
総合評価
(25件)| 0 | ||
| 4 | ||
| 10 | ||
| 7 | ||
| 1 |
powered by ブクログ奈良の観光案内小説なんだと思う。 恋都は、古都でもあります。 真面目な女子大生が、奈良の都で節分に豆まきのはしごをする。そこで狐面の男子とその彼をお世話する女性と知り合う。 それから 奈良の祭事を幾つか巡り、そこそこ仲良くなったこの狐面の男子が好きになる。 自分の気持ちを隠して、二人の縁結びをしてあげる。 何冊か、続編が出ているようです。なんのことは無い、ほのぼのとする無害の小説です。これが、奈良のパンフレットとかに連載されていれば、読むのが楽しみになると思う。 そして「そうだ、奈良に行こう。」なったら良いんです。
57投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の女の子とくっつかない所といくら神秘的でも生活能力のない人は無理……と思ってしまう大人なので魅力は感じなかった。 高校生だったらときめいたかも。 いやでも揚羽さんが譲られたものをそのまま受け取ったのは残念すぎる。 奈良の良さはたくさん描かれていたので、そこはとてもよかった。
1投稿日: 2023.11.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
抑揚がない なんで恋に落ちたのかも分からんし、主人公が勝手に1人でドキドキしたりドタバタしてるから終始置いてけぼり 主人公の図々しいのと僻みっぽいのが読んでて痛かった
0投稿日: 2022.07.14
powered by ブクログあー終わり方切ない?こんな終わり方ありですか⁇続編あるみたいですがいつか読んでみたいです☆それにしても奈良の観光ガイドのような部分が多々あり、ネットで画像を調べたりして、そちらもなかなか楽しめました。奈良も良いですね!もしドラマ化されるなら…女子大生は永野芽郁さん、揚羽さんは水川あさみさん、狐は三浦翔平さんかなと脳内再生されました☆
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ女子大生の主人公が東大寺で出会たのは、美人のお姉さんと、着物姿に狐のお面を付けた青年だった。 第46回メフィスト賞受賞作。 古都の寺院にお面を付けた着物姿の青年(おまけに美女連れ)、なんだかそれだけでもうワクワクするシチュエーションじゃないですか。少々口が悪く図々しいけれどなぜか憎めない青年と、恋愛初心者の女の子の様子にニヤニヤしつつ、奈良の行事も楽しめます。豆まきやお水取りなど季節感あふれる伝統行事が身近で催されるなんてとても羨ましい。 ただ、お面の理由がちょっとベタすぎて急に白けてしまいました。 とはいえ、恋の行方は気になります。続編があるような終わり方だったしね。
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログ狐さんという謎のキャラクターの摩訶不思議さの徹底ぶりもさることながら、奈良で行われる四季折々の行事の雰囲気を味わえるだけでも面白く読めました。 ただし、恋愛部分は余計な気もする。
0投稿日: 2019.01.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公がいきなり恋に落ちていて困惑した。 豆まきの行事をはじめとする奈良のお寺や祭りに行ってみたくなった。
0投稿日: 2017.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
んー、良く分からないなぁ。 主人公の彼女は何故、どこで、狐さんを好きになったのかしら? そして、バレンタインを境にした狐さんの態度の変化からして、狐さんも彼女に明らかな好意を持っているのに、彼女が身を引いて終わりって、結局何だったのー?? すっごく中途半端。続編読んだら、スッキリするのかなぁ? 奈良の伝統行事の描写は素敵だった。 京都もいいけど、奈良もゆっくり観光してみたいな。
