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ハミザベス
ハミザベス
栗田有起/集英社
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総合評価

45件)
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    母親と二人暮らしをしていたまちるは、ある日、自分が生まれてすぐに出ていったという父が亡くなり、遺産とマンションを残していたことを知る。その父と同居していたという女性あかつきから、マンションやお金とともに、一匹のハムスターを譲り受け、マンションの33階でハムスターとともに一人暮らしをすることにした。 純文学と言うほど純に文学をしているわけでもない中編2作。表題作の方は、ひたすら淡々と、三好銀の漫画のような、乾いた淡々とした作風で、その一方で冷たくて硬いというわけでもないというなんとも不思議な作品だ。 父の秘密、あかつきの秘密は、「は?」となる話なのだが、その部分を除いても十分に話が成り立っているので、なんでそれを入れたんだろう?という部分が逆に気になる。 もう一本も、SMの女王になるという姉と、姉に憧れているのだろうという義理の弟との不思議な生活の話かと思いきや、後半そうなんの?という話。 全体に、わけもわかるし、難しいことも何もなく、でもなんか、そうはならんやろという話が、読んでいる方の葛藤も何も無視してどんどん進んでいくのが醍醐味なのだろう。 そう、意味は十分以上にわかってしまう。「わからないから嫌い」みたいな話にはならない。ただ「は?」となることはうけあい。一度読んで見られればよろしい。

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    投稿日: 2025.12.05
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    2つのお話。 今回も、不思議なことを躊躇なくしちゃう、気持ちは普通の主人公のおはなし。 あぁ、この、違和感のある自然さがくせになる。

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    投稿日: 2018.08.15
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    中を読むまでは、ハミザベスってハサミとか妖怪とかだと思ってた… 何気ない会話が続くシーンが多く、何気なさと作者の作為の間を漂っている感じがする。

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    投稿日: 2018.05.16
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    なるほど、女性作家にはこのような、なんと名付けてよいかわからないが、不思議系というか、語らず系というか、そのようなジャンルがあるようだと最近わかってきた。意味あるんだかないんだかわからぬエピソードが積み重なって、何処に行くかもわからぬまま流れ去るという感じ。 個人的には豆姉妹の方が好み。寄り道するのも大事なことである。

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    投稿日: 2016.03.14
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    再読。「ハミザベス」も「豆姉妹」も、強烈な出来事だろうと珍しくない(であろう)悩み事だろうと、全部が何でもない事みたいにさらさら流れていく文章が大好き。

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    投稿日: 2014.09.30
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    【本の内容】 はたちになる直前、ハムスターとマンションを相続した、まちる。 実家を出て、一人暮らしを始めるが…。 奇妙な設定を静かなユーモアで包んだ、注目作家のデビュー作ほか『豆姉妹』収録。 第26回すばる文学賞受賞作。 [ 目次 ] [ POP ] なんというか実にあっけらかんとした小説だ。 登場人物達の意外な設定に驚き、話がどんどん思いもよらない方向へ転がってびっくりする。 「ハミザベス」では、今まで会ったこともなかった父が死に、まちるは父と一緒に住んでいた若い女性からハムスターと遺産のマンションを譲り受け、そこに住むことに。 更年期障害に苦しむ母。 突然の明らかになる出生の秘密。 「豆姉妹」では、看護婦だった姉が突然SMクラブの女王様に転職。 姉にそっくりの妹は、そんな行動に戸惑いを隠せない。 そしてなぜか衝動的に髪型をアフロにする。 こう書くと余談を許さないような展開になっていきそうでしょう? 確かになってゆく。 でも、読後は「ふーん」という感じ。 他人から見るとずれているように見えるけど、本人にしてみればいたって普通の日常なの。 そんな風に描き出してしまうこの作者って、いったいどんな冷静な観察眼を持っているのやら。 不思議だ。 それにしても印象は強くないのに、この作風にははまるし面白い。 他の作品も読みたくなる。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2014.08.27
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    いい意味で実にサバサバしている。 スキッと簡潔な文体も、ストンストンとしたよどみのない空気感も。 出てくる人々が、とても魅力的。 会話部の掛け合いなどは、ちょっとしたコントのよう。 主人公の、ひょうひょうと目の前にあることをそのまま受け入れる姿が、楽しく心地良い。 軽快だけれど、軽々しいというのとは全く違う感じ。 常にやさしさがある気がした。 おもしろかった。 私は好きだな。

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    投稿日: 2014.08.05
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    「ハミザベス」「豆姉妹」二作の中編が入っていますが、二つの作品とも普通のこと、起こったことを淡々と書きながら不思議な雰囲気を感じさせる作品ですね。

