者たちの様子が、静かな文面で伝わってきました。 あとがきには、 「近代説話」に発表したもののうち、最後の「覇樹」を加えた四編。それぞれ長編の一章でもなく、独立した短編でもありません。一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、いつの間にか流れが変えられてゆくーーそうした歴史というものを描くための一つの試みとして、こんな形をとってみました。とある。・・ちょっと米澤穂信氏の「黒籠城」の読み口と似ていた。「炎環」は1964年第52回直木賞。 1978.10.20発行 光風社刊 図書館
6投稿日: 2022.02.19
powered by ブクログ鎌倉幕府創設期の権力争いが描かれている。1つ1つが短編小説のようで、全て絡み合って時代がつくられていく。自らの謀略により失脚する人もいれば、謀略により無実にも関わらず命を落とす人もおり、フィクションの部分もあるのだろうけど、本当に混沌とした時代だったのだろうなと思わされる。そして2021年の大河ドラマの予習になる。
1投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログ第52回直木賞受賞作であり、永井さんが初めて出した本、だそうです。そしてこのタイトルは造語だとのこと。 本書は、鎌倉時代を描いた連作短編集で、4編収録されています。頼朝の異母弟で義経の実兄、阿野全成の「悪禅師」、梶原景時の「黒雪賦」、北条政子の妹で全成の妻、保子(阿波局)の「いもうと」、北条義時の「覇樹」。 先に、永井さんの論考『つわものの賦』と、エッセイ集『源頼朝の世界』を読んでいたせいか、どうも小説としてのおもしろさをあまり感じることができませんでした。小説のはずなのに、なんかずっと説明を読まされているような……。私が読む順番を間違えたのかもしれません。 心が熱くなったシーンもあったんですけどね。中でも、武士とは違った視点で書かれた「いもうと」はおもしろかったです。
4投稿日: 2022.02.12
powered by ブクログ全成、梶原景時、阿波局、北条義時の四人を取り上げて、それぞれの視点から一つの歴史を描く短編集です。大河ドラマ「草燃える」の総集編を見た直後だったのでスッと読めました。鎌倉草創期に対する著者一流の理解をいいとこ取りで楽しめます。がっつり読みたいなら「つわものの賦」!
1投稿日: 2022.02.11
powered by ブクログ何十年たっても色褪せない、すばらしい作品。いま再び注目を浴びているようで本当に嬉しいです。おすすめですよー。短編だから読みやすいですよー。それなのに、深いんですよ…。ほんとに素敵な作品。
1投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログ新鮮。日本史で表面だけ知ってた鎌倉草創期の人間模様。陰湿に政敵が次々と斃される。今年の大河ドラマ観なさそうなので読んだ
1投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログ大河を楽しみにしているので勉強するつもりで呼んでみた。好きなのは幕末なので、鎌倉時代はそこまで興味がないけれど、近代にはない荒々しさというか土っぽさが良かった。大学の先生が、いまでこそ鎌倉幕府を頼朝が立てたのは必然だったように言われるけれど、いろんな偶然と運と時代の流れが関わって武士の世が完成したわけだから、もっと注目されていいと言っていた。確かにそうかも。一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、いつの間にか流れが変えられてゆく、私もそこが歴史のおもしろさだと思っている。個人が個人の理想を追い求めて走り続けた結果、いろんな意思が混ざりあって歴史が生み出されていくんだなあ。おもしろいなあ。
2投稿日: 2022.01.22
powered by ブクログ源頼朝の旗揚げから承久の乱までの歴史が、主役を変えた4つの物語、4人の視点から描かれます。それぞれが長編の1章でも独立した短編でもないという趣向が面白いです。改めて、陰惨な時代だと感じさせられます。
1投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログ新しい大河ドラマが鎌倉時代、主人公は北条義時、と来れば永井路子さん。43年前(1979年)の大河「草燃える」の原作本の一つにして直木賞受賞作です。時代は頼朝挙兵から承久の乱までの間。義時の他に阿野全成、梶原景時、北条保子にスポットが当てられた連作で、とにかく鉄板の歴史小説。読み易いし面白い、いつまでも色褪せることのない傑作です。次は「北条政子」。
4投稿日: 2022.01.10
