
総合評価
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福永ヨウコ ナズナのひと学年下。アホの後輩。 鈴木 先生。 松山ハルコ 三十歳の女性音楽教師。合唱部の顧問。新年度から一年間出産と育児のため休職する。 柏木ユリ 松山の休職中の臨時の音楽教室。高校まで五島列島で生活し、音楽大学のピアノ科への進学をきっかけに上京した。音大を出た後、ピアニストとして活動していた。ボロボロの軽トラックで通勤している。 辻エリ 合唱部部長。銀縁眼鏡をかけ、真面目な優等生。合唱部への男子の入部が判明した際には反対派の急先鋒となる。 仲村ナズナ 小学校五年のとき、父親が愛人をつくって五島から出て行った。母が入院して末期癌で苦しんでいるときや、死がおとずれたその瞬間も父の姿がなかった。 長谷川コトミ 誰に対しても優しい。 桑原アキオ サトルの兄。かまぼこ工場勤務。自閉症。二十歳。 桑原サトル 地味で目立たない。塚本に合唱部に荷物を持っていくことを頼まれ、流れで入部することになる。 菊池 活発で声が大きい。 横峰カオル 日焼けした女の子で、陸上部と合唱部をかけもちしている。四人いる三年生部員のうちのひとり。 向井ケイスケ 柏木先生目当てで合唱部に入部する。 三田村リク 柔道部と合唱部を掛け持ちしている。 塚本 三年一組の担任。 関谷 二年生男子。美少年。 篠崎 二年生。 神木 長谷川と同じ集落で育ったひとつ上の先輩。 教頭先生 兜谷 体育教師。 松山アカリ ハルコの妹。
1投稿日: 2025.11.27
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合唱は、えてして男子がふざけ半分でやり、女子に注意されることが様式美になっているといえよう。ましてその男子たちが若くて美人な臨時採用の教師目的で入部しているなら尚更だ。良い合唱にするには、この男女の取り組みの差を埋めるか、最初から女子だけの合唱にするかしかない。この話では最後まで男女での合唱を諦めない。困難にぶち当たったとき、これまで歪みあっていた二つが一つになり、大きな波となって人々に歌声を届ける。 2人の視点で描かれることで、より立体的にこの合唱部の姿が思い浮かべられる。そしてこの2人が抱えている人に言えない秘密が、物語を内容面でも深めている。話作りの技巧も光る、美しい青春の風を感じる。 子供達の会話が濃厚な五島弁なのもよい。小気味いい音の連続が会話にリズムを与え、またさらにリアルな中学生の様相が感じられる。
0投稿日: 2025.11.14
powered by ブクログ年甲斐もなく、青春を謳歌させてもらった。 中田永一(乙一)が紡ぐ物語は、分かりやすさと独特の表現が重なり惹き込ませてくれる。 またナズナ、サトル、コトミ、柏木先生…他にもたくさんいるが、それぞれに与えられた境遇の度合いが絶妙であり、最高に楽しめた。 実写化してるみたいだけどどうなんだろう?
9投稿日: 2025.10.21
powered by ブクログ第61回小学館児童出版文化賞 第9回本屋大賞第4位 そういえばそうか!と、最後の一行で気づく。 一歩踏み出して新しいことを始めるってやっぱり成長するんだろうなー。 中学生らしい男女のやり取りが瑞々しくて、若さが羨ましくなるほっこり小説だった。 男子が女子のスカートを覗けちゃう「奇跡の場所」に集まるおバカさや、女子の「男子は死ねばいい」発言など、かわいらしくて微笑ましい。 心を一つにして仲間と歌い上げる合唱、最高だと思う。 遠き日に思いを馳せてしみじみとした気持ちになった。
34投稿日: 2025.08.18
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いわゆる青春群像小説ですね。 とても分かり易く読み易い。 あっという間に読めてしまった。 とはいえ、構成はさすがと言えるもの。 個人的に妻が長崎県出身なので、方言がすんなりと入ってきて、そこもまた読みやすかった。 登場人物の背景は、ありがちな設定ではなく、複雑な家庭環境だったりはするが、何となく予想しやすいというかなんというか。 とにかく爽やかな話ではある。
1投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログ五島列島の中学生の合唱のお話 以下、公式のあらすじ --------------------- 青春小説の新たなるスタンダードが文庫化! 長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。 それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。 一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。 提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。 家族を捨てた父親への嫌悪、自閉症の兄の桎梏と愛、リベンジポルノの心配、恋心に向き合って、コンクール課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~ --------------------- 映画を先に観ていたので、概要は既知 なので、原作では柏木先生がピアノを弾かないという設定がないのにちょっとした驚き 性格もかなり違う かなり俗でフランクで下世話 まぁ、映画化とはそんなものでしょうねぇ 中学生かぁー 自分はあの頃はどんなだったのかを思い返した 子供であるけれども、大人の世界のほんの片隅だけれでも見えるようになってきている時期 青いなぁ…… 主な視点人物のそれぞれの悩み 父親のダメっぷりで男性不信になった女子 自閉症の兄がいて職場への送り迎えをしなければならず、それでいて父からは「一人っ子と言え」と言われている男子 彼氏が撮った写真のデータを消したい女子 大人だったら自分の気持ちに折り合いをつけたり、それなりの対応をすることもできるけれども 中学生で、しかも島という田舎の中でもさらに閉鎖された環境で育った子供達 そんな子達は、15年後の自分にどんな姿を見るのか 私も15歳の頃なんて、自分が30歳なんて想像できなかったもんなぁ それこそ、もしかしたら死んでるかも とかも思ってた それが今やさらに歳をとって15年後になっているわけだけれどもね まさかこんな生活になってるとは思いもしなかった まぁ、一周回って想像通りとも言えるけど そんな事を踏まえて、子供の頃に描く15年後の姿は劇的な変化だろうと思う それにしても、乙一はこんな作品も書くのですねぇ 作者名と、そこから想像するテイストが定まってしまったが故の別名義なのだろうか? 機会があったら他の名義の作品も読んでみようかと思える
8投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログこの本を読んだら学生時代クラスメイトと合唱したことを思い出した あの時のキラキラしたものやあの時悩んでいたことを彷彿とさせるストーリーでとてもよかった
2投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログおもしろかったー 最後の方はぐいぐい読んだ ナズナとサトルの交互の視点も良い 登場人物みんなが好きになる
3投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログ「読みはじめたら止まらない」爽やかな青春小説。 アンジェラ・アキさんの名曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」をモチーフに描かれており映画化されている。 長崎五島列島にある中学校の合唱部が物語の舞台。 クスッと笑えたり、ウルッときたり、飽きずに最後まで読めて、散りばめられた伏線も綺麗に回収し、最後まで楽しめた!
