
総合評価
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powered by ブクログ社会人野球と、それを支える企業の苦悩や歓喜を教えてくれる一冊です。 登場してくる人たちは、みんな会社を良くしようと考えているのに、立場が違うと考え方も全然変わってしまうのが企業なのだと改めて感じました。 最後の野球の試合はドキドキしながら読みました。
0投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ野球を愛したアメリカのフランクリン・ルーズヴェルト大統領が「野球で最も面白いスコアは8対7だ」と述べたことに由来するルーズヴェルト・ゲーム。 この作品自体がルーズヴェルト・ゲームであることは解説でもあった通りである。なかなかの文量であるのに、物語終盤に至るまでジリジリと辛い展開が続いたのは正直苦しかった。 1番人を感動させるのは結局人なんだと思った。
0投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログ池井戸さんだから、最後は「倍返し」なのはわかってたけど(笑)、それでもやっぱりスカッと最高だった! 昔、テレビドラマでやってた時、見逃してしまったのが残念。唐沢寿明の細川社長、見たかったなー。アマプラでやってないかしら。 高校の時に暴力事件を起こして野球を諦めざるを得なかった沖原くんが、自分の過去に区切りをつけ、成長していく姿が眩しかった。
10投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログこのタイトルは第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズヴェルトが「野球で一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」と言ったことに由来するらしい。 本作に限らず池井戸潤の作品はまさにルーズヴェルト・ゲームのようだ。まず主人公が初回ピンチに陥るところから始まる。その後も追いつくどころか徐々にピンチは広がっていく。だが物語の中盤戦、野球でいえば5回裏くらいに少し明るい兆しが見えてきて「上手くいけば追いつけるかも」と期待させる。だがその希望も虚しく終盤戦、野球でいえば8回~9回くらいに逆転は無理だろうと思わせるほどの最大のピンチが訪れ、「もはやこれまでか」と諦めかけるが、最後9回裏に劇的な逆転サヨナラホームランが飛び出してめでたしめでたしという流れだ。 本作では社会人野球を題材に取っており、プロ野球ではなくとも彼らも野球に人生がかかっているという点では職業野球人であり、果たしてアマチュアと呼んでいいものかとも思う。野球の部分を除けば経営難の企業が必ず直面するコストカットと企業理念や風土の問題だったり、企業買収とその裏に隠された理由など池井戸潤らしい内容の作品だ。野球に限らず企業のスポーツ部門に携わっている人は興味深く読めるのではないだろうか。
24投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ会社と野球部、それぞれの動向がリンクしていく。キャラクター付けの濃さわかりづらかった。野球の場面がほとんど出てこないのは面白い。約束されたハッピーエンドも悪くない。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ人間関係、仕事ふとした時に似通っていると思うことがある。まさにこの話はそれである。苦境が押し寄せる会社、野球部。でも、己と周りを信じてることの大切さ、池井戸氏は人間の感情の表現が上手い!
0投稿日: 2025.09.26
powered by ブクログドラマを先に観てから原作を読んだため、セリフの一つ一つで役者の顔が浮かんできた。 内容はドラマと違って浅く感じたし、野球にしても企業の攻防にしても原作ではハラハラするところはなかった。
0投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログ面白かった。 落として落として上げるというお決まりをなぞっているのだが、引き込んで読ませるテクニックが凄いと感じた。 ただ、2012年に書かれたということもあり女性社員の描き方に時代を感じた。
0投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ青島製作所という会社にある野球部のお話。 状況が厳しい中「グラウンドでひとつになろう」をモットーに奮闘する野球部と会社。熱い戦いに感動した。
2投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ2014年にTBS系でテレビドラマ化され、唐沢寿明が主演 「ルーズヴェルト・ゲーム」の由来::アメリカのルーズベルト大統領が「野球で一番面白いゲームスコアは8対7だ!」と語ったことに由来し、点を取られたら取り返す逆転劇を意味します。 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが――社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは。(講談社文庫)
6投稿日: 2025.09.17
powered by ブクログ面白かった。 流石の内容でスッキリする結末。 自分の人生にも役立ちそうな学びも多くてよかった。 最後は涙涙でした。
0投稿日: 2025.09.15
powered by ブクログ野球はやっぱり面白い(笑) 8対7なんてワクワクする。 と、読んで昔のテレビドラマまで見た。 正義は、いや、まっとうに生きている、努力している人は勝つ! そうであって欲しい物語でした
29投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ「一番おもしろい試合は、8対7だ」野球を愛したルーズヴェルト大統領は、そう語った。 監督に見捨てられ、主力選手をも失ったかつての名門、青島製作所野球部。創部以来の危機。一方、社長に抜擢されて間もない細川は、折しもの不況に立ち向かうため、聖域なきリストラを命じる。廃部か存続か。繁栄か衰退か。人生を賭した男達の戦いがここに始まる。 ドン底からの大逆転!ってのはわかっているんだけど、それが本当に読み終わったあとの爽快感が面白いですね。
0投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ面白い。池井戸作品らしい、ハラハラの展開、きめ細かい人間模様、大逆転。物語もシンプルなのに、人間ドラマ満載で面白かった。いつの間にか青島製作所を応援していた。
0投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ池井戸潤初読み。 「気持ちいい〜〜〜!」と思った。 鷺宮が初めて自分の努力を評価されて、無言のまま目を潤ませているところでぐっときた。 完全懲悪、最後には正義が勝つ。 この人の作品がたくさんドラマ化してヒットしてるのも納得。 私は最後までとても楽しく読めたので⭐︎5です。
0投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログライバル企業の悪意ある攻勢に、業績が悪化する青島製作所。 会社を存続させるためにリストラを進め、歴史ある野球部の存続まで危ぶまれる。 今や野球部にはエースもおらず、弱小と言われることもあり、廃部は免れないのか… 生き残りをかけて、それぞれが挑む自分に出きること! 仲間、チーム、ひとつのことに向かう時の一体感の気持ち良さが伝わってくる。 2025.7.15
9投稿日: 2025.07.15
powered by ブクログ4.5 一気読み! 池井戸潤にもの作りの会社のことを書かせたら右に出るものはいない。 企業と野球部。何を信じて続けていくのか。アツいものが込み上げてくる。
10投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログ一体感。物語でひとつになることの大切さと難しさを感じた作品だった。 事業と野球部で果敢に困難に立ち向かう姿は、とても刺激された。
8投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スカッとした! 野球にさほど興味がない私は、最初は野球部なんてなくてもいいと思ってた 読み進むと困難を乗り越えるためには、坂東や村野みたいな自分だけを守る身勝手な行動ではなくて、誠実にみんなでひとつになって頑張ろうって気持ちが大事なんだと感じた 苦しい状況でひとつになるためのきっかけになったのが野球部だった その野球部が変わるきっかけになったのが大道監督と沖原 沖原は過去に縛られて苦しんでたけど、そこから立ち直れたのは野球部のみんなの心遣いや声掛けだった 三上部長も笹井専務もいいキャラしてた! 長門課長のいきなりの心変わりにはびっくりした笑 欲を言えば開発部目線の場面も読みたかった なんといっても1番の功労者は2ヶ月以上のスケジュール短縮を実現した開発部だと思う
1投稿日: 2025.05.30
powered by ブクログとにかく熱い人間たちを書いた話。 監督が抜けるところから始まり、野球は全く勝てない、資金繰りも苦しくなっていき、とことん追い詰められていく。そんな中でも這い上がっていく青島製作所の人々の行動には胸を打たれる物がある。
0投稿日: 2025.05.19
powered by ブクログ【キャラクター】、【爽快感】、【逆転】 会社の危機、競合の嫌がらせ、野球部なんて無駄…という状況からの逆襲劇。メーカーの開発者の立場は共感できる部分がたくさんあった。本当に爽快で面白かった。
0投稿日: 2025.05.16
powered by ブクログ従業員の会社に対する想いは、その会社の一番根っこな部分だよなと思う。利害関係のある関係でこそ、熱くなれることがある。
0投稿日: 2025.04.22
powered by ブクログ池井戸さんの作品は読むのは初めてでした。別の作品をドラマで見たことはあるのですが、ドラマも小説も池井戸さん独特の雰囲気が出ているような気がします。この作品もベタな展開ながら、熱く、感動をもらえる一冊でした。野球も好きなので、そこも加点です。
0投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ池井戸潤さんらしい展開の移り変わりで、読んでいて感情移入しやすい。 個人的には、城戸さんのものの見方が鋭くて感服した。 ★ 印象に残ったフレーズ ・「食べ物がからむと、人となりってわかるもんですよ」 ・「野球をやめたことを終点にするな、通過点にしろ。いままでの経験は、必ずこれから先の人生でも生きてくる。」 ・「ときに怖ろしく苦しいが、楽しくもある。まるで人生そのものです。我々はそうやって生きているんじゃないでしょうか」
5投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ最初は登場人物と役職がなんだっけ?ってなってなかなか読みにくい印象。 後半に進むにつれて面白くなる感じで、会社の成長と野球部の快進撃がうまく交互に組み込まれてる。
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ「下町ロケット」で直木賞を受賞した池井戸潤の最新作。昨日出たばかりではあるが、夢中になり2日で完読しました(笑) やはりね・・池井戸作品はサラリーマンを惹きつける何かがありますね。実業団のチーム運営というのはこれまでも幾つかの小説のテーマとして取り上げられてきたが、この作品はそれにプラスして企業の合併や技術開発の問題がパラレルに浮上する。 そして登場する銀行は池井戸作品に共通の「白水銀行」だし・・(笑) 様々な問題の中で、どうやって青島製作所が乗り切るのか。それはストーリーをこれから読む人のお楽しみであるが、一言だけ言いたい。池井戸作品にはすべて共通のテーマ・・「真面目に取り組む人は報われる」というところかな。 読後感はスゥーッとします!