powered by ブクログ今年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の十三人」。大河ドラマは「花神」以来見ていませんが、鎌倉の街が好きという理由で、今回は見ます。ついでに鎌倉幕府を扱った本書も読んでみました。文庫のカバーは大河ドラマの主人公を扱っていることを強調した新しいカバー、従来のカバーと二重になっていて、売ってやるぞ感の強い文庫です。しかし、複雑な鎌倉幕府の内幕をわかりやすく描いた、非常に面白い歴史小説であり、睡眠不足になりました。 本書は源頼朝の伊豆挙兵から鎌倉幕府の成立を中心にした連作短編集です。「悪禅師」では阿野全成(頼朝の弟)、「黒雪賦」では梶原景時、「いもうと」では北条保子(北条政子の妹で全成の妻。阿波局)、「覇樹」では北条義時をそれぞれ主人公としています。 短編集ですが、4編の短編は時系列に並んでいて、頼朝の伊豆挙兵、平家の滅亡、頼朝の死、鎌倉殿の十三人の登場、実朝の暗殺、承久の乱までが俯瞰できます。そして、読者が知るのは鎌倉時代が陰謀と裏切りが渦巻く、非常に血なまぐさい時代であったということ。小説は短編集の4人の主人公が何を考え、何を成し遂げ、何を失敗したのかを複雑な人間関係の中で描きます。一歩間違えると首が飛びかねない極限状態での主人公の死に物狂いの言動は、読み始めると止めることはできませんでした。 大河ドラマのタイトル「鎌倉殿の十三人」は何となく和気藹々とした雰囲気もありますが、小説は「一見合理的にみえるこの制度は彼らの野望の渦が苦し紛れに生み出したものでしかなかったのだ。だから合議制は始まった時から比企、北条の血なまぐさい相剋をはらんでいた」と説明しています。読んでゆくうちに、「鎌倉殿の十三人」が合理的な合議制というシステムではなく、殺し合いクラブのような恐ろしさを含む集まりであることがわかります。 昭和40年の直木賞受賞作。お勧めです。
2投稿日: 2022.01.06
powered by ブクログ4人の物語の中で、脇役の北条政子の描かれ方がとても印象的だった。今までの強い女性のイメージに加え、知的さと儚さを感じさせる描写が新しかった。 全体的に歴史小説でありながら文章がとてもきれいで読みやすい。(漢字は難しいものもありましたが。)他の作品も読みたくなった。
1投稿日: 2022.01.03
powered by ブクログ当然ノンフィクションなので、史実とは違う部分もあるのだろうが面白く読めた。 まさに歴史の影に女あり。 全く知らなかった政子の妹の物語が一番面白かったかな。 北条というと、とかく陰湿な権謀術数を駆使してライバルを葬ってきたイメージしかないが、武家政権を確立し、時代を安定させる為には必要な一族であったのだろう。そんな事を感じさせる物語でもあった。
7投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログ鎌倉殿の13人の予習で購入。頼朝挙兵、頼朝死後の有力御家人達の闘争から北条家の独裁への過程を様々な人物を通して描く。義経の兄の今若がここまで鎌倉幕府に関わっていたとは知らず、今若を題材にした話があるとは思わなかったのでいい意味で予想を裏切られた。保子も同様。1人1人の生き様を炎に見立て、それらが重なり絡み合って歴史を形成していく模様を炎環と称した作者の歴史観と洞察力に脱帽。
1投稿日: 2021.12.31
powered by ブクログどの話も外れがないです。 登場人物の誰もが主人公であって、誰かのストーリーの一部でしかないことがよく分かる。
1投稿日: 2021.12.21
powered by ブクログ先日ふらりと立ち寄った書店で、POPに来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の文字を見つけ、素通りできずに手にとった作品。 歴史好き、大河ドラマ好きではあるが、『鎌倉殿の13人』の登場人物のイメージがなかなか湧いてこず(もちろん頼朝や政子といった超メジャーな人はわかるんだけど、有力御家人クラスとかがあやふや……)、そろそろ予習をしなくちゃなーと思っていたところで。(←マジメか!) 読み始めたら、なんとまあ面白い! 不勉強ゆえ著者の名前を見ても、まったくピンとこなかったのだが、私が生まれる前に直木賞をとった作品でした。 やっぱり直木賞(特に昔の)は面白いなぁ。 読み始めは、登場人物の大河ドラマHPの人物相関図や歴史人物図鑑と首っ引きで読む。(何せ予習なので・笑) そのペースでも、読む熱量はまったく失われず、著者の落ち着いた筆致のなかであぶり出される人間らしい感情が、なんだろう、じわじわくるというか。 これまでもっていた頼朝像も政子像も、ちょっぴり覆され、「本当の黒幕は誰だ……?」と心がざわざわして。 連作短編という構成も素晴らしく、「あとがき」「文庫版解説」も必見。 このタイミングでこの作品と出会ったのは、私の中ではちょっとした運命だったのでは、とまで感じてしまった。 この年の瀬に、文句なしで★5つの作品に出会えてよかった!
