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こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます
こころと脳の相談室名作選集 家の中にストーカーがいます
林公一/インプレス
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総合評価

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  • 雑多過ぎるが、内容は悪くない

    「家の中にストーカーがいます」というタイトルですが、ストーカーの本ではありません。 8年ほど定職につかず家にいる38歳の弟が、姉の行動を監視し、逐一姉の行動に合わせて嫌がらせをするが、実は……という話(Q&A)がいちばん最初にあり、それを元にしたタイトルのようです。 また、サブタイトルは「こころの風邪などありません。それは脳の病気です」ですが、うつ病についてのみ書かれた本ではなく、統合失調症や解離性障害、PTSDなど、Q&Aは多岐に渡ります。 精神の不調を心の病と捉えるのではなく、脳の病気として捉える観点は非常に有意義で面白いのですが、全体がまとまりに欠ける感じもしました。また、ほとんどの文章が著者のサイトでも読めるものらしいので、もう少し価格は低くてもいいのではと思いました。 とはいえ、内容は、精神に不調をきたした人からのリアルな質問と答えですので、興味がある人には面白いはずです。 「アスペルガーかと思っていたのですが、前頭葉に損傷が見つかりました」のQ&Aが興味深かったのですが、何かひとつのテーマに絞って1冊にしてもらったほうが読みやすそうです。

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    投稿日: 2014.07.05