
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ひばりの朝 1 上手な絵にきれいな表紙。それにだまされて集まって来るものを刺すとても悪意に満ちた恐いマンガです。 ひばりという14歳の少女を巡る、そのまわりのひとたちの思惑と、少女の痛いまでの孤独。 親戚の男、恋人、友人、同級生、先生、そして父と母。 小説家で言うと吉田修一が近いかもしれません。みんなが少しずつ苛ついていて、それでいてクールで、悪意に満ちている。 ひばりはただの引っ込み思案の少女なのか?それとも、見た目通りの淫乱な娘なのか? 答えは明確には描かれませんが、どちらにしてもひばりの痛さだけはひしひしと伝わって来ます。 竹蔵
2投稿日: 2025.10.19
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ひばりの周りの人々の話。 展開の仕方が面白いなぁ。 富子のコンプレックスとか相川の「キミの何を知っていればキミをスキでいてもいいの」とか、ところどころ刺してくるの、さすがだなぁと思う。 私もひばりは嫌いなタイプだなと思ってたけど、最後やっぱそうでもないのかなと思い始めた。 私も見えてないんだな。
0投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログ一人の不幸な少女を中心として人間の愚かさや悲しみが描かれる。話毎に主観になる人が変わるんだけど、皆苦しんでて、周りのことも傷つけていく。 ヒバリも、何も分からないようでいて、深い絶望を感じていることに、驚くと同時にかわいそうになる。
0投稿日: 2021.08.29
powered by ブクログうーーーわーーーー!!!すげー衝撃受けた。物凄いパワーのある作品だ、これは。あとがきでも言っていたが、確かに作者の怒りが伝わってきた。 世の中って理不尽なことばっかりだ。努力したってどうにもならないことがある。人間なんて汚いもんだよ。そんでしょうがないから息を止めて生きていくのね。 ひばりの人生が壮絶だ。大きな事件があるというわけではなくて。母親からは大事にされず(だから自己肯定感が低くおどおどする。父親からは性的虐待まがいのことをされ、周りからは年の割に発達した身体のせいで疎外される。それが一層周りから浮き、イラつかせる原因となる。 「私は見下されるために生きていく」そう言う教師の言葉が印象に残った。教室は世界の全てではない、人間は敵味方だけではない、綺麗と汚い以外のものごともある、生と死以外の選択肢もある、大人と子供以外の人間もいる、そんなことは誰もきっとあなたたちには教えてくれません わたしも きっと誰にも救えないから 学生時代って、視野が狭いんだよね。当たり前だけどさ。でも周りの世界が全てだと思ってしまうのよ。そのことはもっと広い世界を経験してみないとわからないし、子供で広い世界を経験するなんてことは難しい。難儀だなあ…生きるって。
2投稿日: 2016.12.12
powered by ブクログ漫画家って絵がうまいだけじゃなれないな って実感する。そういう作品だわ。 ストーリーや展開力とか 人間観察とか心の機微とか洞察力とか どんどん拡がっていくわ~ 感心するくらい ところで、題名が「ひばり」なの? それがわかるのにtalk.5までかかった
1投稿日: 2016.09.13
powered by ブクログ全2巻 異性から性的な目で見られ続ける14歳の少女の話。同性からの嫉妬も多く、読んでいて悲しくなる。善意があっても人は人を救えないし救わないのだ
0投稿日: 2016.07.06
powered by ブクログよくわかんない…… 中学生なんだけど、本人無自覚(ちょっとバカ?)なのにやけに色気だけはあって、でも実は内気で周りから浮いちゃってる子がなんとなく主人公なんだけど、なんだかよくわからなかった。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ何故か死蔵していたのを発掘。 理由みたいな、周囲から語られるひばりという女の子の話、は、ひばり本人の視点を以て反転し、別に反転したわけじゃないけど、 つむじ風のような、 たつまきのような、 真空の中に、 実体が現れ、 続く。 やっぱヤマシタさんの漫画は面白い!!!!
