
総合評価
(903件)| 77 | ||
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
信用できない語り手のオンパレード。 あっちもこっちも嘘だったり記憶が曲がっているので何が何だか。さらにその証言の都合のいいところだけを使った週刊誌。完全にカオス。という状態を楽しめる内容でした。 城野さんの最後の証言も怪しいし、ブログも本人が書いたように見えるし…面白かった
1投稿日: 2026.01.28
powered by ブクログインターネット上でNEWSで取り上げられた事件について色々な憶測を書かれる事は多いですが、実際に事件があった身近な人たちの周りでも、被害者や加害者について過度な憶測や、話に尾ひれが付きまくる事があるんだろうなと思った。 ストーリーは犯人はSでは無いだろうなと思っては居たけれど、特に意外な人物って程でも無く、やられた感が欲しかったんですが、ただ情報量の多い噂話を読んでいる感覚で終わりました。 ただ記者のインタビュー形式で進む構成は面白かった。
1投稿日: 2026.01.27
powered by ブクログ久しぶりに読んだ湊かなえ作品。 やっぱり読みやすくて、抜群におもしろい。 読んでいる間、ページをめくる手が止まらなかった。 ひとつの殺人事件をめぐって、周囲の人たちがそれぞれの「私見」を語っていく。 ときには嘘も混じる。 でも本人たちは、嘘をついている自覚すらないのかもしれない。 事前にパラパラとページをめくったとき、後半にネット掲示板や週刊誌のような構成があるのが気になっていた。 もちろんそれも物語に深く関わってくる。 この作品を読むと、僕たちが日常的に触れているネットや週刊誌の情報が、どれほど曖昧で、いい加減なものかを考えさせられる。 同時に、自分自身も作中の登場人物のように、無意識のうちに話を盛ったり、私見で事実をねじ曲げたりしているのだろうな、とも思った。 少しでもそれを減らせるようにしたい。
0投稿日: 2026.01.24
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思い込んでしまうことの怖さを思い知らされるミステリーです。犯人とされる人物の印象が証言をする人によって全く違っていて、本当の彼女はどんな人なのかが逆に気になりどんどん読み進めてしまいます。情報提供者達は非日常感に浮かれているだけで、事件の解決に向けた情報など何も伝えていないように思えました。でもそれは現実で何か事件が起きた時にニュースや週刊誌の記事で報道されたことを好き勝手に解釈してしまう我々に向けた、勝手にイメージを作り上げてしまうことの恐ろしさに対する皮肉なのかなと考えさせられました。
0投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログ昔、読もうとしたけど上手く入り込めなくて挫折したけど今回はとても楽しめました。巻末?のSNSだったり新聞記事や雑誌記事を読みながら物語も読み進められて新感覚で面白かった。
16投稿日: 2026.01.22
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雑誌の取材者が取材した形で話が進む。 誰が白ゆき姫を殺したのか。 大げさに盛られた話、真偽が曖昧な話が飛び交っており、それを取材が面白いところだけ切り抜く…… よくありそうな話だなと感じた。自分の事取材されたら周りの人、何て話すんだろう。人間の本性がでそうだな…自分自身が友達のこと取材されたら、面白かった事とか大げさに話しちゃいそうだから人のこと言えないか…… 取材とsns・新聞記事を順番に見るという構成は他の本にはあまりなくて面白かった! 犯人が自分が予測していたのと違い、取材聞いて思い込んでしまうよう感じた。つまり、取材が間違えてもおかしくないなと。 でも、疑いをかけられた人ってどうなんだろう。本当に、みんな犯人違う人だって理解したのかな…最初の方しか追ってなくて、思い込みしそうな人たくさんいそう。それに、取材を通して気づいてしまった知り合いの本性で…悲しい気持ちになりそうだよね。 殺された人最初の方凄くいい人そうに書かれてたから本当に素晴らしい人であるだけだったのかと思ったけど、そうでもないのか……まあ、誰からも好かれる人いないよね……殺した方の気持ちも少し理解できるから心苦しい……
0投稿日: 2026.01.20
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ただただ城野さんが可哀想だと思った まだ犯人とは決まっていない段階で、勝手に犯人と決めつけて証拠なんてないのに過去の出来事を城野さんが犯人だとペラペラ喋る人たち。 無実が証明されても周りの人間1人も信じられなくなるよ、、。 それと一度ついた印象はそう覆らないんだと思った
0投稿日: 2026.01.19
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読みやすいのと続きが気になって、1日で読んだ。 人によって印象がこんなにも違うという事実に怖くなる。信頼していた友達にも勝手にバラされたり、悪気なく何かの拍子に崩れてしまう事もあるんだよね。何が本当かなんて分からないと肝に銘じておきたい。
4投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログメディアや報道によって、事件がどんどん斜めにズレていくのを、ズラしている側が自覚がないまま話を進めていくという、人間の思い込みの曖昧さを上手く利用した作品です。 著者の作品は否応にも期待してしまいますが、少し期待しすぎてしまいました。 先入観無しに読めばもっと面白く読めたのに、著者の作品である故に、どこに捻りを加えてくるのかとか、どこ伏線を張っているのかとか、余計なことを考えながら読んでしまったのは、完全に自分の失敗です…
0投稿日: 2026.01.16
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映画は未視聴。タイトルは聞いたことはあったので手に取ってみた。 犯人結局そこだったのか。という結末。 ずっとある人が容疑者扱いされて、その人が所謂SNSで取り沙汰されて...という話だが巻末にまさしく実際のチャットのやり取りが載っているのは臨場感あって読みやすかったです。読書しているのに映像を見ている感じで、サクサク読めました。 大どんでん返しみたいなのは無いけど、ネット上でどんどん話が勝手に作られていったりする怖さはとてもリアルに体感できました。
0投稿日: 2026.01.14
powered by ブクログ進行が斬新だった。 こういうときは、この人が犯人か?って人が犯人だったので、最近、小説読みすぎた。 しかし、いろんな人がその人の視点で話すから、その都度、ほー、えー、そうなん?、え、ちゃうんかいっ!と、気持ちがまんまと動かされた私は騙されやすいタイプか。 しかし、褒めてるようでけなしてる、 かばっているようで人を落としいれる人いるよね。 うまいなー。
0投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ最後まで犯人が分からなくて、ずっとドキドキし! 当たり前だけど、同じ一人の人間でも、見る人によって捉え方は全然違うんだなって改めて感じた! きっと私のことも、すごくいい人だと思ってくれる人もいれば、正直あまり好きじゃないって思う人もいるんだろうな。
2投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログ犯人だと疑われる人が悪いのか、そう思ってしまう周りが悪いのか。 湊かなえ先生らしく、後味が悪かった。 殺人とはいかなくても、そういう人に与える印象で悪く言われてしまったり、愛想がいい人が得をすることが常日頃あって、なんだか嫌な気持ちになった。 でも物語は最後まで謎が解けず、引き込まれた。