1投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログ作品は知っていたがやっと読めた。 さすがなテンポよい話の運びと、気持ち良い結び。 疲れた日常に、池井戸潤先生の文章はなじむ。 他の作品も読んでいるためか、展開はなんとなく見えてくるが、それも良い。
1投稿日: 2025.02.11
powered by ブクログ池井戸潤さんって、本当に面白い。ドラマを見て、原作を楽しむか、原作から入ってドラマを見るか。 ルーズベルトゲームがおもしろいのは土壇場の大逆転劇が最高だからだ。 モノづくりの現場で、採用担当が、F1用のブレーキをコレは良さそうと触っただけで、決める。人の直感はあなどれない。 「ビジネスは、人間関係と同じです。相手を尊重する気持ちのないところに、真の友情は育たない。」という青島のセリフにも痺れる。 会社の存続をかけた危機と野球部の危機が交錯する。 見事だ。
14投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ面白かった!! 最後に勝つことが分かってる話は読んでてしんどい展開が続いても精神的に楽で良いわー。 猿田が沖原を励ますシーンはほんと泣けた。 序盤はやっぱりネガティブな要素が多いけど、大道監督のチーム作りとか、心温まる要素が散りばめられてるのが良い。読んでてストレスが溜まりにくい。
1投稿日: 2024.11.15
powered by ブクログ『オレたちのプライドを見せてやれ!』 〜要約〜 かつてルーズヴェルト大統領が言った。野球で一番おもしろいスコアは八対七だと。本書は不況に苦しむ中小企業の社会人野球部が舞台。不景気によるリストラ・競合先との吸収合併・物言う株主など次々と襲いかかる会社の危機に廃部寸前の野球部が真っ向から立ち向かっていく物語。 〜感想〜 やはり池井戸作品は面白い。本書は社会人野球を舞台としていながら、野球に詳しくなくてもその情景がしっかり浮かび上がってくる。登場人物それぞれの境遇がしっかり描かれており、逆境に立ち向かう際の焦りや苦悩はこちらもハラハラしてしまうほど。バラバラだった会社が野球を通じてやがて一つになっていくストーリーは痛快そのもので、程良い青臭さが個人的にはいいなと思いました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 発売日2014/3/14 ページ数 512ページ 読了時間 約240分 寸法(縦・横・高さ) 14.8cm x 10.8cm x 1.9cm
1投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ社風ってどうやって醸成されるのか。やはり会社を率いる社長の存在なのか。それを理解した役職者たちの存在なのか。それともすべての社員か。 テーマの企業野球。野球が会社に何をもたらすのか。選手は何を求めて戦うのか。 などなど考えつつ、この物語を楽しんだ。 私にとって3作目の池井戸潤のスポーツもの。戦う選手の心情にまで思いが飛ぶので、、、苦しくて苦しくてたまらず、大声で青島の社歌を拳をふり歌い、応援したつもりになった。 落としどころとしては、これ以上はないんだろうな。読後感は良い。
4投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ会社経営と野球部の運営の様子並行して重なりながらの展開。池井戸潤さんのテンポの良い展開でどんどん読み進められました。野球の描写も少なくしたと池井戸さんが言っていましたが、十分に情景が浮かんできました。気持ちの良い展開で満足です。
1投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あっという間に読み終わりました。 企業間の対立、魅力的なキャラクター、野球というスポーツ性がうまく絡み合って、ワクワク、時にハラハラしながら読むことができました。個人的に笹井さんが大好きで、なんだかんだ試合を見にきてくれたり、意外と熱い人だったりということが分かってニヤニヤしながら読みました。 陸王の方がもう少し波乱があって楽しかったなと思ったので星四つにしていますが、内容はとても面白かったです。
2投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ池井戸潤の小説は、どうにもならないようなどん底から這い上がる設定が好き! 最後まで諦めない姿勢が、自分の生き方の目標になっている。小説のようにはうまくいかないけど、気持ちが良い。もっと彼の小説を読みたくなる。
2投稿日: 2024.06.17
powered by ブクログ序盤からかなり重苦しい展開。さらに希望が見えたと思ったらそれが閉ざされ、暗雲が立ち込める。それはもう読んでてイライラしてくるし、読みたくなくなってしまう程に、精密に、緻密に表現しています。 だからこそ、終盤、一気に逆転していく様は気持ちいい。 作中で青島会長が8対7、いわゆるルーズヴェルト・ゲームの中でも7対0からの逆転ってのが一番面白いというところがありますが、この本の展開はまさしくそれに準じていると感じました。だからこそ、終盤のひっくり返すのがいい 社会人野球が衰退している今、この本にある不景気時に「社会人野球」というものはコストでしかないと捉えられてしまうのはフィクションとは思えない生々しさも感じました。至る所でこのような議論が行われているかもしれないと思うと寂しくも思いますね。
2投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログ青島製作所とその野球部の再生のストーリー。 ライバル会社の姑息な裏工作に負けるかと思いきや逆転のストーリーが描かれるのは単純であるが最もすっきりする展開である。 以前、ドラマ化された作品を観ていたので大まかなストーリーは覚えていたが改めて原作を読むと池井戸作品の世界にどっぷりと浸かれる。原作から読んでいたらもう少し感じ方も違っていたのであろうと思う。
10投稿日: 2024.03.24
powered by ブクログストーリーがめっちゃ面白い。 野球部のプライドと会社の存続を賭けた戦い。戦う場所は違うけど、重なる共通点がある。野球は8対7の試合が面白い。お互いが一点を追いかけ合う試合展開も面白いが、一発逆転のどんでん返しはもっと面白い。会社も同じだ。会社の経営不信で存続を賭けた大一番、会社が一つになり、普段見えてこなかった物が見えてくる。めっちゃかっこよかった。 いざ自分が同じ立場だったら、コツコツやっていきたいが、見てる分にはやっぱ一発だよな。 また会社内の運動部の存在意義についても書かれていた。野球部は毎年三億円のコストがかかる。しかし三億円の経済効果は見込めない。創立当初は社員の娯楽であったが、経済成長が終わり、バブル崩壊し、娯楽が多様化してきた。その中で経営不信に陥ってしまう。本作は社内野球部の存続を訴えかけてるようにも感じた。 登場人物が泥水を啜り耐えながら努力し、最後に大逆転劇のストーリーが好きな僕にとっては、最高だった。
1投稿日: 2024.03.19
powered by ブクログ大変面白かった。 企業と企業の関係だけでなくそこにスポーツを取り込んだ池井戸潤作品はどれも面白い。 主人公が誰と明言することができない物語で、多くの登場人物が出てきたが、一人ひとりに感情移入ができる。読み終わった時に続きがあればと思うような物語だった。
