
総合評価
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powered by ブクログ第5章をざっと読んでから、本編を通して読みました。オンラインとオフラインの相互作用について、事実を踏まえてコンパクトに提言をされていました。読みやすかった反面、もっと5章のような内容を読みたかったので、物足りない。同じ著者の別の本を読んでみたい。
0投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログウェブの世界で起こっている事象が、どんなものかを冷静に見つめてみて、現実の世界との融合、接点を模索してみたくなった。
0投稿日: 2018.11.04
powered by ブクログウェブの潮流について記述した一冊。 ウェブとそれを取り巻く現実世界の今後について知りたい人は読んで損がないかと。
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログMITメディアラボ所長の伊藤穣一氏が、 帯に「激変するウェブとテクノロジーが向かう先は? 本書にその答えがある」という推薦文を寄せています。 そうなんですよね、激変していくウェブ世界のこれまでと今を 深く見つめてのその現状の紹介と、現実的に分析している論考とが 本書全5章のうちの4章まで繰り広げられています。 最後の章では、それではどうしていけばいいのか、という 著者なりのあまり細かくないハウツー的な、 スタンスの取り方の説明があります。 そして、ビジネスについてページ数を多く割いている、 ビジネス本の種類のものです。 この本の中でよく述べられていたのが、 「オープン」と「シェア」という概念でした。 そのなかでも、「オープン」では、 まず社内でオープンにしないといけない、と書かれている。 そうしないと生き残れないのが今という世界なんだということでした。 10年前にぼくはナレッジマネジメントを 自分の働いている会社でやろうとしていたのですが、 その方針はまったく的外れでなかったのだなと知ることになりました。 暗黙知や分散しているナレッジをまとめてみんなで共有していこうという プランを練っていました。 まったく、理にかなった現実的なやり方じゃないですか。 なかなかやるじゃないか、ぼく。 また、クリアには書かれていませんでしたが、 ストーリーマーケティング的なやりかた、 モースの『贈与論』のアニミズム的な感覚というものが、 これからのビジネスに生きてくる可能性があることも 示されていました。 合理性や効率ではない、その反対のもののもつ物語や体験が 「笑ゥせぇるすまん」じゃないけれど、 こころの隙間を埋めるんじゃないかって思いましたよ。 ここで重要なのは、ただ一面的に、ビジネスが生まれるだけじゃなしに、 人と人との連帯感みたいなものが出来あがってくるし、 働き手は自分がアウトプットしているものに見合うかそれ以上のリターンを 感じることにもなるだろうし、 社会的包摂にもどうやら役立ちそうだということが見えてくる点にあります。 それと、検索できないものをみつけていく、 っていうのは良いなぁと思いました。 そうやって見つけたものは、言語化できるものならば ネット世界がより深く構築されるきっかけになるし、 言語化できな様なものであっても、 それゆえに、大切なものなので人生を深くするのに 役立つんじゃないかと思えました。 それにしても、本書は本当に、IT世界の現状を細かく網羅して いるように、ぼくなんかには見えますので、 現状認識のためにも一読の価値があります。 こういう本を読むおかげで、ぼくにしてみると、 たとえば3年前のITの現状よりも、今の現状のほうが、 より複雑になっているであろうけれども、 比較的知っていると言えます。 情報世界についての情報を知ることは、 いま大事だと言われる、プラットフォームという「システム」・「考え」を 知ることに繋がります。 まぁ、何をするってわけじゃないけれど、 踏まえておいて損はないなあと思っています。 いろいろ知らないような言葉が出てきて、 簡単な本とは違いますが、 読み応えがあるので、おすすめです。
0投稿日: 2014.12.08
powered by ブクログあまり響く内容はなかった。 インターネットはどう変化したか、今何が起きているか、これからどうなるか、という巨視的な視点を得るという意味ではすごくわかりやすい本だと感じた。
0投稿日: 2014.11.09
