
総合評価
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powered by ブクログタイトルと装丁で選びました。流しのお縫い子さんという、変わった設定だけどほっこりカントリーな小花柄な先入感で読んだらとんでもない。主人公の境遇はなかなかのものだけど本人あっさりと受け入れている様子。可愛くて、ノリが良くて、芯がある感じが好きです。会話のテンポのユーモラスな雰囲気も面白かったです。切なさたっぷりですが、清々しい。昔自分が、がたがたなワンピースを縫って絶対変だよなと思いながらも、一生懸命縫ったしなと外出してた日々を思い出しました。(大恥) 2作目のABAREDAIKOのほうが共感できるところが多くて惹き込まれました。こちらも境遇としてはきついのですが、憧れの子になりたくて頑張り試行錯誤している様子がとくに可愛い。子供の頃を思い出すというか、、、。バイトするときの気持ちの持ち様も、誰にも話さず自分で味わい尽くすと決心するあたりは、小学生にしては強く大人な感じがしました。もう十分すごいよと思う。 設定がだいぶ個性的でどんでん返し的な展開が、つづきますが誠治の成長が嬉しくなります。
9投稿日: 2026.01.26
powered by ブクログ彼女に裁縫があって良かった。と心から思う。彼女が食べるのも寝るのも忘れるほど没頭できるほど布に魅入られて良かった。と心から思う。 お縫い子テルミーは、流しの仕立て屋として顧客の家に居候しながら仕事をするという少し現実味を帯びない設定で走り出す。 ・学校に通わせてもらえていない ・布団で知らぬ大人と夜を共にすることに慣れている ・母親が自分に依存 一見すると過酷で苛虐な生活を強いられてきた主人公。ただ本人はそれが当たり前となっているため疑問に思わず目の前の仕事に打ち込む日々。 そして親元を離れ1人となり、意思決定も責任も全て自分に還る状況に置かれた時にテルミーは思う。 「好きなように生きていけないなら、死んだほうがましということだ。」 「たった今感じていることも、いつか夢みたいになるのかもしれない。だったら今この感情って、なんなんだろう。」 ニヒリズムが脳を覆い人生の意味を問う。 流しという特性上、依存できるコミュニティを持たずにここまできたテルミーの立場を考えると、危うさを感じざるを得なかった。 ただ最後、彼女は生まれて初めて自身のために裁縫を行う。自由に幸福を感じる。彼女に裁縫があって良かった。と心から思う。
0投稿日: 2025.02.07
powered by ブクログなんとなく好き! こういうふわふわした小説 どっちも明るく楽しいお話ではないけれど それぞれの世界観がひしひしと伝わってきた テルミーも誠ニも前を向いているのが素敵 清々しい気持ちになる
0投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログ『お縫い子テルミー』 なんだか不思議な物語 20年前の歌舞伎町 『ABARE•DAIKO』 最初はしっかり育った小5の男の子だなと好感持ってたのに最後のピンポンうんちから雲行きが怪しくなり うんちの連発で悲しくなってきた でもきっと、それが年相応になったてことかな?? どちらもふわふわと掴みどころのないお話でした
7投稿日: 2024.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★きっかけ 花田菜々子さんの出会い系で〜で、届かぬ恋を乗り越えていく物語とお勧めされていたので(推しに対しての絶対に交わらない想いと重ね合わせたかった) ★感想 お縫い子テルミーは、世界観やテルミーの成り立ちや今の状況に感情移入ができなくて、ちょっと求めてたのと違ったかなという話でした。登場人物の誰にも共感できなかったというか。 ABARE DAIKOの方が面白かった! 外側から見ればそんなことはないし、そんな悩むな!大丈夫だ!ということでも本人からしたらそれが世界の全てだったりするんだよね。 酒井さんの「人の言うことは気にするな。気にしたところでその人が助けてくれるわけでもない」という言葉は、リアルタイムの私にガツーンと響いて、そうなんだよな、とひとつ手放せた感情があって(推し関連のSNSで悶々としてた)助けられた。
0投稿日: 2023.02.27
powered by ブクログABARE・DAICOが特に良かった。 小学生のときの、友人と自分を比べて自信が無くなるかんじとか、周りの大人の言動をよく理解しきれなくて漠然と不安になるかんじとかを思い出した 表題作「お縫い子テルミー」も、主人公の強さが好き
0投稿日: 2021.07.17
powered by ブクログ2021年5月4日、「お縫子テルミー」のみ読了。もう一編「ABARE・DAICO」は未読。図書館で借りた。 お縫子テルミーは、もっとこれから話が色々出てくるのかと思ったらあっけなく終わり。設定がおもしろいのにもったいない。 本を返さないといけないので、またの機会に借りて、もう一編も読みたい。ちらっと読んだらおもしろそう。 作者と年代がほぼ同じなので、読みやすい。 関係ないけど直前に読んだ田辺聖子さんの小説は、彼女が祖母世代だからか、世代の違いを感じたから余計。でもその違いがおもしろいし、作品の面白さとは全く関係ないこと。
0投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログ花田菜々子さんの本を読んでこの本にたどり着いた。 とにかくテルミーの孤高の生き方がかっこいい! 『これから死ぬまで、今のような生活をつづけていけるかどうか。わからない。 思うのは、好きなように生きていけないなら、死んだ方がましだということだ。でなければ生きていてもしかたがない。やりたいことをやりつづけるにはどうすればいいのか。何が必要なのか。』 『だれにも頼れないというのは、不安というよりすがすがしいものだと知った』 自由に生きるということの覚悟と身軽さ。 何かのせいにしない潔さ。 自分の中に揺るぎない武器が一つでもあれば何処でも生きていける。 テルミーの境遇は過酷なのかもしれないけれど 学校では身に付けられない生きる術を若くして手にできたのだ。 漠然とした不安を一蹴させるような爽やかな読後感だった。 『ABARE・DAICO』もよかった。 10歳の誠二の自我と承認欲求の目覚め。 とかく最近、承認欲求はネガティブに捉えがちだけど、 多感な時期はそれが男として、成長を促してくれる重要なものでもあるんだろうな。 いつの間にか大人よりもカッコよく成長しちゃって。 きっと誠二は魅力的な男になるだろうな。
4投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログABARE・DAIKOは友人に劣等感を感じながらも自分にも誇れる所を、と行動できる主人公が素敵。 世間体とか劣等感とかそんなの気にしなくていいし、「他人の家でうんこしたっていい」んだと思えた。
0投稿日: 2020.09.04
powered by ブクログお縫い子テルミー、ABARE・DAICOの2作で構成されている。 お縫い子テルミーの感想を書かれている方が多いように見受けられますが、ABARE・DAICOの方が個人的に好きでした! 恵まれない環境の中、劣等感を持って生きる12歳の誠二が成長していく様子が描かれている。 エピソードが斬新で面白く、様々な経験を通して強く逞しくなっていく姿に感動した!