1投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログ『白ゆき姫殺人事件』(湊かなえ)を読んで、いちばん残ったのは「本当の自分って、誰が知っているんだろう」という問いでした。 人はひとつの顔だけで生きていない。職場、友人関係、SNS――属する場所が増えるほど、“語られる私”も増えていきます。この作品は、ひとつの事件をきっかけに、噂や憶測がどれだけ人の印象を塗り替え、空気が「それっぽい真実」を作ってしまうのかを描いていて、10年以上前の作品とは思えないほど今の時代に刺さりました。 怖いのは、悪意だけじゃなく、善意や正義感もまた、簡単に誰かを追い詰める側に回ってしまうこと。読み終えてからしばらく、言葉を投げる前に一呼吸おきたくなる――そんな教訓を手渡される一冊でした。
10投稿日: 2025.12.17
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前に読んだ彼女の著書「カケラ」「贖罪」と同じく、主人公の取材形式で事件を追っていく流れ。このタイプは湊かなえさんの3作品でしかまだ呼んだことがないが、相手の情報はたっぷり得れるのに対して主人公のことが全くわからないので、後々相手の発言によりタチの悪い主人公だと露呈される。そこを見抜こうとするのが楽しかった。 「自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらなのでしょう。」 主観と客観は全く異なるのだなあ、と。自分の中に華やかな思い出として残っていたとしても、他人からしたら別物かもしれない。 噂に関してもそうです。見たもの聞いたものが、どんどん誇張され見栄や妬みが含むことによって全く別物に変わって真実と得体の知れないものになる。一度そう発言したら、そうに違いないと信じて疑わなくなる。改めて、今日の私が見聞きした噂話も本当の話とはどれほどかけ離れているのか、粗方は正しいのか、想像がつきません。 擁護してくれる大好きな友人たちがいたとしても、必ず欠点があり、傷口に塩を塗ってかかるんだなあと、私自身思い当たる節があり、城野さんに同情しました。楽しかったはずの大学生時代にも、せめてもの居場所である故郷にも戻りたくない、帰りたくないと感じてしまった、破滅させられた人生をこれからも生きる彼女に涙を禁じ得ませんが、資料を読んで一転、救いがあってよかった;; 結末に向けて、どのように転じるのか読み進めて女の怖さにぞわっとしました。湊かなえさん著の登場人物はなんだか癖があります。面白かったです!
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログ面白かった やっぱり湊かなえの作品は続きが気になってページを捲る手が止まらない 最後の最後まで謎が解けないドキドキ感と資料で謎が解明されていく爽快感がたまらなく楽しい
0投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ美人OLが、メッタ刺しにされ、焼死した状態で見つかった。その真相を、関係者による証言から追う話。犯人だろうと追っていた人と実犯人が全く違っていてええーっとなったが、お話的には面白かった。人がどう思っているのか、心の中はわからないなぁ。怖いですね。
17投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ友人からのお勧めで読んだ本。 のっけから漂う不穏な空気がたまらない。 次々に出てくる色んな人の証言に目が離せず一気読み。 後半は事件に関するコミュニティサイト、雑誌、新聞、ブログのページを関連資料として読む構成になっているのがおもしろい。 量が多くて読むのはちょっとしんどかったけど、人々が勝手な憶測で加熱するところにリアリティがあった。 犯人の動機はちょっと弱いように思った。
41投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログ同じ状況に立ち入っていても感じることや思うことは全く違う事が言語化されていて面白かった。 真実は一つだけど事実は複数。という誰かの言葉を思い出した。
0投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログ週刊誌のライターに取材を受けてる人の語りで展開するミステリー ちょっとずつ当事者たちの人柄がわかってきたり印象変わってきたりするのが面白かった しゃべった内容からかなり嫌な切り取られ方をして記事になっているのとか、そもそも取材だからって盛って話しちゃうのとか人間のよくないところをすごく感じた 結末本当に予想してない方向で、本当にびっくり。
0投稿日: 2025.11.27
powered by ブクログ淡々と進んでいったストーリーだった。 特に二転三転、とか、どんでん返しがあった感じでもない。 「へぇー」で終わった。 まあ女が多い会社は裏のドロドロあるわなーって感じで。 もっと驚きが欲しかった。
0投稿日: 2025.11.21
powered by ブクログ2.5。 何冊か読んだけど、湊さんあまり好きじゃないのかも、、 犯人は意外だったけど、物語には引き込まれなかったなぁ
0投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログ美人OL殺害事件を軸に、証言・SNS・週刊誌が錯綜し、真実が歪んでいく過程を描く社会派ミステリー。誰の言葉も信用できず、噂が人を魔女に仕立てる恐怖がリアル。構成はインタビューやネット投稿を織り交ぜ、現代の情報暴走を鋭く風刺。読後に残るのは不快感と考えさせる余韻――湊かなえの「イヤミス」真骨頂。
0投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログ読みやすくて、面白かった。 巻末資料もあって良かったけど、最後のページにまとめられてたから、少し読みづらかった。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ取材形式で物語が進んでいく。 人から作られた自分と、自分だけの自分での違いが明らかに見えてくる。 人が話を盛って話すことでどんどん誤解を産む。 個人の週刊誌などの記事は信ぴょう性にかけるのではないかと思った。 最後の実際の記事やサイトが乗っているのも面白かった。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごく釈然としない終わり方だった。最後の方はもうどういうことだ❓になりながら犯人について明かされるのを読んでいた。 SNSの誤情報に踊らされる現代を風刺しているのだなと感じ情報の取捨選択について考えさせられた。
0投稿日: 2025.11.04
powered by ブクログ湊かなえさんの映画化されている作品。数ある中の1つ。映画は見たことないけど、どうやって実写化したのか… 週刊誌記者の赤星の恋人「狩野里沙子」が警察に事情聴取されたと電話をもらう。事情聴取の内容…それは里沙子の会社の社員が十数ヵ所を刺され、その後燃やされた死体で発見されたことについて。 殺されたのは誰もが認める美人「三木典子」 彼女たちが勤める会社は「白ゆき」石鹸というヒット商品を持っており、三木典子の美しさから、その事件は「白ゆき姫殺人事件」として取り上げられる。 構成は「カケラ」と似た感じ。 記者の赤星が関係者から話を聞いている。 また各章ごと本末に参考資料として2ちゃんねるみたいなサイトでの赤星のつぶやきや、白ゆき姫殺人事件の週刊誌記事などが載っていて、その章を読んだあとに見るとおもしろい。またその構成がおもしろいよねぇ。斬新でさすが湊かなえさん!ってなる。 各々の登場人物が自分の都合のいいように嘘をついていて、また赤星も都合のいいとこだけ記事にして、こうやってしょーもない週刊誌ってできていくんだなぁーって思った。 犯人はまぁーーうん。なんとなくわかってたけど、犯人のブログの最後が話の最初に繋がってるのはおしゃれ«٩(*´ ꒳ `*)۶»
