
総合評価
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powered by ブクログ【第61回毎日芸術賞受賞作】警察官が関連する事件が続発した。麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。警察庁特別監察官・倉木尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。
6投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
百舌シリーズ3作目。過去に妻も娘も亡くした倉木が明星と再婚し授かった息子。その幼い息子すら病院でのテロによって亡くしてしまう。倉木の人生が余りにも悲惨すぎる。 しかも最後はその倉木自身も亡くなり、、 いまいち魅力に乏しい敵を相手にして死んでしまったもので続編も積んでいるけどもういいかな。。
0投稿日: 2025.08.07
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シリーズを1から読んでいますが、ところどころに出てくる女性の感情が「男としての作者の願望」みたいたのが透けて見えてしまいます。 ネタバレになりますが、最後に倉木が亡くなって、まだ何ヶ月も経ってないのに、見舞いに行った大杉に倉木の妻がキスするとか、、、それまで2人と間にそういう関係性ができているなら、まだ理解できますが、ほとんどそんな描写はありません。強いて言えば大杉の方だけ意識している感じだったのに、最後に突然の展開で、モヤっとした終わり方でした。
0投稿日: 2025.07.31
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MOZUシリーズ第4弾の位置にあると思われる 「砕かれた鍵」 それなのに百舌の登場はありません 事件は変わらず警察内部の腐敗に関連したものなのですが、それ以外のところでこのシリーズの豪胆さに驚きます。 前作で美人刑事が倉木の子を妊娠 そして、すでに結婚して息子の出産後から始まる 息子には心臓に病気があり入院が続く そして、この入院先で爆破事件 名前を間違えられたこの倉木の息子は巻き込まれて短い生涯は終わる なんてことでしょう 倉木は前妻の子を(他の男の子でしたけれど)事故で亡くし、続けて息子を亡くしてしまう と、こちらにばかり気を取られていると 警察内部の腐敗が進んでいく 今回は新たな敵ペガサス姉弟の登場 しかも、驚くべきことに私は主人公かと思っていた倉木刑事が、公安の正義と妻を守り殉職してしまいました 前作瀕死の津城警視正は無事復活しました 銃弾の為かつらにはなりました シリーズをつかめないまま次作へ
58投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ1992年。新装版。百舌シリーズ第3段。 百舌は出てこない。どうしても公安庁を作りたい人がいるようで、今回もそんな話。あいかわらず、さくさく読み進んじゃうんだな。 美希と倉木は結婚して、心臓に難のある子供を入院させてる。美希ママが面倒をみているのだが、二人とも爆弾で殺される。大杉は警察をやめ、探偵事務所をやっている。警察内で金貸ししてる涼子。ペガサス(鳥すきだよね。鳥じゃないけど)の正体には、おおーと思ったが。いろんな伏線が回収されるのも、おおーと思ったが。 倉木呆気なく死んじゃうし。「美希をたのむ」とか大杉に言うし、勝手に頼まれても・・・・そして最後のキス。なんじゃそれ?、ペガサスなんでそんなに銃撃ったり作戦たてたりがうまい?な細かいツッコミが多数あり、星3つ。
1投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログ読解力の乏しい私には70割しか面白さが伝わってないんじゃないかなと思った。 1作目は「この人誰だっけ?」って思った時にこの辺に書いてあったな〜と読み返しながら読んだ。それがストレスにならず面白くて読めた。からめっちゃ面白かった。 2作目はいちの続編、って感じで、ほぼほぼ新しい登場人物もなく、面白くて一気に読めた。 3作目である今作は、出てくる名前が多すぎて、おそらく読者が「あれこの人って……」と気づく場面で私は、「初めて見た名前」と思いながら読み進めてしまったので、なんとも勿体なかったなーと。繰り返し出てくる人は覚えられるんだけど……うーん。 1作目みたいに読み返す程の労力がなかったのか、又は展開が知りたくて知りたくてどんどん読んでしまったのか。どっちもある気がする。 でも、途中からまるで映像を見ているかのようにハラハラして、ドキドキして、口をあんぐりと開けたまま読んでた。読解力が乏しくてもそれくらい面白い作品。 最後の終わり方には「えーーー!!!」と声を出してしまった。
0投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ『百舌』シリーズ3作目。 今回の主役は美希。復讐に悲しみ嘆く美希をはげまし、復讐に燃える美希を諭すも、美希の行動を否定はしない。 不器用で愛想がなくても優しい思いやりのある人なんだと思う、倉木という人は。 結末はまさかの結末でした。 #読了
3投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ百舌シリーズ。警察官が関与する不祥事が頻繁する。 そのような状況下、倉木警視と美希の息子が入院している病室が爆破され、息子と美希の母が死亡する。 美希は、自分の手で必ず二人の仇を討つと決意を固め、ひとり犯人を追い詰めていく。 飽きさせる事なく、次々と進行していく。相変わらず美希が暴走し、ハラハラさせられる。 百舌シリーズ第1部終了と言ったところかな。
0投稿日: 2023.06.22
powered by ブクログドラマを見てるわけではないが配役のおかげで大杉は香川照之などなど勝手に脳内変換されて読むに至る 香川照之は個人的に好きな俳優であるので特段問題なし とりあえず次巻は立ち読み程度に始めて購入を決定すると思う
2投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ最初から美希があまり好きではなかったから、もう次は読まなくていいかなと思うくらいの感じだったのに、まさかの結末で次も読むしかなくなっている。
0投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
倉木も美希も取っ替え引っ替えすぎないか?あと死にすぎないか?いくら刑事でもコナンくん並みに死んでるし倉木死んじゃったったじゃん..
