
総合評価
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powered by ブクログファンタジー。ライトノベル。 冒険やバトルが中心になりがちなファンタジー作品で、防具屋の店主が主人公という設定が良い。 そのおかげで、穏やかで感動的な雰囲気になっている感じ。 少しだけ情報屋的な役割をする展開もあるのかな?
4投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ1人の少女をもとに、人と人が結び合って命を繋げていく、ジャンルはなんだろ、、、。 ただただ優しい物語
0投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
武器屋、防具屋、薬屋、魔法屋、旅人向けの無骨な店が目立つトラマンテ通りの狭い裏路地を進むと、見逃しそうな細い下り階段がある。 「防具全般取扱店 シャイニーテラス」 薄い色彩の華奢で小柄な女性、ソラの防具の店。 この店には3つのルールがある。 ・この街に住み、帰ってくると決めていること ・生きて帰るため、最大限の努力をすること ・帰ってきたら旅の出来事を話してくれること 貴族社会を飛び出した若者、弟を失った素材屋、女性騎士、それぞれがソラの防具を身に纏い旅に出る。 ソラは防具屋からは一歩も出ないのに、いつの間にか話の中心に彼女がいる。 彼の最後の呟きに熱いものが込み上げてしまう。 チクショー!みんな男前すぎー! 私は、何も変わらない。私は、この店[シャイニーテラス]の主人。この店で大陸中で戦う防具を作り、旅人に「いってらっしゃい」を言う。 そして「おかえりなさい」と言い続ける。籠から出られないからではなく、自分の意思で。 これからも、私は旅人の帰りを待ち続ける。 待ち続けたいと願っているの。
0投稿日: 2020.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日光に弱く外に出ることのできない防具屋の女主人と、旅の話をするお客たちの話。 元貴族の用兵、弟が処刑されたハンター、女騎士の話を進めながら、それぞれの行動がひとつの事件に絡み合う。行方不明の幼馴染の死が明かされ、防具のみが帰還する話。 やさしい雰囲気に乗れて、よい。
0投稿日: 2015.11.20
powered by ブクログ防具屋シャイニーテラスの女主人、ソラとシャイニーテラスに訪れる兵士たちの姿を描くファンタジー。 世界観はRPGゲームに近いものの、基本的にソラとそのお客たちの会話が中心となるのでファンタジー色はそこまで濃くないです。 とある理由により店の外に出ることのできないソラ。そのため彼女は防具を売った客にある約束を交わし、そして「いってらっしゃい」と声をかけます。 この「いってらっしゃい」という言葉と防具が結び付くのがこの本です。「いってらっしゃい」はそれ単体だと宙ぶらりんの言葉だと作中であります。「いってらっしゃい」があり「おかえりなさい」という言葉があってこそ、この言葉は成立するのです。 そしてもちろん、おかえりなさいためには帰ってくる必要があります。無事に帰ってきてほしいからこそ、ソラはそれぞれにあった命を守る防具を売るのです。 世界観に文章、そして登場人物たちの思いの優しさが温かい小説でした。 第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞
2投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ綾崎隼さんの吐息雪色の中で読まれている、と綾崎さんが話されていたのが気になり購入。 (綾崎さんもオススメされてました) RPGで遊んだ経験があるせいもあり、 なんだか読みやすく、 戦闘シーン等もなく、ただただ待つことしかできない視点は面白かったと思います!
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログ私としては、これ、すごい王道なファンタジーに感じました! なんか、ファンタジーといったらコレ!みたいな小説です!RPGっぽいです!! どこかブレイブストーリーを彷彿とさせます!!
