
総合評価
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powered by ブクログ公安と刑事、別の組織かといわれるくらいに水と油の両セクション。 こんなことが日々繰り返されているのかと思うと、怖さを感じる⋯
0投稿日: 2025.06.21
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登場人物の8割が、自分のことしか考えていない嫌なやつばっかりだった。正義って足の引っ張り合いをすることなのか?お話自体はテンポが良く、ドキドキハラハラで面白かった!
2投稿日: 2025.04.08
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素晴らしい。 山寺でのチェイス、対決は鬼気迫るものがあり、目に浮かぶよう。 過去と現在、二人の視点が交互に書かれているので、最初は混乱するが、徐々に慣れてくる。 辛い話が続くが、何故か痛快さを感じる。
1投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ2024.10.23 作者には男くさい小説が似合う。本作では「ワルい男」「イヤな男」しか出てこない。だから面白い。
3投稿日: 2024.10.23
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「轍が違うんだ。公安と刑事の轍が交わることはない。」 莫大な税金を使い、矜持を賭した刑事と公安の壮大な内輪揉め。同じ日本国の安寧を目指しつつも、立場の違いによる正義は決して重なることがない。最後にいいとこ全部持って行く監察官の格好良さよ。
2投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログタイトルほど、血まみれな感じはなかった。相場さんの、公安が出てくるタイプの警察小説。刑事と公安の派閥争いが、ヒートアップしていく。文量多め、中身濃いめ、読み応えあり。
1投稿日: 2024.09.01
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警察内部の抗争という点で横山秀夫の『64』を彷彿とさせる。 ラストは一応兎沢と志水の和解(とまでは分からないが)ということで、ハッピーエンドになるのだろうけど、まだ事件そのものは解決しておらず少々中途半端な感じがした。あと男どもは奥さんに優しくしてあげて…。 楽しめる点は公安部と刑事部の丁々発止にあるだろう。特に坂上の活躍はスピンオフ小説が出そうなくらいだけど、実際は志水が「KID」かな?出てるらしい。しかし公安も刑事部のも上層部がことごとくメンツと権力に拘泥する嫌なタイプで、作者の「権力嫌い」がちょっと顔を見せた感じもする。
1投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ刑事たちを突き動かすのは、正義か、威信か、それとも憎悪か-。 『震える牛』以来の相場英雄san。 ひさしぶりの警察小説でした。命を賭した、刑事部と公安部の壮絶な派遣争い。 妻の不倫現場を凝視させられながら公安捜査員として鍛えられる男のプロローグから、事件の解明と引き換えに悲しみを背負ってしまった刑事部の男のエピローグまで。 刑事部刑事の兎沢、公安部刑事の志水、捜査一課長の海藤たち。冴えない地域課の老巡査・安部が「こっちに来ないか?」とそっと公安の名刺を出し、志水に目利きの話しをしたシーンは素敵でした。 兎沢の娘・咲和子の病気を唯一治すことができる佐久間医師が、手術直前で逮捕・・・これは悲し過ぎました。<おとしゃん> 志水が兎沢に告げた”公安と刑事の轍が交わることはない”という言葉。これがこの物語の核心だと思います。 -BLOOD ON THE TRACKS-
1投稿日: 2024.05.30
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刑事vs公安が題材。正義は一通りではなく、視点によって変わることを改めて感じた。立場、考え方の違いから生じるいがみ合いによって生じる足の引っ張り合いが醜く、本来の目的からかけ離れた結末に呆然。人の良心に過度に期待しちゃいけないと感じた。エンタメ小説として面白い。
1投稿日: 2024.03.22
powered by ブクログよくある公安VS刑事の図式だが、キャラの過去、相関、心理がわかりやすくどんどん読み進めたくなる。 ただ、最後は差し違えてスッキリとはいかないところで唐突に終わってしまったのが残念。
