Reader Store
テンペスト 第四巻 冬虹
テンペスト 第四巻 冬虹
池上永一/KADOKAWA
作品詳細ページへ戻る

総合評価

96件)
3.7
22
23
30
9
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大満足! 正直、全巻で主人公真鶴の話しは終わっており、 本巻である最終章は全編エピローグって感じ。 歴史的に滅びるとわかっている琉球王国。 今までは、歴史の年表の如きの理解だっだか、 誰もいなくなった無人の首里城の描写のおかげで、なんとなく当事者目線で琉球王国の終焉を感じる事ができた。聞得大君(真牛)もここで登場するのか。 最後まで余韻がたまらない。 来年には首里城修繕が終了が待ちきれない。。。。 沖縄の歴史に初めて興味が持てた最高の作品だった!!

    24
    投稿日: 2025.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球に生まれた元王族の子孫の女性 真鶴=孫寧温のお話 そして琉球王国の終焉…… 聡明な少女である真鶴は、女である事を理由に学問を修められない事に不公平に感じていた 家の跡継ぎとして、叔父の息子を養子に迎えた兄がいたが、父の厳しい教育に耐えられず失踪してしまう 真鶴は性別を偽って孫寧温と名乗り、宦官として王宮に勤める事を目指す 中国の科挙よりも難しいとされる科試に合格した寧温の行動 本当は女でありながら男として振る舞うも、それでも宦官という完全に男とも呼べない皮を被っている状態 最年少で科試に合格してスピード出生していくことによるやっかみ 新国の冊封体制に組み込まれながらも、薩摩の息もかかっている危うい立場の琉球 次々と降りかかる無理難題 父から明かされた元王族という真実を抱えながらの奮闘 徐丁垓を排除した事による八重山への流刑 真鶴として側室への召し上げ ペリーの来琉にともなる恩赦と再びの王宮勤めの二重生活 二重生活の終焉を予期させる妊娠の発覚 何とか出産したものの、兄による暴露による逃亡 時は流れ、子が育ってから、琉球の終焉まで 読んでるときの脳内BGMは「ベルサイユのばら」の「薔薇は美しく散る」が流れてた ずっと孫寧温として生きて来ながらも、時折顔を覗かせる真鶴の気持ち 恩赦で王宮に戻った時点で、真鶴は失踪した事にして二重生活を解消すればよいのでは?と思ったけど、真鶴のアイデンティティの割合いが大きくなってたのだろうなぁ 最後まで読めば、両方を行き来してきたストーリー上の意味もよくわかる そんな意味では、真牛は死ぬ機会がいつでもあったのに、最後まで残った理由も最後で納得できる 全4巻とそこそこの時間をかけて読んだわけだけど 途中で中弛みすることなく読み切れる展開になっている 最後は琉球王国が終焉を迎えるけれども、読後感は悪くはない まぁ、真鶴がある意味で女としての幸せの道に進む兆しが見えたからだろうか? でも、浅倉雅博が言った「日本に併合されたことを五十年後、百年後の民が心から喜べるように琉球を愛すると約束します」という言葉 実際には守られていないような気がするなぁ…… 戦争では本土防衛の前の激戦の地になったし 戦後はアメリカに政治の権利を握られていたし 今もなお基地問題がある まぁ、この物語でも再三言及されているけど、沖縄の地政学的な意味としてはそうならざるを得ないわけで 致し方ない理由があるものの、申し訳なく思う こうして考えてみると、私は沖縄の歴史をほぼ知らないのだなぁと実感する 首里城の火災による消失はニュースで知って、そんなに重く受け取っていなかった でも、琉球の歴史を知り、感じるには必要な文化財だったのだろうなぁと思える ところで、タイトルのテンペストって、シェークスピアのテンペストと関係あるのだろうか? 舞台が島だし、魔法使いめいた存在や王族も出てくるし、王としての復権の話でもあるけれども…… まぁ、単に「嵐」の意味で捉えておいた方がいいのかもしれないなぁ

    2
    投稿日: 2024.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    テンペスト、ようやく読み終わった! 最初は孫ペーチンやシュリテンガナシなど、どこで区切ればいいかわからない単語が多く慣れなかったがけど、読み進めるにつれて慣れた。 真鶴の一生はなかなかハードなものだったが、聞得大君の人生のほうが壮絶に描かれていると感じた。当時の女性の扱いや女性の能力の考え方などが差別的に描かれており、見ていて気持ちの良いものではなかったが、どこかコミカルな描写もあり、なんとか楽しく読み切ることができた。 廃藩置県という言葉は授業で習ったが、さくっと改革を進めた程度の認識しかなかったため、沖縄県になるまでの当時の琉球国民がこんなに誇りを持って琉球王国を愛し、日本に併合されたくないと考えていたんだということを初めて知った。

    1
    投稿日: 2024.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    龍の子よ、王国を抱いて翔べ! 側室として首里城に返り咲いた真鶴に懐妊の兆し!? 一人二役の二重生活も、いよいよ限界か。否応なく押し寄せる列強の足音と、近代化の波。王国滅亡へのカウントダウンか……。琉球ロマン、いよいよクライマックス 真鶴が兄の代わりに温寧と性別を偽り、王宮で政治を司るようになったところから始まった物語。時には、朝薫と協力したり、嫉妬ゆえの裏切りに会ったりしたものの琉球王国を守るために奔走して行った。その過程で、王の側室になってしまい、子を宿し、母になったことで温寧の信念も変化していく。そこがこの本の面白いところであり、読み応えがあった部分でもあった。

    4
    投稿日: 2023.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    信念を貫くことはエネルギーを生み出す。不自由な世間の中で輝いた強い女性たちの物語。いろんな強さがあった。決して諦めずに前を向いて生きようとする人の強さに心を打たれる。

    1
    投稿日: 2023.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々に読んで、泣きながら読みました。 また昔とは違った読み方ができてるんだな。 女に戻った真鶴の生き方、そして朝薫。 ふたりの生き方の違いが鮮明に描かれていて、そこが昔から大好きです。 また時間をおいて読みたいな。

    1
    投稿日: 2023.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    終わった… 満足しました。 最後の最後、「女はこうあるべき」というメッセージを感じましたが…でもそれでもこの世界観を味わわせてくれてありがとう。 また沖縄に行きたいなぁ。いや、琉球へ。

    0
    投稿日: 2021.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    東京に住みたくないと思い、沖縄に半年住んでいた際、2011年7月に入院してしまった。その時読んだ本。 真鶴が男性として王府に入る設定がスリリングで、波乱万丈な人生に引き込まれた。 琉球文化や王朝について知ることもでき、とても面白かった。(2021.9.7) ※2017.5.6売却済み@BookOff

