
総合評価
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自分にとってはバットだったけど なんか美しい話だったな リチャード幸せに生きてくれ、、、 儚い、、、 私の語彙力じゃ表せない、、 明日に愛のある話だったな
0投稿日: 2024.06.11
powered by ブクログ歴史物というよりはお伽噺を読んでいる気分になる。 主人公は両性具有ということでヘンリーとの関係が疑似BL的。 前作(乙男)でも本当は男女の恋愛より男描くのが楽しいタイプの作者なのだろうなという感じはしていた。
1投稿日: 2023.05.03
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原作があるみたいだから、知ってるとより面白いのかもしれないけれど、結構戦況が変わったり、象徴的に描かれたりして、難しい。 同じ名前の人多いな…。近しいのに相性の悪い人達も多いな…結構皆勝手にしてる感じがすごい。 リチャードの寄る辺なさと激情が切ない。リチャードだけずいぶん似てないのが少し気になるけど、成長してきてなんかカッコいい。 最後が父の死?…どうなるんだろう。
0投稿日: 2022.08.27
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シェークスピアの『リチャード3世』と『ヘンリー6世』が原案のダーク歴史ファンタジー。 薔薇戦争…そういえば、そんなのがあったような〜なぐらいの認識の私。ステキな題名に惹かれてと安易な気持ちで手を出してしまいました…果たして最後まで読めるのか?! 両性具有として生まれてきたリチャードが主人公。現王赤薔薇ランカスターのヘンリーを退けて、白薔薇ヨーク父リチャードに王位を奪還してもらいたいと願っている。呪われた子として母親に愛されず疎まれているが、父には名前を分けてもらうほど。 一方争いごとを好まず平和を愛する現王ヘンリー。戦を逃れて森でいるところ、子リチャードと偶然出会う。 敵対する相手と知らず、子リチャードに癒されるヘンリー。このまま、羊飼いにならせてあげたい。可哀想。 そしてランカスターの女帝が好戦的で怖い。リチャードの母も違う意味で怖いよ。ミセスたちが怖いのよ。
15投稿日: 2022.06.20
powered by ブクログ電子書籍で無料の期間に読んで、面白かったので単行本購入。 仕方のないことだけど、同じ名前の人がおおくて「誰…!?」ってなる。
0投稿日: 2021.03.08
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原案:ウィリアム・シェイクスピア「ヘンリー六世」「リチャード三世」 第1話 第2話 第3話 第4話
0投稿日: 2021.02.28
powered by ブクログ成人してからすっかり少女漫画を読まなくなった。 花ゆめ系を読んでたのも随分昔の話になるが、菅野文さんはデビュー作の「ソウルレスキュー」が大好きで、当時は少年漫画っぽいストーリーや魅力的なキャラクターに夢中になった。 「薔薇王の葬列」は有名な薔薇戦争をモチーフにした意欲作。史実との相違点を挙げれば、リチャード3世が両性具有に苦悩する悲劇の人物として描かれている。彼(彼女?)はヒーローにしてヒロインなのだ。 話が薄っぺらいと少女漫画を貶すようなレビューもあったが、私は大いに評価したい。レビュアーは重厚な歴史ものを期待してたのかもしれないが現代には現代のアプローチがある。 薔薇戦争という世界史でもスルーされがちな、言ってしまえばマイナーな題材を扱うなら、それをより多くに面白く届けるアプローチが必要となる。「へー薔薇戦争の話かー薔薇戦争って何?」って読者も「えっ、リチャード3世が両性具有!?」となれば、とりあえず一巻は手にとりたくなるじゃないか。それでハマれば一気読み、ウィンウィンの関係だ。 肝心の作品のほうは菅野文さん特有のスッキリした絵柄が、耽美な雰囲気と相俟って独特のダークな世界観を構築している。ジャンヌ・ダルクの霊を彷彿とさせるような謎の存在も出てきて、史実と伝説の境目が曖昧な印象。 そんな清潔感ある絵柄に反し中身はドロドロ。 一巻では主にリチャード3世の家庭内での確執が中心となるが、両性具有の秘密故母に愛されない孤独、唯一の父を失った絶望などが描写され、屈折した人格を形成するに至ったリチャード3世の陰性の魅力にぐいぐい引き込まれる。 続く話では女の嫉妬や情念渦巻く愛憎劇に政治的な陰謀劇が交錯し、どんどん暗雲が立ち込めていく。 女の感情を否定できないリチャードも業が深いが、ヘンリー6世妃マーガレット、のちに兄嫁となるエリザベスは肉欲や相続が絡む分さらにドロドロ。比較的男性陣はお気楽(というか楽観的)だが、女性陣は怖い怖い。 女性陣の秘めたる暗部にぞっとする昼ドラ要素を盛り込みながら、男性陣の野心が戦況を左右する歴史物としての読みごたえもある。 リチャードは見た目中性的な美少年で、話し言葉や思考をはじめとする内面もどちらかというと男性的。故にヘンリー6世や男キャラとの絡みはBL色が強く、その手の作品が好きな人にもお勧めしたい。 余談だが「薔薇王の葬列」が面白かった人は「王国の子」(びっけ)も読んでほしい。 こちらはテューダー朝モチーフの架空の王国が舞台の宮廷劇で、ヘンリー8世やエリザベス、その臣下や姉妹が登場する。舞台設定こそ架空だが、人物名はほぼそのまま。 幼き日のエリザベス女王の影武者にされた少年が主人公の入れ替わり・身代わりもので、近年描かれた少女漫画の流れを汲む歴史漫画の中では本作と並んで高いクオリティ。 併せて読むとよりイギリス史に詳しくなれる。
3投稿日: 2020.05.03