0投稿日: 2020.06.13
powered by ブクログ可愛いのに、穴があるみたいにぽっかり虚無感がある文章。可愛い、テルミーちゃんも誠二も偉いよ。自立しようとか思わなくても、自分で自分の肩をつけようとしてるから。
0投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログ美しい表紙。 どちらの作品も惹きこまれるように読了。 個性的で素敵な人物ばかり。会話かけあいが素敵すぎる。 布探しをするテルミー、探してしまいそう。 映画化したらいいのにな。
3投稿日: 2019.01.21
powered by ブクログ特に思うところも無いけれど、なんとなく好き。 別に何も残さないけど、そこが良かった。 個人的には、栗田さんの作品を、文学的な評価とか考える対象、みたいなものに分類してほしくないとさえ思った。
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルの『お縫い子テルミー』と『ABARE・DAICO』の中編2作が収まっています。 ジャケ買いだったのだけれど、すっきりとした読み味で良かった~。 会話のテンポが独特なような、自然なような。 何かに一生懸命な人っていいよなぁ。 「夏休み」にお勧めな一冊です。
0投稿日: 2016.02.19
powered by ブクログ特に印象に残らなかった。 面白く無くはないがだからといって何か思うこともない。 嫌いじゃないし好きでもない。 どっちでもいいといったらあまりに失礼だろうか。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ多くの人が指摘しているようですが、確かに表題作は主人公の設定を生かし切れていない。ただ何かがある感じで、次を期待したい空気がある。 が本作のもう一つの収録作、次の『オテル モル』と世への発表の時間の経過と合わせて残念なことに。 継続って大変やなぁ、そして読者は無責任やなぁ。
0投稿日: 2014.09.05
powered by ブクログ幼少時より定住を持たず、義務教育も受けていないテルミ。女装の歌手に叶わぬ恋をし、彼の為に素敵な服を作評価されたのが始まり。 職業:流しのお縫い子。 設定が面白い。
0投稿日: 2014.08.27
powered by ブクログ「住み込みの縫い子」という設定は面白かったのだが、その設定があまり生かされていない気がする。 同じ設定で連作短編集にしてくれれば楽しめたのかもしれない。
0投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログ栗田有起月間3冊目。 表題作「お縫い子テルミー」と「ABARE・DAICO」の2つの中篇。 どちらも背景は『卵町』や『オテルモル』と異なり、ごく普通の現代の風景です。 ただ「お縫い子・・」については、主人公の職業が流しのお縫い子(客の部屋に居候しながら服をしたてる)というのが変わっています。一方 「ABARE」の方は小学5年生の少年を主人公にした物語で、これはごく普通の現代小説と言って差し支えないと思います。 どちらの主人公もキッパリしていて、でも毅然というほどでもなく。なんだか共感できます。 しかし、この心地よさは何なんでしょうね。 ===================== 11-123 2011/11/23 ☆☆☆☆☆ 前回とちょっと感想が変わりました。「お縫い子テルミー」の方が良い。 「ABARE・DAICO」は現実に在りそうな話ですが「テルミー」は不思議な世界です。 何処からこんな発想を湧くのか、「オテル モル」もそうですが、栗田さんは現実と少しズレた不思議な世界を作り出します。その中で、何かを声高に語ろうとしている訳でも無さそうです。ただ純粋にちょっと不思議な世界を生み出して、その中に浸ることで楽しんでいる。そういう意味では梨木さんの「家守奇譚」に近い気もします。 素直に物語を読む喜びを感じさせてくれる本です。 ===================== 07-044 2007/05/18 ☆☆☆☆ 何処から生まれるものなのか良く判りませんが、何か独自の雰囲気を持った作家さんですね。ひょっとしたら主人公の潔さみたいなものかもしれませんが。 「お縫い子テルミー」も良いのですが、個人的には「ABARE・DAICO」の方が好きです。主人公が生き生きとしていて、ユーモアも有って。まあ、主人公が少年のせいで感情移入しやすいというところもあるのでしょうが。 目立つ作品ではないかもしれませんが、力のある作家さんだと思います。
0投稿日: 2014.02.28
powered by ブクログそれは自分の枕でないと寝られないことにくらべれば、自由であるような気がする。でも自由とは、自分を縛る鎖を選ぶことだと、聞いたこともある。 残った布はハンカチくらいの大きさにして四辺をまつる。折りたたんで、胸元にしまう。ここにはいつも、気に入りの布が何枚も入っていた。つねづね、人はだれしも、せめて一枚は美しい布を持ち歩くべきだと考えている。 つくづく、もう若くはないのだと悟ったわ。いろんなもの犠牲にしてきたことにようやく気づいたの。好き勝手やってきたけど、だれかがそのために犠牲になってくれてたんだって、やっとわかったの。そのときどきでやれることをやるって大事よ。でもそれは、だれかがやらせてくれるからこそやれるのよね。私知らなかった。人にはそれぞれの役割があるんだから仕方ないでしょって、ごうまんだった」 針の先が布を突きやぶるぽちっという音 *・*・*・ お縫い子として歌舞伎町で生きてくテルミーの話と、夏休みにお留守番バイトをする小学生の話。 栗田さんの本はマルコ以来二冊目なんだけど、相変わらずあのよくわからないもやもやしたものがずっと覆いかぶさっているのに文章はぱきっと明快で、本当に不思議な気分で読んでた。 うちのままはわたしが好き勝手やるために、ぎせいになってるのかもな、ってあの一文を読んでハッとする。それが親の役目であり、子を産んだ責任でしょとも思うけど、はたちをすぎた娘がなに言ってるんだか、だよね。 シューカツだって、やらせてもらっているのである。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログキリッとしている。 なんとも潔い。 甘くヌクヌクと育ってきたわけではない16歳。 けれど、そこに湿っぽく寄りかかったりはしない。 かといって荒々しく肩を怒らせてるわけでもない。 このテルミーももう1作「ABARE・DAICO」の小学生小松君も、 自分で決断する、あるいはそうしようとするその「姿勢」が実にカッコいい! どちらもすがすがしかった。 表題作、★5でもよかったかな。 また気になる作家さんが増えた。