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    投稿日: 2014.03.10
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    多くの人が言っているように表題作の『ハミザベス』より、同録の『豆姉妹』の方が楽しい作品です。突如成り行きと思い付きで巨大アフロヘアにしてしまった女子高生の主人公の様子が何とも笑えしまいます。 この2週間ほど、栗田さんの作品を遡るように読んできました。 過去に戻れば戻るほど、不思議な舞台設定は現実的になって行きます。栗田さんのデビュー作であるこの本では、確かに奇妙な設定もあるのですが(例えば巨大精子・卵子)、それは物語の片隅に追いやられています。ただ、どこか不思議な雰囲気をもつ登場人物は最初からあるようです。 どんどん個性が際立ってきている作家さんのような気がします。 ======================= 07-033 2007/04/05 ☆☆☆☆ 直前に読んだ絲山秋子さんの「イッツ・オンリー・トーク」のように、どこか淡々とした味わいのある作品です。 ちょっと不思議な雰囲気を持つ花野さん。中学時代に恋愛関係になりかけたけど虚弱体質の私を気遣ううちに家族のようになってしまった彰。更年期障害に苦しむ母親。そんな人たちと、奇妙に素直な主人公たちの係わりが、少しユーモラスに描かれます。こうした人間関係が主題なのかな。 それにしても、途中出てくる巨大精子・卵子の話は何でしょう?「豆姉妹」には巨大アフロヘアーが出てくるし。栗田さんは巨大物好き?

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    投稿日: 2014.03.02
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    このひと不思議だなあ、と思っていたらあとがきで的確に表現されていて、それそれ!と膝を打つ。マルコ、テルミーと読んできたけど、この人は本当にぶれない。かんたんなのにつかめない。さくさくなのにもやもやすっきり。 *・*・*・*・ 「夢中になるのは期間限定。本気になったら永遠を目指す」 今の状態がいやで、良くなりたいなら、でたらめにでも何かやったほうがいい。 おじさん、そういうときは、頭をからっぽにして、さっさとやってしまえばいいんじゃないかな。テレパシーで彼に語りかける。私も、深く考えないまま、アフロにしちゃったよ。やってみると、案外、どうってことない。私ってこういうこともする人間なんだな、ってわかっただけ。時間の進み方が変わるわけでなし、見えなかったものが見えるわけでもなし、生活はそれまでと同じに流れていく。おじさん、滝に打たれなよ。もしかしたら、なんかいいことあるかもしれない。なかったとしても、そこで震えてるよりはましだと思うよ。

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    投稿日: 2014.02.12
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    この作家は平易な文章で、すごく読みやすい。 そして毎回、主人公の環境は特殊。なのに、主人公はその環境を特に憎んだりせず、前向きな姿勢を崩さない。 「ハミザベス」も「豆姉妹」も、淡々として、すごく客観的に物事を見てて、ちょっと現実離れしてるんだけど、そんな雰囲気が好きだ。

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    投稿日: 2013.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったー! 会話のテンポが良かった。 アフロが良かった。 青年海外協力隊って一瞬だけど出てきた。 ちょっとあり得ない感じのストーリーだったけど、なんかとても面白かった。 締め方が好き。

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    投稿日: 2013.04.04
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    ハミザベスって呼びづらいと思う。。 よくある話なのか ありえない設定なのか だんだんわかんなくなってくる。 それでも読みやすかった。 豆姉妹もおかしい話なりに楽しめました。

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    投稿日: 2013.03.12
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    ほのぼのする会話だったり、面白い返しするな~とか、言う言うこんなことみたいな。フッとどこかの会話を切り取ってきた感じ。良かった。スーッと頭に入って来て、馴染んじゃう。もう何言ってんのか自分でも分からん!けど、なんか色々あった気がする。 和むとはまた違う何か。何か悩んでる時に読めば、前向きになれる気がする。

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    投稿日: 2013.01.18
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    不信感を抱きつつ、ページをめくる。 それを繰り返していたら、結局最後まで読まされてしまった。 面白い。 (2012.08.16読了)

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    投稿日: 2012.08.16
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    「ハミザべス」と「豆姉妹」。 栗田さんは初読みなのですが、 ちょっとビックリするくらい、どちらも抜群に良かったです。 読み始めから終りまで、とにかくずーっと心地良く、 あっけらかんとした清々しい語り口と独自のユーモアに、 すっかりガッツリやられてしまったのでした。

