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【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道
【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道
高野秀行/集英社
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総合評価

53件)
3.6
7
18
21
3
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    ここのレビューで結末を知ってしまってたからか 途中断念してしまったな でも思いついては即実行の行動力には賞賛しかない

    0
    投稿日: 2025.10.07
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    インドの怪魚を探しに行くはずが、トラブル続きでインドに入国出来ずに終わってしまうという歯痒すぎる結末。 現実は厳しいものだ。

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    評判通りの問題作。笑 確かに「日本極秘潜伏」の描写などにはゲラゲラ笑って読んだが、やっぱり高野秀行はフィールドワークの人なのだと。 一番面白い核心の部分を取り除かれている感覚。 インストバンドも良いけど、やっぱりボーカルがいるバンドがキャッチーだよね、みたいな。

    0
    投稿日: 2025.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とあるUMAサイトで騒ぎになってる怪しい魚。体長2m、ウロコに覆われ、背中には鋭いトゲびっしり。ヒレが足のようで前後に4本。もし見つかれば、シーラカンス以上の世紀の大発見。懸賞付きの手配書を千枚。公式Tシャツも作り、現地語も習得。捕獲したときの輸送手段も手配済み。そして、実物大のトゲの模型もそろえた。準備万端。いざ出発、インドへ。空港到着、目指すはウモッカタウン。…残念ながら全く近づくことができない。過ごすことになったのはあまりにも想定外の場所。あきれさせるが、あきさせない。よくぞこれで一冊の本にした。

    1
    投稿日: 2024.05.10
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    以前読んだ高野サンの本で、何とかしてパスポートを 本人だけど別人のように取ろうとした奮戦記があったが これが原点だったのね。 インドに行ってからの話は、涙なしで読めませんでした。 え?そこでそうなるのかよ!! と絶対思うはず。 違った意味の格闘記です。

    1
    投稿日: 2024.02.16
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    中盤から趣旨が外れてきている気はするが、著者らしい。ノンフィクションとか旅行記という区分けでなく、エッセイ捉えれば面白い。

    0
    投稿日: 2023.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結局入国できず先行した相棒もうまくいかず帰国で終わってしまった 読む前は現地でのいろんなトラブルや楽しい話が読めるかと思って期待してたのだけど でも怪魚を探す準備の過程がおもしろかった 第一発見者に話を聞いてトゲの模型を作ってもらうとか、発見したら冷凍して発送する手続きを考えておくとか 犬に噛まれたあと無事で良かった

    1
    投稿日: 2023.08.18
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    インドの怪魚ウモッカを探すためにあれこれと動くいつもの高野さんの話かと思いきや、まさかの展開を面白くおかしく書いている。 まさか日本での準備とインドに入国できない状況をひたすら描写するだけになるとは思わなかった。ウモッカ探しは全く出来てないのに、何故か面白いのはさすが。 インドに密入国した話はすでに読んでいたので、入国出来るようになったのかと思ったらまさかの強制送還。 いつもトホホ感あるストーリーになるけど、今回が一番トホホ感が強い。

    1
    投稿日: 2023.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回はインドの怪魚・ウモッカを探しに行く旅。……と言いたいところですが、探しに行く“旅”に辿り着くまでの物語でした。どうやってウモッカの調査をするか、ウモッカの正体を探るか、から始まって、最終的にはどうやってインドに入国するかがメインとなり。結果は読んで確認してください。調査対象へのアプローチだけで一冊話が書けるのが逆にすごい。

    1
    投稿日: 2022.08.14
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    人生には探し物が必要である、と改めて思わずにはいられない。例えそれが、見つかる可能性がとてつもなく低いものでも。 なんでもいいから、私も探し物のひとつやふたつ欲しいと思ってしまった。この作者のように、それを探すために「なんでわざわざそんなことを…」と周囲が呆れてしまうような無茶で面倒くさい行動を起こす軸となりえるなら、最終的に探し物が見つからなくてもいいんじゃないだろうか。 この人の探し物ものは見つけるためのものじゃなくて、その探し物のために自分は何をするのかっていう人格形成のものなんだね。 それにしても、最後の方の「自転車の旅」まで書籍化してるのは笑ってしまった。 冒険家魂しぶとすぎるだろ。

    1
    投稿日: 2022.02.13
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    めっちゃおもろいし、後半の展開はびっくりする。 私は高野秀行のファンなのでまったく好意的に読めるけども、高野秀行を読んだことのない人には勧めない。何冊か読んで、好きになったあとこれを読むべきだろう。

