
総合評価
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powered by ブクログとっても前に読み終わった本ですが 何年ぶりかで読みました。 すごく新鮮で面白い ファスール王国は 第一夫人と第二夫人を血縁で選ぶ 3日違いで 女の子が生まれる。 アルマラとアスタナ この国は神官が力を持っていて 第一夫人の産んだアスタナと第二夫人の産んだアルマラを 産んだ本人にも内緒で取り替える アスタナは国を助けもするが滅ぼすという託宣があったからだ。 アスタナは 型にはめられるのが嫌いで 優秀で行動力がある。男の子なら 申し分がないのだけど お姫様の枠には収まらない 町にも出るし図書館にも行く 森も歩くし 貧しいタン地区にも行く そこでタルダンという人がやっている私塾にも入る アスタナが 友達になったサルーやトージンと共に 飢饉に見舞われた国を救うのに立ち上がる その時 切り殺されそうになったアスタナに覆い被さって助けたのは なんと悪役かと思っていた育ての親のカミーラだった。 第一夫人のリカーラや その娘として育ったアルマラも 馬鹿じゃなく ちゃんと考え 行動することが 書けていて すごく悪い奴がいない 私の好きな話しです。 出てくる人物と みんな友だちになれそうです。
4投稿日: 2025.08.30二人の王女
「シューマ平原シリーズ」第三弾。 ファスール王国は神官が宣託を受け王に進言し、王が決定する国。国母の第一王女として生まれたアスタナは災いをもたらす存在として、数日違いに生まれた異母妹のアルマラと入れ替えられる。知っているのは宣託を受けた神官2名と王の3名だけ。 やがてアスタナは男勝りの王女として、アルマラは将来の国母としてふさわしいと言われ育っていく。 シーハンからの留学生としてサルーがアスタナと再会(二人は幼いころ出会っている)し、惹かれあっていく。 ファスール王国の陰謀と飢饉に対抗していくアスタナとサルー。アルマラはサルーへの淡い恋心を自覚しながらも国母となり、そして・・・。 意外や、意外。神官の宣託を受けて政務をおこなっていたファスール王国の変わりようにびっくり。 シーハンの状況やトール国、そしてアインス国の状況が垣間見えます。 罪を犯した人間に甘いなぁと感じるのは私だけなんでしょうか?児童書だから? すんなりの世界に入れるので面白いのですが、なんとなく甘さが目立つので3部作ともに星ひとつ減らしてます。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ昼かって、その夜に読み終えてしまった。 おもしろかった! でも、もう少し詳しくして欲しかった気もする…ような… サルーの声が頭の中でどうしても子どもの声として聞こえてしまう。
3投稿日: 2015.07.19
powered by ブクログシリーズ三冊あっさりした読後感でした。 荻原規子さんの感じに少し似てる……かな? 若い世代向けなので、わかりやすく、いろいろなことを考えさせてくれる本でした。 個人的には好みで面白かったです(^^)
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログ『シューマ平原』にある文化や政治形態の違う国々で困難を乗り越え生きるそれぞれの人間模様。1作目から次第に時が流れて続く面白い連作シリーズでした。中でも心惹かれたのは1作目の主人公・メイリンと3作目のアスタナ。こういう芯が強く行動的で男勝りのくせに根が優しい聡明な女性は大好きです。
0投稿日: 2014.12.30
powered by ブクログ男装の王女が王族間のごたごたの中で、国の在り方に悩み成長していく話。 今回の舞台は、神託を受ける神官が権力を持つファスール王国。 三部作の三作目ではあるけれど、一番印象が薄く感じた完結作でした。 淡々と進んでいくのがこの三部作のテイストだし、一作目、二作目はそれでも良い話ではあるのですが、今回は主人公の印象が弱すぎるのもあって、面白味がないように感じられてしまいました。 ファンタジーって難しい。
0投稿日: 2014.12.05
powered by ブクログ再読は、しないかなぁ。 もう少し、前回、前々回の主人公たちの話があってもよかったのかな?と、思う。 もしかしたら、短編集でもあるのかな?
0投稿日: 2014.10.12
