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ぶたぶた日記
ぶたぶた日記
矢崎存美/光文社
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総合評価

86件)
4.1
21
46
12
0
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    ぶたぶたさんがエッセイのカルチャースクールに通う。同じスクールの方たちの人生模様とぶたぶたさんを取り巻くほんわか話。

    0
    投稿日: 2024.11.11
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     後に主人公の山崎 ぶたぶたが本の編集者になる 「編集者ぶたぶた」と言う本が出るのだが、もともと 山崎 ぶたぶた氏にはエッセイなどを書く才能があり、 人の作品に助言をするのが好きなタイプの性格である事を感じました。

    0
    投稿日: 2024.11.07
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    個人的に共感できるお方がいてすらすら読んでしまいました。エッセイがテーマなのもあり、小説の中のエピソードを読む、というのもまた新鮮でしたฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

    0
    投稿日: 2024.07.03
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    初めてぶたぶた読みました! 面白い!! ぬいぐるみのぶたぶたさんとエッセイ教室に通う人たちのお話 私だったら、何かのドッキリ?と思ってしまいそう 他のぶたぶたも読んでみます!!楽しみ

    58
    投稿日: 2024.04.03
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    今回はカルチャースクールのエッセイ講座に通うことになったぶたぶたさんと講師と他の生徒さんたちとの交流のお話でした。 やっぱりぶたぶたさんは素敵だなと思います!!

    1
    投稿日: 2023.12.23
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    シリーズの一冊目だと思っていたのだけど、間違っていたみたい。 読み始めると、あっという間に読み終えた。 エッセイ講座に通うカルチャースクールの講師と生徒、そしてぶたぶたさんのお話。 一人、1エピソードの短編集。 様々な視点で日常を切り取る。 最後のエピソードは、取って付けたような感じがしたけれど、以外のエピソードはバラエティに富んで楽しめた。 講師と生徒の日常をぶたぶたさんの存在との対比によって、異化しているという構図かもしれない。 ぶたぶたさんは、トリックスターかな。真面目な感じだけど笑

    1
    投稿日: 2023.06.19
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    なんやこれ? 題名を見て思った感想はこれ。 きっと架空のファンタジーものだろうなと思って読み始めると、どうしてなかなか人生の喜怒哀楽や生きるヒントをピンクのぶたが、そっとくれます。

    1
    投稿日: 2023.05.11
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    「山崎ぶたぶた」という謎の中年男性?で見た目が豚であり、ぬいぐるみの、 何とも不思議な存在がいろいろと絡んでくる人情系な連作短編集。 今作の舞台は、カルチャースクールのエッセイ講座。 ここに集まったは、様々な事象を持つ人たち5人とぶたぶたさん。 ぶたぶたさんは最初のインパクトとは裏腹に、 スクールの仲間たちと解け合うのが上手くて、 いろいろと話を聴いたり手伝ったりして悩みをそれとなく解決してしまう。 今作で初めてぶたぶたシリーズを読んだのですが、 ほっこりする場面やグッとくる場面に、泣くということはないにせよ、感動し、 別の作品も読んでみたいと思いました、というか読むでしょう。

    1
    投稿日: 2022.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぶたぶたさん、今度は義母(奥さんのお母さん)の代理で、カルチャースクールに通いエッセイを書きます。 エッセイと言っても日記エッセイ。 SNSに投稿するような、読者を想定して書く日記エッセイです。 しかし、作中には特に上達するコツなどはかかれていません。 その代わり、ぶたぶたさんの書いたエッセイを読んだスクール生が、少しだけ生き方を変えてゆきます。 仕事に忙殺されるOL、不登校の女子高生、エッセイを書きなれている主婦、定年退職した男性、リストラに会っている会社員、そして講師の先生。 老若男女、悩みのない人なんかいない。 ぶたぶたさんはお気楽にみえるかもしれないけれど、ぶたぶたさんだって悩みも辛いこともある。 それを感じさせないのが、ぶたぶたさんのいいところであり、みんなそんなぶたぶたさんに癒されるんだよね。 ひとつ、出版社がかわったことにより、表紙絵も変わりました。 前のイラストの方がよかったな。 ぶたぶたさんの耳の折れ具合がとても好きだったので。

    0
    投稿日: 2022.05.17
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    こういう書評ツールを使うくらいだから、自分にも書きたいという気持ちは多少あるんだろう。カルチャースクールも興味はある。時間があればなぁ。 でもココなら、いろんな工夫をして時間を作って、多少無理をしてでも行きたい。講師もおおらかだし、適度に緩めの仲間もできそうだし。いや、そうでなくても、ぶたぶたがいるというその一点だけでも。講師を交えた生徒同士の交流?魅力的なんてもんじゃない。 羨ましくて微笑ましくて素敵なエッセイのリレーの最後に、いつも点目でにこやかにしている印象のぶたぶたの、受難の日々が綴られていて、切なくていとおしくてたまらなくなる。 またしてもこのシリーズが好きになる。

    1
    投稿日: 2021.12.18
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    このシリーズは初めて読んだけれど、とても良かった。 読みやすくて面白く心温まるストーリー。読みやすいだけでなく、最後のぶたぶたさんの視点の話など心に響くところもあり、それが一層良かった。 他のぶたぶた本も読みたい。

    4
    投稿日: 2021.07.10
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    ぶたぶたの本屋さんに続いてぶたぶたシリーズ2冊目。 ぶたぶたの本屋さんの時も、ぶたぶたがテレビやニュースなどに取り上げられることなく普通に生活できているのは素晴らしいけど何でだろうと思っていたのだが、「見えない善意に彼が守られている」と書かれていて、なるほどと思った。 現実世界もそういう善意が広がって欲しい。

    1
    投稿日: 2020.10.02
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    初めてのぶたぶたシリーズ( ´(00)ˋ ) あり得ない世界観だけど現代社会の窮屈な世の中でぶたぶたさんが癒しの象徴なんだと感じました。 登場人物から見たぶたぶたさんが描かれてますが、ぶたぶたさん目線で見た物語をエッセイ本として読んでみたいです(´・(00)・`)

    1
    投稿日: 2020.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ぶたぶたさんが書いたエッセイもっと読みたいなぁと思いました! そして、後半ではぶたぶたの普段は見られないぶたぶたの目線での怖さも垣間見えました…

    1
    投稿日: 2020.06.13
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    今回はぶたぶたさんがカルチャースクールのエッセイ講座にい行くの巻です。 しかし最後の章でこんなに怖い目にあっているって・・・と小説ながら驚きました。 愛すべきぶたぶたさん!これからも楽しみです。