0投稿日: 2015.08.02
powered by ブクログ皆死ねって思っても全員殺してまわれないからだからなんか あって思ったんだけど それって たとえば あたしが死んだら全員消しちゃったのとおんなじことになんないかなって
0投稿日: 2015.06.13
powered by ブクログ主人公がこんなに謎めいて恐いと思ったのは初めてかもしれません。読みながら不安になり恐怖を覚えながら共感をして、読み終わった後のこのぞくぞくした感じ。すっかりまた虜になりました。個人的には3話が本当にヤマシタ全開だなあと思ったり。こういう女性の描写が本当にお上手で‥どこもかしこも名言だなあと。ヤマシタ作品でこんなに読み終わった後もやもやしたのは初めてかもしれません、ひばりとその周りの人々がこれからどうなるのか、本当に気になるばかり。周りの人々と読者がひばりの不思議な魅力にはまっていくお話。
0投稿日: 2015.01.15女の嫌なトコ、描いちゃいましたシリーズ(3)
勝手にシリーズでお届けします。 なんか、嫌な女しか出てこない感じがするが…ひばりの同学年の娘(名前忘れた)は論外として、富子も実際にいたら嫌な感じかも。でも、だからこそ生々しくて面白い。人にお勧めはしづらけど…
0投稿日: 2013.12.10
powered by ブクログひばり14才の少女。成熟した体。年に合わない妖しい色気。 その存在の違和感は見る者の心を無闇に掻き乱し、欲望を、苛立たしさを掻き立てる。 ひばりに関わる人たちの群像劇です。 ひばりは異質な存在です。だから目立つし、イジメられる。 退屈な日常をまぎらわす下衆なネタにされる。 彼女の本質がどうかなんて関係ないのです。 人は見たいものしか見ないからです。 なかなか面白かったです。2巻購入も検討中。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログヤマシタトモコさんは『Love, Hate, Love』で知りました。 年齢に似合わず女性らしい体つきを持ち、男性は下心を見せつけてくるし、同性である女性は敵意を向けてくる。実の母親ですら「あの子はわたしと似て~」と、敵意をほのめかす。 ひとり。ひとりぼっちの、ひばり。 暗くて、じわじわと浸食してくる薄暗さに身震いするけれど、でも、現実も同じようなもの。漫画だからこそこのくらいのダーティさで済んでいるのかもしれない。目をそらしてはいけない。 これはもしかしたら警告であり啓蒙であり哀しみでもあるかもしれないから。
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ年齢に似合わず、妙にえろい外見を持て余している中学生のひばりちゃん。母親さえも彼女をそういう目で見てどこか敵視している。身体つきや雰囲気が成熟しているからって、そこまで過敏に決めつけられるものだろうか…? すごく、もやぁっとする。ひばりは完全にひとりぼっちなのか… 美知花みたいな子はどこにでもいるような…巧妙に悪意を隠して近づいてくる。。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ書店の試し読みで読んだ時の、あの言い様のない感情が消えない。自分の中の、あらゆるマイナスの感情を突如目の前に露わにされたような、足元の平衡を一気に打ち払われたような。でも、必ず読み通さなければならないと思ったのだ。
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログひばりは内気で不器用な少し大人びた見た目の中学生。周りの色んな人の視点から見るひばりを描かれる物語。なんというか、読んでいて胸が軋みます。確かに、世の中ってこんなですよね。合わない方は読むと不快感を感じるかもしれません。
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある女の子を巡る物語。 ただ、その子は“普通”とは周囲から見られていない、それだけのことなのだが・・・。 出てくる人物は「ひばり」以外、単純に言えば偽善者であり、自分勝手。 「ひばり」が発信するSOSに、誰か気付いて欲しい…。 セリフ一言一言が、胸に突き刺さって、抜けない。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログ救いを感じられない内容なので他の人には勧めにくいと思います。主人公は悪くない…生まれてきた環境が悪いのか苦しいです。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログこれまでの作品が結構すきなのでなんとなく買ってみたんだけど んー…なんかひばりが女じゃなくてただのぽっちゃりにしか見えないのでなんとも共感できない それにしても、相変わらず不快感のある話多いね
0投稿日: 2013.05.30
powered by ブクログ浅野いにおと方向的には一緒のはずなのに この受け付けない感はなんだろ…。 より“女”だから?エグイす。 でも確かにこういう女いるんだよ。
0投稿日: 2013.05.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
話が少し難しいのと話の流れがあちこち飛んでて 頭着いて行かなくなる まぁ、視点変わってるから仕方ないよね
0投稿日: 2013.04.07
powered by ブクログ続きが読みたすぎる。 人の心の弱いところとか暗いところに ぐいぐいはいってくる感じ。 痛いところ、ピンポイントで突かれた。
1投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログひばりちゃんが主人公だけど、いろんな登場人物の目線によって書かれているマンガ。 今のところ共感できる登場人物がでてこないので、まだまだ様子をうかがっている次第です!