0投稿日: 2013.12.14
powered by ブクログ流しの縫い子として生きるテルミーのお話。 舞台は新宿歌舞伎町。現代の話なのにどこかが不思議な雰囲気。そういうのを描くのがこの人はうまいと思う。 テルミーとシナイちゃんの会話の部分が切なくて良い。 アンニュイな感じというか、ほの暗い雰囲気というか、そんな感じを醸し出すこの作家さんが私はとても好きだ。
0投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログ表題作より、もう一編のほうがヨカッタな 小学生の夏休みもイロイロ大変だよなー 自分はぼんやりしてただけだけど… 自転車とかプールとか体操服とか 今、大人になってきくとそこはかとなくノスタルジー 星はフツーの3つ
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログなんと気持ちのいい小説か。人は強いとか弱いとか、そんなことはまったく重要ではなくて、いることだけがすべてなのだと感じた作品。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログ栗田有起、初読み。「流しのお縫い子」という言葉に惹かれ、珍しく衝動買い・・・で、長らく積読山に埋もれてましたw そうか、こういう感じなのか、他の作品も読んでみよっと♪
0投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログ3冊目だけど いつも変わったタイトルだ。 そして変わった設定なのに すごく読みやすい。
0投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログ一芸を持っているなら、それを大事に磨いていかなければ。お縫い子のテルミーを見てそう思った。 面白くなってきた頃に突然終わってしまったのが残念。 そういえば2篇入っていたのを忘れていました。 もう一つのお話も主人公の少年がかわいくて好きです。
1投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログテルミー、シナイちゃん。 いい。 昭和の感じ、 テルミーの持つ諦めと強さとポジティブさの気持ちいいバランス、 会話、 シナイちゃんの突き抜け感、 嫌なヤツが出て来ないところが好き。 これからのテルミーも知りたい。 読んでいて楽しかった。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログ15歳で歌舞伎町で働きながら、服を仕立てる「流しのお縫い子」をしているテルミー。 飾りなく、リアルで、かわいいとゆう感覚からではないけど、すごく少女性の強い空気が充満していました。 簡潔な文章なのに詳しく説明されるよりその部屋の空気も広さも 臭いも伝わってきすぎて、時に息苦しく、時にとってもリラックスした 静かな時間が流れてました。 創作の突き動かされる衝動に身を委ねていくファミレスでの場面は、 テルミーちゃんと一緒に高揚しました。 今後のテルミーちゃんが優しくて温かいココロの居場所を見つけて 大切な人と手を繋いでいて欲しいなと静かに祈った、 なんとも不思議な夕暮れの景色のような読後感でした。 表題テルミーともう1つ「ABARE DAICO」も収録されていて、 小学生の小松誠二くんの夏休みのお話。 テルミーは苦しかったけど、コマの夏休みは男子ーって感じで 軽快なテンポで楽しかった!!!でも、やっぱり栗田さんの文章は温度が涼しい。 不思議なネコのグーちゃんハーちゃん。ナゾの人酒井さん。 なんでもできて大人びてるけど、ピンポンうんこしちゃう、 やっぱり小学生男子なオッチン。小さな男子の冒険が楽しい1編でした。 酒井さんのキャラ大好きです。 いろんな人のくだらない枠なんてとっぱらって、これからも強くそして幸せになって欲しいです。
1投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログ栗田さんの本はとにかく会話の投げ合い感が可笑しくて大好きなので、 主人公の境遇が過酷すぎた分、ナイスガッツ的なノリでもっと笑いたかったな、 笑かして欲しかったな、と、貪欲な私は思ってしまったのでした。 優しく前向きな主人公が◎。
1投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログクスリ、クスリと笑いながら、読み終わる。 「ABARE・DAICO」のほうも、おとぼけ感が良い。 といって、特に心に残るようなステキな本というわけでもなかった。 まぁ、ふつう。 追記。 「お縫い子テルミー」からの引用文。 こういう風に考えている人がいるっていうこと、わたしの気持ちの中がふっと軽くなる。 たとえ、本の中であったとしても。
0投稿日: 2012.07.01
powered by ブクログ稀有な本。 人生に立ち止まった時読みたくなります。 まっすぐ ひたすらまっすぐ。 作者の主人公を見守る目も温かい。 物語の温度もすてき。
1投稿日: 2011.12.28
powered by ブクログ文教大学広告企画制作サークルの発行誌 『FOGPARTY』Vol.6 において、「本~めくり、ひろがる、せかい」の特集に応じ、学生の皆さんから選ばれ紙面にて取り上げられた図書です。 企画コーナー「FOGPARTY Vol.6 掲載図書」(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2012/1/10-3/19まで】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1517938
0投稿日: 2011.12.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
*引用* 母は私をよくぶった。そして言った。いらいらしてあんたにやつあたりをするのは。月のせいなんだからね。私、月のせいで変なんだから、うらまないでよ。そんなの、筋違いなんだよ。 ―― 『お縫い子テルミー』 p.39
0投稿日: 2011.11.18