11投稿日: 2025.02.21
powered by ブクログ2012年第61回小学館児童出版文化賞 2015年映画化 山白さんの昨日の小説と共に私が利用している 予約本引渡所の 今ならすぐ読めるコーナーに ありました ご近所にも乙一ファンがいらっしゃる様子 いろんな作家さんの幅広い作風を読むけれど 乙一さんは 特殊技能なほど あとがきで ねじめ正一さんは「手練れの作者」と表現されていました 中田永一さんは 乙一青春担当と言ったところでしょうか 長崎の五島の中学校合唱部がNコンの長崎県大会出場に向けて練習を続ける なるほどNHKテレビドキュメンタリーの小説化とのこと ドキュメンタリーを見てないのでどのくらいの創作具合かわからないけれど 中学生男子には多少気恥ずかしさもある合唱を通してまとまりをみせていく過程は王道ではあるけれど飽きさせずに読ませてくれます 部員のそれぞれの家庭、恋愛の悩み ラストの歌声が広がっていく中で 解決されていくようです 今日近くのドラックストアで 五島の椿というオイルを見つけました♪ ちょっとお高いけど、艶々になりそうなので 五島応援に買ってきました
89投稿日: 2024.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
作品に出てくる中学生がそれぞれの思いや悩みを抱えている。そんな時一五年後の自分に向けて手紙を書く。それぞれどんな内容を書いたのか全て明らかにはなっていないが、直接的ではなくとも間接的に本人を支えていたのでは無いだろうか。 五島の情景が綺麗に表現されていて実際に行ってみたい!
0投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ大学2年生の時に「本屋大賞ノミネート作品」という肩書きに惹かれて購入。そこから約8年後に再読。 中学生たちの素直な心に惹かれる作品でした。様々なハプニングを乗り越え成長して行く登場人物たちに元気をもらい、読みながら応援したくなる本。先生も幸せになってほしい!
0投稿日: 2024.09.04
powered by ブクログ夏らしい爽やかな一冊、自閉症のお兄ちゃんをもつくわはらくんの手紙は切ない。仲間に囲まれて自分の人生を生きて欲しい。お兄ちゃんも、歌を聞かせてあげれて本当に良かった。エピローグは、すごく泣いた…
0投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログオーディオブックで聴きました。 最初の15分くらいは、少し分かりにくかったけれど、それ以降はグイグイ物語に引き込まれていきました。 青春ですね。56歳でも、キュンとしてしまいました。 課題曲をもう一度聴きたい。 泣いちゃいそうです。
1投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログ今度こそ!酔っ払いだけど間違ってないはず! 土瓶さんが教えてくださったのでポチり(*^▽^*) 短編が読めない私の為に教えて下さった一冊。 ありがとうございますm(_ _)m うーん、これは爽やかな青春小説(*´∇`*) 合唱っていいですよね。 私は大好きです。 思い出すのは娘が小6、息子が小4の時の合唱コンクール。 市内の小学校の生徒が市民会館に集まり合唱を披露する。 子供達の歌声に感動し、さぁお仕舞い。 帰ろう、帰ろうって思ったところで、全員合唱が始まった。 え!?何これ!?聞いてない!! 会場に集まった全ての小学生、何百人??による大合唱。 もう全身に鳥肌でした。 合唱コンクールも、卒業式でも、合唱って凄く込み上げるものがある。 子供達の歌声ってなんでこんなに涙がでちゃうんだろう?? この本を読んでいて、涙が出てきてしまった。 卒業式を思い出してしまったのかも。 もう合唱なんてできる時はないだろうから、また会社の同僚とカラオケでも行くかな。。。 そして、パーソンズやレベッカ、ドリカムを一緒に歌うかなo(^▽^)o 長崎の五島列島のとある中学が舞台となる。 女子部員だけの合唱部があったのだが、顧問松山先生が産休をとることに。 代理の顧問、柏木が東京からやってきた。 美人の柏木は男子生徒の注目の的となり、男子部員の入部が殺到する。 それまで女子部員しか居なかった合唱部は、男子と女子が対立していく、、、、
134投稿日: 2024.07.19
powered by ブクログふと、家にあったので読んでみた。 『手紙〜拝啓 十五の君へ〜』って歌詞よく知らなかったけど、凄く良いね。 15歳付近で読むのにもよき本だし、手紙の宛先の30歳付近で読むのも良い。私は後者で出産後すぐだったので、尚更エピソードと重なり素敵な本だと感じました。 エモいね!
3投稿日: 2024.05.29
powered by ブクログ視点が変わるので最初だけ少し分かりにくかったけど面白かった、最後の方は感動した 手紙の歌詞を思いながら読むと面白かった、久しぶりに聴いたら好きになった 会話の方言もかわいかった。五島列島いってみたい
4投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログよくある山あり谷ありの青春ストーリー。 でも、家族の絆や地域の人間性は、五島列島ならではの背景なのかな?良かった。 最後に些細な繋がりが見えて感動。
5投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログ引き続き中田永一さんの青春小説 五島列島の中学が舞台 ボッチ上級者のサトルと男性不信のナズナ 人には言いたくない深い悩みを抱える二人を主人公として、合唱部の先生と仲間達がコンクールに出場までの話がメイン サトルもナズナも仲間達と触れ合いながら少しずつ変わっていく 美人で男子の憧れの的、柏木先生 ぶっきらぼうなキャラが意外だった〜笑 みんなの五島の言葉が素朴で温かい 読んでいるうちに、私にも喋れそうな気がしてくる 中学の合唱コンクールが懐かしい 練習中、男子がすぐ遊び出す 真面目な女子が怒る 時期が迫るとどうにかまとまってくる 本書と一緒 いつの時代も一緒なのかも〜 中一の時の曲は今でも忘れられない 隣のクラスは青春ぽいのに、うちのクラスは…ソーラン節だった ♪ヤーレンソーラン、ソーラン、ソーラン、ソーラン、はいはい♪〜 真剣な顔で大きな口開けて指揮者に注目している集合写真 自分の顔がブサイクに写っていて気に入らなかったのも、ついでに思い出した 随分前に大人になってしまった私も、あの頃に少しだけ戻れた気がして楽しかった 『百瀬、こっちを向いて』の方が好きなのですけどね 五島列島、一度は訪れたい
111投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ若さが愛おしい。 好きじゃないけど、そばにいて欲しい人っているよね。 作者は本当に多彩だなぁ。乙一の別名だと読んだ後に知ってとっても驚いた。
1投稿日: 2024.01.07
powered by ブクログいつか行ってみたいと思っている五島列島を舞台にした中学生の青春ストーリー 五島の景色や合唱のハーモニー、想像しながら読んだけど映画でも観てみたい。
5投稿日: 2024.01.06
powered by ブクログ主人公がたくさんいて、視点も変わりますが、主要人物の個性がはっきりしているためかさほど混乱せずによめました。 「手紙」はやっぱりいい曲ですね。章ごとにある、生徒が未来の自分にあてた手紙が印象に残ります。 五島列島が舞台で、終わり方も爽やかです。
5投稿日: 2023.12.17
powered by ブクログ文化祭の夕方、合宿最終日の夜。ああ、終わっちゃうんだなぁという切なさが蘇ってきて、青春だなぁと思った。 アキオとドロップスのエピソードが 予想外の繋がり方でグッときた。
2投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログおもしろかった! 表紙通りの中学生の青春小説。 合唱部のコンクールまでの物語となっている。 自分が中学生の時の風景が蘇ってくるように感じてしまう。 最初は二人の主人公の視点が交互に入れ替わること、序盤から登場人物が多く名前が覚えられないこと(結局重要なメンバーは5人もいない)ということでなかなか世界観の中に入り込むことができなかったが、中盤以降は先が気になって仕方がなかった。 乙一はホラーでグロテスクなのに切ない気持ちになることが多く大好きで、別名義の中田永一の著作も何作か読んだ。 ただここまで印象に残るのは本作が初めて。 作家とはこんなにも別の世界観を表現できるのは本当にすごいなと感心してしまう。 読後感としては恩田陸の夜のピクニックに似ている。 どちらも青春時代への強烈なノスタルジーを感じるし、それは登場人物の心理描写に共感を覚えるからだと思う。 恩田陸の蜜蜂と遠雷が数年前に話題になり、あちらも音楽コンクールが題材だったが、どちらかというとピアノの演奏というところに焦点が当たっており、やはり夜のピクニックに近いと思う。 久しぶりに良い読書体験ができた。