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログ小さな路地にある、誰かに紹介でもされない限り分からない防具屋。 そこの客となるには、主人との約束を了承せねばならない、という決まり。 プロローグは、過去と、初めてのお客さんと店主と 店のルールについて。 そこからは連続短編集のように、3人の人物が 店にやってきて話していく。 少年と軍人の繋がりはうっすらと分かったのですが 冤罪で捕まっていた彼については、どう繋がるのか。 首を傾げていたら、きれいに繋がりました。 だからなのか、と。 ヒントはあったのに、まったく気が付かないのは どうなのでしょう?w 当人にとっては緊迫感のある状態が続いた事でしょう。 しかし体験した本人の口から語られているので 確実に帰宅できた、という終点のおかげで ゆっくりと聴く事ができました。 物語なのですが…なんだかこう、童話に近いものを読んだような? 鳥かごにいる少女。 ドアから外に出るか、中のままでいるか。 選ぶのも自由、というのに頷けます。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログネタはすごくいい。雰囲気も好き。 ただちょっと、作者の癖なのか、それとも単に未熟なのか文章が下手というか何と言うか…今見たら二巻以降もあるようなので、縁があれば読みたいとは思う。
0投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ全体を通して透明感があり、好きな雰囲気でした。でもソラの容貌の表現が毎回あって少ししつこかったかも。 想像通りのラストでしたがまとまりはきれいでした。上手くまとまりすぎて続編はいらないんじゃないかな。
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログ心洗われるファンタジー。こんなにも温かくて優しくて美しいお話。 「いってらっしゃい」は、「おかえりなさい」で完結する。 帰る場所があるということ、待っていてくれる人がいるということ。 それはとても幸せなこと。 待つ人は、帰って来てくれる人がいることがとても幸せ。 「おかえりなさい」と言えることが幸せ。例え、本人に直接でなくとも……。
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログ小さな路地裏に隠れるようにある防具屋「シャイニーテラス」。 その防具屋の主人ソラとお客さんとある約束をかわす。 生きて帰り、旅の出来事を語ってもらうこと。 読んでいて心がほっこりします。 だけど、メディアワークス文庫の弱点というかなんというか挿絵が一枚もないのでちょっと情景が思い浮かんでこない。 特に世界観は日本でないし、現代でもないので挿絵をはさめば店の情景や登場人物へ深く入り込めるような感じがした。
0投稿日: 2012.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2009年2月とうじの日記転載 今月17冊目、「空の彼方」読了です。 なんか順番おかしいですが、プシュケの後に読みましたw 評判に違わぬ良作でしたねえ… 全然関係ない話ですが、エヴァのTV版最終回の「不自由をやろう」ってのを思い出しましたwあのシンジくんが白紙に描かれて、線とか色々足されていく奴です。 囲われた世界から見る外の世界の自由はあこがれの対象ですが、結局は別の不自由が待ち受けていてもっと大変だったりします。 つーか大概予想以上に大変ですよね。 自由に憧れるのは10代の特権だと思ってるのですがちゃんと先の苦労も把握したうえで自由を唱えている子たちはどれくらいいるのでしょう。 まあ、本当に心からその「自由」を求めている人ならば、そんな苦労も些細なことなのでしょうが。 僕はたいして考えもせず自由を求めていたタイプです。 いや、考えてはいましたね。ただ、見通しが甘いというか思慮が足りないというか…ww 皆さんはどーだったんでしょうか? ………つーか小説の内容に触れてねえ!w
0投稿日: 2012.07.03
powered by ブクログ一人の防具屋の女主人と、貴族という身分を捨てた青年の物語。 とても後味が良く、何度も読みたくなる一作。 誤字が多いのが、少し残念かも。。
0投稿日: 2012.05.05
powered by ブクログ優しいお話。 傭兵とか防具とか出てくるけど、血生臭い生々しい感じは一切なし。 疲れたときに、読みやすく、優しい気持ちになれる☆
0投稿日: 2012.04.24
powered by ブクログあとがきがわりと面白かったです。私は本編だけじゃなくって、あとがきまで楽しめると得した気分になります。
0投稿日: 2012.02.14
