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受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る
受験必要論 人生の基礎は受験で作り得る
林修/集英社
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総合評価

24件)
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    受験という制度には賛成だが、さまざまな物差しを持つ大学がもっと必要だという林先生の持論には私も大いに共感できました。勉強だけが人間の価値を決めるというのはおかしいし、みんな一緒という型にはめるやり方には私も疑問を抱いています。飛び級も導入すべきというお話にも私も賛成です。勉強ができる子はどんどん先に進んでそれを極める、勉強がそこそこの子は普通に学校に行く、勉強が苦手な子それに寄り添ってくれるようなサポートが受けられたら全体としても良い方向に進むのでは?というのが今のところの考えです。 「分からない」という時間がとても大切というお話も、そうだなぁと感じました。何でも分かることが素晴らしいのではなく、分からない→分かるようになりたい→どうやって考えたらいいんだろう?という思考プロセスが勉強をするということなのだなと。だから、子どもが「分からない」と言った時は怒るのではなく、よく言った!という気持ちで一緒に考えていけたらなと思いました。

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    投稿日: 2023.10.04
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    前半がインタビュー形式、後半が灘の先生との対談形式になっている。全体を通して謙虚な方だなと感じた。 東大のいいところとして、凄すぎるヤツに引っ張られて自分も追い付こうとする「感覚のインフレ」が起こることを挙げられていて、それが根底にありそう。 勉強できることは贅沢、受験できることは特権、というのはまさにそうだよなあと納得した。 インタビュー形式なので、質問に対する回答は明確なのだけど、林さんの考え方や思想のベースみたいなところが自筆でもう少し書かれていたらよかったなと思う。

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    投稿日: 2023.05.05
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    受験というものがそれほど悪いものではない。なぜなら受験勉強で高められる能力は「創造」と「解決」があるから。理系の場合、いかに新しいものを作り出していけるかという「想像力」が必要。一方、文系では社会で起きてる問題を「解決する力」が求められている場合が多い。勉強はあくまでも想像と解決というゴールに向かう一過程に過ぎない。 そのためには自分の頭を鍛えるために分からないことを抱え続けていくということが大事。そして方法論気づくことが大事。

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    投稿日: 2021.06.08
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    3)社会において全員が勉強をできるようになる必要はない。しかし誰もが豊かな考える力を持つべき。社会に出てからも時には答えのないような問題まで解いて物事を解決し創造していかねばならない。受験勉強には必ずわからない問題にぶち当たる。そこでわからないなあ、どうやったらわかるのかなあと必死に考える時間こそが尊い。 65)センター試験は現代文の基礎力養成にも適した教材。選択肢を見ないで答えを記述していく方法をとる事で基礎作りができる。 69)日本の受験は階級差別や写真審査がない。答案に書いたものだけで判断する。こんなに公平なものはない。東大に上位で受かる力を持つ生徒が早稲田を受けると100%通るというのは公正だから。特に国公立大は科目数が多く1本の物差しで測るわけではない。 70)都会の進学校にいるだけで受かりやすい。受験生は周囲の仲間から学ぶことが大きい。大都市の進学校でたくさんの優秀仲間を見て俺もまだまだと思いながら育つのと地方で自分はすごい勉強をしてるとお山の大将状態で育つのでは基準が大きく違ってくる。 80)入試の出題範囲は情報量が相当ある。漫然とやっていたら頭に入れる事はとても困難で自分なりに工夫してやりたい事も犠牲にしつつ地道に勉強するしかない。難関大学に受かった生徒はそういう事をしっかりやってきたという事を証明している。学歴はある決められたことをある水準で仕上げることができた忍耐力の証明書として企業が学生を選ぶ基準として採用されている。実際社会に出てからも必要な力である事は間違いない。 83)人は過去を今の色に染めるもの。今が悪いと過去の事までぐちゃぐちゃ言い出す。今うまくいっている人は過去を笑い話にできる。 86)ちゃんと戦ってしっかり負ける。戦わなければ負けもしないが自分と向き合う事には繋がらない。今のように厳しい世の中では自分はどういうところで勝負したら勝てるのか逆に負けるのかという事を知らなければならない。進学校にいるメリットの1つがそういう事が早い時期にわかる。100番位でも東大に受かる進学校で受かったとしてもトップと自分は全然違うと負けを感じることもある。これは受験という物差しで測った時の負けに過ぎない。だから社会に出た時に別の物差しで勝てばいい。そういう感覚を持つ事は真剣に生きることにつながる。 88)気分が乗ってくるのを待つ事はない。何より大切な事はまず着手すべき事を知るべし/パールバック 156)仕事は趣味ではない。だからお金を払ってくれた人に対して責任を果たせたかどうかそうやって責任を果たした自分にプライドを持てるかどうかそれだけでいい。喜びや楽しみは趣味の世界にとっておく。 158)現代文とは筆者という1人の人間が伝えようとしている事を出題者というもう1人の人間と同じわかり方ができるという証拠を出題者=採点者に提出する科目。伝え方とわかり方の科目。出題者と同じわかり方ができると得点という評価につながる。 182)受験勉強で得た入試で点数を取れる能力は今後の人生で1回も使うことはないかもしれない。けれども16~18歳の時期に1つの目標に向けて欲望を抑制しつつ結果を出すことができたとすればそれは一生の自信になり得る。俺はやればできると自分をごまかす生き方はみじめ。一方でどんな事であれ実際にやって結果を出した事から得られる自信は確かなもの。 196)学校の先生は生活指導と学習指導をしなくちゃいけない。一方予備校講師は学習指導だけしていればいい。予備校講師は教育者ではなくて1科目を担当するにすぎない受験で点数を取れるようにするというミッションを担っているだけの単なるサービス業。生徒の人格的な事に触れる事もなく生活指導も一切しない。 212)教育とは自転車の補助輪のようなもの。なるべく早く外して自分で走っていけるようになれ。