12投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の殻に閉じこもってる人にオススメできる本だった。特に、一歩踏み出すことで価値観が変わり成長する姿が印象的だった。衝突しながらも最後は同じ目標に向かって絆が育まれる展開は、青春を感じるとともに羨ましいという感情を抱いた。
0投稿日: 2023.10.25
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2012年(第9回)。4位。 五島列島の中学生たち。産休中の音楽の先生のかわりに来た先生が美人。それまで女子しかいなかった合唱部に先生目当ての男子が入ってくる。混声でコンクールをめざす。 個人的には、みんなでなんかをめざす話が続いているので食傷気味。だが伏線があり、いろいろ話がつながったりして楽しめると思われる。
1投稿日: 2023.09.05
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青春小説。Nコンに向けて、全力疾走!と思いきや、思春期ならではの問題や家庭の問題を織り交ぜながら語られていく。最初はばらばらだった合唱部がNコンに向けて、どんどん一丸となってく様はまさに青春。作中で語られた自由曲がどんな歌なのかが気になるけれど、それは各々の想像に任せた方がきっと楽しいんだろうな。
0投稿日: 2023.08.24
powered by ブクログ最初の方、誰が言ってるパートか分からなかった。でも分かってからは面白かった。子供が合唱団に入っているので、結構感情移入したかな。
3投稿日: 2023.08.17
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五島列島で合唱という時点でまず本当に綺麗で青春。たくさんの人の視点が折り重なるところと、歌声の持つ素敵な力を感じられる。最初はたくさん主人公がいてしかも手紙口調で始まるもんだから理解に時間がかかったけど、気がついたら物語に入り込んで爆速で読み終わってました。いいなー。合唱部。青春。
2投稿日: 2023.08.03
powered by ブクログ五島列島の美しい自然とキリシタンなどの文化を背景に展開される、読んでいて本当に歌声が聞こえてくるような作品。爽やかな青春小説。歌声を合わせることで育まれる勇気も。
1投稿日: 2023.07.26
powered by ブクログ長崎県五島列島にある中学校の合唱部の話。 NHK合唱コンクールの課題曲であった、アンジェラアキさんの「手紙〜拝啓十五の君へ」を元に書かれた話らしい。 何年も前に映画は観てたけど、改めて原作で。 はぁ〜〜青春だ〜〜♡ 心洗われた♡ こんな風に努力してみんなで1つの目標に向かうなんて、今の私にはもうほぼないので、なんだか懐かしい気持ちになった。 15歳という多感な時期の子供達が、それぞれに悩みながらも少しずつ成長していく姿が愛おしかった。 サトル、ナズナ、コトミ、、そして柏木先生、みんなの15年後はどんな風なんだろう。 きっとこの日々のことは忘れられない大切な思い出になってるんだろうな。 ちょいちょいウルウルさせられながらも、とてもあたたかい気持ちになれる作品でした♪ 中田永一さん=乙一さん。 こんな爽やかな青春小説も書かれるのか〜! ほんと引き出しの多い作家さんだなぁ〜\♡︎/
37投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログ中学生の時に何度も何度も繰り返して読んだ本。 登場人物それぞれが様々な葛藤を抱えながらも精一杯生きて、合唱コンクールという1つの舞台、目標に向かって進んでいく、青春ストーリー。
3投稿日: 2023.06.09
powered by ブクログ小学館文庫を読まねば〜で買った本 1つ前に読んだダンデライオンとは また全然違うなぁ ダンデライオンのほうが ワックワクー! ドッキドキー!だったので 少々薄味に感じる 美人元ニート音楽教師のキャラが 好みにはまらなかったしな 若人の未来に幸あれ!!! って気持ちで読み終わったし よかったのではなかろうか 個人的に記憶に残らなさそうだなー って感じたので星は3つ
2投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログまぶしい…青春が眩しすぎるし、誰も不幸にならない世界線が素敵すぎる。 話の展開的には読みながら想定できる範囲を超えないけど、この小説の価値はもっと落ち着いた根本にある。 自分の15歳を思い出し甘じょっぱい複雑な気持ちになる。
3投稿日: 2023.05.17
powered by ブクログ読みやすかったよ。NHK合唱コンクール行ってみたい。リンゴをたべてアダムは喉仏を、イブは胸が大きくなった。 五島列島行ったことあるよ、美しい島に沢山の教会があって、素敵なところですた、 やっぱり小説って究極のメタバースだよ。五島列島の1年間を経験できた。
2投稿日: 2023.05.15
powered by ブクログいやぁ、青春だな。 長崎離島の中学生の合唱にかける青春。 ポカリスエットのCMのような爽やかなイメージで、色々とドロドロしてしまった中年のおじさんは、読んですっかり心が洗われました。 マジメに頑張って生きていかないとな。 個人的には、桑原サトルの長谷川コトミへの思いが実るのかが気になって、一気読み(オーディブルなので「一気聴き」か)でした。 おもしろかった! ♪ 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜/アンジェラ・アキ
63投稿日: 2023.05.08
powered by ブクログ同じ学校に、同じ部活に集まったメンバーの中でさえ、普通の基準が異なってくる。同じ空気を吸って育った仲間たちなのに、なぜ違いが生まれてくるのだろうか。
3投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログ結構面白かった 中3のほろ苦く甘酸っぱい青春を薄くかんじさせられ、自閉症の兄弟やネグレストのネタなどが色々と積み込まれているが、奇跡的にいい方向に向かっていくのは五島列島という場所がさせるのでしょう 合唱部と臨時教員というだけで面白い話が巻き起こりそうでワクワクして、まあまあ不幸もなく落ち着いた感じがあった 拝啓15の手紙が1番と2番で内容が違うことを初めて知って良い曲だ思ったのでYouTubeで何回か合唱を聴きました
3投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログNHKの合唱コンクールに出場することを目標に、練習を重ねる五島列島のとある中学の合唱部のメンバーたち。 中学生という多感な時期ならではの心の動きや喜怒哀楽がリアルに描かれていて、甘酸っぱい懐かしさを感じた。 視点が「僕」「わたし」そして第三者とコロコロ変わるため、少し読みにくく、感情の軸をどの人物に合わせたらいいか迷ってしまったのが残念。 ストーリー自体は大好きで、本当は4点をつけたいくらいだった。
5投稿日: 2023.04.14
powered by ブクログ本屋で平積みになってたので手にした一冊。 (実は、帯にガッキーが映ってたので(^_^;) 中学生の合唱コンクールのお話。 「安住紳一郎の日曜天国」をポッドキャストで聞いているので、「NHK全国学校音楽コンクール」(略してNコン)については普通の人よりも詳しいかもしれない。(笑) この番組の中で、安住さんは毎年Nコンを熱く語ってます。 Nコンは課題曲があって、数年前にアンジェラアキの歌が採用された。(ってか、このために作った曲だったかな?) この小節も、その歌の歌詞がベースになってる所がある。 15年後の自分へ手紙を書けっていう宿題が出たり。 まあ、文部科学省推薦図書みたいな本だった。 50過ぎたオヤジが読むような本ではないな。 さて、アンジェラアキ。 実は、私は彼女の歌や歌い方が好きになれない。(ファンの方には申し訳ないが) 綺麗な人だと思うのに、なんであんなに似合わないメガネをかける? そんなの個人のかってじゃん! いやいや、公共の電波に乗って映像が出るような人は、ちゃんとスタイリストとかつくでしょ?(想像だけど) まわりの意見も聞きなさいよ。わがまま言ってんじゃないよ。 そんな雰囲気が彼女に感じるので好きになれないんだろうな。 この本、映画の原作になるんですね。 だから本屋で平積みされてたんだ。。。 いや、ガッキーはイイねぇ。