0投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログヒロイン美希が年月とともに変転していくハードボイルド。 非情な運命を非情な心で受け止め、淡々かつ冷ややかにたどっていくのがハードボイルドというジャンルである。哲学とか思想を期待せず、軽く読めばいい。 「幻の翼」で倉木尚武と結ばれた美希は息子真浩を授かった。しかし、その家庭は平和にはならない。事件事故が次々と起こって、警察官の同じ職業の夫とともに警察機構の中の陰謀に巻き込まれていくと言うストーリー。 内容のおもしろさという「横糸」と前作とのつながりの「縦糸」を、キャラクターの特徴で色づけされているので、引っ張っていかれた。逢坂剛という作家魂で読ませる。 続編は「よみがえる百舌」「ノスリの巣」
0投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログ凄くよく出来た面白い話だと思います。刑事小説はこれだから辞められない♪ でもこれは…賛否分かれるかなー?って感じです。MOZUファンではありますが…MOZUとして?
0投稿日: 2020.12.28
powered by ブクログ森原法務大臣や、百舌らが関わった一連の事件は一旦集結。しかし、根本的な問題は何も解決していない。 今回は薬物所持や警察による殺人、そして警察内部での不祥事や暴露本が明るみに世間に出て警察に対するイメージが崩壊寸前。謎の「ペガサス」なる人物も現れ捜査は難航。これは警察組織に対する陰謀なのか。一体誰の、何のための企みなのか…。別々の切り口から事件に関わり始めた倉木、美希、大杉らはやがて1つの「真実」に辿り着く。 * ついに美希さんと倉木が結婚。一人息子まで授かり幸せいっぱい!…かと思いきや、子供は先天的な心臓病。看病に手術費の借金、多忙の倉木とは会うこともできず。人一倍ストレスを抱え込んでいる中、最悪なタイミングで起こった事故。 ただ“復讐”だけを誓って暴走する美希が、前回のこともありひたすら悲惨に見える。 警察を辞めて個人で探偵業を始めた大杉は誰よりも美希と倉木のことを気に掛けていて、初登場の印象から大きく変わって誰よりも仲間想いな姿勢になっていく彼に、ただただ好感度が上がりました。 ラストは…
0投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログ3作目もあっという間に読んでしまった!結論が知りたくてドンドンページをめくってしまった。 結末は、辛いがなるべくしてなったのかと読み終えた今は思います。美希は無鉄砲過ぎる…とも思いますが、紅一点でもあるのでそのくらいがいいのかもしれない。 またまた1992年に新興宗教の話を書いてるところに驚きです。当時から取り沙汰されたこともあったんでしょうが、社会派な一面 のある作風がとても好きです。 動機(キッカケ)にしてはやや壮大な犯行を行いすぎるきらいがある作品ですが、怪しい登場人物が複数いるなかで最後に点が線になる感覚はどの作品も面白い。
2投稿日: 2019.05.27
powered by ブクログこの本が面白いのは間違いないところで、茫然自失のラストを目の当たりにして衝撃に打ちのめされつつ、実は続きとなる「よみがえる百舌」と「鵟の巣」も読み終えておりまして、個々の面白さはいうことなし! ただ、「百舌の叫ぶ夜」や「幻の翼」と同列に、これらを百舌シリーズとしてもいいのかという思いがふつふつと湧いてきております。 主要な登場人物は引き継がれており( そしたら倉木&大杉シリーズではどうだ!?)、彼らも無関係ではいられぬ巨悪の陰謀という背景設定も引き継がれてますが(あるいは巨悪の陰謀シリーズ!?)、シリーズ名がそぐってないという、(ある種どうでもいい)モヤモヤはありますね(^◇^;)
3投稿日: 2019.03.17
powered by ブクログこれまたハードな展開である…ハード過ぎでしょ? そして、そして……げげーん!! こんなラストが許されていいんだろーか!?