0投稿日: 2013.02.24
powered by ブクログ読み終えた後はずっしりと重い気持ちになる。個人的には富子に共感できるところが多かったけれど、どの登場人物にも感情移入できて本当に面白かった。
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログどこにも自分を置けるひとがいなくて楽だったけど、気づいてしまうふとしたきっかけフレーズに「あああるな」と思った。ひばりメインはちょっとしんどい。性表現がいまくらいでとどまってくれるといいな。
0投稿日: 2013.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう漫画というより文学を読んでいるような気になった。このあと日波里はどんな風に成長していくのか次巻を読むのが怖いような気もする。。。
0投稿日: 2013.01.25
powered by ブクログ表紙に惹かれて読んだら意外と重い内容。 なんともいえない歪んだ感じはちょっと好き。 続きが気になる。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ表紙絵がかわかみじゅんこのようで 好きな絵だったので購入。 中の絵は想像とは違ったけど、 何も考えずに手にした割に内容がとても良かった。辻先生が好きです。 買って良かった!
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログ富子に大共感。おんなのこへのコンプレックス。 ヤマシタトモコはいろんな人間リアルに描くのが上手いなー。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
年末のバタバタしている時に何と無く買った本。 あらすじだけ見て、それが面白いかどうかわからないまま買った本は個人的にはかなり珍しいです。 煽りには「値段のついてる『おんなのこ』 ……あたしとは違ういきもの」と書いてあったので、どんな問題作なのかと思ったんですが、思ったよりはドロドロしてなかったです。 むしろ、別の意味でドロドロしてました。 主人公の日波里は、14歳という年齢よりもとても肉感的な体つきで、そのことから日波里自身が何もしていなくても。 女からは敵意を向けられ、男からは性的な目で見られてしまう。 そんな日波里を取り巻く人々の独白で綴られる話。 嫉妬も思い込みも憎しみも。 何もかもが赤裸々にかつエゴイスティックに語られます。 だって独白ですものね。 初・ヤマシタトモコ作品だったんですが、こういう話を書くのか、と思いました。 悪くはないと思うので、最後まで読み続けてみようと思います。
0投稿日: 2013.01.10
powered by ブクログへへへ、ヤマシタトモコに描いてほしかったのってこういう漫画だったわ・・・って読みながらニヤっとしました。絵柄に力があって生命力強そうな美しさがありながら、血の気の薄そーな人たちがなんとも同情し切れなくてヨイ。しかし放っておけない。 被害者はまた加害者でもあるのだ、逆もまた然り。救いよう無いね!でも皆そんなに気にしてないね!
