
総合評価
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powered by ブクログ当たり前のように多くのものを踏み躙られたり、取り返しのつかないものを失う瞬間が連綿と続く 性暴力とイデオロギーと凄絶な戦争体験のバランスが絶妙すぎる 誰かが正しいとか適応したとかではなく 光のほうへ歩んでいけたかどうかの話 「我々も死ぬために生きている」 「女だってお国のために身をけずってる」
0投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログ『ゴジラ-1.0』の着想元となったという監督のエピソードを聞いたので読んだ。 生き残った復員兵が抱く罪悪感というテーマといい、導入からも主人公の設定がまんま同じで驚く。 こう思うと、山崎貴監督は何かしらの元ネタがあって初めて映画が作れるタイプなんだなと思ったり。 話が脱線したが、アングラな性描写には『コーポ・ア・コーポ』の岩浪れんじ作品とも通ずるものを感じた。
0投稿日: 2025.03.19
powered by ブクログ感想は最終巻で 戦争のリアルに迫ってはいるが、現代人のコンプラ感覚で読むとあまりに楽観的な描き方に不快になるところもかなりある。男性目線過ぎる感じかな。 最後まで読んでから公平な判断をしたい。
16投稿日: 2024.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦地から焼野原の東京へと戻ってきた黒田門松が、偶然、以前の班長だった川島と出会い、共に戦争体験を思い出しつつ闇市でスープ屋を開業する。 しかし門松はパンパン嬢となっていたお吉と偶然出会ったことから、赤線屋の用心棒の仕事へと転職する。 一方川島は復員船で知り合った金子に頼まれ、戦死した金子の弟の許嫁の菊子を探しに行く。しかし菊子は多額の借金を背負い、パンパン嬢として米兵を相手に仕事をしていた。金子は借金を肩代わりして菊子を身請けする。 赤線店の用心棒をしていた門松は、そこの女たちと次々にまぐわっていく。女たちにとって門松は、女たちの共通の男であり、門松の話をすることで絆が生まれるのだ。ところが、門松が外の女郎屋で遊んできたことを知ると、浮気したと追い出してしまう。 再び行動を共にした川島と門松。しかし仲良くなった子供が缶詰爆弾で死んだのをみて、川島は卒倒してしまう。 戦争の話を書いたマンガは山ほどあるが、戦争直後を描いたマンガはあまりなかったような気がする。パンパン嬢になったお吉の「でも言いたいこともやりたいことも我慢して、空襲におびえて暮らした戦争中よりずっとましだわ」という言葉は、この時代を生きた人の本音をきれいに捉えられていると感じた。
3投稿日: 2023.11.06画に力がありすぎる。
戦後、偶然再会した「班長殿」こと川島徳太郎と、戦場で川島の部下だった黒田門松。 この二人を中心として、様々な人たちの「戦後」が魅力的な画で描かれています。 なんと言っても、人物の表情が素晴らしい。 生き生きとしていて、存在感があります。 戦中という過去を抱えたそれぞれの人物像も魅力的。 この第一巻では戦後の彼らがどう生きているかが主に描かれていますが、ラストで戦時中の部隊へと場面が移ります。 川島と黒田はどのように出会ったのか。 どのような部隊生活を送ってきたのか。 二巻へと話が続いていきます。
6投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログゲイコミックの『若さでムンムン』が初読みで、なんと言う緻密で人間味溢れる絵柄を描かれる人なんだろうか、と思っていたが、戦後の焼け野原の東京での人の営みが手に取るように描かれている。川島班長の「悪夢」の正体は何なのだろうか。
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
徳太郎。角松。そして菊子。 まずは焼け跡、闇市の雰囲気に酔い、パンパンらの逞しさに微笑んでいるうちに、3人の過去にさかのぼって…… いや楽しみ。
0投稿日: 2015.04.29
powered by ブクログこれは…大好物です! 敗戦すぐ後の日本! 復員兵! 闇市! パンパン! 絵柄がとにかく、この時代の話を描くのにぴったり合ってる。田河水泡とか、あのへんの雰囲気がありつつ、べらぼうに上手いので悪い意味の古さがなく、良い意味の古さだけを覚える。 とにかく「タイトル力【ぢから】」のある漫画、パート1です。
0投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログ戦争を悲観しすぎず、楽観しすぎず、けれどユーモラスに描いた作品。引き込まれる可愛らしい絵柄と物語の深みのギャップが面白かった。
0投稿日: 2015.01.05
powered by ブクログ戦争の話を知らないふりはできません。戦後から始まる物語。テレビドラマとか映画を意識しないでおもっきり描いてある気がして良かった。きれい事じゃないから。戦争は人殺しだから。
0投稿日: 2014.12.25