    2
    投稿日: 2020.01.29
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    ぶたぶたさんの癒しの安定感。 私も一緒にカルチャーセンターに通う仲間になりたい! 『不器用なスパイ』が良かった。

    1
    投稿日: 2019.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わりました。 一話 ハプニングがあって、 ぶたぶたさんが変わりにエッセイ講座に。。 私も義母⁉とびっくりしたり、 まさか義母が登場するとは……どんな人なんだろうと気になりました。 こんな風にぶたぶたさんの家族が出てくるの嬉しいですね! 一緒に磯貝さんとご飯食べるシーンが出てきたのですが 上手く言えないけど、 食事以外でも ぶたぶたさんにとっては何気ない普通な行動なんだけど、 何だかこういう何気ないことが愛しいというか。。 読んでいて和みますね…… もっとぶたぶたさんの日常が知りたいと、そう感じました。 二話、三話。。 ネタが見つからなくて行き詰まっちゃう…… でもぶたぶたさんのアドバイスで 面白かったなー 最後良かったと思った。 『できないと思ってもやってみること。 今日できなくても、明日にはできるようになっているかもしれないから。』 今回も色々な言葉、響いたな。。 私自身も勇気付けられるというか・・・がんばろうって 二話のぶたぶたさんのエッセイを読んで 三話でやっぱりこの子か!と思ったのが始まりで、 私でも気になりますよー ついていきたくなる気持ち分かります。(笑) 文字を読むごとに 一緒についていってるような不思議な気持ちでした。 最後良かっな。。 四話 ぶたぶたさんの小説を考えるシーン。。 もしかしたら作家様もこんな風に 試行錯誤しながら色々と考えていたのかなと、 つい思ってしまいました。。 アメリカのお友達は、 ぶたぶたさんの子供が会った もしかしてクリスマスのぶたぶたに出てきた子かなと、繋がってる?と 勝手につい思ってしまいました。( 〃o〃)違うかな? 五話 なかなか信じてもらえないのが 読んでいて、辛かったな。。 どんなに説明をしても 分かってもらえない…… 私も、何で⁉と何度思ったか……苦笑 でも最後は、ちょっと爽快。。 人間だから、信じない人もきっといると思うけど もどかしかったな・・・ 六話。。 私も職探しの身で、 頑張ろうと思えたり勇気づけられました。。 (ありがとうございます!) シュルシュル・・・と小さくなっていくの表現が 何だか不思議な世界へ迷い込んだような 不思議の国のアリスのようで もし、ぶたぶたさんの身になって考えたら 殺人とか怖いことしない世の中になるのに 戦争をしない平和な世界になったら どんなにいいか。。 あとがきを拝見したのですが、 この本がシリーズ復活みたいですね。。 今まで読んだ『ぶたぶた』『刑事ぶたぶた』『ぶたぶたの休日』『クリスマスのぶたぶた』 今、思うと全部徳間文庫の ぶたぶたさんは読んだんだなと、 現在はもういっぱい本が出てるみたいで ぶたぶたさんに会うの楽しみで仕方ありません( 〃▽〃) 色んな気持ちにさせてくれるぶたぶたさんの本 出会えて良かったです! 癒されてます 私も文章を考えたりするの好きなので、 読んでいて楽しかったな。。 ぶたぶたさんのエッセイ (あぁ。。だからぶたぶたの日記というタイトルなんだな) エッセイ、面白かったな。。 もっと色々なのも 読んでみたいと思いました( 〃▽〃) 『そう。いやなこととかも楽しく書けば、けっこうすっきりするもんです』 なるほど・・・と思いました。。

    2
    投稿日: 2017.08.13
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    今回のぶたぶたさんはエッセイ教室の受講生。 楽しかったぁ、癒されますなぁ。 習い事に行ったら、たまたまぶたぶたさんも来てた! っていう出会い方いいなぁ

    1
    投稿日: 2016.05.21
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    ぶたぶたさん7作目読了しました。 今回のぶたぶたさんの舞台はエッセイ教室。 それぞれがぶたぶたさんを見て驚いたり、癒されたり。 特に最後の話がよかったです。 いろいろひどい目にあったぶたぶたさんを想像して しまいます(「化け物」と言われたり、燃えたり)。 可愛いと言われる一方で苦労があるという事が伺えます。 ますますぶたぶたさんのファンになりました。

    1
    投稿日: 2016.03.18
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    久しぶりに読破。 やっぱし良い!このシリーズ。 短編嫌いでシリーズものも嫌い!な私が 現在、唯一続けて読んでいる本。 今回は、久しぶりに電車の中でニンマリしてまった!心が暖かくなりたい方は読んでみてくださいな!(1作目はお勧め!)

    3
    投稿日: 2015.12.24
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    ぶたぶたさんというぬいぐるみがエッセイ講座を受けることになり、同じ講座のひとと打ち解けながらそれぞれの悩みに触れていく。学校をやめて次をどうするか悩む女の子、リストラ予備軍で次が見つからない男性、小説を書いてみたい女性などなど。ぶたぶたさんの行動一つ一つを想像するとにやにやします。実際にいたら会うたび強く抱きしめたいですね。悪い人にいやがらせされた分抱きしめて甘やかしたい、中身おじさんでも。

    1
    投稿日: 2015.07.29
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    いつものようにほっこりかと思いきや、最後の話が何気にハード。 痛い、とか思いつつ、優しいだけの話でないだけに余計に優しさを感じる本でした。

    2
    投稿日: 2015.06.08
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    ぬいぐるみが生きてるって言い張るおじいちゃんにおばあちゃんが病院行きましょうよ!って言うところ好き。俺は病気じゃない!と拒否するもぶたぶたさんに、ご家族が心配なさってるなら行ってみたらいかがですか?と言われやっぱり行くって言うおじいちゃん。なんで急に行くって言い出したのと訝しむおばあちゃんに、「ぶたぶたさんが行けって言ったから」と。で、また泣き出すおばあちゃん(笑)

    1
    投稿日: 2015.04.19
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    MVPは天然と呼ばれる次女で!たしかに子育てエッセイが読みたくなる。 パソコンの導入にマゴマゴするお爺ちゃんって、時代を感じます。

    1
    投稿日: 2015.03.06
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    ぶたぶたさんも怖い思いをしているんだな・・・確かに好意的な人ばかりじゃないだろうな・・・と最後の章を読んで少し涙ぐんでしまいました。フィクションなのに!実在するわけがないのに感情移入して涙ぐむとかどんなけ私もアホっぽい(;´∀`)エッセイ教室に通う皆が少しずつぶたぶたさんに癒やされて、自分を取り戻したり発見したりしていく。いいお話でした。当分ぶたぶたするので、すみません、おつきあい下さい・・・。

