
総合評価
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powered by ブクログ放心しました。 表紙の少女マルガリータは結婚七年目、四回妊娠し、女児一人残し二十二歳を待たずして身罷る。長すぎる幽閉後に断頭台で処刑されたメアリー、自制できぬ暴君ゆえに跡継ぎ息子を勢いで殺してしまうイワン雷帝(後にその様子が絵画となる)、伯爵との結婚を望んでいたにもかかわらず(一族、自分の身分昇格の為)ヘンリー八世に見初められ結婚、息子を流産させた為に自分を誘惑した魔女として処刑されたアン・ブーリン…。 王族を生きた人たちの悲痛が伝わってくる、そんな一冊だった。
9投稿日: 2025.05.18
powered by ブクログ事実は小説よりも奇なりと言うか、現代人とは感覚が違いすぎるのか…、血生臭いエピソードに彩られた王妃と王の物語。 テンポの良い文章なので読みやすかった。
0投稿日: 2024.12.09
powered by ブクログ中野さんの本、2作目! 悲劇だけれどもドラマスティックで面白い。小説よりもよっぽどびっくりする展開の多い中世ヨーロッパ。他も読み漁りたい
0投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログ「その点で、女は男ほど情に流されやすくはない。愛してくれる相手を可愛く思うようになる、というのは男性特有の不思議な優しさであり、たいていの女性は嫌なものは嫌なまま」 だから男の人は浮気しやすいのかなあ。 でもこの心理を知って、強気で押す女の人と流される男の人って組み合わせはなんとなく醜くて嫌いかも。本人たちが幸せなら尚のこと。 中野京子さんの本は10年近く読んでいる気がするけれど、前は、小説より奇なる史実や、少し残虐なものをみたい好奇心だけで読んでました。 これからは、女性が虐げられてきた時代を終わらせよう、というか、男も女も自分らしくいられない相手といる必要なんてないんだよって時代なんだよ、みたいな、なんだろ、SDGsっていうの?な読まれ方がするのかなあなんて思いました。 どうして人間は残虐なものを見たがるんでしょうね。目を覆う手の隙間から覗く、どきどきがほしいのか、狩猟民族時代の暴力性の名残か、農耕民族だって土地拡大=豊かさから連なる暴力性を秘めている、だからこそ商人こそが平和の象徴として資本主義社会を導き出したのか。 むしろ避けることのできない残虐さを隠してもらっている、ありがたみを、確認したいのか。 眠いので文章が長いです。 ほんとはあんまり何も考えずに読みました。
0投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログ絵はただ鑑賞するもので背景までは気にしてませんでした。 でも背景や時代背景を知ると辛いし怖くもありますね。 まさに女性がモノ扱い。 やっぱり中野さんの本はおもしろいなぁ。
0投稿日: 2023.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『ラス・メニーナス』のマルガリータ・テレサ、叔父の皇帝に嫁いだ後、21歳で亡くなっていたとは。ヤン・トーマスのお茶目な肖像画から、勝手にご機嫌なウィーン生活を満喫したんだと思ってた…そう言えば彼女、かの「カルロス2世」の実姉なんだから、男児を産まなきゃスペイン王室が断絶するんだった。あ、ここからスペイン継承戦争でルイ14世はしゃしゃってくるのかー。
0投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログ中野京子さんの本は、膨大な歴史と芸術に関する知識をテーマ縛りで解説してくれるので大変わかりやすく面白い。 この本も、王と女王の関係をテーマにオムニバス形式でまとめられている。 プリンセスと聞いてディズニー映画を想像したらとんでもない。 ハプスブルク家の血縁結婚、幽閉される王女、イワン大帝の顔の見えない妻達など どれもこれも女性の視点から見ると、今の感覚では到底許されない人権侵害が必須条件としてまかり通っている世界。ホラーです。 同時にそうまでして血を繋がなければならなかった王の側の苦しみもあったんだろうなと。 当時のヨーロッパ王族が血縁を駆使して国の存続や領土拡大という国家事業をやっていたというグロテスクな現実にドン引きするとともに、この本では彼らの人間的な感情を想像し共感することもできる。 それは肖像画や歴史画の存在が大きい。 とくに印象に残ったのは、ベラスケスの才能によって生きているように描かれた肖像画達や、のちの時代に資料と画家の想像を交えて描かれた「イワン大帝とその息子」の衝撃的な姿。 単に歴史を知る為だけでなく、生身の人間を通して現代と共通する部分を見出す力が絵画にはあるのだと改めて思った。