    0
    投稿日: 2021.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    題材はとても興味深かったけど、途中のノリに意識が離れて、終わってみれば序盤が一番面白く感じたかも。題材は興味深い。

    0
    投稿日: 2021.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球処分。 チート主人公の歴史ファンタジーではあったが、国とは、役人とは、琉球・沖縄とは、ということについて考えさせられる部分もあり、面白い物語だった。

    0
    投稿日: 2020.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球王朝がいかに美と知識を極めていたのか。 今の沖縄をこの時代の人々が見たら、きっと嘆き悲しむ。 琉球人の伝統や誇りが戦争でも散々に破壊され、未だにその名残がある。 もし今も琉球という国が残っていたら、どんな隣人になっていたのか。 地形的に政治に巻き込まれやすいとは言え、今に至るまで切ない歴史の重なる場所。 4巻は色々駆け足で通りすぎていった。 哀愁溢れる終わり方だった。

    0
    投稿日: 2019.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    朝倉雅博は、101回目のプロポーズの武田鉄矢を超えてる。 こんな男、絶対いないと思われる。 と言うか、イケメンの設定じゃない方が面白かったのに。 最後は国より、個人のエピソードの方が印象に残った。 真牛に献身して死ぬ津波古のエピソード印象的。

    0
    投稿日: 2019.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    で、沖縄旅行に合わせてちょっとずつ読み進めていた本作の、最終巻を旅のお供に。と言いながら、結局読了出来たのは帰宅してからでした(苦笑)。本作の主人公たちが、必死に盛り上げてきた琉球王国も、江戸から明治への急激な転換に飲み込まれて幕を閉じる。強烈な登場キャラたちも、時代に翻弄される形で、王国に殉じ果てる。ユーモアが維持されているせいで重く感じさせられないものの、明治政府の非道には強い反撥を禁じ得ない。実際、我々が教わる歴史は、本作の最後に一行、『~年、琉球王国は沖縄県になった。』と記される部分のみ。純粋にエンタメ的高水準もさることながら、あまり知られない歴史の裏側に焦点が当てられたことでも評価されるべき傑作。

    0
    投稿日: 2018.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全4巻、完結。目まぐるしく物語が展開する、手に汗握る大スペクタクルロマンでした。でもどこか妙ちくりんな人々が大騒ぎしている突っ込みどころ満載の作品でもあり、色々な視点から楽しめました。寧温(=真鶴)が納得のゆくラストでよかった。琉球王国は滅んでしまったけれど、今の沖縄にもその華美を誇る文化は根強く残っているはずです。真牛、思戸、真美那…ちょっと変人で愛嬌のある脇の女性陣が大変魅力的でした。最後まで華々しく生きた真美那の東京での活躍を読んでみたいものです。面白かった!

    0
    投稿日: 2018.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球王国最後の数十年感を舞台にした物語。孫寧温と真鶴という二つの顔を使い分け、王宮に努める高級官僚、王の側室であるおおあごむしられを勤めていく。 琉球解体に至るまでの流れや琉球の世事が小気味よく語られ、読むに楽しい物語であった。女性である真鶴が宦官と称することで王宮の官僚として活躍できるという奇想天外の発想も見事だが、王宮を追放されたり、呼び戻されたり、王の側室になったり平民に身を隠したりと忙しい。しかしその活躍は痛快でよんですがすがしくなる。 しかし、琉球王朝の表も奥も目のまえの小事にこだわりすぎて大きな流れを失っているように絵が描かれている。小説であるからそのあたりは仕方がないが、重々しい王宮の生活が、少し軽い文体過ぎるのがたまに気になった。

    0
    投稿日: 2017.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前3巻で進行した物語のクライマックス。王宮での王族・役人の動きよりも、正体が現れてしまった真鶴と、その子・明が過ごす市井での日々が印象的だった。琉球処分という歴史の大渦に呑まれてしまう琉球王国。朝薫や真牛→聞得大君の最期に、今の沖縄を重ね合わせてしまう。 腰痛のため終日読書できた今日一日、感慨深い本を読了できたことに満足した。

    0
    投稿日: 2017.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレ 真鶴の青春時代は琉球国の消滅と共に終焉を迎えたというべきなのだろう。それは寧温の喪失と母としての卒業、そして最愛の人生の伴侶との生活の始まり。◇確かに、大映ドラマばりのやや荒唐無稽な展開は、物語としての強度を弱めざるを得なかったが、女性の自律と国家の自律を不即不離なものとして描く以上、止むを得なかったものと感じる。いや、個人的にはその波瀾万丈ぶりにハラハラして読み終えたのも事実なのだ。◆しかも、琉球国の終焉に筆を割き、かつ明と寧温との学習の中で描かれる未来像は、封印された沖縄の独自意識や自立志向を白日に。 これを、沖縄出身の著者が、21世紀に紡いだ事実とそれが何を表しているのかを正面から受け止める必要性も感じたところ。本作は、琉球アイデンティティを全面的に表出しつつ、明治政府による琉球国滅亡という終局を、実に悲劇的にかつ長尺で展開させたわけだが、当然、著者が何も考えないでそのような結末を展開させたわけではないと考えられるからだ。◆なお、叙述に力が入る真牛の来し方と変転流転する境遇が、琉球国の暗部(強烈な格差の存在と一種の迷信に彩られる生活模様)を照射している感がするのだが、実際はどうなんだろう?。

    0
    投稿日: 2017.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなこと言ったら怒られそうだけど、出来の悪いライトノベルみたいだった。歴史は覆らないし、その中で事件やトラブルを起こして解決して…裏切られてでも汚名を雪いで復活して…ってその繰り返し。惰性でなんとか読みきった感じ。

    0
    投稿日: 2017.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    雨降って地固まる (以下抜粋) ○自分の子どもを不幸にする人間が、どうして他人の幸せを願えるのかしら?(P.133)

    0
    投稿日: 2016.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫で4冊。大作でした。 真鶴と孫寧温、二人の生を一人で生きた人生は壮大で、壮絶だった。 どちらの時でも、志の強さは揺らがなくて、とても格好良かった。 琉球王国が最期に向かってゆくなかの、時代の波に翻弄された人達のお話だったんだけど、悲壮感はなくて、力強さを感じた。 自分の信じるもの、信念に基づいて生きる生き方には憧れる。

