
総合評価
(64件)| 21 | ||
| 24 | ||
| 11 | ||
| 1 | ||
| 0 |
powered by ブクログ正直、はじめは「歌舞伎かー…」と乗り気じゃなかったんだけど、読み始めたら止まらなくなる系だった。しかも爽やか青春系! 今作も、喋り方がオネエなガチムチ兄ちゃんとか、中性的で女子に大人気のヅカ系女子とか、まあとにかくジェンダーとか関係ないようなキャラクターやら何やら、キャッチーで面白くて応援したくなるような登場人物がわんさか出てきて、応援したくなるし涙出ちゃうような展開です。 続きもすぐ読む!読むぞー!
1投稿日: 2025.09.21
powered by ブクログ歌舞伎が好きでそこからスタートしたカブキ部だけど、まだまだ同好会。 前にこんなタイトルの本があるんだ~と知って、いつか読もうと思いつつ、いろんな本に興味が移るので忘れかけてました。 行った図書館で、たまたま見やすい位置にあったのを発見して借りました。 webで予約もいいけど、本屋さんだけでなく図書館でも、たまたま見かけた本が実は読みたかったのに忘れてたとか、思わぬ発見だったりするのが楽しいデス。
1投稿日: 2024.10.25
powered by ブクログカブキブ!全7巻 開演の第一巻 高校1年男子クロは、歌舞伎が大好 進学した高校で歌舞伎部を創ろう!と友人の男子トンボと活動を始める とりあえず同好会創設を目指しメンバー5人を勧誘 演劇部のヅカ的スター女子 日本舞踊の名取の女子力高め男子 コスプレ衣装の女神 まずは三人を口説き同好会設立 ここに本物の梨園の子息と梨園の隠し子が加わわるかな 期待していた歌舞伎豆知識もあり 今回の演目は「三人吉三」 お嬢吉三、お坊吉三、和尚吉三の三つ巴 三人とも事情を抱えた盗賊 お嬢吉三は女装男子でお坊吉三との恋もあり 大金と宝刀をめぐって、最後は三人差し違え 書下ろしとのことだけど、いかにも途中な感じで1巻目は終了でした 「ガラスの仮面」で知らない演劇作品が読める事が魅了だったので、こちらもそうなると良いなと思います♪
66投稿日: 2024.08.20
powered by ブクログ面白かった 直向きな少年群像劇。 歌舞伎の勉強にもなりそう。 キャラが良い。 2024.7.24 107
3投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ好きなことをしたい。 メジャーなものであれば簡単な事でも、知る人が少ないと設立すら難しいよな。 プロからしてみればお遊びだろうが、そこでしか得れない経験もあるのでは。
1投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログ面白かった!! 教科書掲載本にしては異色じゃない?と思って読んでみた。 歌舞伎題材のYAなんて最高に面白いじゃん。 伝統芸能、歌舞伎へのハードルを低くするのにいいんじゃないかと。「伝統芸能だから、じゃなくて、好きなものは好き、でいいじゃん!」というのが伝わってくる。 一巻、いいところで終わってしまったので次も読むかあ…。 なんかアニメ版が酷評みたいだけど、この雰囲気はぜひ小説版で!!読んでからアニメに入ったら印象かわるかも。
0投稿日: 2022.12.24
powered by ブクログアニメを見て原作も気になって読んでみた とにかく面白い! いつか歌舞伎生で見てみたい... 歌舞伎なんにもわからないけれど、とにかくすごいのはわかる。 書くのに色々調べているんだろうな... 用語も詳しく説明してくれていて見たことのない私でも場面が想像できてどんどん読み進めていける すごい良いところで終わってるからはやく続きを読みたい!
0投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログ最初は仲間集めから!部活物、王道。 この引きで終わるなんて、残酷だ。 掛け声ってかける人が決まってるのか。たしかに、収拾がつかなくなるものね。 楽しかった。
0投稿日: 2020.06.18
powered by ブクログアニメ版最初先生に説明する辺りで見るのやめた記憶が。 見続ければよかった! みんなキャラ立っててさくさく読めそう。
0投稿日: 2019.10.26
powered by ブクログ男子高校生が、好きだという熱意だけで歌舞伎同好会を作る話。技術も素養もないけれど、知識と人を動かす熱意はある。 最後、「ここで終わり!?」とびっくりした。もう数ページ、終章をつけたくなるラストだが、却ってこの方がすぱっとして格好いいのかも。
0投稿日: 2019.10.13
powered by ブクログ日本の伝統芸能をテンポよくコミカルに描いた作品。初心者の自分でも読みやすく、歌舞伎を実際に見てみたいと思うほど。 シリーズということで、どんな展開になるか楽しみ。 『楽しいことだけ、したらいい。 生きていれば、イヤなことだってある。 だけど、いいんだ、楽しいことだけで。 本当に楽しいことをするためなら、努力できる。 我慢もできる。恥だってかける。 人間なんてのは、身勝手なもんだ。 自分にとって大事なもののためにしか頑張れんよ』
0投稿日: 2019.06.22
powered by ブクログ勢いのある青春小説が好きです。 あっという間に1巻読みきっちゃって、すぐに続きを図書館で予約しました。 個性的すぎる面々が集うなんて、すごい高校。笑 いろんな人に歌舞伎の魅力をわかってほしい、という黒悟の熱意が「THE青春!」て感じで好感がもてます。
0投稿日: 2019.04.23
powered by ブクログ歌舞伎部を創る為高一の元気な黒悟と寡黙な親友が集める、女子に人気の女子やオネエな日舞名取やパワフルネガティブな衣装女子等登場人物たちの濃さが楽しくノリも可愛い。素人にもわかり易い説明の反面、後半の引用は着いて行き辛かった。プロから見た素人の二パターンに考え込む。黒悟の芝居の凄まじい大根さが現実的。
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ新年度の疲れが出てきたのか、難しいものが読みたくなくなった。 そんなときのこれ、うってつけだった。 子どもの頃からじいちゃんに歌舞伎好きに育てられた来栖黒悟が、高校入学を機に、歌舞伎部を作ろうと奔走する。 個性ありすぎの部員候補者。 生真面目だが不器用な顧問の教師。 軽妙な語り口で、ドタバタを繰り広げる。 歌舞伎の蘊蓄も、無理なくストーリーに織り込まれ、歌舞伎の予備知識がなくても大丈夫。 「こいつぁ春から縁起が良いわえ」が、そんな文脈でのセリフだったとは!