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログいつでも痛いほどの現実味を感じる ヤマシタトモコさんの新作。 ひとつの事実には、関わった人の数だけ解釈があって、 どれも正しくどれも絶対ではない。 その、何だか頼りない感覚がリアルに押し寄せてきます。 今後が楽しみなような不安なような。
0投稿日: 2012.12.28
powered by ブクログうわっ、て感じ。やられました。 今自分が本屋にいないことがもどかしい。ヤマシタトモコの作品をもっと読みたい。 久々に心抉られるような感覚になってちょっと興奮してます(笑) たぶんこの人大好きな作家さんになるんじゃないかなあ(^^)
0投稿日: 2012.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の彼女、富子と、主人公の親友が好きだ。 かっこいい女、でもオンナノコになりたいし可愛いと思われたいところがすき。 そして、親友くんの馬鹿にした態度とか強がりとか好き。
0投稿日: 2012.11.09
powered by ブクログ願ってもないのに女扱いされるのは辛い。傷つく。 それを見て嫉妬する女は嫌い。 人に無関心なのも嫌。 何より、自分を嫌いで、好きになろうと努力しない奴が嫌い。 そんな、私の嫌いなものが見事に詰まった一冊。 それが今後、どう変わるのか。 誰が変わるのか。 誰が変えるのか。 どん底で始まったからこそ、 今後の展開に期待大。
0投稿日: 2012.11.06
powered by ブクログ肉体的に成熟、中身は年相応の14歳の女の子が主人公の話。外見のせいで性的な目で見られたり、同性からは嫉妬されたり…。一見、どこにでもある既視感の強い世界。だから読者はある意味、「予習」をしている。舞台が学校という閉塞感も、である。情念が渦巻いているからに、必然的に暗くて重たいし、読後感は正直よくない。よくもこういう題材を扱おう(真っ向から挑もうと)と思ったなあと感心してしまう。ヤマシタさんはいろんな女性を描くけれど、これまた新しいジャンル。展開が読めないし、タイトルの「朝」に込められた意味も知りたい。
1投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ先生だけがたぶん正しいし、よく目が見えている、んだよね? あと、ちょっと怖い、けど、時系列がぐらんぐらんしてるところがまた良くて、でも怖い。次は動くのかな? 動かれるのも怖そうだが動かないと先がない。次を怖がりながら待つことにする。
0投稿日: 2012.10.15
powered by ブクログとんとん拍子で進んでゆく物語に惹かれる。あまりにも脆くてつついてしまったらパリンと壊れそうだけど、どこかしっかり自分を持ってるようなマンガ。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わたしがわるいんです…ってまっすぐ言えちゃうくらいには、本当は擦れてない無知な子なのかなと思った。 まわりが面白半分で歪めてるだけで。 それよりも女を全面的に押し出してる感じの母親がなんだか気持ち悪い。 父親も怖いし不気味だし。 クラスメイトの女も適当な優しげな言葉で日波里に近づいて陰で馬鹿にしてるのがリアルで嫌だ。 いろんな視点で繋がっていったけど、この先どうなるんだろう?
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読後感はとても良いものではない。 現実にありえることで、読んでいて苦しい。 ヤマシタ先生の描かれる女性の暗い部分というか、 ドロドロしたものは恐いけど、 現実味がある。 ひばりがどういう人物なのかまだまだわからないので、 これからどう物語が動いていくのかが気になります。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログなんか、苦しい。読んでて辛くなるマンガってそんな無いよね。すごい作品になりそうな雰囲気はある。これからどうなるかに期待。 ただ、賛否両論だよなと思ったのと、やっぱり読んでて辛かったので星は三つにさせていただいた。面白くないってわけじゃないんだけど・・・なんか痛くって。みんな辛いな。馬鹿男以外は。
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ怖い。 性犯罪の加害者とかマジで二葉亭四迷(※オブラート)と思うが 世間の、被害者に対する「てめえが悪いんだろカス被害者ぶってんじゃねえよ」って空気、 そっちも別の意味でめちゃくちゃ怖い。 人を見てるようで全然見てない、自分ばっか見てる。 笑ってるのに目が笑ってない。 人間不信になりそうな漫画だけどそれが非現実的と思えないところが非常に厄介。 で、続きはいつ発売なの。
4投稿日: 2012.09.21
powered by ブクログ日常的にある結構重度の残酷を、よくも書く。 ひどいことに、「あー、あるある」と軽く言ってしまう。 すごい。 多少、通り魔に刺された気分が残る読後。 二巻のラスト、は読者へ二択を投げたのか、そのつもりは作者にはないのかわからないが、、わたしは残酷な方を思った。
1投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログヤマシタトモコはアホな話も好きだけど、やっぱりこういう人間のエゴが噛み合わない話というか、結局わかりあえない、みたいな話がむいてるんじゃないかと思ってしまう。 ただ、こういう内面がみえかくれする話というのは経験がないとわからないことが多いので、読者にはあんまり優しくないのかな、とも思う。 なんにせよ、今後に期待。
0投稿日: 2012.09.15
powered by ブクログフィーヤンを買ったとき気になったので最初から読んでみたくて購入。 あいかわらず本当に心理描写がすごい。ヤマシタ作品を知らない人にはちょっとおすすめできないけど、わたしは好きです。
0投稿日: 2012.09.11
powered by ブクログヤマシタトモコさん好きなんですが これは続きは・・・買わないかな。 たぶん自分に余裕がない時に読むと苦しくなっちゃう。 現実に疲れてるときにマンガの世界でまで疲れなくてもいいかなと。 女子の世界にはありがちな、男子の世界にもありがちな 勘違いと葛藤。 ・・・これだけで充分しんどいね(笑) 私はハッピーで気楽なマンガが好きです。
0投稿日: 2012.09.08
powered by ブクログヤマシタさん、女とオンナとおんな…とにかく女性が豊か。色んな、さまざまな、おんなのひとをかく。 続きが気になる。
0投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログ登場人物がみな不安だったり不満だったりを抱えていて、これから誰がどう爆発するのか、、、こっちまで不安!