    0
    投稿日: 2021.03.16
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    本の半分くらいで結末が予想できたが、魅力ある文章のため、読み切れた。 しかし、物足りなさは残った。 高野さんの本は他の作品を読んで面白かったので、別の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2020.11.19
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    時系列無視して、この作家の本を読んでいたため、他の作品で引き合いに出されることが多く、早い段階でオチの1つ分かってしまった。 が、オチは1つだけではなかった。 ウ○○○ヌは結局、何だったのだろうな…

    1
    投稿日: 2020.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    インドの漁村で目撃されたという謎の怪魚に目をつけ、世紀の大発見を夢見て探索の旅に出る。 お金を時間もかけて周到に準備をしてUMAを探しに行く大人の本気。著者の周りの人々も面白いけど、著者本人が一番面白い。 読んでいて途中で「まさかね…」とは思ったけど、入国できないまま1冊終わってしまうとは!現地でのリサーチを楽しみにしていたので残念だった。不完全燃焼! まだ知られていない怪魚が他にもいそうなウモッカタウンに想いを馳せた…

    1
    投稿日: 2020.10.24
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    格闘? 葛藤記なんじゃないか。ウモッカはUMAサイトで話題の怪しげな魚の名前。いつものように現地の言語習得を含めた準備に余念のなかった著者だが、『西南シルクロード』で鬼門とも言うべきインドのビザが取れたことから運命の針が探検から180度逆に振れてしまった。著者も本書で書いているが、カルカッタの空港で入国を拒まれロビーでの生活をする様はまさに映画『ターミナル』の世界だ。既に別の著作で読んだ「名前変更物語」がウモッカ探しに端を発していることを知り思わずニヤリ。インド行きの悲願はとうとう神頼みだ。

    1
    投稿日: 2017.08.23
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    この著作は、ある意味すごい著作です。タイトルと中身の間衛星がちょっと普通じゃない。これで一つの著作として成り立たせてしまうところが高野マジックかもしれません。

    0
    投稿日: 2017.07.05
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    この作品も面白かった。ただし、タイトルが正確ではありません。インドへの道はまさにその通りだけど、今回インドには入国できずウモッカとは格闘できませんでした。まあ、ウモッカ捕獲に向け格闘したことには違いないかもしれないけど。これは、カルカッタのイミグレーションで足止めをくらいインドに入国できずジタバタする高野さんを愛でる作品です。イミグレにて、まるで『ターミナル』のトム・ハンクスのようになったり、相棒の暇人キタ1号を遠隔操作しようとしたり、奥様との『インド入国……priceless』に笑っちゃいました。

    1
    投稿日: 2017.05.29
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    探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。しかしそこには予想を超えた展開が!奇想爆走ノンフィクション。

    1
    投稿日: 2016.10.15
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    インドにまぼろしの怪魚 ウモッカを捜しに旅立ったはずだった。しかもこのウモッカは日本人1人が市場で見かけたというシロモノで、日本のUMAマニアの中だけで盛り上がっているのでした。その情報を頼りに遥かインドまで行こうというのだからすごい。ネタバレになるので書かないけれど、中盤過ぎてもまだ日本にいます。ほんと予想外の展開です。やはりこの方只者ではない、おもしろかったです。

    1
    投稿日: 2016.02.27
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    ウモッカってなにかと思ったら架空の魚なのね。 しかもインドへ行く話かと思ったら本人空港で入国拒否くらってるしほんとうける笑

    0
    投稿日: 2015.12.09
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    面白すぎです♪何度笑ったか。格闘記でした正に。次々迫り来る障害と格闘している。でも元凶は割りと高野さん本人が原因だったりもするような。インドへ幻の魚ウモッカを探しに行く話・・・と思いきや、インドにさえ行ってないって!どういう事??最後の最後まで笑いっぱなしでした。いやー、面白い人です。そして今回の相棒となるキタさんもまた骨太で面白い。もっともっと読みたいのに・・・図書館にはあまり無い。悲しい・・・。