0投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
好きなんだから、カブキやろうよ! 来栖黒悟、通称クロは歌舞伎が大好きな高校一年生。歌舞伎を部活でやりたい一心で、仲間を集め、まずは同好会、そして初めての公演! まっすぐな青春小説。キャラの立ち方も面白く、題材が歌舞伎というのもいい。歌舞伎のなんたるかは全然わからない。そういう読者が多いと思うけれど、それでもいい。だって、好きなのだ、というクロの声が聞こえてくるようで、それだけで読む理由になる。ライバル(?)の蛯原の動向も気になる。もちろん御曹司の彼が簡単にカブキ同好会になれ合ったら、それはショックなので、ぜひこの冷たい態度を崩さないでもらいたい。 それにしても、すごいところで終わるね。ピンチヒッターの正体は、いわずもがな。
0投稿日: 2017.12.31
powered by ブクログ高校生がカブキ部を創ろうと奮闘。 同じ高校に梨園関係者、日舞の名取がいるなど設定としては恵まれ過ぎていますが、面白かったです。 まだまだ一歩を踏み出したばかり、これからどうなるのでしょう。 好きな事、楽しい事のためならがんばれる。取り敢えず走り出し、走りながら考える。いいな!若い!
0投稿日: 2017.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2017/10/13 ああ読みやすい。 一人ほっとかれてるなぁと思ってたら最後の一番いいとこで出てきたね。 中二病の歌舞伎の天才なんて好きになっちゃうに決まってる。 いや、天才かはまだわからんけども。 他の子もみんなキャラ立ってて実に読みやすい。 ハッピーだし。 私はトンボ君がタイプですが。 そして七五調がいい。気持ちいい。 歌舞伎の小説何作か読んだけど、歌舞伎役者はみんな歌舞伎にとり憑かれてるな。 実際そうなんかな。 続きが楽しみ。
0投稿日: 2017.10.14
powered by ブクログ良いね!部活とか青春もの好きだし、キャラも有りがちではあるけど、歌舞伎だからこそまた良いんだろうな〜 ラスト、めっちゃかっこいい!主人公メンツ丸潰れやけどwww そこも良いよね、カッコよすぎない主人公というか。 アニメも見てみよ!
0投稿日: 2017.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
‹内容紹介より› 高校一年生の来栖黒悟(クロ)は、祖父の影響で歌舞伎が大好き。歌舞伎を部活でやってみたい、でもそんな部はない。だったら創ろう!と、入学早々「カブキブ」設立を担任に訴える。けれど反応は鈍く、同好会ならといわせるのが精一杯。それでも人数は5人必要。クロは親友のメガネ男子・トンボと仲間集めを開始。無謀にも演劇部のスター、浅葱先輩にアタックするが…⁉こんな青春したかった!ポップで斬新なカブキ部物語、開幕! ーーー 最初は、登場人物の一人、蛯原仁(歌舞伎名門の御曹司)と同じように思っていました。 歌舞伎は伝統芸能で、簡単にYAの小説にするなんて、と。 ただ、読み始めてからはあっという間にひきこまれてしまいました。主人公のクロが放つ歌舞伎の名台詞は、その時々の状況にマッチしていてかっこよく、一人ひとりの登場人物がしっかりと描かれていて、感情移入もしやすかったです。 すぐにでも続きが読みたくなる小説でした。 ‹以下ネタバレ含む› クロはなんとか部員の勧誘に成功し、「三人吉三」の公演を行うことに。文化祭でのお披露目公演を前に、老人ホームのチャリティー企画で初舞台を踏むことになりますが、セリフも動きもわかっているのに、あわせてやれないクロ。びっくりするぐらいの大根役者だったのです。 いよいよ本番という日、クロの緊張はMAX。出番直前で倒れてしまいますが、そこにはさっそうと助っ人が現れて。 以下次巻
0投稿日: 2017.06.27いい意味で騙された!