0投稿日: 2022.04.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中世ヨーロッパを舞台に実在した王と王妃の悲しみの歴史。 読み終えて率直に中世と呼ばれる時代、ヨーロッパの王族間がこんなにも複雑な婚姻関係にあったことに驚かされました。 ちょっと特殊な高校の専門コースに通っていた私自身が世界史を深く学んでこなかったこともあり、この複雑な家系を理解することは困難で、各章を純粋な一つの歴史として読み終えました。 相変わらず登場人物の相関関係を把握することが苦手な私にとって、カタカナ名は一層の苦労を要しました。 王の権力が強大が故に跡目争いは熾烈を極める。 そこに隠された人間の本性はやはり恐ろしいものがありました。 説明 内容紹介 16、17世紀のヨーロッパを支配した王たち。現代に残る絵画や財宝にみることができる華やかさとは裏腹に、王朝を存続させるため政略結婚した王や王妃が歩んだ激動の人生とは!?(解説/原田マハ) 第1章 メアリー・スチュアート 第2章 マルガリータ・テレサ 第3章 イワン雷帝の七人の妃 第4章 ゾフィア・ドロテア 第5章 アン・ブーリン 内容(「BOOK」データベースより) 運命の支配か、宿命への挑戦か―。エリザベス一世と熾烈な闘いを繰りひろげたメアリー・スチュアート。血族結婚くりかえしの果てに生を受けたハプスブルクの王女マルガリータ・テレサ。強烈すぎるロシア皇帝イワン雷帝に嫁いだ七人の王妃たち…。数百年の時を越え、王族の生々しい息遣いがここに甦える。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 中野/京子 作家・独文学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
21投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログスコットランド女王のメアリ、ベラスケスの絵のモデルとなったスペイン王女マルガリータ、ロシアのイワン雷帝と7人の妃、後のイングランド王ジョージ1世の妃ゾフィア・ドロテア、エリザベス1世の母アン・ブーリン。 肖像画からも垣間見える、女性として最高の地位に就きながらも壮絶な人生を送った者たち。 この中でマルガリータだけは幸せを感じていたかもしれない。 しかしヨーロッパの王族は深く絡み合っているので複雑だな。
0投稿日: 2022.01.16
powered by ブクログナツイチ(2021年)で知り、読了。 ドロドロしまくっていますが、それが人間か。 歴史ものは面白いですね。文体も読みやすかったです
0投稿日: 2021.08.01
powered by ブクログヨーロッパは地続きなんだな。と、改めて思う。 戦国時代の大名が家の繁栄や安泰のために、息子や娘に政略結婚させたように、国を越えてそれをやっていた。 だから王族、皇族は海外の王族、皇族と親戚になっていて、名前も似たりよったりでややこしい。 何度も系譜に戻って確認した。 以前読んだ小説と映画では、アン・ブーリンは自分から仕組んでヘンリー8世に近づいたように描かれていたけど、本書ではヘンリー8世のゴリ押しで仕方なく結婚したようになっている。どちらが正しいのかはわからないが、当時の王様はやりたい放題、男尊女卑な世界だった事がうかがえる。
2投稿日: 2021.07.20