2投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ12月-9。3.0点。 百舌シリーズ。難病を抱える倉木不在の子供。入院中に事件が。復讐を誓う妻と、冷静に捜査しようとする倉木警視。 政治を巻き込んだ、大事件に発展していく。 スピード感はさすが。但し、事件のスケールが大きすぎる気がした。 次作も期待。
2投稿日: 2018.12.25
powered by ブクログ百舌シリーズ第三弾。えーーーー!?と、思わず声に出してしまいました。今でもまだ受け入れられてないくらいです。。
2投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怒涛の結末。 シリーズ物をランダムな順番で読んでいるので結末が分かっていたりするのだが,それでも面白くて一気読み。
2投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「砕かれた鍵」 MOZUシリーズ第3弾。 MOZUシリーズとしては第2弾「幻の翼」で稜徳会事件は一段落した中、今回倉木達が挑む事件は、デカすぎます。 麻薬密売を内偵中の警部補が殺害された一件から続く警察官絡みの事件が続発する。巨大な陰謀と闇が潜む事件のうねりは、倉木夫婦をも飲み込む。うねりの奥底には、警察官のモラル低下や労働組合結成、公安庁設置、そして民政党を巡る争いと警察組織に根付き蔓延る問題が埋まっているのだ。 そして、今回の事件は今後を左右する大きなターニングポイントになっています。百舌とは違う種の狡猾非道さを持つ殺人者とそれを支えるもう一人の犯人と倉木達の死闘は、MOZUシリーズの中では最も危険で最も悲しいものとなっており、倉木の決心、美希の執念、大杉の愛情とどれも特大のインパクト。特に倉木と美希に関しては、イメージ撤回で謝らねばならない。それくらい2人のアイデンティティの強さを感じる。 因みに、前作に続く倉木と美希の情交場面や美希の異常な性愛嗜好は、ジェームズ・H・チェイスに倣ったからなのですね。ハードな戦いや倉木のサディスティックな暴力も同様にチェイス趣向が盛り込まれたからとのこと。この趣向が早く続きを読むよう強烈な暗示をかけることに一役買っているのは間違いないです。 読了後、思ったのはドラマ基準のMOZUシリーズとしてではなく、作者定義の公安シリーズとして捉えるべきだと言うこと(いや、そもそも公安シリーズが正しいわけで、こっちのアレなんですけどね)。 秘密工作員のように謎めき情報を得難い公安警官キャラを主人公に据え、警察組織の矛盾と戦う。一匹狼じゃないと面白くないと考える作者の気持ちが倉木に乗り移っている。だからこそこれだけの吸引力があるシリーズなのだろう。これ読んじゃったら次を読まざるを得ない。
4投稿日: 2018.08.29
powered by ブクログ百舌シリーズ第3弾。 夫婦となり子も産まれた警察庁特別監察官の倉木と美希。 辞職後探偵となった大杉と難事件に挑む物語。 序盤から難病を患う子が爆弾事件に巻き込まれ復讐に燃える美希と、表向き家庭に冷たいが家族思いで燃ゆる漢・倉木。 そして暴走する美希を心配する大杉。 前作より環境が変わり、新しい視点でのシリーズでした。 やはりこのシリーズは面白いですね。 過去作品を読んでまた熱くなりたい方にお薦めの作品です。
3投稿日: 2018.07.04
powered by ブクログ百舌シリーズ3作目。主要な登場人物にあまり変化はないにせよ、1・2作目とは違った雰囲気がある。それは結婚、辞職と倉木・明星・大杉の3人の配置の転換が物語の雰囲気をうまく変えているような気がする。ある種、前作とは別物とも感じられるシリーズ3作目。 謎めいたシーンや入り組んだ展開にどうラストになだれ込んでいくのか非常に気になった。様々な展開を見せる終盤、散りばめられていた伏線が繋がり出す瞬間がたまらなく良い。 そして悲劇の結末。シリーズにもまた新たな転換がありそうだ。
2投稿日: 2018.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
びっくりだよ、、、まさかの展開、主人公じゃないの?続きあるのに、、、 前作に引き続いて、公安省を目論む輩が、どこからか魑魅魍魎の如く湧き出てくる。 警察の腐敗の様子はリアルで、実際警察嫌いになりそう。 現職警察が、強姦致死事件を起こし、心神耗弱で大幅に刑期が短くなる。 その後、出所して再度事件を起こす。 倉木の妻、美希は病弱な息子と母を爆弾で一度に亡くす。 この結びつきとその真相は、、、そして結末はびっくりする。 にしても大杉のキャラ変わってきたよな。
1投稿日: 2017.11.07
powered by ブクログMOZUシリーズ第3弾 あまりにびっくりするストーリ! 百舌シリーズなんですけど、もう百舌は出てきません(二人とも第1弾、第2弾で死んじゃったから) 本作は美希がメインのストーリ! このコメントネタバレ含みます! 麻薬密売を内偵中の警部補の射殺されたり、元警察官に婦人警官が刺殺されるなど、警察関連の事件が続けざまに勃発します。 これを捜査するのが倉木。そしてペガサスという名の謎の人物にたどりつきます。 一方で、前作で倉木の子供を身ごもった美希ですが、二人の子供は難病に。さらに子供の入院する病院で爆弾テロが発生し、子供とその子供を看護していた自分の母親を失ってしまいます。 1作目同様、またしても爆弾テロ...どんだけ爆弾テロなの.. 復讐に燃える美希は独自で捜査を開始し、そこから、やはりペガサスにたどり着きます。 大杉は警察をやめていて、探偵として美希や倉木をサポート。 一連の警察関連の事件はペガサスによる警察への復讐で、最後、その正体が明らかになる。 っというストーリ展開。 途中、美希が復讐を果たして自殺したような展開もあり、どうなることかと思いきや、なんとシリーズものにもかかわらず、最後の最後で 倉木が死んでしまいます。 何じゃそれ! さらには、 美希が今度は妻子ある大杉とできちゃうような雰囲気で終わります いくらなんでもその展開はないんじゃないの? いったいどうなっているの? ってな感じです。 ということで、★一つ減点で三つ! まずは3部作を読み終えましたが、この後、どうなるんだろ。 このまさかの展開に、びっくりでした。
2投稿日: 2017.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ3作目で、前作同様、登場人物が多く、複雑な人間関係とそれぞれの思惑が組織的に絡みつつ、それぞれがうまくつながっていくストーリーは見事。少々難解ではあるけれど。刑事や探偵も毎度毎度このように追い詰められていたらもたないだろうと思われるハードさ。小説だからしょうがないが。ハッピーエンドは初めから期待していないが、それにしても爽快さも失われる終盤の残念な展開は本当に必要なのかと考えてしまう。 妻子ある大杉と美希との微妙なつながりは何だろう。
0投稿日: 2017.08.02
powered by ブクログおお、倉木警視…! 相変わらずハードだったし、夫婦のすれ違いがモヤモヤしたけど、実はすれ違ってなかったとか。 大杉さんタフガイで格好いいとか。 衝撃のラスト、今後はどうなる?