3投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ中学の時に読んだ本。 感動するし青春だなって思ってたけど多分歳を重ねるごとに切なさも混じってくると思う。大人になったらまた読みたい
3投稿日: 2023.03.13
powered by ブクログ若い頃はこういう青春小説的なノリの物語は軽い気持ちで読めたんだけど。 歳を重ねると、人の親にもなると、ノスタルジーと親目線が邪魔をして、さらっと読めなくなりました。もちろん良い意味で。 新垣結衣さん主演の映画も五島列島の景色が綺麗で良かったけど、小説の方が好きかな。
5投稿日: 2023.03.11
powered by ブクログ学生時代を思い出した。 あとからみたら「そんなことあったなー」と笑えることも、その時の自分からしたら本気で死にそうなくらい悩んでた。 そしたら今の悩みもいつかはちっぽけになるのかもしれない。 物語を通して自分を見つめるきっかけになった。
6投稿日: 2023.01.27
powered by ブクログ舞台は長崎県五島列島のとある島。そこの中学校の合唱部部員たちの青春小説。 合唱部顧問の音楽教師松山が産休で、代わりに松山のかつての同級生柏木が、臨時教員として赴任し、合唱部の顧問となる。柏木はとても美人で、それにつられて女子だけだった合唱部に、数人の男子が入部してくるのだが、そこからいろいろと… この物語は、それぞれ家族に問題を抱える女子と男子の部員二人が、交互に視点人物となって語られる。 そして柏木が部員たちに出した宿題。課題曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」にちなみ、「誰にも見せる必要はないから、15年後の自分に向けて手紙を書くこと」。これを受けて部員が自分自身に当てて書く手紙。これらが作中に挟み込まれる。これがいい。見せなくてもいい手紙。ただ自分は15年後に、ちょうど柏木や松山の年齢で見るかもしれないのだ。 なお、著者の中田永一は乙一の別名義である。 第61回小学館児童出版文化賞(2012年) 第9回本屋大賞 4位(2012年)
36投稿日: 2023.01.26
powered by ブクログ表紙が可愛かったので図書館で手に取りました。 正直、あんまり期待せずに読み始めたのですが、本当に読んでよかったです。 男性嫌いの女子、ナズナと、ぼっちの男子、サトルの2人の視点が交互に描かれます。 中学生ならではの悩みや青春。いろんな思いを抱えて、みんなでひとつになる。 人の優しさが溢れていて、涙が止まりませんでした。
4投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログドイツ詩人の「心に太陽を持て」という詩ええやん。 いつの時代の、誰の心にもフィットする詩やん。 ″あらしがふこうと、ふぶきがこようと、天には黒くも、地には争いが絶えなかろうと、 いつも、心に太陽を持て。 くちびるに歌を持て、軽く、ほがらかに。 自分のつとめ、自分のくらしに、よしや苦労が絶えなかろうと、 いつも、くちびるに歌を持て。 苦しんでいる人、なやんでいる人には、こう、はげましてやろう。 「勇気を失うな。くちびるに歌を持て。心に太陽を持て」″ ええやんええやん♪ 人物の心の内を例えるその表現、それを文字に起こしたときの言い回しが素敵ですね中田氏。「百瀬こっちを向いて」読んだときにもそう思った。 Nコンの課題曲って、毎年それ専用に作られる楽曲なん!知らんかった!無知!でも何か凄いハードル高そうやし歌詞に規制も多そう。 合唱をまともに見聞きしたこと無いけど、「複数の人間の声が織物のように世界を紡ぎ上げる」っていう魅力は伝わってきた。 登場人物は姓が漢字で名がカタカナというフルネームスタイル。読んでて覚えやすいなぁと思った。確かにフルネーム漢字の四字熟語とかだと頭に入りづらい。 アレか、政治家のポスターと同じやり口やな。姓と名の、どちらかだけを漢字にしたり平仮名にしたり。有権者の目と記憶に残るように。 本番直前のあの状況で「合唱を電話で繋げる」案を思い付く向井ケイスケのファインプレーな。 不安をエネルギーに変え、さらにプラスに働く効果があった。モチベーションが上がるし、合唱に集中できた。やるなぁ向井ケイスケ。ある程度バカだからそういう事を思い付くのかな。 それと柏木ちゃんの喋り方が男っぽくて良い。女子に対しても「おまえ」呼び。 柏木ちゃん目線で語られるスピンオフストーリーを読んでみたい。 サトルとコトミのふれあいが甘酸っぺぇな! おんぶしたとき、背中に柔らか感触当たった?ねぇ当たったの?当たってたよね!サトルよ! ほんで、どえらいタイミングで告白したな!サトルよ!笑 青春の味は甘酸っぱい、とかいうフレーズは使い古されてるけど、甘いだけじゃなく酸っぱいが入ってると、少ししかめっ面になるんやろな。そういう、すぐには飲み込めない、ましてやそんなのを咀嚼して味わう時間に限りがある10代の味覚を青春と呼ぶのか。ちがうか。
3投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログストーリーの合間、「未来の自分に向けた手紙」に感情を揺さぶられて泣きました。 自分だったら、どんな手紙を書いていただろうと想像しましたが。 逆に15歳の自分に向けた手紙を書くとしたら、一言、「大人になっても楽しいよ。」と書きます。 とても良いお話です。
7投稿日: 2022.12.09
powered by ブクログNコン。「手紙〜拝啓十五の君へ〜」。 島育ちではないけれど、読んでいてとても懐かしい気持ちになった。 この曲が課題曲だった頃、私も中学生だった。 合唱部の歌声が聞こえてきた記憶が蘇る。 当時、この本を手に取っていたら、何を思っただろう? 15年後の自分へ手紙を書いていただろうか? 中学生だった私はどのような未来を思い描いていただろうか? きっと、今の私はその頃には想像もしていなかった姿なんだろうな。笑 合唱部ならではの悩み。 合唱を通して繋がっていく人の輪。 合唱っていいなって思えた。 素敵な青春だなと感じました✨
6投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ青春。 その言葉に尽きると思う。 もう何年も前に終わった中学生。 その頃は無駄に早く終われば良いと 思っていた。 こういう作品を読んで、あの頃に憧れるのは 一生懸命に、中学生をやっていなかったから だろうなと思った。 あー、もったいなかったなぁ って15歳の自分に手紙を書きたいよ笑
53投稿日: 2022.11.22
powered by ブクログaoi-soraさんからの「乙一バトン」 素敵なお話でした、もっと読んでいたかったです。 語り手の仲村ナズナと桑原サトル、二人とも悩みながらも頑張って生きている姿に、胸が熱くなりました。 ナズナは父親のせいで男性不信だったけど、合唱を通じて男性を恨む気持ちが解消されていく。 けれど、それをお母さんが許してくれるのか… そう思ってしまっているシーンには胸が苦しくなりました。 お母さんはナズナの幸せだけを望んでいるんだから大丈夫だよ、と。 サトルは自閉症の兄のお世話のために自分は計画的に産まれたのだから自分の人生はもう決まっている… と。 お他所の家庭のことですからね、口出しは出来ないんだけど、サトルには楽しく生きて欲しいです。 サトルは鋭い観察眼を持ち、強い優しさを持っている。 家庭や人間関係の問題を抱えながらも、力強く合唱に向き合う中学生たちにグッときました。 何かを成し遂げようとする姿は、とても素敵で輝いていた。 『ただ歌を届けたい、大切な人に』 そう言い切るナズナ、かっこいいぞ… 最後に向井ケイスケと辻エリのその後も読ませて欲しかった。 甘酸っぱい中学生の恋、いいなぁ(*´∇`*) もしあの頃に戻れたら、もっと真面目に何かに夢中になってみたかったなぁʕ⁎̯͡⁎ʔ༄
37投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログオーディブルで聞いた初めての小説。 数時間聞いてると長崎弁が移ってしまう(笑) 聞く読書の特徴か。 合唱の盛んな高校に通っていたので、青春時代を思い出してキュンとした。
