
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品から現代の子供の心の闇とか、家族との関わり等見えてきて、ただの芸能界物じゃないなあ~と感じる。コレ、サンデーで連載しているの??って思えてしまう程ちょっと異色。
0投稿日: 2014.09.27
powered by ブクログ一攫千金の為に自分の子供・ノベルを役者にする母親。 同じ学校で、同じ事務所に入ったノベルが気に入らないヒバリ。 追い詰められたノベル。守ってくれるのは… 子役事務所ゴールドクラスのメンバーへ、トレーナーの安西先生が問いかける。「ここに高級なティーカップと蕎麦屋の分厚い湯飲みがある。どちらが割れにくいとお前たちは思う?」 読んでて辛くなる前半に、なにかがあると思わせる後半。上手いなぁ。
0投稿日: 2014.04.09週刊誌で読んでいつか読んでみたいと思ってた本
最初いじめに関するマンガかと思ったがそうではなかった。 一回読んだ週刊誌だけでは物足りなくついに購入
0投稿日: 2014.02.24多重人格子役ノベル
日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」の脚本監修を務めたということで、今また賛否両面で話題の人になっている野島伸司が、マンガの原作者をやっているという噂を耳にして読んでみたくなりました。表紙イラストだけなら私の「表紙買い」エリアには入ってないのですが、マンガ部分ではかなり安定していて表現力の高い絵だったのでほっとしました。しかし、その表現力の高さは、登場人物の表情の冷たさ、暗さ、恐ろしさ、哀しさといったものに特化しているという点で、少し危険な感じもします。んーと、いつか見たサイコホラー系マンガの表情を彷彿とさせます。何だったかな・・・。両親の離婚によって母親と暮らすことになった息子ノベルが、母親が持つある性質によって、子役タレントとして働かされることになる・・・とまあ、普通に考えたらこの時点で母親が親権を持つなんてあり得ない展開ですが、そこが野島伸司なのです。その後もノベルの身には災難が降りかかりますが、限界に達したとき、ノベルの中に眠っていた何かが・・・。作中に「お前たちはティーカップだ」というセリフがありますが、野島氏のドラマ作品中の「お前たちは猿だ」「お前たちはペットショップの犬だ」とほぼ同じパターンのような・・・。読んでてズルっとコケましたが、こういうズバッと一刀両断するような単純比喩がわかりやすいテーマになっていることで、作品の今後の展開を予想させる、あるいはミスリードを誘う、どちらも野島節なんだと思います。いやこれ、予想以上に面白かったのです。続巻も必ず買うと思います。というより、最終巻まで読み終えないと、モヤモヤが残りそうなので。
2投稿日: 2014.02.04
powered by ブクログCMで気になり手にとってみました。想像より面白い。子役のお話とは思いませんでしたが、興味深い内容でした。こういった暗い?物語は好きです。内容もですが、ストーリーと作画もマッチしていると感じました! 続きが楽しみです。
0投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログある子役の少年が言いました。 「将来は、プロ野球選手か、プロゴルファーか、プロの俳優になりたいです」 プロ野球選手になるには、最低限、強豪と言われる高校に進学して、甲子園に行く必要がある。 プロゴルファーになるには、そもそも少年時代から大金をかけてレッスンをしていないといけない。出遅れは響くよ。 プロの俳優は……これがまた、案外資格もいらないし、特に何か必要な技術もないし、なんといくつから始めてもなれてしまう(可能性がある)という、不思議な職業。 それでいて、俳優としての旬をすぎても、テレビで見かけないだけで舞台には立たせてもらえるし、いっぱしの文化人も気取れて、情報番組のコメンテーターとかなれるし、なんといっても、けっこうお金がもらえる。 元々の素養がないと野球もゴルフも厳しいけど、俳優なら何とかなるよ。 ----------------------- という話では全くないけど、子役をテーマにした、あの、かつての大ヒットドラマを数多く生み出した脚本家野島伸司原作の漫画。 何となく気になって手に取ってみたけど、子役という世界を描きながら、ちゃんと少年マンガしてた。ただし、マガジンらしく、若干病気的ではある。あんまり明るさがない。笑顔見たいのに。笑顔。 鬱物語、好きだよね、最近、世の中。 とはいえ、このマンガに関しては、うーん、予想よりもちゃんと面白いんだなあ。まいった。 続きが気になります。 ----------------------- あ、あと、俳優やるのに資格はいらないから、ホント、いくつからでもやりたいと思ったら、やっちゃいましょう。小難しいメソッドとかは、置いておいていいんです。それがなければ芝居ができないなんてことはありませんから。 必要なのは、気持ちです、気持ち。 演じてみれば、きっと楽しいから。
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログ野島作品の『家なき子』『理想の息子』『スワンレイク』『スヌスムムリクの恋人』のニュアンスが感じられる。母親と息子の関係、野島伸司が描く貧乏と母との関係は今作で「子焼く」を通してどう物語られるのか。 安達祐実をはじめとする子役をドラマで使っていた脚本を書いていた野島さんが子役について書くのは興味深いし最後まで読みたい。
0投稿日: 2013.07.24