2投稿日: 2017.06.20
powered by ブクログ百舌シリーズの3作目。 登場人物は多いですが、キャラの立ち方やまとめ方はとても洗練されていて、夢中になって読めました。 “百舌”は出てきませんが、『百舌の叫ぶ夜』の匂い?雰囲気?が何となく出ていたように感じました。 ただ…最後はいただけなかったです。ラストの数ページで高揚していた気分が一気に冷めました。あぁしなくちゃいけなかったのかなぁ。
1投稿日: 2017.04.21
powered by ブクログ序盤から突き刺さるような場面が続く。 生まれてきた我が子は難病に侵され、高額の治療費を工面するためにすでに借入額を超えているにもかかわらず、再度借り入れを申し入れるが断られる。 病院で我が子の面倒を見てくれている母は父親としての倉木に不満があるが、忙しい中病院に見舞いに訪れていることを知り、久しぶりにあたたかな気持ちになる。 が、我が子も母も、何者が仕掛けた爆弾によって命を奪われる。 ターゲットは別人だったが、よく似た名前だったために間違われたのだ。 復讐にもえる美希。 暴走しそうな美希を何とか抑えようとする倉木。 美希の態度に不安を覚える大杉。 理不尽に奪われた我が子を思い、暴走していく美希の心情はわかる。 だが、公安での経験もあるわりに、安易に罠にハマッていく様子がいまひとつ納得できなかった。 焦りもあったのかもしれないが、結末に結びつけるための少々強引な展開が気になった。 それにしても、こんな結末になっているとは…。 「えっ??」と絶句してしまった。 そっか、そうなんだ…。 最後のあれは必要だったんだろうか? あの出来事のために、何となくすっきりとしない後味の悪さが残ってしまった。 「許してくれるだろう」って、まだそれほど日が経っていないはずなのに意味がわからなくなってしまった。
2投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログモズシリーズの最終章。 日本を舞台とするには現実感がないのだが、誉田哲也氏のジウシリーズとも取れる展開の早さにずいぶんと振り回された。 あっという間に読み終わってしまうが、やはりテレビドラマよりも書籍で楽しむのが好きだなぁと思ってしまった。
2投稿日: 2016.11.15
powered by ブクログ百舌シリーズ第3弾。夫婦になった倉木と美希、探偵になった大杉が、爆発事件を機に警察官が絡んだ事件に巻き込まれて行く。
1投稿日: 2016.08.30
powered by ブクログ今作は完全に百舌からは独立してる。ちょっと噛み合わないようなとこがあるかな。しかし美希は前作もそうだがあまり優秀ではないな。公安にいちゃダメでしょ。倉木亡き後の大杉と美希関係が気になる。
1投稿日: 2016.07.22
powered by ブクログえっ? と言うスタート 大杉が警察を辞めた? と思いながら・・・ 途中中だるみ部分も有ったが 最後は再び 「え?」 倉木警視好きだったから このシリーズ読むのやめちゃおうかとまで 思ってしまった。 でも、もしかしたら・・・ エピローグで 「病院のベッドで・・・」と 最後のどんでん返しがあるか? と期待したが無かった。 ちと悲しい。。
1投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今作には、百舌は出てこないものの、個人的にはかなり面白かった。序盤から蒔かれていた伏線を、終盤でビシバシ回収していきます。おー、違う方面から倉木と大杉が追いかけていたら同じ名前出てきたじゃん、と気づいたけど、そんなの序の口でした。 しかし、公式サイトのキャラ紹介のところで、倉木が今作で死亡って書かれていて、そんなネタバレ絶対アカンと思いましたが... (まぁ、そこの部分わかっても十分楽しめる展開でした)
0投稿日: 2016.05.29
powered by ブクログ百舌第3弾。 ペガサスと呼ばれる謎の人物が現役警察官を殺害していく。 倉木と明星は結婚し、一人息子を授かるが、先天性の心臓病が発覚。手術のために入院しているが、人違いの爆弾テロに会い、美希の母親と息子が犠牲になる。 ペガサスとテロ。警察の陰謀と警察に対する復讐が交差して物語が進んでいく。 しかし、人がよく死ぬ。 あっさり殺されていく。 登場人物に思い入れがあり、楽しめるけど、前2作と比べると、興奮度は低い。
0投稿日: 2015.12.26
powered by ブクログ劇場版のメイキングやらを観ている内に読みたくなって、1年ちょっと振りに第3弾を読了。 いやー、裏切りませんなあ。やっぱり面白い、百舌シリーズは裏切らんよ。今回も一気読み。 真相に辿り着くまでのプロット、伏線が見事。 一緒に推理しながら読み進めていって、犯人とそれを取り巻く背景とラストの展開に、衝撃ー。 倉木さん相変わらず今回もクールに、振り切れてる。 美希さんは最大の危機にー。 大杉さん結局この2人に振り回されるけれど、どこか楽しそうな。。。 劇場版の話とは違うかもしれないけれど、こちらもオススメ!