powered by ブクログ流しのお縫い子・テルミーは、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする・・・。表題作のほか、「ABARE・DAIKO」を収録。 飄々としつつ、どこかユーモアが漂う語り口が特徴。これはわりと好き嫌いが分かれるところかもしれない。 私は文章には結構好感を持てたのだが、内容のほうがあまり感情移入できず、さらさらーと読んでしまった。 面白かった。面白かったのだが、なんか物足りない。読んでいる間は気持ちいいんだけど、こういうテーマで書くなら、もうちょっと痛みがあるのが本当ではないの?という気もしてしまう。 家族にしても、恋にしても、あまりにも主人公テルミーが割り切りすぎているのだと思う。それが物語を飄々とした、きれいなものにしているのだけど、これは悪く言えば、作者がもう一歩主人公の奥底まで踏み込むのを避けているようにも見える。 「ABARE・DAIKO」のほうも似たような印象かなぁ・・・決して下手とか面白くないとかいうわけではないのだが、面白いと思ってさらさらーと読んでしまい、さらさらーと忘れてしまいそう。 著者の感性と、その表現としての文章は楽しめる。でも、そこからもうひとひねり欲しい、というのが正直なところ・・・かな。
0投稿日: 2011.07.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
手を動かして何かを作る女の人の話がとても好きだ。たぶん、「からくりからくさ」を読んでからだと思うけれど。手仕事っていい。 そんな思いで手に取った一冊。装丁もかわいい。
0投稿日: 2011.06.24
powered by ブクログ短編2話が収録されている。 「お縫い子テルミー」 波乱万丈な(本人はそうは思っていない)人生を送っているお縫い子のテルミのお話。生まれてからずっと祖母と母と三人でいろんな家に(決して友人や知人や親類方ではないらしい)居候して生きてきたという辺りから既に普通ではない。でも本人は普通の事だと思っているので、話は大変な人生というにおいは全くなく、たんたんと進む。それにしても流しのお縫い子って・・・。歌舞伎町で水商売で働きながら好きな人やお縫い子としてのお得意様を見つけて、強く生きていくテルミ。ハミザベスや豆姉妹同様個性の強い人々が物語りに面白さをプラスして、あっという間に読み終わった。とくに何かを伝えたいという話ではないけど、まぁ生きていくなら好きな事をして生きていこうという話。うっすらと面白い。 「ABARE・DAICO」 小学5年生の夏休みのお話。父は扶養を放棄して家を出てしまい、母と二人で暮らしている少年。生活が大変で、なくしてしまった体操着を母に内緒で自分で購入しようと夏休みに留守番のアルバイトを始める。ここでまた個性の強い人登場&小さな事件が起こる。悩む少年は本当に苦しそうで、その苦しさの描写を読んでいたら少し気分が悪くなった。でも物語を通してこの作者特有のユーモアがたっぷりなので、重めの話なのにそれを感じさせない。友達と二人で組んだユニットのABARE・DAICOの主たる目的が笑えた。プププ。
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログ何回も読んでる好きな本 文章と話しの進み方が凛としていて読んでいて気持ちがいい 栗田さんの話しは立ち上がりがきれいと解説にあるけどまさしく! すっと物語がはじまりすっと終わる。 すてきな布をポケットに入れておくとこや、布に魅入られながらちくちくやるとこ、すごく好き 表紙は花柄の布プリントなのにツルツルの紙で、その違和感がなぜか良い 手にしているだけで心がきゅんとする ただ2話目はぜんぜん良くない。青臭い。一緒にしないでほしかったな。
0投稿日: 2011.06.08
powered by ブクログ何度も読み返してる1冊。表題作の「お縫い子テルミー」は、自由に生きていながらも変わりゆく環境に翻弄されて、大人になっていく少女の話。そもそも、テルミーがお縫い子になった理由ってなんどろう。好きな人の服を縫いあげるのはどんな気持ちだろう、と、考えながら読んでしまいます。私もお縫い子さん、名乗りたいな。
0投稿日: 2011.04.20
powered by ブクログあっさりと、無頓着に、きっぱりと生きる栗田有起さんの小説の登場人物たち。 孤独であるがゆえの自由と、自由であるがゆえの孤独と共に生きようとする彼らは 清々しくて、痛々しいほどまっすぐで、どこか憧れも感じます。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-181.html
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログお縫い子テルミー、長編だったら良かったのに。 先が知りたいとても知りたいと思った。 「お縫い子テルミー」「ABARE DAICO」 全ての登場人物が魅力的だった。 テルミーも母も祖母もシナイちゃんも信田さんも オッチンもコマも酒井さんも。
0投稿日: 2011.01.17
powered by ブクログ人との出会いによって自分自身を見つめ直し、自分にしか出来ないこと、好きなことを大切にするテルミーの生き方は迷いがなく真っ直ぐで、稀有な美しさだなあと思う。シナイちゃんかっこいい。
0投稿日: 2010.08.19
powered by ブクログ最初に読んだときは、「お縫い子テルミー」はさらっとで、一緒に入ってる「ABARE・DAICO」に惹かれた。 淡々となのに、勢いあって面白いなーと。 でも読み返すと、「お縫い子テルミー」もとてもよかった。 じわじわと攻めてくる感じで。 シナイちゃんがいて、テルミーがいて、交わってるわけじゃない世界。 個人と個人がいて、生きてて、その延長線上が世界なのかなあとか思った。 そのうち、また読む。そんな気分の本。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログきっかけは表紙が可愛かったから!つまりジャケ買い?でも良い出会いでした★お縫子という可愛らしい仕事とせつない恋の物語。作家さんごと好きな作品となりました。
0投稿日: 2010.06.24
powered by ブクログ流しのお縫い子、テルミー。 不思議な美しさを持つシイナちゃんと出会い、取りつかれたように彼(彼女)の服を縫い上げる・・・ 短くてさらりと読める作品です。 不思議だけど、不思議ではない、不思議な世界観。
0投稿日: 2010.03.28
powered by ブクログお縫い子としての誇りを強く感じた。 自身の運命をがっぷり受け入れた上で、それでもすべてをわしわしと素足で踏みしだいて進む!という!気合。 ファンシーな装丁を全力で裏切る!