18投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
他人の噂話が事実のように見えてくるのがリアルで怖い。さいごの城野美姫の文章を読んでいるとき、自分もただの噂話を鵜呑みにして読み進めていたことに気づいて怖くなった。現実世界でも、自分は他人の噂話を鵜呑みにしてしまいがちな人間なのだと気付かされた。
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ湊かなえさん大好きなのですが、なんとなく最後まで入り込めず、、 巻末の資料的なものは読みきれなかったです。
8投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リバース程の後味の悪さもなく、意外な結末って訳でもないから少し期待し過ぎたのかも。 自分を赤毛のアンに重ねたり健気に生きているつもりが大多数の他人からよく思われていないの辛過ぎる。それでも容疑者でないと味方でいてくれる人達からRCサクセションの「君が僕を知ってる」が浮かび、わかっていてくれる人が1人2人いることのありがたさに熱くなれた。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログなんだかついて行けない(笑)。 巻末の資料編のボリュームが多すぎで、読んでいく気力が萎えてしまう。 何のため?って感じ。 若い方にはいいのかもしれんけど。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログこの本で初めて「オムニバス形式」というものを知りました。ネット上の書き込みのように、登場人物それぞれの視点で語られるため、同じ「殺された人」や「被疑者」に対してまったく違う印象を受けました。 優しい、重い、意地悪、怖い、ほがらか――人によって語り方が変わるたびに、人物像が少しずつ違って見えて、とても面白かったです。 最後に主人公の視点から真相が明らかになると、実際に会わないと本当の人柄は分からないということが強く伝わってきました。現代のSNS社会にも通じるテーマで、読み終わった後もしばらく考えさせられる作品でした。
3投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ湊かなえの長篇ミステリ作品『白ゆき姫殺人事件』を読みました。 湊かなえの作品は、昨年読んだアンソロジー作品『みんなの怪盗ルパン』に収録されていた『仏蘭西紳士』以来ですね。 -----story------------- 化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。 ひょんなことから事件の糸口を掴んだ週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。 人人への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは行方不明になった被害者の同僚。 ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方、匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。 噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。 傑作長編ミステリー。 ----------------------- 集英社が出版している月刊小説誌『小説すばる』に2011年(平成23年)5月号から2012年(平成24年)1月号に連載され、2012年(平成24年)に刊行された作品……2014年(平成26年)に井上真央主演で中村義洋監督により映画化されているようですね。 ■第一章 同僚Ⅰ ■第二章 同僚Ⅱ ■第三章 同級生 ■第四章 地元住民 ■第五章 当事者 ■「しぐれ谷OL殺人事件」関連資料 ■解説 中村義洋 美人会社員が惨殺された不可解な殺人事件を巡り、 一人の女に疑惑の目が集まった……同僚、同級生、家族、 故郷の人々、、、 疑惑の女の関係者たちがそれぞれ証言した 驚くべき内容とは……ネットや週刊誌報道を中心に、無責任な「噂話」が 広まり、彼女の人物像はますます見えなくなっていく。 果たして彼女は残忍な魔女なのか、それとも……ヒットメーカーの湊かなえが描く、 意地悪目線がじわじわ怖い、最新ミステリ長篇。 スクープを狙って取材を進め、都合の良い情報だけを繋ぎ合わせて報道する記者、自分の都合や嫉妬、見栄によって脚色されて客観的な事実が曖昧になり事実と想像が入り混じった状態で記者の取材を受け、高揚して盛った証言をする職場の同僚、学生時代の同級生、故郷の知人、家族たち、そしてインターネットでの無責任な偏向報道、個人情報の暴露……各章の合間で『「しぐれ谷OL殺人事件」関連資料』を参照することにより、情報の不確かさや無責任な憶測、マスメディアやネットの持つ恐ろしさが巧く表現されていましたね、、、 単なる犯人当てのミステリに留まらず、現代社会が抱える問題に切り込んだところが印象的でしたね……人間の醜さや無責任さがリアルに描かれており、人間不信になりそうですが、実際のところ自分の気持ちや考えは、いくら伝えたところで、半分も理解されないと思うので、そういうものだと思って受け入れるしかないんでしょうね。 真犯人や動機についても意外な展開で、謎解きのミステリとしても充分愉しめました……現代の魔女狩りですね、怖いなぁ。
1投稿日: 2025.10.05
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湊かなえは何となく読んだことはあったしこの小説は小学校にあった気がするけど、初めて湊かなえをしっかり読んだ!OLになったから分かるけど、給湯室の解像度が高くて社会経験もある人だろうなと思った 城野さんがひたすらに可哀想だったけど、城野さん視点だからなのかな、きっとどんな人も美化したり嫌になる言い方にできたりするんだろうと思った 本当は殺人しそうな人に見えるけど、狙われるのが怖くて「人殺しをする人に見えなかった」とみんな言うという視点にはびっくり。確かにそうなのかなと考えさせられた。 最後のブログとか新聞は読みにくかったし湊かなえの文章で読みたかったな〜と思った
1投稿日: 2025.10.02
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この手のミステリーは必ず別の犯人がいる。 そのように読み進めていた。 犯人がまさかの。。。 最後の城野美姫の章により全てが覆された。 先入観、SNSの怖さを書いた本だと私は感じた。 ぜひ小学生の読書感想文のテーマにしていただきたい。 子供達が人の外側のところだけで判断せず、本質を見抜けるような素晴らしい教材になると思う。
1投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログ化粧品会社の美人社員が黒焦げ遺体で発見。犯人は誰か。週刊誌のフリー記者、赤星は独自取材である女性に辿り着く... 憶測で広がる情報、報道。 しかし答えはまだ誰も知らない 匿名の悪意 真実とは... 記者のインタビューに基づき、インタビュー対象が話している感じで各章進むため、第三者視点の描写や会話というのがない。、、、からか、自分には読みにくく、一度読むのを諦めようかとも思った。 後半から慣れてなんとか、読了。 しかし、城野さんはかわいそうで、報われてほしいとも思いつつ、報道とは、現実の報道記者達もそうなのかと考えてしまった。 映画を先に何回も観ていたので、ストーリーは知っていた。映画版のラストは少しだけ救いがあったかな...