7投稿日: 2022.11.01
powered by ブクログ長崎県五島列島の中学校が舞台。 合唱部がNコン(NHK全国学校音楽コンクール)への出場に向けて奮闘する、青春小説。 課題曲は「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」 顧問の先生が、生徒たちに “15年後の自分へ手紙を書く”という宿題を出す。 しかし、提出はしなくて良い。 誰にも見られないから、みんなそれぞれ、正直な胸のうちや秘密を吐露していく。 未来の自分との対話。 未来の自分から見た15歳の自分とは? 自ずと、自分自身と向き合うことになる。 この年頃って、なんだか苦しくてすぐ絶望したり、逆に踊りだしたくなったり(笑) 家族との距離感とか、友人関係に悩んだり… 青春だからって、決してキラキラしているだけではないと思う。 なのに、この作品を読み終えた今、温かい光の粒の中に立っているみたい。 やっぱり青春ってキラキラしているんだなぁ。 なんて思ってしまう。 “ピアノの澄んだ音の粒が、きらきらとホール内に反射する。”(P 270) (この描写好き。) サクマ式ドロップスが作中に出てくるのだけど、それさえも光って見える。 この作品、ほん3さんのお薦めで、なおなおさんからバトンを受け取りました(◍•ᴗ•◍)✧*。 感謝です!
50投稿日: 2022.10.25
powered by ブクログ胸の中にそれぞれ悩みがある2人の中学生を軸として、柏木先生や周りの友達が合唱を通じて成長していく様子が感じられた。柏木先生が謎多き人物であったが単に松山先生を心配していただけであったと思う。五島の方言で話される言葉はどこか温かみのある言葉でとても心地よかった。
8投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログ長崎県五島列島の中学合唱部。女子合唱部員しかいなかったのに美人の顧問目当てで男子生徒が入部。夏のNコンを出場を目指すが。課題曲「手紙」と絡めて各章15年後の自分宛の手紙で始まる。表面上はわからないそれぞれの等身大の悩みや秘密。切なくも前を向くみんなが眩しい。中学生っていいなあ。
6投稿日: 2022.07.17
powered by ブクログ田舎の中学校での合唱部のコンクールを目指す数ヶ月を描いた物語。 元々は、アンジェラ・アキのNコン課題曲にまつわるドキュメンタリーを元に、中田永一氏がノベライズ化した、ということのようだけれど。 それぞれの登場人物がとても魅力的で、とても愛おしい気持ちになってしまう。 多感な思春期に、いろんな葛藤や表現しがたいもやもやを分不相応なほどに抱えながら、必死に生きている彼ら、彼女たちを思うと、ちょっとほろっとしてしまうほど。 オーラスの、合唱コンクール地方大会の舞台での描写には、もう思わず震えが来るほどドキドキして感動してしまったよ。 ほんとうに美しく、優しい物語でしたな。 すでに乙一氏と同一人物であることを公表している著者だけれども、個人的には圧倒的に中田永一名義の作品が好きである。 おそらくホラー的な要素を排除して書きたい、という意図で別名義にしたのだろうけど、まだ同じ人が書いている、ということがネットでの噂程度であった頃には両方の作品を読んでいたけれどいまいちピンとこなかったことを覚えている。
9投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
YAの名作、読んだこと無かったので。 合唱コンクールをめざす中学生たちの話。 バラバラだった思いが、少しずつ重なっていく。 キレイすぎるようにも思うあらすじだけれど、 15年後の自分に向けたお手紙が要所要所で挟まれたり、恋があり友情ありヤングケアラーあり、読み飽きません。 感想文書くのにおすすめできそう。 途中、年上の彼氏のPCのくだりがなければ小学校にも置けそうだったけどなー。
6投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログ自分の中学生時代を思い出しつつ、オトナ目線で安心して最後まで楽しめた作品でした。何かと音楽や舞台に縁があり、気がつくと舞台袖で緊張していた経験がたくさんある身としては、臨場感たっぷりで登場人物たちと一緒になって緊張し、汗をかき、願いを込めて歌い、何だか説明のつかない感情が溢れて胸が熱くなりました。
8投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ学生時代の合唱コンクールを思い出す。みんなで練習した日々。舞台で歌うとなぜか込み上げてくる感情。鼻がツンとする懐かしさを思い起こす、瑞々しい作品。
3投稿日: 2022.04.23
powered by ブクログ読んでる期間アンジェラ・アキさんの手紙が頭の中でずっと流れていました。 15年後の自分に手紙を書いていたら何を書いてたのだろうとも考えました。
4投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログ五島列島の合唱部員と心を閉ざしたピアニストが共にコンクールを目指す話 合唱大好きな私にとって思い入れのある小説 合唱に興味がない人でも、きっと読んだら合唱っていいなあって思わされる 合唱部に入ってた中学生の頃、毎日が合唱で頭がいっぱいの生活で、肺活量鍛えるために筋トレとランニングも頑張ってたのを思い出して懐かしくなった コンクールの張り詰めた雰囲気とか、結果発表で湧き上がる歓声とか、ホール中が歌声で包まれていく瞬間とか、一瞬一瞬が愛おしい もうコンクールに出ることはないだろうけど、もう一回あの瞬間を味わいたい "くちびるに歌を"というタイトルは作品の中で顧問の先生が生徒たちに投げかける言葉だけど、ドイツの詩人ツェーザル・フライシュレンの "心に太陽を持て、くちびるに歌を持て" という詩のフレーズから取られたのもので、大好きな言葉
3投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青春小説ですね。長崎県五島の中学生がNコンで歌うまでの話。男子、女子それぞれ1人主人公がいます。2人それぞれの友達、恋愛対象がNコンに向けて綺麗にまとまっていきます。美人女教師である柏木先生がまたいいスパイスとなり、読み終わって爽やかな気分になれました。
3投稿日: 2022.02.08
powered by ブクログバラバラだった歌声が。 目的が違えば目指すものも違うだろうし、意見や想いが食い違うのも無理はないだろうな。 人間らしさと、学生の頃の無邪気で残酷な一面が読んでいて凄く伝わってきた。
0投稿日: 2021.12.15
powered by ブクログ中学生の合唱部の物語 合唱部の女子と男子がそれぞれ語る 部活の先生が産休で代わりに来た先生が美人で 自称ニートという設定でした 青春小説ですね ありがちな展開でしたが、よかったです 楽しく読めました 青春っていいなぁってまた思いました
8投稿日: 2021.12.13
powered by ブクログ小細工なしに「こういう小説を読みたかった」と思わせてくれる作品。 登場人物それぞれのバックボーンや悩みがありつつも、物語の柱である合唱に溶け込みながら、泥臭く青臭いハッピーエンドを迎える。 他校の合唱部も参加する大合唱のシーンが大好き。映画版もこのシーンで鳥肌が立った。
3投稿日: 2021.11.12
powered by ブクログ中学生の娘が読書感想文のために学校からオススメされた本の一冊 合唱の話かと思いきや中身が濃く、読み応えがあった いずれ読み返してみたくなる気がする
6投稿日: 2021.10.29
powered by ブクログまばゆい青春小説! 美人教師の魅力に惹かれて入部してきた男子たちのせいで亀裂が走る合唱部が、紆余曲折を経て団結する話。 歌が上手くなるスキルとか、専門用語とかは一切でない。音楽メインの話ではなく、合唱を通しての中学生の成長を描いている。 会話文も面白くて笑えるし、グッとくるとこはグッとくる。ポイントを押さえてる。 あの頃あった青春を思い出して、少しセンチメンタルになってしまった。失恋も挫折もいざこざも、全て超えていけ少年少女よ! 個人的に最後の結びがすごくよかった。あ~だからこの子を出したのね、ここの表現を何回も繰り返してたのね、と。 あと普通にナズナの父親がクズだったことにびっくりした笑 こういうのって、実はいい人だったとか勘違いだったとかいうオチじゃないの?って。 まあこれが現実よね。 中田永一、推しです!