powered by ブクログ非常になるほど、と思わせられることが多かったし、 最近のインターンで感じたこととかともマッチしていた。 もう一回くらいさらっと読み直してもいいかも。 以下、付箋ぺたって貼った箇所。 >"if the news is that important, it will find me." ニュースをチェックする時代から、自分にとって大切なニュースなら、ニュースの方から飛んできてくれる時代に。 グノシーとかFacebookとか >次の勝者は「多くをつなげてしまった人」になる。 >もっとも使われているサービスがもっとも大きな市場になるのだ。プラットフォームを握るものが勝者となる。 日本はテレビとかの性能高めるけど、もう一つ上段階のそれを売る経路とかはアマゾンに取られてるよねっていうお話。SNSもFacebookに取られてる。 スマホもGoogleかAppleだし。 >「六次産業化」さらには6X 第一次産業者が、二次三次までやってしまおうという行い。ここにウェブを加える事で6Xになる(らしい)。 >サイエンティスト(=理系)とロマンティスト(=文系)はますますタッグを組まなくてはいけない。 >オープン化の進むウェブ社会では、周囲の人の力を"素敵に借りる"ことがポイントなのだ。 これはまさにインターンで実感したこと。 サイエンティストとロマンティストって分け方は僕は初めてだけど、発想はやっぱり文系の人のがいいもの持ってる気がするし、いいものを実現できるように理系は頑張らなくちゃいけない。一人がどっちも兼ねれたら最強だけど(文中では不可能と書かれてる)。 力を貸してもいいよってなるくらいには自分に価値を持たせないと。 >ネットをハックするのではなく、リアルをハックし、その不完全さを埋めることが次代のチャンスとなる >リアル社会の課題を解決するために、テクノロジーとネットワークを駆使するべきだ 課題解決ですね。今はまさにこれだと思う。
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログSNSなどの台頭により人間と人間がウェブ上でつながることが一般化した。シェア、オープンといったウェブ上での概念がリアル社会にも持ち込まれる。これを著者は「社会はウェブをコピーする」という。ますますリアルタイム化が加速され、人間の行動に沿った情報処理がおこなわれるようになる。社会がウェブを追いかける時代だ。断片化されたコンテンツに意味を持たせる役割(キュレーター、編集者)が重要になり、さらには体験を売るという発想が重要になるとの指摘はわかりやすい。より人間を知ろうとした人間が、成功できるWEBサービスを開発できるのではないか。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログこれから世界はどのように変化していくのか、そしてどのように対応していったらいいのかいろいろ考えさせられた。 ふむふむ箇所は以下 ・キュレーターやプロの編集者という役割がこれからますます重要になる。 ・人間力をプログラムで拾い上げるインタレストグラフ ・次の勝者は多くをつなげてしまった人になる。 等々数多い 非常に示唆に富んだいい本だと思う。 ・
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログフリー、シェア、メイカーズなどを読んでない人はこの本を手掛かりに読んでいけばいいでしょうし、それらの書籍を既読の方にかんしてはこの本を手に取る必要はないでしょう
0投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログ関係企業やグループを一つの土台にのせてビジネス展開していくプラットフォーム。いまやプラットフォームを持つ者が商流の上位に君臨する。検索ならグーグル。スマホやタブレットならアップルやグーグル。SNSならフェイスブックやツイッター。通販ならアマゾン・・・・。いずれのプラットフォームもアメリカ企業が制圧している。日本企業は大きく出遅れ後塵を拝すことに。本書では躓きの要因が縷々鋭く指摘されている。オンライン書店であったアマゾンはいまやあらゆる商品を届け百貨店、コンビニ、電機店と競合し打ち勝ってきている。ネットワーク効果により最も使われているサービスが最も大きな市場となることを実証している。責任回避の二番煎じに大勝はない。真似っこからの脱皮が求められている。
0投稿日: 2014.07.03
powered by ブクログもうタイトルだけで引き込まれる。 「ウェブとはすなわち現実世界の未来図である 」 すなわち、今のウェブを俯瞰することで、これからのリアルがどうなるか、おおよそのところを知ることができるかも!という事。 Webに関わらず、全ての技術は我々の生活や行動様式を変える可能性はあるのだろうけど、この指摘は興味深い。 シェア、個人評価の流出、修正前提のものの考え方。 恐らく我々の美意識までもWebは変えていくのではないか。 文書も巧みで読了は爽やかだ。
0投稿日: 2014.06.30
powered by ブクログウェブの世界がリアルになるというストーリーだが、ある程度理解はできる。しかし、まだまだこの考え方はストーリーとして美しく説明できる現象ではない、と思う。しかし、著者の見識の広さ、最先端のウェブへの造詣の深さは脱帽します。私たちがこれらの情報から何を得、何を創造していくかですね。