1投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログヤマシタさんの本は色んなジャンルがあって面白いと思います。これもその一冊。面白かったです。 ただ、なんだかんだいっても中学生でも「普通の」女だなあ、と思います。 思ってしまうことは思ってしまうし、「それ」を 思った人がまたどう思うか、というのはやっぱり色々あるかと思います。 結論から行くと、疲れます。「そういう」ストーリーなんだから暗いのは当たり前で苛めっぽいのが曖昧なのもこの漫画のテイストだと思うのですが、女の思考をもう少しストレートに表されているというか。 漫画って疲れるものやっけ?と思って★数下げました。 面白くないわけではないのですが……
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログひばりが知り合いに似ていると聞いて読みました。 決して無個性ではないのにボヤッとしている佇まいや肉感的な体型が確かに似ているなー。
0投稿日: 2012.09.05
powered by ブクログ相変わらずモノローグがどへたくそで中学生のポエムのよう。非リアだといじめ描写にさえ説得力がないのか…。巨乳中学生ひばりが周りから浮いちゃってかっわいそーんみたいな話。しかしひばりが男から見ても女から見ても特にエロくも魅力的でもないキャラデなのが微妙。太くてムチムチな女に嫌悪感を持ちすぎ。そしてかわいい女子に嫌悪感を持ちすぎ。なぜヤマシタ漫画ではいわゆるモテ系のかわいい女の子は常に人の陰口を言う悪役的ポジションしか与えられないのか。
0投稿日: 2012.09.03
powered by ブクログ読み手の側頭部を金槌でブン殴ってくるような漫画 気持ち悪くなるくらいに面白い。多分、心に隙があったら、トイレに駆け込んでしまうレベル どう言う漫画なのか、は伏せざるを得ないが、この手の話じゃなく、ヤマシタ先生の漫画に対する耐性のない人間はキツい、と思う 絵なのか、台詞回しなのか、それとも、やはり、大元の内容なのか、判別できなかったが、いずれにしても・・・おぞましい 途中でページを捲る指を止めたいのに、本を開いている手を閉じたいのに、「もっと読ませる」と釘付けになっている眼球が脳味噌を支配して、それを阻んでいる感じがした イイ意味で『化け物』級の漫画家だよ、と他人に説明する、と思う、ヤマシタトモコ、と言う漫画家については 個人的にゾッときたのは、talk5・・・あえて、一つに絞らなきゃならないなら
1投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログ彼女は、ただ周りの子よりも色っぽい容姿をしていただけ。 ただ、それだけ。 それだけで、同級生も、教師も、家族も、彼女を取り巻く子供も大人も男も女も、彼女に特別な感情を抱く。 彼女は、誰も知らないところで苦しんでいるように見える。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログわたしは長身細身の女のひとが女から羨まれるものだと思っていたのだけど、本人はそうは思っていないのかもしれない。
0投稿日: 2012.09.02
powered by ブクログガリで背が高くて髪は短くてどちらかというと男顔なので、オトコノコみたいと言われることがよくある。可愛いは作れない、と思っている。今の自分でも別に不満はないけど不安はある。 ひばりのことは好きだ。それはひばりの心を知っているから。もし彼女の心を知らなければ、私も彼女のことを嫌いになっていたかもしれない。
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクログバイトとか就活とかで落ちに落ちまくってた時に、期待して期待してやっと発売日に書店に駆け込んで手にした割に、内容がすごく生々しくて辛くて涙した。 「好きなマンガ家さんの新刊を読んでるのに、ちっとも頭に入らない。もう辛い」 とか言って、めそめそしながら読んだ。 でも、最初意味がわからないと思っていた登場人物達の言動も、読み進めるうちに、「あ。ここがこうなるのか!」と、糸がするする解けていくように分かっていって、何度も読み返してしまった。 今後ひばりちゃんがどうなるのか、周りの人達はどうなるのか、また期待しながら待つ毎日です。
0投稿日: 2012.08.30