3投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログ青春小説。長崎県五島列島のある中学校で、産休に入る音楽教師の代理で美人のピアニストがやってきた。美人教師目当ての男子中学生と女子中学生が合唱コンクールのNコンを目指す 純粋な少年少女達に引きずりこまれ、物語の世界にどっぷりと浸ってしまいます。 非常に感動的であり、読後感爽やかです。
3投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログそれぞれのキャラが生き生きと描かれていて気に入った。もどかしさ、じれったさ、抗えない何かに動かされてしまう感じ、そういう中学時代が思い出される。いいなぁうらやましいなぁ。
0投稿日: 2021.08.23
powered by ブクログ読んでいて、自分の中学校時代の合唱際を思い出した。本作品のコンクールの「手紙」は大好きな曲。再度、何度も聴き込むぞ!
2投稿日: 2021.08.09
powered by ブクログ長崎県五島列島の合唱部の中学生達がコンクールを目指す過程の成長を描いたもの。 未来が決められていると思い込んでいる無気力な男子学生と、不倫に走った父のせいで男性不信に陥っている女子学生それぞれの一人称の視点で進む。 恋愛要素もありまさに青春といった感じだが、主人公それぞれの成長や所々挿入される生徒達が書いた未来の自分への手紙がまたいい。 手紙には普段口に出すことができない本音が書かれているのでより没入感が増すと思う。 コンクール後の一連には完全に泣かされました。 映画も観てみたい。
3投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ苦くて甘い今を生きている人が、青春時代を振り返ることができる1冊。 人物描写については、少し物足りない?気がしたが、あえて踏み込まないことで、物語の焦点をぼかしたくない意図があったかも? ともあれ、「合唱って素敵な競技だなぁ」と思い出させたことに感謝。 特に、合唱について表現したフレーズが好き。 〇「複数の合わさった声は、個人の気配を消して、音の巨大な生き物を生み出していた。」 ⇒合唱を聞くと、”わぁ”と圧倒される感覚は誰もが経験したことがあるはず。合唱は、音の巨大な生き物を創造する儀式かもしれません。 また、アンジェラ・アキさんの「手紙」の歌詞のこの部分が大好き。 〇「自分の声を信じ歩けばいいの」 ⇒困難に直面したとき、偉人の言葉も力になるけど”自分の言葉”に勝るものはない。”自分の言葉”を見つけるために、自分とは何か?問い続けていきたいですね。 〇【総評】 15×2=30歳目前の大人に、甘酸っぱい青春を思い出させてくれた小説でした。
5投稿日: 2021.06.26
powered by ブクログ中学生の合唱部を中心に描かれているお話。 いわゆる熱血根性物語ではなく、部員たちがそれぞれ少しずつ悩みや葛藤を抱えていて、それに焦点を当てている感じです。 淡々と描写されているけどよく考えたら「結構大変なことじゃないか?」という事情もあったりします。私が中学生の頃なら抱えきれないなーという事も。 描写が丁寧で読みやすいこともありスラスラと読めましたが、個人的な好みで言うと部活物は青春物語の方がいいなあ。あくまでも個人的な好みの問題です。
2投稿日: 2021.06.05
powered by ブクログこの人の作品は短編の方がいいです 長編は量産型になってしまう すらすら読めるので、技術はあるんだろうと感じました。
0投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を見てからの原作です。 舞台は、長崎の五島列島の中学校。合唱部。合唱部の顧問の松山先生が産休に入るにあたり、代理の先生、柏木先生が来る。柏木先生は、自称ニートの美人。先生目当てに、男子部員もぞくぞく入部。みんなでNコンを目指す。課題曲は、「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」。 桑原サトルは、自閉症の兄を持つ「ヤングケアラー」。ひょんなことから合唱部に入部。これまでは兄との関係のみで世界が閉じていたが、合唱部での出会いを通じて一歩踏み出す、というお話。 映画ではだいぶはしょられていたサトルのお話が詳しく語られていたのが個人的にはとても良いです。極端な引っ込み思案なところから、まわりのみんなにも助けられて成長していきます。 一方、映画から入った自分としては、柏木先生がちょっと軽すぎる。ナズナに向かって「逃げるな!」と叫ぶところが好きだったりするので、やっぱり映画かなーと思ってしまいました。ただこれは小説自体にはなんの関係もなく、作者に対して失礼な感想ですね。。 それにしても、サトルの悩みは重い。自分は兄のお世話をするために生まれてきたことを知ったとき、どう思ったのだろうか。また、それを受け入れるまでに、どのような葛藤があったのか。でも、サトルは一歩踏み出した。がんばれサトル!そしてナズナも。ナズナ、泣かんとよ!