0投稿日: 2010.02.17
powered by ブクログ表題作と「ABARE・DAICO」の2作。 どちらもちょっと物足りない。 感覚が合わないのか。 そこまで割り切れない。
0投稿日: 2009.10.28
powered by ブクログ依頼主の家に住み込み、服を仕立てる「流しのお縫い子」として生きる、テルミーこと照美。生まれ育った島をあとにして歌舞伎町を目指したのは十五歳のとき。彼女はそこで、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする―。叶わぬ恋とともに生きる、自由な魂を描いた芥川賞候補作の表題作。 アルバイトをして「ひと夏の経験」を買う小学五年生、小松君のとぼけた夏休みをつづる『ABARE・DAICO』収録。 私は、「お縫い子テルミー」の話の方が好みでした。 本屋で“ジャケ買い”くらいの衝動で購入したのだけれど、とても良かったです。あまり恋愛ものは好きではない私ですがテルミーの淡い・せつない恋には、読み終わった後少しきゅんとなりました。 お勧めです。
0投稿日: 2009.10.13
powered by ブクログ照美は島育ち、祖母の代から住み込みのお縫い子で、義務教育も受けず、ミシンも使わず〜というファンタジックともいえる設定。 15になって歌舞伎町に出て最初は水商売に入ろうとするが、店で女装で歌う歌手・シナイちゃんの衣装を作ったことから、次第に本職に。「一針入魂 お縫い子テルミー」と書いた名刺を持つ。 シナイちゃんへの片恋とお縫い子の矜恃。 同時収録のもう一編「ABARE・DAICO」は、小学5年の誠二が主人公。 父が家に帰ってこなくなって2年近く、たまに電話では喋っている。母は36歳。カタログを見るのが趣味で、見るだけで買いはしない。 友達は水尾君、背が高く、人生経験豊かと感じている。 バイトをしようと思い立ち、留守番をするという張り紙をスーパーに出す。猫2匹が妙な動きをする家で、昼間を何日か過ごす。 奇妙な出来事がちょっと切なく、けっこう微笑ましく描かれる。 2003年初出。2004年2月単行本発行。
0投稿日: 2009.10.03
powered by ブクログ大好きな作品。 表紙も可愛いし、中身も可愛い。 可愛いけど、ちょっと厳しい? さっぱりした余韻。 中に入ってるもう一つのお話も良かった。
0投稿日: 2009.08.13
powered by ブクログシナイちゃんがどんな人だか、なぜかくっきり浮かんでくる。 その人の醸し出す空気をとても鮮やかに書いている栗田さんの文章がとても好きです。 大好きな江國香織さんがあとがきを書いていて、それにも運命を感じたりしました。 やっぱり好きな文章や感覚って繋がっているものがあるのだなぁと・・・。 江國さんやよしもとばななさんが好きな方は、きっと栗田さんにはまると思います。 もう、ガシっともってかれました。 久しぶりにわくわくした。 わくわくしたって表現が合っているのかわからないけど、こう、文章が体の隅々まで行き渡るというか・・・読んだ後の充実感がすごかったです。 「泣きっつらにハニー」にも共通するのだけれど、この人の作品って物事を完結させないというか、ハッピーエンドとかバッドエンドとかいう風に終わらせたりしない。 何かを予感させるような、若干の希望とせつない感じを残しつつ終わる。 いい感じの余韻が残るところがたまらなく好き。
0投稿日: 2009.07.02
powered by ブクログテルミーのまっすぐさが私には眩しい。 好きな人へ、好きな裁縫へ…。 自分がまっすぐになれる“モノ”って なかなか見つけられないから。
0投稿日: 2009.06.13
powered by ブクログテルミーのみ再読。 前読んだときはたいして良いと思わなかった。 魅力的であるはずのシナイちゃんがカマ臭いし、テルミーを抱かない理由も曖昧・・・というか自分の都合ですし・・・ ともかく私はシナイちゃんは好きになれないけど、テルミーの仕事に対する情熱は良いなと思います。 布にハサミを入れるところの描写とか、本当に裁縫を愛してる感じ。 一針入魂。まさに働きマン! 09.05.03 再読
0投稿日: 2009.05.03
powered by ブクログ090103(a 090126) 090103(a 090323) 090310(a 090328) 090310(a 090429) 090404(a 090704) 100625(a 100819) 100817(a) 100831(a) 101205(a)
0投稿日: 2009.04.04
powered by ブクログ「お縫い子テルミー」 結末は切なかった。でも、引っかかりは無く、むしろスッとしました。 愛すべきキャラクターが出てくるので、目が離せません。 「ABARE・DAICO」 とにかく誠二(コマ)が可愛い。 小学生独特の雰囲気があって、読んでいてとても和みました。
0投稿日: 2009.03.17
powered by ブクログジャケ買いした本。笑 栗田さんの本は初めて買ったけど、すごく読みやすくて好きだった* 強い女の子だなあと思いました。 しんと静かな雰囲気がすごく好きな本でした。
0投稿日: 2009.02.10