powered by ブクログなかなかに面白かった。 シャイニーテラスというお店を中心にそこに出入りする人たちの連作短編集、といったところでしょうか。 短編小説って人物設定というか、性格設定が読み切れないときが多いけど(つまり登場人物が魅力的でない)、この小説はそんなこともなく面白かった。 アルフォンスとソラの心地よい距離感が好き。
0投稿日: 2012.02.09
powered by ブクログ何だか心の温まるお話でした。お店のルールが素敵です。まったく関係のない人たちがソラの店の客というだけでソラの願いの為に動く姿はよかった。やや文章は荒削りな気もするけれどぐっとくる台詞もたくさん。衝動買いでしたが後悔はしてません。
0投稿日: 2011.12.29
powered by ブクログ誤字脱字が多く、感情のためらいを表すのだろう句読点が多すぎて、冗長なイメージ。最後の方はさすがに慣れたけれど、急ブレーキをかけられてつんのめるような感覚。テンポが取りづらかった。 世界観はしっかりとしたファンタジーの赴きで良い。
0投稿日: 2011.12.22
powered by ブクログファンタジーなんだけど、戦う方じゃなくて、待つ方の視点。他の物語じゃ一瞬の描写かもしれない、書かれないかもしれないけど、だからこそ、本物のファンタジーなんだなぁ、って思います。 防具屋の主ソラの視点と、そのお店で人々が思い出しながら語る冒険は、瞬間のスリルこそ少ないけど、より考えや気持ちがこもってて読み応えがあります。
1投稿日: 2011.11.27
powered by ブクログ「誰か」の帰りを待ち続ける防具屋の女店主と、その店を訪れるお客たちの物語。ソードワールド的な正統派のファンタジーワールドにノスタルジアを刺激されました。 物語のほとんどは防具屋の店の中で展開されるんだけど、外から物語を持って帰ってくるお客たちの語り口が生き生きとしていて全然狭い印象は受けませんでした。お店と女店主の独特の雰囲気が、待つことしか出来ないものの悲しみとか自由への憧れを表現していて切なかった。 ところどころ誤字や推敲ミス? と思えるところがあったり、文章的には若干商業としては物足りないところもあったけど、それを補ってあまりある世界観でした。ラストシーンの描写がすごく好きです。
0投稿日: 2011.11.23
powered by ブクログアマゾンレビュアーのymatsui4さんが「フォーチュンクエスト1」(ポプラ社)のレビューで薦めていた。「フォーチュンクエスト」の良いところを受け継いでいる物語なんだって。そう言われると、読んでみたくなってくる。
0投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログなんだかやわらかい雰囲気のファンタジー。激しい場面とかはあんまり絵が描かれていないからかも。これで終わりかと思いきや、続きがあるらしい。 2011/9/6
0投稿日: 2011.09.07
powered by ブクログ「空」買い 異世界ファンタジー とある城下町で防具屋「シャイニーテラス」を営む女主人ソラと 鳥籠生活が嫌で家を飛び出し、傭兵となった有力貴族の子息アルフォンス 一つ一つ手作りされた防具を売る際、ソラは 客にある約束事を示す。 「生きて帰り、旅の出来事を自分に話すこと」 その縛りは、生への道しるべ。 店から出ることができないソラは、確かな「防具」と「帰る場所」でもって 彼方の旅人を守るのだ・・・。 いつか昔、自分はギルドに所属していたんじゃないか?と思えるくらい ギルドという語に深い郷愁を覚えます。 たぶん前世は冒険者だったんだろう。 そんな胸がどきどきする冒険の空気は確かに漂っているけれど あまり戦闘には重きが置かれていない印象 しかも、旅の内容は冒険者が「生きて」帰ってきて ソラに語っている、というのが殆どなので 妙な安心感もありつつ、わくわくは残すという 素晴らしいバランスを保っていると思う。 雰囲気良
0投稿日: 2011.07.28
powered by ブクログ防具屋シャイニーテラスでは、客と店主がある約束を交わさなければならない。「生きて帰ること」「道中を店主に話すこと」「店の防具を着ている者同士が助け合うこと」。店主の少女ソラは外へ出歩けない体質の持ち主だったが、そうして幼馴染の行方を捜していた。そんなある日、元貴族の青年アルが店を訪れ…。 殺伐とした世界観ながら、終始漂う和やかな雰囲気が癒されました。 ツンデレ店主のソラに、お坊ちゃんだけどちょっとひねてるアル。傭兵隊の先輩や凛とした女性騎士など、店を取り巻く人々も個性的で、一人一人に甘くて酸っぱいストーリーがあります。 安心して読める本でした。紅茶を飲みながらどうぞ。
0投稿日: 2011.07.20
powered by ブクログアルフォンスやソラたち、登場人物一人一人の心情の描写が細かく丁寧に描かれているので、自然と心の中に何かあたたかなものが残り、沁み入ってくる、そんな優しい物語だと感じます。 とても大好きな作品の一つです!