powered by ブクログすごいの一言。 なんというか、人間のドロドロした所が色々なキャラクターからの視点で描かれています。 でも、それが気持ちいいと不謹慎にも思っちゃうキャラクターが、読んでいくうちに不思議と愛おしくなっちゃいます。 続きもすごく気になる作品でした。
0投稿日: 2012.08.26
powered by ブクログ毒だらけの絶品。まさに怪作。 まだ1巻目なので★は4つにしておいたけれど 『きみが心に棲みついた』(天堂きりん)くらい、続きの気になる作品だ。 1ページ目からホラーの装い。 でも、ヘタなホラーなんかよりよっぽど怖い。 ゾクゾクした。 体温下がりましたとも。腹から冷えた。 八方ふさがりに腐って真っ暗なのに見せかけて けれど、小さな風穴はあいているのでは、という わずかな希望は 抱けなくは、なかったはず。 続きを心から待ち望む。 元から好きだったヤマシタトモコさんに 心底ホレなおした。 本当に絶品。 オススメ!!
0投稿日: 2012.08.25
powered by ブクログ読めば読むほどにどんどん気持ちが落ちてった。本人が意識せずとも周りによってどんどん作られていく。きっついなぁ…
0投稿日: 2012.08.23
powered by ブクログひばりを中心として周りの心境を描いていて上手いなぁと思いました。ひばり自体はまだそこまで目立ってないだけに何とも言えない心地になりました。 ただ、最後のひばりが語るシーンをみてすごい次巻が気になってしょうがなかったです。次巻が待ち遠しい
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログおもしろい。 この人はこんな漫画も描けるんだね。 目が離せないわー。 人物の噛み合わせがうまい。 心理描写もなかなか絶妙な表現。 心の闇とか、得体の知れない部分が身体の中を通り抜けていった。 ますます期待。
0投稿日: 2012.08.22
powered by ブクログ予想外。 に、おもしろくて、どうしようかと思った。 「HER」を超えるって、そんなこと言って大丈夫かなとおもったけどわたしのなかでは超えてしまったかも。
1投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログヤマシタトモコさんの続き物は初めて買いました。 買うつもりはなかったけど、本屋さんで見て衝動買い。 言葉や感情の動きがリアル。続きが気になる。
0投稿日: 2012.08.21
powered by ブクログ生々しく湿った空気。 こういう女の子、いたような気がするな、という気持とともに彼女をとりまく、リアルさと閉塞感にどんよりしました。誰もが芯がない、けれど彼らなりに何かしようとしている、しようとしている事にも気づいてない、できない、自分の今に苛立ってる、読んでいてじりじりする。 マンガでこういう題材を丁寧にけれどマンガらしく描くの本当に難しいと思うのですが、きちんと置いてくれる。すごいなあ。 個人的にヤマシタさんの絵が苦手です。それでも話、というか、人物の勢いと生々しさにどうしても惹かれる。読んでいて、いい気持はしないんですけどねぇ。この話どう落ちるのかなあ、
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うほう、生々しい…!! ヒバリは普通の女の子なんだけど、その女らしい肉肉しい見た目のせいで回りから勝手に異端として扱われちゃう。 本人そっちのけで、本人像が勝手に作り上げられてしまう。 そしてそれに気づいているのが担任の先生ただ一人…今のところ。 ヒバリととりまく人間たちの考察が生々しくて、ちょっと嫌な感じでそれがなんだか見ていて引き込まれる。
0投稿日: 2012.08.17
powered by ブクログ生々しい感情が沢山。ヤマシタトモコさんらしいなぁ。この手ので二巻以降も続くって珍しいような。続きが楽しみ!っ話では無いけど気になる。