よくある四文字部活動マンガですけど内容はしっかりしてて歌舞伎にも興味が持てました。 普段生活しているとわからない分野なのですごく楽しめました。
0投稿日: 2017.05.10
powered by ブクログ歌舞伎が好きだから、高校に入って歌舞伎部を創る。 その夢に向かって頑張る少年の青春…もの?w よくぞここまで、そんな人材が集まっていたな、と。 話に出てくる歌舞伎の内容は、わりと有名どころで ぼんやりと知っているものばかり。 ここまで熱く語れる、夢中になれるものがあるのは 非常によろしい事です。 何故こんな所にいる、と突っ込みたい歌舞伎役者の若様。 彼の言う事もごもっともですが、大人が子供に 己の価値観だけを押し付けているようにも見えます。 青春ものなので、多分これもフラグ?w
0投稿日: 2017.03.06これは面白い!
部活で歌舞伎…一体どうするんだ?と思いましたが、 テンポがよくて、 どんどんどんどん読み進めて行ってしまいました。 青春!ですね。 次が気になる終わり方なので、 どんどん次を買ってしまいそうです(^^;
1投稿日: 2017.02.20
powered by ブクログ歌舞伎の部活動をやりたい男の子の話、と聞いて手に取った本。 歌舞伎がストーリーの重要なテーマになっていることもあり、歌舞伎の豆知識や演目の大まかな内容なども登場します。 以前から興味があった歌舞伎、ますます観てみたくなりました!! カブキ部発足のため、部員探しに奮闘する主人公たち。 それで、目星をつけた3人がまた、個性的すぎる!!! 音痴なバンドマン、演劇部のスター、試合後のボクサーって。 『ドラえもん』のジャイアン、『ベルばら』のオスカル、『俺物語』の猛男くんがひとところに集まった、みたいな。 けど、「試合後のボクサー」こと花満先輩にはある秘密が…… 今作は、カブキブ 「1」 とのことで、2,3...と続いていくようです。 カブキ部……まだカブキ同好会ですが、これからどうなっていくか楽しみです。 早くも次巻を読みたくなってきました!!
0投稿日: 2016.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんちゅうところで終わるの! 続編があるのがわかってるとはいえ、なんちゅうところで終わるの!! こちらも違う本の巻末広告ページを見て、図書館リクエストにかけた。 この本はすぐに手元に来たけど、2巻はなかなかこなさそうなんやけど・・・・・・・・・。 歌舞伎好きの高校生男子が、「歌舞伎部」を作っちゃおう! ちゅう話。 ほんまそれだけの話(失礼)で、先日若おかを読んだのもあり、児童書と小説の間のような本やなと思った(そういうのをライトノベルっていうんか?)。 そう思うと、児童書と小説の違いってなんだっちゅう感じやな。(^^ゞ 児童書が好きな私としてはなおさら、たいした違いはないやろうな~、と、思う(小難しい本はとても読めないので)。 あさのあつこ氏もこういう位置づけよね。どの年代が読んでも面白いっていうのも、すごいと思うわ。 さて、最近、関西弁が登場する本ばかり読んでいるせいか、ちゃきちゃきの江戸っ子が新鮮でよかったです。 遠見パパが一番面白かったなー。遠見さんとの会話が笑ったわらった。 で、私はてっきりこの人に指導者をお願いするのかと思ったけど、これはどうも違いそうかな? ラストシーンで登場したのはやっぱり、イオフィエル(笑)よね。 ほしたら、蛯原くんが指導者かな? どっちにしろ、1巻では全員集合となってないのもいいね。 歌舞伎もまったくわかりません! ええもうまったく!! でもちょっと、 「見てみたいな」 と、思った。 飛び六方ってあれかな。今年の年初にスズキの車のCMでやってたやつかな? あれ、かっこいいな~、って思って見ててんな~。 お茶といい、和菓子といい、今度は歌舞伎で、ほんま日本の伝統芸って面白そう! 極めようと思えば、やるほうもみるほうもたしなむほうも大概の礼儀や作法が必要なんやろうけれども、ほんで、やっぱりそういう知識を知らないのって損なんやろうけど、クロくんがいうように、 「玄人しか楽しめない芸術」 ではなく、知らないでも知らないなりに楽しみたいな。 作中には付箋を貼りたい文章がようけあったよ。スポ根系ハッピーエンドが好きな私にはちょいちょいストライクなんよね。 クロくんは、おじいちゃんから散々いわれた 「好きなことだけやる」 を、心情としていて、いわく、 「好きなことのためなら努力もできるし、我慢もできるし、恥だってかける」 と、いうのよ。 うん、もう、そういうの大好き。笑 で、 「テキトーにやったことの結果は、テキトー以下にしかならない。それはラクやけど、つまらない」 のだそうで、うんうん、そうだよね~。 でも、それが、難しいよね。 好きなことのためといえど、やっぱり努力は大変だよね。でも、苦労するからこそ、結果に感動できるんよね。結果に感動できてこそ、 「やってよかった」 「私、ここまでやれたんやもの、これが好きなんかも」 って、初めて思うとも思う。 最初から 「私はこれが好きやから、これのために努力するぞー」 なんて思えるのは、かなりレベルが高いよ。