0投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログ情景描写がとっても細かくて、想像しやすかったし五島の風景が見えるようで読んでいて楽しかったです。 同級生の話だったからか、軽く読めました。難しくなくて理解しやすかったです。 最後の最後で伏線が回収されて、楽しかったです。 これをさらっと書ける乙一さんはすごいですね。更に好きになりました。 登場人物の全ての悩みが晴れて終わった訳ではないけど、リアルで良いなと思いました。 今を生きる大切さが学べました。
3投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログ風、音、光、まるでそこにいるような情景描写。15歳の少年少女の不規則に揺れ動く心。 コンクールの勝ち負けなんかじゃない、みんなで唄うことに意味がある。一人ひとりの声が重なって、大きな渦となり、神々しい音楽となる。 素晴らしい作品でした。そして、五島にスポットを当ててくれてありがとうございます(長崎県民より)
3投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログ全4章の構成で、 第1章〜3章は、中学の合唱部員である登場人物たちの抱える、家族・恋・恩師や合唱にかける想いが美しく描かれていて、淡い青春の描写が正直読んでてくすぐったい。 第4章から一気に物語が加速して、伏線を回収。 乙一らしい展開。 じんわりと心に染み渡るような感動を与える良いストーリーではある…けど、自分にはちょっときれいすぎるかな。新海誠の映画みたいな読後感。
2投稿日: 2021.04.06
powered by ブクログNコンと呼ばれる合唱コンクールを題材にした、島で暮らす合唱部の中学生の物語。 合唱部にいること、歌うこと、Nコンに出ること。 それらに対する思いは人それぞれで、正解もない。 だからこそ迷ったりぶつかったりするけれど、その中でそれぞれが成長していく。 やがて彼らの心の中に今の自分たちにとって1番大切なことが芽生え始め...いざNコン本番。 その思いはひとつになり、心洗われる結末を迎える。 そして、もうひとつ。 伏線も、素敵な形で回収されます。
3投稿日: 2021.03.21
powered by ブクログ合唱をしてる私にとってはたまらない本。 中2の頃のNコンの課題曲が手紙だったから、どんぴしゃ。バスの中でずっと歌ってたり、男子の不真面目さに怒ってたり、懐かしい。一緒に歌った子たちは、どんどん結婚してる。大人になったなあ。 5年前に一度読みかけて、歌いたくてたまらなくなって、読むのをやめた。今回ちゃんと読めたのは、また一緒に歌いたいって仲間が増えたからかも。
2投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ五島列島に行きたくて、五島が舞台の小説があると知り読み始めた。だけど途中から物語に引き込まれて、中学生の青春に心を寄せた。最後は泣けた。久しぶりに小説を読んでの涙。映画も観たいと思う。
0投稿日: 2021.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これぞ青春! 時にぶつかり合いながらも、歌を通して絆を深めていく姿に、とにかくグッとくる。 方言もいいね。 スマホが持ち込み禁止の会場にスマホをこっそり持ち込んで、病院にいる先生に電話越しで歌声を届けるシーンで涙腺崩壊。 やっばり、「歌」ってすごい。
2投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★きっかけ 友人Aよりお下がり ★感想 爽やかな読後感! 部活で成果をおさめる!、という熱血青春小説ではなく、複雑な家庭環境で母が他界しているナズナ、自閉症の兄を持ち将来が決まっていると感じているサトルを中心に、「手紙〜拝啓十五の君へ〜」をテーマにしたお話。 コンクールの描写では、吹奏楽部時代の夏のコンクールを思い出した…懐かしい。。 はじめ方言になかなか入り込めなかったけど、中盤より心地よくなってきた。 サトルが兄の世話をするために生まれてきた、そんな役割があるから、今ぼっちでも辛くない…と書いていた手紙は心がキュッと切なくなった。 サトルの兄が、ナズナのお母さんの言葉を覚えていたシーンで思わずウルッときた〜 素敵なシーンです。心洗われる感じ。 最後まで柏木先生の口調が好きになれなかった… 男勝りな性格なんだろうけど、違和感しかなくて気になってしまった。
1投稿日: 2020.11.27
powered by ブクログコロナ禍で合唱をできなくなった。 合唱の素晴らしさ、さえも忘れ始めた今日この頃。 この本を読んでいたら、 練習の風景、皆の気持ちがひとつになっていく過程、コンクールのステージ袖での緊張、 それらが記憶の中に流れ込んできて ああそうだった、合唱ってそうだったって思い出して 涙が溢れた。 はやくこれまでのようにみんなで集って歌える日々が戻ってきますように。
3投稿日: 2020.11.22
powered by ブクログナズナとサトルを中心に据えて物語を進めながらも、その周囲の人々にも抱えているものがあって、それらとの関わりから二人が成長していく。 その構成力も見事だが、登場人物がみな生きている感じがするのがいい。 この作品には主人公はおらず、登場人物それぞれの人生が描かれている。 中田永一らしい印象的なシーンもいくつかあり、終盤のナズナと母親の思い出がよみがえるシーンは鳥肌が立った。 それでも、これで現在刊行されている中田永一名義の本はすべて読んだが、中田永一はやはり短編がいいな。 ナズナのシーンだけなら短編にすることもできるだろう。 十五年後の自分への手紙で印象的だったのはサトルだけで、「十五年後の自分」というテーマを活かしきれていない。 全体的に出来はいいが、若干の物足りなさを感じる。 ちなみに映画化もされているが、まったく別の物語に改悪されているので見る必要はない。 新垣結衣も終始むすっとしたキャラクターにされてしまっていてもったいなかった。
0投稿日: 2020.10.07
powered by ブクログ映画よりも小説の方が断然良かった。 サトルが自分の息子だったとして、あんなことを思わせていたらと思うと、胸が苦しくなる。
0投稿日: 2020.09.23
powered by ブクログ青春 友情 恋愛 家族 部活動 長崎県五島列島の中学校を舞台に合唱部がコンクールに向けて奮闘する姿を描いた青春物語。 語り手は女子と男子の2人。様々な葛藤があり、それを乗り越える姿に心を打たれます。 課題曲「手紙〜拝啓十五の君へ〜」がとても深く素敵な曲だなと改めて感じました。 ストーリーの構成が良く、読み始めたら止まりませんでした。 爽やかだけど心が苦しくなったり涙が溢れそうになったり、青春がぎゅっと詰まった感動的なお話でした。
14投稿日: 2020.09.16
powered by ブクログ最高だった。惜しいところがひとつもなく、全てが完璧な作品。しかし、好き嫌いは分かれるかも。 高校か大学の時に買ったものの、最初の少しだけ読んであまりハマらず放置していた。ところが、大学時代を通してこういう系統の小説が好きになり、満を持して再読。数年前はあんなにハマらなかったのに、今では大好きな系統の小説になっていた。 映画は観たことがあったので、五島列島の雰囲気を映像で見ることが出来ていたり、柏木先生をガッキーと重ねて読むことが出来たお陰もあるのかもしれない。 合唱部員の女の子一人一人が可愛かったし、柏木先生とのやりとりも面白かった。 また、課題曲の手紙の歌詞が書かれているシーンでは、思わずYouTubeで曲を再生してしまい、仕事の人間関係に悩んでいる今の自分にはとても染みて泣いてしまった。 恋愛模様もほどよく絡み、等身大の中学生の姿が描かれていてとてもよかった。いつかこの舞台となった五島列島に行ってみたいと思う。
0投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログ風にのって聞こえるのは、歌だけではなく、生活の音。 響く音が心地良さ感じさせます。 (以下抜粋) ○兄がいなければ、もっと自由に生きられるのに、という思いがあったのではないか。 信じたくないけれど……。 たとえ、そうだとしても、最後には兄のそばに寄り添うでしょう。 愛情も、憎しみも、何もかも全て受け入れて、それでもいっしょに生きるでしょう。 僕たちは家族ですから。(P.251)
