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悲愁中宮
悲愁中宮
安西篤子/集英社
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総合評価

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    清少納言が仕えた側の中宮・定子。 時の関白・藤原道隆の娘で、一条帝の皇后になり、帝も少し年上の定子をすごく好きで、幸せに満ち足りてるようだけど… のちの関白・藤原道長の姪ではあるけど、道長は自分の娘・彰子を入内させ、後々は外祖父になろうと目論んでいるワケなので、兄の娘(自分の姪)である中宮・定子は目障りになるので、兄である関白・道隆が亡くなったのを契機に遠回しにイロイロと仕掛けてくるんですよね。 清少納言はちょっとだけ出てきますが、あくまでも脇役ですが、定子の言葉遊びのお相手として、すこーしだけ登場しています。

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    投稿日: 2024.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    15歳で道長の愛人となり、産んだ娘の養育をちらつかされ、定子に出仕してスパイもどきをするようになった…という設定の架空の女性、左京の視点で語られる物語。なお、この話の一条帝は、あまり思慮深いお人柄を割り当てられていない。 照る中将と光る少将の出家について、全編を使って説得力のある解釈がされているのにハッとした。 清少納言はほとんど出てこないし(『枕草子』の中のエピソードはチョイチョイあり)、和歌もほとんどないけど、全然不自然じゃないのがむしろ不思議。 「大活字本シリーズ」上下本で読んだ。ちょっと味気ない。造本とか装幀とかって結構大事なのね。

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    投稿日: 2022.03.18
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    定子があまりにも不憫だった。身分が高いから幸せなわけじゃない、後ろ盾がないとこうも落ちぶれて肩身の狭い生活をしなければならないのか。道長のやりかたが卑劣で、平安時代の女性の不幸さがわかった。

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    投稿日: 2014.08.01
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    平安時代の女の哀しさが伝わってくる。高貴な立場、裕福な家柄に生まれても自分の人生を描くのは周りだという現実。それが当たり前だと思っていたのだろうけれど、姫君でないほうが幸せなんだろうなぁと、後の世の女としては思ってしまう。

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    投稿日: 2011.05.13