0投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログWeb2.0からの潮流を探る一冊。著者は日本版ワイアードの創設者。 セマンテックウェブと呼ばれ、フォークソノミーやタギングといった技術によって実現されたデータのメタ認識が、RSSや今日 で言うビッグデータへ繋がっていくという解説箇所が面白く、タイトルに繋がる部分 だと感じた。 後半は、こうしたインターネットの位置づけの変容を経て、それが一体どのような社会的課題の解決に向けられるべきか、あるいはどのような技術領域に応用されていくかという展望が展開される。そこはちょっと お説教くさいようにも感じたけれど、花が 咲いても実を結ばなければイミねーもんなー、という実直な思いを見た気がした。
0投稿日: 2014.06.17
powered by ブクログ「ワイアード」などを立ち上げた著者は、以前からのこの分野での第一人者といえる。 長くこの世界に関わってきた人だからこそいえるこの主張は、斬新でした。 これまで、ウェブの世界と現実は、ちょっと壁があるような気がしていましたが、徐々にお互いが影響し合っている。その変化をどう感じるかが、今後のポイントになるのではないだろうか。 コンセプト=「社会はウェブをコピーする」 人間同士が接続されたことで、ウェブを介した行動様式や価値観が少しずつ広がり、それとは異なる価値を持つ社会に敷衍されていくという意味 「オープン」と「シェア」 日本の会社組織が新たなビジネスモデルを打ち出せない理由 ①ディテールを愛しすぎてしまうこと ②思考停止:上司説得型マーケティング ③俊敏さに欠ける オープン化の進むウェブ社会では、周囲の人の力を素直に借りることがポイント そのときは、自分の専門は何だったのかという立ち位置、核をしっかり持つこと デザイン力の必要性 目的を決め、その背景にある思想やテクノロジーを理解し、結合する。そして、ビジネスモデルを構築し、人の導線設計、共創の促進、インターフェイスからユーザー体験までもを含んだ、人間中心主義の大きなデザイン 7つの視座 ①失敗をしよう。失敗を許そう ②新しい「希少」を探せ ③違うものをくっつけろ ④検索できないものをみつけよう ⑤素敵に周りの人の力を借りよう ⑥アイデアはバージョンアップさせよう ⑦ウェブのリアリティを獲得しよう <この本から得られた気づきとアクション> ・こういう視点でネットの世界を見るのは面白い。 ・次はどんなサービスが流行るのか、それが現実世界にどう影響していくのか、見極めたい <目次> 第1章 ウェブ2.0以降の世界はこう変わった 第2章 「シェア」が生み出す新しい資本主義 第3章 なぜ日本企業は「オープン」に対応できないのか 第4章 「ウェブをコピーした社会」が向かう未来 第5章 常識の通じない時代を生き抜く「7つの視座」
0投稿日: 2014.06.13
powered by ブクログWeb2.0を境に、いろいろな書籍でGoogleとかApple、Amazon、Facebookを中心に人間社会がこれからどう変わっていくのかを考えさせる本が出てきているが、この本も中のその一冊。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ小林正人における、2014年2月時点でのウェブが実現してきたことと、これからの可能性について。 ウェブ2.0で何がきて、これから何が来るのか。その思想や考え方の背景まで含めて語れるのはさすが小林さんといった感じ。
0投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログSNSでウェブはソーシャル力、他人のもっている力をうまく利用するように舵を取り直した。 ハフィントンポストはジャーナリズムのキュレーションの考えを取り入れた先駆サイト 主観の重要性。
0投稿日: 2014.05.22
powered by ブクログウェブで発展した概念をリアルにも適用する。シェアは枠組みを変えてウェブで発達した一例。 「本当に大切なことはウェブには載っていない、検索しても出てこない」ともいっている。 C0204
0投稿日: 2014.05.21
powered by ブクログウェブ創世記から今に至るまで、一貫してウェブ伝道者としての活動をしていた著者による2014年時点の「ウェブで何ができるのか」論。 後半では、ウェブは万能ではない、という認識のもとで、リアルな活動や仕事にウェブ的なアプローチを応用することを提唱している。また、潮流には必ず揺り戻しがある、との主張も。興味深い。 テンポの良い文章。旬な良書。 著者は古くはワイアード(同胞社)編集長。ワイアード廃刊後は「サイゾー」をラジコン雑誌別冊として創刊。 ワイアードもサイゾーも定期購読していた「こばへん」ファンとしては、サイゾーを「なかったこと」の如く、著者略歴で全く触れていない理由は気になる。 【昔の同僚のHさんが推薦。アマゾンで 購入】
0投稿日: 2014.05.15
powered by ブクログ【発想の宝庫】 ウエブを見れば、これから向かっていきたい方向が見えるという発想、すばらしいです! 確かにそういう気がします。 違う分野のものを組み合わせる。 この考え方はよくわかるのですが、実際どう組み合わせるかはむずかしいです。 手当たりしだいに組み合わせていけば、おっ!これはいけるのでは?というものが現れるのかもしれません。 常にこういうことを考えていないとダメですね。 いろいろなひらめきがありました。 ありがとうございます!