0投稿日: 2011.03.14
powered by ブクログ自由を望みながら、自由を拒む人々。一歩・・・たった一歩でも踏み出すことができたとき、その先にはきっと広い世界が広がっている。 他のファンタジーのように、魔法を使うわけでも、派手に怪物を倒すわけでもない。でも、なぜか引き付けられてしまう。やさしいファンタジー。
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ主人公は一歩も店の外に出なくて、主に客である登場人物たちの回想を聞かせるという体で物語は進んでいく。設定がまず新しかった。 それでいて読みやすくて心温まるふんわりとしたファンタジーになっていた。これはすごくいい作品。 この物語で重要な言葉が「いってらっしゃい」・「おかえりなさい」。帰ってくる場所があるっていいね。
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログ剣と魔法のファンタジーと聞いて思い浮かぶものとはきっと無縁かなと思います。防具屋とそれをとりまく群像が物語を語ります。
0投稿日: 2010.11.23
powered by ブクログ防具屋の主人ソラと、店の客が織り成すファンタジー。 派手なファンタジーではないけれど、どこかホッとして心温まる作品です。
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログこれはいい。 全ての人にやさしいということはなくても、ご都合主義と言えなくはなくとも、すごく私好みの話だった。ソラの「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」の言葉が身に沁みる。待っていることはつらいのだけど、待っている人がいるというのは嬉しいことだよなあ、と思う。私だったら待っていてくれただけで、それでおかえりと言われたならとても嬉しいな。
0投稿日: 2010.11.05
powered by ブクログヒーローを故郷で待ち続るヒロインが「お帰りなさい」を言うまでの物語。優しさが雪のように静かに降り注ぐようで。
0投稿日: 2010.10.30
powered by ブクログ「いってらっしゃい」 「いってきます」 「ただいま」 「おかえり」 ただそれだけを言うために。 ただそれだけを聞くために。 待つことしかできないけど、待つことならできる。 帰るべき場所を、守り続ける。 と、なんだかただただ待ってるだけのようなことを書きましたけど、それだけじゃないですよね。 彼女はただ待つだけじゃない、言うなれば「能動的に待つ」のです。 防具を作り、手渡し、それにより一緒に戦う。 防具を作ることで、一緒に旅をし、彼らの身を守り、そして彼女が待つ、その場所へ帰ることを手助けする。 受動的になりがちな、待つことを能動的にする。 積極的に待つ。 同じ防具を使う仲間によるネットワーク作りも、能動的待ちのひとつの策。 同じ防具を使う仲間同士が助け合えば、それぞれが生き残り、帰ることができる可能性が飛躍的にアップすることは確実。 すべては待つために。 帰りを待つために。 最初、なんだか硬い文体だなと思っていたのですが、なんだか途中からこなれてきたのか、それも気にならなくなりました。 剣と魔法の世界を舞台とするファンタジーなのだけど、戦闘シーンと呼べる戦闘シーンはほぼ出てこない。 それもやはり、この作品のテーマを表してるのかなと思ったりします。 すべては帰るために。
1投稿日: 2010.09.09
powered by ブクログ陽の光に満ち溢れているような、綺麗で優しい物語。読後感がとても良いです。最初は短編集の集まりのような印象を受けましたが、だんだんそれぞれの目線から語られる話が繋がってくるところが面白い。自由を手に入れる、とはどういうことなのか。自由とは何なのかを考えさせられる作品でもあります。 でも結局のところ「いってらっしゃい」から始まり「おかえりなさい」で完結する。この言葉がこの物語の全てなんだと思う。 個人的には菜花さんのイラストが空の彼方の世界観のイメージそのものです。菜花さんのイラストからも世界が素敵に色付けられていると思うのです。
0投稿日: 2010.07.24
powered by ブクログ「いってらっしゃい」という言葉は、「おかえりなさい」と セットで初めて完結する。小さな防具屋「シャイニーテラス」の主人ソラと、そのお客様達による少し淋しくて暖かいお話。
0投稿日: 2010.07.07
powered by ブクログ待ち続ける少女と元貴族の少年のおはなし。 世界観で買いました。 簡潔ながらこれほどまで想いのこもった約束が好きです。 続編欲しい!