    1
    投稿日: 2015.10.16
  • 著者の真剣ぶりが素敵。そして衝撃の展開…。

    本書の半分は通称モッカさんがインドの港町で目撃したとされる、未知の魚ウモッカ探索に向けた著者の日本での準備の過程が綴られている。 目撃者に話を聞きに行ったり、学者に意見を求めたり、インドにおける漁民の地位を鑑みて独自論でウモッカが実在する根拠を考察するなど、著者の相変わらずの真剣ぶりが素敵だ。 ウモッカは身体がトゲで覆われているという情報から、目撃者のモッカさん本人にトゲの模型を作ってもらい本書にデカデカと模型の写真を載せる熱の入りぶりに、微笑ましくなってしまうと同時にノンフィクションならではの演出だなと思わず感心させられる。 読み進めていくうちに、「ウモッカは実在するんじゃないか、高野さん、現地で発見してくれ~」と読み手側もワクワクさせられる。 そして本書後半部分、遂に著者が現地の探索へ向かった時、果たして何が起きたのか。 衝撃の展開に唖然とさせられるというか、著者らしいというか…。

    1
    投稿日: 2014.06.11
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    現地でウモッカを見た日本人モッカさんは作中でこう述べている。 「もうアートなんか超えた、まったく新しいジャンルですよ」 怪魚ウモッカを探しにインドへ向かった高野氏。毎回思いがけないトラブルに巻き込まれるため、今回もその期待は否が応でも高まる。しかし、なぜか日本に一時帰国する羽目になる。高野氏の著書は何冊か読んでいるが、僕にとってこの本は変化球の類に属する。ただ、やはり面白かった。

    1
    投稿日: 2014.05.20
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    この人の探検記のドタバタはリアルで面白い。本作も面白いのだけれど、題が内容を正確に表していない。というか、この内容を本にしてはいけないのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2014.03.07
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    古本で購入。 高野作品3冊目。 自身のブログに寄せられた 「インドの『謎の怪魚 ウモッカ』を探してください!」 というコメントをきっかけに、怪魚ウモッカ調査計画が動き出す! それは確か。間違いない。 でもこの本のすごいところはそこじゃない。 それは… ウモッカ目撃地たる「ウモッカタウン」にたどり着けないところなんです。 なぜたどり着けないかは読んでほしいんだが、そんなの本にするか?普通。 結局、現地を歩いたのは高野の相棒のキタ。 高野はキタとのメールのやりとりでウモッカタウンの様子を知る。 そんなドキュメンタリーはなかなかないなぁ… しかし「看板に偽りあり」と言うべからず。 確かにウモッカの正体を探るべく「格闘」してるし、「インドへの道」が重要ポイントなのである。 ある意味掟破りの冒険ドキュメンタリーだけど、テンポが良くておもしろい。 バカやってるけどこの筆者はすごい、と思わされます。

    1
    投稿日: 2013.07.22
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    やっぱりこれは空前絶後。だって、未知動物探しに「行ってない」のにこんなに面白く読ませるんだものね。普通なら失敗として葬り去られそうなものだが、転んでも(思いっきりすってーんと転んでる)タダでは起きない、というより、転び方こそが素晴らしい。 とにかくインドに行くまでの準備が周到ですごい。現地の言葉を習得してから行くことが辺境旅の秘訣だと、他の著書でもしばしば触れられているが、なかなか難しいことだと思う。高野さんはいったい何カ国語をしゃべれるのだろうか。 また、準備の過程で調査のために会いに行く人たちが、それぞれに個性的で楽しい。ネットでなんでも調べられちゃうご時世でも、顔を合わせてナマの声を聞くことからわかることを一番大事にしているところがいいなあ。 悲願のインド行きは近々何とかなりそうだと少し前に聞いたが、あれからどうなっているんだろう。「神様より気むずかしい」インド政府には是非オトナの対応をお願いしたいものだ。

    3
    投稿日: 2013.05.17
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    未知の生物を探しに行くという高野秀行お得意の探検記であるが、この本はいけない。未知の生物は見つからない失敗に終わるのが普通で、どう取り組んだかを語り、それが大真面目で精一杯頑張るところがいいのだが、この本はそこまでいかない失敗である。本にすべきでない内容ともいえる。著者らしさの語り口はおもしろくてどんどん読めるが、なにしろ内容がいまいちなので残念な本である。

    1
    投稿日: 2013.04.23
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    インドの怪魚を追って奮闘するはすが、インド入国禁止になって探検せずに終わる。こんな失敗談を本にしてしまうのだから凄い。でも面白い。 新しい探検記だ。

    0
    投稿日: 2012.12.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかの終わり。「インドへの道格闘記 怪魚ウモッカを目指して」かなんかに題名を変えたら?と言いたくなる