1投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ大きな課題が次々と起き、嫌な相手がいて、最後に解決という、下町ロケット、半沢直樹、陸王とほぼ同じ感じなのに、池井戸さんの作品は途中で飽きる事もなく、のめり込んでしまうのはなんでですかね。また、読み終わったら、喪失感というか、もっと続きが欲しくなるような感覚になりました。陸王はTVで観ただけなので、今度、原作を読みたいです。 野球バカの自分は、他の作品より好きかも。
7投稿日: 2023.12.25
powered by ブクログ池井戸さんのスポ根!?ワクワク!と思ったけど、野球要素2割。まぁそうよね〜〜 抱えてる問題も人物のそれぞれの思いも、今までの池井戸さんの作品に比べたら弱く感じてしまって、あまりのめり込めなかった。
1投稿日: 2023.11.28
powered by ブクログメーカーで働く私にとって、私の志望動機をそのまま体現したような一冊だった。(イメージセンサーに関わっていることもありなお親近感) 一つの統合、一つの廃業にも人の人生がある。無機質に見える数字にも血が通っていると改めて感じさせてくれる一冊だった。 「会社が作っているのは製品ではなく夢や人の人生」 良いフレーズだなぁと思った。
7投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに読んだ池井戸潤さんの作品。そして本作、企業野球のお話であります。 ありていに言えば、野球版半沢直樹、と言ったら簡便に過ぎるかしら。 ・・・ ビジネスで追い詰められた中小企業の青島製作所。当該企業が抱える弱小野球チーム。大手取引先から大幅値下げ交渉を迫られ、競合先からは吸収合併のための工作を仕掛けられ、さらに取引銀行からの融資には渋い顔をされる。そうした中で企業野球部の行く末はどうなるのか。ってそういう筋です。 ・・・ うーん、これはですね、以前ドラマで見た下町ロケットと雰囲気が似ていますね。 社内外に敵や問題があり、銀行もとっても意地悪、みたいな。でも最終的には青島製作所の社長の頑張り?でハッピーエンドを迎えます。 ・・・ 振り返ると、急激な変化に対して経営者がとり得る手というのは、実はそんなに多くない(むしろほとんどない!?)と、本作を読んでいて感じました。 その観点ではまだ瀬戸際にいないときこそ環境分析やリスク管理等を強化するべきかもなあと思いました。もちろん、中小ですと社長自らが経営企画部兼営業部長だったりしますのでリソース的に難しいところではありましょうが。 本作の場合ですと大手顧客であるジャパニクス。当社への売上比率を平準化して他社への販路を拡大するとかを掲げておくべきだったのでは、とか。作中で成功した回路の小型化により別業種へのチップの販売などは、土壇場ではなく想像して準備できなかったかなあ、とか感じました(言うのは簡単ですね。そして結果論でもあります)。 ・・・ そうそう。ビジネスとして起死回生の逆転弾を打った青島製作所でしたが、野球部は廃部となりましたね。このあたりは世の流れを感じます。 企業スポーツは衰退の一途をたどるのでしょうが、今度は地域が・で、スポーツを支えるような形になっていくのかもしれませんね。プロ野球やJリーグなどもそうですが、野球の独立リーグってのも、有名な四国のもの以外にも新潟や北海道などにもあるそうです。こうした小規模のスポーツクラブを地元の企業や個人が支えらるようになるといいですよね。 本作で、青島製作所の野球部員が自らの実力を揶揄して「アマチュア以上プロ未満」と表現する部分がありました。プロはほんの一握り、そしてそれに憧れるままで終わる人が大半。そうした中にあって企業スポーツは(とりわけ野球にあっては)プロと学生との間をつなぐ貴重な場として機能したと思います。 企業がこれを支える時代はもう終わりなのでしょうね。こうした状況は、独立リーグや多くの下位リーグのピラミッドによってより幅広く、豊かなスポーツ環境にとって代わられるのかなあと思います。 ・・・ ということで池井戸氏の作品でした。池井戸作品(本)は実は二作目でした。 本作はビジネス系というより、企業スポーツの存在意義という観点から面白く読めました。 野球好きのかたはもとより、スポーツに関心のある方には楽しんでもらえると思います。
0投稿日: 2023.10.17
powered by ブクログ2023.9.4 読了 ☆9.4/10.0 "野球で一番おもしろいと言われているスコアがいくつか、知っているか?八体七だ。 フランクリン・ルーズヴェルト大統領が、もっとも面白いスコアだと言ったというのがそもそもの起源でね。ルーズヴェルト・ゲームだ" さすが池井戸潤さんとしか言いようのない、終始引き込まれ、ワクワクし、一喜一憂して最後はハッピーエンドと未来を想像してニヤニヤしてしまうような読後感。あっぱれです。 久しぶりに500ページ弱もある長編を読んだ。 その読み応えに相応しい人間ドラマが描かれている。 野球と会社、二つの闘いが、しかも多角的な闘いが絶妙なバランスで描かれている。 選手、監督、マネージャー、部長といった様々な野球関係者や、会長、社長、役員、株主、派遣社員、秘書、取引先、ライバルといった会社関係者の一人ひとりや、チームとしての結束と闘いは、終始引き込まれる。 〜〜〜〜〜〜〜〜引き込まれた言葉〜〜〜〜〜〜〜〜 ・「この工場が作っているのは、カネ儲けのための製品だけじゃない。働くものたちの人生であり、夢だ。今この会社の社員として働くことに、夢があるだろうか。彼らに夢や幸せを与えてやるのもまた経営者の仕事だと思うんだが」 ・会社だけが儲かっても、社員が不幸でなければ意味がない。社員まで幸せにして初めて、経営は成功したといえるのではないか 働いているのは生身の人間であって、部品ではない ・「やりたいことがあるってのは、いいことだ。お前の人生だから、どう生きるかはお前が考えて決めろ。だが、これだけは言わせてくれ。野球を辞めたことを終点にするな。通過点にしろ。いままでの経験は、必ずこれから先の人生でも生きてくる。人生に無駄な経験なんかない。そう信じて生きていけ」
35投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログキャラが魅力的だった 王道を行くはないだがリストラと企業努力 廃部と諦めずに練習を続けることが同時にやっていて面白かった
0投稿日: 2023.10.04
powered by ブクログ単純だけど、単純に面白いです。 池井戸作品って大概水戸黄門みたいにパターンと言うか構造が決まってて、正直展開が読めてしまうところはあるんですけど、寧ろそれが人気の秘訣なんでしょうね。 何読んでも落ちて欲しいところに落ちる。面白かった!似たような作品もっと読みたいな……と思って他の池井戸小説を手に取れば、大体何読んでも期待を裏切らない。これもそういう作品の一つです。
3投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログある程度、先の読める展開だったものの読了後の爽快感があるから不思議。 前半部分をもっとコンパクトにしてもらえたら、もっと没入出来たのだろうか?