powered by ブクログまごうことなき一般人の私、王や王妃、王子様お姫様などまるで別世界の話。 ヒラヒラ美しいドレスを着て、社交パーティーに習い事、たくさんの召使いを従えて蝶よ花よとチヤホヤされて生きている…そんな貧相なイメージを大雑把に持っていて、そこに中野さんの絵画エッセイから、時代の激動に巻き込まれて悲しい運命を辿ることになった数名の王妃を知る程度。 こんな知識で読んだ本著、読んでみて…王や王妃の時代時代、何がきっかけで幸せに生きれるか、また真逆かはわからない。 そして…綺麗な世界では決してない。 とても厳しい。 別世界でよかった。 レーピンの『イワン雷帝とその息子』は本当に傑作。
0投稿日: 2021.01.27
powered by ブクログ王家の話は系図を参考にしながらもかなりこんがらがるが、彼ら、彼女らの内面に切り込みながらわかりやすく解説してくれる。
0投稿日: 2021.01.19
powered by ブクログヨーロッパの歴史がよくわかるなあ。中野さん、歴史学者だったっけ?それにしても、イワンもヘンリーも怖いなあ。
0投稿日: 2020.04.21
powered by ブクログ読書録「残酷な王と悲しみの王妃」3 著者 中野京子 出版 集英社 p38より引用 “ これまでのいきさつ上、死んだ息子の嫁 をカトリーヌが優遇するなどありえなかった。 メアリーがもう少し知恵を働かせ、姑に対し て慎重な言動をとっていれば状況は違ってい たかもしれないが、今となっては「子なきは 去る」しか道はない。” 目次より抜粋引用 “メアリー・スチュアート マルガリータ・テレサ イワン雷帝の七人の妃 ゾフィア・ドロテア アン・ブーリン” 独文学・欧州史に明るい著者による、ヨー ロッパの五人の王と王妃を巡る逸話を取り上 げた一冊。同社刊行作文庫版。 政敵との覇権争いをした者から夫のでたら めさに振り回された者まで、肖像画とともに ダイナミックなエピソードが記されています。 上記の引用は、メアリー・スチュアートと カトリーヌ・ド・メディシスの関係がひっく り返ったことを記した項での一節。 王妃として我が世の春を謳歌して、姑にも悪 い態度で接していたところ、夫が死に宮廷に 居場所がなくなったそうです。人生はいつ何 時逆転してしまうか、誰にも分からないもの なのかもしれません。 自分の息子を殴り殺したり、自分の妻を斬 首にしたりと、ロクなやつがいません。しか し、現代のニュースを見ていても、同じよう な事件が後を絶たないのを見るに、人は思っ た程進歩していないのではないかと感じてし まいます。自分がそうならないためにも、歴 史を学ぶことには意義があるのではないでしょ うか。 ーーーーー
2投稿日: 2019.12.25
powered by ブクログはじめに 第1章 メアリー・スチュアート 第2章 マルガリータ・テレサ 第3章 イワン雷帝の七人の妃 第4章 ゾフィア・ドロテア 第5章 アン・ブーリン あとがき
0投稿日: 2019.06.18
powered by ブクログ名画に登場するイギリス・スペイン・ロシアの王や王妃の人生について書いています。宮廷の裏側や当時の文化は、恐ろしいながらも興味深いです。
0投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログ本当は「怖い絵」を買おうと思ったのですがイマイチ食指が動かず、こちらを。 こういう話、大好き。 しかし昔のヨーロッパは、国を越えると同一人物でもゲオルクがジョージになったり、従兄弟や義姉、叔父と結婚してみたり血筋が濃いわで大変なことになってるな……。 絶対生まれてなくてよかったと思ったのはロシア。夫は妻を殴るのが当たり前なんだって。絶対嫌だそんな国。 この手の本、もっと読みたいなー。
0投稿日: 2017.10.30
powered by ブクログ怖い絵で気になっていた中野京子さんという事、題名と表紙のラス・メニーナスに惹かれて。 中野京子独特の語り口が心地よく面白い。
0投稿日: 2017.04.02
powered by ブクログ中野さんの著作なので面白くないわけはないんですが、4人で1冊だと間延びしていた印象です。脱線があったり感情の類推にポエミーに何ページも使っていたり。「はじめてのルーブル」のような軽快さが一番好きです。それでも有名なアンブーリンさんやらかわいそうなイワン雷帝、美しかったけど流れを読み違えたメアリー・スチュアートさんとエリザベス女王の確執など読んでいて面白かったです。女性の地位が低く政略結婚がデフォルトかつ暗殺も気にしていないといけない中でのし上がるのはやはり並みの心がけではいけないんでしょうね。華やかだけどお気の毒。