    0
    投稿日: 2012.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高野 秀行 『怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道』 (2007年9月・集英社文庫)  探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。 次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。 地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。 ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。 しかしそこには予想を超えた展開が!奇想爆走ノンフィクション。(裏表紙より) ああ、また出会ってしまった・・・。 今年の運命の出会いは万城目さんで間違いないと思っていたのに、これだからツンドク山は侮れない。 え~い!別に運命の出会いが年に二回あってもいいじゃないか。 ひょっとしたら深津絵里と中谷美紀から同時に告白されるかも知れないじゃないか(どっちもねーよ)。 というわけで、高野秀行氏を今年出会った運命の作家第2号に認定! なんだこの驚異的なまでのくだらなさはっ!! そしてなんだこの熱さは!あまりにもアツすぎるぜ高野秀行!! ウモッカを知る。サイトの責任者に会う。ウモッカの発見者に会う。専門家の意見を聞く。 現地語を覚える。現地での探索方法を決める。必要な物資を用意する。パートナーを探す。 ウモッカを捕獲した場合の輸送手段を考える。・・・・。 お~い、いつ出発するんだい? ウモッカタウンに着くのはいつになるんだい? 若さにまかせてとりあえず出発、ってのも良いが、この人なかなかどうしてしたたかである。 インドに着いてしまえば出来ることは限られてしまう。 だから日本にいるうちに考え得る限り最大限の準備をしておかねばならない。 うん、そうだその通りだ。 この辺までも普通に面白かった。 しかし中盤からもっとすごいことになろうとは・・・。 この高野さんという人、日ごろの行いが相当悪いのか、はたまた前世でどえらいことやっちゃったのか、向こう三軒両隣分ぐらいの厄を背負っていらっしゃる。 本人のみならずパートナーのキタ氏にまで、笑っちゃいけないと思いながら爆笑級のハプニングが続出。 そうそう、このパートナーのキタ氏のキャラがまたスゴい。 ウモッカの存在は頭ごなしに否定し、やる気のカケラも感じられないこの人をなぜパートナーに?? でも読み進むうちに非常に魅力的に思えてくるし、なぜか憎めないそのキャラは出色である。 ウモッカがよりもこの人が実在するかどうかのほうが気になるわい(笑) そんなこんなでこのウモッカ話はまだ続くらしい。 高野さん、ウモッカのためになぜか自転車に乗って日本中を走り回っているというから、さらにオバカ度がアップしている模様である。 ああウラヤマシス・・・。 80点(100点満点)。

    1
    投稿日: 2012.09.23
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    辺境冒険作家の高野秀行が、インドに棲むという怪魚「ウモッカ」に挑むガチンコ探検ドキュメンタリー。 『ワセダ三畳青春記』『幻獣ムベンベを追え』ときて、3冊目の高野作品。 1・2冊目が青春真っ盛りの冒険譚だったせいか、「高野さんもすっかりオヤジになって…」という感が否めないが、それでも猛烈な探究心と情熱は健在。ウモッカの唯一の目撃者であるモッカさんの人柄と、相棒「キタ」の活躍も光る。

    1
    投稿日: 2012.06.15
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    これもネタバレせずに書くのが難しいです。 高野さんの旅行記なんですけど、ぶっ飛んでますw 好き嫌いが分かれるタイプの本です。 僕はそういうのが許せるたちなんで好きです。

    0
    投稿日: 2012.05.26
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    タイトルとしては「格闘記」というより「インドへの道」が本題。相変わらず高野氏には笑いの神がついてます。 極めて不謹慎(笑)な行動ばかりしてますが、高野さんが如何に真剣に辺境探検とUMA調査を行なっているかが分かります。ウモッカがUMAかどうか事実調査を進める行動力と分析力は唸るものがあります。

    1
    投稿日: 2012.04.13
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    UMAの本。相変わらず面白い。 でもオチがひどいので高野初めて読む人が面白いと思う保証は出来ません。他の作品読んでからにしてください。

    0
    投稿日: 2012.02.07
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    最高におもしろかったー!  いやいやー、まさかこういう展開で終わるとは思わなかったけど、わたしにはマジな冒険記よりこういうほうがいいかもー!! 本当に文章が読ませるんだなあ、とつくづく。 だいたい、わたしは理科とか大嫌いで、生物のあれこれだとかまったく興味がないのに、ウモッカについていろいろ調べて研究者とかに話をきくあたりもすごく興味深く読めて。文章がおもしろいゆえ。 こういう、予想外の展開、まったくうまくいかないあれこれ、焦り、不安、期待、などなどが旅というものなのかもとか思ったり。深いものを感じたような。 ああ、おもしろかった。