1投稿日: 2023.05.27
powered by ブクログ震える牛が面白かったので、続けて読んでみた本。警察ものを読んでいて思うけど、警察内部で本当にこんな不毛なつぶし合いが起こっているのかなとか思ってしまう。公安、刑事部、監察、それぞれの正義とするものがあり、それぞれの思惑で話が大きく動くし、読み進めててドキドキが止まらなかった。
2投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ他人になりすまし(背乗り)裏取引を仕切り凶悪犯となる。表の顔は上場企業の役員として公安部の中枢に潜り込み極秘情報を盗み出す。その公安官僚との縁のきっかけはPCにある個人情報が抜き取られ、弱みを握られたことで縁が経ちきれなくなったことが原因と、ある。現代でも金で操られる公職は改竄は愚か、データーの漏洩にも手を犯す。気を付けたいのは「個人情報」をどの端末・アプリにどれだけの情報をインプットしているかだ。責任は全て個人に返ってくることだ。
4投稿日: 2021.12.24
powered by ブクログ組織対組織 どーなるんやろ?って思いながらそーなるんやって。なんか落とし所がちょっと好きではないかな
2投稿日: 2021.07.23
powered by ブクログ刑事と公安の蹴落としあいを中心に話が進んでいきます。警察って部署が違うだけでこんなに協力体制ないんだろうかって現実の警察組織のことを考えてしまいました。 率直に言って面白い作品だと思います。話の展開も、えっ??そこ??って思うようなどんでん返しもあるので読み応えはありました。フィクションって感じがするところが逆に良いって思える作品でした。でも、話の伏線がちょっと物足りないというか・・・そういう印象を持ってしまいました。
2投稿日: 2020.12.20
powered by ブクログ文句なく面白い。 警察OBの殺人事件を受けて、刑事部の兎沢と公安の志水2人の主人公が互いの正義を掛けて一生懸命にはたらく物語。 以前読んだ「KID」に出てくる公安の人間も志水って名前だったので、おそらく同じ人物だろう。その志水が公安に入るきっかけが描かれている。 かつては同じ所轄で先輩、後輩だった2人が違った道を進み、一つの事件で互いに対立する。決して交わることがなかったはずの二つの轍がふたたび交差するのか。 事件の真相を互いの角度から明らかにしていく過程がスリリングでとても読み応えがある。 刑事部の殺人犯は許さないという正義、公安の国家の安全を守るという正義。お互いの正義がぶつかり合い、時には足を引っ張り合う。正義に対する熱い思いは同じなのに目指す結果が異なってしまう。そんな対立行動をかつて同じ職場で心を許した主人公2人に投影し描いていく。ダイナミックでスリリングな物語で飽きずに読める。 公安のスパイ組織さながらの捜査手法に感心しながらも、刑事の経験と足で進める捜査にも頑張れと声援を送りたくなる。 警察ものの小説だけど、とても面白く続編があれば読んでみたい。
2投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログ警察について詳しくなれる。 警察内部のいざこざが多いので、すっと内容を理解しにくく、職位についてもややこしかった。 ラストをみたら、ただただ切なく、悲しい… どうにもならないことへの落胆、悲しみ、絶望が渦巻くなかでも前を向いて生きていくしかないんだな。自分がちっぽけに思えてきました。
2投稿日: 2020.09.15
powered by ブクログ公安部と刑事部、良くある対比ですが、最初の方はわかりにくいし、長いし投げ出しかけました。 後半から双方の面子を掛けた諍いになり、スピード感が出て来て俄然面白くなります。 それにしてもこのお話はフィクションであり、またそうあってほしいと思いました。
1投稿日: 2020.07.11
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登場人物や肩書きがややこしくて最初戸惑う。 しかも現在と過去が断りもなく入り乱れるのでますますわかりにくくなる。 しかし話が動き出すと連続殺人事件と、過去の恐喝事件、そして警視総監襲撃事件が見事に一本の糸に収束していく過程は面白い。 しかもそれだけでも一本のボリュームがあるのに、そこに刑事課と公安の確執を描きこみ相対する主人公達の立ち位置が丁寧に描かれて、本作のテーマである「立場の違いによる正義」が見事に描かれる。 それぞれの思いを引きずりながらも捜査に打ち込む主人公達の姿はひたすら熱い。 ただ、兎沢の娘が白血病で亡くなり、その医者を公安が捕まえてとか、米村の奥さんの浮気相手が兎沢の上司とか、練ってはあるのだが却って安っぽいくなる枝葉はいらなかったかも。 この相場英雄は「震える牛」の人。どうりで上手いはず。他の作品も読まないと。