0投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みたてホヤホヤの感想です。 直接的なネタバレになることは言わないけど、なんとなく反応でわかる人はわかっちゃいそうなのでネタバレってことにしておきます。 まさか犯人あの人なの!?しかも動機それ!? って感じです。 SNSの意見に左右されがちなこの時代、SNSの言葉がすべてじゃないと分かっていても信じてしまう。 情報の取捨選択や先入観について考えさせられました。
0投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログ映画化された予告を観て読んでみようと思いました! 初見、パラパラと本をめくってみると、Twitterのようなページや細かい字の新聞雑誌記事が巻末に参考資料として載せてあるのを見て……… こりゃ読みにくいなぁ〜と思いましたが、読み進めるにつれて、この参考資料無しでは面白くないくらい惹きつけられました! 栞を二枚挟みながら読んだのは初めてです(笑)
0投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ登場人物たちが、週刊誌『週刊英知』の記者さんに、事件のことや事件の容疑者に関することを話しているように書かれていた。 終わりの方には、「しぐれ谷OL殺害事件」の関連資料として、SNS(この小説では、コミュニティサイト・マンマロー)や週刊誌の記事など、事件について読み手にわかりやすい工夫がしてあった。 犯人については、最後まで分からなかったので、犯人が誰なのか考える面白さはあったし、犯人が分かって、この人だったのか!?という驚きはあったが、読後のスッキリ感はなく、なんだかモヤモヤ感が残る。 容疑者だった、城野美姫さん。 彼女について、犯人だと決めつけて、話す人が多かったが、やっぱり事実は本人にしか分からないんだなと改めて思った。 人の怖さとか、SNSの怖さとかも改めて感じる小説でもあると思った。 P169 「自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作ら れる過去。正しいのはどちらなのでしょう。」 という言葉が印象に残った。
13投稿日: 2025.09.10
powered by ブクログ本文と関連資料からなるタイプの小説で、そこも楽しむ点なのだと思うが、SNSのやり取りなどから推察しなければならないことが読書力の低い私には少ししんどかった。 しかし全体的に読みやすく、自分なりには楽しむことができたと思う。 メディアの報道に限ったことではないが、一部の偏った情報だけで判断することは危険だと感じた。
1投稿日: 2025.09.05
powered by ブクログ後ろの方に捜査資料や、新聞記事や、週刊誌などが乗っていて途中でそれらを読むというのが新鮮で面白く読めた。 犯人は最後まで分からなかった。最後まで読むと犯人に納得できた。
23投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ美人OL惨殺事件をめぐり、同僚や地元の人々が容疑者について語る前半と、新聞・雑誌・SNSの記録を集めた後半で構成された作品。 さまざまな視点から「容疑者の幼少期から現在までの人物像やうわさ話」が語られることで、彼女の一面しか知らないのに、あたかもすべてを知っているかのように語ってしまう人間の怖さが浮かび上がる。 また、蔓延するニセ情報に翻弄される現代人の姿を描き、現実味のある社会的テーマに強く引き込まれた。 一章ごとに読み進め、巻末の参考資料を確認する読み方が新鮮で面白いが、資料は各章ごとにあった方がより読みやすいと感じた。
23投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ一気読み。おそらく3時間弱。 気になりすぎて、昼休みで読了。 面白い。人間怖い。もやもやする。 映画も観てみたいが、井上真央が美姫ってそちらも美しすぎるのでは…
3投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ湊かなえさん著「白ゆき姫殺人事件」 いつか読もうと何年か前から本棚でずっと眠っていた作品、なおなおさんに薦められてやっと読む手を伸ばせた。ありがとうございます。 作品は著者の十八番、多人数の独白形式で多角的に真実に迫っていくミステリー。 今回の作品、物語自体には特に叙述的なミスリード等があるわけでもない。 しかし平行して描かれていく「資料」の頁、ツイッター形式のSNS「マンマロー」という投稿サイト、これを読み込むのに頭を相当使う。 ハンドルネームから登場人物を割り出せるが、誰が何をツイートしたのかでその意図やその人の人格の表裏が見え隠れする。 凄く複雑で、かつ現代的な感覚が斬新に思えた。 インタビュー形式の独白スタイル、赤星という記者が聞き手になっているのも秀逸。 彼が情報を集め、週刊誌に記事を掲載していくと同時に投稿サイト「マンマロー」でも投稿が活発化されていく。 真偽を含め、言葉の羅列。ネット社会においてかなりのリアリティーさを感じさせられた。 物語自体はそこまでという感想なのだが、斬新さが特出しているという読後感。 面白かった。
120投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ化粧品会社の美人社員が黒焦げの遺体で発見された。 果たして、犯人は誰なのか。 記者の赤星は、独自に調査を進める。 被害者の同僚などから明らかとなる真実とは? そして、最後に以外な人物が浮かび上がる。 その人物とは? ネットの記事や新聞のきりぬきなど、関連情報が充実しています。
18投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ美人社員がどうして殺されてしまったのか。その関係者への取材という形で物語が非常にスピーディーに進んでいく。 -自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらなのでしょう。-(抜粋) 些細な出来事や噂話から、人物像が作り上げられてしまう。それはSNSが発達した現代ではより加速していると思われる。 私はこのようにありもしないことをでっち上げ、それを楽しむような人はもちろんだが、そのような人たちから被害者を守ろうとする人々も、結局同じ土俵に上がってしまえば、被害者を傷つけていることに変わりないことをこの物語から感じた。 たとえそれが善意だとしても、他人から提供される自分のエピソードや記憶により、自分の知らないところで世間に対する「私」というイメージがいつのまにか出来上がっているのは、とてつもなく怖いことだ。 -自分の目の前五センチくらいのところしか見えてねえもんな。-(抜粋) この物語の登場人物のように、視野が狭く盲目的に、自分の立場からしか事象を捉えられない人は、この情報社会で非常に目立ってきたように感じる。