0投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログ奈良に住んでたので懐かしーと思いながら読んだ。奈良の空気すきだし、京都じゃなくて奈良が舞台の小説は珍しい気がするしいいと思うんだけど、お話の展開に面白さは感じなかったなあ。
0投稿日: 2016.11.24
powered by ブクログ初めましての作家さん。 舞台は奈良。20年間彼氏なしの女子大生が恋愛成就を願って 訪れた豆まきイベントで、落とした鈴を拾ってくれた狐面の男。 出会いのシチュエーションはバッチリだったのに 奈良のイベント解説を絡めたイベント巡りが長すぎて 気付いたら恋愛モード全開になっていた。 一番大事な恋の初め部分が描かれてない。 ドキっとする瞬間とか、戸惑いとか葛藤を無視して いきなり切ない乙女の心理描写されてもついていけない。 しかも、結末は予想外で、何をしたかったのかがわからない。 酷い消化不良を起こした感じです。
0投稿日: 2016.05.07
powered by ブクログ冬の奈良のお寺の行事をまわるお話...かな?奈良へは東大寺にしか行ったことがないので、お寺行事を読むのはちょっとした脳内旅行で楽しめました。主人公の「私」と狐さんと揚羽さん。恋愛小説になりつつあったのに最後は「⁉︎⁉︎⁉︎」でした。顔を隠してる人はだいたいイケメンですね笑 途中采女神社で不思議体験。神社の池がみんながみんなそうならおもしろいのに‼︎でも鹿にタックルされたのはなぜだろう⁇奈良に行きたくなりました。 h28.5.5
0投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
奈良の女子大に通う二年生の「私」は恋愛成就の効果があると言われる鈴を手にいれるため東大寺二月堂で行われる豆まきに参加する。そこで「私」は料理上手で面倒見の良い女性、揚羽と着流し姿で、マジックが上手く、物知りだが、顔にはいつも紙製の狐のお面を被る男性、通称 狐さんに出会う。 そして「私」は狐さんと触れ合ううちに彼に好意を抱くようになる。 これはそんな「私」と変人、狐さんとの恋を描く物語。 私はこの作品を以前から読みたいと思っていたが、中々読めずにいた。このためやっと読めて良かった。また奈良の祭りについての記述が細かく書かれていて、そんな祭りがあるのかと興味深かった。 狐さんがお面を被っている理由について知ったときには成る程なと感じた。また自分が思い描いていたラストとは大きく違っており、恋愛について描いた作品でこういう終わり方をするものもあるのだなと感じた。欲を言えばもう少し登場人物が出てきても良かったのではないかと思う。 これは「私」のある一つの恋を描いた作品、しかしこの恋は余りにも衝撃的で、生涯忘れられないものとなる。 貴方もきっとこの作品に化かされる。
0投稿日: 2016.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
奈良の大学に通う女子大生が主人公。奈良のお寺の豆まきに参加することで、狐のお面をかぶった「狐さん」と綺麗な女性揚羽さんに出会う。いろいろなイベントで狐さんと揚羽さんに出会いその交流を描くもの。 読むのは何回めか。文章とか奈良の景色とかは好きなのだけど、どうしても最後の主人公の決意に納得できない。確かに揚羽さんは狐さんにとって大事な人だろうけど、今までしなかった整形をしたり、狐さんが変わってきているという揚羽さんの言葉は一体…。私にはそんなことできないな。狐さんのキャラはとても良い。続きが気になる、読みたい。
0投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログ狐さんの言葉が屁理屈で良い。なるほどと思えるから。最後、え?それで終わりな終わり方だったので、次巻どうなるのか…?期待はせずとも気になる
0投稿日: 2016.01.04