    1
    投稿日: 2015.02.23
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    面白かったです。 てっきりこれがシリーズ一作目だとばかり思い込んでいたのですが違ったんですね。 他の作品も読みたくなりました。 それにしてもぶたのぬいぐるみに人間力で負けている気がする自分に少し悲しくなりましたよ・・・(´・ω・`)

    1
    投稿日: 2015.01.12
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    面白かったです。 痛快なストーリーがまた良くて、さらっと読めました。 何故か、ぶたのぬいぐるみの山崎ぶたぶた。 みんなから好かれていて、とても素敵なぶたのおじさん。 これを読んで、見た目やその人がもっているもの、そういうのって人間を評価するときに関係ないんだなぁと感じました。 その人がどういう気持ちで毎日を過ごしているか、この人といるとどういう気持ちになれるか…とかそういうことを人は相手に望んだり見たりするんだろうなぁと、教えられた気がします。 山崎ぶたぶたのように、人目を気にせず、堂々とした人間(?)になりたいと思いました。 性格がいいってどういうことだろう…それって人に何でも合わせたりすることでは決して違って、逆に自分の軸を持っている人ではないかと、山崎ぶたぶたを見て思いました。

    0
    投稿日: 2014.12.29
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    【本の内容】 ぶたのぬいぐるみが生命を持ったら!? 見かけはかわいいぬいぐるみだが、中身は知恵も分別も人一倍ある中年男・山崎ぶたぶた。 義母(?)の代理でカルチャースクールのエッセイ講座に通うことになったぶたぶたが、仲間の生徒たちの人生に温かな波紋を広げてゆく…。 くすっと笑えて、静かな感動が残る―ご存じ超人気シリーズ新作が、書下ろしで登場。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    0
    投稿日: 2014.08.27
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    ぶたぶたシリーズ。今回はエッセイ教室に通うぶたぶたさんの話。ぶたぶたさんがいるだけで通う理由になりそう。私も通ってみたい!5話目の「紅茶好きの苦悩」が面白かった。ぶたぶたさんのことを家族に話したら、精神病扱いされてしまう児玉さん。家族を巻き込めてよかったね。

    0
    投稿日: 2014.08.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すっかり、ぶたぶたさんにはまった。 光文社からの出版はこれが最初の一冊? 最初の一冊の他は、タイトルが『食』に関するものばかり選んで買ったが(作者の食べ物の描写が好きなので)、全部大人買いすればよかったかな? 癒されると同時に、みんな様々な事情や悩みを抱えて、一生懸命生きてるんだな~と、当たり前のことを気づかせてくれる。 ぶたぶたさん自身の悩みも、この本には描かれていた。

    1
    投稿日: 2014.06.18
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    何故かピンクのぶたのぬいぐるみの山崎ぶたぶたさん。義母が申し込んだカルチャースクールのエッセイ講座に代理で参加。そこで知り合った人と各短編ごとに係わり合いを持つ。ぶたぶたの人柄?に惹かれ悩みを打ち明けたりしながらエッセイとする。タイトルからぶたぶたの日々の日記やと思いきや講座参加者を表にだした形で纏められぶたぶたさんはちょっと控えめ。でもぶたぶたさんの優しさが十分に描かれ癒される。

    0
    投稿日: 2013.10.18
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    初・ぶたぶた。エッセイ講座に通う事になった、ぬいぐるみで中年男の“山崎ぶたぶた”さん。ぶたぶたさん以外回りの人は当然人間。ぬいぐるみなのに食べる、話すww。予想していなかった設定だったので、エッセイ講座の生徒さんたち同様に私もビックリ。ぶたぶたさん本人はあまり表立って登場しないのに、その影響力たるやさすがぬいぐるみ。ホンワカ和まし癒し効果抜群。そして最後にはホロリと来たよ~。もう、ぶたぶたさんの虜です♪

    0
    投稿日: 2013.10.01
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    面白くてあっという間に読んでしまいました。ぶたぶたさんに出会うことで、出会った人の人生に変化があります。最後は少しホロリとして、それもまたよかったです。これからシリーズを制覇する予定です。

    0
    投稿日: 2013.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前に読んだ「刑事ぶたぶた」が面白かったせいか今回はちょっと物足りない。 今回は「日記エッセイ」を書くカルチャー教室で出会う人々との物語。 そこでさまざまな悩みを抱えてる人をぶたぶたさんが自然と道筋を付けて解決してくれる糸口を見つけるって感じかな。 今回はぶたぶたさんを見て結構普通の驚きを示してくれる人がいる。 いつも「いても当たり前」みたいな書き方だったのでその辺がちょっと嬉しい。 最後のリストラを家族に言えない男性が「ぶたぶたさん」の目線でぶたぶたさんの苦労を体感する文章で自分も体感してるような気分で泣けてきた。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    ぶたぶたさん、エッセイ教室に通うの巻。小さなエッセイ教室にも、いろんな人間模様があります。面白いです。どれか一編は、自分に重なるものがあるかも。最後のぶたぶたさんの怖いことに関するエッセイには、うるうるきました。人の悪意は恐ろしい。悪意なんてものがあるのは、人間だけなんだもの。感情に良いものもあれば、悪いものもあるのは当然だけど、そう考えるとどうしてこんな感情を抱くようになったのかなって、人の進化が悲しくなります。みんな、互いに幸せになってなにがいけないの?支え合って、助け合って、誰かが困ってたら手を貸そうとするだけでいい。困ってる人をあざ笑ったり、馬鹿にしたり、ひどいことがどうして出来るんだろう。自分もそんな人間になってないかと、省みるいいきっかけになりました。

    0
    投稿日: 2013.08.15
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    ぶたのぬいぐるみ、山崎ぶたぶたの活躍するシリーズです。 ぶたぶたさんが、義母の代わりに行くことになったエッセイ教室で出会った人たちと関わっていき、癒し元気を与えていくお話です。 ほのぼのとしみじみと癒されました。 他のシリーズも読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2013.05.19
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    一度、文庫本で読んでるの。 読んでて、持ってるのに、Kindleで出てるのを知ってまた買っちゃった。←アホ 夜、寝る前にiPhoneでぼんやり(?)読むのにいいかな、って。 結果、ホントに癒されてたりして。 普段はミステリー系とか医療モノが好きで読むんだけど、なにも考えずに読み進めてホッコリできる本て、大事だなー、と思う。 子供の頃、 「このぬいぐるみが動いたらいいのに」 「話せたらいいのに」って思ったこと、ない? それが本の中で実現したと思ったら、中身はおじさんで、フツーに食事もして、お酒飲んで、お風呂にまで入っちゃう。 意外に料理上手。 なぜか豚系のモノをよく食べてたりとか(笑)。 想像してたあの頃の感じとは少し違うけど、なんだか楽しくてホッコリして、たまにちょっと勇気づけられるいいお話しが詰まってます。 元気のない時に、ぜひ。