4投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りて読了。 ドラマと違い、2巻までで新谷兄弟の死がはっきり描かれたのでどうなるのだろう…と思っていたらもう新谷兄弟は全く絡まない話でしたね…。 一応それ以外の登場人物は継続していますが倉木と美希の関係が完全に夫婦となり大杉さんが警察を辞め…とドラマとは一味違っています(映画版では大杉さんは刑事を辞めているようですが) しかし新谷がいた時の方がえげつない殺人が起こっていたかと思えばむしろこの三冊目の方が読んでいてキツいものがありました。 テロで何の罪もない無力な人々が命を落とす描写は辛いものですが、それが主要人物の身内となればなおさら読んでいて重苦しい描写も続き…。 とは言え、正直ドラマと比べて美希の軽率さというか良くも悪くも「女」としての描かれ方は正直あまり好ましく感じられません。 この時代のハードボイルドもの(正確なカテゴリではないかもしれませんが)と考えれば十分勇敢に描かれているのかもしれませんが、ドラマ版の方が自分の意思で立ち動き感情に流され過ぎないように感じてしまいます。 ことに終盤、あからさまな罠に飛び込み過ぎて周囲まで危険に巻き込むのはどうかと…。 最終的にまさかという登場人物が死ぬのには心底驚きました。 ドラマのMOZUの主役は倉木ですが、原作の主役は美希ということなのでしょうか。 色々とツッコミどころはありますが文体なのかそれなりに先が気になる所為なのか、読むのが遅い私にもかなりスルスルと読めました。
0投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログペガサスがねぇ、思いもかけなくてちょっと・・・まあ、倉木の推理を聞けばそれもありかとも思ったけど、・・・もうひとつだよね。倉木が死んでしまったので(百舌は前作で死んでしまったし)次を読む楽しみがちょっと減った感じ。
0投稿日: 2015.10.16
powered by ブクログMOZUシリーズの3作目。でも、MOZUはでない。最初から衝撃的な展開ですが、最後も衝撃的。4作目以降が親愛になるような衝撃的な展開です。後半の畳み掛けるような展開が、反対に説明的な感じがします。なぜか悪役にまったく感情移入ができませんでした。
0投稿日: 2015.08.07
powered by ブクログ百舌シリーズ・3作目だそう。頂き物で読んでみた。映画化されていたのを知っていたので、登場人物が真木さんや西島さんを想像しながら読んだ。 途中までとても面白く読めたけど、最後は、ちょっと急ぎ過ぎで・・・イマイチだったかな。
0投稿日: 2015.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
警察官の不祥事案件が続き、それに関係するとみられる"ペガサス"なる人物が浮上。 この"ペガサス"の正体と目的は? <以下、ネタバレです。> いわゆる来迎会事件。<自分用覚書w 色々衝撃。 倉木夫妻の子供は、難病で生後1ヶ月から入院中。 しかも、病院に届けられたお見舞い品の受け渡し間違いのせいで、爆弾事件に巻き込まれ、子供と美希の母が死亡。 さらにラストでは、ペガサスに撃たれて倉木も死亡。 工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ Σ(゚Д゚ノ)ノェェ,, この1件で、美希は身近な人を全員失ってしまったとか、どれだけ悲劇のヒロインなんですか!! でも、最愛の夫を亡くした後だというのに、大杉とちょっといい雰囲気になりそうな展開。(ノ∀`)
0投稿日: 2015.07.21倉本尚武がいい!