    0
    投稿日: 2016.02.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本屋大賞、2009年4位。すごく評価が難しい。面白いところと面白くないところが混在してて、いろんな要素がいりまじってる。真面目な歴史小説と思いきや、ファンタジーぽくなったり、突然おちゃらけたり。全体的にスピード感があって、最初の方は舞城王太郎か侍ジャンアンツかというほどの展開の速さが爽快でサクサク進む。で、途中何度か遭遇する悲惨な状況がどうも納得性が少なく、もうちょっと、違うやり方あるじゃん、っていう突っ込みどころでモヤモヤ感が広がり、また、突然転調するところが、筒井康隆のドタバタ風でもありちょっと白けたりしてまう。で、そういった要素が結局繰り返されて無限ループに陥りそうになってくる。そんなこんだで、長いわりには早めに読み終えたけど、やっぱり長かった。まあ、文句なしに傑作っていうもんでもないわな。

    0
    投稿日: 2015.11.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2009年本屋大賞4位 琉球王国滅亡から沖縄県になるまでを、琉球王国の宦官:孫寧温と側室:真鶴が運命に翻弄されながら生きていくお話 琉球王国末期ってこんな感じだったのかぁ、と勉強になった。 ただ、史実が背景になっているとはいえ、この無茶苦茶な設定やお話が何でこんなに面白いのだろうか?と考えてしまい、史実のエピソードを下世話な感情的に膨らます、そうかこれは歌舞伎か!という結論に至るw

    0
    投稿日: 2015.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    とうとう真鶴が妊娠した。しかも産まれたのは第一王子。そんな中、兄によって正体を王の前で晒されることに。(何でかは読み飛ばしたので知らない)大罪人だが、あごむしられとして王子を産んだ真鶴は久米島に流刑が決まる。 そんな中、真鶴が寧温と知っても、真那美は女性に希望を与えてくれてありがとうと王子を連れて逃げ出す手伝いをしてくれる。 それから時は過ぎて、息子の明は寧温もかくやという知識欲の固まり。あわやというシーンもあったが、兄によって間一髪免れる。真鶴は寧温に扮し、息子にかつて自分が学んだ破天塾での教育を施す。 そうしているうちに、琉球は明治政府により解体。その政府高官には薩摩の侍、雅博の姿もあった。そして50過ぎて二人は再会、二人の愛がやっとここで結ばれる。で完。 ここから沖縄県の人たちが悲しい戦争に巻き込まれて多くの犠牲者を出すのかと思うと、しんみりする。琉球王国の美と知を重んじ歌を愛する文化は、幕末の世とはまた違った見方を教えてくれる。個人的には真鶴の波乱万丈な人生より、フィクションだけど、その端々で起こる歴史上の出来事にわくわくしたり、臨場感あるシーンが想像できて満足。

    0
    投稿日: 2015.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ストーリー展開が早くて全4巻を一気に読み終えてしまった。登場人物たちのエネルギーもすごいし沖縄の風景描写も色鮮やかで、沖縄の風景が目に浮かぶよう。 そんなにも真鶴=寧温って気づかれないもの?っていう疑問は常にあったけど、今までまったく知らなかった琉球の歴史を知ることが出来て興味深かった。 沖縄旅行に行く前に読んでたら首里城をもっと興味深く拝観したのに残念。

    0
    投稿日: 2015.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    琉球王朝末期という題材も舞台も大変素晴らしいのに、後半になるとどたばた無理やり感が否めませんでした。 真鶴の龍の子という設定は最後にはなかった扱いで、結局は頭がいい女性で終わってしまったのが残念でした。 最後は母として庶民として生きるにしても、王朝の最後を王宮で政治に携わる人間でいて欲しかったです。 先見の明があってそれを生かして来たはずなのに、傍から眺めるだけで終わるなんて… 曖昧な部分があれども、ジュリを含めた琉球文化を丁寧に調べて描かれただけに残念としか言えません。

    0
    投稿日: 2014.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    琉球・沖縄の歴史を知るための良書として、佐藤優氏お薦めの書。全四巻の最終巻。 池上永一独特のご都合主義は一貫して気になるものの、19世紀前半の琉球の制度、および琉球を巡る薩摩、清、列強の動きを知るには良いかと。

    0
    投稿日: 2014.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    沖縄への旅行は数回あり、首里城やらいろんなところに行ったことがあったけど、正直、歴史については全くの無知だったので、この本に出会えてよかったです。 次に沖縄に旅行に行く際には、もうちょっと違った目線で首里城とかをみてみたいものです。

    0
    投稿日: 2014.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    題材は凄く面白いと感じました。ただ他の方も言っているように、料理の仕方が何とも…といった感じです。 主人公とその周りのキャラクターが魅力的であることと、沖縄の歴史に関する記述は見事でした。結局、そこに惹かれて星4を付けましたが、最初の読み始めの印象とはだいぶ違った感じでした。 著者は沖縄出身で沖縄の歴史や文化に造詣が深いようなので、その点から見ると確かに沖縄を伝える良い資料だと思いました。しかし、物語として見るとキャラは立っていますが、矛盾点や読みにくさがどうしても目立ちました。 結果的に今度行く沖縄に興味を持てたという点から星5、面白いのに気になる点があるという内容面からは星3ということで、間をとって星4としました。

    0
    投稿日: 2014.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    巻ごとのレビューで書いてるけど やっぱりどうしてもどうしても文体が苦手。 台詞回しとかね、情景描写とかね、 もうちょっとなんとかならなかったのかな、って… でも内容は好きだー。 ラストも救いがあっていい。 遠回りしてのハッピーエンドは満足感がある。 お疲れ 、真鶴。