0投稿日: 2016.06.01
powered by ブクログ学部時代に美術史をかじったときに先生が”絵というのは、その歴史と合わせて見ないと全然面白くないのよ”とおっしゃっていたのを思い出した。 本当にその通りだと思う。 いくつかの王家についてのドラマを、話ごとに特定の女性に焦点をあてて描き出している。 当時の王政を世界史で習ったときにどうしてこんなことが起きてしまったんだろう?と疑問に思っていたことが、本書を通して納得できた。 これはある特殊な人たちの織りなす、凡庸で魅力的なお話の集まりである。
0投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログ絵の中の貴女は泣いているのでしょうか。 メアリー・スチュアートとかアン・ブーリンは知っていたけれど、恥ずかしながらマルガリータ・テレサ(あのベラスケスの少女である!)、イワン雷帝の七人の妃、ゾフィア・ドロテアは全然知らなかった。面白かった! 絵は真実を伝えないかもしれない。でも、見えるもの以上を伝えられるんだ。
0投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログ15世紀~17世紀ごろのヨーロッパの凄惨で劇的な生涯をすごした人たちを、絵画を辿りながらどんな人物だったか、どんな人生を歩んだか解き進めていく本。 凄惨な話はなぜこうも人を惹きつけるのか。 読みやすい文章と、全体の構成も流れを汲んでいるので、あっという間に読み終えてしまいました。 謀略や裏切りなど血なまぐさい話がつきものの王室ですが、こんなにひどかったとは・・・。 世界史を避けてきた身としては、年表や系譜などの知識が抜けている分、面白さが半減してしまったのかと思うと悔しい。 でもこの頃の女性は日本でもそうだけど、子供を産む道具としてでしか見られないことが多いから、相当なプレッシャーだったんでしょうね。 子供を産んでも自分やその子供が殺されてしまうかもしれないという恐怖・・・。 といっても、現代の尺度でしか考えられない私より、もしかしたら彼女たちは相当タフだったのかもしれないいけど・・・。 その女性の運命を決めてしまう非道な王様たちも、いろんなタイプがいて、本当にろくでなしの人間もいれば、過去の生い立ちが一生ついて回ってしまう人など、王様側の視点でも見れるのが面白いですね。 なんとな~く歴史が学べる本。 まるでどこかのテレビ番組みたいだねww
0投稿日: 2014.12.18
powered by ブクログ中野京子さんの著書を2冊続けて読みました。若干業務も入っておりますが。いやはや怖いです。「怖い絵」は見た目だけではないその絵が描かれた背景が怖い。「残酷な王と悲しみの王妃」はヨーロッパの王の信じがたい残酷さと凄惨な事件が怖い。 しかし一番怖いのはこういう話を淡々と調べあげて本にまとめ続けている中野さんかも…。
0投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログ絵画の本かと思いきや、絵画を導入部とした様々な国の王族の話。なかなか面白く、通勤途中とかに読むには良いんじゃないでしょうか。 個人的にはイワン雷帝とアン・ブーリンの章が良かった。今の感覚から読むと兎に角グロテスクなんだが、これが人間の歴史かと。 それにしてもベラスケスって凄い画家であることが、同時に読んでいた本と合わせて再認識。プラドに一度行ってみたいものですわ。
0投稿日: 2014.10.04
powered by ブクログ作者が作者だけに、ずばずばっと切り口が面白い。 あっという間に読み終わってしまった。 これらの時代生まれなくてよかった・・・(;^ω^)
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログ書店のナツイチ・フェアで見つけ、書名に惹かれ読み、堪能しました。別のカドフェスで「怖い絵」を買っていたので同著者の本をとりあえず買っていたら、こちらの方が面白かった。 アン・ブーリンは映画などで著名だけど、ゾフィ・ドロテアとかイワン雷帝については無知だったので、魅力的な人物を知れて満喫しました。
0投稿日: 2014.08.14