1投稿日: 2020.04.12
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二つの視点とも臨場感があって面白い。それぞれの正義のために自分を犠牲にして活動する刑事に頭が下がる思いで読んだが、公安側の理由が下らなさすぎて、フィクションであってほしいです。
3投稿日: 2020.02.16
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周到に準備された仕込みは、悪意以外のなにものでもない...。水面下の暗闘から互いに露骨に打ち合う怒涛の後半は、そこまでやるか、の応酬で途轍もない。タイトルに納得。最後のシーンに少し救われる。
2投稿日: 2019.07.08
powered by ブクログ刑事部と公安部の公開殴り合いに発展する展開が凄まじい。特にプロローグでのやり取りが終盤で効果的に明かされる場面は鳥肌ものです。 元警官二人の殺人が不正な株取引や上席のスキャンダルを孕む展開でどんどん深みを増していくストーリー。兎沢の食券の件はちょっと脇甘過ぎで違和感があるかな。組織安泰の為に殺人犯を逃がす公安部は酷いが、公安のスキャンダルをネットに暴露する刑事部もやり過ぎですね。刑事部サイドは内田副総監の犯人との癒着スキャンダルの暴露で一石二鳥だったかもね。 警察の主要人物達が不幸に見舞われる中でのラストの志水と兎沢の掛け合いがとても印象的。ストーリー中の主人公2人が殴り合い要素がありそうなラストです。 もう一度読みたくなる複雑な展開です。
0投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログ警察ものドラマとして面白かった。 スピード感あるシーンもあり、ドラマ化された映像も見てみたくなった。 公安の職務に全てを捧げる志水と、刑事の兎沢、それぞれの人生がせつない。
0投稿日: 2018.11.17
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最初いかにも公安ものと思える話の難しさと登場人物の多さにページが進みづらかったのですが、中盤あたりからカーチェイス的な激しい時間の動きが組み込まれドラマにありそうな人物も登場し、急に読みやすくなりました。 少し中だるみするのでもう少し短くてもいいかなとおもいます。 アメリカの同時多発テロが過去、スマホの流行り始めが現在と描かれているので、この本事態がいつ書かれたものなのか知っていないと過去か今かが最初はつかみづらいです。
0投稿日: 2018.06.28
powered by ブクログ過去と現在、視点や時系列がコロコロ切り替わるので若干読み難かったが「震える羊」同様に読者を引き込むステリーテラーぶりはお見事。一気読みしてしまった。兎沢・志水両名の意地の張り合いは男として理解出来てしまう悲しさ。肝心なことが置き去りにされ、誰も救われないのも現代の世相でしょうか…。
0投稿日: 2018.06.20
powered by ブクログ元刑事が絞殺された。警視庁捜査一課の兎沢は、国家を揺るがす大事件の真相に元刑事が辿りついていたという糸口を掴むも邪魔が入る。立ちはだかったのは公安部の志水。兎沢に捜査のイロハを叩き込んだ所轄時代の先輩だった。事件の解決を泣ぐ刑事部と隠蔽を目論む公安部の争いが激化。組織の非情な論理が二人の絆を引き裂く…。
0投稿日: 2018.06.17
powered by ブクログ面白かった。刑事部と警備部の対立を中心に、それぞれがいろいろなものを抱えてエスカレートしていく。緊迫感充分。
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログストーリー展開が非常に面白い。 どれが本当でどれが嘘なのか、化かし合いと 思いながらも裏をかかれてくっそーと思うことしばし。 ラストは… 描きにくいんだろうなぁ。
0投稿日: 2017.06.25
