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死刑囚042(1)
死刑囚042(1)
小手川ゆあ/KADOKAWA
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総合評価

32件)
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    タイトルにひかれて手に取り、パラパラとめくっておもしろそうだったので読み始めた。なかなかおもしろい。

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    投稿日: 2019.01.22
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    頭に、殺人を犯しそうな興奮状態に陥ると爆発するというチップを埋め込まれ、管理下の元無償で社会奉仕をする、死刑囚042号。 そんな彼と、彼の働く学校の生徒、そして責任者などの人のつながり。 設定はとても好きなのだけど、なぜか最後あっさりしてるなぁという印象。 主人公が感情をあまりあらわにしないせいかもしれない。ところどころ切なかったり苦しかったりもどかしい気持ちもあるのだけれど、だからそこ最後があっさりすぎて… 作者のおっとり捜査でも同じ感想抱いたなぁ…途中はすごい好きなのに終わり方がいつもなんかこう、物足りなさが残る

    0
    投稿日: 2015.06.10
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    少女漫画風なテイストの割にはテーマは重め。死刑論や性善説に踏み込むかによってはさらに重く。とりあえず周りが良すぎ環境。

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    投稿日: 2012.05.01
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     人殺しを美化するつもりはない。  ただ、『漫画ならではの救いがある』ということが、いい。  この死刑囚042は、たまたま殺人を犯し、たまたま『奉仕活動をさせるプログラム』(殺意を抱くと爆発するチップを頭に埋め込み社会奉仕)に拾われ、たまたま学校に配属された。  この死刑囚042の周りには、たまたま『いいひとたち』が集まった。  この死刑囚042は、たまたま『過去にトラウマを持った人間』だった。生きるために絶望を知った人間だった。  この本を読んだから、死刑は廃止にしろ、なんて野暮なことは言わないでもらいたい。  レイプ犯や快楽殺人など、生きるに値しない。ひとのいのちはもどってこないと知っているはずなのに、いきるよりもつらい行為をおこなったくせしてのうのうと生きているレイプ犯なんて男性器ちょん切って生きながら殺されてしまえばいいくらいだ。  ひと、とはどういうものか。かんがえるためには、ひつようでしょう。

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    投稿日: 2012.02.15
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    「死、または奉仕」 死刑。 シンプルかつ最も重い部類に入るものだけれど、実際に執行される人数は宣告された数よりも少ない。そして人の死を人が選んで良いものか。そう議論は交わされ続けている。 では、当人にとっては重く、しかし人が人の死を選ぶ必要のない代替案があるのならば。 この物語はその代替案である「死ぬまで奉仕」の実験材料、死刑囚042号の歩んだ時間を描くもの。 主人公である042号は幸か不幸か実験に選ばれ、彼は独房の代わりに「チップ」を頭に埋め込まれると、再び外の世界へ触れる。 久しく見ていなかった世界に彼は涙し、刻む。 奉仕先は社会の縮図である学校。 ありとあらゆる性質の人間達に、好奇と恐怖の入り混じった視線を向けられる中、トラブルに巻き込まれ、世間に蔑まれつつも数々の人々と出会う。流れていく。 彼はゆっくりと、その周りもまた、変わっていく。 彼は死刑囚である。 実験が終われば再び拘束され、死刑を待つ。 次に空を見ることはない。 彼は生き抜く。 彼もまた、生きる人間なのだ。

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    投稿日: 2011.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻の頃から分かっていた結末。042の周りにはいい人が集まってくる。幸せになってほしかった。死刑や法律というものについて考えさせられてしまったし、死刑について考えたい人はこれを読んで損はしないんじゃないかと思う。ただし、あくまでフィクションなので、これだけを読んで死刑について考えてはいけない。

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    老早就想看的一部。家裡買了不少小手川的作品,他的風格非常符合我的本性XDD 雖然後期溫馨許多XD 小手川瑜亞不是那種只要有愛及可戰勝一切的治癒系,如這部中,042田嶋良平在校園背霸菱時,椎名主任說:「我們不能袒護實驗品,我們的目的是收集數據資料。」「學校是社會的縮圖,無法在學校裡生存的人,出去社會生存也很困難。」 而法務省預測週刊發售時,當地集英市居民和周圍縣市的人會包圍集英高中抗議,椎名的建議也十分正確。要保護的不是被抗議對象042,而是學生和當地居民。若有人因此受傷,將導致實驗被迫中止。 卷末附錄種花養魚記也很有趣XDD 

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    投稿日: 2011.04.18
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    小手川氏の作品は雰囲気あって好きだ。 テーマは重いけど重さを感じず読める。個人的には小手川氏ベスト1。全5巻。