倉本尚武がいいですね。頭の切れ、そして行動力、目的のためには鬼にもなる凶暴さ、所々で見せる美希への愛情が何とも言えないです。読んでてワクワクします。いいキャラだなぁ。
0投稿日: 2015.06.11とにかく面白い
次々と倉木と美希を襲う事件。もうやめてくれと言いたくなるような艱難辛苦の中、倉木らは警察の信義のために内外の悪と対峙していく。第二作の衝撃的な内容に比べると少しおとなしい内容だが、意外性という点では本作が勝る。
1投稿日: 2015.04.18
powered by ブクログ「ペガサス」・・・? 「MOZU」シリーズなのに、百舌登場せず。 美希がメインだけど、信じられないラスト。 すべてを失った美希・・・ この先のシリーズ大丈夫?
0投稿日: 2015.04.18
powered by ブクログ面白いことは面白いのだけど、色々展開が微妙過ぎて読むのが辛かった…。 ラストは「えーーーーーっ!?」と声に出してしまったくらいの衝撃。 この先の百舌シリーズを楽しめるのか、ちょっと不安です。
0投稿日: 2015.03.08作品自体は面白いけど・・・・。
シリーズものは、個人的には3部作迄かなぁ…。確かに内容は最高に面白いのですが、好物の長浜ラーメンを3日間三食ずっと食べ続けた感じです。きつねうどんを食べた後に、また読みたいかな・・・・。コメントになってないですね・・・すいません。
1投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ百舌シリーズの三作目。 連続警官殺しの犯人を追う倉木と、母と息子を爆弾で殺され自らの手で犯人に復讐しようとする美希。そして二人が信頼する大杉。 ペガサスの正体は…。 この作者の作品は、のめり込んでしまってハマりますー!! ラストの普通シリーズ作ではありえない展開にビックリしました。 これからどうなるんやろー。 次作も楽しみです。
0投稿日: 2015.02.28
powered by ブクログ百舌シリーズ第三弾。前の2作の印象が強すぎて、なかなか話の筋が読めずに困りました。 最後の最後まで、予想を裏切られっぱなしでした。悔しいけど、読後の満足感は半端ないです。
0投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログ最後にどんでん返しのハッピーエンド、がなくてびっくりした! SMのシーン、忘れてたし。 一気読みしなきゃ、いろいろ忘れるね。
0投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログこれでもか、というほど事件が起こりまくり、つらくなるほど。中身が濃いです。一気に読みました。緊張感ある展開で面白く読めました。西島秀俊、香川照之、真木よう子がビジュアルでイメージできてよけいに楽しめました。この先のストーリーがあるんですか?
1投稿日: 2014.12.02松本清張ばりの愛憎劇
この物語単体で読むと、非常におもしろい。腐敗した警察内部のエピソード、犯人の巧妙な犯罪の手口などに引き込まれる。また、松本清張ばりのドロドロした愛憎劇もある。でも、1作目が衝撃的に良かったので、割りを食ってる感じ。
5投稿日: 2014.11.27面白い
さいこうっすね。めちゃくちゃ面白い。 早く続きが読みたい。あー読みたい。読みたいな。
0投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ百舌シリーズの第三作。百舌は全く登場せず、倉木警視と倉木の妻になった美希、警察を退職し、探偵になった大杉の三人を中心に物語は展開する。 次々と倉木と美希を襲う事件。もうやめてくれと言いたくなるような艱難辛苦の中、倉木らは警察の信義のために内外の悪と対峙していく。第二作の衝撃的な内容に比べると少しおとなしい内容だが、意外性という点では本作が勝る。 シリーズも残すところ後二作。この先、どんな展開があるのか非常に楽しみである。
1投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログ『MOZU』シリーズ第3弾 と言っても『百舌』は登場しません 今回の敵は通称『ペガサス』という人物 眼鏡をかけたサラリーマン風情の優男・・・・・『百舌』を彷彿とさせる容姿のこの男の正体とは???? ムムム・・・・今回も謎多き出だしからワクワク 事件の道筋は2つ ①前作で解決したかと思われた警視庁公安部とある政治家との間で画策されていた黒い思惑 実はそれを引き継ぐ者たちの存在が・・・・・・ どのようにして目標を達成させようとしているのか????そして新たな黒幕は???? ②何事か相次ぐ警察官の不祥事・・・・この裏では『ペガサス』という殺し屋が・・・・・・何故???? 前作後に結婚した倉木尚武と美希 生まれた長男は心臓に重い病を抱えていた そして、事件は起こる 子どもの入院先であった病院が爆破されたのだ それも爆破されたのは彼らの子供・真浩の病室 美希の母と真浩は即死 悲しみに暮れる美希は独自で捜査を始める その後、その病院には倉本真造法務次官が入院していたことが判明 倉木真浩と倉本真造・・・・・・これが意味するものとは・・・・・ 第3弾ともなると登場人物の立ち位置も決まってきて敵、味方の予想もついてしまうところもあり 絶対に公安部のお偉いさんは怪しいよねーなんて感じで ですが 結末は衝撃工工工エエェェ(゚Д゚)ェェエエ工工工 シリーズはこの後もありますが一区切りと言っても良い作品なんでしょう だって・・・・・・・・・・・・・・・・・なのだから・・・・・・・・・・・・
0投稿日: 2014.10.13