人はそんな簡単に、何よりも優先させる「自分の一番大切なもの」に出会えんし、気付けんわ。 後から考えればなんかわからんけど必死で努力していた自分がおって、気付けばそれのことばっかり考えていて、気付けば結果が出てた。 振り返れば 「私、すごいがんばったな・・・」 と、思って、ひとつ自信をつけながら、 「もしかして私、これが好きなの?」 って思う瞬間がある。え、後から気付く私って鈍臭いんか(笑)? 今回は、最初から「歌舞伎が好き」と、自覚しているクロくんが、さほど歌舞伎に興味がなかった人やそうでない人たちを巻き込んでいくという話なので、色々な視点が楽しめそう。 今の時点で3巻まで蔵書がある。 3巻で完結してそうな気はしないけれども、どんどん読みたいな。 ネガティブやんな(笑)。 この本は、主人公のクロくんはじめ、とってもとってもポジティブですよ。だからこそ、面白い。 (2015.11.03)
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログ榎田さんの別名義の作品をいくつか読んでますが、こういった青春ドラマな話は初めてでした。正直高校生ものの話は苦手でしたが、楽しく読めました。あと、歌舞伎の豆知識がさらっと入っててへぇ〜となりました。 すごい所で話が終わってるので続きはどうなるんだろう。
0投稿日: 2015.11.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょ~~~~~~~おもしろい!!!!!! キタコレー!キタキタ! たぶん好きだろうな~と予想してたけど 予想以上によかった。 歌舞伎好き(つっても食わず嫌いの反対の食わず好き←そんな言葉はないけど)で 青春物が好き(認めるのは恥ずかしいけど)なので 満点だった 登場人物もみんなよかった。 文体とかもいやなところはひとつもなかったパーフェクト! 続きも読む。 そして中高生に読んでほしい!! すすめるぞー!!!
0投稿日: 2015.11.23
powered by ブクログ歌舞伎好きの高校生クロが、みんなとカブキをしていく話一作目(ざっくり説明)。カブキ部のみんなが個性豊かで、一作目だからかいいところで以下次続巻!早く続きを読みたいです。仲間が増えるのかな〜
0投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログ歌舞伎部を発足させて、初舞台までのお話。 爽やかで、テンポもいい。 キャラもなかなか魅力アリ! ただ、一人称だったりし三人称だったり…文章にまとまりがなくて大きく減点。
0投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
―歌舞伎って、なんですか? ―知らざあ言って聞かせやしょう! 高校一年の来栖黒悟(クロ)は祖父の影響で歌舞伎が大好き。歌舞伎の楽しさをみんなに知ってもらいたい、みんなでいっしょに楽しみたい、という強い想いを抱き、「カブキブ」設立に向けて走り出す…! うわぁーーーっ!すっごくおっもしろい!熱いです。 歌舞伎大好きの前向き男子クロ。 クロの親友、寡黙な眼鏡男子のとんぼ。(←ITボーイ) 自称ロッカー(音痴)で歌舞伎経験のある阿久津。 日本舞踊、藤若流師範の息子で名手、乙女の心を持つ花道先輩。 演劇部のスターで誰よりも二枚目の芳先輩。 コスプレイヤーには神と言われる衣装作りの達人、マルちゃん。 四苦八苦しながらも個性豊かなメンバーをかき集め、なんとか同好会を結成。老人ホームで「三人吉三」を初お披露目となりますが…。 クロの歌舞伎愛ったらない。笑 クロが必至の想いで教頭先生の前で演じた弁天小僧、しびれました…! そして、阿久津の登場、美味しいところ持っていきやがる(笑)でも、憎めないし、なんといってもかっこいい! 文章でこのかっこよさが伝わるのは、やはり歌舞伎のセリフ回しがかっこいいからなのだろうなぁ。 七五調が心地よく、台詞の部分を声に出して読みたくなりました。 歌舞伎大好きなクロの口から語られる歌舞伎はとても魅力的で、今猛烈に歌舞伎に興味が湧いています。 無性に歌舞伎を観たくなりました。 カブキ同好会に反感を抱く同級生で梨園の名家・白銀屋の御曹司、蛯原仁の存在も気になります。 クロのわくわくに引きづられて、夢中で一気に3巻まで読みました。大好きなことに一生懸命なクロの、彼らの青春。これからのお話が楽しみです。
3投稿日: 2015.10.30
powered by ブクログ以前からおすすめされていた作品。 歌舞伎について、日本の伝統芸能について、少しずつでも知っていきたいと思っていたので、良いとっかかりとなった。 登場人物もよくある個性的タイプ。 とくに浅葱先輩は設定が鹿島君な感じだったので(もうちょっとライトだが)そのまま鹿島君の顔と声が浮かんでいた。 終わりに、「彼」が出てくるのだが、名前が出てこないのがちょっと可哀想。 書かれなくても分かっていたけれど、最後にポンと出してあげるくらい良いのでは?と。 いいところで次巻に続いてしまうので、二巻がまだ出ていない時に読んだ方はやきもきしただろうなぁ。 四巻発売、おめでとうございます。 今後、きっと皆と仲良くなって、カブキ部がちゃんと作れるようになるのだろうから、いずれちゃんと読んでおきたいな。