0投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ体臭の湿った匂いしてきそう。ひばりに高い知能があれば、吉祥天女の小夜子になれた。いや、どちらがマシな人生なのかは、わからないけど。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログ女性向けの漫画らしく、様々な登場人物の感情の動きがすごい生々しく、説得力がある。ひばりに朝は来るのか。 濃密なのに、ヤマシタさんはどんどん作品作られてすごい。勝手に背が高くて男らしく見られてしまうのはヤマシタさんなのかなと思っています。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログヤマシタさんは名前をつけれないもやもやした感情を表現するのが得意だなーと思います。しかしこれは本当にもやもやします。後ろめたいな。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログこのブグログで人気があったから買ってみました・・・が、個人的にはとても残念な作品。 主人公として描かれた女の子は普通の女の子。周りの人たちが、勝手に女の子を異常にしていく・・・。 プラスにもマイナスにもならない話、嫌な感情しか生まれてきません。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「Love,Hate,Love」から入った私には「ドントクライ、ガール」に驚いたし、ここに来てまた、「BUTTER!!!」を描く人がこれを書いているのかと思うと、さらに驚く。 一番まともじゃないと思っていた先生が、一番まともだった。 「BUTTER!!!」のように「うわあああ続きが早く読みたい!」という興奮はないにせよ、出たら絶対買う。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログやばい。とりあえず第1巻は間違いなく傑作。14歳の女の子、日波里をめぐる悪意と憎悪、嫉妬、劣等感、その他あらゆる負の感情。彼女自身は何の働きかけもしない何の意図も持たないのに周囲にはどす黒いさざ波がたつ。 その中心にいる日波里の人物造形があまりにも秀逸すぎる。帯コピー「魔性か、凡庸か」の通り、凡庸を絵に描いたような、どちらかと言えばちょっと頭の弱い普通の女の子。にもかかわらず、周囲に立てる波風には魔性と呼ぶに十分すぎる説得力がある。魔性と凡庸という、一見相反する性質を一人の人物に完全に同居させることに成功している。この微妙なバランスを成立させられるあたり、ヤマシタトモコの面目躍如だと思う。 2巻以降話がどう展開していくのか全く見えないが、不安と期待とを抱いて待つしかない。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログまるで自分がこの世界に入り込んだような、 どこかでこんな女の子に会った気がする、でもどこかは思い出せない ヤマシタさんの新刊ということで楽しみにしていました 生々しい人間の思いとか悪意とか、どこかで会ったような女の子とか、好きな要素がぎゅっと詰まってました ちょうど!気になる所で1巻が終わりましたので続きを大人しく待とうと思います
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ読んでいて、良くも悪くも、心臓だか胃だか腸だか、内臓のどこかがギュッとしてしまいました 全てがわかるわけではないんですが、 いつかどこかであったような(実体験か目撃か何かしら) 生っぽい描写が好きなんだと思います 読んでいて『あー…』と思ったり声に出しちゃうなりしてドキドキしてしまいます 続きもののようですので、今後も楽しみです
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログモノローグの言葉の選びが、本当にリアルなタイミングで心のなかを覗いているかのような気にさせる。 でも、みんな死ね死ね言い過ぎて怖い。
0投稿日: 2012.08.14
powered by ブクログ重く、暗く、陰湿で、生臭い。 ヤマシタトモコさんの描く強い女の子が好きなのですが、これは無理。 続きは買いません。 今まで作家買いしてきた漫画家さんでしたが、今後は内容を確かめた上で購入を考えることにします。 昔の作風のほうが好きでした。
0投稿日: 2012.08.13
powered by ブクログ作者インタビューで描くときに気を付けることは「登場人物の長所に注目しない」みたいなことを言ってたのを見て、ようやくあの独特の読後感に合点がいった!! 私には男女間のあの独特な問題や感情は持ち合わせてないのか、あまりピンとは来なく、新たな世界観がただただ気持ち悪い。 バターをかいた人とは思えない・・・。多才ですね。 いったい何者なんだよ~!