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公安VS刑事課、警察小説でよくある対立軸を煽ったパターンの小説である。 小説としては力ずくでグイグイ読ませるタイプ。浅めの伏線張っておいて回収シーンでグイグイアクション押しするタイプというのかな。俺はこういうのも結構好きである。 ただ、荒っぽいの好きとはいえ、さすがに荒っぽすぎる伏線もあって、冷静に思いだすと「それはやりすぎだろ」ってのもいくつかあるよなぁ。 左翼ビラ巻いたヤツを見せしめとはいえ、あのタイミングで拘束せんやろし(戦中の特高とダブらせてる?)、公安側主人公の奥さんも浅はか過ぎて、あの対応は女性蔑視と取られても仕方ないんじゃないかなぁ。 深く考えずに読んだら楽しい読書時間が過ごせるけど、主要テーマを大げさにとらえ過ぎると浅薄な小説に思えてしまう。この小説は問題提示などしておらず、警察権力抗争をイメージした純粋なアクション謀略小説だと割り切って読むべきである。
0投稿日: 2017.06.13
powered by ブクログなんとも入り組んだ内容。複雑。警察同士で足を引っ張り合い貶め合い、池井戸潤の銀行員同士の諍いに近い状態で、一つの事件を皮切りに公安と刑事のやり合いの数々。 これがホントなら怖いな。と、心底思われる作品です。 正義を振りがざした儲け話しが警察でもまかり通るということに肌寒い感が否めない。 とにかく、心理の探り合い、騙し合い、掛け合いの中ストーリーがどんどん進む。気になる。 長編ですが中だるみもなくジッと探っていく臨場感がリアルです!!!!
0投稿日: 2017.03.23公安と警察のせめぎあい
同じ公的機関の情報戦、過去のしがらみ、様々な事を背景に物語は展開していきます。 それぞれの意地が火花を散らすのですが、一番意地を見せていたのは実は殺された刑事だったように私は思うのです。 ラストは良かった。
0投稿日: 2016.12.09警察組織の描写に優れるがストーリーのプロットが弱い
時事通信の元記者だけに警視庁の組織、隠語、施設などについての描写に説得力があり、登場人物の描写も警察関係者については特に冒頭部分においては緻密で、物語に引き寄せられる。反面、事件の大きな構造、犯人の人物像と動機では、今一つ「チンマリ」した話のように聞こえ、説得さに欠ける展開。中盤以降は話のスケールが小さすぎて、登場人物の階級に見合う話になっていない印象。中盤までは星4つだが、後半から2点という感想である。
0投稿日: 2016.09.19
powered by ブクログ何とも息が詰まりそうになる刑事小説でした。 刑事と公安の対立をかいた小説ですが、いやぁ、 警察ってワルだなぁ。 特に公安のえげつなさが光る一冊。 本当にこんな事してるのだろうか。 恐ろし恐ろし。
1投稿日: 2016.05.31
powered by ブクログ初めのうちは又、刑事部と公安部の対立ものかと読んでいたが、一言で言えばそうなんだけど、これはすごい。お互いの矜持あり、私怨もあり、どんでん返しもあり、読み応えありです。
0投稿日: 2016.03.24
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警察組織を守ろうとする公安部と事件の真相を追う刑事部の対立を描いた小説。専門用語が多くて読みにくい上に、人間関係が解りずらいので、冒頭から読む気が失せます。「震える牛」は面白いんですかねー?この小説を読む限りでは期待できませんね。
0投稿日: 2016.03.09
powered by ブクログ面白くなるまでが長かった…。 ハードディスクの争奪戦や内田副総監の張り込みなど刑事部と公安部の駆け引きは緊張感があった。 でも、結局お互いの足を引っ張り合って共倒れ。村岡を逮捕できないなんてガッカリ。
0投稿日: 2016.01.26
powered by ブクログこれは警察小説だがメインは犯罪行為でも犯人逮捕でも無い。 刑事警察VS公安警察の血みどろの抗争の物語。 兎沢は言った「志水さん、俺、今度父親になります」 志水は言った「本当か?今何カ月だ?」 先輩後輩として暖かい心の交流を続けていた2人。 「あんたたち見た目は違うけど兄弟みたいだねえ」と定食屋の女将は笑った。 時は経ち兎沢は捜査一課、志水は公安総務に奉職している。公安のメンツを保つ為だけの或る逮捕劇が、彼らの絆を徹底的にずたずたに引き裂いた。 元々は同じ方角へ迷いなく進んでいた轍。いつしか大きく軌道を外れ、激しくぶつかり合う。 それは彼らだけではなく、血を分けた兄弟であるべき組織同士が、鉤爪を立て牙を突き立て合う、血みどろの争いであった。 正義はどちらの側にあるのか?誰にとっての正義なのか? いやあ汚い汚い、なんて薄汚い世界なんだろうか。