0投稿日: 2015.09.29
powered by ブクログとても楽しい。青春だし一生懸命だし、感動する。ポップで斬新なカブキ部と裏表紙に書かれていたけれど、本当にそうだな。好きなものを全力で好きでいるというのは、素敵だな。 2015/8/31
1投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログ面白かった!ライトな文章だったけど、しっかり下調べをしているせいか話は軽すぎず、歌舞伎を知らなくても楽しく読めました。むしろ歌舞伎を知らない人向けかもしれません。 三浦しをんさんの「仏果を得ず」がお好きな方はこちらも好みだと思います。どちらも読んでいるとつい主人公の愛しているものを一緒に愛したくなってしまう。 キャラクターも個性豊かで、もちろん青春ものとしても実に楽しく読めます! 自分の好きなことを他人と共有し、一緒に楽しみたい。そんな想いが目一杯伝わってくる作品でした。
1投稿日: 2015.08.25
powered by ブクログ取っつきにくい感のある歌舞伎を、非常にライトな語り口とストーリーで読み手に興味をもたせるよう書かれている。この本がきっかけで、実際に歌舞伎座に足を運ぶこととなった。 何百年も続く伝統的芸能が面白くないわけがない、でもきっかけやとっかかりがないと興味の土俵に立てない。高校生が歌舞伎同好会を通して成長していく様子を描いた本書は、その昇降台のような役割を果たしてくれる。
1投稿日: 2014.10.29
powered by ブクログ榎田さんの「夏の塩」を先日読んで面白かったので、こちらも購入。 他の人も書いている通り、1巻はカブキ同好会が始動するまでがメインなのでちょっともだもだした展開かなぁと言う感じ。 でもクロのモノローグが小気味よいから割とスラスラ読めた。 2巻を読むのが楽しみなラストでした。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ歌舞伎の魅力をわかりやすく解説しながら、夢を追う少年たちの努力を描く作品なのだと思う。 そのコンセプトはとても好きだったが、どちらにも寄りきれずに少し中途半端な感じが散見された。 もしかしたら続編でより歌舞伎らしさが見られるのかもしれないし、少年たちのドラマも見れるのかもしれないから、ぜひ読んでみたいと思う。 それと、歌舞伎を観に行きたくなった。 作者にニヤリとされてしまいそうである。
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログとっても楽しく読めました。歌舞伎は一度見たことあるだけですが、わかりやすく、高校生の一所懸命さも好感がもてます。オススメです!
0投稿日: 2014.09.08
powered by ブクログ初めはちょっとモタモタするというか、話の進行はやけに早いけど読み進まない感じがしたが、登場人物が「こういうヒトなんだな」と掴めてくるとどんどん面白くなってきた。疾走感も気持ちいいし、終わり方もカッコいい……かな?続きも読みたい。 榎田さんが学園ものを書くと、こういう感じになるのね。人物の配置の良さはさすがだなと思った。
0投稿日: 2014.08.23歌舞伎が見たくなる!
歌舞伎って高校生のころに見たことがあるだけで、どうだろ?って 思いながら読み始めたけれど面白い! 歌舞伎が大好きで、みんなに歌舞伎を楽しんでもらいたくて 歌舞伎って敷居が高いものじゃなくて、庶民が楽しむことからはじまったんだよ。 そんなふうにみんなと楽しめる歌舞伎を作りたい主人公が 仲間を集めて同好会を作っていきます。 私のように、歌舞伎ってよくわからないし、眠くなりそうだしって 同じように思っている高校生達が、どんどん歌舞伎の魅力にはまっていくのを 見て、歌舞伎見てみたくなりました。 分かりやすく説明してあって、へー歌舞伎ってこんなふうに楽しめるんだとか お話も面白いし、歌舞伎への興味もでてきます。 登場人物も個性的で、みんなで何かやっていくっていいなーって わくわくしながら読みました。
8投稿日: 2014.08.17
powered by ブクログザ・青春。爽やか。歌舞伎の大ファンな(だけで素人の)主人公が高校で歌舞伎部を作ろうと奔走する話。現代っ子にも分かるような歌舞伎を演りたい主人公が、歌舞伎に興味のない生徒に歌舞伎の素晴らしさを適度に噛み砕きながら熱意全開で訴えてくれるので、読む側は知識ゼロでもOK。1巻は部員集めがメインでまだ導入部だと思うけど、主人公が歌舞伎の台詞を一気にまくし立てる場面では、紙上の文字を追うだけでも字面と響きのインパクトに圧倒された。あと出てくるじーちゃん達が皆粋でカッコイイ。今後どんな困難と喜びが待っているのか楽しみ。
0投稿日: 2014.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