powered by ブクログ百舌シリーズ3作目。倉本尚武と美希の子供が政府高官と間違われて爆殺され犯人を追求して行く美希を中心にストーリーが進んで行く。連続して起こる警察官の不祥事 殺人事件。裏にうごめくペガサスとは何か。結末はシンプル。しかし大事な人が亡くなる衝撃。大杉警部補の探偵ぶりが魅力的。
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログ百舌シリーズってなってますが、今回百舌は一切出てきません。ただ次の第4弾のタイトルがずばり「よみがえる百舌」なので気になりますね。 色々気になるので読んじゃいますが、完全なるエンターテイメントと言うか、現実味は全然感じられないシリーズです(笑) 第1弾では倉木の妻が爆弾で吹き飛ばされ、今回も倉木と美希の子供が爆弾で吹き飛ばされる。 いくら警察官でも、そんなにしょっちゅう家族が爆弾事件に巻き込まれるなんて!って思うのですが、それを言い出してはこのシリーズは読めませんので^^; 前作で激しく美希に違和感を抱いたのですが、今回もそこは同じ。美希は好きになれないまま終わりそうです・・・ そしてラスト!!えっ?! 次はどうなるんでしょうか・・・
0投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログ犯人は、身近にいる!という良い例。 倉木は妻や子供に愛情を表現するのが下手なのか、でも、ついには・・・。 あっと驚く結末。さみしいね。
0投稿日: 2014.09.01
powered by ブクログまさかってな終わり方をします。 こうなるとこのシリーズまだまだ続くんだろうな。 警察の闇の部分が必ず出てくるこのシリーズ。 次はどんな話なのだろう。
1投稿日: 2014.08.03
powered by ブクログ【幻の翼】に続いて。こちらもハラハラドキドキしながら読みました。展開がコロコロ変わって途中もはや予測不可能でしたが興味津々で一気に読みました。ビックリな展開がありすぎて…いろんな意味で…。読後、もう少しスッキリしたかったなぁ〜
0投稿日: 2014.07.27
powered by ブクログ読み終えた後、短く叫んでしまった、いろんな意味で、ひゃー、と。 すごい迫力。この手の、いわゆるハードボイルド系小説読んだことなかったんですが面白いですね。 倉木になった美希のあまりにも報われない、ストーリー。倉木尚武の最期とか、相変わらず優しいいいひと、大杉とか、愛すべきキャラクターがいいんだろうなー。 なんだかんだで全作品読んじゃいそう。
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これがネタバレなのか分からないが、がっかりしないためにあえて言いたいこと、それはこの作品には百舌は出てこないと言うこと。続きなのは登場人物の3人だけ。あとはすこし公安がらみの話は出てくるが、決して本筋とは言えない。なのになぜこれが3部作のように売られているかを考えると・・・そうか主人公3人の顔写真を載せたかったのかという結論に行き着く。よく調べずに勝手に三部作だと思い込む自分ももちろん悪いが、なんだがなとう気分。 内容的にも何か緊張感を感じない。変な三角関係とかいらない。これを読めたのはいつ百舌が出てきてこの話に絡むのだろうという期待があったからこそ。それがなければとても自分としては楽しみがない小説だった。最後の終わり方も何だが無理矢理宗教団体を出してきたりしてグロくした感じがしてしまった。最後の複線改宗もなんだか雑な気がした。 次の話で百舌が復活らしいが・・・読んでみようとは思えない。
0投稿日: 2014.07.24
powered by ブクログ私にとっては、えぇーという結末。 西島さんと香川さんと真木さんのドラマが、壮絶な終焉を迎える。 誰かが幸せになったのか、未来は少しは変わるのか…何年も前に書かれた本なのに、今の日本を映してると、感じました。 シリーズがあと3巻あるはずなんだけど、どうしよう… みなさんのレビューを見て、決めるか(笑)
0投稿日: 2014.07.23
powered by ブクログ正午過ぎまでかけて、3冊目も読破。百舌=新谷が出てこないのをMOZUシリーズに入れていいのか引っかかりますが、あの時代に新興宗教教団が事件にかかわるのを予言しているのは空恐ろしくなります。
0投稿日: 2014.07.23
powered by ブクログMOZUシリーズ第3弾として買った本を読了です。 登場人物は倉木警視、その奥さんになった美希、 そして警察を辞めた大杉と変わらぬ顔ぶれに 津城警視正も登場します。 結婚して子どもを設けた倉木と美希ですが、 生まれた子どもは先天性の心臓疾患があり、 NICUでしか延命できない状態、 というところから物語が始まります。 しかもそれが人違いで美希の母もろとも 爆殺されるという事件が最初に起きるのです。 相変わらず救いの無い設定とストーリー進行です。 ただ、犯人であるペガサスが誰なのか? というフーダニット小説としても読めるので、 推理小説好きとしては面白かったです。 ただ、最後に驚きの結末を迎えてしまいます。 個人的には好きなキャラクターだったので、 とても残念でした。 続きの第4部、第5部もあるらしいのですが、 果たしてどうなることやら・・・。 でも面白いのには間違いないので、 引き続き読んでいきたいと思います。
0投稿日: 2014.07.15
powered by ブクログ倉木尚武と倉木美希、独自に動く二人、 それぞれのサポートにつく大杉良太、 三人の仲の良さというか、絆が描かれた作品。 事件の真相が明らかになる様は、 やはり非常に気持がよい!!