    1
    投稿日: 2013.03.08
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    初めてのぶたぶたさん♪楽しく読んで、最後はちょっと泣けた(;o;) ピンクのぶたのぬいぐるみなのに中身は中年男って面白い!でも大変なんだな(--;)それに負けないぶたぶたさんは素敵!シリーズいっぱい出てるみたいなので頑張って読んで制覇したい(^o^)♪

    3
    投稿日: 2013.02.06
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    最後の話は感動しました。 これまでにぶたぶた図書館しか読んだ事がなかったので、ぶたぶたさんは温かい方々に恵まれた生活を送っているんだ、といった印象を受けていました。しかしながら、ふとぶたぶたさんの視線で物事を捉える事によって、ぶたぶたさんの苦労を知ることができました。それと同時に日常生活において、これだけの苦労をされているからこそ、周りに温かく接することができたり、慕われるんだろうな。と思いました。 ぶたぶたの食卓読みまーす

    0
    投稿日: 2013.02.04
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    ほのぼのした本で、とても優しい気持ちになれました(*^^*) ぶたぶたさんの周りの人達は優しい人ばかりだなあー思って読み進めてたら最後の話で泣きそうになってしまいました 皆が皆良い人だとは限らないけど、だからこそ周りにいてくれる優しい人達に感謝してなくてはなーとぶたぶたさんに教わりました! もしぶたぶたさんが目の前に現れたら私も千奈美みたいにギューっと抱きしめたい♪

    0
    投稿日: 2013.02.03
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    ピンクのブタのぬいぐるみなのに生きているという、 じつに不思議な主人公を巡る心和むシリーズの一冊です。 ぶたのぬいぐるみが生命を持ったら!? 見かけはかわいいぬいぐるみだが、 中身は知恵も分別も人一倍ある中年男・山崎ぶたぶた。 義母(?)の代理でカルチャースクールのエッセイ講座に通うことになったぶたぶたが、 仲間の生徒たちの人生に温かな波紋を広げてゆく…。 くすっと笑えて、静かな感動が残る― ご存じ超人気シリーズ新作が、書下ろしで登場。 (「BOOK」データベースより)※紹介文は発売当時のものです 「ぶたぶた図書館」で初めて矢崎ありみさんの本を知りましたが、 心温まるストーリー展開にすっかりとりこになってしまい、 他の作家さんの本をあいだに挟みながらも次々と「ぶたぶたシリーズ」を読み進めています。 「ぶたぶたシリーズ」の特徴はぬいぐるみの山崎ぶたぶたさんが主人公ながら、 ぶたぶたさんと知り合った人物の悩みや悲しみが徐々に薄れていき、 ぶたぶたさんと知り合ったことで幸せになっていくという点です。 今回の物語の舞台はエッセイの書き方を学ぶカルチャースクール。 講師であり小説家である磯貝ひさみつがぶたぶたさんと出会うところから物語が始まり、 カルチャースクールに通うOLや主婦や女子高生などが短編の主人公として登場します。 それぞれの短編がつながってひとつの話を形成する連作短編集という形式ですが、 すべての話の中心になっているのが山崎ぶたぶたさん。 彼と知り合い触れ合うことで、 短編の主人公となっているそれぞれの人物の悩みや悲しみが薄れていきます。 それぞれの短編に登場する人物の悩みや悲しみというのは、 誰もが持っている内容だけに共感出来ますし、 その悩みや悲しみが解決していくことで読者の心も軽くなっていくんだと思います。 疲れた心に効くとびきりのサプリメントのような一冊。 本好きで文章を書くことが好きな方ならさらに共感できる一冊です。 オススメです。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    娘に薦められふと手に取り、読んでしまった。 あらすじを聞いたときに「まったく理解できない!」と叫んでいたが、よみおわると不思議にほっとしたきもちになる、不思議な1冊。 シリーズがこのほかにも結構出ていてびっくりだ。 ・・・人(ぶた?)は見かけで判断してはいけいない、と言うが。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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    最後の話は泣けた。 ぶたぶたさんは、可愛いだけのぬいぐるみの人生ではないんだ。 ツラいことも哀しいことも沢山あったけど、人の優しさにも沢山触れてきた人なんだと気付かされた。 うーん深かった。

    0
    投稿日: 2012.11.08
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    友達のおすすめ。 初ぶたぶたさんでした。 見た目はピンク色のブタのぬいぐるみ、中身は妻子持ちのナイスミドルぶたぶたさん。 そのぶたぶたさんが義母さんの代わりにエッセイ教室に通うお話です。 同じエッセイ教室の先生、生徒さんたち(みんな人間)がぶたぶたさんとの出会いでそれぞれきっかけ(?)を掴みます。 章毎に出てくるぶたぶたさんが書くエッセイもぶたぶたさんならではの視点でおもしろいです。 最後の章のエッセイは泣きそうになってしまいましたが… 全体的にほんわかしたお話で好みでした(´▽`) 私も善意ある人になりたいです。

    0
    投稿日: 2012.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なかみはおっさんのぶたのぬいぐるみ「山崎ぶたぶた」が義母の代わりにエッセイの書き方のカルチャースクールに通います。 そこに通うそれぞれの悩みを抱えた人達がぶたぶたとの交流を通じて少しずつ前へ進んでいきます。 それぞれの章でぶたぶたのエッセイが登場するのですがそのぶたぶたならではの内容がとても面白いです。

    0
    投稿日: 2012.10.19
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    義母の代理でカルチャースクールのエッセイを書く講座の受講生となったぶたぶたさん。そこに集う受講生の様々な人間模様に、ぶたぶたさんがさりげなく、的確に、時には待ちの姿勢で、寄り添う感覚が、なんとも心地良い

    0
    投稿日: 2012.10.02
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    ブクログ仲間さんからのおすすめの ぶたぶたさんシリーズ。どれから読んだらいいのか悩んでいたけど、どれからでも大丈夫ってことで、まずはこの1冊。 も~なんて素敵なんでしょう!ぶたぶたさん。 黒ビーズの点目、つきでた鼻、ピンクのかわいいぬいぐるみ。でも声は渋くて 妻子もいる、ビールも飲む!このギャップがなんともいえず、想像してはくすっと笑ってしまいます。 そのぶたぶたさんが エッセイ教室に通い、そこの教室に通っているそれぞれ悩みを抱えたひとたちと出会います。彼らはぶたぶたさんと出会うことで 少しずつ前向きになっていきます。ぶたぶたさんにはまわりの人達を勇気付けてくれる力があるんだな~。ぶたぶたさんの書くエッセイがまた素敵。くすっと笑えるもの、ホロッとさせるもの。 私もぶたぶたさんに会いたい!! 心をほっこりさせてくれる、まさに癒しの本です。