3投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログaudibleで読了。 先が読める展開なのだが、不思議と引き込まれてしまう。ワクワク感すら覚える。面白かった。
2投稿日: 2023.09.04
powered by ブクログ社会人スポーツの実態や苦悩がリアリティを持って体験出来た!意外性はなく単調なストーリーだったが池井戸らしい面白い作品だと思う^_^
0投稿日: 2023.08.26
powered by ブクログ野球の知識は全くないが、池井戸潤さんの作品であったため読んでみた。 社長・部長・マネージャー・ライバルチーム等複数からの目線で描かれており、それぞれの葛藤を感じながら読み進めることが出来る。 相変わらずスカッとさせてくれるので、野球のルールが分からなくても楽しめた。わかった方がもっと楽しいのだろうなとは思う。
2投稿日: 2023.08.03
powered by ブクログ憎きライバルを最後に打ち負かす王道パターン。 大道監督の話が中心か思ってたら全然違う。 ミツワ電器側がホント悪い。坂東社長、村野監督、如月、新田、飯島も自分のことしか考えてないクソの集まり。その憎らしく胸くそ悪い強敵な感じが逆にいい! 大幅なコストカットとリストラをせざる得ない経営不振の状況で実業団野球の運営は厳しい。会社の広告塔、社員の誇りなんて言ってる場合じゃないかな…一番先に着手するのはどう考えても野球部。伝統や歴史では社員にご飯食べさせらせない。業績が良ければ別ですが時代が違うかなって思いながら読んでました。 最後は大手ライバルチームとの大接戦からの大逆転。そして悔しい思いをさせられた沖原がビシッとおさえて勝利、そして新製品のおかげで会社の業績は上向き、そしてそして大手ライバル会社の下落、そしてそしてそして野球廃部と思いきや他社への移籍。いいこと尽くしで逆に滑稽。 この話のMVPは細川社長でも三上部長でも笹井専務でもエース沖原でもなく、不眠不休でひたすら新製品を作りあげた開発チーム。凄いのはココ! なんかノーサイドゲームも読んだけど、野球かラグビーかでおおまかな話一緒なんよね、、、
7投稿日: 2023.08.01
powered by ブクログほんと面白い ドラマ見てからシーンを 思い出しながら読んでました。 最後の方では 感極まり通勤電車の中で 涙してました。 そーいう時、マスクしてて 良かったと(笑)
7投稿日: 2023.06.20
powered by ブクログギリギリ経営の会社&廃部寸前の野球チームの話が同時並行で進んでいき、最後までどうなるんだろうとドキドキしながら読み進めることが出来ました。 個人的に長門さんが素敵だと思った。 自分のことのように野球チームを全力で応援する姿がかっこいい。
2投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ中小零細企業がリーマンショックの不況時に野球部を存続させれるか 優良取引先からの生産調整やライバル企業からの買収提案や リストラを断行しながら、年間3億円の経費をつかう野球部に価値があるのか といったことを熱く語る、池井戸さんらしい物語小説。 面白いけれど、他の池井戸小説からして少し物足りなかった。 やっぱり余裕なくリストラしているのに、野球やっているのは説得力にかける 野球観戦し、企業の団結、娯楽はあるけど、人間多種多様。 野球よりほかを優先する人もけっこう数いるでしょう。 また、主人公は誰だったんだろうか。細川社長かな。 野球部監督課と最初思ったけど、ほとんどでてこなかった。 愛着がわくようなキャラが見いだせず、不完全燃焼。
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログ中堅製造企業のリストラと社内野球部の存続を掛けた会社再生物語。誰が主人公たという事もなく全員野球ならぬ全員小説!?
0投稿日: 2023.05.23
powered by ブクログやっぱり日本人なんだな〜。柔よく剛を制すというか、判官びいきというか・・・、絶体絶命のピンチからの逆転劇に心がス〜っとする。 池井戸さんは、この手の逆転ストーリーを書くのが上手いな〜。またまた、心をガッチリ掴まれちゃった。(o^^o)
4投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会社経営の難しい局面で、野球部の頑張る姿を見て本質は何かを掴むシーンがとても印象的だった。人を信じるだけでは上手く行かないこともあるが、人を信じなければいけない場面もある。楽観的になりすぎず、でも厳しすぎるわけでもない良い話だったと思う。
1投稿日: 2023.04.26
powered by ブクログ池井戸作品が初めての人は、すごく面白い評価でしょう。何作品か読んでると最後は、絶対にうまくいくと思ってて、その成り行きがどれだけドラマチックかどうかにかかってくる。で、面白かった。
4投稿日: 2023.04.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマの名前は聞いたことあったけど、くらいの認識でしたが面白かった。 池井戸さん作品は初めて読みました。 企業同士の戦い、苦境の中の青島製作所が苦しんでる感じは読んでて辛いものでした。 もしかしたら最後野球部は逆転留まりがあるか?と思ったけど、別の意味で逆転でした。やたら最後キドさんが出てたからあるとは思ったけど。 ということで、他の有名作品も読んでみたいと思いました。
1投稿日: 2023.04.15
powered by ブクログ終盤にかけての逆転劇が面白かったです。 ストーリーも面白いですが、登場人物もキャラクターが立っていて魅力的でした。
2投稿日: 2023.01.31
powered by ブクログ「池井戸潤」が企業間競争の代理競走である企業スポーツ(社会人野球)にスポットを当てた長編作品『ルーズヴェルト・ゲーム』を読みました。 『花咲舞が黙ってない』、『かばん屋の相続』に続き「池井戸潤」作品です。 -----story------------- ◆待望の連続ドラマ化! ◆TBS日曜劇場で2014年4月スタート ◆『ROOSEVELT GAME』(ルーズヴェルト・ゲーム)原作(主演:「唐沢寿明」) ルーズヴェルト・ゲーム 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。 リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。 かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。 廃部にすればコストは浮くが――社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは。 ----------------------- 2009年(平成21年)4月から2010年(平成22年)2月にかけて、学芸通信社の配信により『熊本日日新聞』を皮切りに全国の地方紙に連載され、2014年(平成26年)4月27日から6月22日までTBS系でテレビドラマ化された作品です、、、 タイトルの『ルーズヴェルト・ゲーム』は「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味し、野球を愛した第32代アメリカ合衆国大統領の「フランクリン・ルーズベルト」が1937年1月に、ニューヨーク・タイムズの記者に宛てた野球記者協会から招待されたディナーを欠席することを詫びた手紙の末尾に記された「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」という言葉に由来するそうです… 珍しく、放映当時のテレビドラマを欠かさず観た作品なので、期待して読みました。 ■プロローグ ■第一章 監督人事 ■第二章 聖域なきリストラ ■第三章 ベースボールの神様 ■第四章 エキシビションゲーム ■第五章 野球部長の憂鬱 ■第六章 六月の死闘 ■第七章 ゴシップ記事 ■第八章 株主総会 ■最終章 ルーズヴェルト・ゲーム ■エピローグ ■解説 ―いちばんおもしろい試合、いちばんおもしろい作家 村上貴史 中堅電子部品メーカーの青島製作所は世界的な不況とライバル企業であるミツワ電器の攻勢を受け、経営は青息吐息の状態であった… そのような青島製作所の苦境の象徴が、青島製作所の野球部であった、、、 社会人野球の強豪チームとして名をはせたかつての栄光は既に失われ、ライバルのミツワ電器野球部の後塵を拝し、対外試合ではほとんど勝ちをおさめられない状態まで野球部は落ちぶれていたのである… さらに野球部監督の「村野三郎」が主力二選手を引き抜いて、ライバルのミツワ電器野球部に寝返るという事件まで起こり、青島製作所の役員会では野球部廃止の声まであがる始末であった。 野球部部長をつとめる、「三上文夫総務部長」は野球部存続のために奔走する一方、知人の日本野球連盟の理事に後任監督の推薦を依頼する… やがて、その理事から後任監督として、かつて新設高校で野球部監督をつとめていた「大道雅臣」が推薦される、、、 「大道」は監督に就任するや、大胆な選手の入れ替えやポジションの変更をおこなう… 「大道」のやり方にベテラン選手たちは不満の声をあげるが、「大道」は膨大なデータを駆使して理路整然と反論し、選手たちを心服させる。 しかし、「大道」の野球部再建はいきなり挫折を味わうこととなる… 投手の「萬田智彦」が肘を故障し、野球部を退部し、青島製作所も退職することになってしまったのである、、、 後任の投手を探す大道の目にとまったのが、製造部の契約社員「沖原和也」だった… 「沖原」は製造部と野球部のエキシビションゲームに代理投手として登板し、見事な豪速球を披露したからである。 しかし、「沖原」には高校時代、将来を嘱望されながら、先輩部員にいびられ続け、母親までも侮辱されたことに腹をたてて先輩部員を殴ったという事情があったにもかかわらず、責任を一身に負わされて野球部から放逐されたという暗い過去があった。 一方、青島製作所の「細川充社長」は大口取引先のジャパニクス社から大幅な生産調整と単価切り下げを通告され、窮地に陥っていた… さらにそんな「細川」の苦境を見透かすようにジャパニクス社社長の「諸田清文」はミツワ電器の「坂東昌彦社長」とともに、青島製作所とミツワ電器の合併を勧めてくる、、、 規模の大きいミツワ電器と合併すれば、当座の苦境は乗り越えられるが、合併後、青島製作所のほとんどの社員は新会社からリストラされるのは間違いない… 苦悩の末に「細川」がたどり着いた結論とは?そして、青島製作所野球部は再建されるのか? 野球部と会社の二つの闘いが多面的に描かれて絶妙なバランスで配合されていて面白かったですねぇ… 何度も胸が熱くなり、鳥肌が立つほど感動しましたね。 野球部は、廃部の危機に晒されるというプレッシャーの下で公式戦を闘わなくてはならないのですが、監督とエースと四番を失った状態からのチーム再建や、新監督の方針によるレギュラーの入れ替えによる部内の確執、選手生命を絶つようなケガ、マスコミを悪用した卑劣な個人攻撃を経て、グランドでの勝負へ至りますし、、、 会社は、大口顧客の生産調整に起因する売り上げの減少、ともに真剣に仕事に取り組むが故の営業部門と開発部門の確執、そしてライバル企業ミツワ電器との闘いや、企業存続のための暗闘… 野球部のドラマと会社のドラマが不可分である点が、この作品の魅力でもあるんでしょうね。 そんな苦境を乗り越えて、会社関係者のひとり一人やチームが結束していく姿が胸を撃ちますね… 爽快な読後感がありました、、、 テレビドラマも面白かったけど、原作も良かったな… 肘の故障で自らチームと会社を去ることを決意した「萬田智彦」に監督の「大道」がかけた最後の言葉、 「お前の人生だから、どう生きるかはお前が考えて決めろ。 だが、これだけはいわせてくれ。 野球をやめたことを終点にするな、通過点にしろ。 いままでの経験は、必ずこれから先の人生でも生きてくる。 人生に無駄な経験なんかない。 そう信じて生きていけ」 心にぐっときたし、忘れられない言葉でした。 以下は主な登場人物です。 《青島製作所役員》 「細川 充(ほそかわ みつる)」 社長。 アメリカで経営学を修めた後、外資系のコンサルタント会社で経営戦略コンサルタントをつとめていたが、青島からヘッドハンティングされ、青島製作所の営業部長に就任。 イメージセンサーを会社の主力商品に据えることで大幅な増益を実現し、その功績で青島から後継社長に推される。 自身も青島製作所の保守的な体質を改革したいという思いがあり、社長就任を受諾する。 社長就任直後は順調に営業成績を伸ばしていたが、世界的な金融不況に巻き込まれて、売上は低迷するようになる。 当初はミツワ電器の攻勢に苦しめられていたが、ミツワ電器から合併話をもちかけられたことで、ミツワ電器の弱点と自社の優位性に気が付く。 その後、新型イメージセンサーの開発で会社再建に成功。 合理主義者であり、人間的な感情を軽視する傾向にあったが、青島や社員たちの触れあいの中で次第に人間の結びつきの重要性に気が付き、広い視野を持つようになっていく。 「青島 毅(あおしま たけし)」 会長。 青島製作所の創設者で、会社を現在の規模まで拡大させたカリスマ経営者。 無類の野球好きで若い頃は自ら野球部部長もつとめていた。 青島製作所以外の世界を知っており、他社と客観的に比較できるという理由で細川を後継社長に抜擢した。 社長を退いた後も隠然とした発言力を社内で有しており、細川の相談にものっている。 「笹井 小太郎(ささい こたろう)」 専務。 青島製作所の番頭格で、古参社員からの信頼も厚い。 もともとは自動車のセールスマンだったが、病気のために辞職を余儀なくされ、独学で簿記を学んでいた時に青島に経理係として拾われ、それ以来、青島に忠誠を尽くす。 野球部の存在を無駄と考え、役員会ではたびたび野球部廃止を主張した。 坂東から青島製作所とミツワ電器が合併したあかつきには、新会社の社長にすると言われたが、「自分は青島製作所の社風が気に入っているし、私は青島製作所のことしかわからないから」という理由で合併に反対した。 「三上 文夫(みかみ ふみお)」 総務部長兼野球部部長。 野球に詳しくないが、青島から野球部部長に任命されてからは野球部存続のために奔走し、野球部員の世話を親身になっておこなった。 誠実な人柄だがそれゆえにリストラの責任者として社員のくびを切らなければならないことに苦悩する。 そして社員一人ひとりの人生がかかっているという理由で製造部から送られてきたリストラ候補者名簿を精査し、中間管理職の個人的な感情だけではない、客観的な理由に基づくリストラを実行しようとする。 「朝比奈 誠(あさひな まこと)」 製造部長。 細川より笹井を評価している。 野球部のことを快く思っておらず、野球部員に対してつらくあたる。 リストラ候補者の名簿作成を副部長に丸投げし、下からの報告を鵜呑みにするなど社員の実態把握への関心が薄い。 「豊岡 太一(とよおか たいち)」 営業部長。 役員会では、宣伝効果を理由に野球部存続を主張。 取引先から無理難題をふっかけられ、常に苦悩している。 後にミツワ電器の隠された弱点を発見し、青島製作所再建に一役買う。 「神山 謙一(かみやま けんいち)」 技術開発部長。 かつてリコール騒ぎを起こしたことがトラウマとなっており、以来、開発スケジュールを頑なに遵守するようになる。 そのため、東洋カメラの新型商品発売の前倒しに間に合わないと細川などから不満を言われたが意に介さなかった。 しかし、実際には不眠不休で開発を続けており、新型イメージセンサーの開発を東洋カメラの新型商品発売に間に合わせた。 《青島製作所野球部》 「大道 雅臣(だいどう まさおみ)」 監督。 若い頃は野球選手を志していたが自分にその才能がないことに気が付き、大学ではスポーツ科学を専攻。 その後、大学講師となり、独自の野球理論を編み出す。