14投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ自分が認識している世界と他人が認識している世界は決して同じではない。当たり前のことなのに、しばしばこの事実を忘れてしまう。自分が見ている世界が正しいと思い込んでしまう。 さらに、ややこしいことに、自分が認識している世界を言葉にしようとしたとき、描かれる世界は決して自分が認識した世界そのものを正確に表現しない。つまり自分が認識する世界を、そのまま他人に伝えること自体、非常に難しい。 人間社会における世論、評判のようなものは、上記のような不完全なコミュニケーションのもとに形作られる。 以下に、この本の中で一番気に入った箇所を引用します。 「自分の記憶で作られる過去と、他人の記憶で作られる過去。正しいのはどちらなのでしょう。」 第5章 p.193
1投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログミステリーとしてとても面白くて、読み終わった後の心のざらざら感もほぼなく、非常に読みやすい本だった。もっと精神を抉ってくるような女性がでてくる湊かなえ作品も好きなので、個人的には少し物足りなさもあった。 証言者たちが自覚しないくらいの小さな悪意とそれを恣意的に切り取るライターによって、真実の周りに紙粘土みたいな嘘が貼り付けられて行って、事件がどんどんわかりやすい形に成形されるのがとてもメディアっぽいなと思った。
1投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
さすが湊かなえといった感じで、読みやすくも面白かった。あとがきでも書かれていてなるほどなと納得したのは、犯人を途中まで分からせない展開と独特な犯人のネタバレ?だと思った。
1投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ著者、湊かなえさん(1973~)の作品、ブクログ登録は9冊目になります。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。ひょんなことから事件の糸口を掴んだ週刊誌のフリー記者、赤星は独自に調査を始める。人人への聞き込みの結果、浮かび上がってきたのは行方不明になった被害者の同僚。ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方、匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。噂話の矛先は一体誰に刃を向けるのか。傑作長編ミステリー。 ---引用終了
78投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ著者にしては、稚拙な描写に思えた。出版社側の戦略なのか凝った資料は掲載の必要があったのだろうか? 私には、この資料がこの小説を稚拙に思わせた要因に思えた。
1投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ映画を先に観てしまったのでネタバレ状態だけど楽しめた。 映画より不自然感がなく、雑誌の記事やサイトも凝ってて本のほうが面白かった。
1投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログインタビュー形式で進むのでサクサクと読みやすかった。 他人からの評価と、本人の考えてることと、実際どうだったか、というのは違うよね。 ある人から見ればすごくいい人だけど、他の人から見たら全然違うよね、と。 あまり衝撃展開!みたいなのはなかったけど、他人のことを面白おかしく噂する気持ち悪さがあってよかった。 これもとは電子書籍だったんですね。確かに電子書籍のほうが読みやすかったかも。本だと関連記事やSNSが最後にバーッと載るのでちょっと分かりにくかった でも若干最後モヤモヤが残る… あの呪いはなんだったの?ただの偶然??
1投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログ久しぶりの湊かなえ 登場人物のインタビュー形式で、殺人事件の真相に近づくストーリー 容疑者や被害者の人格エピソードがいろんな人の角度で語られ、勝手な噂が先行して、、という話 スラスラ読めて暇つぶしにはよいが、オチを見たあとの伏線回収?SNSの各人のコメント見返してもイマイチ、ピンとこなくて ちょっと消化不良。 それほど複雑な話ではなかったかな、という印象。
1投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログ事件そのものが不愉快なうえ、人を煽るような文章も不愉快。それだけならいつもの湊かなえ作品なのでむしろ褒め言葉になるのだろうが、話に起伏が乏しいのはどうにかならなかったのか。証言集、SNS、雑誌の紙面等、視覚的な突拍子の無さで引きつけようとするのは、その弱点を承知しているからやっている飛び道具にすぎず、感心しない。
4投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログ先に映画を見た。本は途中まで。多分これ以上は読まないかも。結末を知っているため。 映画で見た分には面白かった。
0投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログサクッと読みやすい本で一気に読み終えてしまいました。 インタビュー形式の様な書き方なので時系列も整理しやすいし、今誰が話してるのかも明確になっていて推理しながら楽しく読めました。 最後の結末であぁ、そっちなんだ。と思う結末で私は好きな小説です。
1投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログいい具合にイヤな気持ちにしてくれるミステリー。 本当に恐いのは人。 映画面白かったなぁで原作も読んだが、インタビュー調だつだり、資料付きなのは面白くて、それもSNS風だったり、週刊誌だったりバラエティに富んでいて飽きなかった。 映画の前に先に原作読んどくべきだったかなぁと後悔。 犯人のとこで驚きたかった。 2025.0530.27
1投稿日: 2025.06.02
powered by ブクログかなり読みやすい!ちょっと読んで休憩しようと思っていたが一気に読んでしまった。 ある事件に対する周辺の人の証言から始まっていくが、人の話ってその人の主観がかなり含まれているということを思い知らされた。人の話を鵜呑みにしてはいけないということを再認識させられた。
1投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログ久しぶりの湊かなえ先生。 ずーっと積んでいたのでようやく読めました! 内容がとてもすごい…(語彙力皆無) 多くを書くとネタバレが怖いですが、 ほとんどが語り口調で書かれていて 読み手(自分)に向かってお話が進んでいく 不思議な感覚でした! 噂話のひとりあるきは怖いなと つくづく思いました。 そしてその話を真に受けて信じてしまう 恐ろしさも読んでいて感じました。 ミステリあるあるだと思いますが、 もう一度最初から読み直したい…!!!
