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湯神くんには友達がいない(16)
湯神くんには友達がいない(16)
佐倉準/小学館
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総合評価

5件)
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    感性が似てる子に借りた 綿貫さんみたいに人の顔色気にしがちだけど ふとした時に湯神君みたいな生き方もあるのだから自分を責める必要はないなと勇気付けられる

    0
    投稿日: 2023.07.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくあるただのコメディーかなと思いきや、転校続きのヒロインが友達が出来なくて悩むところなど、ストーリーとしてかなりしっかりしてます。 片や、変人とも言われる主人公、湯神くんは「空気を読め」と言われて久しい世の中には珍しい、偏屈なタイプ。「友達なんていらない」と豪語します。でも、決して優しくないわけではありません。 そんな性格が正反対にも思える主人公とヒロインがお互いのキャラクターを維持したまま、少しずつ成長してラブコメに突入していきます。 続きが気になりどんどん読んでしまいました。 久々に面白い漫画を読破しホクホクしてます。 オススメです!

    2
    投稿日: 2021.03.24
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    転校してきて友だちが欲しい女の子が、隣の席の友だちはいなくても平気だという湯神くんを通して様々なことを感じるお話。 作者は、かなりクレイバーな人のようで、一話づつはもちろん全体を通しても緻密な作りになっていて本当に展開が上手いですね。ちひろが、身近なことを進めることに悩む一方、湯神くんは人目を気にせず結構多才。恋愛話よりも方や視野を広げる、方や足元を見直す、そんな関係性が広がっていて面白い作品です。

    2
    投稿日: 2020.07.04
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    シリーズ通しての感想を最終巻で。 ゆるいストーリー性のある日常系マンガ。「友達はいらない」と公言する強烈な主人公と、人の顔色を窺う弱気なヒロインが対照的で、結果としてバランスのとれた物語になってる印象。主人公は孤独を好む偏屈なキャラだけど冷血漢というわけでもなく、薄情な部分と情に厚い部分、筋が通った部分と屁理屈に感じる部分があり、主人公に頷けることも少なからずある。主人公に頷けなくてもヒロインに共感できたりするので、リアリティはけっこう意識されてる作り方となってる。ヒロインは地味だが可愛いのも魅力。連載のペースがゆっくりだったのもあってか全体的に質の高い作品だと思う。

    2
    投稿日: 2019.08.26
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    とてもいい最終巻だった。 最終話はサラッと描いてるようで、情報量が凄く多い ロシア語の意味とか、1巻のちひろの台詞の回収をしていたりと読み返すほど発見があって味がある それぞれのキャラらしい選択をし続けた結果生まれた、これ以上にない結末。 読後感が本当に良くて幸せな気持ちになった。 ずっと読んできて本当に良かった。 卒業式の答辞は最高でした。 なんだかよく分からない感動があってちょっと泣いてしまった。 落語みたいに暖かい。 笑いあり涙ありの良質なコメディだった

    3
    投稿日: 2019.08.11