    7
    投稿日: 2012.08.15
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    普段は行かない書店の古書コーナーで発見!!即購入です(笑 もうぶたぶたさんの虜すぎる、私。 さて今回、ぶたぶたさんは義母の代わりにエッセイ教室へ通うようになる。 エッセイ教室は2週間おきの6回講座。 それになぞらえて6編の短編が収められている。 また、6編の主役はそれぞれ、講師を含めて教室でぶたぶたさんに出会った人たちのそれぞれの視点で描かれており、ぶたぶたさんという、いわば"非日常の存在”が中心となって彼らの日常を少しずつ暖めていく作品だった。 ぶたぶたさんがどうしてあんなに練られた人格なのか、それを垣間見るような、最後の1編。 甘いと思って食べた果物が、思いのほか苦かったみたいに、胸にちくりと痛みが走る。 ぶたぶたさんの存在を「ファンタジーだから」とどこかでタカを括っていたのは私自身だったかもしれない。 ぶたぶたさんはつよい。本当の意味でやさしい。 ああ、もっと人の痛みに目を向けなくちゃ。

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    投稿日: 2012.07.29
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    『ぶたぶたと秘密のアップルパイ』でぶたぶたさんデビューを果たした私ですが、 食いしん坊なあの人のことだから、次はきっと『ぶたぶたの食卓』だな! というブクログ仲間さんたちの期待を裏切って(?!) 『ぶたぶたの食卓』へと伸びようとする手を強い意志の力で押しとどめ、 (がんばったね!えらいぞ!←なにが?) 読み始めた『ぶたぶた日記』! やっぱり素敵です、ぶたぶたさん♪ 義母の代理で通うことになった日記エッセイ講座のために 急遽、当日の昼間に書き上げた課題の完成度の高さといったら! いつも言いたいことを詰め込みすぎて、 ひとつのセンテンスが無駄に長くなってしまう私には 眩しすぎる、あの文章。。。 そして課題の日記エッセイに腕を振るうのみならず、 同じ講座に通う5人の老若男女が抱える悩みまで さりげなく相談に乗り解決に導いてしまう、あの懐の深さ! 幻の(?)ボツ原稿をはじめ、ぶたぶたさんの6作のエッセイが読める上に 本人の口からは決して語られないであろう 「ぶたぶた」であるが故の苦労や恐怖まで意外なルートで明かされて ぶたぶたさんファンの心をくすぐる、素敵な1冊です♪

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    投稿日: 2012.07.26
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    ぶたぶたは、多才だね。 ぶたぶたの書くエッセイは、人間を笑顔にし、人間を前向きにしてくれる。 最後の最後、今までで一番怖かったこと。の中のエッセイは、今まで、ぶたぶたを知って来ていた私には辛い事が書かれていた。 いつしか、本当にぶたぶたが、この世にいるのではないかと、錯覚してきている(笑) 電車の中で探してみるか。

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    投稿日: 2012.06.29
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    評判の高いぶたぶたにとうとう手を出す。 ぶたのぬいぐるみが主人公とか、ふざけているか何かの比喩かと思ったら本当にぶただった。 ふたりの子供をもつ中年のぶたぶたが義母の代わりにカルチャースクールのエッセイ講座に通うお話。 講師と講座参加者5人が語る短編集。 ぶたぶたの話を家族にして頭がおかしくなったと思われた人の話が軽妙でよかった。 最終話はシリアスな色が強く、この作品はきちんと毒を持ったファンタジーなんだなと思わされる。 それぞれの登場人物にきちんと物語があるのも、一冊で美味しい話だった。 あまりトンデモ系は好きではないけれど、これはユーモラスで楽しい。 突拍子もない設定だけで押しているのではなく物語としてしっかりしているからかも。 シリーズのほかの作品も読んでみよう。 ぶたぶたさんどっかいないかな。

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    投稿日: 2012.06.18
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    ビーズの点目、くりんと巻いたしっぽ、桜色のぶたのぬいぐるみな山崎ぶたぶたさんの物語。今回はカルチャースクールが舞台です。 出版社が(大人の事情で)まちまちなため何冊目にあたるのか理解出来てないんですが、まぁ続き物でもないし、どれから読んでも問題なしなのでご勘弁ください。 カルチャースクールの「日記エッセイ講座」の新米講師・磯貝ひさみつは初回の講座でそれなりに緊張していた。毎回受講生から課題を提出してもらい、みんなで評価しあう形式にして、1番達者な作品をまずは読みあげたのだが、書き手として手を上げたのは…え?ぶたのぬいぐるみ?―――「突然の申し出」 2回目の講義のある日。受講生のひとり・OLの江本佳乃は困っていた。提出する課題『2番目に印象に残ったこと』がまったく書けないのだ。1枚も、どころか1行すら。だって、桜色のぶたのぬいぐるみが動いて歩いてエッセイを書いて、しかも中年男性の声だったのだ。衝撃が強すぎて、それ以外のことなんて印象に残ってないんだもの。―――「2番目にいやなこと」 高校を中退し家からあまり出ない生活をしていた篠塚千奈美。ママが勝手に申し込んだカルチャースクールも1度行ったきりだ。でも最近は少しだけ外に行く機会が増えた。だって、あのスーパーにピンクのぶたのぬいぐるみが現れるかもしれないんだから。―――「不器用なスパイ」 主婦・松浦潤子はイライラしていた。書くことで発散していたのに、書こうと思っても書けなくてイライラする…。問題はエッセイじゃないのだ。だって私は、ぶたぶたさんをモデルにした小説を書きたいんだから。―――「もっと大きくなりたい」 定年退職してスクールに何度か通っていた児玉修は、今回のエッセイ講座をすごく楽しんでいた。受講生たちと気さくに話せるし視野が広がった気がする。特にぶたぶたさんのような人と出会えたのが嬉しくて家族に話したのだが、どうも態度がおかしい。ぶたのぬいぐるみがいたと言ったのは…まずかったのか?―――「紅茶好きの苦悩」 日比谷正明は妻にも同僚にも友人にも内緒でエッセイ講座に通っていた。リストラ対象者になったことも言えず、早く帰っても疑われないための時間つぶし。…しかし突然講座に妻が現れバレてしまった。足取りの重い帰り道、とうとう立ち止まる正明に、ぶたぶたが声をかけた。―――「今までで一番怖かったこと」 以上6作、カルチャースクールの面々とぶたぶたさんの心和む短編集。 毎回思うことですが。最初にぶたぶたさんが動く姿と遭遇したときの、みんなの反応が面白い(笑) ぱかーんと口が開いたり逆に驚きすぎて無表情になったり興味津々で眼が真ん丸くなったり。え?ちょっと待って。動くの?生き物なの?でもぬいぐるみよ?食事するの?ええ?奥さんと子供もいる?そもそもスクールに通った理由が「義理の母の代理」って。そのひとは人間なの?? いろんな疑問が脳裏渦巻く中、それでも目はぶたぶたさんを追っちゃうんでしょうね。分かる気がする…だって多分私もそうなるから!(笑) 各話では受講生とぶたぶたさんの交流が描かれるんですが、その楽しい情景もさることながら、作中作のぶたぶたさんのエッセイもポイント。2人の娘との会話から「お父さん」してるぶたぶたさんの姿が想像されます。ぬいぐるみの姿を抜いても良いお父さんなんですよv 下の娘の「大きくなったら目はお父さんみたいになるから、いい」ってかわいいよなぁ。点目でいいんだね(笑) しかし、いつも和みの中に心に沁みる何かがあるこのシリーズですが。今回は泣きそうになりました…。最終話「今までで一番怖かったこと」で悲しくなったんです。確かにぶたぶたさんは痛みを感じないかもしれない(ぬいぐるみだから)。汚れて転がって(意識を失って)いたら汚れたぬいぐるみにしか見えない。でもそれを、笑って、蹴飛ばしていく「人」という生き物が悲しい…。どうしてそんなことが出来るのか、と。 でも、そんな怖い目にあってきただろうぶたぶたさんが、信じて、願ってくれるなら。 私もなりたいと思えます。そんな悲しいことを決してしない人に。見えない善意の、ひとかけらになりたい。 やっぱり、ぶたぶたさんシリーズ。大好きです。