powered by ブクログ初めは奈良の説明ばっかで微妙だったけど、 池の中とバレンタイン以降は 神様出てきたり人間関係に動きがあったりで面白かったかな。 章変わりで主人公いきなり自分の恋心自覚してたけど... 恋心の自覚は全体的に見て描写が少なかった。 これがきっかけなんだろーなって思えるところがあるだけ。 そして、、、狐のお面の理由は読めたけど 主人公の恋路は読めなかった...外れた...。 現実ではあるあるな結末なのかもしれないけど、 なんだか飛び飛び、ちぐはぐ。主人公の心と行動の過程が隙間だらけ。主人公の成長というよりは盲目になっただけというか。ヒステリックというか。 これ続きあるみたい?! 狐の続きよりも、私は主人公の続きが気になるよー 主人公の名前も出てきてないけど... 作者が気分屋さんなのか あるいは描きたいものが先行しすぎて過程を省いちゃったのか っていう印象を持ってしまった
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ奈良の女子大に通う主人公は、講義をサボり、東大寺二月堂で行われる豆まきに参加することに。そこで出会ったのは、狐の面を被った風変わりな男と、美人で気の強そうな女性。主人公は二人に着いて行き、なんだかんだで晩御飯までご馳走になることに。狐さんと行動を共にするうちに、主人公は徐々に惹かれていく………のか? と、こちらが疑問に思うほどゆったりとしたペースでなかなか進展はなかったです。しかし、後半はけっこうなシリアスっぷりで切ない展開に。 狐さんのキャラクターもファンタジーっぽくて、いい味を出していたけど、肝心の主人公があまり好きにはなれなかった。 多分読んだ方はわかると思うのですが、彼女の行動のせいであまりに狐さんが可哀想でした。本人の気持ちを差し置いてのあの行動は、余計なお世話というものだと思います。(あまり書くとネタバレになるのではっきりと書けませんが) 例えば、よくドラマの好きな人を取り合うシーンとかで「お前のほうが相応しいから譲る」とか、「先に好きになったのはあいつだから身を引く」なんてシーンがありますが、そんな都合は“好きな人”にとってはどうでもいいことです。 ドラマや小説だから映えるけど、実際の恋愛だったらうざいだろうなぁと思いました。 余談ですが、舞台が奈良ということで、親近感がありました。主人公の大学も「奈良のリケジョで女子大といえば、あの大学かな」と想像しながら読めた。通学事情から、私も奈良の大和西大寺には乗り換えに使うので、今度奈良を探検してみようと思いました。
0投稿日: 2015.07.29
powered by ブクログえー?こんな終わり方ってあり?まぁ現実にはこの主人公の女の子のように独りよがりに判断してしまう事もあるだろうけど、なんだか後味悪いなあ。それまでは、それ程は盛り上がらなかったけれど奈良の自社仏閣に纏わる話に、そこそこ興味が湧いて読んでたけれど…。他の方々の感想を見てみると、同じ様な感じ方なのでホッとしたりして。
0投稿日: 2015.03.31
powered by ブクログ女子大生と謎の男狐さんと揚羽さんの恋のお話に奈良のお寺の行事の話を絡めて。途中まで面白かったのに、最後が「は?」てなりました。なんだかなぁ。なんでそんな落ちに?がっかりです。
0投稿日: 2015.02.01女子大生の初恋の話
ちょっと変わった青年と女子大生の初恋の話、実るか実らないかは読んでのお楽しみ。 恋のライバル(主人公の一方的思い込みかもしれませんが)も登場しますがライバルというよりは、保護者に近いかも。 続編もあるようです。 最後の手品を使っての告白(とういうか伝えるというか)が通常の恋愛小説とはちがいますが、私としては微妙です。
6投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログなんで、どうしてそこまでして想いを伝えないの! と、声を大にして言ってやりたい…。 狐さんは君を想っていると思うのに、揚羽さんの存在は確かにあるが、何も伝えずにというのは、あそこまでしているのに、返って卑怯だ。と、思ってしまった。 奈良の風景やまつりごとのシーンはとても面白かっただけに、「恋都」の狐さんになりきらなかったのが残念。
