
総合評価
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powered by ブクログ興奮のあまりシンガポールに家族旅行で行っているのに1日で読んだ。声を出して笑ったり、深刻な展開に心配になったり。
0投稿日: 2024.09.14
powered by ブクログ夏休みはUFOが出るものだという新聞部部長・水前寺邦博の発言から、浅羽直之の夏休みは学校の裏山での張り込みに消費された。新学期前夜、浅羽はせめてもの想い出にと学校のプールに忍び込む。驚いたことにプールには先客がいて、手首に金属の球体を埋め込んだその少女は「伊里野可奈」と名乗った…。 ---- ※シリーズ4冊読了しての感想です。 全体的に疾走感があり、アニメを見ているような臨場感のある文体や描写を楽しみました。最初はアニメ向きな内容だなと思って読んでいましたが、終盤にかけて味わう気持ちは、原作だからこそ感じることができるものなのかもしれません。 もう戻れないあの特別な時間に、あの年齢の私ができなかった冒険。本の中の主人公は、あの時の夢や冒険心を次々に現実化してくれる。懐かしい気持ちと、憧れと。いろんな感情が織り交ざって、ワクワクしながら読み進めることができました。 ☆一つマイナスの理由は、番外編や本編にあまり関係のないエピソードで疾走感が落ちてしまうことがあったこと、また、描写やセリフなどに「中学生の男子感」というか、(主人公が中学生の男子だからという意味ではなく)ちょっとやりすぎ感を感じてしまうことがあり、個人的な好みとしては楽しめない箇所があったからです。 とはいえ、面白くないと4冊も読まないので、最後まで読ませる筆力とプロットの良さは確実にあったのだと思います。 ただ最後は・・・。こういう終わり方だから良いという考えもあるでしょうが、私の好みとしては「アナザーストーリー」が欲しいですね^^。
0投稿日: 2022.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと、主人公が情けない(シンジくんみたいな感じ)だなぁ、と思っていたら、最後、スゴイかっこよくなってびっくり。こんな展開を待っていたよ。スゴイよ浅羽。 だが、4巻でエイリアンとの戦いの話や、作戦の詳細を描いてくれるのかと思っていたのだが、そうではなくて逃避行の話がメインになるのかな?というところがちょっと残念。
0投稿日: 2021.12.01
powered by ブクログイリヤと晶穂の対決は、大食いバトル。飯のシーンは、フード理論的にもキャラの魅力が伝わるし、イメージしやすいので面白い。晶穂のこじらせ具合がなかなか凄いので、この辺りで軌道修正しとこうかという感じだろうか。まぁ、狙っていた男の前に、謎の美少女が来て、男の意識を全部持って行かれたら、何か言いたくもなるだろうけど。 コミカルな前半とは打って変わって、その後からはシリアスモードになる。ボウリング場でイリヤが榎本に殴られる所はショッキングだけど、榎本の疲れ具合の描写からして壮絶な状況なのは察せられる。今までの行動を見ると、榎本がイリヤを思っていないわけはないけど、それでもやらなければいけないことがある。理想だけでは生きていけなくて、現状がギリギリの状況で進んでいることが分かる。 イリヤは髪が白くなったり、目が見えなくなったりと凄惨な状況になる。それに浅羽は主人公らしく怒るが、それは何も知らない第三者が猫に餌をあげて自己満足するようなものだ。世界か気になる少女か、ボーイミーツガールでの主人公は極端な二者択一を迫られる。 浅羽は根性を出して、発信機を体から取り出してイリヤと逃げるが、絶対に捕まる逃避行の果てはどうなるのか。その逃避行が、良い思い出になってくれるといいなと思うばかりだ。
0投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログ超傑作、無銭飲食列伝収録/ この圧倒的な描写を越える作家は今のところ確認していない/ だいじょうぶだいじょうぶへいきへいき/ ラーメン食べたい/ 上巻に同じ/ 後にアニメ化