21投稿日: 2025.05.29
powered by ブクログ読みやすく、面白いです! 噂が事実となって周知されていく世の中の怖さを思い知りました。 現実でも、いろいろな情報に踊らされない人間を目指したいなぁと思いました。
3投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログインタビュー形式で書かれていて、とても新鮮。 人の話しなんて当てにならない。都合の良いように解釈して、話すとゆうことが表現されていて面白かったです。
1投稿日: 2025.05.24
powered by ブクログやっぱり湊かなえが書く物語が好きだな〜。文章の構成が好きだったし、気づかないうちに自分の思考も引っ張られて、犯人が全然予想できてなかったのが悔しかったな〜先入観がどれだけ自分の思考に制限をかけてしまうのか、そのリアルさと怖さがあった。やっぱり湊かなえは気づいたら読み終えてしまうくらい没頭してしまう。
1投稿日: 2025.05.21
powered by ブクログ化粧品会社の社員が遺体で発見された。記者が様々な立場の人へ聞き込みをしていき、犯人を探していく。 悪意のある盛った話、先入観による物事の捉え方、とてもリアルだった。面白くて一気に読んだ。
1投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ殺人事件について、インタビュー形式で進められる珍しい話。 一人一人の話を繋げていくと、いかにその人の話や情報がわかるし、みんな本当のことを言ってるつもりなんだろうけど、真実がよく分からない。 記者って大変だなーと思った。 インタビューした記事など実物資料のように載せているのも面白かった。
1投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ人々の噂や盛り癖という些細のことがここまで読者をミスリードできる虚偽に繋がるということに驚きを覚えた。
0投稿日: 2025.05.13
powered by ブクログ小説の構成がとても斬新。 ほぼ全ての文章が会話で構成されている為、地の文続きの小説が苦手な方や、初心者の方におすすめできる作品。 だが、文章自体はおそらく珍しいため、慣れてしまうと逆に他の小説を読めなくなってしまうかも。 真犯人含め、また1から読み直したら新たな発見がありそう。
1投稿日: 2025.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まんまとミスリードに引っかかった 白雪姫殺人事件について、週刊誌記者である赤星の取材の様子が描かれている。 基本的にインタビューのやり取りで書かれていたり、最後20ページほどは実際の記事やSNSが載っているところが新鮮だった。 登場する人々にも個性があり、その話しぶりから人となりが見えてくるのが非常にリアルで面白い。 犯人はまさか城野美姫ではないだろうと思いつつ、やっぱり城野なのか…?と度々惑わされた。 真犯人が突如明かされ、事件の全貌が徐々に見えてきたときには、宮部みゆきさんの書き方の巧さを実感し震える。 最後の記事やSNSも完璧で、流石としか言いようがない。 宮部みゆきと言えばイヤミスのイメージが強かったが、本作品はただただ技に圧巻し、爽快感すらある。 まだ自分が気づいていない仕掛けもあるのでぜひ読み返したい。
1投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログ大体全部で300ページある内、220ページまでが小説本編で、残りはネット掲示板を模したやりとり画面や、週刊誌風、新聞の切り抜き風という付録的なものが多く、その付録の中で結局どうゆう形で事件は片付いたのかが読むことができる。 そうゆう通常の小説形態外で読み進めるアイディアは面白いのだが、割に長く、逆に読みにくい。 赤毛のアンネタもあり、ダイアナのキャラクターは捻くれがあって面白かった。
32投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ面白い。 口語文が多く、キャラ付けのため仕方ないが、たまに喋り方にイライラした。 最後のネタバラシがとても良い。
0投稿日: 2025.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすかった。 取材相手の証言だけの文章だけど、ストーリーはわかった。昔の同級生が犯人なのね…人って怖い…
0投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ童話の白雪姫になぞられたミステリー作品で週刊誌や新聞記事風になっているのが新鮮でした。この作品はミステリーとして読むよりも直接事件に関わりのない人たちが、無責任にあることないこと発言する身勝手さを描きたかったのかなと勝手に思いました。
4投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 ひとつのエピソードを主観モリモリで捻じ曲げてあたかも事実かのように捲し上げる人達と、それを目立たせて上手く切り抜いて記事にする… 城野美姫がただただ可哀想だけど、自身も常識的とはいえない斜め上な行動にでるところがある点はなんともなぁ… SNSと噂話の取捨選択って大事。
1投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやあ、今回も面白かった。久し振りに湊氏の作品を読みました。彼女の作品を読むのはかれこれ三カ月ぶりでした。 実は本作は過去に映画も見ていましたが、その時は結末がイマイチよく理解できなかったんです。しかし、こうして原作を見て、納得して理解できた形であります。 なお本作、2012年の作品で、2014年に映画化されています。 ・・・ さて、本作ですが、超ザックリ言うと化粧品会社の美人社員の殺人事件であります。 これを社内の関係者の証言を拾い集める形で進行します。 誰が拾い集めるかというと、同社の社員にツテがある、フリーのライターである赤星。彼の視点から、彼が聞き役という形で物語は進行してゆきます。 また、赤星は所謂「掲示板」で情報を漏らし拾いつつ、雑誌記事を書いています。掲示板の一部や雑誌、新聞報道などは巻末に参考資料として添付されており、読者は複眼的に状況を理解してゆくことになります。 更に、赤星のインタビューは同僚、同級生、地元住民、さらには本人の独白へと連なり、本殺人事件の人間関係とキモが重層的に少しずつ変化しつつ、構築されてゆくと思います。 この構成のおかげで、容疑者人物像の変化を自己の中で楽しむことができます。 ・・・ 相変わらず湊氏の作品はイヤミスでありますが、本作品でも、人間のいやらしさが余すところなく描かれています。 容疑者である城野美姫の大学生の同級生らの彼女への想いも、最後の容疑者本人の独白により、上から目線の傲慢なものであったことがあぶり出されました。 城野美姫の小学校時代のおちょくりの原因を作った八塚の娘、母親、そして、くちさがない地元の人々。 憶測なるも確信しているという、強烈な自負のある自己のあるキャラを複数置くのは湊氏の十八番。さらにこうした関係者がネットで会話を繰り返すことで、ギスギスした感じがさらに演出されます。 こういのも読んでいてイヤーな気分になりますね笑 ・・・ もう一つ、考えてしまうのは発言の責任というもの。 現実にはここまでないけれど、ライター赤星の、内容は証言をまとめただけ(だから私には責任がない)、証言者については守秘義務があるから口外できない(ゆえにあなたたちは検証できませんよ)、という身勝手さ1000%の発言などはぐっときました。 ライターはまだ名前がトラックされますが、ネットの書き込みなどはもうカオスですよね。 他人事だと思って面白おかしく表現する一方で、それが別のうねりを生み出したり、その心ない発言で人を傷つけたりしているというのはネット時代の社会病理であると感じます。 発言の自由という素晴らしい権利は、今後SNSでの責任と心のない発言により、修正が入る・部分的自由に変貌する可能性がありますね。 なんてこともふと考えてしまうのでした。 ・・・ ということで、久々の湊作品でした。 考えるネタは他にも結構あると思いました。実は『人は見た目の良い方を優遇しがち』という社会のありようはルッキズムに繋がりますし、外見に胡坐をかいていた性格の悪い美女はルッキズムの生み出したキメラのような怪物であったのかもしれません。 単純なエンタメとしても面白く、映画と共に比較しつつ味わうことが出来る佳作であると思います。
1投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ面白かったです、犯人は意外な人でした。 江藤君(だっけ)の自転車を故障させたのは栗田コーチ(だっけ)ですよね?