    0
    投稿日: 2014.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球がこんなに魅力的な歴史を内包していたなんて…!! キラキラとした残像が今も焼き付いて、文化と教養の国の歴史が感傷的に心に浮かび上がる。濃いキャラクターの漫画的なやり取りを通して、堅苦しくなく楽しく琉球の歴史、政治、風土がすっと入っていった。 あらすじ: 清と薩摩の支配を受ける琉球王国は、武力をもたない代わりに文化と教養で大国に飲み込まれることなく主権を確立してきた。それを支えてきたのが、中国の科挙を模した科試を乗り越えた役人たち。受験資格を持つのは男子。名門孫家の再興を夢見る父親に、女子だからと見捨てられた少女真鶴は高い教養を身に付けており、官吏になることを夢見ていた。そして少女は決心する。宦官として科試を受ける、と。孫寧温としての真鶴の物語が始まった。 あまり「性別を偽って云々」という展開が好きじゃないのは、リアリティがないから。この展開にリアリティを求める人はまあ殆どいないとは思うけれど、「いや、気付くだろう」と心の中で突っ込みを入れまくって、物語を皮肉な目でしか読めなくなる、悲しい体質を持ってるもので。 でもリアリティの面で効果的かはともかく、「宦官」という設定を入れるのはもう本当に目から鱗で、ぐっと興味が湧いた。それも、清の科挙を取り入れた、科試という官吏登用試験があるんだから、宦官がいたっていいじゃないか。物語の深みが増す絶妙な一手に拍手喝采! 清と薩摩の支配を受ける、琉球が内政干渉を出来る限り排し、主権を守るためには天才的な役人が必要だ、という。無理難題に挑む難しい話になるのかな、と思いきや、寧温や朝薫たちのやり取りが面白くて、さわやか且つギャグ的な展開を交えつつ、話が進んでいくのが心地いい。 朝薫がまた若い悩みを抱えるのが、可愛いじゃないの。読者は心の中で「君は正しいんだよ!」と言っていたに違いない。 琉球の大奥、御内原のやり取りが特に笑える笑える。いちいち喧嘩をせずにはいられないんだから。つっこみが絶えない場面の連発。濃いんだけど、めちゃくちゃ濃いんだけど、胃もたれはしないんだよなあ不思議。真牛なんてとくにめちゃくちゃなキャラなのに、今時珍しい噛ませ犬的ド・悪役っぽいのがはまっていて、「あー、またコイツが出ていたよ」という気分にさせられ、でもこういう人間の様式美をしっかり踏まえていて、本当にスバラシイ。喜劇の人だけどそれでは終わらない、強烈な印象付けをしてくれる脇役だ。 それと真美那。彼女のような友達が欲しい。何が本当に大切か解っていて、手段を択ばないハイパーお嬢様にしかし周りは振り回されるが、許しちゃうんだよなあ。とんでもなく賢く、懐の深さは登場キャラクター随一。 いつも愛人の頼りになるんだけど夢見がちな嗣勇お兄ちゃん、麻先生や多嘉良。本当に魅力的なキャラクターが盛りだくさんで、楽しかった。 しかしながらわたしは浅倉の魅力があまり解らないんだよなあ…。初恋の人としてはいいかもしれないけれど…。 激動の時代を経験したのは沖縄も同じ。しかし本国ともいえる江戸幕府よりも賢く振る舞えたのは、優秀な人材がいたから。 笑いながら生きていた彼の息吹を、この本に感じた。

    0
    投稿日: 2013.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球王朝が終わる時代を描いた小説。 琉球が日本の沖縄になる前の話で、知らないことが多すぎたのでとても興味深く読めた。 蒼穹の昴に通じるものもあるかな。 女でありながら、宦官と身分を偽って王朝に上がった寧温を中心にテンポ良く物語は展開するので、読みやすかった。 波乱万丈の中で垣間見える歴史や文化の面がおもしろかった。

    0
    投稿日: 2013.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薩摩と清国の間で外交術で生きてゆく琉球を舞台にした、歴史小説要素を加味した昼メロドラマ。ヒロインである真鶴(ヒーローでもある寧温)にこれでもかという艱難辛苦が襲い掛かる。

    0
    投稿日: 2013.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読みしたけど、もうちょっと終盤は中身を濃くしてほしかった。ストーリーはとても魅力がある分、もったいない。

    0
    投稿日: 2013.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一部に史実を織り交ぜながら、早いテンポで大胆に展開していくため、一気に読める。蒼穹の昴の琉球版といったところ。ただし、蒼穹の昴ほどスケール感が無く、奇抜なストーリー展開が所々に見られるなど、やや娯楽小説の感が強すぎる印象。同じ題材を、浅田次郎に書かせたら、もっと良い作品になりそう。

    0
    投稿日: 2012.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に最終巻まで読み切った。しかし、後半に行くに従ってナニコノバタバタ感…せっかくの前半がもったいない感じでした。フィクションとは言え、琉球文化の一端を知れたという意味では有意義な小説でした。 とは言え、ドラマはチェックします!

    0
    投稿日: 2012.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっとのことで、「テンペスト」読了。 文庫本にして、4冊分。長かった。 読後感はとても良い。これしかないという、予想通りのエンディング。ただ、物語を通じて、すべてのイベントが劇的過ぎて、すこしも心休まる部分がない。それを面白いとも言えるが、個人的には刺激が強過ぎて、疲れてしまった。 それにしても、筆者の池上永一さんの教養の深さと社会や文化に対する洞察の深さには、感動させられた。これほど、沖縄の芸術を理解している人はいないのではないかと、感じた。 これまで、文学的な作品しか読んだことがなかったので、新たな一面を感じることが出来た。 今度は、文学的な部分と社会学的な部分のバランスのとれた作品が読みたいなと思う。

    0
    投稿日: 2012.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    次から次へと物事が動いていく様は、とても面白くて、 作品に引き込まれました。 最後は真鶴として幸せになって欲しいな、と思っていたので、 やっと結ばれたのはよかったです。 最終的に、お互いにいくつぐらいなんだろうか?と。 ただ、他の登場人物達が最後に自害していくのは、 ちょっと切なかったです。

    0
    投稿日: 2012.08.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やー、面白かった。 ドラマ化、映画化されているけれどこの描写をすべて映像化できるとは思えないからかなりの部分をカットしたんだろうな。 でも見てみたい。

    0
    投稿日: 2012.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くて一気に読んでしまったけど、 小学生などに読ませられるかというと、 性描写も多いのでちょっと考えてしまうかも。。。 琉歌がところどころで書かれていたのは 今まで読んだ時代小説とは違って趣あり。 舞台となった沖縄に行ってみたくなった。

    0
    投稿日: 2012.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は主人公が立て続けに不幸に見舞われるので読み進むのがしんどかったです。 後半は続きが気になってグイグイ読ませます。

    0
    投稿日: 2012.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    色々無理が有るけれど、これは夢物語なのです。何でもアリアリ細かいことは気にするな。と割り切って読めば其れなりに楽しめるかもしれない。

    0
    投稿日: 2012.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    普通に歴史物だと思っていたので、その突飛な内容に少々戸惑ったが、こういうものだと思えば、慣れてきて楽しむことができた。 何より、琉球のことはほとんど知らなかったので、色々知れて興味を持てたのが良かった。

    0
    投稿日: 2012.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    非常に面白い。ドラマを観て原作を買ったのだが、ドラマとはまた違う展開。少々無理もあるがそこは二重生活を成り立たせるためにはしょうがないのかな。 沖縄の歴史はほとんど知らなかったが、これを機会に他のも読んでみようかな