powered by ブクログ栗田さん初読。 タイトルがとてつもなく好きだなぁと思って買いましたが、中身はもっと好きでした。 江國さんが解説を寄稿してたけど、それを読んでなるほどぉと思った。 テルミーはかっこいい女の子だ。ちょっとチャットモンチーのえっちゃんを連想させる。 シナイちゃんも素敵。「ナイスガッツ」がツボでした。あそこで惚れた。笑。 テルミーの布に対する想い、なんかわかる気がしました。 そして日暮里!!! はぁやっぱり一度は行ってみたい!!! お裁縫したい!!! そして「ABARE・DAICO」。誠二くんがかっこいい。 彼はきっととてつもなくいい男に育つでしょう。 最後のほうの父と話す彼がとても好きです。 「甘えんな」は響いたね。確かに。大人なんだし、もうちょっと甘えず生きます。 読んで思ったのは、文章が潔い人だということ。だから登場人物もとても凛として素敵。 何度も読み返したくなる惚れ惚れする言葉がたくさんでした。 また読みたいです。
0投稿日: 2009.02.05
powered by ブクログ流しのお縫い子が主人公。 住み込みをしてお縫い子をするという職業は今もあるのだろうか。 でも、よくわからない・・・。 もう一編は「ABARE・DAICO」 書き出しが大人の小説かと思ったが、小学5年生が主人公。 夏休み、仲が良いけどかなわないと思っているオッチンがやったことがないアルバイトをして、 少し気持ち的に優位に立とうと思うコマ。 そのアルバイトが原因でちょっとした事件が起こる。 これも、あまりよくわからない・・・。
0投稿日: 2008.11.12
powered by ブクログ本質的でシンプルなことばが心地よくて、 元気がでる。 でも現実はこんなエッセンシャルには進んでいかなくて あたしもここまで本質的に割り切ることはできなくて だからきっと夢物語。あこがれ。
0投稿日: 2008.11.01
powered by ブクログかっこいい話。気負わずに、がんばる女の子が一番だ。 当たり前にしかならないことは当たり前に受け止めてみる。 疑問や不服をちょっと、面倒だなあ、と思って放る。 残ったことだけ、黙々。
0投稿日: 2008.10.27
powered by ブクログとってもかわいらしくてしかたがないおはなし。 照美の飄々淡々としたイメージも、シナイちゃんに対する愛情も、とにかくまっすぐでためいきがでてしまう。 照美にいつか逢えたら、お洋服をつくってもらいたい。
0投稿日: 2008.08.21
powered by ブクログお縫い子のすごくかわいいお話。この世界観は結構好きだな。テルミーがお縫い子で、布を愛している感じもよかった。自分がハンドメイドにはまっていた時だったから、また良かった。
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログついつい頭の中で「歌舞伎町の女王」がBGMで流れてしまうのは・・・ 安易ですね(笑)私。 「お縫い子」 「テルミー」 タイトルに使われたどちらの言葉も 不思議な響きと存在感をもって呼びかけてくる。 中身もまさにそんな感じでした。 ひっそり単館上映されてる良質な、けど全く派手でない映画みたい。
0投稿日: 2008.06.25
powered by ブクログすっぱりと短くテンポのいい文体が気持ちいい。地に足つけずに軽やかに生きる登場人物たちの強さが格好いい。凄く好きな本です。
0投稿日: 2008.05.16
powered by ブクログ「ABARE・DAICO」がどこかの昔の入試で使われてたです。 「お縫い子テルミー」の方は、まだあの頃はよく意味が分からなかったとです……(遠い目)
0投稿日: 2008.03.27
powered by ブクログ表題作は好き。テルミーの葛藤は恋愛と仕事どちらをとるかの葛藤、と単純には言い切れないとこがステキ。おそらくそういう一口に言ってしまえるような単純な理解を、作者はにくんでいる、というか、恐れているかのようだ。 恋する相手は、仕事そのものに恋しているような女装の歌手シナイちゃん。このネーミングすごいよなぁ。「しようか」と聞くけど、結局しないからシナイちゃんなのかなーとか思った。 「ABARE・DAICO」はだいぶおもしろいはずなんだけど、要素が多すぎてちょっとキレがないように感じました。 表紙は可愛いけど、私としてはテルミーの扱う布のイメージじゃなかった。
0投稿日: 2008.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一応、手作りを趣味とする身なので、タイトルに惹かれて買いました。 が…………。 う〜ん、もうなんか「居候の身でずーっと暮らしていた」という設定だけでやや拒否反応が……。 なんども読んではやめ、読んではやめして、やっと読み終えました。 テルミーが、型紙も取らずに洋服を作れる、という技術はうらやましかったな。 表題作より、「ABARE DAICO」の方がおもしろかったかも。
0投稿日: 2008.02.18
powered by ブクログ10代の子ども(と呼んでいいのか)二人を主人公にした中編2作入り。表題作「お縫い子テルミー」は昭和初期の設定かと思った。小学校にも通わずに祖母と母と3人で居候をしながら転々としていた って設定がどうしても現代とは思えなくて。テルミーは依頼主の所に居候しながら身に付けるものを縫う。出来上がると次の依頼主を探す。お金が足りないと水商売をする。それで16歳っていうから驚き。そんなテルミーが出会ってしまう恋。これが切ない。想い過ぎて関係をもてない感じがしみじみ伝わる。枕を持たなかったテルミーが初めて手に入れた枕 きっとずっと一緒に旅を続けるんだろうな。2作目のABARE・DAIKOは12歳の小学生男子が主人公。ひと夏の大きな出来事で一歩オトナになる。簡単に言うとジュブナイル小説なんだけど、これ すっごくいい。これだけで1本映画が出来るよ。子どもが入り込むことのできない、子どもの価値観では計りきれないオトナの世界に片足を突っ込んでしまったときには思いっきり子どもの鎧で闘えばいい。そう ピンポンう○こ 攻撃のように!!痛快だ。