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    投稿日: 2009.11.02
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    死刑囚に名前はない。番号042番の彼を「オシニ」と皆は呼ぶ。 内容は・・・ 死刑囚を実験体として、脳に「コントロールできない怒りで頭に血が上ると爆発する」仕組みのチップを埋め込み、行動を制限して観察者つきで奉仕活動をする。 そのデータを研究者がとり、今後死刑囚を世の中に奉仕活動を通して社会貢献できるかどうか・・・実験的取り組みの話。 暗い話のはずなのに、盲目の少女をと関わるうちに042は心を取り戻していき、最後は涙する物語でした。 ”昔に出版されたマンガなのかな?”って思うくらいちょっと古臭い感じがありますが、 それでも何か心に迫るものがありました。

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    投稿日: 2009.07.23
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    死刑制度の代わりになる刑罰の実験体として、再度社会に出ることになった死刑囚042号(田嶋)の話。 泣ける!! 設定はファンタジーです。作者もそう言ってますし(笑 根っこはすごく暗いのに、ストーリーが比較的コミカルなので読みやすい。 1巻だか2巻だかのうさぎが可愛くてもう……!! 4〜5巻がもうボロボロ泣けますね。これはやばい! ゆめちゃんがかわいいです(笑 あ、死刑は刑務所じゃなくて拘置所でするんですよー。(爆

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    投稿日: 2009.06.22
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    泣きます。 1巻発売されてからずっと読み続けて、完結してからはもうなにか泣くために取り出す、くらいの勢い。 ずっと考えていた言葉にならない命に対するもにゃっとしたものを、決して大きな答えは出さないけど、ひとりひとりの向き合い方を書いてもらえたような。 小手川さんはそういう、誰にも肩入れせずにただその人物が置かれたその状況でのありのままの心境を善し悪し関係なく書くことが出来る稀有な作家さんだなあ。 それはこれみたいな出てくるキャラ殆ど善人な話でも、アンネフリークスみたいな半分以上が犯罪者な話でも同じ。

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    投稿日: 2009.04.25
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    所謂 実験台にされつつも 素敵で優しい人間に囲まれていた死刑囚のお話 「しかたのないこと」って きっと こういうこと 人として生きる事の難しさでいっぱいだった 5巻 あのラストがやっぱり一番で だけどなんだか かなしかったな

    1
    投稿日: 2009.04.13
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    「死刑囚042」を代表して。 この人の絵が良くて読んだんだけど、 話もなかなか良い内容でした。

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    投稿日: 2008.11.21
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    死刑というシリアスな問題について切り込んだ衝撃的な作品! 全5巻。 絵が好きでハマった作者ですが、 毎作の内容のクオリティーの高さもすごい!

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    投稿日: 2008.05.05
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    死刑制度の廃止を検討している政府により、死刑囚042号=田嶋良平は脳の破壊活動を司る部位にチップを埋め込まれ、とある公立高校へ派遣される。椎名博士の苦悩に考えさせられました。後半は涙無しには読めません。[全5巻]

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    投稿日: 2007.11.18
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    「見上げるとなんにもない。空がずっと続いてる。それが嬉しい。それだけでいい」(1巻 田嶋) 死刑制度に賛成か反対か。もし、自分の大切な人が殺されたら、犯人なんて死刑になってしまえばいいと思うだろう。そうじゃなくて、田嶋みたいな死刑囚を目の当たりにしたら、死刑制度は間違ってると思うかもしれない。結局のところ、どれだけ考えても状況次第で心は簡単に揺れる。それを作中の台詞が見事に表している。「元々 人の考えなんて 自分の考えなんてはっきりしたもんじゃないと思うんです」「きっとそういう人間の方が世の中には多い。ただ人が死ぬのは嫌だなあと思うだけです」ちなみに、内容は死刑制度の是非ではなく、とある実験のために公立高校で働くことになった死刑囚042号こと田嶋良平と周囲の人々とのふれあいを描いています。

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    投稿日: 2007.10.29
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    全5巻。死刑囚042号(通称オシニ)が徐々に心の温もりを知ってゆく過程に、じんわりと染入るものを感じる。死刑制度について改めて考えさせられる作品。

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    投稿日: 2007.10.13
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    もともとの設定に思わずつっこんでしまいそうになりますが。 それを気にせず読んだら、ほのぼのせつないストーリーでよかった。 でも、死刑囚の苦しみが足りない気がする。惜しい。

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    投稿日: 2007.08.14
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    もっと評価されるべき作品。 死刑制度について追及された秀逸な作品。 一方で田嶋の存在にきゅんきゅんします。