冒頭から謀略の為に個人の人生を引っ掻き回して組織の部品として育て上げる。なんて薄汚いのでしょうか。そして・・・・とても面白い。 これまでに警察内部の軋轢を書いた小説は有りましたが、ここまで二転三転してシーソーゲームとなる小説が果たして有っただろうか。 相手の足元を掬い、一発一発パンチを交換し合うような攻防から目が離せなかった。 それにしても兎沢のエピソードは同じく娘を持つ身としては身につまされたなあ。かわいそうなの本当に。これは読まないと分からないから! 公安警察って本当にこんな感じなのかな?完全に悪者というか、うちらの思っている警察とは全く別物なんでしょうね。大概悪者として登場する事が多いので、全くもっていい印象無いです^_^;
1投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログthat's entertainment! the wheel of fortune. one of the detective, one of the publican. there double tracks don't across it, never.
0投稿日: 2015.06.08
powered by ブクログ話がバラバラと飛ぶ。一気に読めれば良いのだが、時間がなく間隔を開けて読んだためアレっとなってしまった。 最後に大前提が崩壊していくが、何故だか納得できてしまった。
0投稿日: 2015.02.01
powered by ブクログストーリーが3つの年代で進んでいるのが 読み進めていくうちに掴めるまでアレッ?と感じてしまいました。 犯罪を解決する刑事、国家を守る公安の確執を中心に 警備、監査と各々の立場を守り、主張し、、 人命よりもメンツを取ったり、駆け引きしたり、事前に仕掛けたりと警察の裏を汚く表現した作品です。
1投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログラストまでの流れは、さすが相場英雄という展開だが、ラストが性急で乱雑に思う。 何らかの解決が欲しかった。
1投稿日: 2014.10.04
powered by ブクログ警察内の刑事部と公安部の激しい対立、抗争がスピーディーに描かれていて、読み進めるごとに引き込まれていった。 ただ、ラストは結果として救われた登場人物がいたのだろうかと考えてしまうものだった。
1投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ息詰る展開感が面白い。公安と警察の対立を描いたものだが、ここまでではなくても実際本当なのか…と疑問に思う。 ラストの方は出来すぎて、流し読みしてしまった… ですが、最後まで飽きなかった。 でも面白かった(満足)
1投稿日: 2014.08.31
powered by ブクログ本文に刑事の専門用語が出てきた所はリアリティがあって面白かったし、どんどん状況が変わって行く展開にもハラハラした。ただ、最後の方は半沢直樹のやられたらやり返すじゃないけど、公安と刑事部がそんな状態になってしまってたし、ラストの三行は、えぇ⁉︎ってなった。結局、犯人が捕まったとか登場人物のその後の立場がどうなったかは、分からない。それは読んだ各自が、想像するしかないんだろうなぁ。。。
1投稿日: 2014.08.20多少は誇張のある警察小説と思うが・・・ストリーは起伏に富み面白かった。
公安警察(ひたすら冷徹の世界)がここまで個人をマークしているのかと考えると不気味に思える部分はあったが、かって刑事部(ある意味、義理人情の世界)に所属した兄弟分の志水と兎沢が袂を分かち、理解しえぬ関係になるのは痛々しくもある。ストーリーテリングとして読むには面白い小説だが、人によっては苦手な世界かもしれない。殺伐とした刑事vs公安の対立の中で、エピローグが秀逸。
3投稿日: 2014.06.24
powered by ブクログ公安と警察の対立を描く。 かつて信頼関係にあった先輩・後輩が組織の対立に組み込まれ、やがて憎しみ合うようになっていく。 自己意識すら操る組織の怖さ。 最後のシーンが印象的でした。
1投稿日: 2014.06.15
powered by ブクログどんどん読み進められて、面白かったのですが、 実際に警察と公安ってこんなに仲が悪いんですかねー 他の方のお話でも犬猿の仲だし 足の引っ張り合いをしてないで、ちゃんと悪い奴を捕まえて下さい 警察の信頼が・・・とか 身内の悪い奴を捕まえられたら、国民は隠蔽しなかったことを誉めると思うけど!?