    0
    投稿日: 2012.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    3巻以降、特にこの4巻は最高におもしろかった。 各々特徴あるキャラクター設定、政治的な駆け引きの緊張感、成長した明の思想家的発言や、切ないラヴロマンスなど、物語としてのおもしろさと盛り込み度合いは、ちょっと他を寄せ付けない。 ワクワクしたりどきどきしたり涙したり、フィクションならではの盛り上がりどころ満載で、これがなかなか、心動かされた。 どこまでが本当の史実なのかよくわからないが、それにしても、いまもむかしも日本と中国のあいだで翻弄されてきた歴史は間違いなさそう。 沖縄に興味を持つきっかけになった。

    0
    投稿日: 2012.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずいぶんノンビリと読んでいる。 ここにきて、男と女の二重生活に破綻。逃亡生活から、沖縄県へ。 最後がものすごく清々しかった。

    0
    投稿日: 2012.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    天国と地獄のような状況を行ったり来たり。まさに波乱万丈の人生。沖縄の歴史と共に王朝での日常が描かれ、沖縄に対するイメージを広げてくれた作品。物語の続きが気になり一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2012.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    もう、平穏にしてあげてもいいじゃないか、何度もそんな風に思いました。 琉球が崩壊させられていくとき、切なさと申し訳なさで泣きたくなりました。

    0
    投稿日: 2012.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公は母になってようやく気持ちがおちついたもよう 「国が滅びても民は生き残る」 それはその通り 今世界の政治は揺れているが、 だからといって人類がすぐさま消えるわけではない 現状にそくわない体制は大変だが変えて行く必要がある。 先をみこした移行が大事。 エネルギーがありあまる主人公は、エネルギーをかける存在をゲットしてようやく落ちついたな 人にかかわる責任感で、自分を保っていられるのかな

    0
    投稿日: 2012.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    4巻読み終えて。 1巻はかなり面白く、期待していたのですが… もちろん琉球王国が舞台というのは、歴史小説好きの私にとっては未知の領域だけど、興味がわくわけで…舞台設定としてはいいと思うのですよ。 「女の人が男装して官僚として没落していく王朝を支える」だけだったらよかったのに…なんでそこで「夜は妃として後宮に仕える」必要があるの!?っていう。 なんていうか、いまどきの携帯小説やライトノベルじゃあるまいし…って思いませんかね; ライトノベルとして読むなら別にいいけど、歴史小説と期待して読んだのでかなり残念でした><

    0
    投稿日: 2012.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球歴史ドラマ堂々完結!? まず、始めに思った通りこの小説は文庫なら2.5倍の10巻分のボリュームで書かれるべきであると思う。実にもったいなく読み終えるのが名残惜しい。 一つひとつのエピソードを噛み締める余裕も無く、めまぐるしく怒濤の展開が、始めから最後まで続いていく。全体の流れとスピード感を楽しむ小説かな。 ただ、要所要所に出てくる”琉歌”が登場人物の心情を情緒的に表していて赴き深い。 まぁつまり書かれていない細かな部分が琉歌で補完されていて、いかようにも自由に読む事、とらえる事ができる自由度の高い作品だと。そういった訳で、レビューが割れるのは仕方ないのかな。 個人的には女性キャラが切ない恋心を詠んだ琉歌がよかったな。 こんな風にステキな歌が即興で詠める男はそりゃモテるだろうと思った。 最後に、もう一つだけエピローグを加えて欲しかった! あの後!どうなったのか!!書いてくれ!!!もしくは続編を!!!!

    1
    投稿日: 2012.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4巻にも及ぶ話を読み終わったが、満足感は少ない。NHKでドラマ化、映画化もされ、有名女優が主演なので期待したが…。まず人物の描き方が雑であまり共感できない。そしてストーリーも奇抜過ぎるし、突っ込みどころが多すぎて、物語に浸れなかった。王宮内の女性の争いもなんだか残念。やや若い年代向けなのだろうか?それともドラマから入った方が良かったか?ただし沖縄(琉球)のことはきちんと調べて描いてある点は素晴らしいと思う。

    0
    投稿日: 2011.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一巻の最初のほうは、ぶっちゃけ読み進めるのがキツかったぁぁぁ。 でも巻を進めるにつれ、地の文にときたま現れる池上永一さんらしさで救われ、なんとか読み終えることができまシタ。 やれやれ。   基本的にはキャラ追い読者である私だけど、主人公に対しては、良くも悪くも一歩離れて読みまシタ。 どうも、はっきりしない奴っていらちょしちゃいマス。 もぉ決めたんだったら突き進めばよかろうに。 このひとが同じクラスにいても友達にはなれないやろなぁ。   その点、真牛さんは面白かったデス。 神がかりな力を持っているのに欲まるだしで、いちばん人間ぽくって。 そばにいると迷惑だろうけどねぇ(笑。 最後は彼女なりに幸せだったようで、うん、これはひとつのハッピーエンドかと。   いちばん好きになれたのは、しなやかでしたたかな真美那さんだな。    ほかにも全体的に男性より、女性のほうが色鮮やかなキャラだったように感じられまシタ。 あ 徐丁垓だけは危険な極彩色だけど。超怖ぇ。

    0
    投稿日: 2011.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わりました。 最後がどうなるのかと思いましたがやはり琉球は滅びてしまうんですね。 真鶴のその後と明のその後が気になりますが物語はここで終わりなのでしょう。 首里城にまた行ってみたいと思いました。昔行った時と違う景色が見れそうで。

    0
    投稿日: 2011.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1巻を読んでから、4巻まで一気に読み切りました! 読んでの感想・・・・ 時代がうつりゆく中の沖縄の歴史と その中で主人公が男性、女性、の立場で生き抜く様、心情がページをめくるたびに感じられてとてもひきつけられました。 沖縄には行ったことがないのに 鮮やかな色も活字から見えました! 政治家とは 国とは 人とは 親とは 恋とは いくつも自分で考えさせられましたが、主人公真鶴が、寧温が、幸せになってほしい!後半はそればっかり考えていましたw 寧温が今この時代にいたら、何を思うのでしょうか? 息子・明のその後も きになるー。 沖縄への興味がぐっとわきました!読んでてたのしかったです!