自分の理論を実践するため、新設高校の野球部監督に就任し、数年で甲子園出場を実現した。 しかし、彼の理論を理解しない保護者と保護者に屈した学校によって学校を追われ、青島製作所野球部監督に転ずる。 全試合のデータをもとに各選手の特性やチームの特徴をとらえ、選手やチームの資質にあった戦法で勝利を得ようとする。 青島製作所野球部を都市対抗野球大会東京地区予選で優勝させた後、青島製作所野球部解散に伴い、他の選手と共にキド・エステート野球部に移籍し、監督に就任。 「古賀 哲(こが てつ)」 マネージャー。 かつては野球部の選手だったが試合中の大怪我で選手生命を絶たれ、たまたま空席となっていたマネージャーとして野球部に残る。 マスコミに顔が広く、沖原を中傷する記事がゴシップ紙に掲載されたときは、沖原の悪評が広まらないようマスコミに根回しした。 情に厚い男であり、萬田の不幸に心から同情し、沖原の理不尽な過去を知ったときは怒りを露わにした。 「井坂 耕作(いさか こうさく)」 キャプテン兼捕手。 古賀の良き相談相手であり、古賀とともに野球部を支える。 捕手として打者の読みを外す配球は完璧だが、野球以外のことには頭が働かず、古賀に解説してもらうことが多い。 「猿田 洋之助(さるた ようのすけ)」 投手。他の選手が一目置くベテラン選手。 大幅な選手入れ替えをおこなった大道に真っ先に食ってかかるが、大道の理路整然とした反論を聞いて以来、大道を監督として認める。 リーダーシップを発揮することはないが、マスコミに沖原の悪評をばらまいたり、沖原に面と向かって嫌味を言って沖原を苦しめる村野と如月の汚いやり方には激怒し、率先して沖原を励まそうとした。 「萬田 智彦(まんだ ともひこ)」 投手。 プロ野球選手を目指して青島製作所野球部に入部し、大道監督の下でレギュラーメンバーとなったが、肘を故障する。 大道からは野球部に残ってリハビリに専念するよう言われたが、恋人と相談した結果、野球部からの退部と青島製作所からの退職を申し出る。 退任挨拶で従業員に野球部への支持を訴え、多くの人々の心を動かした。 「沖原 和也(おきはら かずや)」 投手。 高校時代は将来を嘱望された選手だったが、その才能に嫉妬した如月や先輩部員から執拗にいじめられ、さらに母親を侮辱されたことで怒りを爆発させ、如月を殴る。 その後、如月の親と懇意であった野球部監督によっていじめの事実をもみ消され、責任を一身に背負わされて野球部から放逐された。 高校卒業後、青島製作所の契約社員となり、母親に仕送りをしながら地道に生活していたが、製造部と野球部のエキシビションゲームで製造部チームの代理投手として登板し、豪速球を披露する。 大道や古賀など野球部員の説得で野球部に入部し、再び野球の道を志す。 「北大路 犬彦(きたおおじ いぬひこ)」 一番打者。 補欠時代に代打として試合に出場した時に如月に罵倒される。 大道監督の下で「出塁率が高い」という理由で一番打者に抜擢される。 都市対抗野球大会東京地区予選決勝戦で如月にリベンジを果たす。 《ミツワ電器》 「坂東 昌彦(ばんどう まさひこ)」 社長。 売れ筋の他社の商品を真似て、さらに安いコストで生産するという方法で事業を拡大する。 自社の商品開発能力の不足を痛感し、さらに東洋カメラに納入するイメージセンサーの開発で青島製作所と競合することを恐れ、青島製作所との合併で、競合相手を取り除き、商品開発能力も手に入れようと画策する。 諸田と組み、青島製作所に圧力をかけ続けていたが、青島製作所が合併を拒否し、さらに青島製作所が予想より早く新型イメージセンサーを開発させたことでイメージセンサー部門への新規参入に失敗。 諸田からも切り捨てられた。 「村野 三郎(むらの さぶろう)」 野球部監督。 常に勢いのある方につく日和見主義者。 青島製作所野球部の監督だったが、自分を推薦してくれた日本野球連盟の理事に何のあいさつもないまま、主力二選手を引き抜いてミツワ電器に寝返り、野球部監督に就任する。 青島製作所野球部の実力を侮り、油断したため、都市対抗野球大会東京地区予選決勝で青島製作所に敗退。 さらにミツワ電器の業績悪化に伴い、野球部も廃止されて、失職。 キド・エステート野球部新設の噂を聞き、城戸に自分を売り込みに行くも、一蹴された。 「如月 一磨(きさらぎ かずま)」 野球部投手。 高校時代は沖原の一年先輩で、沖原を執拗にいじめぬき、沖原に殴られる。 自分の親が野球部監督と親しかったため、沖原に全責任を負わせて、沖原を野球部から放逐し、自らはミツワ電器野球部のエース投手におさまっていた。 陰険かつ卑劣な性格で、沖原が再び野球の世界に戻ってきたことを知ると、村野と共にマスコミに沖原の悪評をばらまいた。 プライドが高く、得意の投球を打たれると途端に動揺する。 ミツワ電器野球部廃部後はドラフト下位でプロ野球球団の二軍にかろうじて潜り込む。 《その他》 「諸田 清文(もろた きよふみ)」 ジャパニクス社社長。経団連副会長。 坂東と組み、青島製作所とミツワ電器の合併を側面から支援するが、必ずしも坂東の味方というわけではなく、坂東に対して傍観者的な態度をとることもある。 青島製作所が新型イメージセンサーの開発に成功し、さらにスマートフォン対応の小型イメージセンサーを完成させてジャパニクス社に売り込むと、坂東を切り捨てた。 「長門 一行(ながと かずゆき)」 青島製作所梱包課課長。 野球部が強豪だった頃は応援指導部のリーダーをつとめた。野球部が勝てなくなった後も度々試合の観戦に訪れ、野次をとばしている。 萬田が退職のあいさつで野球部への支援を訴えると心を動かされ、応援団を創設して、自ら団長となる。 「竹原 研吾(たけはら けんご)」 青島製作所の大株主の一人。 株の信用取引に失敗し、多額の現金を必要としている。 坂東から「青島製作所がミツワ電器と経営統合すれば、青島製作所を株式上場させるので、株主には巨額のキャピタルゲインが手にはいる」と甘言を弄されて、欲に目が眩み、他の大株主に呼びかけて株式総会の開催を要求し、ミツワ電器との経営統合を主張する。 しかし、竹原の提案は大株主の城戸の支持を得られず否決された。 株主総会後、竹原の苦境を察した青島から株式の買い取りを持ちかけられる。 「城戸 志眞(きど しま)」 キド・エステートの女社長。 青島製作所の大株主でもある。 亡き夫から不動産業を引き継いだ後、事業を拡大させ、ホテル経営にも進出する。独特の経営観を持って経営に携わっている。 青島製作所の株主総会に出席し、ミツワ電器との経営統合案に賛同せず、否決に追い込む。都市対抗野球大会東京地区予選決勝戦を青島に招待されて観戦して以来、野球の魅力に取りつかれ、キド・エステート野球部を創設し、青島製作所野球部の大道監督と選手たちを受け入れる。
2投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ野球部と会社の2つの存続をかけた闘いだったけど、めっちゃ面白かった。 沖原とか、笹井さんがちょくちょく泣かせてくる。
2投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログ経営者の固定概念に囚われない考え方を持ち続けてる青島会長の考え方は非常に憧れる。野球部を大事にする気持ちを持ち、社会人チームが会社にもたらす影響を把握していて、数字に表せなくてもそれを感じ、大事に思える人間。城戸さんの様な判断力を兼ね備えるためには、やはり軸を決めることは必要だな、と感じた。判断スピードは軸から生まれる。そして経験。そのための学び。 沖原の過去の事件は同情してしまった。卑怯な手を使って人を地獄に陥れようとするのは許せない!池井戸潤作品はこれが毎回ある様な気がするが笑 大道監督の様に人情もあり、現実主義なところもある人は良い意味で抽象的。 スポーツは人の心を動かす。 それを再確認できた作品でした。
2投稿日: 2022.11.29