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ正直1.2巻はしんどかった。 ここから一気に楽しくなった。 最終兵器彼女とか リバーズエンドを彷彿とさせる。 どちらも大好きだ。 さすが、趣味の合う子が貸してくれただけある。
0投稿日: 2017.01.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
限界突破の早食い対決でわだかまりが解ける、何とも漢らしいヒロインズ。しかしイリヤが学友と打ち解け始めた途端に破局が訪れるという残酷な展開が続いて、かなりショックを受けた。 心も体もすり減らしていくイリヤを見ながら何も助けてあげられない無力感。やりきれない者同士でただ怒りをぶつけ合うしかできない不毛さが辛い。 けれどそれゆえに、金魚の糞から脱却し生々しく「覚悟」を執行する場面が熱い。 逃げるための「トイレ」。でもそれは以前の選択とは比べようもない、彼女を守るための勇気あるトイレなのだ。 中学生にしてこの決断力…。
0投稿日: 2014.12.16
powered by ブクログイリヤと晶穂の大食いバトル。これなかなか読みごたえあり。話は一転して基地で起こった爆発とそれを隠そうとする政府のきな臭い動き。水前寺は単身基地に潜入する。
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログ続きが非常に気になる終わり方にも関わらず近隣の本屋には最終巻が置いておらずAmazonにも新品がない状況で辛い
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログ「無銭飲食烈伝」「水前寺応答せよ」前後編、「番外編・ESP.の冬」を収録。 その2のレビューで晶穂を貶してしまったが、無銭飲食烈伝で株が上がった。それはもう、上がった。これは胃袋と言うグローブを使った殴り合いだ。キャットファイトなんて甘いものではない。熱い。 水前寺応答せよでは、晶穂を怖がらなくなった伊里野が友人たちとボウリングを楽しむまでに。ここまで、わたしは伊里野可愛い伊里野良かったねと連呼していた、のだ。榎本にチョキを出されるまでは。冷水を吹っかけられた気がした。 そして伊里野の髪が。目が。椎名と殴り合い。浅羽は伊里野と逃避行を決め、電池虫を取り出すために己の耳裏にカッターを突き立てる。文章を読んで声を上げたのは初めてのことだ。秋山先生の文章力の所以。
0投稿日: 2013.03.17
powered by ブクログヒロイン二人の間に友情が芽生える(?)大食いバトルを経て4巻に続く逃避行へ。これまでの緩い日常編から一気にシリアスな展開になりメインヒロインの真実が描かれていく。長い夏休みも確実に終わりへと向かっている。
0投稿日: 2012.12.30
powered by ブクログ昔は多かったけど、最近ではこういう文章の書き方はあまり見ない。 当然だけど純文学以上に、はやり廃りはあるんだろうな。
0投稿日: 2012.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この巻から、一気にシリアスに突入します。 浅羽の反応は、最初こそやきもきしましたが、その後ちゃんとしたので良かったです。水前寺に関しては、最悪な展開が待ち受けていないことを願うばかりです。 榎本は、追い詰められている感じがひしひしと伝わってきました。2巻のカップめんを食べている描写からいって、あまり寝ていないんでしょうなぁ。 本当、少しでも良いから寝てほしいですね。 次で最終巻。どんな展開が待ち受けているのか、怖くもあり楽しみでもあります。
0投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログやっとイリヤに友達ができてきたところで、物語は急展開を迎え暗い話に。。。盛り上がってきたけどせつない
0投稿日: 2012.02.24
powered by ブクログ浅羽を巡る伊里野VS晶穂の女の闘いを描いた「無銭飲食列伝」から、つらい現実に引き戻される「水前寺応答せよ」前後編+番外編と、コメディ&シリアスの構成が見事でした。 オビの「おかしさ×せつなさ=」も頷ける。 最終巻にむけ急転直下する展開にドキドキしながら読んでました。 巻末のラフイラスト集を見ているだけで涙がじわりと来るのは気のせいだろうか?
