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虚ろな感覚
虚ろな感覚
北川歩実/東京創元社
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総合評価

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    「虚ろな感覚」北川歩実◆志穂の部屋に押し入ってきた女は、殺人犯がこの部屋に逃げ込んだと言う。志穂はそれを否定するが、寝室に入ると身に覚えのない男の死体が。短編集なのですがイヤミスのような感じなので一気には読めない。螺旋状にぐるぐる回りながら落ちていくような気持ち悪さがある。

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    投稿日: 2015.02.07
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    自分の読解力では何が何だか分からないお話もありました。 「幻の男」がどんでん返しの連続でクラクラして…好きでした。

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    投稿日: 2012.08.01
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     日常から半歩はみ出したミステリー短編集。  人のちょっとした悪意や、妬み、などの負の感情がビリヤードの球のように弾かれぶつかり、思わぬ結果を導く。  あっさりとした感触なので、さらっと読めるのだけど、読んでしばらくしてから、衝撃がやってくる。    結局、あれは、どういう物語だったのか。  真実は、一体どこにあったのか?  この世に確かなものは、何一つないのかもしれない。  それが悲しくもあり、安らぎでもあるのだろう。

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    投稿日: 2010.06.26
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    この短編作品ほど、覆面作家・北川歩実を体現した作品は無いのではないか? タイトル「虚ろな感覚」。 彼(あるいは彼女)の作品は人の感覚そのものを虚ろに変える。 長編のどんでん返しに次ぐどんでん返しの果てに顕れる不確定な感覚。 短編でも劣る事なく、我々を陥れる。 我らの感覚を虚ろに変える氏への入門書。 あなたはそこにいますか・・・・・・

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    投稿日: 2010.06.15
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    救われない小説。人間の内面的な感情を包み隠さず描く―、むしろ誇張して描く、作者さんらしい作品のひとつ。

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    投稿日: 2010.05.13
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    この人の作品は大抵科学的要素が絡んでくる理系ミステリだと思っていたんだけれど。今回は、たしかに「感覚」といったものを扱ってはいるものの、どちらかといえば心理的な部分の多い「感覚喪失ミステリ」短編集。 それにしても「感覚喪失ミステリ」とはよくいったもの。「人間の感覚」というものが、いかにあやふやで頼りないかがひしひしと感じられた。そしてそんな「感覚」を過信するあまり、ついついおちいってしまう陥穽の怖さ。時間感覚を扱った「告白シュミレーション」や美的感覚を扱った「完璧な塑像」などがその最たるものかな。ところどころで見られる「どんでん返し」も、ミステリとして見事。

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    投稿日: 2009.12.30
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    ミステリ短編集 基本的に登場人物の誰かが病的でどんでん返しがあって どちらかというと後味が悪めのストーリーが多いという感覚。 タイトルにもある通り、登場人物の”感覚”と読者の”感覚”どちらもが 虚実が混じったような状態に置かれるストーリーである。 読んで行くうちにラストが想像されるような話では奇妙な怖さも感じる 世にも奇妙な物語的かもしれない 面白いのだが、あまり好きなタイプのミステリーではない 好き嫌い分かれるかもしれない

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    投稿日: 2009.12.10