powered by ブクログ池井戸さんの作品らしく、最後はスカッとした終わり方。 ストーリーは中小企業の運営面と野球チームの2面で進む。 野球はさっぱり分からないので知らない単語も出てきたけれど、問題なく読み進められるように描かれていた。 野球チームのメンバーがとても一生懸命で応援したいと思わせるいい人たち。 最後どうなるのかと思ったけれど、納得の締めくくりだった。
13投稿日: 2022.10.13
powered by ブクログやはり池井戸さんの作品は読んでいて気持ちがいい。野球のところも面白いが、社長の奮闘がもっとも楽しめた
2投稿日: 2022.09.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品は、以前読んだ下町ロケットと似たような構図で、あくどいが大企業という敵キャラに中小企業が立ち向かうというストーリーである。話のアイデアは面白いと思うのだが、ライバル企業の性格が悪すぎることと、主人公の企業に誠実な人物が多すぎることの2点が非現実的で、結局主人公が勝つところもありきたりである。話の先がなんとなくわかってしまうし、王道感が否めないので感動も薄い。世の中の企業の努力や社会の厳しさが伝わってくるという点においては評価するに値するが、物語としての純粋な面白さはそこまでではなかった。一番の減点ポイントはあまり感動しなかったということ。
0投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログ業績赤字の会社の廃部寸前の野球部の話。 ドラマ化されておりストーリーを知った上で読んだが、涙が出るほど感動できた。 青島製作所の野球部とそれを応援する社員、 技術開発の神山さんと社員たちが深夜まで開発に取り組む頑張りは胸を打つ。 特に先頭を切って野球部廃部を推してきた経理畑の笹井専務がよくやった、よくやったと何度もつぶやくシーンは本当に感動できた。 泣ける本との出会いに感謝。
1投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログ野球部と会社の2つの闘いが描かれる小説。池井戸潤作品らしく勧善懲悪で、最終的にはスッキリするものの、登場人物にあまり感情移入できなかった。コンサルタントとして実績を重ねてきた細川社長の敏腕ぶりは面白く、会社経営の話をもっと深く書いて欲しいと思った。
1投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログAmazon Audibleにて拝聴。 半沢直樹シリーズとは関係のない池井戸作品で、銀行などのビジネスではなく野球がテーマとなった珍しい作品。 スラスラと読み終える(聴き終える)ことのできる作品だが、特に大きな盛り上がりはなく面白みがない。 展開もある程度予想できてしまい、率直に言って残念だった。
1投稿日: 2022.05.24
powered by ブクログ社会派小説?それともスポーツ?ある意味、青春小説でもあって、とにかくワクワクドキドキします。最後はスカッとして気持ちよく終了。池井戸潤さんのスポーツものは、いいですね!
2投稿日: 2022.04.17
powered by ブクログ池井戸さんの作品を連続で読んでしまったせいか、なんとなーく話の流れが読めてしまうし、野球が詳しくないことも相まってうーん、といった感じでした。 野球部が気づいたら成長してたのと、応援の力はたしかに大切だけど、みんなで一つになろう!的なノリがなんとなくチープに感じた。。。
0投稿日: 2022.04.11
powered by ブクログ著者の作品なので大まかなストーリーは 分かるものの、それでも十分 面白かったです。 ドラマやってましたが、 映像でも映える作品かと思いました。 内容にしては少し短いのかなぁという印象。 空飛ぶタイヤ並みの長編でも良かったのでは? と感じました。
18投稿日: 2022.04.08
powered by ブクログオーディブルで「ノーサイド・ゲーム」を聴こうとして、間違ってこちらを選んでしまった笑 …。 野球をこよなく愛していたフランクリン・ルーズヴェルトは「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」と記している。 毎回点が入って逆転に次ぐ逆転、ハラハラドキドキしどおしでとても心臓に悪い試合。 そういえば、池井戸潤さんの小説は、たいていそんなルーズヴェルト・ゲームのような、ちょうどよい塩梅の乱打戦ですよね。 この小説も素晴らしいです。 野球部のリストラ、ライバル企業の買収攻勢。どちらも最後にどんな大逆転劇が待ち構えているのか⁉︎ 期待しながら、楽しく聴きました!
53投稿日: 2022.03.22
powered by ブクログおもしろい。業績不振、野球部も不振。Wパンチの青島製作所。窮地に立たされる野球部と経営陣。読み進めるごとに、「どうなるのだろう」と思いつつ、奇跡のルーズベルトゲーム。ラストの野球部のその後にも気持ちはスッキリ。
6投稿日: 2022.03.18
powered by ブクログ痛快!爽快! 経営不振の企業、その企業の野球部の両面での逆転ドラマ。 技術で新商品の受注を獲得する企業の闘い方、会社の中で燻っていた元野球人と新たな監督による新たなチームでの闘い方、企業視点と野球視点が並行して進んでいくストーリーも非常に読み応えがあった。
3投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ社会人野球を中心に、ライバル企業との戦い。そしてリストラも有り、他人事では無い内容。読み進めるほど、面白くなっていく。
0投稿日: 2022.02.24
powered by ブクログ池井戸潤さん原作のドラマや映画は何度か見たことがあり、 どれも好きだったので、ドラマを見たことがない原作を購入して読んでみた。 今読み終えたところだけど、ここ最近で一番ハマった本だと思う。 読み終えた爽快感が心地良く、読んでよかった本。 仕事をしていくうえで、それぞれの葛藤や想いを抱えている描写が多々あり、 明日からの活力の元となる気がする。
2投稿日: 2022.02.08
powered by ブクログ今回は業績不振に喘ぐ社会人野球チームの復活劇のお話。池井戸潤さんの物語は流れとしては予想がつきつつも、どんどんその物語に読者を引き込む魅力があります。今回も面白かった!オススメ!
6投稿日: 2022.01.29
powered by ブクログ本の厚みの割にはとても面白くあっという間に読み終わりました。今回の舞台は業績不振の青島製作所。その会社内の野球部と社内の渦巻く人間関係。ライバル会社とその野球部も出てきてとても面白いヒューマンドラマになってます。確かテレビドラマにもなってるはずなのでそちらもチェックしてみようと思います。
2投稿日: 2022.01.08
powered by ブクログ野球がわからないから、イマイチ読み進まず、一度辞めたけど、また読み始めたらめちゃ面白かった! やっぱり、モノづくりに真摯に向き合うひとは素敵だと思う!
0投稿日: 2021.12.26
powered by ブクログ「同じ球を投げ、打っている。なのに、なぜか沖原がやると次元が違う別のゲームに見えるのだ。きっとそれを才能というのだろう」
0投稿日: 2021.12.07
powered by ブクログ珍しくてよかった みんなそれぞれ役割があって 達観してる人も 静観してる人も 踊っても・踊らされても こう収まるといいですね
1投稿日: 2021.10.15
powered by ブクログ点を取られたら取り返す。タイトルにもあるルーズベルトゲーム、野球と会社それぞれにその意味が掛かっていて、さくさく読み進められた。 登場人物のキャラが立っており一人一人に感情移入ができる。
1投稿日: 2021.09.23
powered by ブクログ読んでないかと思って読み始めたら、読んだことがあることに気づいた。 でも、またぐんぐん読み進められるのが池井戸作品の面白さですね。 シンプルにスカッとする!