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログストーリーはやっと動いたと思ったのに、また元の位置に戻ったって感じの展開です(´;ω;`) 読んでると、悔しさと悲しさがひしひしと伝わってきます。
0投稿日: 2011.01.04
powered by ブクログいよいよクライマックスが近づいて来て、明らかに緊迫してきた。荒唐無稽なんだけど、不思議な説得力。実はディテールの描写がしっかりしてるからだと思うが、仮想現実での戦時にリアリティがあって引き込まれる。どうオチがつくんだろーな~、ラスト1冊が楽しみだ。 番外編の水前寺の超能力考察が秀逸だった、京極堂っぽかった。
0投稿日: 2010.12.20
powered by ブクログ「イリヤの空、UFOの夏 その3」秋山瑞人 軍事?ライトノベル。水色。 さて、イリヤ3巻です。 『無銭飲食列伝』。伊里野と晶穂の意地の張り合い、そして友情の芽生え。 キワモノレベルの描写が凄まじいのひとことですね。勢いがある文章が○。 そしてそして、怒濤の展開、『水前寺応答せよ』。ようやく、ですね。 ようやくイリヤシリーズのバックボーンである”戦争”がストーリーに 紡ぎ込まれてきます。今までから一転してシリアスになる展開が読ませます。 でもまだ、衝撃を受けるほどの展開、とは言いませんよ? 4巻に期待しているので。 しかし相変わらず、伊里野は浅羽のことが好きなんだな(*^-^*)(4)
0投稿日: 2010.12.16
powered by ブクログ第3巻。物語にだいぶ動きが出てきました。浅羽が葛藤するシーンなどはホントに迫力十分に描写されているなと感じました。
0投稿日: 2010.04.28
powered by ブクログ浅羽、男を見せる。 水前寺のちょこっとばかし人間らしい所が見える回でもある。いいキャラしてるわ。
0投稿日: 2010.04.19
powered by ブクログめちゃくちゃ気持ちいいぞ、と誰かが言っていた。 だから、自分もやろうと決めた。 山ごもりからの帰り道、学校のプールに忍び込んで泳いでやろうと浅羽直之は思った。 何かこの最初の部分が凄く印象深いです。 電撃hpでの連載途中から読んだので実は妹の尾行編から読んだのですが、相変わらずの秋山節に凄いハマったなぁ。 最初の夏休みな感じと、後半の崩壊してゆく感じのギャップが凄すぎます。 誰かが言われていたのですが「ライトノベルのお手本」という言葉がしっくりきます。
0投稿日: 2010.03.23
powered by ブクログ晶穂とイリヤのあれこれで心が和み、イリヤかわいいよイリヤモードになっているところを全力で叩き落としてくれる展開が…いやもちろん、そうなるとは思っていたけど。 髪が抜け落ちるシーンはほんと「うわっ」ってなった。
0投稿日: 2010.03.10
powered by ブクログ1月26日読了。シリーズ第3巻。街に戦争の気配が漂いはじめる。1、2巻ではいまいちその魅力が伝わってこなかった主人公浅羽が大活躍、は、していないが最終巻に向けて走り出す。冒頭第1話の「暴走する感じ」もまさにライトノベルならではのノリだが、ストーリー的にはここからがこの小説の「セカイ系」たる所以が明らかになるところか。
0投稿日: 2010.01.26
powered by ブクログ2009/11/16(〜p186),17(〜p304終) 読んでいた日は北海道旅行であったはずなのに、夢中になって読んでいました。 久々に小説で燃えました。いろんな意味で(萌えもアリ)
0投稿日: 2009.12.06
powered by ブクログまさに中2という作品だと思います わたしも浅羽やイリヤと同じ年の中学2年生という 時期に読みましたから すごく…変な感情移入してしまいました 軍事関係のことを除けば 普通?の中学生、浅羽とイリヤの微妙な距離、 そんな関係がいい ていうかイリヤが可愛いすぎなんですね、はい
0投稿日: 2009.01.06
powered by ブクログ夏の定番で、軽い読み物で最高傑作だと思います。 私もこんな恋愛がしたい、と思えるのってスバラシイっ。
0投稿日: 2008.08.06
powered by ブクログその4も感動だったんですけど、 何故かこの巻の椎名 真由美と殴りあうシーンが泣けた 他のところは感動したけど泣くほどじゃなかったんだけど・・・ 何故か何故かそこだけ涙が。 なんでだろー('A`)?
0投稿日: 2008.05.19
powered by ブクログ3巻でようやくイリヤの変化が目に見えるようになる感じかな?晶穂との大食いバトルから浅羽以外にも少しずつ心を開き、ボーリングに行ったり。でもそんなときついに爆発がおこり、「戦争」が目の前に迫る。
0投稿日: 2008.01.24
powered by ブクログ2006/12/02購入。痛々しい描写も容赦ないけど閉塞感もすごい。その容赦のなさがいい。こういう息苦しさを描いている作品がライトノベルという分野にも存在していることが驚きだった。最終巻が楽しみです。
0投稿日: 2007.12.05
powered by ブクログ急展開来た! こりゃいーわ。快感。 あ、でも夢診断持ち出して心理学は科学的じゃないって言うところはアレだったな。 批判するならフロイトとかじゃなくてヴント以後の心理学を直接批判して欲しい。
0投稿日: 2007.05.18
powered by ブクログこの期に及んでも、来月の今ごろという日が「ある」と、誰もが信じて疑わない。 ◆ 2004.11.15.読了。未所有。最後の、まだ新聞部が2人だけだった時の話は、あまりに日常すぎて寂しかった。
0投稿日: 2006.07.14
powered by ブクログシリアスになってきたぁ〜!!相変わらず敵の正体が良く分からないけど、そんなの気にならなくなる面白さだった。特に無銭飲食列伝のクオリティの高さとトイレ内での約8ページにも渡る浅羽直之のモノローグの緊張感はスゴイ。この巻はもう文句なし!
