
総合評価
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ご都合主義的にいろいろ手近なパーツがくっついてアメコミヒーロー化する獅子緒。 一応主人公のはずなのに敵の凶悪さとザビエルのアクの強さのせいで空気のように影が薄かった獅子緒がこの巻で急に物語の中心に居座ってなんだかグイグイ押し出してくるなと思ったら完結でした( ゚д゚)ポカーン 要は「俺たちの戦いはこれからだ!」的エンディングなんだけど、でもやっぱこれ本人たちが友情パワーの熱にうなされてるだけで、どうにもなりそうにないよ、相手が相手だけに。 2巻までの流れでてっきり長編化するのかと思っていたのと、ラストエピソードの暴走ぶりに打ち切りかと思いきや…巻末の作者あとがき読むと3巻で完結は当初からの予定通りとは。 それならばここまで大仰な展開にせずにもっと小さくまとめて、大団円と思ったラストで初めて外なる神の影がチラホラ見えて((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルという余韻のある完結がクトゥルフらしい狂気もあり、綺麗だった気も。 で、その問題のラストエピソードですが、擬人化ナイトゴーン子はけっこう好みなんだけれどもなんだかなあ・・・ダゴン篇のあたりはうまく時代物とクトゥルフを絡めた感じだったのにだんだん乖離し始めてそこへ行き着くかと。暴走をどや顔で釈明する(カバー折り返し参照)のもいかがなものかと。。。 ザビエルの真の目的にしてもあれでいいの?なんか目的に対して負っているリスク大きすぎるんですけども。 というわけで、非常に面白い作品になりそうで期待も大きかった分、残念なところが多い完結巻という印象。できれば構想だけはある小エピソードで別な角度から続きを描いてほしいですね。
0投稿日: 2011.08.08
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だからなんでこんなに面白いのにいつも畳まないでむしろ広げて終わらせるんだよこの作者は! こんなに面白いのになあ、まったくもう!
0投稿日: 2011.05.19