0投稿日: 2014.08.12
powered by ブクログ狐さんがとても魅力的で、読んでいる側も狐さんに惹かれて恋をしながら読める作品。 途中から主人公の考え方に共感できなくなっちゃう部分がすごく勿体無い。狐のお面や奈良の行事の題材はすごく良いのに、狐さんが主人公のことをどう思ってるのか本人の口から聞かないまま自己完結してお別れしてしまって、本当にそんな結末で良いのか疑問だった。狐さんもその結末は不本意だったんじゃないかなと思う。 ハッピーエンドだったら物凄く大好きな作品になったんだろうなって思うから、本当に主人公と狐さんにくっついてほしかった。ちょっと惜しい作品。
0投稿日: 2014.06.17
powered by ブクログ真面目な女子大生の私が、謎の狐のお面をかぶった男と、綺麗な揚羽さんという女性に会ってドタバタする物語。 奈良のお寺のお祭りや伝統行事も登場する。 落ちが少し物足りないかなー。
0投稿日: 2014.06.07
powered by ブクログ奈良の街を舞台に、女子大生目線で描かれた恋バナです。 奈良の街並みや伝統行事の描写もあって旅行したくなりました。 素顔を絶対見せない狐面の男という存在が、 どういう立ち位置なんだろうと思いながら読み始めましたが、 深読みしすぎでした。 主人公の普通で真面目な性格や、 狐さんの癖のある魅力なども丁寧に描かれていて好感が持てました。 深刻な事件は無くともきちんと起承転結の「転」もあって、 読み易かったです。 読者の立場からすると話を面白くしてくれる恋敵もちゃんといて、 魅力的な人物像が話により深みを与えてくれていたと思います。 ひとつだけ気になったのが、 最後まで狐さんの真意がつかみきれなかった事です。 いや、女の子目線だからそれはそれで有りなのか? 最後はちょっと意外でしたが、 一応の結末をみたと思っていたのですが。 続編があるのですね。 この後どういう展開があるのか気になります。
0投稿日: 2014.04.05
powered by ブクログ結末には納得いかん!って読了後ショックを受けてます。 でもそんなふうな結末を選んだ主人公にちょっと愛しさを感じたりするんだけど・・・でもなぁ・・・(-_-;) あとは、奈良の散策が楽しそう♪前半は奈良の色んなところが出てくるので、京都よりも奈良に行ってみたくなりました。 あとは、狐さんとの掛け合いも楽しかった! そんなわけで、納得いかないけど★は3つで! 豆を手にすれば恋愛成就という噂がある東大寺二月堂の節分に出かけた女子大生の「私」は、狐のお面に着流し姿の奇妙な青年「狐さん」に出会い・・・
0投稿日: 2014.04.02
powered by ブクログ読み終わった瞬間、そんなーーー!!!と叫びました。やだー、こんな終わり方は、いーやーだーーー!!! ほんとに、彼女の言うとおり、この関係は単なる共依存ですよ。恋ではないです。 懺悔の気持ちでそばになんて、誰もいて欲しくないですよ。 彼女が好きになったからこそ、狐さんは仮面を取って、苦手なものにまで立ち向かったのに、このあんぽんたんな主人公は、なんも分かってませんよ…。 人を好きになる、というのは、献身の多さで決まるものではないです。 そばにいて、気が休まって、等身大の自分でいられて、甘えられて…それでいてときめくことが出来るのが恋であり、愛なんですよ。 狐さんと揚羽さんの間には、ときめき、という最も大事な要素が欠けている。 まだ恋に疎い主人公は、そこに気づいていないんだな。これでは、結局頑張った狐さんが振られて終わり、ということですよ。なんて哀れな狐さん。 続編があるそうですが、狐さん、諦めずに主人公にもう一度アタックしてくれ…ないのかな…orz 違うお相手になっちゃうのかな…それは嫌だなぁ…。 あんぽんたんな点を除けば、主人公のことは可愛らしくて気に入ってるのです、私。 あと、これ読んでると、ほんと奈良行きたくなりますね!森見登美彦氏の小説読んだ後に、京都に行きたくなるくらい、奈良行きたいです!!
0投稿日: 2014.03.31