0投稿日: 2006.05.21
powered by ブクログ読み終わり。4巻に向けてダッシュをかけた感じの3巻目。今までのただ基地がある日本の片田舎風景から一転して、起こり得ないと思われていた「有事」が起こり…という感じで、前巻の雰囲気から一転する。逃避行の始まりと夏休みの終局への序章かな?各章の構成がここまで読んでくると上手いと唸る出来映え。サクっと4巻も読んでしまいましょ。
0投稿日: 2006.05.11
powered by ブクログさあ食え鉄人定食!! 伊里野と晶穂の大食いバトルが繰り広げられます。 私はもうラーメンの麺に到達できずに終わるでしょう。
0投稿日: 2006.01.31
powered by ブクログ「無銭飲食列伝」 イリヤと晶穂の頂上決戦。 お互いのすべてを出し尽くすことで生まれる友情。すばらしいな。 これぜひアニメで動いているところ見て見たいな。 特に後半の作画は劇画調でお願い(無理。 「水前寺応答せよ 前後編」 色々といろんな意味で痛い描写が多い話ですね。 いや、嫌いじゃないけど。 この話で物語がクライマックスに向けて動き出す感じですね。 水前寺はどうなったんだろ。死ぬことはなさそうだけど、気になる。 しかし最後の浅羽が「頑張る」あたりは、 読んでて耳の裏が痛くなりますな。アイタタ。 「番外編・ESPの冬」 超能力の定義のあたりは、読んでてなるほどって感じだ。 本編とはさして関係ないか、ESPの冬に付いては多少触れていたけど。 「こつえー先生のラフ画」 当初は挿絵ありの予定だったんだろうか? 最初、「寧ろいらない」とかヌカシテましたが 多少絵が有ったほうがよかった部分も有ったんですがね。 榎本なんてもっと厳ついオッサンをイメージしてたし。 とりあえずスク水(*´д`)ハァハァ
0投稿日: 2005.12.28
powered by ブクログ水前寺殆ど出て来ないくせにやたら過去が語られる巻。いやー、ホントね、ネタだわ。マジで水前寺みたいなのいたら退くか惚れるか紙一重みたいな(爆笑)それだけに主人公の落胆が主人公の身になって感じられます。榎本の死体洗いのハナシも面白かった。でも結局あの電話の先は誰だったんだろう…木村ってよく榎本の話に出てくるよね…謎の深まる番外編。妙に不気味。
0投稿日: 2005.10.22
powered by ブクログ個人的には二巻の1人の男の子を巡ってのおにゃのこ2人の心理描写の方が好きだった。 三巻の前半はコメディ。中盤から後半にかけてはそれまでの話の流れとは一変し、ちょっとしたシリアスな展開になります。 ま、こういう展開も好きですけどね。(´-,_ω-`)プッ 次回に期待。
0投稿日: 2005.08.05
powered by ブクログ「イリヤの空 UFOの夏」3巻です。 前半の「無銭飲食列伝」須藤と伊里野の大食い対決は傑作です。笑いと切なさの嵐!!!! そして、須藤と伊里野の和解♪「水前寺応答せよ 前後編」は、題名から察して水前寺部長が大活躍すると思いきや…。シリアスな展開に唖然( ̄□ ̄;)!!伊里野にやっと人間味が出てきたと思ったら…。椎名の変貌ぶりが怖かったです。伊里野が大切にしていた「浅羽袋」に胸が締め付けられるくらい切なさを感じました。 一体、水前寺部長は何を見たのでしょうか?? そして、浅羽が伊里野の為にとった行動…読み進むうちに「ああ、夏も終わりに向かってるんだなぁ〜」なんて、ちょっとしみじみしてしまいました。 前半のほのぼのストーリーから後半の息詰まる展開にこの物語が終盤に向かいつつあることを感じずにはいられませんでした。
0投稿日: 2005.06.17
powered by ブクログいよいよ、と言うか。やっと、と言うか。物語が動き始めましたね。楽しみでもあり、少し哀しくもあり。それにしても、「無銭飲食列伝」の加奈と晶穂の大食ぶりには胸焼けを通り越して、吐き気が。すさまじかった。
0投稿日: 2004.12.14
