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空へ向かう花
空へ向かう花
小路幸也/講談社
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総合評価

31件)
3.6
3
14
9
2
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 「東京バンドワゴン」の著者が描く感動長編。小学六年生のカホはある日、屋上から飛び降りようとする少年を見つける。彼は半年前に親友を「殺した」相手だった。苦しみながらも前を向く人々を描いた感動作。 【感想】

    0
    投稿日: 2017.07.27
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    ある事故で女の子を死なせてしまった小6の男の子ハル。 亡くなった女の子の友達だったカホ。 ハルが屋上から飛び降りようとしている所を見つけてしまい、出会う二人。 話はそこから始まります。 お互いに傷を抱えているハルとカホ。 その2人をそっと支えているおじさんと大学生のキッペイが何とも素敵。 『大人は子供の前では必死で大人の役を演じなきゃいけない』 この一文にやられました。 傷を抱え、いち早く大人になってしまった二人だけれども、自分の事を物凄く真剣に考えてくれる大人たちと出会えて、幸せだったのではないでしょうか。

    2
    投稿日: 2017.04.24
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    自分の行為で見知らぬ少女の時が止まった。見知らぬままでは自分の過去と未来を見つめることは出来ない。少女のことをふとしたことから知る事になる。少女の友達とおじさんと大学生の四人で進められる物語。重いテーマをそれぞれの視点で語り、何をしなければいけないかでなく、今何が出来るか?に置き換えて昇華していく。空に届け、空に向かう花の様に。

    1
    投稿日: 2015.05.08
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    温かい話だったけど、大事な部分がまたしても濁している。引っ張っておいて、知りたいところがサラッと隠されている。 事件の真相とか、どうやって説得したかとか、おじさんのこととか…

    0
    投稿日: 2014.10.14
  • 内容が良いだけに勿体無い。

    エンディングで「松岡」でないといけない部分が「片岡」になっていたため、気になってその部分を何度も読み返してもやはり変で。 誤字?もしくはバク?自分の端末だけ?ここが気になり過ぎて読んだ内容が飛んでしまいました。

    0
    投稿日: 2014.08.29
  • ちゃんとした大人にならなきゃと思いました。

    重い過去を背負った小学校6年生のカホとハルが出会い、そんな2人を支えようと大人が・・・イザとキッペイが立ち上がる。 子どもも大人も関係なく、人の強さや弱さや優しさや醜さ、生きているということの美しさにドキドキしました。 大事なモノを守れるように、ちゃんとした大人にならなきゃと思いました。

    1
    投稿日: 2014.01.22
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    辛い思いをしている子供に出会ったときに、その子を守ってあげるために1人の大人として何ができるかをテーマにした作品だと思う。 主人公の子供たちの健気さと真直ぐさに読んでいる方が辛くなりそうなところが、その一歩手前で明るさに救われる絶妙な塩梅でした。

    1
    投稿日: 2013.10.17
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    大人の在り方がすごく問われてる作品だった。 ここまで関与しようとする大人が果たしているのだろうか。 寧ろ作者が望んでいる、いや誰もが望んでいる世界なのではないだろうか。 「こんな世界にしたのは、大人だ」 この言葉が心に突き刺さる。 そんな自分は今は大人。 風が吹けば背中を向けるのではなく、顔面を向けその風に向かってく。それがいつかは大きな風の流れとなるのではないか。 とかく僕が言いたいのは感動の名作だってこと。

    2
    投稿日: 2013.10.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★2013年6月7日読了『空に向かう花』小路幸也著 評価B+ 安心の健全青春小説ですね。いつもどこかホッとさせるほんわかした作風が持ち味の小路。 ある事件で不幸にも少女を殺してしまったらしい12歳の男の子で主人公のハル。 たまたまの偶然で自殺しようとしていた彼を救った花歩。 孤独なハルを見かねて声をかけて、何となく行き来のある中年男性のザキさん。 花屋でバイトをしている大学生の桔平くん。 この4人を中心に、それぞれの視点から、順繰りに話しが語られながら物語は進行していく。底は浅くて、分り易すぎるきらいはあるけど、その分ストレートでシンプルでいいのかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.06.07
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    避けられないことで咎を背負ってしまった子供たちを周りの大人たちが支える。当たり前だけどできないこと。

    0
    投稿日: 2013.06.06
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    少年と少女が屋上に庭を造る話。 子供でいられない子が いい大人に出会って成長していくと 優しい人になれるんだ。 重い題材だけど温かい1冊だった。

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自主的ではなく、偶然が重なって運悪く女の子を死なせてしまった男の子。 物心ついたときから父親に虐待され、頼みの母親も蒸発してしまった女の子。 2人の姿があまりに健気でグッとくるんだけど。 なんだか綺麗すぎて、現実味がないかな。 第3者の立場だから、こう思えるのかなぁ。もちろん、希望を持つことは大切だということはわかるんだけど。 言葉を借りて言えば、死んでしまった女の子の親からすれば、【感情をこの土の中に埋め、糧に】なんて到底難しいと思う。 そちらを考えてしまって、嬉しいエンドなんだけど、何か、納得し難い感じで終わってしまった…残念!