1投稿日: 2021.07.24
powered by ブクログ面白くて一気に読了。 池井戸作品の勧善懲悪の物語に完全にやられました。 とはいえ、なんとなくStoryも見え、野球好きであることもプラスしてちょっと現実離れしているところもあったりでただ単にめちゃくちゃ面白かったということで 、星はなんとんなく3つ。 ノーサイドゲームの方が、ラグビー協会などNFの視点も絡んでより多面的で好み。
1投稿日: 2021.05.31
powered by ブクログ相変わらず面白い。 経営者には経営者の、 組織人には組織人の、 野球人には野球人の、 それぞれの戦いがあって、人生がある。 8対7の接戦が最も面白いそうだ。
3投稿日: 2021.05.21
powered by ブクログ製造業と野球部。どちらも自分に少し関係している。経営の難しさ、現場と経営の狭間に揺れる状況をわかりやすく描かれている。営業力で、競合を出し抜く様は、清々しいものがある。 この本を通じて、みんな必死に生きていること、不況時の苦労、経営陣の苦悩である。 現場は、現場で頑張っている。経営陣は、経営陣として頑張っている。みんな自分の仕事を頑張っている。そんな社風は、素晴らしい。
1投稿日: 2021.05.12
powered by ブクログ下町ロケット+野球 って感じ。 スポコンに寄りすぎず、でも熱くなれる絶妙なバランス。 勝ち負け問わず、こんなに会社に一体感をもたらしてくれるんなら存続メリット大いにあると思うけどなw
1投稿日: 2021.05.08
powered by ブクログ池井戸さんのドラマや映画化作品は観てますが、小説を読むのはたぶん初めて。 このドラマは観なかったですが、魅力的な登場人物が多く楽しかったです。 個人的には笹井専務、「ミツワ電気の社長より、青島製作所の一兵卒でありたい」、廃部、廃部って嫌な人ねって思ってましたが、この件にホロッとしました。 大道監督が凄いなって思ったのは最初の方だけで、思いの外、活躍の場面が少なかったよーな...野球部強くするスゴい人って思いながら読んでたのですが(笑) 萬田くんは残念でした... 会社経営と野球部の存続、池井戸さんのお話なので最後は予定通りの結末とは思いますが、楽しかったです。
16投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログやはりの池井戸潤。次が読みたくて、ほぼ半日で読み終えた。楽しめた。 ラスト、沖原の号泣で自分も涙ぐんた。単純な自分。
1投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログ2021/3/5 読了 野球部のシーン、会社のシーンが交互に切り替わりどちらもグイグイひきこまれる。 どん底からの大逆転、どちらも胸が熱くなった。
2投稿日: 2021.03.05
powered by ブクログワンパターンやなあ...、と思いながら読んでいたのに、いつの間にか泣いてましたwww 池井戸潤サイコー。
3投稿日: 2021.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
野球だけでもよかったなー。やっぱり二足の草鞋となると、それもこうも分野が違うと、うまく混ざるのが難しいんだなあ。まずもって、今回は池井戸潤氏お得意の懲悪がイマイチだった。もっとガッツリやってほしかったな。特に如月とか打たれて唖然として終わりでは物足らないし、村野への処遇もぬるい。求められているものに応えていくってそれだけで大仕事なんだなあ。新境地を目指すのはある種のエゴでもあるんだろうな。
3投稿日: 2021.01.24
powered by ブクログ読み終わって一言、「あー、疲れた。。」といっても、“心地よい疲れ”なのですけどね。 社会人野球を描いた本書。勿論野球だけではなく、企業ドラマでもあります。 業績不振にあえぐ青島製作所と、成績不振の同野球部。宿敵・ミツワ電器の攻勢に崖っぷち状態です。 とにかくミツワ電器・野球部のクズ監督とクズエースの悪役っぷりが凄くて、前途ある若者の才能と人生を踏みにじった、彼らの卑劣なやり口にムカつきっぱなしでした。本当、犠牲者の沖原君が可哀想すぎて、もう何が何でもミツワ電器をコテンパンにすべし!と義憤にかられながら読みました。 そして野球部だけでなく、会社としてもミツワ電器の工作で青島製作所はピンチに継ぐピンチ・・。 “物語のトンネル”への耐性が弱い私は、息も絶え絶えです。 それだけに、終盤のまさに“捲土重来!”といえる、青島製作所の反撃的な展開には身体が震えました。耐えた甲斐があったというものです。このあたりがストーリーとして申し分ないですね。 と、いうわけで冒頭の“疲れたー”という感想になるのです。ここまでのめり込ませる池井戸さんはさすがですね。
7投稿日: 2021.01.10
powered by ブクログおもしかった。 しかし、最後の結末は意外すぎた。 ノーサイドゲームに似ていたけど、同じ作者だから仕方ないのかもしれないです。
1投稿日: 2021.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤さんの作品の中で、最初に読んで感銘を受けた本書。 ビジネスの最前線で繰り広げられる熾烈な争いと、経営者としての心意気に心を揺さぶられました。
1投稿日: 2021.01.09
powered by ブクログルーズヴェルト・ゲーム(講談社文庫) 著作者:池井戸潤 発行者:講談社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 それぞれの人生とプライドをかけて読む軌跡の大逆転とは
1投稿日: 2020.12.11
powered by ブクログ社会人野球を応援したくなった。 リーマンショックに続き、今年の新型コロナで企業スポーツの意義や存続が再び問われている。 小説やドラマのように上手くいかない現実がある。 ただ、純粋に頑張る人を応援したい、誠実に仕事や人に向き合う人を支持したい。本書はそんな気持ちを強くしてくれて、読書後の充実感たっぷりです。
2投稿日: 2020.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【内容】 大手ライバル企業に攻勢をかけられ、業績不振にあえぐ青島製作所。リストラが始まり、歴史ある野球部の存続を疑問視する声が上がる。かつての名門チームも、今やエース不在で崩壊寸前。廃部にすればコストは浮くが――社長が、選手が、監督が、技術者が、それぞれの人生とプライドをかけて挑む「奇跡の大逆転(ルーズヴェルト・ゲーム)」とは。 【感想】 最近、池井戸さんの著書を読むことが続いていたので、読み初めは食傷気味だったが、 やっぱり面白い! 企業(青島製作所)の野球部の話がメインで、 監督主観で話が進んでいくのかと思いきや、 そうではなく、 青島製作所の経営不振、逆転劇の中で、 青島会長、細川社長、筒井専務、三上部長、古賀など、周辺の人たちの中で、 野球部の存在、存在意義が語られていく。 正義は勝つ!確かな技術力が勝る! 心の芯が熱くなった。
1投稿日: 2020.10.23
powered by ブクログ会社とその野球部の2つの物語が軸。プロ野球チームでもそうだが、親会社の経営が悪くなれば抱え続けていくかの判断に迫られる。リストラはその人だけでなく、後ろにその家族や生活があるってこと。だからこそ働く本人も日頃から真剣にならないといけないよね
1投稿日: 2020.08.25
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神風が吹いた!青島製鉄所の社員尊敬の理念が大株主の志眞に神風を吹かせた理由であり、私もこうありたいと欲する。戦いの1つは青島製鉄所がライバル企業に攻勢をかけられダウンサイジングを強いられ、もう1つは青島製鉄所の野球部の主力メンバーがそこに取られてしまい弱体化する。この暗雲漂う状況下でも社員がライバル企業に勇猛果敢に立ち向かう。片や高度技術を駆使して製品化し、片や超ハイスペックの元高校球児の沖田をグラウンドに引っ張り出し勇気付ける。この状況、上司が社員に尊敬する気持ちを持てるかどうかが明暗を分けた。
7投稿日: 2020.08.11