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    投稿日: 2012.06.12
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    見た目はぶたのぬいぐるみ、頭脳は大人、その名は山崎ぶたぶたさん。 その愛らしい姿を想像してニヤニヤしてしまう。 本作は、人生にちょっと躓いてしまった人達に、ちょっと前向きな力を与える物語。 山崎ぶたぶたさんは、その姿で皆を癒しているだけかと思っていたら、皆をちゃんと受け止めていたのだ。

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    投稿日: 2012.05.21
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    義母の代理としてエッセイ教室に現れたのは何とブタのぬいぐるみ!? しかも”彼”の提出する課題エッセイの出来栄えときたら! エッセイ教室の講師と5人の生徒それぞれが見た”ぶたぶた”とのやり取りと彼の書いたエッセイが楽しめる構成がニクイ。ほんわか読み進めていたらラストのビターさにやられた。”普通”に考えたら彼の遭う災難は想像できて当然。それでも”彼”が幸せに暮らせるよう心から祈ろう。これからも”彼”の活躍を読み進められるように。

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    投稿日: 2012.05.07
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    ぶたぶたさんのシリーズは一度読んだら病みつきになる。 かわいくて、癒される。 でも単にかわいくて、ほっこりくるだけじゃない。 だから好き。

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    投稿日: 2012.04.30
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    とうとう出合ってしまった! もう10年以上にもなるシリーズものらしいのに、 どうして今まで読んでなかったんだろう、と 思うくらい、好み。かわいい!大好き。 通勤電車の中で、何度も「うふふ」と微笑んでしまった。 ビーズの点目、突き出た鼻、おみくじしばりのしっぽ。 とっても可愛い容姿なのに、渋いおじさんの声と、 大人の分別をもつ、桜色のぶたぶたさん。 私が昔から持っている手乗りサイズのぶたのぬいぐるみと 被ってしまって、妙に親近感が沸く。 こんなにもファンタジーな設定で、登場人物たちがすんなりと ぶたぶたさんを受け入れてしまっていたら、 たぶんここまで好きならなかった。 みんなぶたぶたさんに戸惑い、突っ込み、不思議がる。 その反応が自然なので、違和感が無い。 読んでいて突っ込みたいところや、どうなってるの? というところをちゃんと登場人物も突っ込んでくれて、 疑問に思ってくれるから、ファンタジーな設定にもついていける。 筆者の上手さだな、と思った。 それに、最後の「今までで一番こわかったこと」にも上手さを感じた。 この回は、ぶたぶたさんのエッセイを読み上げるのではなく、 背をぶたぶたさんの大きさまで縮めさせて、 ぶたぶたさんを疑似体験させている。 そうすることで、ぶたぶたさんの不安や怖さをより鮮明に伝えることに成功している。 そして、それがしっかりと伝わっているからこそ、その怖さがあってもなお、 人の優しさを見つめて信じるぶたぶたさんの強さとやさしさが引き立っている。 シリーズ、読破しようと思う。 2012-8

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    投稿日: 2012.03.11
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    よくある話といえばよくある話なんだけれど、 なんだか癒される。 読了後なんだかほっこりしている。 また読みたくなる。 それが、ぶたぶたさんの魅力。 会ってみたい! 愚痴を聞いてほしいな。。

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    投稿日: 2012.03.07
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    【再読】連作短編集/ヒューマンファンタジー/見た目は愛らしいぶたのぬいぐるみ、中身は心優しき中年男性(妻子あり)/今回のぶたぶたさんはカルチャースクールのエッセイ講座受講者/さっくりほっこり/今回の舞台はカルチャースクールのエッセイ講座/わたしもぶたぶたさんとお知り合いになりたい/

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    投稿日: 2012.01.07
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     エッセイ教室にやってきたピンクのブタのぬいぐるみ。彼と出会ったことで、みんながそれぞれの悩みを少し乗り越えていく、ほっこりした連作短編集。読むほどに、ぶたぶたさんのことが知りたくなります。ぶたぶたシリーズ、読むぞ~!