    1
    投稿日: 2011.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    真鶴と寧温の二重生活から琉球王国瓦解まで 真鶴と浅倉さんがその後どうなったのか、続きが知りたい。 寧温のような人物になりたいと思った。

    0
    投稿日: 2011.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に読める、パワーのある小説でした。 でも、ラストはこの終わり方がよかったのかなー。 最後、自分だけ幸せになるわけではないけど、そことるんだー、と。 でも、これだけの大作を一気に読めるんだから、やっぱり面白い。

    0
    投稿日: 2011.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    寧温/真鶴に次々と降りかかる災難そしてめまぐるしく変わる処遇に、 最後まで息がつげず一気に読み終わった。 修学旅行で訪れた首里城は退屈だったけれど、 このドラマを持って、もう一度、訪れてみたい。

    0
    投稿日: 2011.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全巻通しての感想をまとめて。 正統派の(?)歴史小説好きには違和感かも。 設定と話の展開はかなり荒唐無稽です。 史実が〜とか話の辻褄が〜とか気になる方にはあまりお勧めできません。 逆に言うと、堅苦しい歴史ものよりデフォルメされてエンターテイメント性が強い方が好きな人にはいいかも。 主要登場人物のキャラが立ってて、全く馴染みがない王宮内の人間関係も頭に入りやすかったです。 文体もウチナーグチやら日本語やら漢文やら、たまに英語も出てきて言語のごった煮状態。 が、文章自体が平易なので割にスッと読めます。 二巻以降は性描写がえげつな過ぎて私にはちょっとしんどかったです。 真鶴や真牛の受ける仕打ちと言ったら、読んでて具合悪くなるくらいです。 まあそんなことがあっても立ち直る女のたくましさを描きたかったのでしょうが。 個人的には最後に薩摩の侍とくっついたのは不満。 つか、普通あそこまでの仕打ちをされたら百年の恋も冷めるでしょうよ。 あと、兄の嗣勇はもっと幸せになっても良かったのではないかと。

    0
    投稿日: 2011.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第四巻のラストはどうなるのだろうかと、ドキドキでした。 琉球王朝のことについては、全くといっていいほど知識はありません。だからこそ楽しめたと言うのも本心ですが、少し罪悪感も覚えました。あまりにも知らなすぎるので。 登場人物それぞれの考え方や言動がとりわけ心に残った作品でした。 沖縄に行ったのは、もう何年も前のことだし、首里城にも行ったけれど、また行きたいなと思いました。あ、真美那は好きですよ、とても。

    1
    投稿日: 2011.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったー。 ドラマと並行して読んでいたので、場面が上手く想像できて、楽しめた。 本で読む方が、寧温の賢さはより良く伝わってきたし、真牛の執念や女友達のややこしさもより詳細に楽しめた。

    0
    投稿日: 2011.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    NHKでのドラマ化とのことで、真面目な小説かと思って読み始めたら拍子抜けした作品でしたが、突っ込みいれつつ最後まで読みました。 少女漫画的なノリなので人物設定は別にいいと思うけど、たまに表現の仕方に違和感があったので。 そういうのも含めて面白かったけど(笑) 作者が男性だからかもしれないけれど、単に、「男より能力のある女の話」で、女性の地位が低い時代の悲哀を描いてるだけに終始してないところが良かった。 主人公を男装の役人だけじゃなくて 、王の後宮にも入れたことで、男女両方の世界、役割とか価値観にまで及んでるから、ジェンダー論で終わってなくて、人間(=国家)としての壮大な生き方を見せられた感じ。 だって、終盤、気付いたらみーんな中年になってるんだもの 皆それぞれ自分の能力でできることをして、生めるなら子供を産んで命を繋いで、そんなピースが集まって歴史があるんだなーと。 たとえフィクションでも、感慨深くなる話でした。 読んだら、沖縄ではなく琉球王国に行きたくなった。

    0
    投稿日: 2011.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了。1879年、五百年の栄華を極めた琉球王国は滅び遂に沖縄県となった。 大雑把な感想だが、奇想天外でコミカル!ちなみに、側室を「あごむしられ」という冗談みたいな名で呼ばれていたんだね(笑) このての物語って大抵、悲恋に終わるのだが、めでたし、めでたしじゃ。。。

    0
    投稿日: 2011.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    何とか最後まで読んだけど… 後半に来るにつれて無理がある感が増大。最初は展開の速さが痛快だったけど、結局同じこと繰り返してるだけ?という印象が強くなり、飽きてしまった。 最後、主人公だけが幸せに暮らしましたとさ、という終わり方がいただけなかった。

    1
    投稿日: 2011.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    壮大なメロドラマ。真牛が最後まででてきたのがよかった。(NHKのドラマの残りでどこまでこの物語を表現できるのか…疑問だけど楽しみ)

    0
    投稿日: 2011.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ついに全巻読了。 歴史的な出来事と絡んできて面白く読めた。 読むスピードもだんだんアップする感じ。 映像で見たらまた違うかな。 衣装や建物の様子など気になるけど、 私はやっぱり原作を重視してしまうので、 本を読んで良かったかも。 琉球の文化や歴史についてもっと勉強したら また違った興味がわいてくるだろうな、と思う。

    0
    投稿日: 2011.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後に来て展開が早過ぎ、真剣に考え知る欲求を無理に終わらせられた感じがしました。でも、全体を通しスリリングで沖縄王朝の知られざる魅力を満喫出来ました。

    0
    投稿日: 2011.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    三巻を真夜中に読み終え、起床してから続けて4巻を読み終えた。所々、単語の選び方が気になる所があったけれど、物語全体としては面白かった。これ、舞台版はどうまとめたんだろう…

    0
    投稿日: 2011.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく夢中でページをめくってきた。真鶴の結末が気になって、気になって。琉球王国時代の史実をもっと知りたくなった。朝薫、寧温(真鶴)の選んだ結末。私は、真鶴の選んだ道に賛同したいと思う。

    0
    投稿日: 2011.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    意外な結末! 最終巻に相応しいおわりでした。 朝薫兄さんや多嘉良、その息子、真牛、思戸が良い味を出していて面白い。 嗣勇のご乱心には二回も驚かされました。 一応はハッピーエンドなのかな、と思います。 一読の価値有りです。

    1
    投稿日: 2011.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    コメディとも呼べない壮大(?)な茶番劇がやっと終わった。“最後はもっと失笑させてくれるだろう”という期待も裏切ってくれた。 読んだ甲斐はなかったが、失笑しながらでも、最後まで読めたという点ではスゴイ作品と言えるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    終わり方に注目してたけど…まぁ、いいんじゃない?って感じ。 他の終わり方はありえないし、納得な感じ。 読み終えたからこそ思う。上手く布石を回収したし、作りこまれてる感じが伝わった。 お父さんとの約束も守り、先生との討論の通りになったり(政府が滅びても国土と民は残る)、 主要人物のその後(終わり方)もわかったから良かった。 最終的な評価は「良かった」。でもオススメはしないかも。 女ウケする物語だし、途中はビミョー。 終わり方が良かったのが救い。 個人的に蒼穹の昴の方が面白いと思う。