    0
    投稿日: 2012.11.08
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    テーマが重そうでびっくりしたけど、いつもの小路さんの世界だった。すっと入っていけて、どんどん読めてしまう。でも、とても大切な何かを心に残してくれる。

    0
    投稿日: 2012.08.28
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    小路さんの作品らしい愛があふれてました。事故っていったいどんな事故?と気になってしまいましたが、最後まで読んだら、大事なとこはそんなところじゃないと気付きました。花のように強く優しく美しく、何もできないからできることをする。素敵な作品でした。

    0
    投稿日: 2012.04.09
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    とある過失?事故?で小学生の女の子を殺してしまった少年と、 死んだ女の子の親友が出会い、 周囲の人に助けられながら事件を乗り越えていく話。 ハートフル感動ストーリーという感じで評判よいけれど、 あまりにみんないい人過ぎて、道徳の教科書のような話だった。 少年が結局何をしたのかよくわからない。 妙に「殺した」というフレーズで引っ張るだけ引っ張っておいて、肩透かしな感じ。 事故で子供が子供を死なせてしまったり、児童虐待とか重い話題なのに、 それを物語の飾りの一つとして軽く使っているのに違和感。 それは優しい人の書く物語か? テーマの割りに文章が読みやすくて平易な分、こんなにさらさら読めていいのかなと思ってしまった。 それに登場人物に「偽善で何が悪い」って言わせる神経はちょっと相容れないかな。 暇つぶしにはいいけど特に残るものはないから余計に薄っぺらい気がした。 これまで読んだ2作品にも共通する、敵を作らない作品群。 嫌われないものはいいものかっていうと、どうなんでしょう。 要するに私が偏屈者です、はい。

    0
    投稿日: 2012.03.27
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    ずっしりと重くなってもおかしくないお話が まるでおとぎ話かのようにやさしくやさしく仕立てられていマス。 ひとの持つ善さを信じるひとにはシミるお話。 そうでないひとには、ちょっと嘘くさく感じられるかな。   ワタクシ、できれば前者でありたい、と思っておりマス。

    0
    投稿日: 2012.02.13
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    重いものを背負ってしまった子供と過去に色々あった大人が出会い支えて行く。 本当にこんな奇跡の出会いがあれば救われる人は多いだろう。 そういう場があるといい。 物語的には引き込まれるし、読みやすかった。会話文も多く進み易い。ショッキングな展開もいくつかある。 「まだ弱き者に、この世で力を持たないものに、優しくしたいと思う気持ちを偽善と呼ぶのなら、私は喜んで偽善者になる。」 心に残った でも、結局事故の詳細やイザさんに何があってひっそりと暮らすようになったかは終始グレーなまま。 どれだけの理由でそうなったか。「仕方のない事故」「嵌められたんじゃないか?」だけでは弱くて今ひとつ納得がいかなかった。 推理モノではないし、事故詳細を記してしまうと読み手によって受け取り方に差が出てしまうからかなぁ。 続編があろのだろうか…?

    0
    投稿日: 2012.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うつくしいお話、というのが読み終えたときの印象。 両親に愛されずに育った少女と、人を死なせてしまった少年と、彼らを見守る大人達。 最初はもっと重い話かと思っていたのですが、人が人を思い、助け、そのために出来ることをする様子は、心が洗われるような清々しさがありました。

    0
    投稿日: 2012.01.25
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    少し重い内容でしたが、暗い気持ちにならず最後まで読むことができました。とても好きな作品になりました。

    0
    投稿日: 2012.01.19
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    内容は重いのかな…でもこれから親になるんだったら、大人ならこうあるべきだ!!っていうのがたくさんあって良かったですd(⌒ー⌒)!

    0
    投稿日: 2012.01.01
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    辛い過去を抱えた子供たちがその悩みを内に秘めながら日常を過ごす。 特に隠すわけでもなく、同情を求めるわけでもなく。 その描写がとてもリアルで、余計に共感してしまう。 悲しみを抱えてしまった子供たちを守る大人たちも優しく、「大人とはどうあるべきか」をそっと私に教えてくれる。 悲しいテーマのはずなのに心が満たされる不思議な小説だ。

    0
    投稿日: 2011.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この小路幸也っていう人はすごく人が良いんだろうな。東京公園もそうだったけど、やさしくてあったかくて他人を思いやれる人しか出てこない。背景には悪い人がいっぱいいるんだけど、実際の登場人物はみんな良い人。ものごとこんなにうまくいくかねって思ってしまうのは自分が悪い人だからか。子供もこんなにしっかりお互い話すかね、小学生で。きれいにしゃべりすぎじゃないか。そんな風に思うんだけど、やっぱり良い話は良い話。気持ちがあったまる。 前向きに生きることは大切だね。 きっと読書感想文の宿題でこの本をだしたらとてもいい感想文が書けそう。