0投稿日: 2008.02.15
powered by ブクログテルミーに共感しました。 上手くいっているとき「させていただいている」という考え方忘れたらいけない。 強がりだったとしても。 2007.11.19
0投稿日: 2007.12.19
powered by ブクログ表紙とPOPに惹かれて買っちゃった。 パッチワークみたいな表紙。可愛く飾っておきたい 笑 ミュージカルとかにしたらおもしろそう、って思った。 短いセンテンスが、パリッパリッと小気味よく並んでて。 チャキチャキ話が進むから、読んでいて楽しかった。 『お縫い子テルミー』 と 『ABARE・DAICO』の2本立て。 ちょっとどこか幻想的な『お縫い子〜』のほうに、 めずらしく気持ちが惹かれてる。 「誰かに、あれは嘘だったんだよといわれたら、 覆す自信がない。自分の記憶なのに、手出しできない」 とテルミーが言うセリフが好き。 「すべて過去になってしまう。流れていってしまう。」 というセリフも好き。 ひとりになりたいと思うのは、周りに常に誰かがいるから。 少し昔、自分が口にしたことばと重なるセリフが出てきた。 びっくりした。 そうだね。すごく、都会的な悩みなんだろうね。 それから、 テルミーが大好きなシナイちゃんの 「しようか?」 という申し出を断る場面に、ぐっときた。 思う通り生きていくってなんだろうって、そう思ったなぁ。 ネガティブな意味じゃなくて、いい意味でね。
0投稿日: 2007.11.23
powered by ブクログ難しい字で気取った表現もなく、 読みやすくてとても繊細な表現で 書かれています。 表紙が可愛い!
0投稿日: 2007.11.09
powered by ブクログジャケに惚れたけど買って損は無しでした。好きだけどどうしようもない時ってあるよね。枕をもらって出て行ったテルミーの気持ちが分かる気がする。
0投稿日: 2007.10.26
powered by ブクログジャケ買い。中身はそんなに心に残るようなものじゃなかった…でも、テルミーの触れる感触・手触りはありありと伝わってきた。すごい。
0投稿日: 2007.08.21
powered by ブクログ他の方の紹介と装丁が可愛らしかったことがきっかけで手に取った本ですが、内容も素敵でした。 自分の追いかけるものに対してひたむきな登場人物が非常に好感もてます。 もうひとつ入っているお話もすきです。
0投稿日: 2007.08.17
powered by ブクログあの遠い、夏の日みたいな 全てはギラギラうるさいくらいに眩しくて 手を伸ばせば、掴めると思ってたあの青い空。 恋をしても、夢を見ても、砕けても それでも前に前に歩んで行こうと決めたあの日。 そんな遠い日の事を思い出す様な、ビターな小説。
0投稿日: 2007.08.13
powered by ブクログ装丁にひかれて買った本。でも買ってよかったと思う。表題作は秀逸。テルミーはシナイちゃんへ片想いしていて、シナイちゃんは歌に片想いしている。絶対テルミーもシナイちゃんも叶わない片想いを抱えているのだ。そういう非情な恋心はよくある。さみしいけどよくわかる。テルミーはつよくてよわい。そこに惹かれるのだけれど。しかしABARE・DAICOはいまいちな印象で残念。
0投稿日: 2007.08.11
powered by ブクログテルミー、すきだ。 その弱さも、強さもすきだ。 君のちょっとイカれた名刺でさえも、だいすきだ。 思わずそんなラブレターを彼女に書きたくなるような、そんなお話。 星10くらいつけたいです。
0投稿日: 2007.07.24
powered by ブクログ空港でたまたま、表紙に惹かれて購入。 現実にはいないようで、それでいてリアルに浮かんで、 人物もイメージもすごくすごく印象深い一冊。 好き。
0投稿日: 2007.07.15
powered by ブクログすげぇ作家さんにまた出会ってしまった。文体も登場人物も、夢か現かみたいな雰囲気のストーリも物凄く好みです。格好良くて、可愛くて、ホント、素晴らしすぎる。
0投稿日: 2007.07.13
powered by ブクログ栗田さんの作品は「オテル・モル」というのを前にも読んだことはあるけれど、でも、この本については、正直言ってジャケ買いならぬ、表紙買いをしてしまいました(汗)。 でも、表紙以上の読み応えだったのがウレシイ。 なんといっても、登場人物の心理描写がひとりよがりでなくって、キレがある。 ネタバレはできませんが、もうひとつの作品の意外性にはちょっとワクワクしました。
0投稿日: 2007.07.12
powered by ブクログ単行本でも読んだけど、なんとなくしか覚えてなくて、もう一回読んだ。おばさんの名前とおんなじ主人公なんだもの。それでプレゼントしようと思って買って、まず自分が読んでしまった。 「お縫い子テルミー」、「ABARE・DAIKO」の2編。どちらの主人公もさっぱりと潔くて(色々と悩むんだけど、あきらめ方とか考え方がさばさばしてる)読んでて気分がいい。テルミーの布を切るぞくぞく感とか、夏のじとっとした感じとか、そういった感覚も澄んでいて、伝わってくる。素直さが伝わってくる。ほかの作品も読んでみたい。
0投稿日: 2007.06.24
powered by ブクログシナイちゃんになりたいってつよくおもう。ふんいきがなきっつらにハニーに似てますね。わたしはすきなかんじ。
0投稿日: 2007.05.23
powered by ブクログ読みやすく面白い〜。一緒に収録されてる「ABARE・DAICO」もよかった。どちらかって言うとこちらの方が好きです。夏の空気がこれでもかってくらい伝わってきた。いいな。