    0
    投稿日: 2011.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第1巻を読み始めた時は、名前が覚えづらくてなかなかのめり込めなかったですが、 琉球国の為に尽くした真鶴の生き方に引き込まれて行きました。

    0
    投稿日: 2011.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球王朝には興味があったので少しでも知れたのは良かった。どこまでが史実なのか気になる。首里城をくまなく見て回りたくなった。 最後の方はきれいで★4つ。 期待し過ぎだったとは思うけど、もっとパンチの効いた作品かと思っていた。ライトノベル風の部分が欠点として出てしまっている気がする。これならもっと骨太な歴史小説風の方がよかった。

    0
    投稿日: 2011.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性が女子禁制の男性社会に、宦官として紛れ込み、役人として位を極めた?その終着点は? とりかえばや的な落ち着くところに落ち着いた感じ。 とは言え、なんだかんだ好きなストーリーなんだろうけど、序盤の勢いはなかったなぁ。

    0
    投稿日: 2011.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫版再読なので、ドキドキしたスリル感はなかった。琉球王朝末期の様子をマンガっぽく描いた物語。 楽しませてもらいました。

    0
    投稿日: 2011.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    頭脳明晰な女の子が、女だからと言う理由だけで役人になれないため、「宦官」と偽って試験に合格し、王府で辣腕を発揮するという、琉球王朝末期のお話。面白そうだと思ったんだけど。。。 斜め読みの飛ばし読みでやっと全巻読み終わった。文章が好みじゃなかった。 舞台になるというので読んでみたんだけど、ひょっとしたら舞台なら面白いかもしれない。

    0
    投稿日: 2011.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これまでの怒濤の展開を考えると、ちょっと物足りないと言うか…納得行かないと言うか…(-"-;) 真鶴がようやく雅博と結ばれたのは嬉しかったけど、死んで幕を閉じるキャラが多すぎる気がするし、結局、明がどうなったのかもよく判らないし、結末として納得出来たのは真美那くらいかな。 大体、第一尚氏の再興とか、王宮の「龍」とか、重要そうに見えた設定も中途半端に投げ捨てられた気がするのは私だけ? 史実的にはああいう幕切れしかないのかもしれないけど、どうせなら最後まであの勢いのまま幕を閉じて欲しかったかも。。。

    0
    投稿日: 2011.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここ2週間ばかりで全巻一気に読んだので、まだ「美と教養の国琉球」の余韻が色濃く心に残っています。主人公はすごく苦労する話なのだけれど、沖縄の王宮が舞台ですので、青い海や美しい民族衣装を着た女性陣、首里城や咲き乱れる花などがお話を彩って、あざやかで華やかな世界に浸ることができました。まあ、ちょっと都合がいいなあ、という所が多い小説ではあると思いますが、面白かったです。外交から女の争い、男女の話まで、いろいろな要素がたっぷりつまっていて最後まで楽しめました。

    0
    投稿日: 2011.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いっきに読みはするけど読み返しがなかなか・・な本。 歴史小説にしては軽すぎるけど、ただエンターテイメントとして読むには夢がない。 かなり読む人を選ぶ気はするけど琉球文化へのさわりとしては面白かった! 個人的には守ろうとするのにキメきれないお兄さんがすき

    0
    投稿日: 2011.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    う~ん、ちょっと最後があっけないというか、なんというか…。でも4巻を一揆に読みました。 真那美も、思戸も、そしてなにより真牛の根性はすごかった。反対に男性たちはイマイチ根性が足りないというか…。 龍との関係をもっと描いてほしかったです。

    0
    投稿日: 2011.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    沖縄の歴史を知るにはいい一冊なのかも。 寧温を取り巻く人々も、真鶴を取り巻く人々も魅力的だけど、もうちょっと深みがあってもいいかも・・・だって、文庫4冊分ですよ、文庫化時に加筆もありだと思うけれど・・・。 ってか、読んでるあいだは面白いけど、読み終わると ・・・ ってなるんですよねぇ。 明は、どうなったの・・・。

    0
    投稿日: 2011.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    12月18日~21日 昼間は孫寧温として王府に勤め、夜は側室に戻るという二重生活を送っていた真鶴。ある日、尚泰王の子を身篭もったことが発覚。女として産むべきか、男として目を背けるべきか。悩んだ末、真鶴は母親になることを決意する。近代化の波が押し寄せ、王国は崩れようとしていた。数奇な運命を背負った母子の未来に、希望の虹は架かるのか!?忘れがたき雅博との恋の行方は!?嵐吹く波瀾万丈の人生が、いよいよクライマックスを迎える。

    0
    投稿日: 2011.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最終巻。 琉球の歴史の入門としては、とても良くできた作品だと思う。 テンポもよく(よすぎて最後にこんなに年くってたの?ってびっくりしたけど)読みやすかった。 ところどころに出てくる、ライトノベル的なものは、この物語の壮大さから見ると蛇足のようにも思えなくもないけれど、これがこの作者の持ち味なのかも。 琉球という「国」がなくなって生きていけなくなった者と、国土があればよいという者。最後にそこで道が分かれてしまったと。 仲間由紀恵さんの寧温、はまり役になりそうだなー。

    1
    投稿日: 2011.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなに、人物描写も、背後関係も、文章も、歴史背景も荒くてうすっぺらい小説は初めてかも。漫画だったらぁと思いますが、漫画でも普通もう少しうまいかも・・・。 ここまでくると真牛の扱いがひどすぎてかわいそうになってきます。 きしゃばさんも哀れ・・・。 なんだかんだで女を選んだ真鶴が結局は悪女なんではないかと思いました。 ただ沖縄の歴史はほとんど知らなかったので勉強になりました。

    0
    投稿日: 2011.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    途中でやめたかったけど、買ってしまったので最後まで読みました。 歴史小説かと思っていたのだけど何だか軽いし、昼ドラみたいだけど、ドロドロさも薄い。ジェットコースターのように過ぎていって何も残りませんでした。 ☆2くらいかなと思ったけど、以前に☆2つけた作品よりはいいかなと思って☆3。

    0
    投稿日: 2011.01.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球王国を舞台にした小説は初めて読んだのですが、こんなに華やかな国だったのか!と一気にひきこまれました。山あり谷ありの展開はエンターティメン小説としても優れています。ただ底の浅い娯楽小説で終わらずに、琉球王国の入門版になっている点に注目です。今年はドラマ化もされるようですし、KNTテンペストツアーも行われるとのこと。楽しみです!