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    投稿日: 2012.08.02
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    あっさり読んでしまった。 文章に癖がないからスラスラ読めるし、違和感であるべき場所が違和感に感じない、みたいな、栗田有起さんの作品を言うならばそんな感じ。 それを解説のいしいしんじさんが上手いこと言ってた。 『ハミザベス』も『豆姉妹』も、主人公は悩んでるはずで、寂しいはずでどうしていいか分からないはずなのに、寂しさがない。むしろ、なんてさっぱりしていて付き合いやすそうな子なんだっていう主人公たちだから、読んでいて辛くない。自分の道を切り開いていく強さみたいなのを持っている彼女たちが好きだ。 そして毎回すっきりした気持ちにさせてくれる文章を書く栗田さんが好きだ。

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    投稿日: 2012.02.07
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    ハミザベスと豆姉妹の2編。 ハミザベス。会っていなかった父がどうやら死に、まちると母はマンションとお金をもらうことになる。 父と関わりのある女性やまちるの幼なじみ、更年期障害のような症状の母親、もらったハムスター…それらとやわらかく絡み合いながら、みんなゆっくり前進する。 豆姉妹。看護師の姉は突然SM の女王様になり、高校生の妹は突然アフロにした。 登場人物たちの会話が、一見軽そうで何でもない感じなのに、なんだか妙に意味深いような。不思議な会話。 私はやっぱり栗田有起、この人が好きだ。

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    投稿日: 2011.10.27
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    ハミザベス・豆姉妹の2編が入っている。解説がいしいしんじだったので、購入。 ハミザベスは話に登場する動物の名前。最初この題名を見て何か深刻な話かと思ったら、とても楽しい話だった。そして名前の由来も可愛い。でもどちらかというと豆姉妹の方が面白い。要所要所笑いがある。どちらの話も日常の淡々とした話のようで、そうでもなかったりする。作風的には川上弘美さんとか長嶋有さんとかに似ているような。読後感のさわやかさや満足度が似ているのかな。繰返し読めそう。豆姉妹・・。お勧め。

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    投稿日: 2011.06.11
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    ハミザベス。 ハムスターの名前。 なんてピッタリな可愛い名前。 ハミザベスもじわじわと染みいるお話だが、収録されている「豆姉妹」のことを語らずにしてどうする。と思わずにはいられない。 「豆姉妹」 なぜ、こんな楽しい話が生まれてきたのか。と思った。寂しいのに面白い。会話のテンポが良い。突拍子もないストーリー展開なのに違和感がない。頁をめくるたびに笑ってしまう。しんみりしてしまう。

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    投稿日: 2011.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栗田さんの小説は変な(いい意味で)中毒性があると思う。 思いもよらない着地点。読み終えた後は、しばしぼうっとなります。脱力。。それが心地よいわけです。

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    投稿日: 2010.10.09
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    栗田さんの作品2冊目。 【ハミザベス】まるで友達の話を聞いているように話は進み、終わってしまった。。。 そうそう、それくらい身近にありそうな話。でも、絶対に無いだろうな、っていう。 不思議な感覚で読んだのは、オテルモルも一緒だけど、また一味違った作品でした。 人は、突然の贈り物をもらったら何を失うのか?それとも失わないのか。 人は、突然大切な人を失ったら、何を悟るのか。 バランスを保つ事を辞めない=生きる。 そんな事を思った作品。 【豆姉妹】これはこれは、面白かった! こんな姉妹を知り合いに欲しい。でも、自分がなりたいとは思わない。 人はいつか、自立して生きなければいけないの? でも、依存できる環境があれば、甘えったっていいじゃん? きっとこの姉妹+1は素敵な人生を歩むんだろうな。

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    投稿日: 2010.09.07
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    ◇あらすじ◇ 一歳の時に別れ、母から死んだと聞かされていた父の遺産を、20歳の誕生日の前に相続することになった主人公、まちる。父が彼女に遺したものは、高層マンションの一室と、ハムスター1匹であった。 遺産を相続した彼女”まちる”と、父と何やら複雑な関係であった更年期障害の母”梅子”、父の同居人で遺言執行者である”あかつき”、幼馴染で美容師の”彰”が繰り広げるユーモラスでどこか不思議な、非日常的日常の物語。 ◇感想◇ 解説者”いしい しんじ”の『何が起きたのか分からないけれど、なんだかおもしろかったので、もう一周してみよう』というコメントは、まさにこの作品を表してるな、と思います。 全体的にローテンションなのにどこかコミカルな会話、唐突で不可思議な展開なのにそれをナチュラルに受け入れる登場人物、そして最初は作品に反発しそうになるも夢中になって読んでいる読者、私。 この本の読み方は、書かれている内容をあるがままに受け入れ、感じとることなんだと、最後の方になって気づきました。 読み終わった直後に、「素直な気持ちで最初からもう一度読みたい」と思えた初めての本です。お勧めします、ぜひ読んでみてください。