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    投稿日: 2020.01.26
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    最初は受験とは的な事が書かれていたが、後半は著者の話や予備校の業界の話などでタイトルから離れた内容で面白くなかった。 受験が必要な理由を最後まで記述して欲しかった。 著者のインタビューの様だった。

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    投稿日: 2018.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    受験勉強で得た、入試で点数を取れる能力は、今後の人生で1回も使うことはないかもしれません。けれども、16歳から18歳にかけての時期に、1つの目標に向けて、欲望を抑制しつつ、結果を出すことができたとすれば、それは一生の自信になりえます。 ・・・ まだまだ狭い世界に生きている高校生にとって、受験がその役をはたしてもいい、そう考えています。そういうわけで、受験は人生にとってそう悪いものでもないかな・・・・・これが結論ですね

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    投稿日: 2018.07.30
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    そりゃ受験がなくなったら、この人失業しちゃうしね。ぜったい肯定するよね。と斜に構えて読んでもまぁまぁ楽しめる。自伝的な内容の部分がいらない気がする。

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    投稿日: 2017.12.13
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    http://gakugei.shueisha.co.jp/kikan/978-4-08-781536-8.html

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    投稿日: 2017.08.23
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    受験必要論というより、“東大”受験必要論というタイトルの方が相応しいでしょう。林先生の人生観や仕事観も受験論を通して描かれています。現代の教育システムに一石を投じるような作品で、様々な思い上がり、勘違いをしている学校の教師や予備校講師にぜひ読んでもらいたい一冊です。

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    投稿日: 2016.06.20
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    受験をしてできるだけ偏差値の高い大学に行くことが全てだとは思いませんが、一般的に見て、偏差値の高い大学の学生の方が勉強を含め様々なことに対して努力できる人間だということは事実だと思います。そして、そういう努力できる人間が周りにたくさんいるということは、その後の人生を決める要素の1つになりうると思います。 「高いレベルの大学に行くと、すごく勉強していてもそれが当たり前だという人たちがたくさんいて、自分もそれに引っ張られます。逆に下の方に行くと、ちょっとしかやっていないのに俺はすごいことをやっていると錯覚している人が多く、自分もそれに染まっていまいます。」(P17引用) 私自身教師の世界に身を置く者として常々思っているのは、教師の世界は本当に狭く、立場の弱い生徒に対して、学年や内容などは多少違えど毎年同じようなことを教え続ける職業であるということです。一般企業のように業績を上げることは求められず、極端に言えば、やる気がない教師でも毎年同じことを繰り返していくだけでもやっていけてしまう職業だと思います。自分はそういう教師の立場や自分自身に危機感を感じていて、意識して外の世界を見たり、人から習う立場に少しでも身を置こうしていますが、周りの同僚教員が自分たちの立場についてどう感じているのか疑問に思うことがあります。著者が自分と同じ思いを持っていることに何だか少し安心しました。 「予備校業界というのは、あまりにも狭い世界なんです。しかも、生徒という自分よりも力のない人間を相手にずっと同じことを続けていく仕事でもある。ここにいたら成長できないな、どんどん衰えるばかりだな、という思いをずっと抱えて生きてきました。人間は自分よりも上の人間と切磋琢磨することで成長するものです。逆に自分よりも下の人間を見ていると、俺って偉いだろうと錯覚しかねないんです。教える立場にいる人間は、少なくとも学力面では自分よりも圧倒的に下の生徒を相手にしているのですから、いつもそういう危険について自覚的でなければならない。」(P168引用)