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    投稿日: 2007.07.27
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    死刑制度が廃止され、死刑囚の脳にチップを埋め込み、破壊衝動が働いたらチップが作動し爆発する・・・設定はぶっ飛んでますが、根底にあるものは凄く大事なものだと思います。 『死刑』って何だろう、それが持つ意味って何だろう。 主人公で死刑囚の田嶋(042)が何を感じ、何を思い、どうやって周りの人間と馴染んで行くか・・・その過程を追っていくだけでも色々考えさせられる要素の多い漫画なのではと思います。

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    投稿日: 2007.05.10
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    この作品はやばい。 死刑という難しいテーマに 真っ向から向かっている。 1〜5巻まで読み終わったとき、 不覚にも泣いてしまった。 命のあり方。生き方。 それを考えさせられた。

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    投稿日: 2007.01.15
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    画風は好みではないが、ストーリーはかなりのもの。難解さはなく展開がわかりやすい。自身の蔵書の中では異色の作品。全五巻中の第一巻。

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    投稿日: 2007.01.01
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    全5巻です。代表して主人公田嶋が表紙の1巻を持ってきました。 おっさんがたまらなく可愛いんですよ〜! おっさんにもえもえします、笑います、泣きます、虜にされます!

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    投稿日: 2006.12.31
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    「しけいしゅう・おしに」と読みます。このタイトルから分かるように、7人殺害した過去を持つ死刑囚(囚人番号042号)の話。 法務省の『実験』の被験者として選ばれた042号(田嶋)は、攻撃性が高まると爆発するチップを頭に埋め込まれた状態で『公立高校での奉仕活動』を行っています。死刑に変わる制度の模索の中で生まれた『実験』という、実際の現実社会ではありえないだろうファンタジー(?)なストーリーなのですが、読んでいくうちにだんだん切なくなってくる話です。 生と死について(死刑制度についても)考えさせられる話です。ラストは、本当に感動します。泣けます!!!

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    投稿日: 2006.09.16
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    最終巻でぼろ泣きしました。ばっちし読者を泣かせるような場面運びをしてるのを見て「ははあんひっかかるまい」と自分に誓ったにも関わらず、です。内容は重たいのですが、そう感じさせないのは魅力的なキャラクタでいっぱいだから。『おっとり〜』にも負けず劣らず私は好き。

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    投稿日: 2006.07.09
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    (1〜5巻について) とてもメッセージ性が強い作品です。死刑制度について考えさせられる作品となっており、読了した時にはなんとも言えない独特の切なさ、哀しさ、悔しさに襲われます。もっとラストの描き方が巧みだったら至上の作品になっていたかも知れません。

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    投稿日: 2006.02.07
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    実家に置いて来てこんちくしょーとか思ってる。 時折、話の根底は暗いのが解っているのに 和んでしまう自分が居る…。 話としては、死刑囚の042(田嶋)が、死刑に変わる刑の実験として 学校で清掃活動に励み、 沢山の人と知り合い感情を一つ一つ取り戻していく様が描かれていている。

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    投稿日: 2005.11.28
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    死刑廃止の為それに変わる刑として頭に爆弾を埋められた状態で奉仕活動を行う―そんな実験に選ばれた死刑囚042号と実験場となった高校での日々…さまざまな交流により042に人間性が戻る様は感動的です。問題提起なマンガではなく。人間ドラマとして読むのが吉。(全5巻)

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    投稿日: 2005.11.14
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    リアルではないかもしれない。 お話も、死刑制度も。 だからこそ、漫画から何かを少しでも感じて欲しい。 主人公は勿論最後に死ぬ。 死刑囚は、自分の罪を受け入れ、落ち着いた頃に刑が執行されることを思うと、この漫画の終わりはこれで良かったのかもしれない。

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    投稿日: 2005.07.29
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    「初めまして 042号・・・ 法務省法務総合研究所の椎名です 単刀直入に言うとね 君 ここを出て生きてみる気はないかな?」

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    投稿日: 2005.06.05
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    暗ーい話だったらどうしようと思いつつ目の見えない女子高生もツボだし主人公もその飼い主(死)も実はいい人揃いでいい話揃いで面白く読めたマンガ。4巻まで立ち読み。 私的に主人公は盲目少女とくっ付けばよいと思ふ。

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    投稿日: 2005.04.24
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    死刑制度について考えさせられる作品。 でも決して重たくはない。 死刑に変わる刑罰の実験体として042号が選ばれ 学校で掃除など奉仕活動を行う。 どんどん人間らしくなる042号結末には涙。 ただ結末はドタバタ感が抜けない。

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    投稿日: 2005.03.26