0投稿日: 2010.07.03
powered by ブクログ■不思議な防具屋を舞台にした優しいファンタジー。 王都レーギスの中心部からはずれた路地に、隠れるようにある防具屋[シャイニーテラス]。陽の光が差し込まない暗い店内に佇むのは、女主人ソラ。彼女の店には、訪れる客と必ずある約束をかわすルールがある。それは、生きて帰り、旅の出来事を彼女に語るというもの。ある日、自由を求め貴族の身分を捨てた青年アルが店を訪れる。彼との出会いが、止まっていたソラの時間を動かすことになり――。これは、不思議な防具屋を舞台にした心洗われるファンタジー。 第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞
0投稿日: 2010.05.14
powered by ブクログ優しくて温かい物語だなと思いました。 1人暮らしを始めてから、「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」を使う機会が減っていたので、余計に心にくるものがありました。
0投稿日: 2010.04.30
powered by ブクログファンタジーの防具屋さんの顧客のそれぞれの語りだけで進む。防具屋が帰ってきた顧客からの話を聞く。防具より個別アイテム。
0投稿日: 2010.04.12
powered by ブクログなんていうか、雰囲気というか舞台設定というか、その世界観が好き。待つことしか出来ないソラのいじらしい事。すっかり感情移入してしまった。ただ文章が単調で寂しい。その分読みやすいんだけど、盛り上がりに欠ける。もう一歩だと思う。けど、純粋にシリーズ化して欲しいと思った。
0投稿日: 2010.03.18
powered by ブクログ透明感のある文体が最高。このまま続編とかやってほしい。読みやすいので本格ファンタジーにつかれた人におすすめ
0投稿日: 2010.03.17
powered by ブクログ久々ラノベ的なファンタジーを読みました。人情味があるストーリーや防具屋の人形のような美しい店主という設定は嫌いじゃないが、作家の文章・文体そのものに物足りなさを感じる。文章力がもっと欲しいところ。ずっと語り口で話が進むので盛り上がりに欠けると感じた。やさしい作品だなってかんじ。嫌いではない。
0投稿日: 2010.03.17
powered by ブクログ気のせいか、誤字が多かったような。それに冗長な文が多く見られ、少し読みづらい。話の後半からは慣れましたが、完全なファンタジーでありながら、遠回しな言い方も多いので、咀嚼するのに時間が掛かり、頭に入りにくかったです。 戦闘シーンは一切含まれていないし、ファンタジー小説は冒険ものだと思っていた私には、正直物足りなかったのですが、ソラと同じ空間を共有しているようで面白かったです。特に第四章の話がお気に入り。 物語は店の客と同じ目線で繰り広げられているので、いつも見送り、出迎えることしかできないソラが、切なくもいじらしく思えて好きだと思いました。ただ、青年アルにあまり魅力を感じられなかったのが残念ですが。 優しくてほんわかしているけれど、どこか切ないお話。
0投稿日: 2010.03.09
powered by ブクログ新登場のアスキーメディアワークス文庫 ちょっと様子見で買ってみました。 苦手なライトノベル風と思いきや、 ファンタジー過ぎない設定も良かった。 通好みの防具屋店主と、客たちの奇縁なお話。
0投稿日: 2010.02.06
powered by ブクログ10/02/04 読了。 とある変わったルールを守れる客にしか商売しない防具屋と そこに集う客たちが語る話を綴った連作短編形式の一品。 店主と客との絆がじわじわ育まれていく様子もさることながら それが客同士の繋がりに結びついていく物語の展開は どこかオーソドックスな展開ながらもいい雰囲気。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ文章は少々気になるところがあったものの、全体的に優しい雰囲気がよかったです。今までたった一人だった人が、ただ一つの共通点を持つことでお互いを支えあう存在になる。そんな空気がとても心に残りました。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ物語の舞台設定がしっかりしていて、登場人物ひとりひとりの気持ちの表現や 状況の描写がとても上手だと思いました。 これ、ホントに新人作家さんの作品ですか?と思いたくなるくらい、 文や話のまとめ方も違和感なく読み終えました。 誤字が数箇所。しかも割といいシーンでの誤字はちょっと残念でした。 1章ごとに違う人の視点で物語は進んでいくのに、全て繋がった物語として完成しているので 防具屋さんを中心にいろんな角度からその世界を覗いている気持ちになりました。 「最近、私の周りでは自由が大流行なの」 ほかにも気持ちのいいコトバが沢山でてきます。 この方の次の作品が楽しみです。
0投稿日: 2010.02.02
powered by ブクログこの本は、とても私好みな作品でした。 防具屋の女店主ソラが共通して話に出てくるのですけど 終始この子に感情輸入しっぱなしでした。笑 待つ者にはその人が帰ってこないと知ったときの 辛さや哀しさが付きまといます。 けれど、その人が帰ってきた時にはこれ以上ない喜びと安心感がありますね。 待っていてくれる者がいるひとは、仮令、今一人だとしても 大きな困難が目の前に立ちはだかっていても、自分が帰る場所、 帰りたい場所を思えば、とても心強いものです。 その場所に、待っていてくれるひとに助けられるものですね。
0投稿日: 2010.01.31
