
総合評価
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powered by ブクログ3年ぶりの烏賊川市シリーズ。20年前の猟奇殺人の目撃談から書き起こされた本作は、いつもの迷探偵登場シーンではなかったため正直読むスピードが上がらなかった。大雪で閉ざされた烏賊川市。スクイッド荘で活躍する鵜飼、流平コンビ、市街地で捜査に当たる烏賊川署の砂川・志木、黒江ОBが登場してからは、がぜん面白く読み進められた。完全なクローズドサークルではなく、わざと抜け道を用意した構成に舌を巻く思いだ。
1投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログまずまず面白かった。 王道な探偵を名乗る探偵が出てくるのも久々に読んだかも。 スクイッド荘が舞台になるものの、あまり館ものの印象はなかったかな…。 ミスリードしつつ予想外の展開に持っていくのは面白かったが、犯人当てのための材料は少なかった印象。 シリーズものということで、キャラクターが好みに合うなら良いのかも。
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ烏賊の形をした館『スクイッド荘』、クローズドサークル、二十年前と現在の殺人事件という本格要素とお馴染みの探偵コンビ&刑事コンビが活躍(?)する烏賊川シリーズ最新作で、謎解きとコミカルな掛け合いの塩梅が丁度良く、また作中のトリックが巧妙で最後まで面白かった。エピローグも作品を締め括るもので良かった。
0投稿日: 2025.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
数年ぶりに烏賊川市シリーズを読んだ。ユーモアなところは変わらず健在で安心感なようなものがあった。犯人が20年前の事件を追った探偵の子っていうのがダニエルを思うと悲しい気持ちになった。綺麗事じゃないけど、ダニエルはそんなこと求めてなかったよ…
0投稿日: 2025.08.12
powered by ブクログAmazonの紹介より 烏賊川市の有力企業社長・小峰三郎が鵜飼探偵事務所にやってきた。三郎は、クリスマスに宿泊するスクイッド荘に同行し、脅迫者から護衛してほしいと言う。断崖絶壁に建つスクイッド荘は大雪に見舞われ、今にも怪事件が起こりそう。鵜飼とその弟子・流平が酒と温泉にうつつを抜かしている間、脅迫者の計画は着実に進行していた!大人気シリーズ、待望の長編! シリーズ初参加でしたが、普通に楽しめました。 探偵とその助手のコンビの掛け合いが面白く、癖になりました。 「烏賊川」だったり、部屋の名前がイカにまつわる言葉だったりとありとあらゆる所に「イカ」が仕掛けてあって、思わずツッコみたくなるほどでした。 ちなみに題名の「スクイッド」ですが、日本語にすると「イカ」という意味です。 そういったワードが次々と出てくるので、思わずクスッとしてしまいました。 コミカルなミステリーでしたが、段々と事件がわかるにつれて、ちゃんとしたしっかりとした内容だったので、そのギャップが面白く、驚きました。 いかんせん、クセのあるキャラクターばかりで、会話によるノリツッコミが多かったので、そういう路線かなと思ったのですが、噛めば噛むほど味が出るといいましょうか、一味違ったミステリーになっていて楽しめました。 ただ、量として多いかなと思いました。約500ページですが、そんなにテンポよく進むわけではないので、ゆったり感がある一方で、もう少し凝縮してもよかったかなと思いました。 でも最後はバシッと決めてくので、読みごたえがありました。練りに練られた真実は衝撃的でした。個人的には練りすぎな気もしましたが、面白かったです。
2投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ東川先生らしい文体と物語構成だなと思いました。 全てを知ってからまた一から読み直すとより面白くなる作品だと思います。
0投稿日: 2025.07.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スクイッド荘の殺人 筆者の作品は独特のユーモアがあり、読んだ数こそ少ないが好きな作家だ。 今作、烏賊川シリーズも実は初めて読んだのだが、大昔に深夜で放送されていた探偵ドラマがおそらくこのシリーズだと記憶が蘇り(違っていたら申し訳ないが)最新作を手にした次第だ。 筆者の飄々としたブレないユーモアは期待通りで、合わせてミステリー部分から物語の構成から何から何まで好みに合った作品だった。過去に遡りシリーズを読破してみようかと思う。 探偵鵜飼のシリーズ物、彼と助手の流平の迷探偵コンビの活躍が土台になるが、一方、プロローグで謎の屋敷に運び込まれる怪しいにもつとそれを目撃する少年。そして探偵達の活躍と並行で進行していく警察達の物語。今回は過去のバラバラ殺人事件に端を発し、当時の関係者や元警察官、そして謎の外国人探偵が登場とかなり賑やかな陣容になっている。 冒頭からかなり風呂敷を広げており、途中、残りの要素どうするのかなぁ?と失礼ながら心配してしまったが余計なお世話。きちんと全てを回収し、物語を着地させている。筆者は鵜飼探偵とちがい、きちんと着地の型を持っている様だ(笑) トリックは決して難しいものを使っているわけでは無いが、使い方が上手い。読者を見事にだましている。ネタバレになるが、ダンボールに関わる一連のトリックにおいて、推理の様な形は絶対無理だろうと読みながら考えていたが、ここも見事に説明をつけている。 幾つかのエピローグについては、この作品の深みを出す為にとても上手く作用していると思う反面、アメリカ人探偵の人生があまりにも可哀想であり、彼をスケープゴートにして更にこの物語の厚みを作っている。現代の科学捜査で、例えば様々な人物が未来永劫姿を隠すのはほとんど不可能であり、救いがない様に思う。勿論探偵小説では人が死ぬ事が前提になる場合が多いが、この結末だけはなんだか寂しくい感情になってしまった。
0投稿日: 2025.07.01