0投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログgoogle now www.etsy.com 手作り プラットフォームを持つものが商流の上位に君臨する イノベーションは枯れたアイデアの組み合わせ 未来のためのシーディング種まきをしておかなければ、複雑化した社会において、既存の産業は先細りする MFGドットコム 製造業者向けオークションサイト 未来を予見する最善の方法はそれを発明してしまうことだ アランケイ 日本企業に蔓延しているのは、それがどのようなパワーを生むかの想像力の欠如 グリーンファン
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログ一番印象に残ったキーワードは、「社会はウェブをコピーする」。人間同士が接続されたことで、ウェブを介した行動様式や価値観が少しづつ広がり、それとは異なる価値をもつ社会に敷衍されていくという意味をもつ。 つまり、オープン化、シェア化が進むウェブは、人間と人間が「接続された」世界だ。そして、リアル社会にもこのようにウェブで起きている人間中心主義の時代が訪れ、あらゆる局面で人間力が試されていく。そして、会社も同様、ウェブの生態系で生きて行く俊敏さをコピーする。 ウェブの持つ、よりオープンな、人間中心の社会で今まで考えられなかったような人と人との繋がり、アイデアの発見という原体験を持っている人には至極納得のいく論旨ではないだろうか。「機械との競争」とセットで読むと、まさに本書は未来への優れたナビゲーションのような役割を果たしてくれる。
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログ帯で大前研一氏が推薦しているように、新しい「ウェブ進化論」という内容で非常に興味深かったです。 これはしばらくオススメ本として布教用にもう一冊買うことになるでしょう。
0投稿日: 2014.04.15
powered by ブクログhttp://www.yomiuri.co.jp/book/review/20140331-OYT8T50119.html
0投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログWeb世界から未来図が読める、ってことなので購入してみた。Webの世界で起きた変化と現実世界の変化がどうリンクすると読むのだろうか。 ということで、読了しました。 Webの世界で起きていることを先行指標としてルール化。 まあ、そうなんだろうけど、クロスしているってこですね、両方の世界は。
0投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログWeb2.0以降の双方向コミニュケーションは市井の人々に力をもたらし、人と人が広範囲で直接繋がる人間中心主義へ向かった。東日本大震災を例に挙げ、ハイテクで増幅された利他的な人間力がオープンやシェアを生み出すとして、SNS等を通じた活動に言及。そしてウェアラブルや3DプリンタなどのようにWeb(バーチャル)と現実の融合を図るとともに、オープンやシェアといった利他的な考え方までもが現実社会に入り込み、モノ作り、教育そしてビジネスなどを未来に向けて変革すると説く。 ウェブ(インターネットあるいはバーチャル)の現実化は日々早くなっているように思う。人間が多くの人と繋がり、豊かな人生送ったり、共創でビジネスでの成功を得るためにはマルチタスクOSが仮想記憶を必要とするように、SNS等の仮想(インターネット)コミュニケーションがより重要な位置を占めるようなるだろう。もうシングルタスクには戻れない。 ※仮想記憶とはマルチタスクOSのメモリ管理技法の一種で、不連続な物理メモリ領域をソフトウェアから見て連続になるように見せ、ハードディスクなどにスワップ領域を設け、コンピュータ上に実装されている物理メモリよりも大きな記憶領域を提供する。
0投稿日: 2014.04.06
powered by ブクログ小林さんの新刊が出てる!と思い即購入。キーメッセージは「社会はウェブをコピーする」ということ。 タイトル通りなんですが、インターネット黎明期はあくまでほんの一部の人のためのものであり、あくまでウェブというものはリアルと切り離されていた。それがここ20年で急速にインターネットが普及したことによって、ウェブであらゆることが可能になり、今やリアルよりもウェブが先行している。だから、今度はウェブ上で先行しているあらゆることが、「オープン」や「シェア」といったインターネット独自の考え方をベースに、リアルな社会で実現されていくのだ、と捉えました。合っていないかもしれませんが。 最近は、SNSやアプリゲームとかが注目されていて、それはそれで新たな潮流であり面白いのですが、やっぱりインターネットっていう、なんともいえない不思議でとんでもない可能性のある、そもそもの仕組みに興味を持っている人間としては、インターネットと人間のあり方を考える本書はとても面白い。 ウェブ上で生まれている新たなサービスや企業の買収などの情報もかなりあるので、読み返して色々調べてみようと思います。
0投稿日: 2014.03.18