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    投稿日: 2016.03.29
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    面白かった。学歴はある決められたことをある水準で仕上げることができた『忍耐力』の証明書ってくだりにものすごく共感した。18歳まで社会のルールに沿ってどれだけ努力できたかを端的に表せる指標として学歴があると思う。学歴社会を批判する人には、少なからず、社会のルールに沿った努力をしてこなかった自分を棚に上げてる人がいる。根底には自分の過去に対する後悔や反省があるんだろう。

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    投稿日: 2015.11.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い本だと思いました。中身にとても共感でき、納得しました。インタビュアーの問いに自分ならどう答えるか、考えながら読みましたが、林先生と一致することはほとんどなくて、林先生の答える内容を読むと理由も含めてとても納得がいくんです。私は考え方が浅くて、普段からの考える力が弱いんだなぁと痛感させられました。10年後くらいに、自分の話で相手をこんなにも納得させられるような、自分の軸を仕事の中で見つけていきたいと思いました。 それと、現代文という科目の魅力や大切さを知り、勉強し直したいという気持ちも出てきました。

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    投稿日: 2014.08.09
  • 受験勉強の心構えがわかる。

    筆者の体験から出た受験論は説得力があります。最後まで退屈せずに読むことができました。

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    投稿日: 2014.06.09
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    日本史を必須にすべき、賛成。 社会に出ると受験と違って答えが1つとは限らない、その通り。 AO入試不要、賛成。 自分はどこなら勝てるかということを真剣に考える。 新しい違う世界で下っ端を味わう快感。 受験は必要、その通り。 私は大学、大学院2つと受験を経験しているが、受験は要領だが、いいものだよ。学歴は関係ないとかいうけど、嘘だね、多いにあるよ。私も相当に高学歴だけど、学歴なんてないよりあった方がいいに決まっている。それだけで多くの人がひれ伏してくれるから楽。

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    投稿日: 2014.04.28
  • 本業の予備校講師目線で語る受験エッセイ

    林修氏が本業の予備校講師と自らの経験をもとに語る大学受験をテーマにしたエッセイです。対話形式なのでトーク調ですらすら読めます。 著者は「受験とは10代のうちに自分の人生に真剣に向き合う1つの制度である」と言います。公平な評価のもと勝ち負けが明確になる経験は人生にも役立つでしょう。「学力以外の物差しで能力を計る大学があってよい」という主張にも同意できました。 ただ、東大現役合格した著者の経験談は余計で、受験現場を知る者の視点から突っ込んだ提言がなかったのが残念でした。

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    投稿日: 2014.01.26
  • 競争は必要だよね

    「今でしょ!?」の林先生の本。 今のままの受験システムについては改善の余地はあるけど、受験そのものってのは人生の大事な時期に一所懸命に頑張って、勝ち負けという結果が出るという意味で必要なものである、というようなことを言ってます。 勝ち負けというか競争は必要だし、納得できる話もいろいろあってそこそこ良い本でした。

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    投稿日: 2014.01.12
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    期待通り、深い洞察力で受験を通じて生き方を述べています。 著者は受験を巡る社会で生きておられますが、とても共感できる社会の描写が多いです。

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    投稿日: 2013.12.24
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    大学受験できる時点で特権的なんだという自覚を持て、というのは本当にその通り。 東大出て超売れっ子塾講師(実力あるという証拠)してても、自分の人生を完全には首肯し切れてない感じが、むしろ魅力につながってるんだろうなあ。 最後にキムタツ先生との対談も収録されてて面白かった。

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    投稿日: 2013.12.18
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    ≪目次≫ はじめに 第1章  受験とは何か? 第2章  林修式・超実践的受験術 第3章  僕の受験生時代 第4章  東京大学は一番いい大学か 第5章  予備校講師としての責任 附    灘高木村達也先生×林修 「勉強する目的とは何か」 おわりに ≪内容≫ 大変明快な林先生の受験論。そして、そんなに奇抜なことは言っていない(そこが彼らしいのかも)。面白いのは、東大に入ることが目的の生徒は燃え尽き(さらに地方で一番の生徒がその鼻を折られて潰れる)、東大がステップの一部である生徒は、大学を使い倒す、という話。また灘高の木村先生との対談はなかなか示唆に富む。

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    投稿日: 2013.11.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    木村 「日本人はお金に言及すると、守銭奴的なイメージというのがあるんでしょうけど。でも、本質はそこじゃないんです。僕はいつも生徒にハッピーリッチになろうと言うてますけど。だって僕、この春も高3の連中と東北に行ったんですけど、人を助けるためにはこっちにパワーがないとあかんに決まってるので。まさか東北行くのにちょっと交通費出してもらえませんかって言ったら、そりゃあギャグですよね。誰かを助けようと思ったらエネルギーもいるし、マネーもいるし、知識も技術も何もかもがいるので。つまり、勉強する理由なんて簡単なことです。」(P219)