powered by ブクログ「終わっちゃいねぇんですね、何もかも」 一部業界では熱狂的な人気を誇る山田参助先生の長編連載。時代背景は敗戦直後の日本。アメちゃんにペシャンコに負けてなにもかもが潰れてしまった東京で、元将校の門松(バカ)と元上官の徳太郎(アル中。)が焼け野原を舞台に起こす珍騒動。「終戦」「闇市」「慰安婦」暗いテーマがコミカルなタッチでテンポよく進んでいく。けど場面が、台詞が、しっかりと響く。早く2巻を買わなければ~。 ちなみにわたしが初めて山田先生の絵を見たのは西原理恵子先生の漫画の中でした。きゃあああああああ(編集者の叫び) ※ちなみにこの作品はゲイ描写は御座いません
1投稿日: 2014.12.08
powered by ブクログ戦後の闇部分を描いて、次巻から戦中編て。ちゃんと一巻のはじまりを回収できるならいい漫画。そうでなけりゃ、ただのエロ。戦争に勝ってさえいれば、はじめて聞くセリフ。
1投稿日: 2014.10.25
powered by ブクログまたもすごい漫画を発見してしまった。。。と思わざるを得ない漫画。 当時の空気感がこめられてる、なんて言うと当時を生き抜いた方々に怒られてしまいそうだが、登場人物たちの息づかいまでがリアルに感じられてしまうのはなぜだろうか。 漫画の表現技法や無駄を省いた展開もすばらしい。
1投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログ敗戦後の東京で再会した元軍曹と復員兵。上官と部下の関係だった2人が抱える陰と陽。戦火の跡にあって前を向いて強く在ろうと生きる人々と、戦争の闇に囚われて死の気配を傍らにこびりつかせながら生きる人々とのコントラストが印象的。5話~7話はやはりズドンとくる。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ山田参助…どこかで聞いたような……あ!サイバラさんの本で「絵が異様にうまいけどとにかく変態」て紹介されてた人だ!と気づいて購入。 これはなかなかの当たり!こういう、バディとまではいかない絶妙な関係性も良い。そして時代(大戦直後)の、清潔感に欠ける生々しい空気のイメージも素晴らしい。 続き楽しみ。
1投稿日: 2014.05.26
powered by ブクログ待ちに待っていた参助さんの長編コミックス。 重いエピソードの合間にもユーモアを感じさせる人々の描写。過去を引き摺りながら、切なくも逞しく生きようとする人々へ向ける、作者の底抜けの優しさ。 昭坊のエピソードではくやしくて悲しくて奥歯を噛み締めた。 戦中編を描く2巻は覚悟して挑まなければ。 今年の傑作と言えるコミックス。
0投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログ敗戦後、焼け跡のバラック。 それぞれの過去を背負いながら、あるいは生きようと、あるいは死ねずに、その日その日を暮らす人々の群像である。 主人公は戦地で上官と部下であった男2名。班長であった川島は虚無を抱え、部下であった黒田は素朴で荒削りな生命力に満ちている。 取り巻く人々もさまざまである。 居酒屋のような店を営む菊子。 親をなくし、仲間同士で自活する子どもたち。 仕事と割り切り、客を取りながら、共同生活を送る娼婦たち。 怪しい肉入りスープを売るスープ屋。 戦争から戻ったら足を洗うつもりが、やはり事情があって裏稼業に舞い戻る男。 父親が働きに行っている留守にタバコの吸い殻を拾って家計の足しにしようとする子ども。 川島が隣家の子どもに読んでやる童話が叙情的である。 飼い犬や仲間とともに戦後の混乱を逞しく生きる別の子のその後が描かれるのかも気になるところだ。 ただ、自分には正直なところ、性描写がきつかった。米兵向けの慰安所のシーンもさることながら、男たちの「武勇伝」も(長くはないエピソードだが)しんどい。からりとしたパンパン4人娘はそうでもなかったのだが。 絶望的な闇を孕む暴力と、夜空にきらめく星のような叙情。 振れ幅大きく感情を揺さぶられる作品であることは間違いない。 舞台はこの後、時間をさかのぼり、川島と黒田が知り合った中国大陸の戦地を描くことになるようだ。 興味がないわけではないが、2巻が出た後、手を伸ばすには、いささかの覚悟が必要になりそうだ。 *引っかかった点が1つ。明るい印象で登場する菊子。彼女にもつらい過去がある。これが描かれた後では、冒頭に菊子が川島に掛けるひと言がいささかちぐはぐであるように感じる。この過去に囚われながら、この過去を知る川島に、こんなこと、言えるかなぁ・・・? 最後まで読み進めると違和感が消失するのか、なお残るのか、何とも言えないところだ。 *このタイトルは何か出典があるのだろうか・・・? 1巻ではまだ、意味するところがはっきりわかるという感じではない。
1投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログ戦後の東京のはなし。焼け跡の東京で生き抜く生々しい人々、時代の物語はあまり好きではないけど続きがよみたい。
0投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログTwitterで絶賛されていたので購入。 最初は単なる戦後モノかと思ったが、それだけにとどまらない面白さ。 続きはどうなるのだろう???
0投稿日: 2014.05.04
powered by ブクログ敗戦直後の世相が二人の復員兵を中心に描き出されてゆく。つげ義春や福井英一などのタッチも引用されている。続刊に期待。
0投稿日: 2014.04.30