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    投稿日: 2012.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山崎ぶたぶた。ピンクのかわいいぶたのぬいぐるみ。だが、中身は中年男性。歩くし、しゃべるし、飲むし(ビールとか!)、食べるし(焼き芋とか!)、奥さんや子供もいるし!!ありえな~い!けど、あるのなら、ぜひ会いたい!!と、思ってしまう。やはり、とても人気なようで、シリーズ化され、たくさんの本が出版されている。タイトルも『刑事ぶたぶた』(えっ!け、刑事)『ぶたぶたと秘密のアップルパイ』(む~、イイィ~!)他、興味津々。今更だけど、出会えてよかった一冊です。

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    投稿日: 2011.12.12
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    ぶたのぬいぐるみが生命をもったら... 見かけはかわいい、ぶたのぬいぐるみだが中身は知恵も分別も人一倍ある中年男性「山崎ぶたぶた」さん。 義母の代理でカルチャースクールのエッセイ講座に通う事になった、ぶたぶたさんヽ(゚◇゚ )ノ その、ぶたぶたさんがエッセイ講座の仲間の生徒たちの人生に温かな波紋を広げていく... そして、ぶたぶたさんが関わる事で幸せにな気持ちになっていきます。 くすっと笑えて、静かな感動が残る作品です。

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    投稿日: 2011.10.27
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    癒されました(笑) ぶたぶたさん、私も会いたいなぁ。 この作品、設定ももちろん面白いんですが、登場人物達がいい味を出してると思います。キャラ立ちするような超個性的な人物はぶたぶた以外いないけれど、それでも無個性にはなっていなくて、いいかんじだなぁと思いました。

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    投稿日: 2011.10.24
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    山崎ぶたぶたさんがエッセイ教室で周りの人々を じんわり暖かいオーラで満たしていく。 読んでいてとても幸せになる。 僕もこんなエッセイ教室があったら行ってみたい。 ほかにもぶたぶたさんがでてくる小説があるそうで、 そちらも読んでみたくなった。

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    投稿日: 2011.09.26
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    最初ぶたのぬいぐるみが主人公と見て、子供用のお話かと思ったら全然違っていました。ぬいぐるみがしゃべってお茶も飲んで、なんてあり得ない設定が不思議に感じないくらい面白かったです。 夢の世界みたいでいて「今までで一番怖かったこと」なんかは実生活の中でハッとさせられるところがあっておススメです。

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    投稿日: 2011.08.31
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    タイトルからエッセイだと思って読んだら小説だった。 しかもすごく面白い! 可愛い! 主人公は山崎ぶたぶたさん。妻子持ちの中年男性。この人が可愛さ爆発なのだ。なにしろ豚のぬいぐるみなのだから。 着ぐるみではなくぬいぐるみそのもの。「小さなふもふもの手」とか、「鼻をもくもくさせて発言」とか可愛い描写のオンパレード。ツボである。 お話は全部で6話で、語り手はそれぞれ別の人。 舞台はカルチャースクールのエッセイ講座。 そこで語り手達は主人公のぶたぶたさんに出会う。 ぶたぶたさんの存在に困惑しながらも、彼との交流を通していい影響を受ける。 心温まる実にいい物語だと思う。

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    投稿日: 2011.05.14
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    好きすぎてどうしよう。笑ったし和んだしやさしい気持ちになりました。 昔友達にもらったピンクのぶたのぬいぐるみに近くにいてもらって、この余韻に浸ろうと思います。

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    投稿日: 2011.04.23
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    義母のピンチヒッターでエッセイ講座というカルチャースクールに行き始めた山崎ぶたぶた。 妙ちくりんな名前の通り、立派な中年男性ながらバレーボール大のぶたのぬいぐるみである。 かわいらしい外見とひとなつっこい人柄(?)でたちまち受講者たちに大人気。 文庫書き下ろしということで書店で飛びつくように購入してしまった。 ああ、待ってましたっ!ぶたぶたさん懐かしい!ぎゅーーーっ・・・・・とまではしなかったが この確立されたキャラタクターに魅入られてしまったのはワタシだけじゃないはずでしょう( ̄ー ̄) さてさて内容ですがぶたぶた含めた6人という少数講座なんだけど ぶたぶたのなせるワザで皆すごく仲良くなって和気藹々としている。 知らないもの同士が集まるスクールなんてなかなか仲良くなれないんで敬遠していたけど ついつい何かやってみようかな・・・って思えてくる。 ぶたぶたのエッセイが色々と披露されているんだけどぶたぶたの日常の工夫とか苦労とか 具体的なエピソードがいちいち面白おかしくてクスリと笑ってしまう。 ああ、ほんとうに癒されるぶたぶた。 重ーーーい内容の小説読んだ後なんて最適な本じゃないでしょうか

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    投稿日: 2011.04.05
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    見た目はかわいいサラリーマンとそれを取り巻く人たちの心温まる話。とてもざっくり説明すれば。 ぶたぶたの柔らかい前向きさが、ささくれた心に沁みるようでした。 涙誘われる場面も、悲しいばかりではなく、温かさが混じってるように思えてよかった。

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    投稿日: 2011.01.03
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    『日記エッセイ』講座は、一体普通の日常日記とどう違うのか。 人に読ませる前提か否かなのか。 そんな講座の教師をする事になった人物と、それぞれの理由で それを受ける事にした人達、計7名のお話。 …なのですが、当然主人公除く、なので、お話は6話で終了です。 全員、最初に主人公を見て驚いています。 そうですね、当然ですね。 ぬいぐるみが喋って動いていたら、自分疲れてる? と まっさきに疑います。 けれど心がほんわかしてくるのは確かです。 全員の行動に、主人公の行動。 想像するだけでもほんわかしてきます。 脳内幸せ分泌中?w しかし、直面している生活は、どこにでもある 大変なものばかり、です。 なのに、登場するだけでほんわか。 すごい人材(?)だと思います(笑)

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    投稿日: 2010.11.30
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    ある本屋さんの文庫コーナーで、女性書店員さんたちのオススメ本として紹介されていて、すご〜く心惹かれたもの。 おもしろいー。 くすっ。が、なんども来るー。 書店員さん、ありがとー。 カルチャーセンターのエッセイ教室に通う山崎ぶたぶたさん。 あかん、ツボすぎー。 と読み進めてたら……。 ぽろぽろ。ぽろぽろ。 泣かされました。 セリフが、文章が、しみます。

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    投稿日: 2010.09.03
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    心が疲れた時とか、下向きな時に読むと少しだけ元気になれる本。 最後の話は、かわいくて優しさだけに囲まれている訳じゃないぶたぶたの気持ちに少しだけ触れられていて、心が痛くなる。どうせなら見えない善意の人になりたい。

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    投稿日: 2010.08.17
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    いつもは他人から観察され語られる存在のぶたぶたが、周りの物事をどう捉えているのかをエッセィの形で無理なく作品に挿入されていて、とにかく見せ方が凄く上手いと思った。 あと作品に出て来る食べ物の描写がいつも美味しそうなんだよな。 泣きたくなるような作品もあるけど、読んでいる間はすごく幸せな時間を過ごせる。

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    投稿日: 2010.07.04
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    中学校の国語の先生にお薦めされました。 かなり?おもしろいらしい。 読んでみたいと思いつつ、まだ 図書館でも借りていません。

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    投稿日: 2010.04.06
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    ぶたぶたが、カルチャースクールのエッセイ教室に行くことになり、同じ教室の5人と交流がうまれる。 このシリーズ独特のクスっと笑い声がでるところもあり、おもしろかったし、また、いいお話だった。 自分の力ではどうしようもないことに押しつぶされそうな、誰かが哀しい目にあわないように願って、それが自分を生かしている、みたいなラストはぶたぶたシリーズなのに感動。