考えてから走るな。走りながら考えろ。若いモンは勢いを大切にしなきゃならん。だから走りながら考えればちょうどいい。年寄りは残り時間を大切にしろ。だからやっぱり、走りながら考えるくらいでいい。 新しいことを始めるのは楽しいね あとでしようと思ったことのほとんどは、結局できないまま人生が終わるって。だから俺は今言いたかったんだ。 楽しいことだけ、したらいい。 いいんだ、楽しいことだけで。本当に楽しいことをするためなら、努力できる。我慢もできる。恥だってかける。なぁに、人間なんてのは、身勝手なもんだ。自分にとって大事なもののためにしか頑張れんよ。
0投稿日: 2014.05.21疾走感が素晴らしい、楽しい一冊。
歌舞伎が大好きだーー!! というただそれだけの強い気持ちで歌舞伎部を作ろうとする主人公:クロの、文字通り全力疾走な一冊。歌舞伎に詳しくなくても、テンポの良い文章に、歌舞伎用語も分かりやすい言葉に置き換えてあるし、とにかく歌舞伎を楽しみたい!! というクロと一緒に楽しめる。 無口でクールな幼馴染のトンボは縁の下の力持ちって感じ。遠見先生は真面目だし、芳先輩、花満先輩、丸ちゃん、皆キャラ濃いけど楽しい面々。阿久津は絶対に来るよな…でもいつになったら…と思ってたら、そう来たか。次作も楽しみ♪
5投稿日: 2014.04.20
powered by ブクログ電子書籍が安くなってたので購入。 歌舞伎が大好きな高校生が、歌舞伎部(歌舞伎愛好会)を作るために奔走します。 残念ながら、軽い文体に馴染むことが出来ず、あまり楽しむことができませんでした。
0投稿日: 2014.02.20凄く面白い!!!
歌舞伎が好きで好きでたまらない男子高校生の黒悟君は親友のとんぼ君と同好会を作ろうと学内で奔走する所から始まります。 ストレートに情熱が伝わって来てスピード感があり爽やかに読み進める事が出来ました。 何より黒悟ととんぼの信頼関係が気持ち良いです。最初は嫌がる生徒たちが歌舞伎をやってみたいと思わせるまでの黒悟たちのひたむきな努力も凄く面白いです。 最後まであっというまに読みました。 最後まで驚かせて楽しませて貰えました。 次も即買いしたくなること請け合いです(^^) 実際買っちゃいました(^^;
4投稿日: 2014.02.18
powered by ブクログ歌舞伎がもともと好きで、最近この作者さんいいなーと思っていたので思わず手に取りました。書体が途中で変わるのがちょっと苦手なんだけども、テンポよくさくさく読めるし続きも楽しみ。何より歌舞伎を題材にしてくれてるって点で私的に高得点。
0投稿日: 2014.02.10
powered by ブクログKindle角川文庫70%オフで買った。「で、歌舞伎ってなんですか?」「江戸っ子たちが、めちゃハマったライブ。 ラブあり、不倫あり、女装男子あり」って始まる…!
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ歌舞伎好きの高校生が高校で「歌舞伎同好会」を立ち上げるお話。 部員集めから場所の確保など苦労の連続だけど、個性的なメンバーが次々集まり、幾多の苦難を乗り越えていく・・・・。 最近「ぴんとこな」って高校生の歌舞伎役者のドラマをやってたけど それで扱ってた演目とだいたい同じ。「三人吉三」とか。歌舞伎のこともなんとなくわかって面白かった。現在2巻まで発売中。
0投稿日: 2014.01.12きっと、カブキを好きになる。
好きなことに打ち込むのが部活。それなら、大好きな歌舞伎に打ち込みたい。カブキブがないのなら、新しい部を作ろうと、主人公は奮闘する。 ひたむきな主人公が個性的な同級生や先輩、後輩たちと協力しあい、登場人物みんなが着実に成長していく。成長が止まった大人としては、とてもまぶしくて、くらくらしてしまう。 随所にわかりやすく歌舞伎の魅力が語られ、歌舞伎を知らない中高生はもちろん、歌舞伎大好きの大人まで気持よく楽しめるエンターティメントです。カブキブの設立なるかどうか。カブキブの初公演成功なるかどうか。ページをめくる手ももどかしく、一気にラストまで読み進んだのですが…。 見事なラストでした。 ほぼちゃんと完結しているけれど、そのラストの先はどうなったのと、即効、2巻が読みたくなります。
4投稿日: 2013.12.30
powered by ブクログ歌舞伎が好きだから、部活で歌舞伎部を作りたい。 研究するのではなく、実際に自分達でやってみたい。 というところがなかなか斬新。 実際、一つの高校にこんなに多才な高校生が集まっているものかと、少々ツッコミたくはなるが、主人公クロのややウザいけれど憎めない熱血さがストーリーに勢いをつけている。
0投稿日: 2013.12.15歌舞伎を知らなくても楽しめる・・・
歌舞伎大好きなクロが、カブキ部を作ろう&演じようと走り回ってます。 話も歌舞伎を知らなくても楽しめる内容ながら、なんといっても、個性的な登場人物が魅力的です! クロは可愛いし、トンボは破壊力抜群だし、芳先輩は格好良いし、花ちゃんはお茶目だし、丸ちゃん良い仕事!!他にも他にも・・・ つい、歌舞伎についてもっと知りたくなる・・・続きが楽しみです!