    0
    投稿日: 2011.12.08
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    12歳、まだまだ子供でいられるその年に、それぞれの事情により一足早く大人にならなければならなかった少年と少女。 事故により同級生を「殺して」しまったハル、親の虐待により心と身体に傷を負った花歩。どうしようもないと諦めること、そしてそこから再び立ち上がること、幼い二人が見つけた明日に寄り添う大人がいたことにほっとする。 子供は大人が思うよりもずっと多くのことに傷ついている。そして大人が思うよりもずっとずっとしなやかで、そして強い。

    0
    投稿日: 2011.12.07
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    重い話ではあるけどドロドロではない。裏に書いてある通り、「苦しみながらも前を向く人々を描いた感動作」だった。

    0
    投稿日: 2011.11.25
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    詳しい経緯は明らかにされないが、少女の死に関わってしまった少年ハルと少女の友人カホの出会いから始まる物語。 空へ向かう花のように前を向く子供たちと、温かく見守る大人たち。作中のこの言葉が深い。 「まだ弱き者に、この世で力を持たないものに、優しくしたいと思う気持ちを偽善と呼ぶのなら、私は喜んで偽善者になる。」

    0
    投稿日: 2011.11.07
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    この物語に登場する大人のようでありたいと、私も大人の一人として思った。 子どもは親が守ってくれて何の心配もなく遊んでいられるから、子どもでいられる そういうことなんですね。

    0
    投稿日: 2011.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ≪内容≫ 暗い過去を持つ少年ハルは、自殺をする寸前にカホという少女と出会う。心に傷を持つ少年少女と、彼らを取り巻く大人たちの物語。 ≪感想≫ 大人が子供を守るということ、家族のあり方、人に対する優しさなど、どこまでも道徳的で規範的な、そんな正しさがストレートに書かれている小説だと思う。重いテーマを取り扱っているにもかかわらず、ハルの事件の真相など、暗い記述などは意識的に排除されていて、ただ事件によって生まれた苦しみや悲しみと、その先に見える少しの希望がそっと描かれる。 登場人物はみんな善良で心優しく、どこかひねくれていてもその心を覗けば不器用な優しさで溢れている。どんなに辛い過去を持っていても、優しさが連鎖し、力になり、人も自分も救われていく。とても優しく健気で温かい物語である。 ただ、そういった世界の中では、自殺未遂も殺人未遂も結局は子供の過ちとして、何もかもが許され、受け入れられていく。それぞれの心に傷は残れど、大人が正しい方向に導いていけば、きっと正しく乗り越えていける。 きっとそれは間違っていないのだと思う。ただその一方で、やはり綺麗事だけでは人は生きられないことも僕たちは知っている。寛容であることだけでは、人と向き合うことにはならない。性善説が必ずしも受け入れられる世の中ではない。そういう黒い部分を捨象した素直すぎる内容には、煮えきれなさというか、物足りなさを感じてしまう。 この物語を温かいと感じるか、ヌルいと感じるかは人それぞれだと思うが、いずれにせよ、中高生にはとてもいい影響を与える物語だとは思う。そしてその純朴さこそが小路幸也の持ち味なのだろうな、とも思う。

    0
    投稿日: 2011.10.23
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    ブロードアレイミュージアムより、こっちがよかったかも。でもなあ、やっぱり東京バンドワゴンほどではないかも。でも、よかったといえばよかったかな。 ちなみに、誰かが亡くなる悲劇は、あまり悲劇として描かれないほうが好きなのは、単なる私の好みの問題か(笑)

    0
    投稿日: 2011.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    想像通り、少しドキドキしながらも、スルスルと読みやすく 最後まで、穏やかな気持ちで読み終えることが出来たのだけど 本当は内容が、幼児虐待や社会問題にも踏み込んでいるにも係らず 辛いことはさらっと都合良く解決しているように思える ちゃんと書かれてしまったら、重くて読めなかったのだろうし 希望を持つこと、前を向くこと、明るく生きることの大切さを感じるけど どうしても心のどこかに「きれいごと」の文字が浮かんできてしまう

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    投稿日: 2011.10.16
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    実は買おうか買うまいか悩んだ本でした。 最近、小路さんの本が次々に出てくるので、多作ゆえの質の低下が出てきてる様に思えて。 そんな目つきで読んでいたせいか、前半は余り良い印象ではありませんでした。常にペアで語るという章の構成は物語の繋がりを悪くしているようだし、事件の焦点をぼかした書き方も歯がゆく感じられます。重く辛い物語を、良く言えば淡々と、悪く言えば浅く語る物語。 その中で、ハルを見守るイザざんとカホを見守るキッペイの2人が、現実を見据えながら、それでも一生懸命助けて行こうとするの姿が心地良く。 ただ、最後の数章で一気に盛り上げてくれます。ここは圧巻と言えるでしょう。 ご都合主義・予定調和的と見做される事も有るでしょうから人には進めませんけど、小路さんの真骨頂だと思います。

    0
    投稿日: 2011.10.15
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    ちょっと重いけど良い話。 単行本時レビュー↓ http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-330.html

    0
    投稿日: 2011.10.02