0投稿日: 2007.05.16
powered by ブクログ近くのツタヤでプッシュされてて思わず手に取る だって表紙可愛いし テルミと誠二 違うお話だけど 子どもらしくない客観性を持ってる二人 似てる シナイちゃんへの恋心 わかるよわかるよ 読み終わってきゅんとしちゃうほんと じつはわたしも こういう子どもでした
0投稿日: 2007.04.23
powered by ブクログ表紙がかわいいので 思わず購入 流しのお縫い子テルミーのかなわぬ恋のお話 読み終わった後 きゅんとなりました
0投稿日: 2007.03.25
powered by ブクログ無駄な装飾無しの乾いた文章。でも描かれる人物は繊細で、結構ギリギリな世界を生きてたりする。 現実を一歩引いて眺める感覚。今後も気になる作家さんです
0投稿日: 2007.03.02
powered by ブクログ恋をして、一針入魂。テルミー、職業は「流しの仕立て屋」。最近、気になる言葉は「運命」──。;依頼主の家に住み込み、服を仕立てる「流しのお縫い子」として生きる、テルミーこと照美。生まれ育った島をあとにして歌舞伎町を目指したのは十五歳のとき。彼女はそこで、女装の歌手・シナイちゃんに恋をする──。叶わぬ恋とともに生きる、自由な魂を描いた芥川賞候補作の表題作。アルバイトをして「ひと夏の経験」を買う小学五年生、小松君のとぼけた夏休みをつづる『ABARE・DAICO』収録。
0投稿日: 2007.02.13
powered by ブクログ8月22日〜8月30日 タイトルと表紙がかわいいなー と思って買いました♬” 『お縫い子テルミー』 『ABARE・DAICO』 のふたつの話が入ってるんだけど、 ABARE・DAICOの方が好きかも♡ お縫い子テルミーはちょっと謎だったわ(´・ω・`)
0投稿日: 2007.02.05
powered by ブクログ「流しのお縫い子」って…凄いセンスだ。 彼女がシナイちゃんに抱く感情って、なんか解る気がする。 新潟から南下する電車の中で読んで、宿を提供してくれた金沢の友達にお土産として置いて帰ってきた、夏の思い出の本。
0投稿日: 2007.02.05
powered by ブクログ歌うことを、裁縫をすることを運命という、シナイちゃんとテルミーが儚く素敵だと思う。シナイちゃんの「ふっ」って笑い方がスキ。
0投稿日: 2007.01.03
powered by ブクログよみました〜。シナイちゃんすてきすぎる!(きゅん!) かなりときめきました。読み終わりがかなり前なので記憶が曖昧なのですが、すごくじんわりした気分になるとともに、テルミーの強さ、悲しさがつんとこころにささりました。
0投稿日: 2006.11.21
powered by ブクログ強くて優しいと思う。 そういう態度で生きていくのは。 短い言葉が、ぽつりとこぼれるとき、 しっとりと、気持ちがしみこむ。
0投稿日: 2006.11.19
powered by ブクログなんかすごい変な文がとか、テルミーの性格とか、すごく独特。 表紙が気に入ってずっと読みたかった。読んでみて不思議な感じになりました。
0投稿日: 2006.09.21
powered by ブクログタイトルに惹かれて、ずっと読みたいと思っていた作品。が、読んでみたらよくわからなかった。考えさせられるっちゃあ考えさせられる作品なんだけど、主人公が特殊?なため、イマイチ現実味を帯びない。あと、江國香織さんがあとがきで述べてたように、はっきりと書くところがイマイチ現実的じゃなかったのかも。人間てもっとすっぱり行かないもんだし。
0投稿日: 2006.09.18
powered by ブクログ現実感がないけどファンタジーではない独特な文体と雰囲気嫌いじゃないです。他の作品も読んでみたくなりました。表紙のフォント選びとかも好き。
0投稿日: 2006.09.08
powered by ブクログ9/4 「流し」「何も持たない」とか、そういう言葉にどうも弱い。世界と繋がっていても、誰にも頼らない。誰にも流されない。 江国さんの解説、これはいまいち。「憧れの対象だけど理解できてはいない」かんじ。
0投稿日: 2006.09.04
powered by ブクログ地に足はついてるはずなのに、ふわふわと浮遊してるような不思議な感じ。現実的でさっぱりした文体なのに、何処かうっとりしたゆめのなかみたいな印象を受けます。久々にすごく好みな作家さんだ!シナイちゃんがかっこよすぎてどうしていいか解りません。素敵。
0投稿日: 2006.08.27
powered by ブクログテルミーの布に関する感覚が素晴らしい。ちょっと風変わりだけど、信念のあるテルミー。 「ABARE・DAICO」は、もうちょっと違うタイトルでもよかったのに・・・と思った。
0投稿日: 2006.08.21
powered by ブクログテルミーのような人って少し憧れる。きちんとした誇れる技術やセンスを持っていて……テルミーが生地を選ぶ場面が好き。
0投稿日: 2006.07.19
powered by ブクログ中編2つ。 「お縫い子テルミー」、とってもとってもかわいらしい話かと思ったら結構やさぐれ系な・・・牙を抜かれた椎名林檎みたいな雰囲気?一人で生きると決心し、歌舞伎町に出てきたお縫子のテルミーが女装歌手シナイちゃんに恋をした。報われない恋にはどう決着をつける?? 「ABARE・DAIKO」は自立心のある小学生の一夏を描いたお話ですが・・・タイトル意味わかんねえー。もっと他に重要なフレーズがあったと思うんだが何故。
0投稿日: 2006.07.17