1投稿日: 2014.05.17
powered by ブクログ複雑そうに見えて、実は意外と単純な世界に翻弄されて、誰も勝たずに、みんなでlose。後味が悪い。 ちょっとくどい印象で、時たま読むのに疲れて、きっちり読み切らなかった箇所もあり。
1投稿日: 2014.04.14
powered by ブクログ面白かった! 二転三転する感じがおもしろく、一気に読んでしまった。公安vs刑事のやり合いがとてもよかった。
1投稿日: 2014.02.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
震える牛が面白かったので、本屋で見つけた時にすぐに購入。 先が気になる展開で一気読み! だけど、最後は「えっ!」って感じ。 曽野と志水の関係は? 村岡は捕まえることが出来たのか? 内田はどうなった? と気になること多し。
1投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログ震える牛に引き続き読んでみた。震える牛ほどの引力は感じなかったけど、飽きずに最後まで読み切ることができた。中盤登場した国際医療センター、よく行くので、なんとなく親近感。今は独法になったので、今だったらセーフになったりするんだろうか。 公安、イメージまったくないけど、ほんとにこんな訓練するのかな、という素朴な疑問。
1投稿日: 2014.02.13
powered by ブクログ『震える牛』を越える面白さでした!! 警察内部のドロドロと公安の怖さといったい結末はどうなるんだ…とドキドキしながら読みました(*^^*)
1投稿日: 2014.01.31刑事部対公安部
全体的に刑事部対公安部の話しです。 前半は事件絡みで進みますが、年代が前後することが多いので、慣れるまで戸惑います。ただ、後半への伏線が色々出てくるのでしっかり理解した方がよいです。 終盤は刑事部対公安部の泥試合のような展開で、ちょっとがっかりしましたが全体的には面白く読めました。個人的には犯人追跡の方をもう少し読みたかったです。
2投稿日: 2014.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
エンターテイメントとしたら面白い。 が、刑事達が時々驚くほど 子供っぽい行動を起こすので???となった。 ありえないでしょ…と。 公安の描写は面白かったし、 2人の主人公は魅力があったので 続編が出たらとりあえず読みたい。
1投稿日: 2014.01.24
powered by ブクログ息詰まる展開とリアル感がすごい。刑事と公安の争いは使い古されたネタだがスケールの大きい話で飽きさせなかった。
0投稿日: 2014.01.18
powered by ブクログ刑事と公安、一つの事件をそれぞれの視点で描いた作品。刑事と公安の対立、お互いを敵視し妨害合戦等と新鮮。公安はどこまで真実が…だが。途中から都合の良い展開、何故今まで気付かなかったの?と思うような場面があり。志水の妻の行動も理解出来なかった。惜しいと言うか残念。
0投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログドラマ化されると聞いて手に取った。公安と刑事部のやり取りが描かれている。公安のやり口がなかなか汚い。兎沢のような男は好きだ。映像化すれば確かに面白い作品だと思う。
1投稿日: 2014.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今まで読んだ警察小説は何だったのか?と思うくらい面白かった。そしてはじめて警察小説で泣きそうだった 最後の、「正義は時と場合によって姿を変える」という言葉が印象的でした。 「正義」は何だろうね?
0投稿日: 2013.12.06