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    投稿日: 2010.05.23
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    高校生くらいの時に読んで好きになった作家。 新鮮味は薄れたけど、まだ結構好きだった。 表題作の「ハミザベス」よりも私はナンセンスな「豆姉妹」の方が好みではあります。 文庫版持ってるんだけど、いしいしんじの解説がとても「しっくり」って感じ。 あっさりとした文体、唐突な出来事、あるようでないようなストーリー、押しつけがましくない価値観の書き方、適当な会話(笑)。 本当の日常生活ってこんなもんだよね、小説には思慮深い主人公が多いんだけど、この人の書く主人公はあっさりしてて好きだよ。 愛嬌があって、好き。

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    投稿日: 2010.05.16
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    誰でもいいからデビュー作を読んでみたくて。 おもしろかったです。 ハミザベスかわいいし、まちると、そのまわりの人間関係の微妙さがいとおしい。 会話がすごい多いです。ほんとはそういう小説苦手なんですが、この人のはいけるみたいです。流れるようで、笑えるという意味でおもしろい。 あと、豆姉妹もよくわかんない感じがよかった。心地いい。 解説がいしいしんじさんだったのが実は購入した決め手でした。

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    投稿日: 2010.01.11
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    好きだなーこの懇切丁寧な文章。 豆姉妹のアフロのくだり、ガツンときた。 デリケートだけど、心は丈夫で、ある意味冷静。 消化するのが上手なひとなんだと思う。

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    投稿日: 2008.11.16
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    あー、やっぱり栗田有起の文章好きだわ。 「わからない」ことをわかったようには書かないし、その裏に無駄に意味を含ませることもない。 それでいて、登場人物たちが必要以上に思い悩んだり悲観したりせずに、むしろ一生懸命「動く」(それは例えば新しい職を見つけたり、出て行けと言われたら引っ越したり、合コンに誘われたら素直にスカートを探しに行ったり、アフロにしたり)ことで現状を打開しようとしたり、自分を知ろうとする姿がいいのかもしれない。きっとそうだ。「あがいている」という風には感じないけど、そういう姿勢がとても好きだ。 「豆姉妹」は途中から吹きださずにはいられない面白さでした。 「わからないこと」に真正面から向かっていく末美の姿勢が。

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    投稿日: 2008.11.09
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    烏龍茶の犠牲者。 設定が、消化してない。 父のこと。 生理のない女の子のはなし、泣きそうになる。

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    投稿日: 2008.10.27
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    中学んとき図書室で友達が借りてて、うちも読んでみたいなーって思ってたんを、先日古本屋で見つけるまですっかり忘れてた。ハミザベスって何やねんやろって思ってたら・・なんやそれ!笑)表題作は結局何が書きたかったんか正直わからんかった。ちょっとあまりにも突拍子ないことがありすぎてついていけず・・。でも収録作の「豆姉妹」は面白かった!!特にアフロになる妹。けっこう登場人物たちはとんでもないことをやっているのに、淡々とその様子が書かれていて、そのズレの空気がなんとなく好き。

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    投稿日: 2008.08.25
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    オテル モルよりもっと軽快なおはなし。現実の世界のようで、数ミリずれている世界がここちよい。 淡々と進んでいくのに、なぜか物足りなくない。でもなんどもくりかえし読みたくなる。

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    投稿日: 2008.08.02
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    なんとまだ読んでいないのに。 コイノカオリという注目作家短編集みたいのを公民館で借りて、 唯一ぐんぐん読んだのが栗田有起の泣きっつらにハニー。 他は疲れた。 わかりやすくて、読んだあと気分わるくならないのが必須。 もっと知りたいと思わせる登場人物を描くのが魅力、みたいなこと書いてあったし、 まあそれが、これでいう店長なのかな。 ほんとうに好きな作家は、短編より長編が読みたいし。 図書館で借りてこよう。

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    投稿日: 2008.04.30
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     私はこの本を売るだろうと思う。  いや、つまらなかったんじゃない。だいぶ面白かったんです。よく考えたらかなりぶっとんだ内容なのに、まるで誰にでもおこりうる当たり前の日常のように描ききっているところが恐ろしい。面白いよ、本当にー。  でも売る。なぜなら、あまりにもありふれた日常のように描かれているから。普通の日が思い出にならないのと同じことで、この本をわざわざ残しておくものではないように感じるからです。この本は私にとって、通り過ぎるひと時の幸福でいい。