0投稿日: 2014.07.09
powered by ブクログmozuシリーズ3作目。まさかの結末だけど、今回もドラマの雰囲気で読めた。面白かったなぁ。特に最後の方は読む手が止まらなかった。 次の作品からどうなるんだろうっていう心配もあるんだけど…もう一冊だけ読んでみよう。
0投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログあり得ないぐらいの偶然の重なりに 違和感を感じつつも 読んでいる間は 先へ先へ進みたくて グイグイ読み進めるのだけど、 読み終わった今、 感じるこの後味の悪さはなんだろう。
0投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログ百舌シリーズはどれもですが、ラスト数十頁で怒涛の展開になりますね。 それにしても、あの方がそうなるとは…びっくりというかショックでした。予想できないラストが、結構好きです。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログもうストーリーの展開が自由すぎて予測がつかないわー。登場人物の誰もが後先考えずに行動するから、物語がどんどん転がっていく。そしてしっかりどんでん返しになっているのがすごい。
0投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログ「幻の翼」を読了後、すぐに購入。 Kindleって便利だね。 それにしても、このシリーズはとにかく「痛い」「暗い」。 【独り言】 ・凄惨で痛いシーンが多い。 ・具合が悪くなるかも。 ・とにかく暗い。主人公が不幸すぎる。 ・絶対に公安、というか警察官にはなりたくない。
0投稿日: 2014.06.18
powered by ブクログシリーズの転機、 え!まあ、びっくり。痛々しくてみきちゃんに感情移入。れべるあっぷ。260603読了
0投稿日: 2014.06.14
powered by ブクログ警察官が関連する事件が続発した。麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。警察庁特別監察官・倉本尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。
0投稿日: 2014.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
えーーー、嘘!? ・・・ってな感じで、終わりました。 こうなってくると、このシリーズの主人公って、誰になるのよ。 テレビドラマも並行して見ながら読んでるから、ここで、この人がいなくなるという展開にびっくりです(^^; つまり、あれですか、この後残った二人が!?
0投稿日: 2014.06.01結末が・・・
近づきそうで近づかない二人が良かったかも・・・ 夫婦になったら、最初の駆け引きが無くなって、 逆にイライラ感が・・・
12投稿日: 2014.05.20
powered by ブクログ百舌シリーズ第3弾 前2作から少し相関関係が変わり、それが良い感じでストーリーに絡んできます。シリーズ中一番ハードで、一番良かったと思います。 前2作と比べ、ラストの展開と衝撃度も・・・満足の一冊です。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログまさか倉木が…(*_*) 息子が爆弾事件で死んじゃうのも中々びっくりしたけどラストはさらにショック。 ラストの展開は納得いかないかも。 大杉さんも美希も好きなんだけどなー
0投稿日: 2014.04.26
powered by ブクログ前々作『百舌の叫ぶ夜』、前作『幻の翼』、そして今作『砕かれた鍵』を間を置かずに続けざまに読みました。『百舌の~』と『幻の翼』でひと段落着いたこのシリーズ。今作を読んでみての率直な感想は…「微妙」のひとことに尽きます(笑) 面白くないわけではないんです。今作のみを見て言うなら、かなり面白かった。ただ、百舌シリーズと銘打ってしまうには少し物足りないかな、と。今回の悪役ペガサスのインパクトも百舌には及ばない感じですし、なによりラストの展開。あれはちょっと…どうなんでしょうね。 ですが!シリーズを通して一番好きな登場人物である津城さんが無事今作でも登場してくれた点は本当に!本当に嬉しかったです!これで『砕かれた鍵』のポイントが多少上がったと言っても良い(笑) このシリーズはあと二作ほどあるようですが、私はもうこれで終わりでもいいかと思ってます。機会があれば読むかもしれませんが、わざわざ購入して読むほどではないかなと。『幻の翼』で終わらせておけば良かったんじゃないかなぁ、と思ってしまったのが正直な話しです。
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログシリーズ第3作。 次々と傷を負い舞台を降りて行く登場人物たち……。続刊は(知っている範囲で)まだあと2冊もあるというのに、この悲壮感はナンなのだろう……(苦笑)。 さて、本作を読んでいる途中で連ドラ「MOZU」がスタート。第1話を視聴。 時代考証やらキャラ設定やらは結構いじくられているというのに……映像の力ってすごいね……本の途中から登場人物たちの脳内イメージが連ドラ版キャストに塗り替えられてしまった(笑)。 特に、西島くんと小日向さん♪ ★3つ、7ポイント半。 2014.04.16.了。
0投稿日: 2014.04.16
