盛田さんのスピーチには、まさに失われたソニースピリッツがたくさん詰まっており、「人としてのソニー」が何であったのか、を垣間見ることができる。

ビジネス書としても読めますが、本来はイケる英語や英文を学びましょうって言う本です。 どちらも興味ある方は一石二鳥なので是非どうぞ。

残念ながら電子書籍版は音声や映像なしです。 この本に関しては普通に買った方が良いかな

いまこれだけのメッセージを世界に発信出来る人が、ソニーに関わらず日本企業にどれだけいるのか？ 偉大な功績を残した先人から学ぶことはあまりにも多すぎるな、と感じた。

この本の大部分は，以下の3ページ1セットで構成されています． 　・1ページ目に比較的短めの英文スピーチ（多くても3パラグラフ）， 　・2ページ目に重要な英単語（Words & Phrases）数個， 　・3ページ目に日本語訳 　　　※2ページ目はない場合もあります． 内容の良さもさることながら，使い方によっては最高の英語教材になると思います． たとえば電車で通勤・通学している方は，毎朝１つ，この英文スピーチを読む（暗記するくらいのつもりで）． 61個のスピーチがあるので，週5日，1日1個のペースで進めると3カ月かかる計算になります． （ちなみに今日が11月2日なので，たとえば大学受験生が今日からこれを始めれば，国立大学の2次試験にも間に合います） 1日あたりの負荷は低めで，3カ月という比較的短期間で達成可能な目標． 教材として秀逸ではないでしょうか． 私は今そういう使い方をしています（まだ最後まで到達していません）． これはと思うフレーズは多くありますが，ここに1つだけ紹介しようと思います． Nothing can be done with good leader alone. 　－ 素晴らしいリーダーであっても，１人では何も達成できません． ただ，電子書籍版は紙の書籍と違って音声CDがついていません． その点を考慮して，星4つとしました．

日本の成長期の経営者の考えが垣間見れて楽しかったです。 スピーチの中で、当時の金融工学へ警鐘を鳴らしたり、日本の問題点を指摘したりとメッセージ性が非常に強いと感じられました。 英語が続くだけかと思いましたが、最後にちょっとした裏話もあり盛田氏のスピーチに対する姿勢など参考になるなと感じました。