15投稿日: 2021.12.15
powered by ブクログ来年2022年のNHK大河ドラマは、三谷幸喜作品の「鎌倉殿の13人」です。そんな時代を描き直木賞を受賞した永井路子さんの代表作品。「炎環」。主人公・北条四郎義時を中心に鎌倉幕府成立の裏には、彼らの野望が激しく燃え盛っていた。
2投稿日: 2021.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
永井路子歴史小説全集8 「炎環」 あああ面白かった!なんで永井路子を長らく避けていたのか…。 鎌倉時代面白い!いや知ってたけど。 戦国時代に比べて範囲が狭いけど、狭いながらの戦が権謀と私怨と大義とで渦巻いていて、中世の泥臭い人間くささもあいまって大変面白かったです! 阿倍野禅譲、梶原景時、北条保子、そして北条義時。 それぞれの視点から、少しずつ時代が進んで承久の乱へ収束するのうますぎる。 五郎ちゃん出てきた〜vとなったので、朝廷との駆け引きの件、私としてはもっとkwsk!となってたww 湯口聖子の夢語りシリーズってこれも元になってるんだなあ…としみじみ。シリーズでは保子は稲毛氏の嫁になってたから、少女漫画としてそこは改変したのかな?とか思ったり。身内だからこそ、同性の姉妹怖…と、女性作家ならではの現代に通じる薄ら寒さを感じました。 何回も言うけど、面白かった!! 同時代の朝廷編 「絵巻」 結局朝廷も志を持って政を行う人は居なかった、というなんとも生々しい話。 吾妻鏡の北条方に偏った記録が多く信用出来ないとして、戦争中の「大本営発表」を経験している我々には、そのカラクリが透けて見えるのだ、の言葉が重い。 でも全くその通りで、歴史は勝者が自分の都合の良いことのみを伝えていくものだと思う。 当時の記録があまり残ってない女性が実はこういう思いで結果的に歴史を動かしてた、というのが女性作家ならでさの視点で生々しく書かれていると思う。 「執念の系譜」 三浦氏!ほんとに「系譜」だなーと北条早雲が最後に出てきて思った。この人も北条二郎時行の子孫説あるしね。有力御家人が悉く討ち取られて、それでも時期をずっと伺ってるっていうのがもう…。 裏切りっていうのが、これもすごく生々しく描かれてる。 駒若がさあ…湯口聖子の駒若は可愛かったのに、あれか…。夢語りシリーズの解像度変わるわ〜。 「裾野」 曽我の敵討ちの裏がこれか!っていう。 ここまで来ると、北条凄え、という感想しかない。 機転が効く頭の良い人達だったんだなーと。 なんだかんだいって一連の流れの中で、義時が一番、武士の世を崩さないように尽力してた政治家だったのではないかと思う。朝廷側も含めて、御家人も自分の利しかみてなくて、大多数が幸せになる図、を描けてたのが北条氏しか居なかったからこそ、鎌倉幕府が続いていたのではないかと。 うう、学生のうちにもっといろいろ読んでおくべきだった…。これから永井路子先生の本読もう…。
2投稿日: 2021.08.01
powered by ブクログいやぁ面白かった。時代を超える名作だと思った。さすが直木賞受賞作というか。特に、梶原景時の話が印象に残った。この時代の小説が意外に少ないのが残念。
2投稿日: 2021.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
取り敢えずは頼朝の異母弟というか義経の同母兄というか、阿野全成の物語である第一話「黒禅師」を。残りの3話は引っ越しが終わってから新居で読みます。転居先の地元図書館に所蔵されてることは確認済み(笑)。
1投稿日: 2021.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
