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赤い糸の呻き
赤い糸の呻き
西澤保彦/東京創元社
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総合評価

10件)
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    初めて読む西澤保彦さん。 フォロワーさんの本棚でお見かけして、とても気になった「ぬいぐるみ警部」の初出を含む5篇のミステリー短編集。 キャラクター造形が魅力的で読みやすいし、「えー!そんなことで」な動機も、推理が論理的で納得できる。見事なくらい。 決してそういうミステリーは嫌いでないけど、なんだかあっさりしてるなぁと感じるのは、短編だからなんだろうか。そうなんだろうなぁ。 次は「ぬいぐるみ警部」読んでみたいと思います。

    12
    投稿日: 2021.03.07
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    5編からなる短編集。 どうもこの作者は長編がいい気がする。キャラがしっかりしている分だけ、短編で中途半端な設定を読まされても、もったいなくて仕方がない。 動機のくだらなさに、犯人の全く共感できない傍若無人ぶり、なんとも素晴らしい。それを仮説で導き出す趣向は快感である。 好みはやはり表題作。密室の中で起きた不自然な状況。なぜそうなったのか笑ってしまうほどの犯人の行動。理解できないことは評価が悪くなるわけではない。そこにいたったプロセスを楽しめればいいのだと思えた作品。タイトルが秀逸すぎ…

    2
    投稿日: 2018.02.07
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    初の西澤短編でしたが相変わらず切れ味抜群。 前半三編は大したことないが、ラスト二編は最高。 『対の住処』は五編中最も綺麗に収束する。「納得」の面白さで「共感」の無さを凌駕する作者にしては両者の均衡を上手く保った傑作。 表題作『赤い糸の呻き』はもう終始にやけてしまった。ある意味予想通りのお家芸で満足。こちらはまさに共感性より衝撃と「無理やり納得させる」手法が素晴らしい。 全編通して仮説により良い仮説を上書きする気持ちの良さと、幕が降りる際のモヤモヤ感が堪らない。狂人たちの世界では狂うことが正常と思わされる五編。

    0
    投稿日: 2018.02.06
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    どの作品も親しみやすいキャラクターに軽いタッチで読ませるけれど、謎解きの先にゾッとするような人間の思いが突如として顔を覗かせる。表題作のラストは予想外で驚かされた。「墓標の庭」「終の住処」も好きなタイプ。

    0
    投稿日: 2017.06.13
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    ミステリーのバリエーションの見本のようだなと思いつつ、それでもやっぱり西澤ワールドなのが……。 一言、たぶんほとんどの読者がモン・スイユのショコラと言ってもわからないような気がするんですが。(ぶたぶたファンとしては確かに常識なんですけどね^_^;)

    0
    投稿日: 2015.09.05
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    西澤保彦は、個人的には当たり外れがある作家だが、どうやら短編集は命中率が高い。 5編、全て良かった。重要な導入は巧みで、オチは端的で予想外と、推理短編のポイントを押さえられた。 表題作と「お弁当ぐるぐる」は特に好き。 しかし、この短編だけでもキャラクター小説として成立しかねないくらい、キャラ描写もソツがない。 2014年上位作品。 4+

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    投稿日: 2015.05.12
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    短編パズラーが5作品入っています。どれも、「ああ、そうだったのか、スッキリ!!」という感じで爽快でした(というわけで、一つも謎解きに成功しませんでした。orz)

    0
    投稿日: 2015.03.28
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    いろいろな殺人事件にまつわる短編集。表題作は捻りがあって面白かったが、残りは可もなく不可もなくという感じ。 西澤保彦というと「7回死んだ男」の記憶しかなかったが、 「なつこ、孤島に囚われ」の著者と思い出し、癖のある登場人物が多い理由がわかった気がした 笑。

    0
    投稿日: 2014.12.07
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    ノンシリーズの短編集。 偶々なのか、敢えてそうしたのか、会話劇っぽい短編ミステリで、決して大団円とは行かないオチというのが共通している。 表題作が一番凝っていて面白かった。

    0
    投稿日: 2014.07.17
  • 軽快な推理で

    全て、別々のキャラのたった主人公と相棒が 推理(?)を展開する短編集。 それぞれのキャラ設定はさすがだと思いますが、 推理が少し強引すぎる感が… 探偵役が一般人ならそれでもいいんでしょうが、警察関係者となるとね…。 推理というより当てものごっこみたいなことになってますが、 さらっと読めるし、軽快な感じで普通に読むのにはいいかも 作者の特徴は出てる作品

    0
    投稿日: 2014.07.06