    2
    投稿日: 2011.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルとは裏腹に、全くウモッカと奮闘していないのが残念。結局インドにすら行けず、日本でウダウダしてるだけ。 ハラハラドキドキの冒険を期待していただけに残念。 ただ、それでもこの人の生き方、考え方は嫌いじゃなく、むしろ憧れる。自転車で沖縄までいったってのも羨ましい。

    1
    投稿日: 2011.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪魚ウモッカを探しにインドへ向かうのだが・・・・というお話 いつになったらインドに行くのかと読みながら不安になったけど 終盤にやっぱりそんなオチかよ!とつっ込んでしまった。 紀行文や探検記のつもりで読むと強烈な肩透かしをくらうが これはこれでアリだと思う 高野秀行を読み始めるきっかけになった一冊

    1
    投稿日: 2011.02.25
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    とんでもない・・・・・結末。インドのUMA未確認不思議生物ウモッカの存在をネットで知り、・・ってこの当たりはトルコでのUMA探し「怪獣記」と同じような展開だが・・・・・インドにたどり着けないのである。何故か・・そのは「ビルマ・アヘン王国潜入記」の結末である。というわけで、ウモッカと格闘することなしに、まうインドの官憲との格闘に負けてしまうという展開。なんて本だ!

    1
    投稿日: 2010.11.07
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    発見どころか入国すらできなかったという前代未聞の探索記 読者の期待を裏切る展開!!いや結論!! 読み終えて表紙を見た時目に入ったサブタイトル ーインドへの道ー そういうことかと。 それでもいいっ♪と思わせる高い文章力!! 結果じゃなくてプロセスが大事ですね★★ 人生無駄な時間は無いなと感じさせてくれる一冊です。

    1
    投稿日: 2010.09.06
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    高野秀行氏の怪魚探索未遂記。ムベンベのころから変わらず、ちょっとはちゃめちゃでありながら、所々に鋭い観察眼による見解が面白い。同じく著者のファンである友人からは、以前よりパワーが落ちたんじゃないか?という意見もあったが、個人的には楽しめた。続編を楽しみに待ちたい。

    1
    投稿日: 2010.08.21
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    「神に頼って走れ」を読んでいたので、簡単にインドに入国できないのはわかっていたけれど、この人のことだから、何かあるだろうと読んだ。なるほどね、そういう落ちだったのか、まあ早くつかまえて、その話を書いてくれよ〜。

    0
    投稿日: 2009.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長いこと、積ん読本でした。 「読むものがないから、仕方ないこれを読もう」と、寝る前にほんの少しだけ…と読み始めたらおもしろく、1回布団に入ったのですが先が気になって気になって、結局起き出して深夜まで読みふけってしまいました……。 読ませる読ませる。 これもムベンベの時同様、探検隊を組んで現地に向かい、そこの人といろいろやりとりしながら、怪魚発見に向けて突き進むのかな……と思っていたら!! ウモッカと、格闘してないじゃん!! タイトルに「インドへの道」とある意味がわかりました(笑) 私はもう一冊、「アヘン王国潜入記」を持っていて、そっちを先に読もうとしたらなかなか話に入っていけず、断念してしまい、この本もそういう感じになるのかな…と今まで読まずにいましたが、大いなる勘違いでした。 おもしろかったので、早速本屋に行って「異国トーキョー漂流記」と「ミャンマーの柳生一族」を買ってきてしまいましたよ。 「探し物をしたい」という欲求、すばらしい。

    1
    投稿日: 2009.11.18
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    高野秀行が39才から40才にかけての記録。インドの怪魚探しの旅を思い立ち、準備し、そして現地に向かうが、オチにもならないオチで終わる。トホホ感が満載だが面白い。軽く読める。

    0
    投稿日: 2009.10.28
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    あー俺ウモッカに恋してたのか! 半分くらい読んだあたりで、大層嫌な予感がし、読めば読む程それが確信に変わり、大爆笑をさせて頂きました。 高野さん、これはもう新しいジャンルですよ!

    1
    投稿日: 2009.10.09
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    一般道を時速200キロで走っている人というのはたまに見かけるが、自分もその人の仲間入りをしたい!と思っても、真似は出来ない。 自分なりの時速が出るエンジン(好奇心のたね)を見つけなきゃーね!