鎌倉幕府の成立、武士たちの生き様を描いた歴史小説。 生き残り権力を手にするための謀。 いつ足を掬われるか分からない緊張感。 短編ごとに主人公が変わり、時代に厚みが出て歴史が立体的になっていくようだった。 勝つために静かに目を光らせる生き方に執念を感じる。
2投稿日: 2021.01.23
powered by ブクログ大河ドラマのキャストが発表されたので、予習のために読んだ。鎌倉幕府成立期を舞台にした連作中編で、主人公はそれぞれ、全成、梶原景時、阿波局、北条義時。前の3つは雑誌に掲載されたものだが、最後の1編は単行本にするときに書き下ろしたものだという。たしかに、これだけ異質だった。展開が駆け足で、入れ替わり登場人物が現れるので、固有名詞を追いかけるのに苦労した。ドラマの人物相関図を見て、役者のイメージで補いながら読了。小説の読み方としては邪道かもしれないが、それでようやく話を消化できた。面白いけど読みにくさはあった。
2投稿日: 2020.12.13
powered by ブクログ北条義時主人公の大河ドラマ化が決まったので、読んでみることに。源氏旗揚げ〜承久の乱までを描く。 物語は章で主人公が異なり、出来事が重複する部分もあるが、同じ出来事、歴史でも主観が違えば、こうも違うものになるのかと感心。 鎌倉時代は初めてだったが、興味を持った。 有力御家人の争いは、戦国大名のそれ以上に血生臭さを感じさせるものがあった。
2投稿日: 2020.10.15
powered by ブクログ何度読んでもいい。三谷幸喜の大河ドラマが決まって久しぶり読み返した。高校生の時にはわからなかった主人公らの気持ちが、年をとってわかるようになった。
2投稿日: 2020.08.26
powered by ブクログ阿野全成、梶原景時、北条保子、北条義時をメインとして鎌倉の勃興・動乱期を描く。あとがきにもあるように、それぞれが独立した短編ではなく、全てが「歴史」という大きな流れの中で繋がり1つの物語。 鎌倉府を興した源氏と頂点を極めた北条氏という点で3篇はそれぞれで分かりやすく繋がっている一方で、景時を描いた『黒雪賦』だけが少し異質に感じていた。が、4篇目の『覇樹』を読んでこの作品の意義が分かった。景時と義時はどちらも頼朝、時政の意図する所を先んじて行うという意味で似た行動を取っていった。その中で「誰か」の意図を越えていったのが義時であり、「誰か」の下に居続けたのが景時であるように感じた。 また、北条保子という存在が非常に物語を魅力的にしている。彼女の「お喋り」は一つの政治の道具であり、武器である。それにより男達の人生を翻弄していく。そして「仲良し」の北条政子との姉妹関係にも深い影を与えていく。弱気な政子という側面も新鮮で面白かった。 それでもベスト作品は北条義時を描いた『覇樹』である。影のように掴もうとしてもスルリと抜け出してしまう。この観点で全ての歴史的事件が語れるのが非常に面白い。
5投稿日: 2020.06.22
powered by ブクログ2020年5月30日読了。 平家滅亡に貢献した義経が逆に討伐されたり、頼朝の妻の北条政子の異様な存在感、その後の北条家により代々続いた執権政治等、個人的には疑問も多い鎌倉時代。本書は、その歴史舞台の渦中にいた実在する4人の話で構成されており、彼らの思惑や行動が裏目に出て結果として周りの人間を傷つけることも、歴史の流れの1つとして華麗に描かれている。
1投稿日: 2020.05.30
powered by ブクログ司馬遼太郎氏が推していた作家として認識して拝読。他作品で読む機会の少ない鎌倉、源家三代の物語。異なる人物夫々を主人公として同時代を読むことで、武士の時代の始まりの鎌倉の土地のパノラマが広がるようです。
1投稿日: 2019.01.02
powered by ブクログほとんど歴史学者の永井路子先生 一年間鎌倉時代の勉強をしたから読めました でも、同じ状況を4人の主人公の物語でなぞれるので初心者に優しい小説です!