4投稿日: 2020.07.25
powered by ブクログ前半は話の展開がゆっくりすぎてあまりおもしろいとは感じなかった。 中学生の男子が合唱の練習にやる気がないのはよくあること。いくら先生目当てにしても合唱部なんだから、やる気のないエピソードや男女のいさかいはほどほどにしてほしかった。(それが前半部分) Nコンに向けての厳しいであろう練習描写が全くなく、自分たちで作ったオリジナル曲の詞すら読者にはわからず仕舞いで、モヤモヤが残る。 作者はきっと合唱については(大きく言えば音楽的なことについては)造詣が深くはないんだろうなというのが印象。 先生の存在感も薄い。 存在感の薄い登場人物もいていいけど、みんなが慕ってる先生という位置づけなのになんか薄い。 とはいえ風光明媚な五島列島、子どもたちの歌声、みんなでひとつのことをやり遂げる達成感、とくれば映画は素敵だったかも。(映画の方がいいかも。見てないけど) サトルが少しずつ自分に自信が持てて、明るいキャラになってきたのは嬉しい。
1投稿日: 2020.07.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2020/6/30読了 五島列島にある中学校の合唱部が舞台。 活発な女子の仲村ナズナとひとりぼっちを極めた桑原サトルの2人の目線から書かれている。 男子と女子の対立や心情の変化、恋愛など中学生の間に経験するであろう内容が詰まった青春小説だった。 等身大に近い中学生を誰もが経験したことがあり、イメージしやすい合唱をテーマで描くことで、より物語に入って行けたのかなぁと思う。 なんかうまく行きすぎてるなぁと思うこともあるけど、それは青春小説独特の良さと捉えておく。
0投稿日: 2020.06.30
powered by ブクログ課題用 4月から進学や進級、新生活がスタートする。5月になって身の回りのことが少し落ち着いてきだけどまだなんとなく不安や落ち着かない気持ちもあるということを考えこの本を選んだ。 登場人物それぞれの悩みに触れたり島の自然や人の優しさが伝わる文章に読み終わった後なんだか勇気が湧いてくる1冊。 これから自分にどんなことが待っているのだろうなと新年度に改めて希望を持たせてくれる。
0投稿日: 2020.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3.8 さとるの手紙になんとも言えない気持ちになった。じんときた。兄とのことを15歳にして受け入れているというか、たっかんしているというか。
0投稿日: 2020.05.06
powered by ブクログ二度目の読了。 五島列島の中学校の合唱部の話。 先生や部員各々に色々な事情があるなか、ひとつの目標に向かって合唱部の活動を進めていく。 バラバラになりかけたりしながらも、少しずつ成長していく合唱部を、応援しながら読んでしまう。 アンジェラアキさんの手紙が本当にあう話でした。
0投稿日: 2020.04.20
powered by ブクログ長崎の五島列島のとある中学校の合唱部はその年大きな変化に見舞われた。 顧問が産休に入り、臨時職員として東京からやってきた美人ピアニストを目当てに今までいなかった男子部員が入ることで、全国大会を混声合唱で歌うこととなってしまったのだ。 顧問目当てのため真面目に練習しない男子たちを疎ましく思う部員や、逆に色めきたってしまう部員もおり、心をひとつにすることができなくなっていく。 わたしは学生時代吹奏楽部だったので、似たようなコンクールに向けて練習に励んだ時期を過ごしていたこともあり、合唱部分のシーンについてはなんだか懐かしく眩しく感じた。 五島列島という小さなコミュニティの、さらに小さな学校という世界で起きるそれぞれの思春期の悩みや苦しみ。それが大人になり世界が広がればいかに小さな悩みだったのか、いつか知る日が来る。それでもその瞬間の自分にとってはそれが世界の全てなんだよなあ。 後半に主人公のひとり、桑原が15年後の自分に向けた手紙の内容を読んだ時はもう涙が止まらなくて困ってしまった。
2投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログすごく期待して読んでみたけれど、前半の内容が僕的にはイマイチ入り込めなかった。後半はその分巻き返した感があった。全体としては楽しめた作品でした。
3投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男子と女子の微妙な関係 家族との関係 合唱部の活動を通して少しずつ変わっていくナズナとサトル。 サトルの15年後の自分への手紙は、15歳の子が(実際はもっともっと前から)こんな風に考えて思って感じていたのかと思うと胸が痛む。コトミの反応もわかる… エピローグもよかった。 ナズナのやさしさ、それに気づき参加した生徒たち。 その光景はきっときらきらあたたかくやさしいものだっただろうな。 ナズナには嬉しいサプライズも。よかったねナズナ。 サトルはちゃんと愛されてる。気づいてほしいな。
0投稿日: 2019.11.18
powered by ブクログ小説:くちびるに歌を 著者:中田永一 昨日読み終わった。 とても素晴らしい感動作品でした♪ 簡単に言ってしまうと合唱コンクールを目指して奮闘する中学生達の青春ドラマですが、とても深く、濃い内容の物語です。 楽しく学生生活をすごす微笑ましい姿が描かれているかと思えば、悩み苦しむ少年少女の姿も描かれていたり。 登場人物は結構たくさんいるのに人間描写がうまいのお話しにすごく深みが出て読めば読むほど引き込まれました。 電車の中や会社の休憩室で号泣しちゃうくらいでした。 細かいエピソードがたくさん散りばめられていますがとっ散らかる事なくうまく収束できていつすっきりした気分で読み終われました。 本当に素敵なお話しでした♪ 何かに向かって紆余曲折がありながらも努力し続ける仲間達のお話しは本当に僕のツボですね。 小説読むより先に実写映画を観ているのですが、映画もとても良かったです♪ 小説との相違点はたくさんあります。 でも内容的にはだいぶ違うはずなのに、同じ作品だと思えるくらい芯が一緒でブレていないなと思いました。 映画は映画ですごく感動する素敵な作品でした♪
3投稿日: 2019.10.31
powered by ブクログ中学生。長崎県五島列島。方言。合唱部。顧問は産休で臨時教員。女子と男子。家族。コンクール。 口を開けば濃い方言で丁々発止と渡り合い、独白はクールで淡々としている。この2面性が大人になる前の感じ。
2投稿日: 2019.09.25
powered by ブクログ合唱を聞くの苦手で、中学生が発表会で歌ってるのでもウィーン少年合唱団が歌っててもダメなわけで、何がダメってあのボエーって謎の高音域で歌ってる感じとかがむずがゆくなってダメ。 でもこの本を読んでみると、聞く方がどうっていうか、歌う方が楽しんでるというか癒されるというか。カラオケがいつの時代もそれなりに支持されるみたいに、思いっきり歌うのっていろいろ良い効果がありそうだよねぇ。きっとNHKとかで特集されたこともあるだろうな。 カラオケは概ね一人だけど、合唱で皆の声がうまく合わさる瞬間のゾクゾク感も分かるぞ、分かる。だいたい人はシンクロする瞬間に快感を覚えるみたいで、波に見事に乗れた瞬間とか、DJが曲の切り替わりを見事に繋いだ瞬間とか。 というわけで語ってはみたものの、一番のポイントは今までずっとぼっちで過ごしてきた少年が合唱を通して自信をつけて美少女をゲットする流れがどんだけー、ってなくらい出木杉っていうか男の夢を叶えていて、ホント男ってしょうがないわね、って話。
3投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ4.0 後半子どもたちの思いと成長が歌と重なっていく。映画よりよかった。柏木先生は、ガッキーじゃないイメージ。母の言葉が蘇る場面は涙もの。
2投稿日: 2019.08.24