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    投稿日: 2010.02.17
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    レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/118238752.html

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    投稿日: 2009.04.28
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    今回のぶたぶたさんはエッセイ教室の講習生。 他の講習生がそれぞれの事情で教室に通っている中で ぶたぶたさんを通して心を縛っていたいたものを解いていく。 こういう少しずつ進んでいく一話完結な形が一番好きだな。

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    投稿日: 2009.03.14
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    ぶたぶたシリーズ面白いです。 今回はカルチャースクールのクラスメートとの交流編。 自信のない講師や、会社でセクハラをされているOL、 ひきこもり女子高生、小説が書けない主婦、 ぶたぶたさんの事を家族に話したら、ボケが始ったと誤解される老紳士。 リストラされそうなサラリーマンの6話。 ぶたぶたシリーズの暖かさにまんまとはまった私です。 この癒され空間は癖になります。

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    投稿日: 2009.01.25
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    本編の主人公 山崎ぶたぶた は   分別のありそうな落ち着いた声の持ち主   その声にふさわしく 仕事にも就き(え〜)      家族を持ち(美人の妻に二人の娘←人間)   中身も知恵も分別も料理の腕前もある     バレーボールくらいの大きさの       愛らしい ぶたのぬいぐるみ

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    投稿日: 2008.08.03
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    バレーボール大のピンクのぶたのぬいぐるみ。でも、中身はどう見ても中年のおじさん。彼の名前は「山崎ぶたぶた」“ぬいぐるみが喋る?食べる?!?”と一瞬、パニックになりつつも、いつの間にか彼の無理しない優しさに、そっと癒される。私もぶたぶたさんに逢いたいです〜!

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    投稿日: 2007.04.18
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    エッセイ教室に通うことになったぶたぶた。このシリーズは柔らかく心に温かさが灯るような優しい話ですが、この本にはぶたぶた自身から見た世界の姿が書かれていて、ハッとしました。周り(人間)と違った存在(ぬいぐるみ)であるが故の辛さ、世界と人の冷たさ…悲しい痛みを感じないわけはない。それでもぶたぶたは、それ以上に人の善意、優しさを大切に思っていることが伝わってきました。切なさと強さと優しさが胸にじわりと沁みて、シリーズの中でもすごく好きなエピソードです。

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    投稿日: 2006.12.11
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    今回ぶたぶたと出会う人たちはエッセイ講座の先生と生徒(そして、その家族など)なのですが、一番面白かったお話は第五回『紅茶好きの苦悩』ですね。 奥さんと娘さんのリアル過ぎる(?)反応が読んでてとても笑えました。 『ぶたぶた』シリーズは基本的にちょっと笑えるほんわかした話が多いのですが、可愛らしさの裏側に隠されたぶたぶたの苦労を疑似体験するエピソードがある第六回『今までで一番怖かったこと』では、自分も一緒に擬似体験してしまったのか、ちょっとだけ目頭が熱くなったりもしました。 やっぱり良いですね、ぶたぶたは(笑)。

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    投稿日: 2006.02.10
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    ぶたぶたシリーズで一番好きです。今回はぶたぶたさんのお義母さん(!)が申し込んだエッセイ教室にひょんなことから通いはじめたぶたぶたさん。最初はもちろん皆に驚かれたけれど、彼の人柄に誰もが惹かれていき… 今回もちょっと切ない話、可愛い話、泣ける話などなど沢山詰まっていたけれど一番好きなのは最後の『今までで一番恐かった事』 誰もに愛されているとばかり思っていたぶたぶたさんは、ぬいぐるみという容姿から様々な悪意に曝されてきた。それでも彼が優しく穏やかでいられるのは、多くの悪意と同じくらい、いや、もっと多くの善意の中で暮らしているから。 人にもっと優しくなりたいと思った一冊

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    投稿日: 2005.12.14
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    『ぶたぶた』『ぶたぶたの休日』『刑事ぶたぶた』『クリスマスのぶたぶた』に続くシリーズの最新刊。ぶたぶたが「エッセイ講座」のカルチャースクールを受講する。受講者は6人。講座を引き受けた少し自信のない若手小説家、上司のセクハラに怒れない内気なOL、引きこもり気味の女子学生、作家を夢見る主婦、リストラされた中年。それぞれの受講者のぶたぶたとの邂逅が、6話に分けて語られる。あいかわらず、ぶたぶたさん、素敵です。ぶたぶたさんの人生をすべてエッセイにしてほしいです。子育てよりも子供ができる過程の方が気になります(爆)

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    投稿日: 2004.11.11
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    現代の童話とも言える「山崎ぶたぶた」さんシリーズ短編集5作目。まったく、ぶたぶたさんのおかげでどれだけの心が癒されていることか。今回は、ぬいぐるみであるが故に出会っていた辛いエピソードに切なくなったし、またそんな出来事を微塵も感じさせずに暮らしていることにもホロリとさせられた。ぶたぶたさんに出会うことができた登場人物たちが本当にうらやましい。

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    投稿日: 2004.11.03
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    外見はバレーボール大のピンクのブタのぬいぐるみ、中味は分別ある中年男性、山崎ぶたぶた。このキャラ設定で半分成功が約束されたような作品だけど、このキャラを生かした物語の運びもうまい。初読だけどシリーズのこれまでの作品も読みたくなる。読んでいて笑ってしまのではなく、思わず微笑んでしまうような作品は結構貴重。ちょっぴり暖かく幸せな気分にさせてくれる作品。

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    投稿日: 2004.10.27
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     ぴんくのぶたのぬいぐるみが主人公のこのシリーズ、もしかしてもう出ないかなーとちょっと諦めていたので新刊が出てとても嬉しかった。これを読む前から時々ふと「ぶたぶたさんは今頃何してるかな…買い物かなー料理かなー」なんて考えてしまうくらい、どこかにいそうな生きたぬいぐるみのぶたぶたさんだったんだけど、これを読んでますます「ぶたぶたさんホントいるよ!」と思ってしまった。ぬいぐるみが動くのだからファンタジーっぽくふわふわした話になるのが普通だと思うけど、胸が痛くなるような、恐怖で涙が出ちゃうような厭な事とかを乗り越えてぶたぶたさんが地面を踏みしめて踏ん張って生きてるぶたぶたさんの姿が見えてきました。読み終わったら、できるだけ優しさを持って生きて生きたいなって思ってしまった。大人になってからそんなこと思ったのは久しぶりかも。偉大な一冊。

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    投稿日: 2004.10.26