1投稿日: 2025.03.29
powered by ブクログあんまり好きなキャラがいない、そして人間不信になりつつも読むのが止まらなかったです。 城野さんが毎日のように恋している上司にお弁当を作って渡す話があったのですが、好きな人に対して行う常軌を逸したそれは、分かるようで気味が悪いと感じました。リアルな恋愛をしたことない昔の自分を少し思い出してしまいました。 城野さんは昔の自分と少し似ている、と思いました。 好きな人が何となく自分のことを好きな気がして舞い上がる。 タイミング悪く思い出し笑いをしてしまい、周りに不気味がられる。 昔の自分にも当てはまることがあります。 そして最後。展開があっという間に変わって、えぇ?とついていけなくなりました。 また最初から読み直したい、そんな風に感じました。
1投稿日: 2025.03.20
powered by ブクログ最初誰が誰やら分からなくなり、 一旦中断して、映画をみた。 主要人物の人となりなど、分かった上で読んでいくと、面白い。 巻末にのっているSNSや週刊誌の記事なども、これが、この人で、あぁ。そうか、と 色々面白い。
5投稿日: 2025.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
正確には3.5 ・赤星という記者が殺人事件の取材をする。容疑者としてあげられている城野美姫の周囲の人への取材内容が書かれ物語が進められていく。赤星の会話は書かれず取材を受けている人の返答だけが書かれる。会話ベースなのでとても読みやすい。 ・前半は文章、後半はSNSと新聞記事が載っている。 ・この本の面白かったポイントは、人間の怖さだと思った。いかに人からの情報が主観的で偏っているか、思い込みや勘違いが引き起こす恐ろしさ。殺人事件の容疑者として城野美姫があげられ、それを念頭にどんな人だったか聞かれると今までの出来事を全て悪い方向に捉え、あたかも殺人を起こすような人間だったかのような話をする。周りの人間が殺人事件の容疑者を作り上げてしまっている。 今まで仲良かった人ですら、偽善で傷つけてくる。 SNSが発展し過ぎている世の中で、いかに他人の情報に流されず本質を見極めるかということを伝えたいのではないかと感じる。 ・この本の残念だったポイントはミステリー性。犯人がわかった時の驚きやスッキリ感がない。この本自体ミステリーがメインな訳ではなく、ミステリーを軸としてた、人間の本質的な部分を皮肉的に描いているだけな感じがするので、ミステリー性がちょっと薄いのは仕方ないところなのだろう、犯人の思い入れが少なすぎて響かない。 ・人を殺す動機なんてそんなもんかと思ってしまったりする。犯人よりも圧倒的に城野美姫の方が動機としては強そうなのに。嫌いで憎んでいる人間がたまたま偶然にも殺せそうな状況に出くわして、殺してしまう。確実に異常、理解不能ではあるが。 犯人が赤星の恋人なのも作者の皮肉を存分に表しているように感じる。恋人という身近な人間。その人の言葉にまず促されるがまま取材を進め、自分の恋人が犯人だなんて思いもしない。気づけない。人の思い込みの怖さ。殺人事件の怖さではなく人間の怖さを感じられる作品だった。
1投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ読めば読むほど「誰を信じればいいの!?」と思わされる、湊かなえさんらしい心理ミステリー! 『白ゆき姫殺人事件』は、誰もが知るおとぎ話のようなタイトルとは裏腹に、人間の闇や、情報の怖さを描いた深い物語でした。 美しい女性社員が同僚を殺害した容疑をかけられ、SNSやワイドショーで彼女の過去や性格が次々暴かれていきます。 証言を集める記者の目を通して物語が進んでいきますが、 それぞれの証言が全く食い違い、真実がどれなのか全く分からない。 この曖昧さが不安を煽り、「本当に真実なんてあるの?」と考えさせられました。 登場人物たちの証言がリアルすぎて、「あ、こうやって噂が作られるんだ」と背筋がゾクっとしたり。 SNSやメディアの怖さ、そして人間の”自己保身”が巧妙に描かれていて、ただのミステリーでは終わらない奥深さ。 最後まで翻弄される緊張感と、真相が明らかになるラストの衝撃。 読むと、情報や人間関係を改めて見直したくなる、 心に残る一冊です!
3投稿日: 2025.02.17
powered by ブクログ話が一向に見えず、どんな結末が待っているのかあまり予想できない感じ。誰の発言が正しいのか、主観の入った意見を聞き分けていくのはなかなか難しいですがそこが魅力でもあります。
0投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ週刊誌の記者が事件の関係者に話を聞く形だけど、対話形式ではなく関係者の言葉だけで物語が進んでいくので、少し読みにくくてなかなか進めませんでした…。 物語もあっと驚くような展開はなかったので、個人的には物足りなく感じました。
1投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ珍しい描写 記者の取材に事件関係者が答えていく…そんな描写が永遠と続きます、最初は慣れない感じです。 ミステリー要素はさほどありません。
6投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログ真犯人を知ると、「いやお前かい」と思わず突っ込みそうになった。動機も短絡的で、今まで繰り広げられていた推理が全て崩れるような感じ。視野は広く持たないといけないなと反省。
2投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログ久しぶりの湊かなえさんの作品! 色んな立場からインタビュー形式で話が進んでいき、犯人を探っていく。 中々面白くて、人間の盛って話す感じとか先入観による物事の捉え方とかあるあるだなあと思いました。 すっきりというよりじわぁ…と終わる感じで湊かなえさんの作品ぽいなと思いました。
2投稿日: 2024.11.10
powered by ブクログ映画が先なので、原作を先に読んでみたかったなというのが本音。どうしても映像のイメージが出てきてしまう。 たぶん、先にこちらを読んでいたら、評価はもっと高くなるかもなあ。
0投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
国定公園で発見された一人の美人OLの惨殺体。彼女の死はメディアと社会に衝撃を与え、「白ゆき姫殺人事件」として広く知られるようになります。しかし、この事件の背後には、見た目の美しさだけが全てではない複雑な人間関係と、それぞれの人物が抱える暗い過去が隠されていました。メディアの過熱報道とSNS上での無責任な憶測が交錯する中、一人の地味なOLが疑惑の目を向けられます。彼女は本当に犯人なのか、それとも別の真実があるのか。 ---------------------- ネットの炎上や憶測が広がって、疑惑の目が犯人でない人を犯人と形づくっていく様が現代のSNSの問題点を鋭く描いていると思います。
10投稿日: 2024.10.31
powered by ブクログ確かに、ヒトは無意識のうちに話を盛る、その積み重ねで事実というものがどんどん歪んでいくのか。と感じた。映画、観ようかな。
0投稿日: 2024.10.13
powered by ブクログ最後の最後まで犯人像が分からなかった小説だった。人の発言は当てにならない、人の気持ちによって何もかも歪んでいく様が見ていて身震いした。
0投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ傑作ミステリーは 何年経っても色褪せない! インタビュー形式で事件の関係者の話を聞く。最後に容疑者ご本人の独白となる。 でも、ここで終わらない。 締めはブログや週刊誌記事、 真実だけを告げる新聞記事。 こんな構成パターンのミステリーある? イヤミスの女王は、 人の心をいとも上手く炙り出し、 表現していく手法を持っている。 脱帽じゃーつ!