0投稿日: 2012.08.12
powered by ブクログすごく懐かしいもやもや。 女は誰もが経験しているんじゃないかと思う小中学生・思春期のもやもや。恋愛に憧れて性的なものにも興味があるけどまだよくわかってなくででも性的なモノだと見られてる実感が出てくる______視線に淫らな快感と吐き気を催す嫌悪感と。 女として必要?自分に価値があるか測りたくなるとき。 私が悪いのか。付きまとう不快な視線をかわせないとき。 男扱いされて女の自分を燻らせている富子と女だと強烈に感じさせられて家でも学校でも安らかな時間が過ごせない中学生のひばり。 生々しいなぁ。 前者は虚しくかさかさにかわいて死んでいる気がするし、後者は腐ってねばねばして逃げられない重さに死んでしまいたい気持ち。 次の巻で友達と先生も変わるかな。 自分は先生タイプだから先生が変わっていくと読むの苦しいだろうな。長編でそれぞれのエピソードをじっくり描いて欲しい。凄く続きが楽しみだ。ドロドロドロ
0投稿日: 2012.08.11
powered by ブクログ女性の生まれながらの身体のいいも悪いも全部ひっさげて生きていく上で外の人と自分の中で紆余曲折しながらそれでも生きる場所はここしかない 思春期入っていきなり放り出された世界はどんどん変わっていくしそれを繰り返して大人になるけど大人になったとしてもそれは解決してもないし消滅したわけでもないのでそれはそれとしてありつづけることに他人は気づかない それは自分のことだけで精一杯だからであって知ってか知らずか(どっちでもいいんだけど)他人を傷つけていても自分を知ってほしい気づいてほしいっていう思いはいつまでも消えない とこのような感じを受けました。このお話をよんで。 おもしろいです。続きが早く読みたい
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログわりと普通に読めました。 モノローグですからね。 辻先生がけっこういい人だなと思いました。 ミチカちゃんみたいな子いますよね、時々。 ああ、わかるわかるみたいな。 完ちゃんは、あれですね。 何だかんだと言いながら、実は結構いい人だな。 ただちょっと人よりも器が小さいだけ。 そう思いました。 全体的に面白かったですね。 最後辺りからひばり自身のモノローグが入ってきたので2巻がどうなるのか楽しみです。
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログ登場人物の、心情の嫌なところも的確に描出されている感じ。あまり明るいところがなくて、でも、引きずり込まれて、読みふけってしまう。すごいなー…
0投稿日: 2012.08.10
powered by ブクログエグい。とにかくエグいの一言に尽きる。 各々の視点からみた事象に対する心の内が、非常に不愉快な生温かさでどろりとしてる。こういう部分って他人のものであれ自分のものであれ、見たい!とはならない。寧ろ見たくない。なのにそれを目の前に突きつけられて、うわぁ、っと思うはずです、そしてうわぁ辛い読みたくない、と思いながらも“どろり”の中に引きずりこまれますよ。 怖い一冊ですね、これは。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログこの人の漫画の登場人物は基本的に良い人というか、根っこはポジだと思っているけど(といっても09年より前のは読んだことがないけど)、このお話はみんな割と悪人だったり可哀想な人だったりな感じ。群像劇っぽいのも面白いし、どうなっていくのか楽しみ!
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログなんともドロリとしたお話。まさか2巻に続くような展開になると思わなかったな。同級生の男の子の今後が気になる。
0投稿日: 2012.08.09
powered by ブクログこりゃあすごいわ。いろんな思惑を持ったいろんな立ち位置の人の心の闇をぐりぐり抉っていくモノローグがエグい。心理描写のモザイクを組み合わさるように構成されたおはなし。この先一体どうなっていくんだろ。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログ[漫画] ひばりの朝 1巻:男性にとってはちょっとしたホラーかも http://orecen.com/manga/hibarinoasa01/
0投稿日: 2012.08.07