3投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ伊東潤先生のおすすめ本の一冊。「北条政子」とあわせて読むと、鎌倉時代が身近に感じられます。鎌倉歴史散歩のおともにもなりそうです。
1投稿日: 2018.03.23
powered by ブクログ鎌倉幕府創設時代のキーパーソンを主人公にした4作。ただし、その4作が折り重なって命の炎を燃やし尽くした彼らの縁を表している。 強い女北条政子が意外に脆く、執権北条義時が物事の盛衰をしっかり観ていることが、教科書的な歴史観では窺い知れないところか。
5投稿日: 2018.03.06
powered by ブクログ鎌倉という地で覇権を目指したそれぞれの野望を、それぞれの視点から読み解く展開に、これまで感じたことのない歴史の面白みを垣間見る。もちろん説話なので読み物としての面白みもエッセンスとして加わっている。著者の言葉を借りるなら「一台の馬車につけられた数頭の馬が、思い思いの方向に車を引っ張ろうとするように、一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、いつの間にか流れがかえられてゆく」。いつの時代も新しいことへの挑戦は人を感動させる。歴史の描き方の新しい試み。面白さの理由がここにある。
3投稿日: 2017.06.07
powered by ブクログ永井路子氏の歴史小説は女性にスポットを当てているから面白い。鎌倉時代の女性の壮絶で、かつしたたかな生きざまが垣間見えた。
1投稿日: 2016.11.164つの短編をあわせて炎環という一つの作品です
長編小説ではなく、それぞれ主人公が異なる4つの短編で構成された一つの作品というスタイルです。 作者の「あとがき」によれば、一人一人が自分が主役のつもりで思い思いの方向に時代を引っ張った結果、いつのまにかその流れが変えられていった歴史を描いたつもりと、書いておられます。 時は、鎌倉。武家政権が初めて成立した時代です。4つの短編を読んだ後見えてくるのは、鎌倉時代という、新しい秩序ができあがるまでの胎動というところでしょうか?なんとなく、頼朝の家系が3代しか続かなかった理由もわかる気がします。 いつも思うのですが、この時、天皇家をなぜ滅ぼそうとしなかったのでしょうか?どこの国の歴史でも、前の王朝を滅ぼして新しい王朝を築いていくのに、頼朝はそれをしなかった。もし、この時滅ぼしていたならば、後の歴史は確実に変わっていたと思います。でもそうなると、世界で最も古くからある国「日本」というのは、存在しないことになりますけど。 分類としては時代小説にはいるものですが、時代物はちょっとという人にも、話の筋立ては週刊誌のゴシップネタのような話ですので、入り込め易いとは思います。しかし、ライトノベルでは決してありません。直木賞受賞の作品ですが、格調高い文体と表現も随所に出てきます。たとえば、瞼に「うかぶ」を「浮かぶ」ではなく、「泛ぶ」という漢字が当てられています。私はこの字を初めて見ました。 その他、内容については、julia-kさんのレビューに全面的に賛同いたします。 ただ、この電子ブックには、ひとつ気に入らないところがあります。それは、本文の後に掲載されている作者による「新装版に寄せて」という一文に起因します。その中で永井路子は、こう書いておられます。「題名は恣意による造語です。進藤純孝氏が解説の中で、じつに的確にその意図に触れておられるので、更につけ加えることはありません。」 しかーし、にもかかわらず、その解説はこの電子データの中には含まれていません。これはすごく欲求不満が残ります。早々に本屋さんに駆けつけたくなりますよね。
2投稿日: 2015.04.29黒衣の宰相の野望と悲哀
阿野全成という僧侶がいる。源頼朝の異母弟、源義経の同母兄である。 兄弟が骨肉の争いを繰り広げる中、したたかに生き延び、頼朝亡き後、「黒衣の宰相」として実権を握ることを狙う。 しかし、その野心は潰える。それは、史実なので仕方がない。 が、そこからが小説家としての腕の見せ所。史実として大まかなことを知っている人間にも、全成の失脚に関して 「え?」「まさか・・・?」「あの人が・・・!?」「そんなはずは・・・」 と思わせる展開。「あの人」とは全成の身近な人物なのだが・・・。 これが最初の短編「悪禅師」である。 全成のことをここで初めて知った人にも、彼の波瀾万丈な人生、彼を取り巻く個性豊かな人々についてもっと知りたくなるだろう。 その後に、全成の身近な人物を主人公にした短編が続く。 「悪禅師」とは違った角度から同じできごとを見ている。 謎だらけだった「あの人」の心が見えたときは、言葉が出なかった。というか、涙が出た。 永井路子にとっても代表作といえる作品。 あまり歴史小説を読み慣れていない人にも、「ある僧侶の数奇な人生」という話としてもおすすめしたい。