7投稿日: 2024.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前から気になっていたものの、湊かなえ作品は映画版の『告白』しか観たことがなかったのですが、知人が湊かなえ好きということが判明して、おすすめの作品を聞いたらこれが一番だということで読んでみることにしました。 めちゃくちゃ面白くて最後まで一気に読んでしまいました。「イヤミス」の意味がよく分かりました。 みんながみんな好き放題に言っていくのがもうウワーって感じでした。 女性の容姿についてブスだとはハッキリ書かないけどつまりそういうことだということをこれでもかというぐらい書き連ねていて、作者が男性だと逆にここまで書くのは憚られる感じがして、湊かなえの凄まじさを痛感しました。 物語としては小説本文だけでも成立すると思いますが、その後にたくさん掲載されている「事件関係資料」のSNS投稿や週刊誌や新聞の記事の再現具合が凄くて、小説本文と照らし合わせると震えます。どちらを先に作ったんでしょうか。 映画版もあるとのことなので観てみようと思います。
1投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ雑誌やSNSの書き込みがいかに信憑性に乏しく裏取りなんてものがないのだなと感じた。真実は別のところにあったが、それまでに没入感がないからこそ意外性もそれほど感じず面白さを感じなかった。
0投稿日: 2024.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024.9.14読了 湊かなえを久しぶりに読んだ。 噂やイメージや思惑が絡んだ断片から、(記者という自分に)都合の良い部分だけを繋ぎ合わせるとこんなふうになるのかと、あり得そうな現実感に寒気がした。 話としては、警察はキチンと正しい捜査をして犯人も捕まったし、収まるところには収まったけれども、途中で生じた猜疑心や揺るぎなかったはずの友情の綻び(記者による捏造にも関わらず)は、残ってしまう・・・元通りにはならない、イヤな気持ちが尾を引く・・・湊かなえの真骨頂!
0投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ化粧品会社の美人社員が黒こげの遺体で発見された。ネット上では憶測が飛び交い、週刊誌報道は過熱する一方。匿名という名の皮をかぶった悪意と集団心理。 一人の記者が、美人社員の周りの人間や犯人として浮かび上がってきた被害者の同僚の過去について聞いて回るという形で物語が描かれています。本の後半には記者の取材による記事やネットでの憶測が書かれているので、読み進めていく中でこの人が犯人かな、この人は違うなと推測しながら読むことができました。絶対にないなと思っていた人が犯人だったのですごい驚きました。
1投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ今から12年程前の作品ですが、SNSや週刊誌のホントか嘘かわからないような配信、報道のされ方、伝聞や誇張、今現在も相変わらずといったところですね。内容的には、取材に応じる人物達や設定など、現実的にあり得そうなリアル感が湊かなえさんらしいといったところです、ただ、大きな捻りは無かったかなというのと、なんとなく構成上とその人の話してる内容や雰囲気的に、動機とトリックは最後までわからなかったのですが、多分犯人こいつっぽいな、、と早々に思ったのが、最終的にやっぱ犯人でしたので、、、★3つとしました。映画も観てみようと思います。
31投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ湊かなえらしい、読みやすさと人のイヤな部分がクセになる作品。面白すぎてサクサク読んだ。 前半は証言などの語りや独白で、終盤に出版された週刊誌や新聞の記事が載せられている。 全部読んでようやく事件の全貌がみえる感じで、構成も面白かった。 湊かなえ、暗い作品が多くて苦手なイメージだったけど、かなりエンタメで楽しいことが分かった。
0投稿日: 2024.08.30
powered by ブクログ自分は普通と思っていても、他人からどう見らてるか思われているかなんて、結局わからない… 城野美姫がただただ可哀想だったかな… 読みやすかったけど、のめり込むほどではなかったです。
15投稿日: 2024.08.26
powered by ブクログ本文の資料として、ブログや雑誌記事が組み込まれており、そこから推理するという斬新な構成。その分ボリュームが減るが、新たな楽しみです。内容は、湊さんワールドです。
1投稿日: 2024.08.24
powered by ブクログ化粧品メーカーの美女が黒焦げの死体で見つかり、フリーライターが記事作成のために色々な人から話を聞いていく話。 インタビューを受けている人がひたすら話すことで物語が進んでいく形式が個人的に初めてだったので少々読みづらかった。 だが、短いインタビューの中でもそれぞれの人間らしさが表現されていた。 自分が見聞きした情報を自慢げに話す人や、「やっぱりやると思ってたのよね」みたいなことを言う人や、責任逃れしたくて誰かを落としめる人とかいるよね~と思った。 明らかに犯人はこいつだろ、という状況で話が進んでいくので、まぁ真犯人は違う人なんだろうなと思ってはいたが、犯人の正体の明かしかたはもう少し意外性が欲しかった。
2投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログあっという間に読んじゃった SNSと本文を読み比べながら進めるミステリー 女なら登場人物全員と人生で関わった事ありそうで、気持ちがわかる 面白かった
7投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログミステリー色が強かった 個人的には、湊かなえに期待してるものはミステリーじゃないので っていうかミステリーファンじゃないのでそこまでかな ただ、雑誌の記事とかSNSとかが載ってるのは面白かった 近畿地方〜もそうだけど あの手法は好き 謎解きっていうよりは人間の二面性的な演出が普通に好きだから 笑 いや、やっぱり謎解き要素も好きかも でもアリバイが〜とか密室で〜みたいな古典的ミステリーは昔からどうも苦手なんだよね 興味ないっていうか 状況証拠でとことん進む系のやつなら好きだけど、それはもはやミステリーと言わないしな お察しの通り叙述トリックは大好き 良い叙述トリックの本ないかな 次はポイズンドーターあたり読む予定
3投稿日: 2024.08.16