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    投稿日: 2013.11.23
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    この人の情熱大陸を目にする機会があってすぐこれを見つけたので立ち読む。受験についてはまあ大昔の話なのでもう忘れたけどそれ以外の部分についても結構含蓄溢れており良かった。優秀さについてやそれを培うにはなど。

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    投稿日: 2013.11.10
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     「今でしょ!」の東進現代文の林先生が、受験が必要な理由、大学に行く理由、勉強する理由、受験術、受験体験、東大とは、トップグループの人間とは、という話。灘の英語の先生、キムタツとの対談も載っている。  インタビュー形式で、話しことばで易しく書かれているので、1、2時間あればすぐに読めてしまう。おれも受験は必要、とまでは言わなくても受験勉強や受験する体験こそは意義のあることだと考えているので、共感できる部分が多かった。でも林先生って文系で数学を教えようとしながら現代文を結果として教えるという、やっぱり文理両方できる人というのはとても頭良い人なんだなと思う。  印象的な部分としては、受験とは、「結果はともかくも、自分が1つのことにどれくらい打ち込める人間なのかということに関しての、自信を得るための制度の1つ」(p.47)という部分で、全くその通りだと思った。あと、トップグループの人は、例えば勉強のやり方にこだわりがなく、相対的に良いから採用しているだけで、他のやり方に干渉したりしない、という話もその通りだと思った。「これが1ランク落ちるグル―プだと、『このやり方しかない!』といったことを強く打ち出しかねない。たとえば、英語で言えば『音読しかない!』とか言い始める」(p.132)というのも納得。これという何か1つだけを設定したところで得られる満足感、安心感というところから、視野の狭さ、可能性に対する思慮の浅さというのがあるのだろうと思う。というおれも、実は生徒に音読を勧めまくってしまっているが、やっぱりトップレベルの生徒を教えるとおれの教え方も「なんでもいいよ、好きなように、自分に合うように」と言うんだろうか、と思う。また、ものすごく瑣末なことかもしれないけど、おれも合格の報告に来る卒業生というのが嫌い。高校生で予備校に通っている時は、予備校で写真とか撮っちゃってる人を見て、おれは合格しても絶対そんなことしねえ、とか思っていた。「お礼を隠れ蓑にした自慢」(p.176)と思う。「自慢は人生最大のムダ」(p.176)という言葉は自戒を込めて思っておかないと。  最後にキムタツとの対談、というのは別にいらないかなーと思った。なんで対談したんだろう。キムタツこそ「音読!」「暗写!」とか言っているように思うんだけど。それにしても灘の生徒って、もう日本では収まりきらない能力を持っているということがちょっとしたエピソードからでも分かり、すごいなあと思った。受験の話とともに、トップ層についての話も聞く、というそんな感じの本だった。(13/10/17)

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    投稿日: 2013.10.17
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    受験を既に受けた者にも、まだ受験を経験していない者にも、教育に携わる者にも、そして教育に携わらない者にも読んでもらいたい、そんな一冊である。 日本のこの受験というシステムは、世界から見たらとりわけ変わったものにみえることだろう。会社に入り一生勤めるという終身雇用を想定してのものであるが、それが崩れた今、もはや形骸化しているといっても過言ではない。勉強が他の者より抜きん出ている者は、飛び級しても全然かまわないし、勉強以外で人と差別化できるものがあるのなら、その道に進んだらいいのである。 ただ、それ以外の大多数にとってはこの受験というシステムが必要だというのも致し方のないところである。だからこそ、まだまだ予備校や家庭教師はなくならないのも事実であり、必要ある限りは知識やノウハウ、経験談を伝えていけばいいのである。 私自身も数年前には予備校に通い、受験というシステムにのっかり大学に入学した身である。本書にある通り、受験の中身や知識に関しては、もはや半分以上は薄れ使う機会もほとんどなくなってしまっているが、こと計画性や思考ということに関して言えば、その時に培ったものが今に引き継がれているといえる。受験一つとっても目的を考えればいくらでも出るし、そこで何をし、何を考え、どう動き、誰に会い、どう選択していくかがゆくゆくは自分の自己形成に大きく関与していくことを考えれば、ひと時の時間を使って一つの受験というシステムにあやかるのもそれほど悪いものではないと言えそうである。

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    投稿日: 2013.10.13
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    同意する部分がかなり多かった、やはり教育の現場にいる人間は似たり寄ったりな事を感じるのだろう。それが実現に移せるか、はたまた妄想で終わるのかは人によって異なるのだろうが。 飛び級・学力上位層への教育・世の中の物差し・本当に教えることがうまい人

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    投稿日: 2013.10.11