    0
    投稿日: 2009.07.28
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    ネットで知ったUMAウモッカを探りにインドへ旅に出る話だが、なんと恐ろしいことに旅行記でありながら、下準備を延々とつづったあげく結局現地にさえたどり着かないままこの本は終わっている。それでも面白いからすごい。読者がこの人に求めているのは別に旅じゃないんだなということがわかった。

    1
    投稿日: 2009.06.30
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    09/05/29読了。 表紙の魚に惹かれて表紙買い。UMA(?)ウモッカを探しにいくルポ!と思いきや…!!!

    0
    投稿日: 2009.05.29
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    今回の探し物はインドの怪魚ウモッカ。全身トゲトゲのサメのようなヤツらしい。現地の人はそれをぶつ切りにして普通に食べてしまう、それが今まで発見されずに来た理由なのではないか!シーラカンスもそうだったではないか!!と高野氏乗り気。で、ありとあらゆる準備をしていざ、インドへ!・・・・・そこからまたまた大どんでん返しが!!もう高野氏トラブルの天才。

    1
    投稿日: 2009.01.12
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    ムベンベの次はウモッカ。前作よりも文章がこなれているのはやっぱり歳月の流れというものですかね。話自体も探検に出発する前段階からの構成が効いていて面白いですね。

    0
    投稿日: 2008.05.30
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    何か非日常なことがしたい――という理由で選ばれたインドのUMA「ウモッカ」を探す旅についてのエッセイ。何しろ目撃情報がひとつ、写真なし、あるのはスケッチだけで現物はサメカレーになって食われてしまったというのだから、恐るべしインドの胃袋!なわけですが、ウモッカとの対面を目指して現地の言葉を覚えてみたり、ほんとに似た魚がいないか水族館を一生懸命巡ってみたりという奮闘振りが楽しい。あ、こういうのは結果じゃないのです。プロセスを楽しめる人にオススメ。

    1
    投稿日: 2008.01.27
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    高野秀行VSインド!背中にトゲトゲって頭が平べったくてヒレは足みたいに肉がついている感じの怪魚を求めてインドへ…副題の意味が読後に分かる粋な仕掛け。中身は、いつも通りに愉しめる。こんなUMA探し物語もたまにイイ。

    0
    投稿日: 2007.11.04
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     高野秀行、スライダーを修得する! 高野秀行は、探検型冒険型潜入型体験型のノンフィクションライターだ。 『幻獣ムベンベを追え』『アヘン王国潜入記』などの著書は、体を張ってアフリカ・コンゴのジャングルやミャンマーのアヘン栽培地域に滞在し、書かれたものだ。 とにかく勢いがある。野球で言えば、真っ向勝負の剛速球投手。そういうイメージ。 ところが、今回は、その剛速球が影をひそめる。 まず、探す生物が、ウモッカというもの。恐竜の生き残りか、と言われるムベンベと比べると、地味さは否めない。頭に「怪魚」と付けられているが、魚は魚である。 そして、現地調査。この謎の魚は、インドの漁村での目撃情報があるのだが、高野はある事情で、現地にすぐさま行くことができない。 このあたりも剛腕ではなくなっている。 しかし、ストレートだけが珠種ではない。 一流と呼ばれる投手は、ボールの緩急の使い方がうまい。つまり、球速に変化をつけることによって、140キロのストレートでも、打者に150キロの速さの球に感じさせることができるのだ(そうらしい)。 高野は、このウモッカ探索の一見、弱点に見える事がらを溜めた書き方によって、逆に読者に、期待感を抱かせることに成功している。 サイト管理人に会う。目撃者に会う。現地の言葉を習う。模型を作る。一つ一つの準備の工程が進んでいくたびに、ワクワク感が増す。 ウモッカという魚はやはり怪しいぞ。この旅はいったいどうなるんだ。 この『怪魚ウモッカ格闘記』を書いたことで、高野はこれから、今まで以上に幅のある投球ができる、というか味のある作品を生み出せるのではないか(と、偉そうに言ってみる)。 ピッチャーはバッターを打ち取ることがよい。 作家は違う。ヒットをドンドン出した方がいい。

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    投稿日: 2007.09.30
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    高野さんの今回はターゲットはインドにいるらしい怪魚。とある日本人が見かけただけという本当に見つけたらシーラカンス以上の発見!というレアさに引かれて高野さんらしいバイタリティで情報収集、現地語習得などなどどんどん準備を進めます。で、事実は小説より奇なり、を地でやってるような本です。…ちょっとUMA探しに疲れました?高野さん。いや無理からぬことですが。いろんな意味で。でもある意味これを本にしちゃったこと自体が一番凄いことなのかもしれません。

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    投稿日: 2007.09.27