1投稿日: 2013.12.03
powered by ブクログ正直ちょっぴりテンションの高さについていきかねる部分もあるのだが・・・ とにかく青春っていいねえ(笑) 歌舞伎って随分昔にちょっぴり見たぐらい。 また、見てみるのもいいかな。 1巻はちょっと混沌とした感じ。 2巻目以降にさらに期待。
0投稿日: 2013.11.30
powered by ブクログとにかく、高校生たちが一生懸命なのが可愛くて応援したくなる。 好きなことに一生懸命。 自分の事に一生懸命。 誰かのために一生懸命。 どれも、まぶしいくらいの青春だ。 猪突猛進な部分もあるのがまた可愛らしく微笑ましい。 読みやすい文体で、サラサラと物語は進んでいく。 歌舞伎という、一見とっつきにくいテーマなのに、読んでみるとあら不思議、うん、これはただの青春ブカツ小説だ。 歌舞伎については最低限必要な説明を、必要な箇所で入れてくるくらいだから、それほど難しく感じない。 (ただし、歌舞伎の台詞はそのままではやっぱり、意味がさっぱりだ) 歌舞伎、見に行けばもっと理解が深まるかなあ… 思わずそんなことを思わせるのだから、良い歌舞伎の啓蒙にもなっているのかも。
0投稿日: 2013.11.27
powered by ブクログこれも表紙買いである。イシノアヤの絵で買った訳だが、超面白い。部活で歌舞伎をしようと考える高校生っていうのもスゴいが、周りのキャラも個性的な面々ばかりだ。この巻では人物紹介、カブキ同好会のメンツを集めて初舞台へと進むまでである。今後が気になる。
0投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログ歌舞伎大好き少年が、歌舞伎同好会を立ち上げるお話し。歌舞伎でのセリフを暗記している主人公、来栖黒悟もすごいけれど、彼が集めたメンバーはもっとすごい。 クロの親友でパソコンの達人、村瀬とんぼ、 演劇部のスター、浅葱芳、 日本舞踊の名取でおネエの丹羽花満、 伝説のコスプレ衣装製作家、蛇の目丸子、 そして、終盤になって加わった、梨園の血を引くが、中二病こじらせまくりかまってちゃん、阿久津新。 一介の高校にこんなすごいキャラ、いない!!でも、どんどんひきこまれてしまう。 クロが何とか集めたこのメンバーで行う初めての演目が「三人吉三」 勉強になる。お嬢、お坊、和尚、三人の吉三が、夜鷹のおとせから奪った百両を、さらに奪い合う。 「そんなら百両(これ)をここに賭け」「虫拳ならぬ」「命のやりとり」 かっこいいなあ。「こいつァ春から縁起がいいわえ」って超有名なセリフ、お嬢吉三のセリフだったのね。勉強になるう。 今日が、第二巻の発売日。早く読みたい。
9投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログ高校部活モノって楽しくていい。個性的なメンバーがだんだんと集まってくる過程、メンバーみんなが自分の得意な分野で個性を発揮しながら、ひとつのものをイベントに向けて作り上げていく過程の高揚が、ハイティーンだったころの興奮を思い出させる。しかし、本書の場合、とりあげた「カブキ」という題材に強烈な魅力があることがなんといっても大きい。それに取り組む主人公たちのきわめて軽いノリも高校生らしくていい。最後はとんでもない「ヒキ」を残して終わった一巻なので、次も読まないとしかたがないね(笑)
1投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ歌舞伎大好き高校生が、カブキ部を創ろうと大奮闘するストーリー。まだまだ物語は始まったばかりだけど、面白いです。ワクワクする。 早く続きを、プリーズ!!! 青春学園モノであり、歌舞伎のシロウトにうってつけの手引きにもなっています。 榎田センセは毎回1ページ目から引きこむのが上手いですね。こういうのが「型破り」? 最もすごいのは、キャラ立ちです。弱小同好会とはいえ、登場人物はそれなりにいるんですが、全員ものすごくはっきりした特徴があって、見分けがつきやすく、読むのに楽チンでした。 主人公の歌舞伎オタクでお祖父ちゃん子のクロ。 その幼馴染みで隣に住んでるトンボ。 超カッコイイ演劇部のスター、芳先輩。 意外な素顔の持ち主の花満先輩。 自虐キャラだけどコスプレイヤーからは神的存在の丸ちゃん。 梨園の血を引くちょっと厨二のイオフィエル阿久津ww そして、ホンモノの梨園の御曹司、蛯原仁。 遠見先生も、その父親込みでキャラが濃いです。イイ人そう。 個性的な登場人物が、生き生きと動き回って、歌舞伎に対する情熱がどんどんふくらんでくるのが伝わってきます。冷めてないで、何かに熱くなって夢中になってる話って、シンプルに楽しいです。 最後の最後まで読むのが止められませんでした。 お気に入りのキャラは、やっぱりめちゃカッコイイ芳様です!目がハートになりました。
1投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
個性的なメンバーが集まって歌舞伎部(同好会)結成!ご都合主義的にメンバーが集まりうまく行き過ぎ感はあるけれど、さくさくっと読めて会話もいかにもありそうで面白かった。続きが楽しみです!