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お友達が読んでいるという話を聞いて、興味があったので、借りて読みました。 なかなか興味深い内容です。 お恥ずかしい話ですが、私はシェークスピアの原作についてあまり詳しくありません。 でも、関係なしに楽しめると思います。 ヨーク家の三男リチャードは両性具有として生まれたが、それゆえに「呪われた悪魔の子」と実の母親にさえ忌み嫌われた。彼の唯一の理解者は父であるヨーク公だけだった―。 一途に父を慕い守ろうとする少年リチャードの心が切なく、また「羊飼い」として出逢った青年の正体が敵対する元国王という設定も興味深い。 恐らくはリチャードがこれから戦いと激動の運命に巻き込まれてゆくのだろうが、今後の展開が興味深い。
0投稿日: 2016.10.13
powered by ブクログシェイクスピアの戯曲が原案の薔薇戦争漫画。今のところ、雰囲気で読ませるマンガだなー。絵が綺麗だし関係図もまだ単純だからサクサク読めるけど、話がこじれる頃にはもう少しペースダウンしてじっくり描いてくれるとうれしいぞ。
0投稿日: 2016.02.26
powered by ブクログ巻を重ねるごとにどんどんはまっていく作品。 行き着くところはどこなのだろう。 それぞれの人物が己の正義や思いを突き進んでいて、それが交わらないもどかしさ。
0投稿日: 2016.01.28安心してください、キャラ立ってますよ。
のっけからネタなタイトルですみません。 イングランド史の難所「薔薇戦争」および、シェイクスピアの『ヘンリー六世』『リチャード三世』を大胆にアレンジしたダークファンタジーです。 主人公は、のちのリチャード三世ことヨーク家のリチャード。彼の身体は両方の性別を有した、周りと距離のある孤独な少年(少女)です。そんな彼はある日、不思議な雰囲気を持った青年と出会います。お互いどこか惹かれながらも名前も告げることなく別れますが、今後彼とは何度も再会することなるのです。互いの身分と立場を知らぬまま・・・ 白薔薇と赤薔薇、男性と女性のふたつの性別の間で揺れ動く心、共存できないものたちが今後どうなっていくのか、目が離せなくなる作品です。 1巻は序章といったカンジで歴史的事実を追う色合いが強いので、モヤモヤしたまま読み終える方もいらっしゃるとは思いますが、ハマる方はハマります。そんな時電子書籍は便利ですねー 本屋さんに行かずに一気読みできちゃいます。 イングランド史はヘンリー、リチャード、エドワードの名前が吐血レベルに多いのがとっつきにい一因かと思います。この話も現時点でエドワード2人出てますから。でもご安心を。この作品は人物の描き分けがとてもしっかりしているので「この人誰だっけ・・・」的な思いはさせません。キャラ立ってます! 難攻不落な中世史先輩との距離が少し縮まるかもしれない1冊です。
1投稿日: 2016.01.10
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よくわからないけれどポンポンお話が進むのでなんとなく雰囲気が分かればついていける…というか雰囲気で読むお話かなと。読んでいる間中、不思議な世界観のとりこになりましたよ。敵同士で好きになってしまうってロマンがあるなあ。 菅野先生のイケメンはほんとイケメンだよ。
0投稿日: 2015.06.22
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中世イングランドは専門ではないので、読んでいて頭の中が?マーク満載に。 Wikiで、リチャード3世とヘンリー6世の史実とシェイクスピアの戯曲を調べてようやく何となく分かるように。 リチャード3世の身体障害については、実際にはいわゆる“せむし”だったようですが、本作では半陰陽(男の子なのに胸がある)という扱いになっていますね。 実態は今後明らかになっていくのでしょうか。 ジャンヌ・ダルクが亡霊みたいになってヨーク家を呪い続ける、みたいな設定もなかなか斬新です。 が、とりあえず、今のところ一番の萌えポイントは、ヘンリー6世の笑顔!!!
0投稿日: 2015.05.27リチャード3世とヘンリー6世
最近になってリチャード3世の遺体が発見されたので、「時の娘」なんかを読み直したりしていましたが、 なんと菅野文先生によるリチャード3世、薔薇戦争をマンガ化!! やっぱり菅野先生は「オトメン」より「悪性」みたいなシリアスや新選組のような歴史ものマンガが好きです。 シェイクスピア「リチャード3世」が原案といいますが、この時点では「ヘンリー6世」が元になっていますね。 互いが何者かを知らずに惹かれ合うリチャードとヘンリー。 しかし、シェイクスピア「ヘンリー6世」での二人だけのシーンを菅野先生がいったいどういう風に描かれるのか、 それを考えるだけでゴロゴロ転がりまわってしまいそうだ・・・!!
1投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログずっと、絵上手いのにストーリーがなぁ…って思ってきた人。なのでこれを読んだ時、漫画の内容はもちろん作者さんのことも思うととても胸熱だった。こういうの描きたかったんだろうなって。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログオトメンもシェイクスピアも読んだことないけど面白かったです! こうなると原案である「ヘンリー六世」と「リチャード三世」も気になるところ。 両性具有と聞くとニーアレプリカントのカイネさんのイメージが…w
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ『誠のくに』の菅野文が今回挑むのはシェイクスピアですか。本当に凄い作家さんです。 早く続きが読みたい! そうして本棚で『ヘンリー六世』と『リチャード三世』の発掘作業にかかる私です。
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ菅野さんはオトメンとかより、こういった闇が背後にあるような話の方がいいし、絵が映えると思う。シェイクスピア作品はよくわからないし、名前も同じのをつけたりして、あなた一体誰?となってしまうのは私だけか?リチャードとヘンリー、王冠の見えない場所で会うときはいい関係が築けそうな気もするんだけどね。ケイツビーが何げに好きです。成人女性が怖い。。。
0投稿日: 2014.03.14
