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残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記
残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記
今井絵美子/KADOKAWA
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総合評価

4件)
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    まだまだこの物語の余韻に浸りたい最終巻。 紅屋に嫁いだおよしが臨月にかかるというのに、夫の藤吉が金をもって行方不明になる。一度帰り今度は50両をもち、いなくなる。 慌てる猫字屋の面々。 おかっぴきの手先の文治の結婚。 佐伯の幼馴染の行方。 悲喜交交の最終巻。

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    投稿日: 2021.04.09
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    作品紹介・あらすじ 身重のおよしが突然、猫字屋に戻ってきたとおもったら、旦那の藤吉が突然店の金を持って失踪したという。およしに惚れ込んでいたはずの藤吉がなぜ? 喜三次は、藤吉を訪ね歩いて、川崎宿まではるばる足を向けたが、そこで意外な内実を知る。 生さぬ仲の子を我が子のように愛おしむ者がいるとおもえば、血の繋がった子どもを捨てる母もいる。 いつの世も変わらぬ人の情を、哀しみと慈しみに満ちた筆で描きだす、シリーズ最終巻。 平成30年10月30日~11月1日

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    投稿日: 2018.11.01
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    シリーズものの時代小説。江戸時代の人情味豊かな生活を味わうことができた。末期がんを患う著者の最後の作品だと思うが、小説家としてのプロ意識が感じられた。

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    投稿日: 2018.10.21
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    裏表紙に“シリーズ最終巻”と記載ありました。 「照降町 自身番書役日誌」からの流れで読ませて頂いていた、このシリーズもついに・・・と感慨深いものがあります。 人情あふれる照降町の住人達の様が、生き生きと描かれていた、良いシリーズだったと思います。

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    投稿日: 2017.11.18