10投稿日: 2014.11.08
powered by ブクログ四篇の連作で、ひとつの『炎環』という作品をなしている。 四篇とは、 『悪禅師』 『黒雪賦』 『いもうと』 『覇樹』 であり、それぞれ、全成、梶原景時、阿波局、北条義時が 主役に据えられている。 あとがきに、 「一人一人が主役のつもりでひしめきあい傷つけあううちに、 いつの間にか流れが変えられてゆく―― そうした歴史というものを描くための一つの試みとして、 こんな形をとってみました。」 とある。 まさに、その試みが成功し、 多面的に鎌倉時代の幕開けを描くことができている。 私は『黒雪賦』が一番好きだった。 梶原景時が、義経の側から見ると讒言者のように見られることもあるが、 彼は彼なりに頼朝の意を汲んで自分の役回りを全うしたという見方が、 新鮮で面白かった。 永井路子さんの作品の中でも特に面白い一冊だと思った。
2投稿日: 2014.02.16
powered by ブクログ大好きな永井路子の大好きな代表作にして直木賞受賞作。 もう何度読んだかもわからないほどですが、久しぶりにまた読み返しました。 まず、新装版になって文字も大きめ行間も広め、きれいで読みやすくなりました。それだけでも買い直す価値はあります。 本作は、鎌倉時代の草創期を舞台にした四編の連作小説。 源頼朝や義経、北条政子といった「主役」級の人物ではなく、彼らの周囲にいた「脇役」的な(歴史的には若干マイナーな)人物の視点から、頼朝の旗揚げ~承久の乱を描いています。 ほぼ同時代に生きた人たちなので、語られる出来事が一部で重複していたりもするのですが、そこが「藪の中」的で非常におもしろい。どこかミステリ、サスペンスに通じる面白さがあります。 頼朝の異母弟(義経の同母兄)の全成(ぜんじょう)法師。梶原景時。北条政子の妹の保子(全成の妻)。そして北条四郎義時。(前言を覆すようでアレですが、日本史的にいえば景時や義時を「脇役」扱いは気の毒かも。) 彼らの目から見た頼朝や政子、時政や頼家、実朝、公暁の人物像が鮮やかに浮かび上がります。エゴも恐怖も、プライドも人情も・・・そういった感情の揺れの描写が見事。 ここにさらに三浦義村や和田義盛、比企一族、新田、畠山、上総広常など、大勢の人間がそれぞれ必死で生き、戦い、守り、愛し憎みつつひしめいている。その結果が、それが歴史になるのだと実感させられます。 今回、再読して感嘆したのは、永井路子の小説のおそるべきモダンさ。 なにしろこの作品が直木賞を受賞したのは、昭和39年なのです。ほぼ50年前。古い時代小説というのは、文章も作者の視点(史観)もいかにも古色蒼然、センスが古くさくて現代の目で見るとどこか抹香くさい気がすることが多いのですが、永井作品はちがう。ごく最近の作品だと言われてもわからないくらい、感覚が現代的なのですね。これはすごいことです。 (かといって、最近のなんちゃってライト感覚時代小説と比べると雲泥の・・・いやいや、それは永井路子にあまりにも失礼でしょう。) 時間を超越して、すごいものはすごい。偉大な作家は偉大。永井路子の長年のファンという身びいきはありますが(笑)、それを差し引いても「炎環」が名作であることに変わりはない、と断言します。
2投稿日: 2014.01.28
powered by ブクログ源頼朝を軸に周囲の人たちのことが物語られる。 ステップアップ2豊田講師でのブクブク交換でで入手。荒井さんオススメの本
1投稿日: 2013.12.23
powered by ブクログ4つのストーリーが絡み合って語られる鎌倉時代。文章からまるで大河ドラマが流れ出すように楽しめました。古さを感じさせない直木賞受賞作品です。
1投稿日: 2013.01.27
powered by ブクログ短編集らしい構成ながら、鎌倉幕府とその権謀術数を浮き彫りにして読み応え十分。直木賞受賞作にして永井路子歴史小説の原点。
1投稿日: 2012.09.11
