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関西弁講義
関西弁講義
山下好孝/講談社
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総合評価

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    科学的に関西弁を解き明かした一冊。 言語の歴史、文法構造、音声学等から大真面目に関西弁を分析している。関西人は読んでみるとよい。 関西人(大阪・京都)の私だからこそスラスラと何の抵抗もなく読めたが、関西人以外の人からすると意味不明なところもあるだろう。著者も述べるように、やはり関西弁は外国語であると改めて感じた。 「文末表現では『じゃん』が一番関西では評判が悪いと思う」 これはほんまにそう。逆に東京で関西弁乱用して評判悪くなるんやろか。

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    投稿日: 2021.04.24
  • なかなかええ本やで

    いろいろ目からうろこなところもあるし、めっちゃ楽しかったで。おすすめの本や。

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    投稿日: 2014.05.29
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    最高。 よくあるネタ本かと思ったら、ちゃんと日本語学やっててびっくりした。いや、なめてたわけやなくて関西弁がトピックスになるとコンビニの500円本みたいなんをどうしても想定してまうので。 語彙からアクセントから本格的に分かりやすくまとめられた良書。

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    投稿日: 2014.04.28
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    これほど見事に、関西弁を科学的に説明するとは… エセ関西弁を操る人には、ぜひ読んで欲しい。 でも、そういう人には書いてある内容がわからへんかも…

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    投稿日: 2013.11.30
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    関西弁をきちんと学術的に解きほぐしている良書。 関西弁の文法構造もイントネーションもこれでこれ1冊でばっちり(笑)。 標準語の動詞「ある」の否定形は形容詞の「ない」だが、関西弁では「あらへん」というのは笑った(p.84)。まったくもってその通り! ただ、所有を表す助詞「の」が省略される(p.108)というのはどうだろうか。筆者は「わたしとこ」「ほかとこ」などの例をあげているが、実際には「わたしンとこ」「ほかンとこ」と発音していると思うのだが…。そういった意味では「の」(no)の”o”だけが省略されているのではないだろうか。 いずれにせよ、関西弁ネイティブも非ネイティブも楽しんで学べることがと思う。

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    投稿日: 2013.09.06