powered by ブクログメアリー・スチュアートとエリザベス1世、歴史上の勝者は後者だったが、果たして一人の人間としてはどうだったか…。長年の謎が、すっきりと氷解した!マルガリータは幸せな王女だったのか?絵の中に閉じ込められた不思議を、深い歴史と共に紐解ける、興味深い一冊でした。
0投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ面白かったー。絵画とか世界史をこんなにわかりやすく解説してくれる本に出会えてよかった。取り上げられているのは5人だが、その人物を通して、多少なりとも歴史がわかる。
0投稿日: 2014.05.19
powered by ブクログ世界史だけはどうしてもできなかったわたしが中野女史の本はとても面白く読めるのは彼女の筆力ゆえ?今回もわかりやすくさくさく読めました。ただの壁に掛けられた絵が生々しく動き出す瞬間は毎回ぞわざわします。しかし女性に対する肩入れ具合を見ているとなかなか女史自身も生きづらい方なのではといらん心配をしてしまう…
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ中野京子氏の語り口は独特で、歴史上の人物に対する感情がはっきりと伝わってくる。 時に自分の抱く像とは異なり、反発を覚えつつも、 新しい切り口に興味を覚える気持ちのほうが勝る。 ベラスケスの絵にのこされたマルガレーテ王女など、歴史上であまり有名ではない人物が、動きを伴って見えてきたり、とても楽しんで読んだ。
0投稿日: 2014.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「怖い絵」シリーズが面白かったので借りた本。 中野京子さんの文体は切れ味が良く、読みやすい。 学生時代は世界史にそれほど興味がなく、いい加減にしか勉強してこなかったのに、何度も読み返してしまう。 スコットランド女王でエリザベス一世と覇権を争った メアリー・スチュワート ベラスケス作『ラス・メニーナス』で描かれたスペインハプスブルク家の幼い王女マルガリータ・テレサ 「怖い絵」にも出てきた、皇帝による世継ぎの息子殺しの生々しい殺人現場を描いた、 イリヤ・レーピン作『イワン雷帝とその息子』 (なんでこんな怖い事件を絵の題材に選ぶのかと思いつつ、実は一番惹かれた) なぜロシア皇帝がこのような取り返しのつかない事件を引き起こすに至ったのかを詳しく解説した、 イワン雷帝の七人の王妃 ジョージ一世の妃であるゾフィア・ドロテア妃は 32年もの間、夫に死ぬまで幽閉された。 ヘンリーハ世の二番目の王妃アン・ブーリン 彼女は後にエリザベス一世となる女児を生んだが、 正嫡の男児を望むヘンリーハ世の期待に応えられなかった為に夫によって濡れ衣を着せられ斬首されている。 彼女は映画『ブーリン家の姉妹』でも有名な悪女とされているがどう考えてもヘンリーハ世の身勝手さや無慈悲さの方が目立つ気がする。 前王妃キャサリンとの離婚に反対するヴァチカンを切り捨て、英国国教会を設立という宗教改革をしてまで アン・ブーリンを手に入れたかったのだろうが、 すぐにそれは憎しみに変わる。 母親が処刑され、一時は庶子に格下げされた苦労が あったたからこそ、エリザベス一世の慎重で冷徹なリアリストの性格が形成されたのかもしれない。 きな臭くて、うんざりする程血腥い西洋史だが、 他にもメディチ家やハプスブルク家など興味は尽きない。
1投稿日: 2014.02.24
powered by ブクログこの時代の女性の扱いというか、地位が怖いまでにわかる一冊。でも個人的にイワン雷帝が好き。もっと穏やかというか、幸せに?朗らかに?過ごせればと、願ってみたり。ベラスケスの偉大さも分かる一冊。ヘンリー8世は好きになれないが、エリザベス1世も好きにはなれない。読む人によって肩入れする人は大きく変わりそう。それがまた、楽しい。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ怖い絵が好きだったから読んでみた 個人的にはエリザベス1世の残念さが意外でおもしろかった感。やっぱり文章はそんなに面白くないんだけど世界史の教科書よりははるかに面白いのでまた続きが出たら買うんだろうなあと思う
0投稿日: 2013.10.26