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    投稿日: 2008.03.01
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    つかみどころがないというかありすぎるというか。 ふしぎな雰囲気のふしぎなお話です。 淡々としていて、いろいろ設定がおかしくて、でもそれもなんだか普通で、おなかの隅っこがくすぐったくなるような可笑しさがあって、なんか、いとおしいです。

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    投稿日: 2007.08.21
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    この方の描く世界は独特で好きです。表題「ハミザベス」も良かったけど「豆姉妹」も好きだったなぁ。なぜアフロなんだ、なぜオカマ口調なんだ、とか以上に思うことが沢山あって。淡々としてる文章のはずなのに、この読後残る後味が凄い。

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    投稿日: 2007.07.26
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    テンポがよい。 小気味よい。 淡々としてるのに突拍子もなくて、ついつい笑ってしまう。 豆姉妹にはやられました。なんとなくアフロってなんだよ。

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    投稿日: 2007.07.22
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    「ハミザベス」より「豆姉妹」の方が好き。 自分が何なのかわかんなくて、何を求めてるかもわかんなくて、さらに自分の分身のようだった姉はSMクラブで働きだして…。自分が自分でなくなるような感じもしつつ、姉に頼らず「自分」というものを考えなくちゃいけない、独り立ちしなくちゃいけない、といったような、でもどうしていいのかわからない、そういうもやもやとした感じ。とりあえずアフロにしてみた、なんてくすりと笑えておもしろい。会話もぽんぽんと、淡々とおもしろい。

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    投稿日: 2007.06.16
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    「お縫い子テルミー」に続けて読みましたが、この人の書く世界観、面白い。「真顔で突拍子もないこと言う人」って印象です。

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    投稿日: 2007.03.02
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    暇つぶし用の本を探していて買いました。表紙の絵は「ホテル・カクタス」の人と一緒なのかな?「豆姉妹」が面白かった。私も思い切ってすごい髪型にしてみたいな。

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    投稿日: 2007.02.19
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    いしいしんじさんが解説してたから読んでみた。会話会話会話が続く。結構過激なこと描いてあるんだと思うけど凄く登場人物たちが淡々(冷めてるのかな〜)としてるからそうでもないように感じてふしぎ。

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    投稿日: 2006.11.29
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    初めて読む不思議な感覚。とらえどころのない感じ。でも好きです。何か笑えるし。タイトルと表紙のイラストに惹かれて購入。初・栗田有起。他の作品も読んでみます。

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    投稿日: 2006.06.11
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    同郷出身の作家さんです。すばる文学新人賞受賞作品。何となく、角田光代っぽい淡々とした雰囲気。少し捩れたような表現が小気味よいっていうか。

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    投稿日: 2006.05.21
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    とにもかくにもハミザベスとは何ぞや? 最後まで謎!な〜んてことはありませんのでご安心を。 (この文庫本では41ページ目で判明) とにかくこの栗田有起さんという作家さんはタイトルと登場人物の名前の付け方がうまい! 覚えにくいと思われるこのタイトルも「ハミザベスハミザベスハミザベス」と3度も心で唱えればあらしっくり。 以前読んだ『お縫子テルミー』の登場人物テルミー、シナイちゃんも読みはじめるともうコレ以外にはないという風に思えてくる。 さて栗田さん、次はどんな名前をつけてくるのでしょう?

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    投稿日: 2006.03.04
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    冒頭で、花野あかつき、という一風変わった名前の女性が突然現れ、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を思い出した。 淡々と、でも荒んだ感じでもなく物語は進む。 読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。 この人の本は初めて読んだけど、江國香織の文章が好きな人は好きかもしれない、と思った。 ということは、わたしも好きなのかもしれない。

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    投稿日: 2006.02.09
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    実際のシチュエーションとしてはとてもドロドロしているのに、それをサラリと何か異世界のように書くのが栗田有紀だと思う。ハミザベスというネーミングセンスがすき。

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    投稿日: 2005.11.09
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    母の別れた旦那から、 突然遺産としてマンションとハムスターを受け取ったまちるの物語。 と、顔のよく似た姉妹の物語「豆姉妹」 栗田さんの作品は読みやすい。 さらららら って読めちゃう。 ハミザベスも豆姉妹もあまり謎を残さずさっぱりと終われた。 普通に生活していて、 突然遺産の相続をと言われたら。 私ならきっと信じられない。 で、騙されていると警戒し、絶対会わないだろうな。 まちるは会ってよかったと思う。 人間関係がクールなまちるに友達ができたんだもん。 今まで知らなかった父親のことも知れたし。 心の鍵が開けにくいまちるの鍵が開いた。 この本は、そういういい瞬間に出会えたんじゃないかな。

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    投稿日: 2005.08.06