    0
    投稿日: 2011.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    琉球王国が舞台。沖縄県として日本に併合されるまでの 数十年の間を生きた女性の人生を描いた話。 歴史ものっていうよりはファンタジーだなこれは。 確かに面白いしさっと一気に読めたけど、漫画みたいだった。 特に考えることもなかった。はじめはいいと思ったんだけどなー。

    0
    投稿日: 2011.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わったときは真牛で泣けたが・・・ 中国の宦官のヤツは気持ち悪いだけだしありえんし、そんなヤツたぶん琉球来るまでに殺されてる気がした。あとどうせ単行本にするならもうちょっと整理して書いてほしいなぁと。連載モノにはありがちだけど。 あと真牛が王族なのに最下級に落とされるのも、遊女になるのもあり得ないと思う。これは日本だからそう思うのかな。琉球の人に読んでほしい。 んで朝薫の劣化が酷い 嗣勇もひどすぎる。職場とかも最低だ。たとう法に反していたとはいえ女がそこまで頑張って仕事して、その女がいたからこそ乗り越えられた荒海を。女というだけで。だけど男というものはそんな生き物なのかな・・・ ラストもそれ本当に渡すのかよ 敵じゃないのかよ まるめこまれるのかよ お前がなるんじゃねーのかよ とか 読んだ後違和感 。 最初の壮大さがいつのまにかひとりの女の話になった感覚

    0
    投稿日: 2011.01.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一言で言うと琉球版の ”ソウキュウノスバル” イヤーオモロカッター!!ストーリーはまるでジェットコースターに乗ってる気分(アギジャビヨー!!)デシタ。 まさに池上ワールドに引き回されて 快感と感動と忠義心と師の恩恵も久しく、切ない恋とア~とにかくナンモカンモ池上ワールドでした。 読後感=琉球、憂愁の時の流れの先にマッタリホッコリでした。

    0
    投稿日: 2010.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    痛快!爽快!実に面白かった。 悪役にも味があって、シリアスな場面もどこかコミカル。 これは、舞台が沖縄だからかしら? 主人公の真鶴が、何十年もかけて、最後、一番好きな人と 結ばれたのが印象的だった。

    1
    投稿日: 2010.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    4ヶ月連続発売の最終巻なんだけど、う〜ん残念、最後になってかなり失速。 ***以下、ネタばれあり*** 持ち前の鋭さでペリーを退けた後は、今までのような上へ下への大騒ぎも無く粛々と描かれる寧温と真鶴の二重生活。 これを言っちゃあ身も蓋も無いけど、その二重生活に二者選択を迫られた時、寧温を選びながら、何故その後も真鶴としても存在し続けなければならないのって思いながら読むのはちょっとイライラ。 そうこうしている内に真鶴は懐妊し、嵐の夜に生まれた龍の子は、結局、真鶴として生きることを選ぶ。 琉球が日本に併合された歴史の事実には抗いようもなく、破滅の匂いを付き纏わせ狂気めいた疾走を続けてきた寧温も世の流れに身を委ねざるを得ず、国が滅びても民は滅びずという思いもまた大切だとは思うのだけど、あの龍の声や多くの人の犠牲の上に成り立ち理想を追い求めた孫寧温をこういう風に落ち着けたのかいって感じ。 理念に生きた朝薫や執念だけで生き延びた真牛の潔さは哀しいながら、物語的にはこちらの方に肩入れしちゃう。 それにしても、今の沖縄を見るにつけ、『世界から尊敬される国になります。…日本に併合されたことを五十年後、百年後の民が心から喜べるように』と雅博が誓った日本はどこに行ったんだろうと思うよねぇ。

    0
    投稿日: 2010.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    龍馬や新撰組の時代とも重なる琉球王朝滅亡までの歴史フィクション。 子供を生むことになる真鶴、なぜか気になってしまう真牛、そして真美那、朝薫、雅博たちの運命、結末がこの巻で描かれていて目が離せません。

    0
    投稿日: 2010.11.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    他の方も言われているように、若干、まとまった感はありました。 でも、作品全体としてはやはり十分に楽しめたと思います。 自分としては、想像していた終わり方だったので。 この作品を通して今の沖縄を考えさせられました。元々、琉球王朝に興味があって、基礎知識があったのが良かったかもしれないですね。

    0
    投稿日: 2010.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    終盤につれ、やはり失速か、雑に詰め込みすぎな印象。 大風呂敷広げたんだから、何でもありでもいいのでドンと構えてほしかった。

    0
    投稿日: 2010.11.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テンペスト、すべて読み終わりました。 尻すぼみ感が否めません。 リアリティは求めてなかったのですが、 後半はなんでもアリになってきて、 大事な登場人物がひょんなことで簡単に人格崩壊して理解不能の行動を取ったり、 主人公の宿敵に当たる人物がネタみたいな扱われ方をしたりしていて、 「こんな最期でいいのか?」と感じてしまいました。 物語全体を通して、色々と展開が激しく、登場人物も個性豊かなので、読んでて退屈を感じることはなく、十分に楽しめました。 でも、せっかく一巻で大きな布石が打たれているので、それをもう少し大事にしてほしかったです。

    0
    投稿日: 2010.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気読み。めっちゃ面白かった。 こんなにワクワクしながらの楽しい読書は久しぶり。 作品に出てくる人物たちが、みんなキャラが立ってて魅力的で好きでした。 あんなハチャメチャな聞得大君加那志すら、だんだん愛おしくなってくるから不思議。 とくに女性陣が元気ですねwうまいなぁと思いながら、御内原での戦いの場面では、もれなくニヤニヤしていました。 池上さんの作品は過去にも何冊か読んでいましたが、けっこう突飛な場面から突飛な結末にトンでいる印象が強くて。 まるで頑是ない子供が、思いつきで物語をあっちにこっちに編んでいるかのような、不思議な不安定さを感じていました。 そういうのが面白くて、いままで好んで作品を読んできたんですが、今回の作品ではそういった部分が少なかったかな。 展開の予測が着いたとかではなくて、流れに沿っていた…というか。大人な小説になった…というか。 失礼かな、すみません。でも、だからこそ格段に読みやすくなったし、なおかつ翻弄もしてくれて、凄くストーリーを楽しむことができました。 読み終わるのが惜しかった。本当に面白かったです。

    0
    投稿日: 2010.11.26