0投稿日: 2013.10.02これ大好き!
これは歌舞伎好きの高校生の熱血部活動ドラマ。 部活で歌舞伎なんてありえないでしょう?大がかりすぎでしょう?見た目も頭脳も平凡な目立つところのない主人公の歌舞伎好きの真っ直ぐな気持ちにあおられて、少数精鋭の仲間が集まった。1つの高校に天才級の才能が隠れているなんて、都合よすぎるけれど、気にならないほどにテンポよく読まされてしまう。表現力の豊かな作家さんである。天才も評価される場がなくては、非凡と同じ。「好きだ」という気持ちが才能ならば、平凡な主人公もまちがいなく天才なのだろう。才能ある者たちを見つけて、粘って同意させて発表する場を作り上げたのだから。とはいえ、この1冊ではまだ、初舞台の幕が空いたばかり。成否のほどは次巻に続きます。
4投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログカブキブ?何ソレ?あ、イシノアヤさんの絵だ。あらすじ読んだら面白そう!ぐらいのノリで買ってしまい、結果、こんなに続きが気になった作品は久々だ!! はよう二巻!!あのラストは卑怯だ、気になって気になって仕方ない!
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログお祖父ちゃんの影響で歌舞伎が大好きな高校生・黒須が、学校に歌舞伎部をつくりたいと奮闘する話の1巻。 歌舞伎用語がわからない先生や友だちに黒須が解説しているので、歌舞伎用語を理解することもできます。 学校の芸術鑑賞で歌舞伎を見に行くなら、読ませてもいい本。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初のうちは割と淡々と読んでいたのだけれど、後半になるとすっかり惹きこまれて、終盤では正に手に汗握る状態だった。 高校生が現代的な感覚で歌舞伎の魅力を語ると、だんだんなんかカッコいいかもと思えてくる。 そして自分が意外に歌舞伎の長台詞やスジを知ってることに驚いた。 何気なく使っている言葉にも、歌舞伎由来のものが多くあるのね。 あと主人公のおじいちゃんの言葉が、どれも心から共感できるもので大好き。 続き出るの楽しみだな。 つか最後のイオフィエルかっこよすぎでしょ。 それまでのかっこ悪さを払拭して余りあるかっこよさ。 惚れちまうかと思ったわ。
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログ歌舞伎は伝統芸能で、高尚で、難しい……みたいな印象があるけれど、今でいうならライブで、ラブあり、不倫あり、戦隊ヒーローで泥棒で、そんな舞台を自分たちでやってみたい、歌舞伎が好きっ!という少年が、高校で同好会を始めようと仲間たちを集めていく、正しい部活小説。 今回、「ここで終わりかっ!?」というところで区切りなので、早く続きが読みたいです。
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ1ページ目から引き込まれること請け合いじゃないの!で、意表を突く次のページ!んでんで、また更なる仕掛けにやられたわァ。榎田センセを信じて間違いなし!だわ。「自分のやりたい事の部活が無くて、新たに作ろうと悪戦苦闘する高校生の青春小説」というテンプレートなストーリーを、ここまで斬新且つ新鮮に組み立てられるのはさすがです!否応無く次感を渇望させる最後の引き方、次まだなの~?じれったい。早く早く~。
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
帯に引かれて、前回のような失敗がないよう少し本文読んで、買うのを即決意した一冊 買って正解だった♪ 面白い、これ! 元々歌舞伎はいつか観てみたいくらいのレベルの低〜い興味はあるものの、音楽の授業でビデオを一度観ただけなので、知識も全くない私でも楽しめた 花満先輩はまさかの性格だったけど、登場人物それぞれ個性的で、それぞれに面白いし クロと芳先輩が特に好き 文体も結構好きで、表現の方法が好き くすっと笑っちゃうんだよね あと歌舞伎関連の説明も分かり易く砕いてあって、読んでて嫌にならない 文章だけでは伝わりにくい表現も文字の太さやフォントで表現してあって、それも表現方法として面白いなと思う(この作風だからこそ、すんなり受け入れられるだけかもしれないけど) クロの歌舞伎に対する思いの強さもいいけど、彼なりの歌舞伎の楽しみたい、楽しんでもらいたいという気持ちがいいなって思った 何よりも彼が楽しんでるからこっちまで楽しくなっちゃう 勘三郎さんの活動の一つを高校生レベルにするとこうなるのかな?とか漠然と思いながら・・・勘三郎さんや勘九郎さん等、実在する人物の名前が普通に出てくるから、一層リアルというか身近な感じがした 大事なところで体調を崩したクロも心配だけど、まさかの助っ人の舞台での立ち振る舞いも気になるところ 早く続き出ないかな!
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログすっっっっっごく面白かった!正直歌舞伎にはそこまで興味なかったけど、見てみたいなと思えた高2の夏でした。 文章がキリが良くて読みやすいし、時々面白いところも、歌舞伎の解説が面白いのもとっても素敵でした! 二巻が楽しみです!
0投稿日: 2013.08.29
